JPH0465214A - 予備成形体の冷却温度調節方法及びその装置 - Google Patents
予備成形体の冷却温度調節方法及びその装置Info
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- JPH0465214A JPH0465214A JP2179196A JP17919690A JPH0465214A JP H0465214 A JPH0465214 A JP H0465214A JP 2179196 A JP2179196 A JP 2179196A JP 17919690 A JP17919690 A JP 17919690A JP H0465214 A JPH0465214 A JP H0465214A
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラスチック予備成形体を射出成形した後に
、その予備成形体を成形型内で冷却する温度を調節する
方法、及びそのための装置に関する。
、その予備成形体を成形型内で冷却する温度を調節する
方法、及びそのための装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕炭酸飲
料や果汁飲料等を封入するボトル等のプラスチック製容
器は、耐熱変形性に優れた飽和ポリエステル樹脂等を射
出成形した後、二軸延伸ブロー成形して製造される。
料や果汁飲料等を封入するボトル等のプラスチック製容
器は、耐熱変形性に優れた飽和ポリエステル樹脂等を射
出成形した後、二軸延伸ブロー成形して製造される。
射出成形後、延伸ブロー成形に供する前の、いわゆるパ
リソンと称する予備成形体２は、第５図に示すような形
をしていて、口部４と底部８とそれらを連結する胴部６
とからなる有底円筒状である。
リソンと称する予備成形体２は、第５図に示すような形
をしていて、口部４と底部８とそれらを連結する胴部６
とからなる有底円筒状である。
この予備成形体を二軸延伸ブロー成形するには、例えば
特開昭５７−１１７９２９号で開示されているような方
法で、延伸ロッド１０で底部８を縦方向に突き押しする
と同時に、高温の加圧エアを吹き出し口１２から吹き出
して、胴部６を周方向に延伸する。
特開昭５７−１１７９２９号で開示されているような方
法で、延伸ロッド１０で底部８を縦方向に突き押しする
と同時に、高温の加圧エアを吹き出し口１２から吹き出
して、胴部６を周方向に延伸する。
従って、底部８は突き破れないように延伸温度以下にし
、胴部６は延伸温度以上に保ってブロー成形する必要が
ある。また、口部４は型によって把持されるので必ずし
も底部８のように低温にする必要はないが、胴部６とと
もに延伸されないように、やはり低温に保つのか望まし
い。
、胴部６は延伸温度以上に保ってブロー成形する必要が
ある。また、口部４は型によって把持されるので必ずし
も底部８のように低温にする必要はないが、胴部６とと
もに延伸されないように、やはり低温に保つのか望まし
い。
一方、射出成形によってこのような形状の予備成形体を
製造するには、第６図に示すように、インジェクション
キャビティ１４、インジェクションコア１６及びリップ
１８によって形成されるキャビティ２０に、溶融したプ
ラスチックをゲート２２から注入する。インジェクショ
ンキャビティ１４の内部に設けた通路（図示せず）に冷
却水を通すか、あるいはインジェクションコア１６の内
部にパイプ２４を設けて、矢印で示すようにパイプ内に
冷却水を流入させてプラスチックを冷却固化させる。
製造するには、第６図に示すように、インジェクション
キャビティ１４、インジェクションコア１６及びリップ
１８によって形成されるキャビティ２０に、溶融したプ
ラスチックをゲート２２から注入する。インジェクショ
ンキャビティ１４の内部に設けた通路（図示せず）に冷
却水を通すか、あるいはインジェクションコア１６の内
部にパイプ２４を設けて、矢印で示すようにパイプ内に
冷却水を流入させてプラスチックを冷却固化させる。
得られた予備成形体２は、全体が一様の温度に冷却され
ている。従って射出成形後、延伸ブロー成形に供する前
に、上述のように口部４、胴部６、底部８等の各部位に
温度差が生じるように、例えば特開昭６３−１８９２２
５号に示されるような方法で、温調型内に予備成形体２
を設置して温度調節していたる しかしその方法では、温調型か複雑で製造装置全体が大
掛かりになることや、工程も多くなることによる高い製
造コストが問題になっていた。
ている。従って射出成形後、延伸ブロー成形に供する前
に、上述のように口部４、胴部６、底部８等の各部位に
温度差が生じるように、例えば特開昭６３−１８９２２
５号に示されるような方法で、温調型内に予備成形体２
を設置して温度調節していたる しかしその方法では、温調型か複雑で製造装置全体が大
掛かりになることや、工程も多くなることによる高い製
造コストが問題になっていた。
従って本発明の目的は、延伸ブロー成形に供する前の予
備成形体の温度調節を、簡単に効率的に行うための方法
、及びそのための装置を提供することである。
備成形体の温度調節を、簡単に効率的に行うための方法
