JPH0477195B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はホースを油圧機器等に接続するときに
用いるホース接続用金具をホース端部に固定する
に採用する接続用金具の締付方法及び装置に関す
るものである。

［従来の技術］ 従来の一般的なホース接続用金具は、第４図に
示す如く、ホース挿入部の外径を接続すべきホー
スの内径に等しくしたニツプル１と、該ニツプル
１の外側に同心状に設けるスリーブ２とからな
り、上記ニツプル１′の筒状部１ａとスリーブ２
との間に形成される環状空間に、補強層３ａを有
するホース３の端部を挿入した後、スリーブ２を
外側から加締めることによりスリーブ２内周部の
環状山部２ａをホース３の補強層３ａまで食い込
ませて、ホース３の端部にスリーブ２とニツプル
１とからなるホース接続用金具を固定するように
してある。４は機器への接続のためにニツプル１
の先端部に設けてある接続用ねじである。

上記従来のホース接続用金具を用いた場合は、
上述したようにニツプル１の外径がホース３の内
径にほぼ等しくしてあるため、内径の大きいホー
ス３を使用するときでもニツプル１の内径はその
肉厚分だけ小さくなつてホース３の内径より１段
小さいものとなり、そのため、内径の大きいホー
スを使用しても、実際上はニツプル１で絞られる
ことになつてホース３の内径に応じた流量性能を
出すことができない。又、ニツプル１のホース挿
入側端部からホース３の中に挿入されることから
内径の小さいニツプル１のホース挿入側端では、
ニツプル１の内周面とホース３の内周面との間に
段差部Ａが生じ、ホース３内を圧送されて来た流
体が上記段差部Ａにぶつかつて流れることになつ
て、液体が段差部Ａに滞留することがあり、殊
に、液体の食品を流す場合には上記段差部に食品
の一部が滞留し、食品の搬送を一定時間休止中に
上記滞留した食品の一部が腐敗し、再び食品を流
し始めたときに上記段差部に滞留して腐敗した食
品が新鮮な食品に混合してしまうという問題があ
り、必ず洗浄しなければならないが、洗浄も段差
部のためにきれいに行えない問題がある。

かかる問題を解決せんと、ニツプルの内周面と
ホースの内周面との間に段差部が生じさせないよ
うにするために、ニツプルの内径を予めホースの
内径とほぼ等しくし、且つニツプルの外径を、ニ
ツプルのホース挿入側の端より基端側へテーパー
状に漸増するよう大きくして行くように構成のニ
ツプルを使用することが提案されている（実開昭
63−201288号）。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記実開昭63−201288号で開示され
ているニツプル使用のホース接続用金具をホース
端部に固定しようとする場合、ニツプルは内径が
ホースの内径とほぼ等しくしてあることから、ニ
ツプルは必然的にホースの内径よりも大きい外径
となり、ニツプルの外周面がテーパー状にしてあ
るとしても、かかる構造のニツプルにホースの端
部を挿入する場合はニツプルの漸増する外径によ
りホースの端部は順次押し広げられることになる
ので、挿入が容易ではない。特に、第４図に示し
てある如き補強層３ａ付きのホース３の場合に
は、外径の大きいニツプルをホースに挿入するこ
とは極めて困難となり、実現性に乏しいものであ
る。

