JPH047561Y2 - - Google Patents

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JPH047561Y2
JPH047561Y2 JP7771786U JP7771786U JPH047561Y2 JP H047561 Y2 JPH047561 Y2 JP H047561Y2 JP 7771786 U JP7771786 U JP 7771786U JP 7771786 U JP7771786 U JP 7771786U JP H047561 Y2 JPH047561 Y2 JP H047561Y2
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metal sleeve
valve
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light bulb
bulb
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案口金付電球を以下の項目に従つて説明す
る。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例 a バルブ[第1図乃至第3図] b 口金部[第1図乃至第4図] b−1 保持バンド[第1図乃至第3図] b−2 口金本体[第1図乃至第4図] b−3 金属スリーブ[第1図乃至第4図] b−4 端子[第1図] b−5 連結線[第1図] c 保持バンドの金属スリーブへの取付け G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な口金付電球に関する。詳しく
は、例えば、自動車用の灯具等、その中でも例え
ば、前照灯の光源として用いられる電球、特に、
フイラメントが封入されたバルブを合成樹脂によ
り形成された口金本体と該口金本体の先端部に固
定された金属スリーブとを有する口金部に保持し
て成る口金付電球に関するものであり、金属スリ
ーブを安価に形成することができると共に、金属
スリーブによつて画成される空間内にてバルブか
ら導出された外部リード線と口金部に設けられた
端子ないしは端子に結合された連結線とを接合す
る際にバルブと金属スリーブとの間を連結してい
るバルブ支持部材に電流が流れることがないよう
にし、これによつてバルブ支持部材に焼けが生じ
たり、バルブのバルブ支持部材が結合された部分
が高熱を受けたりすることがないようにした新規
な口金付電球を提供しようとするものである。
(B 考案の概要) 本考案は、バルブを口金本体と金属スリーブと
を有する口金部に保持し、前記金属スリーブには
中心軸方向に沿つた割れ部が形成されている口金
付電球であつて、前記割れ部を介して対向する周
方向における2つの端縁部に、両者を電気的に導
通させる導通板を当接することによつて、金属ス
リーブに高周波が集中する部分を無くし、これに
よつて、バルブから導出された外部リード線と口
金本体に取着された端子ないしは該端子に接続さ
れた連結線との間を接合する際にバルブと金属ス
リーブとの間を連結しているバルブ支持部材に電
流が流れて該バルブ支持部材に焼けが生じたり、
あるいは、バルブのバルブ支持部材が結合された
部分が高熱を受けたりすることがないようにした
ものである。
(C 従来技術) 口金付電球、例えば、自動車用灯具に使用され
る口金付電球には、該口金付電球が取着される反
射鏡へのなじみ性や寸法精度の良さを考慮して口
金部に合成樹脂製の部材を用いたものがある。そ
して、合成樹脂製部材を用いた場合、それへのバ
ルブの取付や放熱の問題から合成樹脂製口金本体
に円筒状の金属スリーブを取着し、この金属スリ
ーブを介してバルブを保持するようにしたものが
ある。
金属スリーブは、これを絞り加工によつて形成
すると、絞り加工に適した高価な材料を必要と
し、また、材料取りの効率が悪いなどの理由によ
りその製造価格が高くなるという問題がある。
そこで、金属板を筒状に巻き曲げて金属スリー
ブを形成し、かつ、前記口金本体への嵌合を容易
にするため、中心軸方向に沿つて割れ部を形成す
ることが考えられる。
(D 考案が解決しようとする問題点) 金属板を筒状に巻き曲げて金属スリーブを形成
すると、金属スリーブを安価に製造することがで
きるという利点はある。
しかしながら、次に述べるような問題がある。
即ち、バルブから導出された外部リード線の先
端を長目の筒状部を挿通しながら端子の基部に形
成された孔に挿通することはかなり困難な作業で
ある。そこで、端子の一部を金属スリーブの開口
端近くまで延ばすか、あるいは、端子に結合され
ると共に一端が金属スリーブの開口端近くまで延
びている連結線を設け、これらに外部リード線を
半田付けすることが考えられる。そのような場
合、外部リード線と端子あるいは連結線との間の
接続部を直接加熱することは構造的に困難である
ので、高周波誘導加熱によることが考えられる。
すると、そのときの高周波振動が金属スリーブの
周方向における端縁部(以下、「周端縁」と言
う。)に集中し、これによる高周波電流が金属ス
リーブとバルブとの間を連結しているバルブ支持
部材の方へと流れ、該バルブ支持部材がいわゆる
焼けた状態になるという問題がある。更に、この
バルブ支持部材に電流が流れると、これが熱を持
つため、バルブのうちバルブ支持部材に支持され
た部分が高熱に曝されるという問題もある。
(E 問題点を解決するための手段) 本考案口金付電球は、上記した問題点を解決す
るために、バルブを合成樹脂製の口金本体と金属
スリーブとを有する口金部に保持し、前記金属ス
リーブには中心軸方向に沿つた割れ部が形成され
ている口金付電球であつて、金属スリーブの前記