、及びそのための装置を提供することである。
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は、射出成形
型を構成する中空のインジェクションコアの内部に二重
パイプを設け、内側のパイプを通して流入させた冷却水
を最初にインジェクションコアの底部に接触させ、次に
上昇に転じた冷却水を外側のパイプ部を境にして分離す
ることによって、インジェクションコアの胴部の内壁に
接触する冷却水の流量を減少させれば、予備成形体の各
部位の冷却度合いに差を生じさせることができることを
発見し、本発明を完成させた。
型を構成する中空のインジェクションコアの内部に二重
パイプを設け、内側のパイプを通して流入させた冷却水
を最初にインジェクションコアの底部に接触させ、次に
上昇に転じた冷却水を外側のパイプ部を境にして分離す
ることによって、インジェクションコアの胴部の内壁に
接触する冷却水の流量を減少させれば、予備成形体の各
部位の冷却度合いに差を生じさせることができることを
発見し、本発明を完成させた。
すなわち本発明の方法は、上端の口部と下端の底部とそ
れらを連結する胴部とからなる有底円筒状に射出成形さ
れたプラスチック予備成形体の冷却温度を調節する方法
において、射出成形型のインジェクションコアの内部の
中空部分に、先端か前記インジェクションコアの底部付
近にくるように二重パイプを設け、樹脂の注入の際、内
側のパイブ内に流入させた冷却水を前記インジェクショ
ンコアの底部に接触させ、次いで前記内側のパイプと前
記インジェクションコアとの間の空間を上昇する前記冷
却水を外側のパイプで分離することによって、前記イン
ジェクションコアの胴部内壁に接触する冷却水の流量を
減少させ、それによって、前記予備成形体の胴部よりも
底部の温度か低くなるように温度調節することを特徴と
する。
れらを連結する胴部とからなる有底円筒状に射出成形さ
れたプラスチック予備成形体の冷却温度を調節する方法
において、射出成形型のインジェクションコアの内部の
中空部分に、先端か前記インジェクションコアの底部付
近にくるように二重パイプを設け、樹脂の注入の際、内
側のパイブ内に流入させた冷却水を前記インジェクショ
ンコアの底部に接触させ、次いで前記内側のパイプと前
記インジェクションコアとの間の空間を上昇する前記冷
却水を外側のパイプで分離することによって、前記イン
ジェクションコアの胴部内壁に接触する冷却水の流量を
減少させ、それによって、前記予備成形体の胴部よりも
底部の温度か低くなるように温度調節することを特徴と
する。
また、上記操作を行うための本発明の装置は、上端の口
部と下端の底部とそれらを連結する胴部とからなる有底
円筒状に射出成形されたプラスチック予備成形体の冷却
温度を調節する装置であって、射出成形型のインジェク
ションコアの内部に冷却水流入用の中空部分を設け、前
記中空部分に、先端か前記インジェクションコアの底部
付近にくるように内側と外側の二重パイプを間隔をおい
て設けたことを特徴とする。
部と下端の底部とそれらを連結する胴部とからなる有底
円筒状に射出成形されたプラスチック予備成形体の冷却
温度を調節する装置であって、射出成形型のインジェク
ションコアの内部に冷却水流入用の中空部分を設け、前
記中空部分に、先端か前記インジェクションコアの底部
付近にくるように内側と外側の二重パイプを間隔をおい
て設けたことを特徴とする。
以下、本発明の方法と装置を、図面を参照して説明する
。
。
第１図に、射出成形型と二重パイプを含む本発明の装置
を示す。射出成形型は、射出成形品すなわち第５図に示
す予備成形体２の外面の輪郭を画定するインジェクショ
ンキャビティ１４と、内面の輪郭を画定する長尺なイン
ジェクションコア１６、及びそれらインジェクションキ
ャビティ１４とインジェクションコア１６の間に挟まれ
てそれらの間隔を設定するとともに、予備成形体２の口
部４の形状を画定するリップ１８とからなる。２０はキ
ャビティである。
を示す。射出成形型は、射出成形品すなわち第５図に示
す予備成形体２の外面の輪郭を画定するインジェクショ
ンキャビティ１４と、内面の輪郭を画定する長尺なイン
ジェクションコア１６、及びそれらインジェクションキ
ャビティ１４とインジェクションコア１６の間に挟まれ
てそれらの間隔を設定するとともに、予備成形体２の口
部４の形状を画定するリップ１８とからなる。２０はキ
ャビティである。
インジェクションコア１６は中空になっていて、その内
部に間隔をおいて内側のパイプ２６と外側のパイプ２８
からなる二重パイプが設けられている。
部に間隔をおいて内側のパイプ２６と外側のパイプ２８
からなる二重パイプが設けられている。
内側パイプ２６は円筒形のブツシュ３０によってインジ
ェクションコア１６の上端で固定されて、いて、外側パ
イプ２８はインジェクションコア内の段部３２て接着等
の手段で固定されている。これらのパイプは真鍮、鉄、
アルミニウム等によって作られている。
ェクションコア１６の上端で固定されて、いて、外側パ
イプ２８はインジェクションコア内の段部３２て接着等
の手段で固定されている。これらのパイプは真鍮、鉄、
アルミニウム等によって作られている。