そこで、本発明は、ホース端部へのニツプルの
挿入が容易で且つ比較的小径のニツプルの内径を
ホースの内径とほぼ等しくできるようにするホー
ス接続用金具の締付方法及び装置を提供しようと
するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記課題を解決するために、ホース
挿入側となる後端側の筒状部の外径をホースの内
径とはば等しく且つ上記筒状部の後端部分の内径
を段階的に拡径して後端部の内径をホースの内径
に近くなるよう大きくした断面形状をもつニツプ
ルを使用し、上記ホースの内径とほぼ同じ外径に
した拡径用大径部と軸部との間に段階的に外径が
異なる段差部設をけたマンドレルを、上記ニツプ
ル内にホース挿入側より挿入し、次に、ホースの
端部を上記マンドレルの大径部の外側を通した
後、上記ニツプルとその外側のスリーブとの間に
環状空間部に挿入し、次いで、上記スリーブを所
定の外力で加締めてホースとスリーブとニツプル
とを固定し、しかる後、マンドレルをニツプルの
先端側へ引き抜いてマンドレルの大径部でニツプ
ルの内径を拡大させるようにする締付方法と装置
とする。又、上記ニツプルの筒状部後端部分の内
径拡大部は筒状部の亀裂を防ぐために複数段数と
して後端より順次内径を小さくして行くようにす
ることが好ましく、この内径の異なる段差部に対
応させて上記マンドレルの軸部と大径部との間の
段差部の径を変化させて、該マンドレルの段差部
の軸心方向寸法を、ニツプル筒状部内周の段差部
の軸心方向寸法より大とすることが好ましい。

［作用］ スリーブを所定の力で外側から加締めるとき、
マンドレルは軸部がニツプル内に挿入された状態
のままであるため、外力によりニツプルの筒状部
が変形することがなく、大きな締付力で確実に締
め付けを行わせることができる。次に、マンドレ
ルをニツプルの先端側へ引き抜くことによりニツ
プルを拡径させるが、この際、ニツプルの筒状部
の後端部分は内径をホースの内径に近いものとし
てマンドレルの大径部の外径とほぼ同じ位にして
あるので、マンドレルの大径部がニツプル筒状部
に後端より入るとき、該筒状部の後端部分が拡げ
られることがないので、ニツプルに割れが生じる
ことなく、円滑に内周面が拡径されて行く。これ
により締付け後は、ホースの内周面とニツプルの
内周面の径がほぼ同じになり、両者間に段差部の
生じることがなくなる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例の図面を参照して説明す
る。

第１図乃至第３図は本発明の実施例を示すもの
で、ホース接続用金具として、ホースを挿入する
筒状部の外径をホースの内径とほぼ等しくし且つ
該筒状部の後端部分の内径をホース内径に近くな
るように大きくしてニツプル５を用い、又、ホー
スの内径とほぼ等しい外径の大径部を有するマン
ドレル６を用いる。

詳述すると、ホースの挿入部となる筒状部５ａ
を有するニツプル５と筒状のスリーブ２とからな
るホース接続用金具として、本発明で用いるホー
ス接続用金具は、ニツプル５の筒状部５ａの外径
を、補強層３ａ付きの高圧用のホース３の内径と
ほぼ等しいか僅かに大径として、筒状部５ａへの
ホース３の端部の挿入を容易に行えるようにする
と共に、上記筒状部５ａの後端部（エツジ部分）
を所要寸法ａの範囲で大きい内径とし、該内径寸
法をホース３の内径に等しいかそれに近いものと
し、且つ上記筒状部５ａの後端部分に異なる内径
の段差部５ｂの設けて、軸心方向へ所要寸法ｂ，
ｃで順次先端側へ向け内径を小さくして行く異径
部を設け、最も内径の小さい部分はホース３の内
径よりも小さいものとした構成とする。又、マン
ドレル６は軸部６ａと大径部６ｂとからなり、軸
部６ａは上記ニツプル５の最小の内径より僅かに
小さい外径のものとしてあつて、軸部６ａがニツ
プル５内を微小な隙間で挿通されるようにし、大
径部６ｂはホース３の内径とほぼ等しい外径寸法
にすると共に、上記ニツプル５の筒状部５ａのエ
ツジ部分の内周面に接しない位の大きさとし、更
に、軸部６ａと大径部６ｂとの間に、軸部６ａか
ら大径部６ｂ側へ順次大径化する段差部６ｃを形
成し、各段の軸心方向の寸法ｄ，ｅ，ｆが上記ニ
ツプル５の筒状部５ａ後端部の段差部５ｂの寸法
ａ，ｂ，ｃよりも大となるようにする。すなわ
ち、ａ＜ｄ、ｂ＜ｅ、ｃ＜ｆの関係寸法とする。
７はダイスである。

