JPH0470907A - Nc加工機の段取り情報処理装置 - Google Patents

Nc加工機の段取り情報処理装置

Info

Publication number
JPH0470907A
JPH0470907A JP2175428A JP17542890A JPH0470907A JP H0470907 A JPH0470907 A JP H0470907A JP 2175428 A JP2175428 A JP 2175428A JP 17542890 A JP17542890 A JP 17542890A JP H0470907 A JPH0470907 A JP H0470907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setup
machine
information
mold
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2175428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2927512B2 (ja
Inventor
Michiko Ishii
石井 美智子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP2175428A priority Critical patent/JP2927512B2/ja
Publication of JPH0470907A publication Critical patent/JPH0470907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2927512B2 publication Critical patent/JP2927512B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35359Discriminate between setup data and machining data
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
    • G05B2219/36262Input workpiece mounting position, setup

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はNC加工機の段取り情報処理装置に関する。
(従来の技術) 一般に、NC加工機では、NCプログラムの実行前に段
取り作業が必要である。
段取り作業とは、NCプログラムの実行前に事前に準備
しておかなければならない作業を言うが、ここでは、工
具交換やワーククランプ装置の位置変更など手作業を含
めた機械回りの事前準備を呼ぶものとする。
この段取り作業は、NCプログラムの実行前、作業票な
どを参照して、手際良く、支持の通りに準備しておく必
要が有る。
例えば、タレットパンチプレスでは、タレットテーブル
の各金型装置ステーションに所定の金型がそれぞれ装着
されていなければならず、またワ一りを把持するワーク
クランプ装置がキャレッジ上の所定の位置に取付けられ
ていなければならないので、NCプログラムの実行前、
作業票など参照して適宜金型交換作業やワーククランプ
装置の位置変更作業が行われている。
従来のタレットパンチプレスの金型交換作業の一例を示
すと、まずタレットの金型装着ステーションに現在装着
されている金型について、各金型装着ステーションに装
着金型の形状寸法、取付は角度(A角度)を対応させた
装着金型リストを作り、また、NCプログラムに書かれ
ている金型につきステーション番号に使用金型を対応さ
せた使用金型リストを作り、両リストを比較して、使用
金型リストに挙げられている金型が指定のステーション
に指定の角度で取付けられているよう適宜金型変換して
ゆくというものである。
しかし、このタレットパンチプレスでは、金型装着ステ
ーション数は例えば72とされ、各金型は形状及び寸法
で区別され、また同一種の金型てあっても稀かのクリア
ランスの相違で異なる金型とされるので、リスト作成は
大変で、その比較に慎重を要するものである。
金型比較の一例を示すと、例えば次の表1のリストにつ
き、金型交換は不必要である。TNOはステーション番
号、REは形状(長句)を示す。
表1 しかし、次の表2のリスト比較では、取付は角度(A角
度)が異なるので、金型交換(角度変更)が必要である
表2 このように、従来のタレットパンチプレスにおける金型
段取り作業では、例えば72個の金型すべてをチェック
しないと段取の有無がわからず、チェック項目が多いた
め段取の有無を見すごしゃすく、加工ミスが発生しやす
い等の問題点があった。また、1つ1つチェックするた
め段取に時間がかかり、さらに段取りがどのくらい発生
するのか、またどのくらい段取に時間がかかるのかがま
ったくわからないため正確な運転スケジュールが立てら
