JPH046379A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、冷凍室内の製氷室に使用する縮流風路の効
率的な運用を考慮した冷蔵庫に関するものである。

［従来の技術］ 第５図は例えば特願昭６３−２４２８３２に示された従
来の冷蔵庫の冷凍室周辺の縦断面図である。

図において、（１）は冷蔵庫本体、（２）は冷蔵庫本体
（１）内に区画された冷凍室、（３）は循環冷気を冷却
する冷却器、（４）は冷気循環用ファン。

（５）はファングリル、（６）は冷気を導くダクト。

（７）は冷気を絞り込む縮流風路、（８）は縮流冷気を
増速する急速冷凍用ファン、（９）は縮流風路（７）の
上部にある急速冷凍室、　（ｉｏ）は急速冷凍室（９）
内に置かれたトレイ、　　（１１）はトレイ（１０）に
乗せられた食品、　　（１２）は縮流風路（７）の下部
にある製氷室、　（１３）は製氷室（１２）内にある製
氷皿、　（１４）は縮流風路（７）の上部を覆い急速冷
凍室（９）との境界を画する上部縮流仕切板、　（１５
）は縮流風路（７）の下部を覆い、縮流冷気を製氷皿（
１３）に吹き付けるノズルを備えた下部ノズル付仕切板
、　（１６）は冷気吸込口、　（１７）は冷気通路、　
（１８）はノズル孔である。

次に動作について説明する。

冷却器（３）で冷却された冷気は冷気循環用ファン（４
）で送風されて、冷凍室（２）内とダクト（６）内に送
り出される。ダクト（６）内を通過した冷気は更に一方
は急速冷凍室（９）へと流れて食品（１１）を冷却し、
他方は縮流風路（７）へと分流し、急速冷凍用ファン（
８）で送風され、冷気は上部縮流仕切板（１４）と下部
ノズル付仕切板（１５）によって形成される縮流風路（
７）を通過することによって冷気が絞り込まれて増速さ
れる。この冷気は下部ノズル付仕切板（１５）に設けら
れたノズル孔は８）を通過することにより更に増速され
、なおかつ、ノズル孔（１８）により冷気の風向は縮流
風路（７）内では水平方向であったものが、垂直方向へ
と変えられ。

製氷皿（１３）の真上から噴流となって製氷皿（１３）
内の水に衝突する。この噴流は風速が速いので、衝突噴
流効果により水面と冷気との間の熱伝達率が非常に大き
く”なるので、熱交換が促進され製氷皿（１３）内の水
は急速に氷結する。

［発明か解決しようとする課題］ 従来の冷蔵庫は以上のように構成されているので。

増速されな縮流冷気の出力の供給を受は得るのは製氷室
に限られ、急速冷凍室内の収容食品は高速冷却すること
ができなかった。

この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、簡単な構成で、縮流冷気の出力を製氷室側だけ
でなく急速冷凍室側にも供給できる冷蔵庫を得ることを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る冷蔵庫は、縮流冷気の出力風路を製氷室
側または急速冷凍室側に切り替える手段を備えたもので
ある。

［作用］ この発明における切り替え手段は縮流冷気の出力を製氷
室側または急速冷凍室側に切り替え、急速冷凍室内の収
容食品にも縮流冷気を供給する。

［発明の実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示す冷凍室周辺の縦断
面図で９図において（１１から（１８）は従来の技術と
して述べたものと同様なものであり、特に説明の重複を
避ける。（１９）は急速冷凍室（９）へ縮流冷気を噴出
するためのノズル孔（１８）を備えた上部ノズル付縮流
仕切板、　（２０）は縮流風路内に設けられた噴流切替
え用のシャッタであり、縮流風路（７）の仕切板に内接
して移動できる板状のもので９前後方向に所定幅移動す
ることにより、スリッド（２１）がノズル孔（１８）を
開閉する。（２２）はシャッター（２０）を操作するた
めのつまみ、　（２３）はシャッター（２０）の移動幅
を固定するストッパーである。