次に、上記ホース接続用金具をホース３の端部
に固定するときの締付方法を説明する。

先ず、ニツプル５の筒状部５ａの後方からマン
ドレル６の軸部６ａをニツプル５内に挿通させ
て、マンドレル６の大径部６ｂが筒状部５ａの後
方に位置している状態にする。次に、ニツプル５
の筒状部５ａの外側にスリーブ２を嵌合させ、上
記マンドレル６の大径部６ｂの外側を通してニツ
プル５の筒状部５ａとスリーブ２との間の環状空
間にホース３の端部を挿入させる。この際、マン
ドレル６の大径部６ｂは外径がホース３の内径と
ほぼ等しくしてあるので、大径部６ｂは容易にホ
ース３の内部に入り得ると共に、ニツプル５の筒
状部５ａの外径もホース３の内径とほぼ等しくし
てあるため、ホース３の端部をニツプル５の筒状
部の外側に大きな抵抗なく嵌めることができ、無
理な力を加えることなくホース３を第１図の状態
に挿入できる。

ホース３をニツプル５とスリーブ２との間に挿
入し終ると、ダイス７にてスリーブ２を所要の力
で加圧し縮径させる。これによりスリーブ２は第
１図の状態から第２図の状態に加締められて、ス
リーブ２内周面の環状山部２ａがホース３の補強
層３ａまで食い込んだ状態になり、スリーブ２と
ニツプル５との間でホース３の端部が固定され
る。このとき、マンドレル６の軸部６ａはニツプ
ル５の内周面と大きな隙間なく挿通されたままに
されているので、上記ダイス７よる加締時にニツ
プル５が縮径されるのを防止することができ、し
たがつて、大きな締付力を与えて確実に締め付け
ることができる。

次に、上記マンドレル６をニツプル５の先端側
に引き抜く。このとき、マンドレル６の軸部６ａ
と大径部６ｂとの間の段差部６ｃが、ニツプル５
の筒状部５ａ内へ後端部分より入つて行くが、大
径部６ｂの寸法ｄの部分の外径は筒状部５ａの後
端部分（寸法ａの部分）の内周面に接しないよう
にしてあるため、マンドレル６の段差部６ｃがニ
ツプル５の筒状部５ａ内に入り大径部６ｂが筒状
部５ａの後端部分に入つても、寸法ａの部分がマ
ンドレル６の大径部６ｂで押し広げられることが
なく、筒状部５ａの後端部分に割れが生じること
がない。マンドレル６の大径部６ｂにおける段差
部６ｃの寸法ｆの部分がニツプル５の筒状部５ａ
の後端部分（寸法ａの部分）に入り、引き続きマ
ンドレル６が引き抜かれると、マンドレル６の段
差部６ｃの寸法ｆの部分が順次筒状部５ａの段差
部５ｂの寸法ｂの部分から寸法ｃの部分の内側へ
入り、筒状部５ａの内径を拡径し始め、続いてマ
ンドレル６の大径部６ｂの寸法ｅの部分が、筒状
部５ａの段差部５ｂの寸法ｃの部分を拡大させ、
更に、マンドレル６の大径部６ｂの寸法ｄの部分
が筒状部５ａの段差部５ｂの寸法ｂ，ｃの部分を
通過することにより順次ニツプル５の内周面を
徐々に拡径させる、このようにしてマンドレル６
の大径部６ｂがニツプル５の内周面を通過させら
れることによつて、ニツプル５の筒状部５ａの内
周面は最終的にはマンドレル６の大径部６ｂにお
ける寸法ｄの部分の外径、すなわち、ホース３の
内径と一致させられるまで拡大される。このマン
ドレル６の引き抜き時における大径部６ｂによる
ニツプル５の拡径によりホース３の内側ゴム層の
ゴムはニツプル筒状部５ａの後方から前端部側へ
向けて波状圧縮を順送りすることになつて、スリ
ーブの締付け時にニツプルの後端部にホースのゴ
ム層が絞り出されるという事態が避けられ、従来
避けられなかつたニツプル後端部に生じるゴムの
膨らみの量を極減させることができる。