れない等の問題点があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来よりのNC加工機の段取り作業は、作
業票など参照して手作業により作業者任せてNC加工の
事前準備をするというものであったため、段取り作業を
忘れて運転開始させてしまう恐れがあり、段取り内容を
誤る可能性があり、また段取りを全て作業者任せにして
いるので、特に不慣れの作業者にあっては作業効率が悪
いという問題点があった。
また、上記のタレットパンチプレスでは、リスト作成に
多くの手間を要し、記入ミスを生ずる恐れがあると共に
リスト比較作業が困難で、段取り作業に多くの手間と時
間を必要としていた。
さらに、近年発達した他品種少量生産のFMSラインで
は、NCプログラムの変更時期が早く、段取り回数も多
いので、これら問題点が大きくクローズアップされてい
る。
そこで、本発明は、段取り作業を効率的に行い得て、段
取りミスを生ずる恐れが少ないNC加工機の段取り情報
処理装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明は、特許請求の範囲に
記載の通り、段取り有無を事前チェックし、段取り有り
の場合には段取り指令を出力して段取り作業の終了後に
運転開始させるNC加工機の段取り情報処理装置におい
て、 前記NC加工機の金型装着ステーションの現在金型装着
状態やワーククランプ装置の現在取付は位置など機械の
現在状態を記憶する機械現在状態記憶手段を設け、 前記NC加工機のNCプログラムの内容を先読みし、ま
たは該NCプログラムに付属された情報を参照し、当該
NCプログラムを実行するのに必要な金型装着ステーシ
ョンへの金型装着状態やワーククランプ装置の取付は位
置など機械の準備条件を生成する機械準備条件生成手段
を設け、前記NCプログラムの入力設定に応じ、前記機
械現在状態記憶手段及び前記機械準備条件生成手段の機
械の現在状態及び準備条件を比較照合し、金型装着ステ
ーションの金型交換指令やワーククランプ装置の取付は
位置変更指令など段取り指令の情報を生成する段取り指
令情報生成手段を設け、該段取り指令情報生成手段で生
成された段取り指令の情報に基づいて対話画面を用いて
各項目毎の段取り作業を実行させる表示手段を設けたこ
とを特徴とする。
また、前記表示手段の対話画面を用いての段取り作業に
つき、段取り完了の信号にて前記機械現在状態記憶手段
の記憶内容を段取り指令の内容に更新する機械現在状態
更新手段を設けたことを特徴とする。
また、段取り有無を自動判別する段取り有無判別手段を
設け、該段取り有無が段取り有りを判別した場合には、
前記表示手段を介しての段取り完了信号無しては運転開
始しないことを特徴とする。
(作用) 本発明の段取り情報処理装置では、機械現在状態記憶手
段に前記NC加工機の金型装着ステーションの現在金型
装着状態やワーククランプ装置の現在取付は位置など機
械の現在状態を記憶しておく一方、機械準備条件生成手
段で前記NC加工機のNCプログラムの内容を先読みし
、または該NCプログラムに付属された情報を参照し、
当該NCプログラムを実行するのに必要な金型装着ステ
ーションへの金型装着状態やワーククランプ装置の取付
は位置など機械の準備条件を生成し、段取り指令情報生
成手段で前記NCプログラムの入力設定に応じ、前記機
械現在状態記憶手段及び前記機械準備条件生成手段の機
械の現在状態及び準備条件を比較照合し、金型装着ステ
ーションの金型交換指令やワーククランプ装置の取付は
位置変更指令など段取り指令の情報を生成し、表示手段
で前記段取り指令情報生成手段で生成された段取り指令
の情報に基いて対話画面を用いて各項目毎の段取り作業
を実行させる。
ここに、表示手段の対話画面には、必要事項のみ、例え
ば上述のタレットパンチプレスのリスト比較において金
型交換要の部分のみを表示できるので、手際よく段取り
作業を実施させることができるようになる。
また、本発明では、機械現在状態更新手段を設け、前記
表示手段の対話画面を用いての段取り作業につき、段取
り完了の信号にて前記機械現在状態記憶手段の記憶内容
を段取り指令の内容に更新するので、例えば上述のタレ
ットパンチプレスの装着金型リストのを自動で誤りなく
生成でき、これが作成のための手間を要さない。
さらに、本発明では、段取り有無を自動判別する段取り
有無判別手段を設け、該段取り有無が段取り有りを判別
した場合には、前記表示手段を介しての段取り完了信号
無しでは運転開始しないので、段取り忘れのままで運転
開始するようなことがなく、かつ段取り無しの場合には
即運転開始できるので効率的な自動運転が可能となる。
(実施例) 第2図は、本発明を実施することができるEMS加エシ
ェライン例を示す説明図である。
図において、本例の加工ライン1は、多列多段の収納ス
テーションを有するラック2を備えた自動倉庫3を備え
て成り、前記ラック2の後方には所定の収納ステーショ
