JPH047042Y2 - - Google Patents

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JPH047042Y2
JPH047042Y2 JP1984135042U JP13504284U JPH047042Y2 JP H047042 Y2 JPH047042 Y2 JP H047042Y2 JP 1984135042 U JP1984135042 U JP 1984135042U JP 13504284 U JP13504284 U JP 13504284U JP H047042 Y2 JPH047042 Y2 JP H047042Y2
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JP
Japan
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arm
bound
objects
tape
crimping
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JP1984135042U
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English (en)
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JPS6148104U (ja
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Priority to JP13504284U priority Critical patent/JPS6148104U/ja
Publication of JPS6148104U publication Critical patent/JPS6148104U/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアームの下方への枢動によりその先端
に在る圧着部がその下の圧着台の加熱部に対し互
い付着すべきテープ部分を間に挟んで当接する型
の帯封機、即ちテープによる結束機の改良に関
し、とくに野菜や花卉などの束ね作業に好適に用
い得る帯封機に関する。
(従来の技術) この種の帯封機ではアームの先端と圧着台にお
けるテープ押えとの間に張られたテープをくり出
すように被結束物を支持部材の上に送入し、次い
でアームを枢動してその先端を下降し、テープを
巻いて加熱部と圧着部の衝合によりその間のテー
プ部分を圧着し且つ切断することによつてテープ
による結束がなされる。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の帯封機ではねぎやほうれん草のように茎
の柔かい野菜や草花の結束においては問題が生じ
ないが、例えば菊などのように茎のかたい植物の
結束においては結束時に、束ねた茎の反撥力によ
つてテープ押えに保持されたテープ端が抜けるこ
とがあり、適切に結束作業を続けることができな
いという問題点があつた。さらに、そのように茎
のかたい花卉ではかたく結束し得ない欠点があつ
た。
本考案の目的は上記問題点を解決することであ
つて、それ故被結束物を充分に絞つて、弛みのな
い結束ができると共に、茎のかたい花卉などの結
束においてもテープ端が外れることがない帯封機
を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案による帯封機は支点を中心に上下に枢動
するアーム、そのアームの先端に在る圧着部の衝
合を受ける加熱部を有する圧着台、および被結束
物が置かれる支持部材を含むほか、支持部材の近
傍に、好ましくはそれに並置された押圧レバー
と、前記アームの下方への枢動に伴なつて押圧レ
バーを圧着台に向けて枢動するため、その押圧レ
バーと前記アームとの間に連結されたクランプア
ームを含み、好ましくはクランプアームの適当な
位置に弾性体が在る。
(作用) 従つて、アームが下方に枢動すると、クランプ
アームを介して押圧レバーを圧着台に向けて枢動
し、押圧レバーの枢動により支持部材上の被結束
物は圧着台の加熱部に向つて押圧され、アーム先
端が最下端に達して圧着部と加熱部が衝合した状
態では被結束物は最も強く押圧され、弛みのない
結束がなされる。
(考案の実施例) 次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図〜第3図は本考案の好適な実施
例の全体を示すものであつて、1はその上面がテ
ーブルになつているベースであつて、ベース1の
一端に支柱2が固定され、且つテーブル上の他端
に圧着台3が在る。4は枢動型のアームであつ
て、その基端はピン5により支柱2に枢止され
る。アーム4の適当な位置にはテープを貯えるリ
ール6が設置される。リール6にはテープが適当
な張力で引き出されるようにテンシヨン負荷装置
(図示せず)が備えられる。アーム4の先端部分
は直線状であつて、下降すると圧着台3に係合す
る。またアーム4の先端の近くにはテープに接触
するローラ7が在る。圧着台3の適当な位置には
テープを溶着するための加熱部8が在り且つアー
ムの先端には加熱部8に衝合する圧着部9および
カツターが設けられている。なお、この実施例で
はベース1の軸10に取付けられたクランク部材
11と一端がアーム4の適当な位置に枢止され且
つ他端がクランク部材11に接続された連接棒1
2を含み、モータ13によりチエーン14などの
伝動部材を介して、軸10と共にクランク部材1
1を回転し、アーム4の枢動が動力でなされる。
圧着台3には被結束物が置かれる支持部材15が
設置される。
この帯封機は第1図、第2図および第4図に示
すように、支持部材15の近くに枢止された押圧
レバー16、およびそのレバーとアーム4との間
に連結されたクランプアーム17が備えられてい
る。押圧レバー16は支持部材15の両側に設け
られるのが好ましく、且つその枢止点18より上
の上部は支持部材15に並置される。各レバー1
6は圧着台3に支持されるピン18によつて枢止
され、その下端においてピン19によりクランプ
アーム17の一端に連結される。クランプアーム
17の他端は第1図および第5図に見られるよう
に、アーム4の支点5の下方の近くにピン20に
より枢止される。
クランプアーム17は図示のように、適当な位
置に介在するばね21を備えることが好ましく、
それにより被結束物に対するレバー16による押
圧を緩和することができる。ばね21に関連する
クランプアーム17の部分は第6図に示すよう
に、17′において2分され、その近傍はさや2
2で包囲され、一方の部分17aは支柱23によ
りさや22に固定され、他の部分17bはさや2
2に対し軸線方向に可動であるが、その移動範囲
は第8図に示すようにその部分17bに固定され
たボルトナツト24と、さや22の溝孔25によ
つて限定される。ばね21は張力ばねであつてク