マンドレル６をニツプル５の内部より引き抜く
と、ニツプル５の内周面はホース３の内周面とほ
とんど一致して、第４図の従来方式の如きホース
３とニツプル６との間に段差が生じることはなく
なる。

上記において、ニツプル５の筒状部５ａの後端
部分の内径を大きくしないでマンドレル６の大径
部６ｂで拡径させようとすると、筒状部５ａの後
端部のエツジ部に割れが生じることが実験により
確認されたが、本発明のように上記筒状部５ａの
後端部分（寸法ａの部分）の内径を、マンドレル
６の大径部６ｂにおける寸法ｄの部分が接しない
位の大きさにしておくことにより、上記マンドレ
ル６の大径部６ｂでニツプル５の内径を拡大させ
てもニツプル５に割れが生じないことが、各種内
径のニツプルについて実験した結果確認された。
又、ニツプル５の筒状部後端部の内周面の段差部
５ｂは、段差の寸法ａ，ｂ，ｃをマンドレル６の
段差部６ｃの寸法ｄ，ｅ，ｆよりも小さくしてあ
るので、マンドレル６を引き抜いてニツプル５を
拡径するとき、マンドレル６の寸法ｆの部分の段
差部がニツプル５の寸法ｃの部分の段差部の内側
を通つて筒状部５ａを拡径させる際、マンドレル
６の次の段差部（寸法ｅの部分）の先端側はまだ
ニツプルの段差部５ｂの寸法ｂの部分の内周面を
通つて筒状部５ｂを拡径するところまで達してい
ない構造のため、ニツプルは数個所で同時に拡径
させられることはなく、部分的に順次拡径されら
れ全体として内周面をホース３の内周面に一致さ
せるようにするので、無理なく拡径させることが
できる。

［発明の効果］ 以上述べた如く、本発明によれば、ホース接続
用金具のニツプルとして、ホースを挿入する筒状
部の外径をホースの内周面に無理なく挿入できる
ようにホースの内径とほぼ同じにし、且つ筒状部
の後端部分の内径をホースの内径に近くなるよう
に段階的に大きくして筒状部の後端部に段差を接
けたニツプルを使用し、又、軸部を上記ニツプル
の内周面と僅かな隙間を有して挿通できる外径と
し且つ該軸部の端部に上記ニツプル筒状部の後端
部の段階的な段差部に対応させて段階的に拡径し
た段差部を形成すると共に端に上記ニツプル筒状
部の後端部分の内径にほぼ等しい外径の大径部を
有するマンドレルを使用し、マンドレルの軸部を
ニツプル筒状部後方よりニツプルに挿通させて大
径部を筒状部後方に位置させ、ホースの端部を上
記マンドレルの大径部の外側を通してニツプルの
筒状部のスリーブとの間に挿入し、スリーブを外
側から加締めた後、マンドレルをニツプルの先端
側へ引き抜いて該マンドレルの大径部でニツプル
の内径を拡大させるようにするので、次の如き優
れた効果を奏し得る。

() ニツプルの筒状部の外径をホースの内径に
合わせてニツプルの筒状部にホースの端部を挿
入した後にニツプルの内周面の径を大きくして
ニツプルの内径をホースの内径に一致させるよ
うにすることから、ニツプルの筒状部へのホー
ス端部の挿入が無理な力を加えることなく容易
に行い得られ、しかもしスリーブ締め付け後は
ニツプルの内周面が拡径されてホースの内周面
に一致させられ両者間に段差が生じないように
されるので、、ニツプルの部分で流体が絞られ
ることがなくホースの内径に合つた流量性能が
出せる。

() 前記（）の如く、締付後、ニツプルの内
径がホースの内径に等しくなるので、ホースと
ニツプルとの間に段差部の発生はなく、したが
つて液体を流したときでも滞留を生じされるこ
とがなくなり、ホースを液体の食品を流すもの
に適用した場合にも食品を滞留させることなく
すべて流すことができて、長時間食品の搬送を
停止した後でもホース内で食品が腐敗する事態
を防止でき、したがつて、食品の搬送を再開し
たときでも新鮮な食品に腐敗した食品が混合す
るということを防止することができる。又、ホ
ース内を洗浄する場合も、段差部がないので、
洗浄液の流れが円滑で容易に且つきれいに洗浄
することができる。