ゲート２２から溶融したプラスチックをキャビティ２０
内に注入すると同時かあるいは注入直後、内側パイプ２
６の上端から矢印で示すように冷却水を流入させる。冷
却水は最初にインジェクションコアの底部１６１に接触
する。次いで、上昇に転じた冷却水は、外側パイプ２８
によってその外側を流れるものと内側を流れるものとに
分離される。そのうち外側を流れてインジェクションコ
ア１６の胴部の内壁１６２に接触しながら上昇した冷却
水は、外側パイプ２８の上部に設けた複数の孔３４から
内側に入り、最後に、インジェクションコア１６の上端
でブツシュ３０の周囲に設けた複数の流出孔４０から流
出する。
内に注入すると同時かあるいは注入直後、内側パイプ２
６の上端から矢印で示すように冷却水を流入させる。冷
却水は最初にインジェクションコアの底部１６１に接触
する。次いで、上昇に転じた冷却水は、外側パイプ２８
によってその外側を流れるものと内側を流れるものとに
分離される。そのうち外側を流れてインジェクションコ
ア１６の胴部の内壁１６２に接触しながら上昇した冷却
水は、外側パイプ２８の上部に設けた複数の孔３４から
内側に入り、最後に、インジェクションコア１６の上端
でブツシュ３０の周囲に設けた複数の流出孔４０から流
出する。
インジェクションコアの底部１６１に接触する冷却水は
温度が低く流量も多い。従って、予備成形体の底部８に
なる部分は冷却される度合いか大きい。一方、胴部の内
壁１６２に接触しなから上昇する冷却水は、底部１６１
を通過する際に、注入されたプラスチック材料の熱を吸
収して幾分高温となっていて、しかも流量が少ない。従
って、予備成形体の胴部６になる部分は冷却される度合
いが小さい。
温度が低く流量も多い。従って、予備成形体の底部８に
なる部分は冷却される度合いか大きい。一方、胴部の内
壁１６２に接触しなから上昇する冷却水は、底部１６１
を通過する際に、注入されたプラスチック材料の熱を吸
収して幾分高温となっていて、しかも流量が少ない。従
って、予備成形体の胴部６になる部分は冷却される度合
いが小さい。
従って、冷却固化した予備成形体２は、底部８で低温と
なり、胴部６でそれよりも高温となる。
なり、胴部６でそれよりも高温となる。
プラスチック材料が、例えばポリエチレンテレフタレー
ト（ＰＥＴ）の場合、融点が２７０°Ｃでガラス転位点
か７０°Ｃであるから、底部８を７０°Ｃよりも低くし
、胴部６を８０〜２６０°Ｃの延伸適性温度とするのか
望ましい。各部位の冷却温度の調節は、外側パイプ２８
の径や厚さを変えるなとして、内壁１６２に接触して流
れる冷却水の量を変えることによって行うことかできる
。
ト（ＰＥＴ）の場合、融点が２７０°Ｃでガラス転位点
か７０°Ｃであるから、底部８を７０°Ｃよりも低くし
、胴部６を８０〜２６０°Ｃの延伸適性温度とするのか
望ましい。各部位の冷却温度の調節は、外側パイプ２８
の径や厚さを変えるなとして、内壁１６２に接触して流
れる冷却水の量を変えることによって行うことかできる
。
第２図に本発明の装置の別の実施例を示す。この場合、
外側パイプ２８は予備成形体２の胴部６に相当する位置
で厚肉になっている。従って、外側パイプ２８とインジ
ェクションコアＩ６の間の冷却水通路は、外側パイプ２
８と内側パイプ２６の間の通路よりも狭いので、内壁１
６２に接触しながら上昇する冷却水の量は第１図で示し
た例よりも少ない。
外側パイプ２８は予備成形体２の胴部６に相当する位置
で厚肉になっている。従って、外側パイプ２８とインジ
ェクションコアＩ６の間の冷却水通路は、外側パイプ２
８と内側パイプ２６の間の通路よりも狭いので、内壁１
６２に接触しながら上昇する冷却水の量は第１図で示し
た例よりも少ない。
よって予備成形体２の胴部６と底部８の冷却度合いの差
はさらに大きくなり、胴部６は高温に保たれる。
はさらに大きくなり、胴部６は高温に保たれる。
さらに外側パイプ２８には、予備成形体の口部４に相当
する位置に複数の孔３６が設けられているとともに、そ
の少し上の位置で、外側パイプ２８と内側パイプ２６の
間の通路がブツシュ４２によって封鎖されている。従っ
て、外側パイプ２８と内側パイプ２６の間を上昇してき
た冷却水は、孔３６から外側パイプ２８の外側に流入す
る。そのため、その位置でインジェクションコア１６の
内壁に接触する冷却水の流量は多くなり、口部４の冷却
度合いも胴部６より大きくなるので、ブロー成形時に口
部４は延伸されない。
する位置に複数の孔３６が設けられているとともに、そ
の少し上の位置で、外側パイプ２８と内側パイプ２６の
間の通路がブツシュ４２によって封鎖されている。従っ
て、外側パイプ２８と内側パイプ２６の間を上昇してき
た冷却水は、孔３６から外側パイプ２８の外側に流入す
る。そのため、その位置でインジェクションコア１６の
内壁に接触する冷却水の流量は多くなり、口部４の冷却
度合いも胴部６より大きくなるので、ブロー成形時に口
部４は延伸されない。
第２図で説明した実施例の変形例を第３図と第４図に示
す。第３図は、第２図における孔３６を含む部分に相当
する縦断面であり、第４図は第３図におけるＸ−Ｘ線に
沿う横断面である。この場合、外側パイプ２８とインジ
ェクションコア１６は密着しているが、外側パイプ２８
