JPH0469303A - 木材防かび剤 - Google Patents
木材防かび剤Info
- Publication number
- JPH0469303A JPH0469303A JP17914390A JP17914390A JPH0469303A JP H0469303 A JPH0469303 A JP H0469303A JP 17914390 A JP17914390 A JP 17914390A JP 17914390 A JP17914390 A JP 17914390A JP H0469303 A JPH0469303 A JP H0469303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- concentration
- effect
- antifungal
- antifungal agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 229940121375 antifungal agent Drugs 0.000 title abstract description 9
- 239000003429 antifungal agent Substances 0.000 title abstract description 5
- JWZXKXIUSSIAMR-UHFFFAOYSA-N methylene bis(thiocyanate) Chemical compound N#CSCSC#N JWZXKXIUSSIAMR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- TWFZGCMQGLPBSX-UHFFFAOYSA-N carbendazim Chemical compound C1=CC=C2NC(NC(=O)OC)=NC2=C1 TWFZGCMQGLPBSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract 2
- 239000000417 fungicide Substances 0.000 claims description 20
- 230000000855 fungicidal effect Effects 0.000 claims description 18
- YTQUXQCRVZFFFE-UHFFFAOYSA-N 2-(1-iodoethyl)pent-3-ynyl hydrogen carbonate Chemical compound CC#CC(C(C)I)COC(O)=O YTQUXQCRVZFFFE-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 230000000843 anti-fungal effect Effects 0.000 abstract description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 3
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 4
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- WYVVKGNFXHOCQV-UHFFFAOYSA-N 3-iodoprop-2-yn-1-yl butylcarbamate Chemical compound CCCCNC(=O)OCC#CI WYVVKGNFXHOCQV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- GGAUUQHSCNMCAU-ZXZARUISSA-N (2s,3r)-butane-1,2,3,4-tetracarboxylic acid Chemical compound OC(=O)C[C@H](C(O)=O)[C@H](C(O)=O)CC(O)=O GGAUUQHSCNMCAU-ZXZARUISSA-N 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- -1 3-iodo-2-propynyl- Chemical group 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 241000894007 species Species 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 2
- QTAZYNKIJHHMCG-UHFFFAOYSA-N 4-(2,3,5-trichloro-4-hydroxyphenyl)iminocyclohexa-2,5-dien-1-one Chemical compound ClC1=C(Cl)C(O)=C(Cl)C=C1N=C1C=CC(=O)C=C1 QTAZYNKIJHHMCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001817 Agar Polymers 0.000 description 1
- 101100524552 Arabidopsis thaliana RGL1 gene Proteins 0.000 description 1
- 240000000731 Fagus sylvatica Species 0.000 description 1
- 235000010099 Fagus sylvatica Nutrition 0.000 description 1
- 229920001218 Pullulan Polymers 0.000 description 1
- 241000190020 Zelkova serrata Species 0.000 description 1
- 239000008272 agar Substances 0.000 description 1
- 239000002519 antifouling agent Substances 0.000 description 1
- 230000001580 bacterial effect Effects 0.000 description 1
