JPH0474942B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0474942B2 JPH0474942B2 JP58180756A JP18075683A JPH0474942B2 JP H0474942 B2 JPH0474942 B2 JP H0474942B2 JP 58180756 A JP58180756 A JP 58180756A JP 18075683 A JP18075683 A JP 18075683A JP H0474942 B2 JPH0474942 B2 JP H0474942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- metal foil
- thermoplastic film
- coil material
- cut end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 18
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007602 hot air drying Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003472 neutralizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/04—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
- H02K15/0435—Wound windings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コアレスモータ、トランス等のコイ
ル、或いはカートリツジの発電コイル等の各種コ
イルに利用し得るコイルの製造方法に関するもの
である。
ル、或いはカートリツジの発電コイル等の各種コ
イルに利用し得るコイルの製造方法に関するもの
である。
従来、この種のコイルは、エナメル銅線等の絶
縁処理が施されている断面円形の電線を巻枠にテ
ンシヨンを与えながら所要のターン数巻き取つて
製作していた。
縁処理が施されている断面円形の電線を巻枠にテ
ンシヨンを与えながら所要のターン数巻き取つて
製作していた。
このように、電線は一定のテンシヨンを加えた
状態で巻き取られるので、線材自体に多少の伸び
が発生するため、コイルに流れる電流によつて断
線する等の事故が発生していた。
状態で巻き取られるので、線材自体に多少の伸び
が発生するため、コイルに流れる電流によつて断
線する等の事故が発生していた。
又、電線が断面円形であるため、巻かれた電線
間に空間が生ずるので、一定限度以上に密度を上
げることができなかつた。
間に空間が生ずるので、一定限度以上に密度を上
げることができなかつた。
更に、絶縁材のコーテイング不良、例えばピン
ホールの発生等、及び線材の傷等の発生によつて
断線したり、層間短絡が発生する等の欠点を持つ
ていた。
ホールの発生等、及び線材の傷等の発生によつて
断線したり、層間短絡が発生する等の欠点を持つ
ていた。
本発明は、導電性の金属箔と絶縁性の熱可塑性
フイルムでコイルを形成することにより、コイル
密度を増すと同時に絶縁性が高く、然も従来の欠
点を除去したコイルを大量に、かつ、均等な特性
のものを極めて容易に製造することができるコイ
ルの製造方法を提供するものである。
フイルムでコイルを形成することにより、コイル
密度を増すと同時に絶縁性が高く、然も従来の欠
点を除去したコイルを大量に、かつ、均等な特性
のものを極めて容易に製造することができるコイ
ルの製造方法を提供するものである。
以下、本発明の実施例を、図面について説明す
る。
る。
ポリエチレン等の絶縁性を有する熱可塑性フイ
ルム１と、アルミ箔等の導電性を有する金属箔２
とを重合し、その始端をコイルの空芯と同じ形状
に断面を形成した巻枠３に止着し、コイルとして
の所要ターン数に巻枠３上に熱可塑性フイルム１
と金属箔２の重合体を必要なテンシヨンを与えな
がら巻き取り、断面形状が所要コイルの形状で巻
数が所要のターン数の筒状捲回体４を形成する。
ルム１と、アルミ箔等の導電性を有する金属箔２
とを重合し、その始端をコイルの空芯と同じ形状
に断面を形成した巻枠３に止着し、コイルとして
の所要ターン数に巻枠３上に熱可塑性フイルム１
と金属箔２の重合体を必要なテンシヨンを与えな
がら巻き取り、断面形状が所要コイルの形状で巻
数が所要のターン数の筒状捲回体４を形成する。
この筒状捲回体４をコイルの使用場所の空間、
或いは電流等を考慮して所要の厚さｔに輪切り状
に切断してコイル素材５とする。
或いは電流等を考慮して所要の厚さｔに輪切り状
に切断してコイル素材５とする。
この時点で、コイル素材５の切断端面は、金属
箔２に切断によるバリ等が発生しており、これ等
が接触し合つて層間短絡が発生することがあり、
そのような場合は必要なターン数は得られていな
いことになる。
箔２に切断によるバリ等が発生しており、これ等
が接触し合つて層間短絡が発生することがあり、
そのような場合は必要なターン数は得られていな
いことになる。
次に、このコイル素材５を金属箔２に対しての
みエツチング作用をし、熱可塑性フイルム１に対
しては何の作用もしないエツチング液内に必要な
時間浸漬する。
みエツチング作用をし、熱可塑性フイルム１に対
しては何の作用もしないエツチング液内に必要な
時間浸漬する。
この浸漬によつて金属箔２は切断バリ等が除か
れて層間短絡が解除されるだけでなく、第３図に
