JPH0465746B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0465746B2 JPH0465746B2 JP24034984A JP24034984A JPH0465746B2 JP H0465746 B2 JPH0465746 B2 JP H0465746B2 JP 24034984 A JP24034984 A JP 24034984A JP 24034984 A JP24034984 A JP 24034984A JP H0465746 B2 JPH0465746 B2 JP H0465746B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- spatter
- wire
- pulse
- droplets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- HSFWRNGVRCDJHI-UHFFFAOYSA-N Acetylene Chemical compound C#C HSFWRNGVRCDJHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/24—Features related to electrodes
- B23K9/28—Supporting devices for electrodes
- B23K9/30—Vibrating holders for electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は消耗電極式アーク溶接においてスパツ
タ発生を防止するための溶滴離脱技術に関する。
タ発生を防止するための溶滴離脱技術に関する。
消耗電極式アーク溶接作業中において解決しな
ければならない問題としてスパツタ発生の防止が
ある。このスパツタとは、溶接中に溶融した金属
である溶滴が飛散してできる溶融金属片である。
スパツタ発生を防止するためには、溶接ワイヤと
溶接部位との短絡をなくせばよい。そして、短絡
をなくすためには溶滴を離脱しスプレー状態にす
ればよいが、この細粒化の手段として従来は、溶
接ワイヤの成分を変えることにより溶滴の離脱性
の向上を図つたり、溶接電流をパルス電源によつ
て発生させ溶滴をこのパルスで離脱する手段が存
在した。しかしこれらの手段では溶滴離脱が完全
でなく、特にパルス電源による１パルス１溶滴化
は、使用されるパルス周波数の範囲が狭く不便で
あつた。
ければならない問題としてスパツタ発生の防止が
ある。このスパツタとは、溶接中に溶融した金属
である溶滴が飛散してできる溶融金属片である。
スパツタ発生を防止するためには、溶接ワイヤと
溶接部位との短絡をなくせばよい。そして、短絡
をなくすためには溶滴を離脱しスプレー状態にす
ればよいが、この細粒化の手段として従来は、溶
接ワイヤの成分を変えることにより溶滴の離脱性
の向上を図つたり、溶接電流をパルス電源によつ
て発生させ溶滴をこのパルスで離脱する手段が存
在した。しかしこれらの手段では溶滴離脱が完全
でなく、特にパルス電源による１パルス１溶滴化
は、使用されるパルス周波数の範囲が狭く不便で
あつた。
〔発明の目的〕
本発明は以上の問題点に鑑みて成されたもので
あり、溶接電流の周波数に関係なく溶滴を離脱で
きる方法を提供することを目的とする。
あり、溶接電流の周波数に関係なく溶滴を離脱で
きる方法を提供することを目的とする。
本発明は、パルス電源に頼らず外部から強制的
に振動を加えれば溶接電流の周波数にかかわらず
溶滴を離脱できることに着目して成されたもので
ある。そして外部から振動させる手段として超音
波振動を採用した。即ち、溶接ワイヤに超音波発
振器による振動を与え、この振動によつて溶接ワ
イヤから生ずる溶滴を離脱するものである。
に振動を加えれば溶接電流の周波数にかかわらず
溶滴を離脱できることに着目して成されたもので
ある。そして外部から振動させる手段として超音
波振動を採用した。即ち、溶接ワイヤに超音波発
振器による振動を与え、この振動によつて溶接ワ
イヤから生ずる溶滴を離脱するものである。
本発明の一実施例を第１図において説明する。
溶接ワイヤ１は、溶接トーチ２の内部を通る筒状
のワイヤガイド３にかつて案内され、溶接トーチ
２の先端に存在するコンタクトチツプ４によつて
保持されている。コンタクトチツプ４の周囲には
溶接ノズル５が存在し送られてくるシールドガス
６を溶接ワイヤ１に沿つて吹付ける。さて、超音
波発振器７は溶接トーチ２に内蔵され前記ワイヤ
ガイド３を介して間接的に溶接ワイヤ１に振動を
与える。
溶接ワイヤ１は、溶接トーチ２の内部を通る筒状
のワイヤガイド３にかつて案内され、溶接トーチ
２の先端に存在するコンタクトチツプ４によつて
保持されている。コンタクトチツプ４の周囲には
溶接ノズル５が存在し送られてくるシールドガス
６を溶接ワイヤ１に沿つて吹付ける。さて、超音
波発振器７は溶接トーチ２に内蔵され前記ワイヤ
ガイド３を介して間接的に溶接ワイヤ１に振動を
与える。
次に第１図に示す実施例と従来例の比較を第３
図によつて行う。即ち、従来例はパルス電源によ
つて１パルス１溶滴を行うパルス溶接であり、
（溶接電圧22Vで）溶接電流のパルス周波数が200
〜300Hz以外の範囲においてはスパツタ発生量が
急激に増加しスパツタを防止することができな
い。これに対して本実施例はパルス電源による１
パルス１溶滴と超音波振動による溶滴離脱を併せ
て行つたものである。溶接電流のパルス波数が
200〜300Hz内の範囲においてはスパツタ発生量が
より低下しており、200〜300Hz以外の範囲におい
てもスパツタ発生量は充分に低いものとなつてい
る。従つて従来スパツタ発生を防止することがで
きなかつた溶接電流の範囲においても本実施例に
よればスパツタ発生を防止できることがわかつ
た。
図によつて行う。即ち、従来例はパルス電源によ
つて１パルス１溶滴を行うパルス溶接であり、
（溶接電圧22Vで）溶接電流のパルス周波数が200
〜300Hz以外の範囲においてはスパツタ発生量が
急激に増加しスパツタを防止することができな
い。これに対して本実施例はパルス電源による１
パルス１溶滴と超音波振動による溶滴離脱を併せ
て行つたものである。溶接電流のパルス波数が
200〜300Hz内の範囲においてはスパツタ発生量が
より低下しており、200〜300Hz以外の範囲におい
てもスパツタ発生量は充分に低いものとなつてい
る。従つて従来スパツタ発生を防止することがで
きなかつた溶接電流の範囲においても本実施例に
よればスパツタ発生を防止できることがわかつ
た。
なお、以上の従来例及び本実施例における溶接
電流は、溶接電流200A、電圧22V、溶接速度
1500mm／分、消耗電極突出量15mm、溶接ガス
Ar80％，CO220％で20ml／分、ワイヤ径1.2φ、
板厚3.2mm、溶接長さが200mmとする。また本実施
例において使用される超音波周波数は10KHz、超
音波出力は1KWである。
電流は、溶接電流200A、電圧22V、溶接速度
1500mm／分、消耗電極突出量15mm、溶接ガス
Ar80％，CO220％で20ml／分、ワイヤ径1.2φ、
板厚3.2mm、溶接長さが200mmとする。また本実施
例において使用される超音波周波数は10KHz、超
音波出力は1KWである。
以上の実施例においては超音波発振器は溶接ト
ーチ２に内蔵されるものであつたが、他の実施例
においては第２図に示すように溶接トーチ２の後
方に延びているワイヤ１に対し、その周囲に存在
するワイヤガイド３を介して接するように設けて
もよい。
ーチ２に内蔵されるものであつたが、他の実施例
においては第２図に示すように溶接トーチ２の後
方に延びているワイヤ１に対し、その周囲に存在
するワイヤガイド３を介して接するように設けて
もよい。
本発明の消耗電極式アーク溶接におけるスパツ
タ防止方法によれば従来スパツタ発生を防止でき
なかつた溶接電流パルス周波数の範囲において
も、スパツタ発生を有効に防止できるものであ
る。
タ防止方法によれば従来スパツタ発生を防止でき
なかつた溶接電流パルス周波数の範囲において
も、スパツタ発生を有効に防止できるものであ
る。
第１図は本発明の一実施例を示すための溶接ト
ーチの縦断面図、第２図は他の実施例を示す溶接
トーチ後方の図、第３図は第１図の実施例と従来
例の比較をするためのグラフである。 １……溶接ワイヤ、２……溶接トーチ、３……
ワイヤガイド、４……コンタクトチツプ、５……
溶接ノズル、６……溶接ガス、７……超音波発振
器。
ーチの縦断面図、第２図は他の実施例を示す溶接
トーチ後方の図、第３図は第１図の実施例と従来
例の比較をするためのグラフである。 １……溶接ワイヤ、２……溶接トーチ、３……
ワイヤガイド、４……コンタクトチツプ、５……
溶接ノズル、６……溶接ガス、７……超音波発振
器。
Claims (1)
- １ 消耗電極式アーク溶接において、消耗電極と
して供給される溶接ワイヤに超音波振動を与える
ことにより溶接作業中のスパツタ発生を防止する
ことを特徴とする消耗電極式アーク溶接における
スパツタ防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24034984A JPS61119381A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 消耗電極式ア−ク溶接におけるスパツタ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24034984A JPS61119381A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 消耗電極式ア−ク溶接におけるスパツタ防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61119381A JPS61119381A (ja) | 1986-06-06 |
| JPH0465746B2 true JPH0465746B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=17058161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24034984A Granted JPS61119381A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 消耗電極式ア−ク溶接におけるスパツタ防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61119381A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007190564A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Kobe Steel Ltd | 消耗電極式溶接方法及び溶接装置 |
| CN101947696A (zh) * | 2010-09-26 | 2011-01-19 | 哈尔滨工业大学 | 超声波聚焦声场与熔化极电弧焊接复合的焊接装置 |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP24034984A patent/JPS61119381A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61119381A (ja) | 1986-06-06 |
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