の外周面に複数の縦方向の孔３８が設けられていて、冷
却水の流路となっている。これらの孔３８の数あるいは
大きさを変えることによって流量を調節することもてき
る。また、外側パイプ２８が動かないように固定される
という効果も得られる。
す。第３図は、第２図における孔３６を含む部分に相当
する縦断面であり、第４図は第３図におけるＸ−Ｘ線に
沿う横断面である。この場合、外側パイプ２８とインジ
ェクションコア１６は密着しているが、外側パイプ２８
の外周面に複数の縦方向の孔３８が設けられていて、冷
却水の流路となっている。これらの孔３８の数あるいは
大きさを変えることによって流量を調節することもてき
る。また、外側パイプ２８が動かないように固定される
という効果も得られる。
以上説明した通り、本発明によれば、予備成形体を射出
成形した後、各部位の冷却温度の調節を、延伸ブロー成
形に適したように射出成形型内で行うことかできる。従
って、射出成形後の予備成形体を直接延伸ブロー成形に
供することかできるので、製造コストが低減される。
成形した後、各部位の冷却温度の調節を、延伸ブロー成
形に適したように射出成形型内で行うことかできる。従
って、射出成形後の予備成形体を直接延伸ブロー成形に
供することかできるので、製造コストが低減される。
第１図は本発明の一実施例による冷却温度調節装置を示
す縦断面図であり、 第２図は本発明の装置の別の実施例を示す縦断面図であ
り、 第３図は本発明の装置のさらに別の実施例を示す縦断面
図であり、 第４図は第３図におけるＸ−Ｘ線に沿う横断面図であり
、 第５図は予備成形体の縦断面図であり、第６図は従来の
予備成形体の冷却装置を示す縦断面図である。 ２・・・予備成形体 ４・・・口部 ６・・・胴部 ８・ ・底部 ｌＯ・・・延伸ロッド １２・・・吹き出し口 １４・・・インジェクションキャビティ１６・・・イン
ジェクションコア １６１・・・インジェクションコア底部１６２・ ・イ
ンジェクションコア胴部の内壁１８・・・リップ ２０・・・キャビティ ２２・・・ゲート ２４・・・パイプ ２６・・・内側パイプ ２８・ ・外側パイプ ３０１．４２・・・ブツシュ ３２・・・段部 ３４．３６．３８・ ・孔 ４０・・・流出孔
す縦断面図であり、 第２図は本発明の装置の別の実施例を示す縦断面図であ
り、 第３図は本発明の装置のさらに別の実施例を示す縦断面
図であり、 第４図は第３図におけるＸ−Ｘ線に沿う横断面図であり
、 第５図は予備成形体の縦断面図であり、第６図は従来の
予備成形体の冷却装置を示す縦断面図である。 ２・・・予備成形体 ４・・・口部 ６・・・胴部 ８・ ・底部 ｌＯ・・・延伸ロッド １２・・・吹き出し口 １４・・・インジェクションキャビティ１６・・・イン
ジェクションコア １６１・・・インジェクションコア底部１６２・ ・イ
ンジェクションコア胴部の内壁１８・・・リップ ２０・・・キャビティ ２２・・・ゲート ２４・・・パイプ ２６・・・内側パイプ ２８・ ・外側パイプ ３０１．４２・・・ブツシュ ３２・・・段部 ３４．３６．３８・ ・孔 ４０・・・流出孔
Claims (5)
- （１）上端の口部と下端の底部とそれらを連結する胴部
とからなる有底円筒状に射出成形されたプラスチック予
備成形体の冷却温度を調節する方法において、射出成形
型のインジェクションコアの内部の中空部分に、先端が
前記インジェクションコアの底部付近にくるように二重
パイプを設け、樹脂の注入の際、内側のパイプ内に流入
させた冷却水を前記インジェクションコアの底部に接触
させ、次いで前記内側のパイプと前記インジェクション
コアとの間の空間を上昇する前記冷却水を外側のパイプ
で分離することによって、前記インジェクションコアの
胴部内壁に接触する冷却水の流量を減少させ、それによ
って、前記予備成形体の胴部よりも底部の温度が低くな
るように温度調節することを特徴とする方法。 - （２）請求項１に記載の冷却温度調節方法において、前
記外側のパイプで分離されて前記内側のパイプと前記外
側のパイプの間を上昇する前記冷却水を、前記予備成形
体の前記口部に相当する位置で、前記外側のパイプに設
けた孔を通して前記外側のパイプと前記インジェクショ
ンコアの間の空間に流入させることによって、前記口部
に相当する位置で前記インジェクションコアに接触する
冷却水の流量を多くし、それによって、前記予備成形体
の胴部よりも口部の温度が低くなるように温度調節する
ことを特徴とする方法。 - （３）上端の口部と下端の底部とそれらを連結する胴部
とからなる有底円筒状に射出成形されたプラスチック予
備成形体の冷却温度を調節する装置において、射出成形
型のインジェクションコアの内部に冷却水流入用の中空
部分を設け、前記中空部分に、先端が前記インジェクシ
ョンコアの底部付近にくるように内側と外側の二重パイ
プを間隔をおいて設けたことを特徴とする予備成形体の
冷却温度調節装置。 - （４）請求項３に記載の冷却温度調節装置において、前
記予備成形体の前記胴部に相当する位置において、前記
外側のパイプと前記インジェクションコアの間の間隔を
、前記外側のパイプと前記内側のパイプの間の間隔より
も小さくしたことを特徴とする装置。 - （５）請求項３又は４に記載の冷却温度調節装置におい