ランプアームの部分17bの固定されたピン26
と支柱23に可調整に設けられたねじ27の間に
取付けられ、17においてクランプアーム17の
二つの部分を互に衝合させる。
また、第4図および第5図に示すように、圧着
台3には支持部材15に向き合つて押え部材28
が設けられるのが好ましく、それにより押圧レバ
ー16によつて押圧した際に被結束物が加熱部8
にはみ出すのを防止し得る。押え部材28の中央
はテープが通過するように開いている。
なお、この実施例では、ローラ7はモータ13
で作動される紐状のベルト30と31によりテー
プTを引き上げる方向に回転される。32はベル
トのガイドローラである。ローラ7との間にくり
出されるテープを挟んでピンチローラ33があ
り、該ピンチローラ33は支点34aで枢止され
たレバー34の先端に在り、カム35とカムフオ
ロア36および他のレバー37により、アーム4
の下降と共にローラ7に当接してテープを引き上
げる。
結束時、第1図に見られるように、アーム4の
先端と圧着台3のテープ押えとの間にテープが張
られた状態で該テープをくり出すように被結束物
を支持部材15に送入し、モータ13を作動す
る。モータの作動によりアーム4が下方に枢動す
ると共に、その支点5の下のアーム4の部分も枢
動するので、クランプアーム17は矢印A(第5
図)方向に引かれ、従つてレバー16の上部は圧
着台の加熱部8に向つて枢動され、第5図に想像
線16′で示す位置に至り、被結束物Sを押圧す
る。アーム4が最下端に達し圧着部9と加熱部8
が衝合した状態では最も強く押圧する。従つて、
被結束物の押圧とアームの下降による帯封が一動
作で行なわれる。その際、もし被結束物の圧縮に
限度があれば、ばね21が長さを縮小して、分離
点17′が離れるので押圧レバー16は後退し、
その押圧を緩和する。なお、ばね21の代りに他
の弾性体を用いることもできる。また、この緩和
作用は、例えば押圧レバー16自体を板ばねで構
成するなど、他の構造でも可能である。
(考案の効果) 上記のように本考案によれば、結束時にテープ
を溶着する加熱部に向つて被結束物を押圧するの
で、菊などのように茎のかたい花卉の結束もゆる
みのない適度なかたさで結束することができ、且
つテープ端が抜けることがない。そのため花卉疎
菜類のテープによる結束に好適に用いることがで
きる。なお、機構が単純であり、且つ被結束物の
押圧と帯封が一動作で行なわれるため高速に結束
し得る利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例による帯封機の立面図、
第2図はその平面図、第3図は端面図、第4図は
圧着台および被結束物の支持部の斜視図、第5図
は要部の概略図、第6図は要部におけるクランプ
アームの一部の平面図、第7図はその一方の側面
図、第8図はその他方の側の側面図、第9図は第
8図の線B−B断面図である。 図中、3……圧着台、4……アーム、8……加
熱部、9……圧着部、15……支持部材、16…
…押圧レバー、17……クランプアーム、21…
…弾性体、28……押え部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アームの下方への枢動によりその先端に在る
    圧着部がその下の圧着台の加熱部に対し互に付
    着すべきテープ部分を間に挟んで当接するよう
    になつている帯封機において、被結束物が置か
    れる支持部材に近接して備えられた押圧レバー
    と、前記アームの下方への枢動により前記支持
    部材上の被結束物を前記加熱部に向けて押圧す
    るように前記レバーと前記アームとの間に連結
    されたクランプアームを含むことを特徴とする
    帯封機。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の帯封
    機において、前記押圧レバーは前記支持部材の
    両側に備えられている帯封機。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の帯封
    機において、前記クランプアームは被結束物に
    対する前記押圧を緩和するため弾性体を備えて
    いる帯封機。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の帯封
    機において、前記押圧によつて被結束物が前記
    加熱部にはみ出すのを防ぐため前記圧着台には
    押え部材が設けられている帯封機。
JP13504284U 1984-09-05 1984-09-05 帯封機 Granted JPS6148104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13504284U JPS6148104U (ja) 1984-09-05 1984-09-05 帯封機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13504284U JPS6148104U (ja) 1984-09-05 1984-09-05 帯封機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148104U JPS6148104U (ja) 1986-03-31
JPH047042Y2 true JPH047042Y2 (ja) 1992-02-26

Family

ID=30693543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13504284U Granted JPS6148104U (ja) 1984-09-05 1984-09-05 帯封機

Country Status (1)

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JP (1) JPS6148104U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637922U (ja) * 1979-08-30 1981-04-10
JPS58112908A (ja) * 1981-12-26 1983-07-05 ニチバン株式会社 結束装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637922U (ja) * 1979-08-30 1981-04-10
JPS58112908A (ja) * 1981-12-26 1983-07-05 ニチバン株式会社 結束装置

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Publication number Publication date
JPS6148104U (ja) 1986-03-31

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