JPH047627Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH047627Y2
JPH047627Y2 JP1325287U JP1325287U JPH047627Y2 JP H047627 Y2 JPH047627 Y2 JP H047627Y2 JP 1325287 U JP1325287 U JP 1325287U JP 1325287 U JP1325287 U JP 1325287U JP H047627 Y2 JPH047627 Y2 JP H047627Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay box
mounting
arm
plate
utility pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1325287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63124025U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1325287U priority Critical patent/JPH047627Y2/ja
Publication of JPS63124025U publication Critical patent/JPS63124025U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH047627Y2 publication Critical patent/JPH047627Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はリレーボツクスを柱上に取付けると
きに用いられるリレーボツクスの取付金具構造に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、柱上にリレーボツクスを取付けるには
第6図a,bに示すように、リレーボツクス31
に固着された支持部材37等からなる取付金具構
造により電柱に固設されたアーム41に対しリレ
ーボツクス31を吊下支持する構成が採られてい
る。
すなわち、このリレーボツクスの取付金具構造
は、アーム41の幅に対応して断面略コ字状に形
成され、リレーボツクス31の上面に固着された
支持部材37と、同支持部材37の左右両側片か
ら外方に突設された連結部に対し下端を離脱不能
に支持された一対のネジ棒38と、そのネジ棒3
8の各上端部に締着される押え板39とから構成
されており、前記ネジ棒38に対し押え板39の
上方よりナツト40を螺着することによつて前記
支持部材37の底部と押え板39との間にアーム
41を挟持するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、電柱への取付け場所によつてはスペ
ース的な制約などにより、リレーボツクス31を
アーム41に吊下支持することができず、電柱直
付けを余儀なくされる場合がある。ところが、上
記構成の取付金具構造はアームに対する取付け専
用であるため、かかる電柱直付けが求められる取
付場所には適用できないという問題があつた。
そのため、従来は、電柱直付け用又はアーム取
付け用という異なつた種類の取付金具構造をそれ
ぞれ備えた複数種のリレーボツクス31を用意す
る必要があり、その管理作業が煩雑化するととも
に製造面でも複数種の取付金具構造を製作しなけ
ればならずコスト高になるという問題があつた。
この考案は、上記各問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは電柱直付け及び
アーム取付けのいずれの取付場所にもリレーボツ
クスを簡単に取付可能であり、さらにはその管理
作業を容易に行えるとともに製造面でもコスト高
を抑制することができるリレーボツクスの取付金
具構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記した目的を達成するために、リ
レーボツクスの背面に固着される底部と、同底部
の反リレーボツクス側にほぼ平行に立設され電柱
の長手方向に沿う開口部を形成する一対の側片と
を有し、その両側片には、互いに同一平面を形成
する装着面と、取付け用バンドを挿通可能な挿通
孔とが設けられた支持部材と、前記支持部材の両
装着面間に着脱可能に架設される板次葉基部を有
し、同板状基部の反装着面側には、板状基部と直
交し、かつ、電柱のアーム側面に当接可能な側縁