- JYZIHLWOWKMNNX-UHFFFAOYSA-N benzimidazole Chemical compound C1=C[CH]C2=NC=NC2=C1 JYZIHLWOWKMNNX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000002389 essential drug Substances 0.000 description 1
- 125000000325 methylidene group Chemical group [H]C([H])=* 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 125000004108 n-butyl group Chemical group [H]C([H])([H])C([H])([H])C([H])([H])C([H])([H])* 0.000 description 1
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
- 235000019423 pullulan Nutrition 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、木材にかびが発生することを防ぐために用い
られる防かび剤に関するものである。
られる防かび剤に関するものである。
木材のかび発生を防止するための薬剤として、従来から
2.4,5.6−(テトラクロロイソ7タロ二トリル)
がその代表的なものとして提供されている。そしてこの
薬剤を所定の濃度で水に分散乃至溶解させることによっ
て木材防かび剤を調製し、木材を木材防かび剤に浸漬し
たり、ある(11土木材に木材防かび剤を塗布したり散
布したりして、防かび処理に供されている。
2.4,5.6−(テトラクロロイソ7タロ二トリル)
がその代表的なものとして提供されている。そしてこの
薬剤を所定の濃度で水に分散乃至溶解させることによっ
て木材防かび剤を調製し、木材を木材防かび剤に浸漬し
たり、ある(11土木材に木材防かび剤を塗布したり散
布したりして、防かび処理に供されている。
【発明が解決しようとする課題]
しかし、二の薬剤は、低濃度では防かび効果カイ十分で
はなく、防かび効果を十分に得るには高濃度で使用しな
ければならず、コスト等の面で満足することができない
ものであった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、低濃度
の配合で高い防かび効果を得ることができる木材防かび
剤を提供することを目的とするものである。 【!I題を解決するための手段1 本発明に係る木材防かび剤は、2,4,5.6−(テト
ラクロロイソ7りロニトリル)に、メチレンとスチオシ
アネートと、3−ヨード−2−プロピニアしn−プチル
カーパネートと、2−メトキシカルボニルアミ/ベンズ
イミダゾールの三種のうち少なくとも一種を配合して成
ることを特徴とする特許ある。 以下本発明の詳細な説明する。 本発明において2.4,5.6−(テトラクロロイソフ
タロニトリル)−以下TCI PNと略称−は必須の薬
剤として使用される。また本発明においてメチレンビス
チオシアネート−以下MBTCと略称−と、3−ヨード
−2−プロピニル−〇−プチルカーバネートー以下IP
BCと略称−と、2−メトキシカルボニルアミ7ペンズ
イミグゾールー以下MERGALと略称−の三種の薬剤
は選択的に使用される。すなわち、TCI PNにMB
TCとIPBCとMERGALのうち一種もしくは二種
、あるいは三種を配合することによって、本発明に係る
木材防かび剤を調製することができる。TCIPN単独
では、またMBTCやIPBCやMERGAL単独では
、高濃度で使用しないと十分な防かび効果を得ることが
できないが、TCI PNにMBTCやIPBCやME
RGALを組み合わせて用いると、これらの相乗作用で
、全体として低い濃度で高い防かび効果を得ることがで
きるのである。 TCIPNと、MBTCやIPBCやMERGALの配
合濃度は、対象とするかびの種類等に応じて適宜設定さ
れるものであり、特に制限されるものではない。 【実施例】 以下本発明tX施例によって例証する。 11九七 TCIPNを0.14重量%(以下%と略記)の濃度で
、IPBCを第1表に示す濃度でそれぞれ水に溶解させ
ることによって、木材防かび剤を調製した。 この防かび剤について防かび性能の試験をおこなった。 試験は日本木材保存協会の試験法に基づいておこなった
。すなわち、ブナ木片を試験体として用い、この試験体
を木材防かび剤の溶液に3分間浸漬し、次いで乾燥した
後にこの試験体を寒天培地の上に置いて菌糸の懸濁液を
塗布し、これを4週間放置した後に、肉眼観察をするこ
とによって試験をおこなった。結果を第1表に示す。 表においてc階欅ごとのモ均評価値jの欄のAIは^5
perH+l1us niger、A2はPenici
lliuw funiculosum、A3はRh1z
opus javanicus、 A 4は^ureo
bas+dium pullulans、 A 5はG
liocladium virenSの各菌種を示す。 また平均評価値は、各菌種の発生状態を、菌が全く発生
しない状態を0、試験体の上面の面積の1/3以上に発
生した状態を3としてθ〜3の数値で評価し、9個の試
験体について評価した数値の平均値として算出したもの
である。さらに表においてSはA1〜A5の平均評価値
の合計値、Dは被害値を示すものであり、無処理試験体
のS=S。 処理試験体のS=S、とすると 被害値D =(S 、/S 、)X 100で算出され
る。この被害値りの数値が小さい程防かび効果が高いと
いうことを評価することができるものであり、−数的に
Dが30以下であれば実用的な防かび性能を具備してい
ると判断することができる。 定量jLL TCr PNのみを第2表に示す濃度で水に分散させろ
ことによって、木材防かび削を調製した。 この防かび剤について同様にして防かび性能の試験をお
こなった。結果を第2表に示す。 比較例2 IPBCのみを第3表に示す濃度で水に分散させること
によって、木材防かび剤を調製した。この防かび剤につ
いて同様にして防かび性能の試験実施例1における第1
表のNolにみちれるように、TCIPNo、14%と
IPBCo、025%の濃度の木材防かび剤はD=9.