ンに対して後方側から板金素材を搬入する素材搬入装置
4が備えられている。
また、ラック2の前方には、ラック2の各収納ステーシ
ョンの高さ位置へ位置決め可能の昇降台5を備え、ラッ
ク2の前面側で任意の位置へ移動可能の搬出入装置(ト
ラバーサ)6が設けられている。したがって、素材搬入
装置4で一つの収納ステーションに収納された素材は、
トラバーサ6の一般的な搬出入動作により、他の収納ス
テーションへ移載可能であり、また適宜収納ステーショ
ンに収納された素材または製品(半製品)を適宜昇降台
5上へ取り出し可能である。
前記ラック2の前面側で一定距離を置いたライン上には
、ローディング装置7とアンローディング装置8を備え
たNC加工機の一例としてのタレットパンチプレス機9
か配置され、ローディング装置7及びアンローディング
装置8と自動倉庫3との間には、適宜搬送路10が設け
られ、矢印イ、口、ハ、二、ホの順で素材が加工されて
製品となり、適宜衣の工程または出庫部へ搬送されるよ
うになっている。タレットパンチプレス機9がレーザ加
工機その他の加工機であっても同様であり、また複数台
の加工機が配列されていても同様である。
上記構成の加工ライン1において、前記素材搬入装置4
及びトラバーサ6に対してはこれらを制御するためのス
トッカコントローラ11が設けられ、前記タレットパン
チプレス9には、これを数値制御するためのNC装置1
2が設けられている。
また、ローディング装置7及びアンローディング装置8
に対してはこれらを制御する機器コントローラ13が設
けられ、このコントローラ13と前記NC装置12に対
しては両装置にNCプログラムや制御信号を与えるため
の上位コントローラ14が接続されている。
前記ストッカコントローラ11には、自動倉庫3に対し
、離れた場所から手動指令を与えるためのターミナル1
5が接続されている。前記ストッカコントローラ11と
、NC装置12と、機器コントローラ13と、上位コン
トローラ14はLAN回線16を介して相互に接続され
、このLAN回線16には事務所に位置しスケジュール
運転を実施させるメインコントローラ17と、自動プロ
グラミング装置18が接続されている。
上記構成の加工ライン1において、メインコントローラ
17にて、自動プログラミング18で作成したNCプロ
グラムを用いてスケジュールを作成し、上位コントロー
ラ14に運転指令を与えると、段取り作業が終了してい
ることを条件として上位コントローラ14は順次NCプ
ログラムをNC装置12に供給し、タレットパンチプレ
ス機9はローディング装置7やアンローディング装置8
と協動して作動し、順次プレス加工が為されることにな
る。このとき、ローディング装置7側で材料無しが判別
された場合には、前記ストッカコントローラ11を介し
てトラバーサ6か作動され、ラック2から材料供給され
るようになる。また、アンローディング装置8側にて製
品満杯が検出された場合には、パレット交換して製品パ
レットがラック2に収納される。
第3図は上記タレットパンチブレス9の詳細を示す斜視
図である。
図示のように、タレットパンチブレス9は、いわゆるブ
リッジ形のフレーム19を有して成り、このフレーム1
9内で一方寄りの位置には上タレット20及び下タレッ
ト21が回転自在に支承されている。両タレット20,
21には、第4図に平面図で拡大して示すように、多数
の金型装着ステーション(本例では72ステーシヨン)
を備えて成り、各金型装着ステーションには、ランク分
けされたサイズ内で任意の金型(パンチ及びダイ)を装
着可能となっている。なお、図示のタレット20.21
において、100番、200番、300番台のステーシ
ョンは、それぞれ内側、中央。
外側トラックの金型装置ステーションを示している。
前記フレーム1内で他方寄りの位置には前記タレット2
0.21の間に図示しないワークを挿通しワークの加工
すべき位置を機械の加工位置に位置決めするワーク位置
決め装置22が設けられている。
ワーク位置決め装置22は、前記フレーム19の長手方
向(Y方向)に沿って配設されたガイドレール23と、
このレール23に沿って移動自在のY軸テーブル24と
、このテーブル24と一体化され前記Y方向と直交する
X方向に延伸されたY軸ギヤレッジ25と、このキャレ
ッジ25に沿ってX方向に移動自在のX軸ギヤレッジ2
6と、このX軸ギヤレッジ26の任意の位置に固定自在
の3個ののワーククランプ装置27を備えて成る。
3個のワーククランプ装置27は、それぞれX軸ギヤレ
ッジ26の任意の位置に固定自在であり、固定の位置は
例えばY軸ギヤレツジ25の長手方向に沿って配設した
目盛りを読み取ることにより、確認できるようになって
いる。
3個のワーククランプ装置27は、ワークを把持し、ワ
ークの加工位置をストライカ28の直下に位置させるよ
うワーク幅に応して適宜選択された2個が使用される。
また、ワークの掴み替え動作では、−度ワークを外した
状態でワークを移動させ、ワークの他の位置を把持させ