と、挿入孔を有する係止突片とが設けられた一対
の連結部材と、前記支持部材の装着面との間に前
記アームを挟持可能な押圧板を有するとともに、
一端が前記係止突片の挿入孔に係止可能であり、
かつ、他端が前記押圧板に対し締着される一対の
連結棒とを有する締着部材とを備えたことを要旨
としている。
〔作用〕
そのため、電柱のアームに対してリレーボツク
スを装着するときには、支持部材と一対の連結部
材及び締着部材とを用いてリレーボツクスは柱上
に装着される。すなわち、前記支持部材の両装着
面と両連結部材の互いに対向するように配置した
側縁及び締着部材の押圧板とによつてアームが挟
持され、連結部材の挿入孔に一端が係止された連
結棒の他端を押圧板に対し締着することによりリ
レーボツクスはアームに吊下支持される。
又、リレーボツクスを電柱に対して直付けする
ときには、前記連結部材と締着部材を用いること
なく、支持部材のバンド用挿通孔に取付けバンド
を挿通し、そのバンドを電柱に締着するとリレー
ボツクスは電柱に対し直接強固に装着される。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第5図に従つて説明する。
第1図において、1は地絡継電器等(図示しな
い)が内装されたリレーボツクスであり、同リレ
ーボツクス1の背面には取付金具構造を構成する
支持部材2と一対の連結部材5,5及び締着部材
Tが配設されている。
まず、支持部材2について説明する。第3図に
示すように、この支持部材2は断面略コ字状に折
曲形成された板材からなり、板材をリレーボツク
ス1とほぼ同一幅のところで直角に折曲げて形成
した互いに平行な一対の側片2a,2bと、前記
リレーボツクス1の背面に固着される平面状の底
部2cとを有している。又、前記両側片2a,2
bは底部2cから同一高さのところで互いに相反
する方向へさらに直角に折曲げられ、この折曲げ
によりアームAの側面が当接し得る一対の装着面
3,3が形成されている。一方、前記両側片2
a,2bの装着面3,3側の折曲部近傍にあつ
て、その長手方向ほぼ中央位置には後述する取付
け用バンド22を挿通可能な矩形のバンド用挿通
孔4,4が互いに対向するように穿設されてい
る。なお、両装着面3,3には一対の孔3a,3
bが電柱Pに固着されるアームAの幅に対応する
所定の間隔をおいて形成されている。又、前記底
部2cには取付孔(図示しない)が4箇所形成さ
れており、この取付孔に螺入したボルトにより支
持部材2はリレーボツクス1の背面に固着される
ようになつている。
次に、この支持部材2の両装着面3,3間に着
脱可能に架設させる一対の連結部材5,5につい
て説明する。なお、両連結部材5,5は同一構成
を採るため、ここでは便宜上、第1図において上
方側に位置する連結部材5を中心に説明する。
この連合部材5は、前記支持部材2の両装着面
3,3間に横架可能な長さを有する板材からな
り、この両装着面3,3に当接する板状基部5b
の幅方向両端が直角に折曲げられて断面コ字状に
形成されている。板状基部5bの長手方向両端部
には前記装着面3,3の孔3a,3bに対応する
孔5cがそれぞれ形成されている。又、前記板状
基部5bの幅方向両端に折曲形成された両側縁の
うち一方の縁側5aの半部には、さらに取付片7
が延出形成され、この取付片7には挿入孔9を有
する係止突片8が板状基部5b側へ直角に折曲形
成されている。なお、6は前記各孔3a,3b,
5cに挿通可能なボルトであり、6aは同ボルト
6に螺合するナツトである。
前記連結部材5,5に取付けられる締着部材T
は、先端部がフツクしたJ字状をなす一対の連結
棒10,10と縦長の板材からなる押圧板11と
を有している。この連結棒10は前記係止突片8
の挿入孔9に挿通可能な棒材からなり、その基端
部にはネジ部14が螺刻されるとともに、先端部
には円弧状部17を形成するように折曲げられ、
この円弧状部17の端部には抜止め突起18が設
けられている。又、押圧板11は、その長手方向
の一端側(第3図において上側)に前記連結棒1
0のネジ部14を挿通可能な係着孔12が透設さ
れるとともに、その他端側(第3図において下
側)には同じく係脱溝13が押圧板11の幅方向
へ約半分程度まで切欠き形成されている。なお、
16は連結棒10のネジ部14に螺合されるナツ
トである。又、19は押圧板11の横幅に対応し
て断面コ状に折曲形成された離脱防止板であり、
その底部には前記係脱溝13に対応する透孔20
が設けられ、その側片は押圧板11への圧接時に
前記係脱溝13を閉塞可能な係止部21になつて
いる。
次に、上記のように構成されたリレーボツクス
の取付金具構造についてその作用を説明する。