3の数値を得ることがでさたのに対して、TCI PN
やIPBCを単独で使用する場合、同様なり値を得るに
は、比較例1における第2表のようにTCI PNの濃
度を0.7%程度に調整する必要があり、また比較例2
における第3表のようにIPBCの濃度を0.15%以
上に調整する必要があり、実施例1のものは低濃度のT
CIPNで高い防かび効果が得られることが確認される
。 友1町影 TCI PNを0.14重量%の濃度で、MBTCを#
S4表に示す濃度でそれぞれ水に分散させることによっ
て、木材防かび剤を調製した。この防かゾ剤について同
様に防かび性能の試験をおこなった。結果を第4表に示
す。 ル上1」ユ MBTCのみを第2表に示す濃度で水に分散させること
によって、木材防かび剤を調製した。この防がゾ剤につ
いて同様にして防がび性能の試験をおこなった。結果を
t!I453に示す。 (以下余白) 実施例2における第4表のNo2にみられるように、T
CIPNo、14%とMBTCo、06%の濃度の木材
防かぴ剤はD=18の数値を得ることができたのに対し
て、TCI PNやMBTCを単独で使用する場合、同
様なり値を得るには、比較例1における第2表のように
TCI PNの濃度を0.35%近くに調整する必要が
あり、また比較例3における#45表のようにMBTC
の濃度を0.25%近くに調整する必要があり、実施例
2のものは低濃度のTCIPNで高い防かび効果が得ら
れることが確認される。 111影 TCI PNを0.14重量%の濃度で、MERGAL
を第6表に示す濃度でそれぞれ水に分散させることによ
って、木材防かび剤を調製した。この防かび剤について
同様に防かび性能の試験をおこなった。結果を#liS
表に示す。 雌1外上 MERGALのみを第7表に示す濃度で水に分散させる
ことによって、木材防かび剤を調製した。 この防かび剤について同様にして防かび性能の試叉施例
3における第6表のNolにみられるように、TCIP
No、14%とMERGALo。 1%の濃度の木材防かび削はD=12.7の数値を得る
ことができたのに対して、TCI PNやMERGAL
を単独で使用する場合、同様なり値を得るには、比較例
1における第2表のようにTCIPNの濃度を0.35
%程度にll!整する必要があり、また比較例4におけ
る第7表のようにMERGALの濃度を0.4%以上に
ll!整する必要があり、実施例3のものは低濃度のT
CI PNで高い防かび効果があることが確認される。 ■発明の効果】 上述のように本発明は、2,4,5.6−(テトラクロ
ロイン7りロニトリル)(こ、メチレンビスチオシアネ
ートと、3−ヨード−2−プロピニル−〇−ブチルカー
バネートと、2−メトキシカルボニル7ミ/ペンズイミ
グゾールの三種のうち少なくとも一種を配合したもので
あり、これらの組み合わせによる相乗作用で防かび性能
が高まり、2,4,5゜6−(テトラクロロイソ7タロ
二トリル)を低い濃度で用いても木材にかびが発生する
ことを防ぐ効果を高く得ることができるものである。
はなく、防かび効果を十分に得るには高濃度で使用しな
ければならず、コスト等の面で満足することができない
ものであった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、低濃度
の配合で高い防かび効果を得ることができる木材防かび
剤を提供することを目的とするものである。 【!I題を解決するための手段1 本発明に係る木材防かび剤は、2,4,5.6−(テト
ラクロロイソ7りロニトリル)に、メチレンとスチオシ
アネートと、3−ヨード−2−プロピニアしn−プチル
カーパネートと、2−メトキシカルボニルアミ/ベンズ
イミダゾールの三種のうち少なくとも一種を配合して成
ることを特徴とする特許ある。 以下本発明の詳細な説明する。 本発明において2.4,5.6−(テトラクロロイソフ
タロニトリル)−以下TCI PNと略称−は必須の薬
剤として使用される。また本発明においてメチレンビス
チオシアネート−以下MBTCと略称−と、3−ヨード
−2−プロピニル−〇−プチルカーバネートー以下IP
BCと略称−と、2−メトキシカルボニルアミ7ペンズ
イミグゾールー以下MERGALと略称−の三種の薬剤
は選択的に使用される。すなわち、TCI PNにMB
TCとIPBCとMERGALのうち一種もしくは二種
、あるいは三種を配合することによって、本発明に係る
木材防かび剤を調製することができる。TCIPN単独
では、またMBTCやIPBCやMERGAL単独では
、高濃度で使用しないと十分な防かび効果を得ることが
できないが、TCI PNにMBTCやIPBCやME
RGALを組み合わせて用いると、これらの相乗作用で
、全体として低い濃度で高い防かび効果を得ることがで
きるのである。 TCIPNと、MBTCやIPBCやMERGALの配
合濃度は、対象とするかびの種類等に応じて適宜設定さ
れるものであり、特に制限されるものではない。 【実施例】 以下本発明tX施例によって例証する。 11九七 TCIPNを0.14重量%(以下%と略記)の濃度で
、IPBCを第1表に示す濃度でそれぞれ水に溶解させ
ることによって、木材防かび剤を調製した。 この防かび剤について防かび性能の試験をおこなった。 試験は日本木材保存協会の試験法に基づいておこなった
。すなわち、ブナ木片を試験体として用い、この試験体
を木材防かび剤の溶液に3分間浸漬し、次いで乾燥した
後にこの試験体を寒天培地の上に置いて菌糸の懸濁液を
塗布し、これを4週間放置した後に、肉眼観察をするこ
とによって試験をおこなった。結果を第1表に示す。 表においてc階欅ごとのモ均評価値jの欄のAIは^5
perH+l1us niger、A2はPenici
lliuw funiculosum、A3はRh1z
opus javanicus、 A 4は^ureo
bas+dium pullulans、 A 5はG
liocladium virenSの各菌種を示す。 また平均評価値は、各菌種の発生状態を、菌が全く発生
しない状態を0、試験体の上面の面積の1/3以上に発
生した状態を3としてθ〜3の数値で評価し、9個の試
験体について評価した数値の平均値として算出したもの
である。さらに表においてSはA1〜A5の平均評価値
の合計値、Dは被害値を示すものであり、無処理試験体