る。したがって、このような動作を行うため、その取付
位置は、NC装置によって確実に認識されていなければ
ならない。
以上の構成のタレットパンチプレス9ては、ワーククラ
ンプ装置27でワークを把持させた状態でX軸及びY軸
ギヤレツジ25.26がサーボ位置決め動作され、ワー
クの任意の位置をストライカ28の直下へ位置決めし、
ストライカ28の下降によりタレット20.21に装着
されたパンチ29及びダイ30で任意のプレス加工が為
される。
第5図は上位コントローラ14のモジュール構成を示す
ブロック図である。
上位コントローラ14は、ROM31、RAM32を有
し、シリアル通信器(SIO)33.34を介してNC
装置12やメインコントローラ17と接続されている。
前記ROM31はモジュール化されて構成され、メイン
モジュール35の下に、NCプログラム編集モジュール
36と、DNC運転モジュール37と、マシン情報編集
モジュール38と、メンテナンスモジュール39と、外
部入出カモジュール40とが配置されている。DNC運
転モジニール37は、DNC部41と、段取りチェック
部42とを備えている。
RAM32は、上記ROM31の各モジュールで利用す
るための情報を記憶するためのもので、NCプログラム
記憶部43と、加工情報記憶部44と、マシン情報記憶
部45と、システムパラメータファイル記憶部46とを
備えている。
メインモジュール35は、コントローラの総括管理を行
うものであり、作業者からのメニュー選択により、各モ
ジュールを内部メモリにローディングする。
NCプログラム編集モジュール36は、RAM32上に
登録されているNCプログラム、加工情報の内容をCR
T上に表示し、データ編集作業を行うためのものである
DNC運転モジュール37は、DNC部41と段取りチ
ェック部42により構成され、DNC部41においては
、加工を行うNCプログラムを81033を通してNC
装置12に転送することによりDNC運転を行う。また
、段取りチェック部42ては、各NCプログラムに対応
した加工情報と、現在の加工機の状態を照合し、段取り
作業の必要性をチェックし、必要な情報をCRT上に表
示するものである。
マシン情報編集モジュール38は、現在の加工機のセッ
トアツプ状態を示す情報として、RAM32上に登録さ
れているマシン情報をCRT上に表示し、編集を行うも
のである。
メンテナンスモジュール39は、各ユーザ別に設定され
るシステムパラメータをCRT上に表示し、編集を行う
ものである。
外部入力モジュール40は、5I034を介し外部装置
とNCプログラムを始めとする各種の情報をNCテープ
、通信等を通じて入出力するモジュールである。
前記マシン情報記憶部45に記憶されるマシン情報は、
前記タレッ)20.21に現在装着されている装着金型
情報や、前記ワーククランプ装置27の取付は位置など
機械系の情報を記憶するものである。
また、加工情報記憶部44に記憶される加工情報は、材
料、使用金型、ワーククランプ装置の取付は位置などN
Cプログラムを実行するのに必要な準備条件情報をNC
プログラム名に対応させて記憶するものである。
第6図にマシン情報記憶部45のメモリ上に記憶される
クランプ位置情報45Lと、装着金型情報45Tを示す
。図示のように、クランプ位置情報は、各クランプ装置
27の取付は位置が示されている。また、装着金型情報
は、各金型装着ステーション毎に、ステーション番号に
対応させて金型サイズ1,2.3 (X寸法、7寸法、
R寸法)、やA角度、ダイにあってはクリアランスなど
で示、されている。
第1図(a)は、上記段取りチェック部42を主体とし
、上記コントローラ14を用いて構成される段取り情報
処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。
図示のように、本例の段取り情報処理装置47は、NC
プログラム設定部48と、運転開始指令信号入力部49
と、使用金型リスト設定部50と、使用クランプ位置情
報設定部51とを有し、運転開始指令信号の入力に基い
てNCプログラム宅設定部48に設定されたNCプログ
ラムから加工情報を読み取り、使用金型リストと使用ク
ランプ位置情報を生成する。NCプログラムの先読みな
どにより、使用金型リスト及びクランプ位置情報が生成
されている場合には、新たに生成する必要はない。図中
カッコ()で示す番号は、第5図の対応する部材につい
て参考的に示したものである。
一方、前記マシン情報記憶部45の情報を参照して、装
置金型リスト生成記憶部52及び現在クランプ位置情報
記憶部53には、装着金型リストと現在クランプ位置情
報が記憶されており、両設定部50.52及び51.5
3の間には、それぞれの情報を比較する金型比較部54
とクランプ比較部55が設けられている。
金型比較部54は、第7図に示すように両リスト(ファ
イル)を比較し、使用金型リストに挙げられている全て
の使用金型情報が、装着金型リストに有るか否かを判別
するものである。