さて、リレーボツクス1の工場出荷時において
は、前記支持部材2、連結部材5,5及び締着部
材Tを取付金具構造の1セツトとし、使用頻度の
高いアーム取付け用として出荷される。
そこで、まずリレーボツクス1を電柱Pのアー
ムAに取付ける場合について説明すると、第3図
に示すように、まず初めに支持部材2をその両側
片2a,2bによつて形成された長手開口部2s
が電柱Pの長手方向に沿うように、その底部2c
をもつてリレーボツクス1の背面にボルトを介し
て固着する。次に、両連結部材5,5のうち、一
方の連結部材5をその取着片7を下側にして前記
装着面3,3の孔3aに孔5cを合わせ、両孔3
a,5cに挿通したボルト6をナツト6aで締着
する。すると、上方側の連結部材5が支持部材2
に固着される。他方、下方側に位置される連結部
材5はその取着片7を上側にして孔5cを装着面
3,3の孔3bに合わせることにより支持部材2
に固着される。このとき、上下両連結部材5,5
に互いに対向する側縁5a,5a間の間隔は電柱
PのアームAの幅と同じになる。
そして次に、前記支持部材2及び両連結部材
5,5が固着されたリレーボツクス1を柱上に運
び、第4図に示すように、支持部材2の両装着面
3,3及び両連結部材5,5の互いに対向する各
側縁5a間に形成された開口部にアームAを嵌挿
する。そして、一方の連結棒10をその円弧状部
17をもつて上側に位置する連結部材5の挿入孔
9に係止させるとともに、そのネジ部14を押圧
板11の係着孔12に挿通させる。又、同じく他
方の連結棒10についてはそのネジ部14を押圧
板11の係着溝13に挿通させ、さらに離脱防止
板19の透孔20をも挿通する。その後、両連結
棒10,10の各ネジ部14にナツト16を螺合
し、同ナツト16を押圧板11側へ締付けると、
アームAは前記両装着面3,3と押圧板11との
間で強く挟持され、装着作業は終了する。
一方、リレーボツクス1を電柱Pに直付けする
場合には、第5図a,bに示すように、支持部材
2をリレーボツクス1の背面に固着するところま
では前記アームAへの取付けの場合と同じである
が、一対の連結部材5,5及び締着部材Tを用い
ず、その代わりに公知の取付け用バンド22を用
いるところが相違している。
すなわち、まず電柱Pの外周面に対し支持部材
2の両側片2a,2b端部を当接させてリレーボ
ツクス1の位置決めを図る。そして、両側片2
a,2bに設けられた矩形の挿通孔4,4に対し
て取付け用バンド22を通し、同バンド22を電
圧Pに締着する。すると、リレーボツクス1は電
柱Pに対し直接強固に装着される。
さて、この実施例によれば、作業時にリレーボ
ツクス1の背面に固着した支持部材2に対し連結
部材5,5及び締着部材Tを取着すれば、電柱P
のアームAにリレーボツクス1を容易に取付けす
ることができ、一方、前記支持部材2に対して連
結部材5,5及び締着部材Tを取着せず、取付け
用バンド22を取着するようにすれば、電柱Pに
リレーボツクス1を容易に直付けすることができ
るため、電柱Pへのリレーボツクス取付作業に際
して柱上の取付環境に機敏に選択対処することが
でき、リレーボツクスの取付作業を迅速に行うこ
とができる。
又、一種類の取付金具構造を備えたリレーボツ
クス1を用意するだけで電柱直付け及びアーム取
付けのいずれにも適用できるため、その管理作業
が容易になるとともに製造面でもコスト高を抑制
することができる。
しかも、前記実施例においては連結部材5,5
の側縁5aに対してさらに取着片7を延出形成し
ているので、取付作業時にはアームAへの仮止め
が安定し、リレーボツクス1を手で支えることな
く締着作業を容易に行うことができ作業性が向上
する。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば第3図に二点鎖線で示すように
装着面3の下側の孔3bを縦長の長孔としてもよ
い。この場合には、下側に配置される連結部材5
の取付位置を装着面3に沿つて上下移動させるこ
とができ、アームAの幅が異なる場合にも容易に
対処することができる効果がある。
〔考案の効果〕 以上詳述したように、この考案によれば柱上の
装着環境に応じて電柱直付け及びアーム取付けの
いずれの場合にも即座に選択対処することができ
るとともに、リレーボツクスは一種類の取付金具
構造を備えたものを用意するだけで済むため、そ
の管理作業を容易に行うことができ、かつ、製造
面でもコスト高を抑制することができるという実
用上優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例の斜視