て、前記予備成形体の前記口部に相当する位置において
、前記外側のパイプに少なくとも１つの孔を設けたこと
を特徴とする装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179196A JPH0465214A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 予備成形体の冷却温度調節方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179196A JPH0465214A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 予備成形体の冷却温度調節方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0465214A true JPH0465214A (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=16061613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2179196A Pending JPH0465214A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 予備成形体の冷却温度調節方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0465214A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1671777A1 (en) | 2004-12-15 | 2006-06-21 | Fisa Corporation | Valve nozzle |
| EP2027980A1 (de) * | 2005-05-12 | 2009-02-25 | Stemke, Gudrun | Geschlossenes Kühlsystem für Werkzeuge von Kunststoffverarbeitungsmaschinen |
| JP2011230293A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 圧縮成形装置及び圧縮成形方法 |
| EP3943275A1 (en) * | 2019-03-20 | 2022-01-26 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Method for manufacturing resin container and blow molding method |
| EP3919255A4 (en) * | 2019-01-31 | 2022-10-12 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | TEMPERATURE ADJUSTMENT DEVICE AND TEMPERATURE ADJUSTMENT METHOD FOR PREFORM AND FABRICATION DEVICE AND FABRICATION METHOD FOR RESIN MOLDING CONTAINER |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP2179196A patent/JPH0465214A/ja active Pending
Cited By (10)
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| US12017399B2 (en) | 2019-01-31 | 2024-06-25 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Temperature adjusting device, temperature adjusting method, and resin container manufacturing method |
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| US11701811B2 (en) | 2019-03-20 | 2023-07-18 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Method for manufacturing resin container and blow molding method |
| EP4234209A3 (en) * | 2019-03-20 | 2023-10-18 | Nissei ASB Machine Co., Ltd. | Method for manufacturing resin container and blow molding method |
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