JPH047820A - 光励起処理方法 - Google Patents

光励起処理方法

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Publication number
JPH047820A
JPH047820A JP2109585A JP10958590A JPH047820A JP H047820 A JPH047820 A JP H047820A JP 2109585 A JP2109585 A JP 2109585A JP 10958590 A JP10958590 A JP 10958590A JP H047820 A JPH047820 A JP H047820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
light
mirror
wavelength
optical pumping
Prior art date
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Pending
Application number
JP2109585A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Nara
安雄 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH047820A publication Critical patent/JPH047820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体製造プロセス等において用いられる光励起気相成
長(CVD)、光励起エツチング、リソグラフィ等の光
励起処理方法に関し。
光励起処理に必要な波長の強力な光を簡便に得ることを
目的とし。
1)処理に用いる光をガスの透過と鏡の反射を行わせた
後被処理基板に入射させ、該ガスの吸収特性と該鏡の反
射特性の光エネルギー依存性を利用して光励起処理に必
要な波長の光を選択して処理を行うように構成する。
2)前記ガスとして希ガス(tle、 Ne、 Ar、
 Kr、 Xe)を用いるように構成する。
3)前記ガスとして処理用ガスと希ガスの混合ガスを用
いるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体製造プロセス等において用いられる光励
起CVO,光励起エツチング、リソグラフィ等の光励起
処理方法に関する。
〔従来の技術〕
光を用いた半導体処理技術では、各処理に応じて効率の
高い波長領域が存在する。従来は水銀灯やレーザを光源
とする処理技術が主流であったため、光の波長を選択す
ることは不可能であった。
ところが、デバイスの微細化にともない、処理に使う原
料ガスの光吸収特性や高い励起状態の利用、あるいはり
ソグラフィの解像度の向上を目的として、シンクロトロ
ン放射光を用いる試みが近年増えてきた。
シンクロトロン放射光はX線から赤外線までの連続波長
を有するため、その中から所望の波長の光を取り出す必
要がある。
従来は、波長を選ぶための分光器として、グレーティン
グによる回折効果を利用するものや、多層膜鏡の干渉効
果を利用するものが用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の波長選択方法は1回折効率や反射率が十分でない
ため9強力な光が得られないないという欠点があった。
また2強力な光を得ようとすると装置が大がかりになる
等の問題があった。
本発明は光励起処理に必要な波長の強力な光を簡便に得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決は。
工)処理に用いる光をガスの透過と鏡の反射を行わせた
後被処理基板に入射させ、該ガスの吸収特性と該鏡の反
射特性の光エネルギー依存性を利用して光励起処理に必
要な波長の光を選択して処理を行う光励起処理方法、あ
るいは 2)前記ガスとして希ガス(He + N e + A
 r + K r +χe)を用いる1)記載の光励起
処理方法、あるいは3)前記ガスとして処理用ガスと希
ガスの混合ガスを用いる1)記載の光励起処理方法によ
り達成される。
〔作用〕
本発明は (1)鏡の反射による高エネルギー光のカット(2)ガ
スの光吸収の光エネルギーの依存性を利用して所望の光
波長を選択するようにしたものである。
つぎに、上記の(1)、 (2)についてその内容を説
明する。
(1)鏡の反射 第3回は斜入射角をパラメータとした金ミラーの反射率
(P)の光エネルギー(Fり依存性を示す図である。
この図では、鏡として金ミラーを例にとっている。
図より、斜入射角が小さい場合は、高エネルギー光まで
高い反射率を持つが、斜入射角が大きくなると、高エネ
ルギー成分の光の反射率はしだいに低下する。
このように、斜入射角を選ぶことにより反射率は光エネ
ルギーに大きく依存するようになる。
(2)ガスの光吸収 ガスの光吸収特性は、その分子の電子軌道のエネルギー
に対応した波長で吸収が存在するため。
透過光強度にエネルギー依存性がある。
本発明は鏡の反射率の光エネルギー依存と、ガスの透過
率の光エネルギー依存を組み合わせて所望の光波長を選
択するようにしたものである。
[実施例〕 この実施例では、シンクロトロン放射光を光源としたシ
リコンの光励起薄膜成長を例にとって説明する。
第2図は実施例に使用した光励起シリコン薄膜成長装置
の模式断面図である。