また、クランプ位置比較部55は、3個のワーククラン
プ装置27についての使用位置と現在クランプ位置とを
第8図に示すように比較し、3個の位置が共に一致する
か否かを判別するものである。
両比較部54.55の比較結果は段取り有無判別部56
に出力され、両比較部54.55において共に一致であ
れば段取り無しを判別し、運転開始指令信号出力部57
にその旨連絡し、運転開始指令信号出力部57から運転
開始指令信号が出力され、NCプログラム転送部58か
らNC装置12へNCプログラムが転送される。
一方、段取り有無判別部56において、いずれか一方ま
たは両方の比較部54.55から比較結果の不一致信号
が人力されている場合には、その不一致の内容を段取り
情報生成部59の金型変換指令情報生成部60、または
クランプ位置変更指令情報生成部61へ出力する。
金型交換指令情報生成部60は、両金型リストの比較結
果より、使用金型を装着金型リストに含ませるべく、金
型交換の指令を行うための情報を生成するものである。
ここでの金型交換はA角度の変更を含むので、例えば従
来例の表2で示したA角度を90°とするために、交換
すべき金型のみを示す交換金型リストを表示するための
情報を生成するが如くである。
また、クランプ位置変更指令情報生成部6〇−は、3個
のワーククランプ装置27のそれぞれにつき、変更すべ
きワーククランプ装置27を明示して位置変更させるべ
き情報を生成する。
段取り情報生成部59は以上の如くして生成した情報を
、タレットパンチブレス9のタレット近くに設けた表示
部62、例えばNC装置12のCRTに、出力し、表示
部62は第9図〜第11図に示す画面表示を行って金型
交換及びクランプ位置変更の作業を行わせる。
第9図に示す画面62Aは、段取発生状態を示しており
、NCプログラム名の下、3個のクランプ装置を把持さ
せたワークをタレットに対して位置決めする図を中心と
し、交換金型本数を、・・・交換金型「3」本です・・
・とじて示し、位置変更の必要なりランプの図を赤色で
示し、その下方に交換位置を示している。このとき変更
不要のワーククランプ装置に対しては「変更なし」と示
している。
また、その下方には、「段取作業を行って下さい」の表
示の下、 「金型−覧」 「運転開始J 「終了」 から成る操作部を設け、パネルタッチ、またはライトペ
ン操作により、所望の項目を選択できるようになってい
る。
つまり、この画面では、この画面にてクランプ変更を行
うか、または金型−覧を表示させ金型交換を行うか、或
いはこれらを確認後運転開始するかを選択させている。
「運転開始」を選択した場合には、段取り終了と見放さ
れる。
クランプ位置変更の作業では、タレットパンチブレス9
のワーククランプ装置27のうち、原点寄り(第3図に
おいて手前側)のワーククランプ装置27を画面62A
の支持の通り100.00の位置に変更すれば良い。他
のワーククランプ装置27については「変更なし」とあ
るので変更する必要はない。変更後「終了」を選択する
と、クランプ位置変更が確認され、赤色表示の部分が青
色となる。
そこで、次に金型交換したい場合には、「金型−覧」を
選択し、画面を第10図のものに移行させる。
10図に示す画面62Bは、交換金型を示す画面であり
、交換金型リストが赤色で表示され、その下方に、「段
取り作業を行って下さい」の下、「クランプ」 「運転開始」 「前ページ」 「次ページj 「終了」 が選択可能となっている。
「前ページ」や「次ページ」は交換金型が稀に多数(9
個以上)現われたとき、交換金型リストが複数ページと
なるのでページ選択させるようにしたものである。「ク
ランプ」は、段取り作業を金型交換から始めたとき、次
にクランプ変更を行うため、第11図に示すように第9
図と同様の画面62A′を表示するようにしたものであ
る。ただし、この画面62A′では、クランプ位置変更
が既に終了されている場合には、その表示は青色となっ
ている。また、金型交換が終了している場合には、交換
金型本数はrOJ本となっている。さらに、タレット図
に表される各ステーションの印に交換すべきを示す色表
示または、交換したことを示す別の色表示を併せて行っ
ても良い。
第10図の金型交換は、交換金型リストにつき、順次上
から、または任意のステーションから、順次行ってゆけ
ば良い。交換後はリスト右側の○印をライトベンで操作
しその金型についての表示色を青色に変更させてゆく。
「終了」を選択すると全ての表示が青色となる。「運転
開始」を選択すると運転開始される。
第9図〜第11図で示した「終了」 「運転開始」の信
号は、第1図(a)に示す段取り確認部63に入力され
、段取り終了部分については装着金型リスト生成記憶部
52及び現在クランプ位置情報生成記憶部53の内容が
段取り内容に合わせて更新され、次の比較のための準備
とされる。
また、「運転開始」の操作信号は運転開始指令信号出力
部57に出力され、NCプログラム転送部58からNC
装置12に対してNCプログラムが転送され、プレス加
工が実施される。
