JPH0475203A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は照明器具に係り、たとえば天井面に複数の器具
本体を端部を隣接させながら直角方向に配設する施工に
適した照明器具に関する。

（従来の技術） 従来、複数の照明器具を各器具本体の端部を隣接させて
その器具本体の長手方向が直角になるように連結して配
設する構造としては、まず、被取付は面例えば天井面に
、１個の器具本体を取付け、この器具本体の端部に隣接
する他の器具本体の端部を、先に取付けた器具本体と直
角になるように天井面に取付け、次に、この各器具本体
の隣接する両端部の中央部分から導出した電線を介して
互いに電気的に接続し、この電線を覆い隠すためにカバ
ーを取付ける構造などが知られている。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上記の従来の構造では、各器具本体を天井面に
取付けた後に、それぞれの器具本体の隣接する端部の中
央部分から導出する電線を介して互いに電気的に接続し
、この電線を覆い隠すためにカバーを取付けるため、作
業性が悪く、また、作業に要する部品数が多いなどの問
題を有している。

本発明の目的は、上記の問題点を鑑みて、複数の器具本
体を隣接する端部において互いに器具本体の長手方向が
直角になるように、しかも、カバーを使用することなく
、意匠性に優れた施工が行なえる構造の照明器具を提供
することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の照明器具は、ランプを装着するランプソケット
を備えた器具本体の端部両側部に、それぞれこの器具本
体の長手方向より内“側に４５゜傾斜され前記器具本体
に給電するコードが挿通可能なコード挿通口が開口され
た連結面部を形成し、この連結面部のコード挿通口に、
互いに端部を隣接して直角方向に配設された器具本体を
連結し前記コードのコード挿通部を有する連結具と、前
記コード挿通口を閉塞するカバーとを選択的に係合する
ものである。

（作用） 本発明の照明器具は、器具本体の端部両側部に、それぞ
れこの器具本体の長手方向より内側に４５°傾斜されこ
の器具本体に給電するコードが挿通可能なコード挿通口
が開口された連結面部が形成されているので、たとえば
天井面に取付ける複数の器具本体のうち、互いに隣接さ
せる２個の器具本体に対し、一方の器具本体の端部の他
方の器具本体と隣接する連結面部のフード挿通口と、こ
の連結面部と隣接する他方の器具本体の連結面部のコー
ド挿通口とを、コード挿通部を有する連結具を介して連
通させて、両連結面部を連結させると、この隣接する器
具本体は、端部においてその長手方向が直角になるよう
に配設される。この状態において、両器具本体を電気的
に接続するコードは、一方の器具本体の内部より、前記
連結具のコード挿通部を挿通して他方の器具本体の内部
に接続されるので、外部からこのコードは前記端部に隠
れて見えず、照明器具の意匠性は向上する。

さらに、配光的にも隣接する照明器具のランプ間隔が小
さくなり、ランプ管端の暗がりを軽減する。

また、他の器具本体の連結面部を連結しない連結面部に
おいては、この連結面部に開口形成されたコード挿通口
に、このコード挿通口を閉塞するカバーを係合させてコ
ード挿通口を閉塞して、照明器具の意匠性を向上させる
。

（実施例） 本発明の照明器具の一実施例を図面に基づいて説明する
。

第１図において、１は細長箱状に成形された器具本体で
、この器具本体１の両端部２には対をなすランプソケッ
ト３が対向して取付けられ、このランプソケット３には
直管形の蛍光ランプ４が装着されている。

前記器具本体１の端部２には、両側部５に、前記器具本
体１の側面６の延長方向より内側に４５°傾斜する連結
面部７が形成されている。そして、この連結面部７の略
中央部には、前記器具本体１に給電するコードが挿通可
能なコード挿通口８が上端縁部（図中下端縁部）９が開
放して形成されている。

次に、１０は連結具で、この連結具１０は、略逆Ｕ字状
に形成され、外面両端部にそれぞれ前記連結面部７のコ
ード挿通口８の開口縁内側に係合可能な突縁１１１を形
成し、この突縁１１１間に隣接する器具本体１の連結面
部７のコード挿通口８の開口縁部を重合して挟着保持す
る係合溝１１ｂが形成されている。

また、１２はカバーで、このカバー１２の外面は、外面
に前記連結面部７のコード挿通口８の開口縁内側に係合
可能な両端には突縁１２ａを形成し、この突縁１２１間
に、器具本体１の連結面部７のコード挿通口８の開口縁
部を挟着保持する係合溝１２ｂが形成されている。そし
て、このコード挿通口８に係合された状態におけるカバ
ー１２の外端面は、前記端部２と一体形状を形成し、意
匠性よくニード挿通口８を閉塞するように構成されてい
る。

次に、本実施例の作用について説明する。

被取付は面たとえば天井面に取付ける複数の器具本体１
のうち、互いに端部２が隣接する２個の器具本体１を、
その長手方向が直角になるよう〜 に連結されて配設する施工方法について説明する。

まず、二方の器具本体１を天井面の所定位置に固定する
。

次に、第３図に示すように、一方の器具本体１の端部２
の連結面部７のうち、他方の器具本体１と隣接する連結
面部７のコード挿通口８の開口縁内側に連結具１０の一
端側突縁１．Ｉｉを係合させて係合溝１１ｂにてコード
挿通口８の開口縁部を係合する。そして、この連結具１
０のコード挿通部１１に、この器具本体１の内部に接続
するコードを挿通させて、このコードの一端を端部２よ
り前記連結具１０を介して導出する。