図において、1はシンクロトロン放射光、2はミラー室
、3は金ミラー、4はビームライン、5は差動排気装置
、6は成長室、7はガス導入口。
Wは被処理基板である。
シリコンとシリコン薄膜形成用の成長ガスは光エネルギ
ーが約100 eV前後に内殻励起に伴う吸収が存在す
る。従って多くのエネルギー域の中から100 eV前
後の光のみを取り出す必要がある。
実施例では、波長選択用ガスとしてはクリプトン(Kr
) 、鏡としては金ミラーを用いる。
シリコンの成長用ガスにはモノシラン(Sil+4)と
Krの混合ガスを用いる。また、ミラーの斜入射角は1
00 mradとした。
また、シンクロトロン放射光のビームライン4とガスを
導入する成長室6の間には差動排気装置5を設置する。
Krガスの分圧を10 Torr、成長室内の光路長を
200IIlとすると、基板Wへの入射光のスペクトル
は第1図のようになる。
第1図は本発明の一実施例による基板入射光のスペクト
ルである。
図の横軸はエネルギーE、縦軸は光の強度Iを相対値で
示す。
また図において、AはKrガスのみを用いた場合。
BはKrガスと金ミラーを併用した場合のスペクトルを
示す。
Krガスのみを用いた場合には約30 eV以下の低エ
ネルギー成分のみが除去されるが、金ミラーによる反射
光を併用すると100 eV以上の高エネルギー光も除
去されて、結果としてシリコン薄膜の成長に必要な10
0eν前後のエネルギー光だけが基板に照射されること
になる。
実施例では、 Krガスと金ミラーの組み合わせを用い
たが、必要とする光エネルギーに対応して使用するガス
種、ミラーの材質、ミラーへの入射角を適当に選択する
ようにすればよい。
ただし、波長選択用ガスはプロセスに影響を与えにくい
希ガス(He、 Ne、 Ar、 Kr、 Xe)等を
使うようにする。
また実施例では、ビームラインの構成は末端の処理室に
ガスを導入する形態で説明したが、波長選択用ガスの導
入部分と鏡を設置する部分の配置の組み合わせは任意で
よい。ただし、いずれの場合もビームラインと波長選択
用ガスの導入部分との間には差動排気装置を設けて1両
者の差圧を維持できるようにする必要がある。
実施例ではKrと金ミラーの組み合わせで、ちょうどS
iH4の吸収エネルギーに相当する100 eV帯域の
バンドパスフィルタを形成した。
一般に、希ガスはエネルギーが高くなるほど透過しやす
くなる。例えば、 Heでは、透過率は200eVでは
約100%で、 300 eVでは約70%である。N
eでは、透過率は500 eVでは約100%で、 1
00 eVでは約70%である。
また、ミラーは斜入射画を大きくすることにより高エネ
ルギー成分がカットされる。
従って、エネルギーが数10〜1000 eVの範囲な
らば9本発明を用いてバンドパスフィルタを形成するこ
とが可能である(はとんどのガスの吸収はこの帯域に存
在する)。
本発明はSiの他に、ゲルマニウム(Ge)やドーピン
グ用ガス(B2H4,PH3等)についても用いること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、光励起処理に必要
な波長の強力な光を簡便に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による基板入射光のスペクト
ル。 第2図は実施例に使用した光励起シリコン薄膜成長装置
の模式断面図。 第3図は斜入射角をパラメータとした金ミラーの反射率
(P)の光エネルギー(E)依存性を示す図である。 図において。 1はシンクロトロン放射光。 2はミラー室。 3は金ミラー 4はビームライン。 5は差動排気装置。 6は成長室。 7はガス導入口 Wは被処理基板 エネプレ’#−E(eV) 実例液すによろ基板入射光のス心りトル第 図 金ミラーの反射李の光エネルN−依存姓宮示す図(パラ
メータ 糾人身十角) 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)処理に用いる光をガスの透過と鏡の反射を行わせた
    後被処理基板に入射させ、該ガスの吸収特性と該鏡の反
    射特性の光エネルギー依存性を利用して光励起処理に必
    要な波長の光を選択して処理を行うことを特徴とする光
    励起処理方法。 2)前記ガスとして希ガス(He、Ne、Ar、Kr、
    Xe)を用いることを特徴とする請求項1記載の光励起
    処理方法。 3)前記ガスとして処理用ガスと希ガスの混合ガスを用
    いることを特徴とする請求項1記載の光励起処理方法。
JP2109585A 1990-04-25 1990-04-25 光励起処理方法 Pending JPH047820A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135286A (ja) * 2004-05-11 2006-05-25 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置およびデバイス製造方法

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JP2006135286A (ja) * 2004-05-11 2006-05-25 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置およびデバイス製造方法

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