このように、本例に示す画面62A、62Bによれば、
段取り内容か明確で画面からはなれた場所での段取作業
において画面を見ながら作業を進めることができる。
また、どのくらいの金型交換が発生するのかが人目でわ
かるので、段取作業にかかる時間が予測でき、正確な運
転スケジュールが立てられる。
さらに、本例では、金型交換やクランプ位置変更の指示
がある場合には画面に表示されるので手作業による金型
リストの作成や段取りが無くても段取チェックを行なわ
なければならないといった無駄な作業がまったくなくな
り、作業時間の短縮及び操作の簡略化を図る事が可能と
なる。
以上をまとめて第1図(b)にフローチャートで示す。
ステップ101でNCプログラム名及び加工枚数を入力
すると、段取り有無判別部56によりステップ102て
段取り有無か判別される。
段取り有りの場合には、ステップ103へ移行され、第
9図に示す段取り画面が表示され、金型交換か、あるい
はクランプ位置変更かの選択が可能とされる。
金型交換を選択するとステップ105へ移行され、第1
0図に示す画面62Bが表示される。
次いでステップ106で金型交換及び確認操作が行われ
ると、ステップ107てこれで運転するか、またはクラ
ンプ位置変更するかを選択させ、クランプ位置変更が選
択された場合には、ステップ108へ移行し、第11図
の画面62A−が表示される。この画面62A′は第9
図の62Aと同一である。
次いで、ステップ109でクランプ位置の変更及び確認
作業が試されると、ステップ110で運転開始か、また
は金型交換かの選択をさせ、運転開始が選択された場合
には、ステップ111以下で運転開始される。ステップ
102で段取り無しと判断された場合には、ステップ1
11で既運転開始となる。
したがって、第1図(b)のフローチャートに示される
ように、本例の段取り情報処理装置47では、段取り作
業を金型交換から始めるか、またはクランプ位置変更か
ら始めるかは全く自由であり、その途中で作業者が入れ
かわったとしても、段取り進行情況は画面62A、62
B上に示されてゆくので、複数人の作業者によっても円
滑な段取り作業を実行できる。しかも、これら操作は、
第9図〜第11図に示されるような、極めて明確、単純
な対話画面を用いて行うので、作業者に混乱を生じさせ
ることがなく、うっかりミスや混乱によるミスを完全に
防止できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明はNC加工機の機械現在状態情報(
マシン情報)とNCプログラムの機械準備条件情報(加
工情報)とを自動的に判別し、段取り有りの場合には段
取り指令の情報を生成させ、対話画面を用いて段取り作
業を実行させるNC加工機の段取り情報処理装置である
ので、段取り作業を効果的に行い得て、段取りミスを生
ずる恐れが少なくなる。
特に、NC加工機がタレットパンチプレスである場合に
は、マシン情報としての装着金型リストと加工情報とし
ての使用金型リストとを比較させ、交換金型のみを表示
して順次金型交換させるので、情報によるリスト作成処
理が必要でなく、容易迅速に段取りさせることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例に係るタレットパンチ
プレス機の段取り情報処理装置の構成を示すブロック図
、第1図(b)はその装置を用いての段取り手順を示す
フローチャート、第2図は上記タレットパンチプレス機
を含む加工ラインの説明図、第3図はNC加工機の一例
としてのタレットパンチプレスの外観図、第4図はタレ
ットの金型装着ステーションの配置例を示す拡大平面図
、第5図は上記タレットパンチプレス機を制御するNC
装置の上位コントローラのモジュール構成を示すブロッ
ク図、第6図はマシン情報中の装着金型情報及びクラン
プ位置情報を示す説明図、第7図は使用金型と装着金型
の比較方式を示す説明図、第8図はクランプ位置の比較
方式を示す説明図、第9図及び第10図並びに第11図
は段取り発生時の画面構成例を示す説明図である。 9・・・タレットパンチプレス機 12・・・NC装置 14・・・NC装置の上位コントローラ20.21・・
・金型(パンチ及びダイ)27・・・ワーククランプ装
置 54・・・金型比較部 55・・・クランプ比較部 56・・・段取り有無判別部 59・・・段取り情報生成部 62A、62B、62A”・・・画面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)段取り有無を事前チェックし、段取り有りの場合
    には段取り指令を出力して段取り作業の終了後に運転開
    始させるNC加工機の段取り情報処理装置において、 前記NC加工機の金型装着ステーションの現在金型装着
    状態やワーククランプ装置の現在取付け位置など機械の
    現在状態を記憶する機械現在状態記憶手段を設け、 前記NC加工機のNCプログラムの内容を先読みし、ま