なお上記縮流仕切板（Ｉ９）とシャッター（２０）とで
切替え手段を構成している。

次に動作について第２図以下で説明する。

縮流風路（７）の出側までは従来の技術で述べたところ
と全く同様であるが、第２図（ａ）はシャッター（２０
）を操作するつまみ（２２）を縮流風路（７）の外側−
杯に引出したところであり、シャッター　（２０）上の
上側スリッド（２１ａｌは上側ノズル孔（１８ａ）を開
孔し、下側スリッド（２１ｂｌ　は下側ノズル孔（１８
ｂ）を閉孔し、縮流冷気の噴流出力は、急速冷凍室（９
）側に供給される。これとは逆に第２図（ｂ）に示すよ
うに上記つまみ（２２）を縮流風路（７）の内側−杯に
押込むと図示の下部ノズル孔０８ｂ）は開孔し、上部ノ
ズル孔（１８ａ）は閉孔されることとなり、製氷室（１
２）側に縮流風路（７）の噴流出力を供給する。このよ
うにつまみ（２２）を所定幅前後方向に移動させる操作
により、縮流風路（７）の噴流冷気の出力の風路を製氷
室（１２）側または急速冷凍室（９）側に切替えること
ができ、この噴流冷気の出力は風速が大きく、勢いよ（
食品（１１）や製氷皿（Ｉ３）内の水に噴流となって衝
突するため、熱伝達率は非常に太き（、熱交換作用が促
進され、製氷はもとより、急速冷凍室（９）内の収納物
も高速冷却できる。

第３図に他の実施例を示す。

この例ではつまみ（２２）を回転させることにより、第
３図（ａ）では急速冷凍室側、第３図（ｂ）では製氷室
側のノズル孔は８）をシャッター（２０）が開孔してい
る。シャッター（２０）上には１列または複数列のスリ
ッド（２Ｉ）を備え、つまみ（２２）を所定幅回転させ
ると上側ノズル孔（１８ａ）または下側ノズル孔（１８
ｂ）を交互に開孔する。

第４図は第２図のつまみ（２２）の操作を前後方向とす
れば、左右方向に相当する実施例として示すものである
。

第４図（ａ）において、上側または下側のノズル孔（図
ではスリッドのみ示す）は２列とし、つまみ（２２）を
所定幅（ａで図示）移動させることによって上側または
下側のノズル孔（１８）を交互に開孔する。第４図（ｂ
）はつまみを左右方向−杯右側に移動した図であり、シ
ャッタ（２０）は上部ノズル孔（１８ａ）を開孔してい
る。同様に図示”ａ”だけシャッター（２０）を左に移
動させれば、上側ノズル孔（１８ａ）は閉孔し、下側ノ
ズル孔（１８ｂｌが開孔することが分かるみ 以上のようにこの実施例発明によれば、シャッター（２
０）のつまみ（２２）を所定幅だけ移動させるだけで、
縮流風路（７）の出力冷気の風路を製氷室側または急速
冷凍室側に切替えられる。

つまみ（２２）の操作は手動操作でよいか、これに限定
されず１例えば、電動式であってもよい。

なお、上記実施例は製氷室（工２）の上部に縮流風路（
７）を、縮流風路（７）の上部に急速冷凍室（９）を配
置する構成として述べてきたが、これは−例であって、
製氷皿（１３）に上部から縮流冷気を噴きつけることは
理想的ではあるが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、同様に急速冷凍室（９）を縮流風路（７）の上部
に配置する必然性はなく。

縮流風路（７）に隣接する等、仕切板にノズル孔（１８
）を備え、シャッター（２０）でノズル孔を開閉し、縮
流冷気の風路を製氷室（１２）と急速冷凍室（９）に切
替え得るものであればよい。

また、ノズル孔（１８）とスリッド（２１）の寸法、形
状については特に限定しないが、それぞれ形状。

寸法ともほぼ同等であれば別設の問題はない。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、縮流風路が供給する縮
流冷気の出力風路を製氷室側または急速冷凍室側に切り
替える手段を備えたので、簡単な構成で製氷室だけでな
く、急速冷凍室の収容食品も高速冷却できる冷蔵庫が得
られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例における冷蔵庫の冷凍室周
辺を示す断面図、第２図〜第３図は同縮流風路周辺を示
す断面図、第４図（ａ）は同シャツは冷気通路、　　（
１８）はノズル孔、　　（１９）は上部ノズル付仕切板
、　（２０）はシャッター、　（２１）はスリッド。 （２２）はつまみ、　　（２３）はストッパーである。 なお９図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 冷蔵庫本体と、 この本体内に区画された製氷室および急速冷凍室と、 上記冷蔵庫本体内の空気を冷却する冷却器と、この冷却
   器によつて冷却された冷気を上記製氷室および急速冷凍
   室に循環させる急速冷凍用ファンと、 上記製氷室と急速冷凍室との間に区画して設けられ、上
   記急速冷凍用ファンより送られた冷気を縮流増速して高
   速冷気とし、製氷室および急速冷凍室に送る縮流風路と
   、 この縮流風路に設けられ、高速冷気を上記製氷室と上記
   急速冷凍室に選択的に供給する切り替え手段とを備えた
   ことを特徴とする冷蔵庫。