() ニツプルの筒状部の後端部分は段階的に拡
径して最後端の内径が大きくしてあり、且つマ
ンドレルの端部に形成した段差部の端の大径部
が上記ニツプルの筒状部最後端の内周面に接し
ない位に上記ニツプル後端の内径とマンドレル
の端の大径部の外径がほぼ等しくしてあるた
め、マンドレルをニツプルの後端側から先端側
へ引き抜いてマンドレルの大径部でニツプルを
拡径するときでも上記筒状部の後端部に割れが
生じるようなことがなく、円滑に拡径できる。

() スリーブを加締めるときは、ニツプル内に
マンドレルの軸部を貫通させた状態で締付力を
与えるようにするので、ニツプルは大きな加締
力によつても変形させられることがなくなり、
大きな締付力で確実な締付作用を行わせること
ができる。

() ニツプル筒状部の後端部の設けた段階的に
拡径する段差部の各々の長さ寸法よりも、マン
ドレルの軸部から大径部までに設けた段階的に
拡径する段差部の各々の長さ寸法を大きくし
て、マンドレルを引き抜いてニツプルを拡径す
る際にマンドレルの最も小さい径の段差部がニ
ツプル筒状部の最も小さい段差部を通つて拡径
するとき、マンドレルの次に小さい径の段差部
がニツプル筒状部の次に小さい径の段差部に達
しないようにしてあるため、ニツプルが数個所
で拡径されることがなく、部分的に順次拡径さ
れることになることから、無理なくニツプルの
拡径ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明による締付工程順を
示す一実施例の部分切断側面図、第４図は従来の
一般的なホース接続用金具とホースとの接続要領
を示す切断側面図である。 １，５……ニツプル、２……スリーブ、３……
ホース、３ａ……補強層、５ａ……筒状部、６…
…マンドレル、６ａ……軸部、６ｂ……大径部、
７……ダイス。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ホースを挿入する筒状部の後端部分の内径を
   段階的に拡径して最後端の内径をホースの内径に
   ほぼ等しくなるように大きくして段差を付けたニ
   ツプル内に、軸部の端部に上記ニツプル後端部の
   段差部に対応させて軸部より段階的に拡径して端
   を大径部としたマンドレルの該軸部を挿通させ
   て、マンドレルの大径部を上記ニツプルの筒状部
   の後方に位置させ、次いで、ホースの端部を上記
   マンドレルの大径部を通してニツプルの筒状部と
   スリーブとの間に挿入した後、スリーブを外側か
   ら加締め、しかる後、上記マンドレルをニツプル
   の先端側へ引き抜きながら大径部にてニツプルを
   拡径させて更にホースに締付力を与えるようにす
   ることを特徴とするホース接続用金具の締付方
   法。 ２ ニツプルとスリーブとからなる接続用金具の
   上記ニツプルの筒状部とスリーブとの間にホース
   を挿入し、スリーブをダイスにて加圧して締め付
   けるようにしてあるホース接続用金具の締付装置
   において、上記ニツプルの筒状部の外径をホース
   の内径に合わせると共に該筒状部の後端部分の内
   径を段階的に拡径して最後端の内径をホースの内
   径にほぼ等しくなるように大きくして内周面に段
   差を設け、且つ上記ニツプル内に挿入するマンド
   レルを、軸部と、該軸部の端部に上記ニツプル筒
   状部の後端部分の段差部に対応させて軸部より段
   階的に拡径して端を上記ニツプル筒状部の最後端
   の内径とほぼ等しい外径の大径部とした段差部と
   からなる構成とし、更に、上記ニツプル筒状部の
   後端部分の段差部の各々の長さ寸法よりもマンド
   レルの段差部の各々の長さ寸法を大きくし、上記
   マンドレルをニツプル内に挿入して備えてなるこ
   とを特徴とするホース接続用金具の締付装置。