示すように、金属箔２の切断端面もエツチングさ
れて熱可塑性フイルム１の切断端面よりも凹んだ
状態になる。
れて層間短絡が解除されるだけでなく、第３図に
示すように、金属箔２の切断端面もエツチングさ
れて熱可塑性フイルム１の切断端面よりも凹んだ
状態になる。
このような状態となつた時にコイル素材５をエ
ツチング液より取り出し、水洗、中和液の浸漬等
の工程によつてエツチング作用を停止させ、熱風
乾燥等の乾燥処理によつて乾燥させ、各層の金属
箔２は熱可塑性フイルム１で絶縁された状態とな
る。
ツチング液より取り出し、水洗、中和液の浸漬等
の工程によつてエツチング作用を停止させ、熱風
乾燥等の乾燥処理によつて乾燥させ、各層の金属
箔２は熱可塑性フイルム１で絶縁された状態とな
る。
更に乾燥の終わつたコイル素材５は、赤外線炉
等で熱可塑性フイルム１の軟化温度以上に加熱を
行なうものである。
等で熱可塑性フイルム１の軟化温度以上に加熱を
行なうものである。
この加熱は、熱可塑性フイルム１の切断端面に
赤外線等の加熱力が最初に作用するため、この部
分が先ず軟化温度に達して熱可塑性フイルム１の
収縮作用が始まり、第４図に示すように、金属箔
２の端面は熱可塑性フイルム１で絶縁されること
となり、この状態となつた処で加熱炉から取り出
すと、コイルが完成する。
赤外線等の加熱力が最初に作用するため、この部
分が先ず軟化温度に達して熱可塑性フイルム１の
収縮作用が始まり、第４図に示すように、金属箔
２の端面は熱可塑性フイルム１で絶縁されること
となり、この状態となつた処で加熱炉から取り出
すと、コイルが完成する。
このコイルは、端面も熱可塑性フイルム１の収
縮で絶縁されるので、この端面に導電性物質が接
触しても短絡する危険性はなく、完全に絶縁され
たコイルとなるものである。
縮で絶縁されるので、この端面に導電性物質が接
触しても短絡する危険性はなく、完全に絶縁され
たコイルとなるものである。
そして、このコイル断面偏平な金属箔２を使用
するために無駄な空間がなく、コイル断面の有効
利用率が高められ、熱可塑性フイルム１、金属箔
２の厚さを薄くすることによつてコイル密度を上
げることができる。
するために無駄な空間がなく、コイル断面の有効
利用率が高められ、熱可塑性フイルム１、金属箔
２の厚さを薄くすることによつてコイル密度を上
げることができる。
然も、金属部分の重量を少なくすることができ
るので、コイルの軽量化も可能で、絶縁塗料で絶
縁した電線のように絶縁不良による層間短絡や、
断線の危険性のないコイルが得られる。
るので、コイルの軽量化も可能で、絶縁塗料で絶
縁した電線のように絶縁不良による層間短絡や、
断線の危険性のないコイルが得られる。
本発明のコイルは、コアレスモータ、トランス
のコイル、コートリツジの発電コイル等の電流の
少ないコイルとして好適なものである。
のコイル、コートリツジの発電コイル等の電流の
少ないコイルとして好適なものである。
以上のように、本発明によれば、金属箔と熱可
塑性フイルムを重合、捲回して筒状捲回体を形成
し、これを所定幅に輪切り状に裁断してコイル素
材を形成するので、同時に多数のコイル素材が簡
単に製造できる。
塑性フイルムを重合、捲回して筒状捲回体を形成
し、これを所定幅に輪切り状に裁断してコイル素
材を形成するので、同時に多数のコイル素材が簡
単に製造できる。
そして、これらがエツチング、中和、加熱の各
工程を経ることにより、切断バリ等による層間短
絡の除去、端面の絶縁処理が行なわれるが、これ
等のエツチング、中和、加熱の各工程は各コイル
素材毎に行なう必要がなく、同時に多数の処理を
行なうことができるので、多量のコイルが短時間
に、かつ、容易に製造できるものである。
工程を経ることにより、切断バリ等による層間短
絡の除去、端面の絶縁処理が行なわれるが、これ
等のエツチング、中和、加熱の各工程は各コイル
素材毎に行なう必要がなく、同時に多数の処理を
行なうことができるので、多量のコイルが短時間
に、かつ、容易に製造できるものである。
第１図は筒状捲回体の捲回工程図、第２図はコ
イル素材の切断図、第３図はエツチング終了時の
コイル素材の要部の拡大断面図、第４図は完成品
の要部拡大断面図である。 １……熱可塑性フイルム、２……金属箔、３…
…巻枠、４……筒状捲回体、５……コイル素材。
イル素材の切断図、第３図はエツチング終了時の
コイル素材の要部の拡大断面図、第４図は完成品
の要部拡大断面図である。 １……熱可塑性フイルム、２……金属箔、３…
…巻枠、４……筒状捲回体、５……コイル素材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 導電性を有する金属箔と絶縁性を有する熱可
塑性フイルムとを重合して、その断面が所要の形
状となるように所要のターン数巻き取る工程と、 該巻き取られたものを必要な幅に輪切り状に裁
断してコイル素材を得る工程と、 該コイル素材の金属箔のみをエツチング可能な
エツチング液に浸漬して金属箔の切断端面を熱可
塑性フイルムの切断端面より凹ませる工程と、 該エツチングが終了したコイル素材を、その熱
可塑性フイルムの軟化温度以上に加熱して、該熱
可塑性フイルムの切断端面を融着し金属箔の切断
端面を被覆し絶縁処理を行なう工程と、 からなるコイルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18075683A JPS6077648A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | コイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18075683A JPS6077648A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | コイルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6077648A JPS6077648A (ja) | 1985-05-02 |