割れ部を介して対向する2つの周端縁に、両者を
電気的に導通させる導通板を当接したものであ
る。
従つて、本考案に係る口金付電球にあつては、
金属スリーブにはその円周方向において電流が遮
断される部分がないため、金属スリーブによつて
画成される空間内にて外部リード線と端子等とを
接続する際に高周波が集中する箇所がなく、依つ
て、バルブ支持部材に電流が流れないので、該部
材が焼けるのを防止し、更には、バルブの当該部
材が結合された部分への熱による悪影響や当該部
材の変色による口金付電球の外観の悪化を防止す
ることができる。
(F 実施例) 以下に、本考案口金付電球の詳細を図示した実
施例に従つて説明する。
尚、図面に示した実施例は本考案口金付電球を
自動車用前照灯の光源として用いられる口金付ハ
ロゲン電球1に適用したものである。
(a バルブ)[第1図乃至第3図] 2はハロゲン電球1のバルブである。3は後端
(第1図における上側へ向う方向を前方とし、下
側へ向う方向を後方とする。以下の説明において
向きを示すときはこの方向によるものとする。)
がピンチシール部4で、前端が排気部5で閉じら
れて密閉状とされたガラス球である。
6,6,……はリード線であり、ピンチシール
部4を貫通されて、中間部がピンチシール部4に
保持されている。
7,7はガラスブリツジであり、ガラス球3内
でリード線6,6,……を両側から挟むように溶
着されている。そして、リード線6,6,……の
適宜のものの先端間にフイラメント8,8が張架
されている。
ピンチシール部4は略扁平状を為しており、幅
方向における両側において両側面に突条部9,
9,……が形成されて、横断面形状は略I字状を
為している。また、ピンチシール部4の両側面の
下端寄りの位置には係合突部10,10が形成さ
れている。
尚、ガラス球3の中には不活性ガスと適当なハ
ロゲンが封入されている。
以上のようにしてバルブ2が形成されている。
(b 口金部)[第1図乃至第4図] 11は前記バルブ2を保持する口金部である。
該口金部11はバルブ2のガラス球3をピンチシ
ール部4で保持する保持バンドと所定の前照灯の
ランプボデイに支持される口金本体と該口金本体
に取着され、かつ、上記保持バンドが固定される
金属スリーブとから成る。
(b−1 保持バンド)[第1図乃至第3図] 12はバルブ2のピンチシール部4を巻回する
ことによつてバルブ2を保持する保持バンドであ
り、該保持バンド12はばね弾性を有する一枚の
板金材料をプレス成形して形成されている。
13は前後方向から見て全体として略ロ字状を
為すように屈曲された保持部である。
また、14,15は保持部13の後端縁の略中
間部から互いに反対側へ向けて延び、かつ、先端
へ行くに従つて次第に拡幅される略扇状を成す取
付部であり、該取付部14,15の各先端縁に外
接する円の径は後述する金属スリーブの内径と等
しいか梢小さくされている。そして、取付部14
及び15の先端寄りの部分の両側端縁に寄つた部
分には前方へ向けて突出した突片16,16,…
…が切起し状に形成されている。17,17,…
…は突片16,16,……が切り起されたことに
よつて形成された孔である。
(b−2 口金本体)[第1図乃至第4図] 18は口金本体であり、熱可塑性を有する合成
樹脂によつ型成形されて成る。
この口金本体18は、略筒状を為しており、そ
の内部は中間部に設けられた隔壁19によつてバ
ルブ保持部20とコネクター部21とに分けられ
ている。そして、隔壁19に端子取付孔22,2
2,22が形成されている。また、口金本体18
の外周面には外方へ向つて張り出したフランジ2
3が一体に形成されており、該フランジ23の外
周縁には3つの位置決め用の切欠24,24,2
4(図面では2個のみ示してある。)が形成され
ている。
25はフランジ23より前方の位置で口金本体
18の外周面に形成された環状の嵌合溝であり、
該嵌合溝25にはO(オー)リング状のシール材
が嵌合取着され、この電球がランプボデイに取り
付けられる際の口金本体18とランプボデイとの
間の防水に寄与する。
26は口金本体18の内周面に中心軸方向に沿
つて形成された突条部で、金属スリーブの位置決
めをするためのものである。
尚、口金本体18の内部には所定の端子が設け
られているが、これについては後述する。
(b−3 金属スリーブ)[第1図乃至第4図] 27は金属スリーブである。
金属スリーブ27は前記口金本体18のバルブ
保持部20に内嵌し得る外径を有している。
28は金属スリーブ27の中心軸方向に沿つて
形成された割れ部である。該割れ部28が口金本
体18の内周面に形成された前記突条部26と係
合されることにより、金属スリーブ27と口金本
体18との間の周方向における位置決めが為され
る。
29は金属スリーブ27の前記割れ部28を介
して対向する2つの周端縁30a,30b間を電
気的に導通させるためにこれら両者間に跨がるよ
うに当接された導通板である。 31,31,…
…は金属スリーブ27の前端縁から前方へ向つて
突出するように設けられたバンド取付片であり、
これらバンド取付片31,31,……はその前端
部32,32……が金属スリーブ27の軸心側に
寄つて位置されると共に前記保持バンド12の取
付部14,15に形成された孔17,17,……
と各別に対応して位置されるように中間部から後
方の部分が傾斜されている。
尚、この実施例における金属スリーブ27の長
さは口金本体18のバルブ保持部20の長さより
稍短くされている。また、バンド取付片31,3
1,……の前端部32,32,……は保持バンド
12に形成された突片16,16,……の各別に
対応するものと平行な向きになつている。
上記のように形成された金属スリーブ27をそ
の後端から口金本体18のバルブ保持部20に嵌
挿し、その状態で高周波誘導加熱を行ない、バル