    たは該NCプログラムに付属された情報を参照し、当該
    NCプログラムを実行するのに必要な金型装着ステーシ
    ョンへの金型装着状態やワーククランプ装置の取付け位
    置など機械の準備条件を生成する機械準備条件生成手段
    を設け、前記NCプログラムの入力設定に応じ、前記機
    械現在状態記憶手段及び前記機械準備条件生成手段の機
    械の現在状態及び準備条件を比較照合し、金型装着ステ
    ーションの金型交換指令やワーククランプ装置の取付け
    位置変更指令など段取り指令の情報を生成する段取り指
    令情報生成手段を設け、該段取り指令情報生成手段で生
    成された段取り指令の情報に基づいて対話画面を用いて
    各項目毎の段取り作業を実行させる表示手段を設けたこ
    とを特徴とするNC加工機の段取り情報処理装置。
  2. (2)請求項1において、前記表示手段の対話画面を用
    いての段取り作業につき、段取り完了の信号にて前記機
    械現在状態記憶手段の記憶内容を段取り指令の内容に更
    新する機械現在状態更新手段を設けたことを特徴とする
    NC加工機の段取り情報処理装置。
  3. (3)請求項1において、段取り有無を自動判別する段
    取り有無判別手段を設け、該段取り有無が段取り有りを
    判別した場合には、前記表示手段を介しての段取り完了
    信号無しでは運転開始しないことを特徴とするNC加工
    機の段取り情報処理装置。
JP2175428A 1990-07-04 1990-07-04 Nc加工機の段取り情報処理装置 Expired - Fee Related JP2927512B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2175428A JP2927512B2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 Nc加工機の段取り情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2175428A JP2927512B2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 Nc加工機の段取り情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470907A true JPH0470907A (ja) 1992-03-05
JP2927512B2 JP2927512B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=15995933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2175428A Expired - Fee Related JP2927512B2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 Nc加工機の段取り情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2927512B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993010944A1 (en) * 1991-11-25 1993-06-10 Fanuc Ltd Dnc system
US6314336B1 (en) 1992-12-02 2001-11-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Numerically controlled machining apparatus for automatically exchanging tools and workpieces
JP2002036031A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Mitsubishi Electric Corp 放電加工用nc装置及び放電加工方法
JP2002143950A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Amada Eng Center Co Ltd パンチプレスおよびこのパンチプレスにおける金型交換方法
JP2011076570A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Murata Machinery Ltd 板材加工機のワークホルダ段取り情報表示装置
JPWO2021200653A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993010944A1 (en) * 1991-11-25 1993-06-10 Fanuc Ltd Dnc system