のS=S。 処理試験体のS=S、とすると 被害値D =(S 、/S 、)X 100で算出され
る。この被害値りの数値が小さい程防かび効果が高いと
いうことを評価することができるものであり、−数的に
Dが30以下であれば実用的な防かび性能を具備してい
ると判断することができる。 定量jLL TCr PNのみを第2表に示す濃度で水に分散させろ
ことによって、木材防かび削を調製した。 この防かび剤について同様にして防かび性能の試験をお
こなった。結果を第2表に示す。 比較例2 IPBCのみを第3表に示す濃度で水に分散させること
によって、木材防かび剤を調製した。この防かび剤につ
いて同様にして防かび性能の試験実施例1における第1
表のNolにみちれるように、TCIPNo、14%と
IPBCo、025%の濃度の木材防かび剤はD=9.
3の数値を得ることがでさたのに対して、TCI PN
やIPBCを単独で使用する場合、同様なり値を得るに
は、比較例1における第2表のようにTCI PNの濃
度を0.7%程度に調整する必要があり、また比較例2
における第3表のようにIPBCの濃度を0.15%以
上に調整する必要があり、実施例1のものは低濃度のT
CIPNで高い防かび効果が得られることが確認される
。 友1町影 TCI PNを0.14重量%の濃度で、MBTCを#
S4表に示す濃度でそれぞれ水に分散させることによっ
て、木材防かび剤を調製した。この防かゾ剤について同
様に防かび性能の試験をおこなった。結果を第4表に示
す。 ル上1」ユ MBTCのみを第2表に示す濃度で水に分散させること
によって、木材防かび剤を調製した。この防がゾ剤につ
いて同様にして防がび性能の試験をおこなった。結果を
t!I453に示す。 (以下余白) 実施例2における第4表のNo2にみられるように、T
CIPNo、14%とMBTCo、06%の濃度の木材
防かぴ剤はD=18の数値を得ることができたのに対し
て、TCI PNやMBTCを単独で使用する場合、同
様なり値を得るには、比較例1における第2表のように
TCI PNの濃度を0.35%近くに調整する必要が
あり、また比較例3における#45表のようにMBTC
の濃度を0.25%近くに調整する必要があり、実施例
2のものは低濃度のTCIPNで高い防かび効果が得ら
れることが確認される。 111影 TCI PNを0.14重量%の濃度で、MERGAL
を第6表に示す濃度でそれぞれ水に分散させることによ
って、木材防かび剤を調製した。この防かび剤について
同様に防かび性能の試験をおこなった。結果を#liS
表に示す。 雌1外上 MERGALのみを第7表に示す濃度で水に分散させる
ことによって、木材防かび剤を調製した。 この防かび剤について同様にして防かび性能の試叉施例
3における第6表のNolにみられるように、TCIP
No、14%とMERGALo。 1%の濃度の木材防かび削はD=12.7の数値を得る
ことができたのに対して、TCI PNやMERGAL
を単独で使用する場合、同様なり値を得るには、比較例
1における第2表のようにTCIPNの濃度を0.35
%程度にll!整する必要があり、また比較例4におけ
る第7表のようにMERGALの濃度を0.4%以上に
ll!整する必要があり、実施例3のものは低濃度のT
CI PNで高い防かび効果があることが確認される。 ■発明の効果】 上述のように本発明は、2,4,5.6−(テトラクロ
ロイン7りロニトリル)(こ、メチレンビスチオシアネ
ートと、3−ヨード−2−プロピニル−〇−ブチルカー
バネートと、2−メトキシカルボニル7ミ/ペンズイミ
グゾールの三種のうち少なくとも一種を配合したもので
あり、これらの組み合わせによる相乗作用で防かび性能
が高まり、2,4,5゜6−(テトラクロロイソ7タロ
二トリル)を低い濃度で用いても木材にかびが発生する
ことを防ぐ効果を高く得ることができるものである。
Claims (1)
- (1)2,4,5,6−(テトラクロロイソフタロニト
リル)に、メチレンビスチオシアネートと、3−ヨード
−2−プロピニル−n−ブチルカーバネートと、2−メ
トキシカルボニルアミノベンズイミダゾールの三種のう
ち少なくとも一種を配合して成ることを特徴とする木材
防かび剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17914390A JPH0469303A (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 木材防かび剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17914390A JPH0469303A (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 木材防かび剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469303A true JPH0469303A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=16060727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17914390A Pending JPH0469303A (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 木材防かび剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0469303A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5607727A (en) * | 1995-03-14 | 1997-03-04 | Isk Biosciences Corporation | Composition and method for controlling brown stain in wood |
WO2000070953A1 (en) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Creanova, Inc. | Synergistic composition of biocides |