ブ保持部20の内壁面と金属スリーブ27の外周
面との間で口金本体の材料樹脂を溶融し、これに
よつて、金属スリーブ27を口金本体18のバル
ブ保持部20に固定する。
(b−4 端子)[第1図] 33,33,33は前記口金本体18のコネク
ター部21内に配置される端子である。各端子3
3は基端部に主部に対して直角に折り曲げられた
取付片34が形成されており、該取付片34には
反主部側へ突出した筒部35が形成されている。
しかして、端子33,33,33の取付片34,
34,34に形成された筒部35,35,35が
口金本体18の隔壁19に形成された端子取付孔
22,22,22にコネクター部21側から挿通
され、そして、各筒部35,35,35のバルブ
保持部20側に突出した先端部をカシメ、これに
よつて端子33,33,33が口金本体18のコ
ネクター部21内に配置せしめられる。
(b−5 連結線)[第1図] 36,36,36は連結線であり、その後端部
は前記端子33,33,33の筒部35,35,
35に挿通された状態で取付片34,34,34
に半田付けされていて、その前端部は金属スリー
ブ27の開口端近くに位置せしめられている。
(c 保持バンドの金属スリーブへの取付け) そこで、保持バンド12は、バルブ2を保持し
た状態で金属スリーブ27に次のようにして取り
付けられる。
即ち、金属スリーブ27のバンド取付片31,
31,……の前端部32,32,……を保持バン
ド12の孔17,17,……に挿通して前端部3
2,32,……を相対的に孔17,17,……に
対して摺動させてバルブ2のフイラメント8,8
と口金本体18のフランジ23との間の位置関係
が正しくなるように調整し、その調整が正しく為
されたところで、バンド取付片31,31,……
の前端部32,32,……と保持バンド12の突
片16,16,……とをプラズマ溶接等により固
定する。
これによつて、バルブ2が保持バンド12及び
金属スリーブ27を介して口金本体18に保持さ
れることになる。
そして、バルブ2のピンチシール部4から導出
された外部リード線6,6,6を前記連結線3
6,36,36の前端部に半田付けする。この場
合、高周波誘導加熱を利用して半田付けを行なう
と良い。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなとおり、本
考案口金付電球は、フイラメントが封入されたバ
ルブを合成樹脂により形成された口金本体と該口
金本体の先端部に固定された金属スリーブとを有
する口金部に保持すると共に、前記金属スリーブ
によつて画成される空間内にて外部リード線と端
子ないし端子に結合された連結線とを接合してな
る口金付電球であつて、前記金属スリーブには、
中心軸方向に沿つた割れ部が形成され、かつ、該
割れ部を介して対向する周方向における2つの端
縁部に、両者を電気的に導通させる導通板を当接
したことを特徴とする。
従つて、本考案によれば、金属スリーブによつ
て画成される空間内にて外部リード線と端子等と
を接続する際に高周波が集中する箇所がなく、依
つて、バルブと金属スリーブとの間を連結してい
る部材に電流が流れないので、該部材が焼けるの
を防止し、更には、バルブの当該部材が結合され
た部分への熱による悪影響や当該部材の変色によ
る口金付電球の外観の悪化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案口金付電球の実施の
一例を示すもので、第1図は縦断側面図、第2図
は全体の斜視図、第3図は全体の分解斜視図、第
4図は第1図の−線に沿う拡大断面図であ
る。 符号の説明、1……口金付電球、2……バル
ブ、6……リード線、8……フイラメント、11
……口金部、18……口金本体、27……金属ス
リーブ、28……割れ部、29……導通板、30
a……端縁部、30b……端縁部、36……連結
線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フイラメントが封入されたバルブを合成樹脂に
    より形成された口金本体と該口金本体の先端部に
    固定された金属スリーブとを有する口金部に保持
    すると共に、前記金属スリーブによつて画成され
    る空間内にて外部リード線と端子ないしは端子に
    結合された連結線とを接合してなる口金付電球で
    あつて、 前記金属スリーブには、中心軸方向に沿つた割
    れ部が形成され、かつ、該割れ部を介して対向す
    る周方向における2つの端縁部に、両者を電気的
    に導通させる導通板を当接したことを特徴とする
    口金付電球。
JP7771786U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH047561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7771786U JPH047561Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JP7771786U JPH047561Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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Publication Number Publication Date
JPS62191061U JPS62191061U (ja) 1987-12-04
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ID=30925984

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