| JPH0474942B2 true JPH0474942B2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=16088765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18075683A Granted JPS6077648A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | コイルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6077648A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05168202A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-07-02 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 薄型コイルの製造方法 |
| JPH05176503A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-13 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 薄型コイルおよびその製造方法 |
| JP4823278B2 (ja) * | 2008-08-04 | 2011-11-24 | パナソニック株式会社 | コイルの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5036952A (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-07 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP18075683A patent/JPS6077648A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5036952A (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6077648A (ja) | 1985-05-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20090271977A1 (en) | Copper conductor with anodized aluminum dielectric layer | |
| ES377971A1 (es) | Procedimiento para la fabricacion de una bobina electrica. | |
| KR880000156A (ko) | 평코일 및 그 제조 방법 | |
| US2814581A (en) | Self-supporting electromagnetic coil | |
| JPH033322B2 (ja) | ||
| JPH0474942B2 (ja) | ||
| US2925646A (en) | Method of producing electrical conductors | |
| US3541682A (en) | Process for manufacturing coil components and transformers | |
| US3616389A (en) | Process for producing electrophoretically insulated conductors and coils | |
| US3410738A (en) | Method of making coils of electrical conductors | |
| JP2002025821A (ja) | コイル装置およびケーブル装置ならびにこれに用いられる絶縁被膜の処理方法 | |
| JP2580841B2 (ja) | 同軸ケーブル | |
| US3292243A (en) | Production of metal coils | |
| JPS6328328B2 (ja) | ||
| JP4660984B2 (ja) | 誘導加熱調理器用加熱コイル | |
| JPH0130286B2 (ja) | ||
| KR100352101B1 (ko) | 복합선재 제조방법 | |
| JPS566652A (en) | Manufacture of insulated winding for electric machine | |
| JPH099587A (ja) | 偏平空芯コイル | |
| JPH03190114A (ja) | スライスコイルの製造方法 | |
| JPS5832176Y2 (ja) | 電力ケ−ブル | |
| JPS60200510A (ja) | 電気機器用絶縁コイル | |
| JPS637608A (ja) | フラツトコイルの製造方法 | |
| JPS6342844B2 (ja) | ||
| JPH02197103A (ja) | フラットコイル |