さらに、このコードの一端を隣接する他方の器具本体１
の内部に接続しつつ、この一方の器具本体１の連結面部
７と連結する他方の器具本体１の連結面部７のコード挿
通口８の開口縁内側に、前記連結具１０の他端側突縁１
１ａを係合させて係合溝１１ｂにてコード挿通口８の開
口縁部を係合し、この係合溝１１ｂにて重合された連結
面部、７のコード挿通口８の開口縁部を挟着保持して両
連結面部７を連結し、この２個の器具本体１を連結させ
る。

そして、この他方の器具本体１を天井面に取付けて、２
個の器具本体１を互いに直角方向に配設する作業は完了
する。

また、器具本体１を連結しない端部２の連結面部７では
、この連結面部７のコード挿通口８の開口縁部をカバー
１２の突縁１２８間の係合溝１２ｂ　番こ係合させてこ
のコード挿通口８を閉塞する。

このように上記構成によれば、器具本体１の長手方向が
それぞれ直角になるように配設予定の２個の器具本体１
の端部２において、各器具本体１をコードを用いて電気
的に接続し、この器具本体１の相対する連結面部７を互
いに当接させて連結具１０を介して連結させるだけで、
この２個の照明器具は、天井面に各器具本体１の長手方
向が互いに直角になるように意匠性良（連結配設される
。

また、前記連結面部７は、器具本体１の長手方向より４
５°傾斜しているので、２個の器具本体１の相対する連
結面部７を連結具１０を介して連結させるだけで、あら
かじめ天井面に固定されている一方の器具本体１に対し
、他方の器具本体１は、その長手方向が一方の器具本体
１の長手方向と直角に位置決めされるので、器具本体１
の連結作業は容易になる。

さらに、器具本体１が連結されない連結面部７のコード
挿通口８は、カバー１２によって閉塞され、しかも、カ
バー１２の外端面は器具本体１の端部２と一体形状とな
るようになっているので、器具本体１を直角方向に連結
している端部の意匠性を損うことはない。

従って、器具本体１の天井面への連結作業に要する部材
数を減らすことができる。

そして、このように順次器具本体１を連結することによ
り、第２図に示すように、４個の器具本体１で四角形枠
状に照明器具を配設することができる。

次に、第２の実施例を第４図に基づき説明する。

前記第１の実施例では、連結面部７は角部および辺部に
丸みをつけて側面部５から滑らかに連続する面として形
成したが、本実施例では、連結面部７は、端部２の側面
部５より内側に４５６傾斜した傾斜面として形成して構
成したものである。

また、カバー１２は、連結面部７のコード挿通口８に係
合するとともに、連結面部７の全面を覆い、器具本体１
の端部２の角部を形成する略三角形状に成形されている
。

なお、他の構成は前記第１の実施例と同様であり、同様
の作用効果を有する。

また、前記実施例では、両端に口金部を有す開管形蛍光
ランプを装着する器具について説明したが、片口金形蛍
光ランプを装着するランプソケットを設けた器具にも適
用できる。

〔発明の効果〕

本発明の照明器具によれば、器具本体の端部両側部に、
それぞれこの器具本体の長手方向より内側に４５°傾斜
された連結面部が形成され、この連結面部には、前記器
具本体に給電するコードが挿通可能なコード挿通口が開
口されているので、複数の器具本体のうち例えば２個の
器具本体を被取付は面に連結配設する際、一方の器具本
体の一端部の一連結面部に、隣接する他方の器具本体の
端部の相対する連結面部を対向させ、連結具の両端を各
連結面部のコード挿通口にそれぞれ係合させ、この連結
具のコード挿通部を挿通するコードを介して両型具本体
を接続しつつ両連結面部を連結させると、この隣接する
２個の器具本体は、端部において互いにその長手方向が
直角に連結配設されて配線される。

従って、器具本体の端部と連結具だけで、被取付は面に
器具本体をその長手方向が直角になるように整然と連結
配設されるので、施工時の部材数は減少し、作業性は向
上する。

また、器具本体を連結しない連結面部のコード挿通口に
は、カバーを係合させてこのコード挿通口を閉塞するの
で、器具本体の端部の意匠性を向上させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の照明器具の一実施例を示し、端部にお
いて互いに器具本体の長手方向が直角に連結配設した状
態を示す斜視図、第２図は同上４個の器具本体を四角形
枠状に連結配設した状態を示す説明図、第３図は同上Ａ
−Ａ断面図、第４図は同上第２の実施例を示し、端部に
おいて互いに器具本体の長手方向が直角に連結配設した
状態を示す斜視図である。 １・・器具本体、２・・端部、３・・ランプソケット、
４・・蛍光ランプ、７・・連結面部、８・・コード挿通
口、ｌＯ・・連結具、１１・・コード挿通部、１２・・
カバー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ランプを装着するランプソケットを備えた器具本
   体の端部両側部に、それぞれこの器具本体の長手方向よ
   り内側に４５゜傾斜され前記器具本体に給電するコード
   が挿通可能なコード挿通口が開口された連結面部を形成
   し、 この連結面部のコード挿通口に、互いに端部を隣接して
   直角方向に配設された器具本体を連結し前記コードのコ
   ード挿通部を有する連結具と、前記コード挿通口を閉塞
   するカバーとを選択的に係合することを特徴とする照明
   器具。