US5388051A (en) * 1991-11-25 1995-02-07 Fanuc Ltd. Direct numerical control (DNC) system including one high-speed data processing unit for each NC machine tool
US6314336B1 (en) 1992-12-02 2001-11-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Numerically controlled machining apparatus for automatically exchanging tools and workpieces
US6498962B2 (en) 1992-12-02 2002-12-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Numerically controlled machining apparatus for automatically exchanging tools and workpieces
JP2002036031A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Mitsubishi Electric Corp 放電加工用nc装置及び放電加工方法
JP4501244B2 (ja) * 2000-07-25 2010-07-14 三菱電機株式会社 放電加工用nc装置及び放電加工方法
JP2002143950A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Amada Eng Center Co Ltd パンチプレスおよびこのパンチプレスにおける金型交換方法
JP4683707B2 (ja) * 2000-11-13 2011-05-18 株式会社アマダエンジニアリングセンター パンチプレスおよびこのパンチプレスにおける金型交換方法
JP2011076570A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Murata Machinery Ltd 板材加工機のワークホルダ段取り情報表示装置
JPWO2021200653A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07

Also Published As

Publication number Publication date
JP2927512B2 (ja) 1999-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6853878B2 (en) Robot controller
CN113182935A (zh) 一种构架加工柔性生产线
JPH0470907A (ja) Nc加工機の段取り情報処理装置
US11048234B2 (en) Numerical control system of machine tool
JP2801747B2 (ja) タレットパンチプレスの金型交換システム
JPH06238362A (ja) タレットパンチプレスの金型自動交換制御装置とその金型交換方法
JP3349814B2 (ja) レーザ加工装置のオートスケジュール運転装置
JP2636131B2 (ja) タレットパンチプレスにおける金型自動交換の対話型管理方法とその制御装置
JP2733662B2 (ja) 金型の刃材加工システム
JPH0957576A (ja) 生産セル
JPH05337564A (ja) パンチプレスにおける金型選択方法とその制御装置
JP4683707B2 (ja) パンチプレスおよびこのパンチプレスにおける金型交換方法
JP2869105B2 (ja) ワーク加工データ編集方法
JP4492136B2 (ja) パンチプレス用プログラム作成装置およびそのパンチプレス
JP4750951B2 (ja) 自動金型交換装置付きパンチプレスの金型交換制御方法
JPS61136760A (ja) 金型加工システム
KR940003090B1 (ko) 산업용 로보트의 오프-라인 교시방법
JPH0433729A (ja) 複合加工用シミュレーション装置
JP3164885B2 (ja) パンチプレスにおける金型自動交換方法とその装置
JPS63159908A (ja) 加工プログラムのシユミレ−ト方法
JPH0671043U (ja) 対話入力式ローダ制御装置
JPH0346007A (ja) Nc情報作成システム
CN118404372A (zh) 一种自动上下料控制***及方法
JP4864165B2 (ja) 自動金型交換装置付きパンチプレスの金型交換制御装置
JPH07323340A (ja) パンチプレス機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees