JPH04652Y2 - - Google Patents

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JPH04652Y2
JPH04652Y2 JP1986122667U JP12266786U JPH04652Y2 JP H04652 Y2 JPH04652 Y2 JP H04652Y2 JP 1986122667 U JP1986122667 U JP 1986122667U JP 12266786 U JP12266786 U JP 12266786U JP H04652 Y2 JPH04652 Y2 JP H04652Y2
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JP
Japan
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grass
chute
clippings
opening
grass clippings
Prior art date
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JP1986122667U
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JPS6328319U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、刈草集草装置に関する。
(従来の技術) モアーで刈取つた刈草を給送装置でシユートを
経て集草容器に投入して集草する集草装置とし
て、第7図に示すように上方開口状の左右一対の
集草容器1,2を近接して配置し、その一方の集
草容器2の上方に、両者の境界側に開口部3が向
くように弯曲するシユート4を設けたものがあ
る。
(考案が解決しようとする課題) この種のものでは、シユート4の開口部3から
放出された刈草が両者集草容器1,2の境界部分
に落下するように開口部3を位置させ、各集草容
器1,2に均等に刈草が配分されるようにしてい
る。
しかしながら、刈草の状態(湿つた刈草、乾燥
した刈草等)によつてシユート4の開口部3から
放出される刈草の飛距離が異なるため左右の集草
容器1,2に均等には配分されなく、集草容器
1,2の何れか一方に片寄ることが多かつた。そ
して、乾燥した刈草の場合には、大半が他方の集
草容器1に投入され、先に他方の集草容器1が一
杯になると一方の集草容器2側に刈草が流れ込ん
でくるが、湿つた刈草の場合には、大半が一方の
集草容器2に投入され、該一方の集草容器2が刈
草で一杯になると、それによつてシユート4の開
口部3がふさがれ、集草効率が低下すると共に、
シユート4内に刈草のつまりが生じていた。
本考案は、湿つた刈草の場合に左右の集草容器
に略均等に刈草を配分できるようにして、シユー
トの刈草のつまりを防止し、良好に集草できるよ
うに図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、上方開口状の左右一対の集草容器3
1,32を近接して配置し、一方の集草容器32
の上方側に、開口部39が左右方向両者集草容器
31,32の境界側に向くように弯曲するシユー
ト38を設け、このシユート38から刈草を両者
集草容器31,32に投入するようにした刈草集
草装置において、前記シユート38の弯曲部外周
側壁部を左右方向に延長して開口部39の弯曲部
外周側端部を集草容器31,32の境界近傍に位
置させると共に、開口部39の弯曲部内周側端部
を前記境界から一方の集草容器32の左右方向中
央側に離間させて設けた点にある。
(作用) 湿つた刈草を集草する場合、シユート38の弯
曲部内周側を流れる刈草は一方の集草容器32へ
投入され、弯曲部外周側を流れる刈草は弯曲部外
周側壁部に案内されて、他方の集草容器31へと
投入され、刈草は左右の集草容器31,32に略
均等に配分される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図乃至第3図において、10はトラクタ
車体、11は前輪、12は後輪、13はボンネツ
ト、14はハンドル、15はフエンダー、16は
運転席である。
17はミツドマウントモアーで、モアーデツキ
18の下方に3個のカツター19を回転自在に備
えて成り、このカツター19で刈取つた刈草を左
右一側の放出部20側に矢印A方向に案内するよ
うになつている。モアーデツキ18の放出部20
側には、ブロワー、スワロー等の刈草を給送する
給送装置21が取付けられている。給送装置21
はケーシング22内に横軸23を介して羽根車2
4を支持して成り、放出口20からの刈草を吸込
んで吹上シユート25側へと送るように構成され
ている。
トラクタ車体10の後端部には、左右一対の筒
状ブラケツト26が設けられており、この筒状ブ
ラケツト26に支持枠27の支柱28が上方から
挿抜自在に挿入し固定されている。支持枠27は
左右一対の支柱28と、その上端に横方向に架設
された横杆29とから成る。横杆29には後方に
突出する左右一対の支持杆30が2組設けられ、
その一対の支持杆30に集草容器としての集草バ
ツグ31,32が着脱自在に取付けられている。
集草バツグ31,32は帆布、プラスチツクシ
ート、ネツト材等から構成されており、その上端
開口部の周縁に形成された袋状部にコ字状の筒体
33,34が挿入し固着されている。コ字状の筒
体33,34の両端部は袋状部から外方に露出し
ており、集草バツグ31,32を支持枠27に取
付ける際には、その露出部側から一対の支持杆3
0が筒体33,34内に挿抜自在に挿入される。
35は左右2個の集草バツグ31,32の開口
を上方から施蓋する共通の上蓋で、前端の左右一
対のブラケツト36が支柱28のブラケツト37
にピンで枢支されており、そのピン廻りに上下開
閉自在である。上蓋35には前面側からシユート
38が挿入され、またこのシユート38は吹上シ
ユート25に接続されている。シユート38は一
方の集草バツグ32の上方に、先端の開口部39
が両者集草バツグ31,32の境界側に向くよう
に弯曲状に配置されている。シユート38の弯曲
部外周40側壁部が左右方向他方の集草バツグ3