AU757579B2 (en) * | 1999-05-24 | 2003-02-27 | Isp Investments Inc. | Synergistic composition of biocides |
JP2007106693A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Sumika Enviro-Science Co Ltd | 木材保護組成物 |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP17914390A patent/JPH0469303A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5607727A (en) * | 1995-03-14 | 1997-03-04 | Isk Biosciences Corporation | Composition and method for controlling brown stain in wood |
WO2000070953A1 (en) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Creanova, Inc. | Synergistic composition of biocides |
AU757579B2 (en) * | 1999-05-24 | 2003-02-27 | Isp Investments Inc. | Synergistic composition of biocides |
JP2007106693A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Sumika Enviro-Science Co Ltd | 木材保護組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2020286354B2 (en) | Wood preservative composition | |
CA1336795C (en) | Wood preservatives | |
EP1179981B1 (en) | Broad spectrum antimicrobial mixtures | |
FR2961426A1 (fr) | Composition de protection du bois utiles pour traiter des champignons tolerants au cuivre | |
BRPI0913935B1 (pt) | Composição antifúngica, e métodos para produção de um material polimérico ou um composto de madeira e plástico resistente à infestação por fungos, para proteção de um substrato e para fabricação de um revestimento de filme seco | |
JP2809494B2 (ja) | 2―(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール及び三ハロゲン化フェノールの配合組成物並びにその使用法 | |
JP2001509474A (ja) | 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾールとメチレン−ビス(チオシアネート)との混合物をカルボン酸ジメチルアミドとともに含有する相乗的抗微生物組成物 | |
JPH0469303A (ja) | 木材防かび剤 | |
JPS597104A (ja) | 相乗作用の併用抗菌剤 | |
CA1101605A (en) | Fungicidal composition containing a guanidine compound | |
EP0490563B1 (en) | Use of certain triazoles to protect materials from fungal attack, articles and compositions | |
CA2949274C (en) | Antimicrobial composition for protecting wood | |
JP4807715B2 (ja) | 木材防腐組成物及び木材防腐方法 | |
CA2088714C (en) | Synergistic combinations of cyproconazole | |
JPS6348202A (ja) | 殺微生物組成物 | |
US20020106391A1 (en) | Process for making antimicrobial agents in aqueous dispersion form containing 2-(4- thiazolyl)-benzimidazole alone or in combination with 1,2-dibromo-2,4-dicyanobutane | |
DE1144969B (de) | Fungizide Mittel | |
JP2003511470A (ja) | 木材処理 | |
WO2005023003A1 (en) | Antimicrobial mixtures comprising iodopropynyl compounds and dimethyldithiocarbamate derivatives | |
SU701533A3 (ru) | Состав дл борьбы с грибками | |
JP2005270214A (ja) | ホルムアルデヒド放散阻止・消臭・抗菌組成物 | |
JP2016124849A (ja) | 防カビ組成物、木質材料の防カビ処理方法、および、木質材料 | |
DK158570B (da) | Fungicidt middel til beskyttelse af friskskaaret trae mod angreb af blaasplint og skimmelsvampe | |
JPS6253904A (ja) | 工業用防菌組成物 | |
JPH04244003A (ja) | 木材用防かび剤 |