図、第2図はその側面図、第3図は第1図の分解
斜視図、第4図はリレーボツクスをアームに取付
ける過程を示す斜視図、第5図a,bは電柱直付
状態を示すそれぞれ側面図及び平面図、第6図
a,bは従来の取付金具構造を示すそれぞれ正面
図及び側面図である。 1……リレーボツクス、2……支持部材、2
a,2b……側片、2c……底部、2s……開口
部、3……装着面、4……挿通孔、5……連結部
材、5a……側縁、5b……板状基部、8……係
止突片、9……挿入孔、10……連結棒、11…
…押圧板、P……電柱、A……アーム、T……締
着部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リレーボツクス1の背面に固着される底部2c
    と、同底部2cの反リレーボツクス1側にほぼ平
    行に立設され電柱Pの長手方向に沿う開口部2s
    を形成する一対の側片2a,2bとを有し、その
    両側片2a,2bには、互いに同一平面を形成す
    る装着面3,3と、取付け用バンド22を挿通可
    能な挿通孔4,4とが設けられた支持部材2と、 前記支持部材2の両装着面3,3間に着脱可能
    に架設される板状基部5bを有し、同板状基部5
    bの反装着面3,3側には、板状基部5bと直交
    し、かつ、電柱PのアームA側面に当接可能な側
    縁5aと、挿入孔9を有する係止突片8とが設け
    られた一対の連結部材5,5と、 前記支持部材2の装着面3,3との間に前記ア
    ームAを挟持可能な押圧板11を有するととも
    に、一端が前記係止突片8の挿入孔9に係止可能
    であり、かつ、他端が前記押圧板11に対し締着
    される一対の連結棒10,10とを有する締着部
    材Tと を備えたことを特徴とするリレーボツクスの取付
    金具構造。
JP1325287U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH047627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1325287U JPH047627Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1325287U JPH047627Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63124025U JPS63124025U (ja) 1988-08-12
JPH047627Y2 true JPH047627Y2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=30802136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1325287U Expired JPH047627Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH047627Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63124025U (ja) 1988-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH047627Y2 (ja)
JPH0141755Y2 (ja)
JP2593578Y2 (ja) ローパーティションのスタッドとパネルの連結構造
JPH077474Y2 (ja) 二重床における床パネルの支持装置
JPS6342554Y2 (ja)
JPH0210182Y2 (ja)
JPS6235768Y2 (ja)
JPS6223954Y2 (ja)
JPH08260658A (ja) 二重壁支持材料
JPH0656216U (ja) 接続具及び支持架台
JPH04189948A (ja) 天井構造
JP2780081B2 (ja) 天井構造
JP2846555B2 (ja) 建築用パネル材の取付構造
JPH0647062Y2 (ja) 天井目地構造
JPS6317773Y2 (ja)
JPH0567687U (ja) グレーチングの連結具
JPH0453139Y2 (ja)
JPS5848851Y2 (ja) スピ−カの壁面取付構造
JPS6342584Y2 (ja)
JPH0334416Y2 (ja)
JPH0612098Y2 (ja) 吊 子
JP2702619B2 (ja) 天井構造
JPS639215Y2 (ja)
JPH0790973A (ja) 建築用パネル材の取付構造
JPH0217044Y2 (ja)