1に向けて延長されていて、開口部39の弯曲外
周40側の端部40aが境界側近傍に位置される
と共に、開口部39の弯曲部内周41側の端部4
1aが境界から集草容器32の左右方向中央側に
離間されており、この端部40a,41a間を結
ぶように斜め方向に切断されている。
42は空気抜き用の可撓ダクトで、左右一対の
集草バツグ31,32を両側から挟むように、各
集草バツグ31,32に近接して並べて配置され
ており、上蓋35内の空気を下方の地面近傍に導
くようになつている。
43は防塵用スクリーンで、上蓋35の内部を
集草バツグ31,32と可撓ダクト42と区画す
るように、上蓋35の天板から前後内壁にわたつ
て設けられており、上蓋35を閉じた際にスクリ
ーン43の下端が集草バツグ31,32と可撓ダ
クト42との間に位置するようになつている。
上記構成において、芝生等の刈取時には、ミツ
ドマウントモアー17及び給送装置21を駆動し
ながら、トラクタを走行させる。するとミツドマ
ウントモアー17のカツター19で刈取られた刈
草は、放出口20から給送装置21内に吸込ま
れ、その給送装置21によつて吹上シユート25
からシユート38へと送られる。そして、上蓋3
5側のシユート38の開口部39から左右一対の
集草バツグ31,32内に投入されて行く。
この場合、刈草には湿気を持つた重たいものの
場合と乾燥した軽いものの場合等が含まれてい
る。そして、乾燥した軽い刈草の場合は、刈草の
大半がシユート38の外周40に沿つて送られ、
その開口部39の端部40a側から第1図及び第
4図の矢印Bの如く他方の集草バツグ31内へと
投入されて行き、該集草バツグ31が先に一杯に
なると一方の集草バツグ32に刈草が流れ込む。
また湿つた重たい刈草の場合は、シユート38の
内周41側に沿つて送られる刈草は第1図及び第
4図の矢印Cの如く落下して一方の集草バツグ3
2へ投入され、シユート38の外周40に沿つて
送られる刈草は他方の集草バツグ31へと案内投
入される。従つて、集草がスムーズになり集草効
率が向上すると共に、シユート38内での刈草の
つまり等も防止できる。
なお、シユート38の開口部39は、第5図に
示すように内周41側の端部41aと外周40側
の端部40aとを段違い状に形成しても良い。
またシユート38は、上蓋35の前側から内部
に挿入する他、第6図に示すように側部から内部
に挿入する形式のものでも良い。
(考案の効果) 本考案によれば、湿つた重たい刈草を集草する
場合に、左右の集草容器に刈草を略均等に配分す
ることが可能であり、従来のように、シユートの
下方に在る集草容器に先に刈草が一杯になつてシ
ユートの開口部を塞ぐようなことはなく、刈草の
集草がスムーズで集草効率が向上すると共に、シ
ユート内での刈草のつまり等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体の破断平面
図、第2図は同側面図、第3図は同背面図、第4
図は同作用説明図、第5図及び第6図は他の実施
例を示す破断平面図、第7図は従来例を示す平面
図である。 10……トラクタ車体、17……ミツドマウン
トモアー、18……給送装置、31,32……集
草バツグ(集草容器)、35……上蓋、38……
シユート、39……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上方開口状の左右一対の集草容器31,32を
    近接して配置し、一方の集草容器32の上方側
    に、開口部39が左右方向両者集草容器31,3
    2の境界側に向くように弯曲するシユート38を
    設け、このシユート38から刈草を両者集草容器
    31,32に投入するようにした刈草集草装置に
    おいて、 前記シユート38の弯曲部外周側壁部を左右方
    向に延長して開口部39の弯曲部外周側端部を集
    草容器31,32の境界近傍に位置させると共
    に、開口部39の弯曲部内周側端部を前記境界か
    ら一方の集草容器32の左右方向中央側に離間さ
    せて設けたことを特徴とする刈草集草装置。
JP1986122667U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH04652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122667U JPH04652Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JP1986122667U JPH04652Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6328319U JPS6328319U (ja) 1988-02-24
JPH04652Y2 true JPH04652Y2 (ja) 1992-01-10

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ID=31013071

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JP1986122667U Expired JPH04652Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581088Y2 (ja) * 1991-10-16 1998-09-17 ヤンマー農機株式会社 芝刈機用刈草搬送装置
JP4484628B2 (ja) * 2004-08-23 2010-06-16 株式会社クボタ 草刈り機

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US4259832A (en) * 1979-09-12 1981-04-07 Duray Harry A Grass collection apparatus

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JPS6328319U (ja) 1988-02-24

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