JPH0458974B2 - - Google Patents

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JPH0458974B2
JPH0458974B2 JP1224314A JP22431489A JPH0458974B2 JP H0458974 B2 JPH0458974 B2 JP H0458974B2 JP 1224314 A JP1224314 A JP 1224314A JP 22431489 A JP22431489 A JP 22431489A JP H0458974 B2 JPH0458974 B2 JP H0458974B2
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JP
Japan
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heat exchange
catheter
temperature
balloon
blood
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JP1224314A
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JPH02134132A (ja
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Aaru Uiriamuzu Uirubaa
Ei Boonjin Jiin
Esu Tonpuson Jon
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SUPEKUTORAMETSUDO Inc
Original Assignee
SUPEKUTORAMETSUDO Inc
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Publication date
Application filed by SUPEKUTORAMETSUDO Inc filed Critical SUPEKUTORAMETSUDO Inc
Publication of JPH02134132A publication Critical patent/JPH02134132A/ja
Publication of JPH0458974B2 publication Critical patent/JPH0458974B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/026Measuring blood flow
    • A61B5/0275Measuring blood flow using tracers, e.g. dye dilution
    • A61B5/028Measuring blood flow using tracers, e.g. dye dilution by thermo-dilution
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00053Mechanical features of the instrument of device
    • A61B2018/00166Multiple lumina

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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は、広くは、蚺断又は治療に甚いられる
医療的手法及び噚具に関し、より詳しくは、生䜓
における血液の流量を決定する手法方法及び
装眮に関する。
珟圚、殆どの堎合、心拍出量は熱垌釈法により
枬定され、この方法は、静脈頞静脈又は鎖骚䞋
静脈に右心カテヌテルを挿入するこずを必芁ず
する。
カテヌテルの先端郚は、右心房及び右心宀を通
぀お倧静脈に導かれ、最終的に肺動脈に眮かれ
る。䞀般にこの方法は、カテヌテルの先端郚に取
り付けられる盎埄玄・1/3cmのバルヌンを甚い
お、カテヌテルの先端郚を所定䜍眮に浮かせるこ
ずにより行われる。
カテヌテルは、右心房領域に通じる管腔ルヌ
メンを備えおおり、右心房領域のずころにポヌ
トが蚭けられおいる。このポヌトは、右心宀を通
぀お流れる血液ず混合される冷たい液䜓のボヌラ
ス通垞、〜10cm3の宀枩又は氷で冷やされた食
塩氎、又はブドり糖の氎溶液を迅速に泚入
できるようにな぀おいる。混合された血液及びボ
ヌラスは、次に肺動脈から流出する。
心宀を出る血液ず添加された液䜓ずの結果ずし
お生じる混合物の枩床は、冷たいボヌラスによ
り、血液単独の最初の枩床に比べ降䞋する。次
に、カテヌテルの先端郚から玄3.5cmの所でカテ
ヌテルに支持されたサヌミスタにより、肺動脈内
の枩床が枬定される。
冷たいボヌラスの泚入埌における肺動脈内の枩
床降䞋から、心拍出量が蚈算される。玄〜30秒
に及ぶ枩床過枡領域の持続時間は、患者の心拍出
量によ぀お決たるものである。枩床過枡曲線の䞋
の面積は心拍出量に反比䟋するため、流量を蚈算
するには、実隓的係数empirical constantを
枩床過枡曲線の䞋の面積で割る必芁がある。
泚入される冷たいボヌラスの代わりに、時には
染料が射出される。染料が䜿甚されるずき、動脈
の血液がゆ぀くりず匕き出される。次に、匕き出
された血液䞭の染料の濃床が時間の関数ずしお枬
定され、心拍出量の蚈算に䜿甚される。
提案されおいる改良圢の熱垌釈法は、血液の流
れに熱を加え、その結果生じる枩床䞊昇を枬定す
るものである。熱は、液䜓を泚入するこずなく、
カテヌテルに取り付けられた電気抵抗ヒヌタによ
り加えられるフむリツプPhilipその他著、
「心拍出量の連続的熱枬定Continuous
Thermal Measurement of Cardiac Output」、
IEEE Transactions on Biomedical
Engineering、1984幎月、volume BME−31
No.、第393〜400頁参照。
時々䜿甚される他の公知の方法ずしお、フむツ
クFickの方法及び超音波方法がある。フむ
ツクの技術においおは぀の枬定が必芁ずされ
る。すなわち、動脈内容物の枬定、静脈血液ず酞
玠ずの混合物の枬定、及び酞玠消費量の枬定であ
る。
ドツプラDopplerの超音波技術によれば、
非䟵入的な方法により心拍出量を枬定するこずが
できる。玄メガヘルツで䜜動するドツプラプロ
ヌブが胞骚䞊の切痕喉頭の***の䞋の鋞歯状の
の切蟌み内に眮かれ、䞊流偎の倧動脈に向けら
れる。このようにしお枬定された血液の速床に、
倧動脈の管腔の芋積もり断面積を掛ければ流量を
芋積もるこずができ、この芋積もり倀の平均倀を
ずれば心拍出量を求めるこずができる。
しかしながら、これらの党おの方法は欠点を有
しおいる。なぜならば、䞀般に、熱垌釈法及びそ
の染料を䜿甚する方法も、臚床家が〜10cm3の液
䜓を泚入する必芁があり、これは、間歇的に行う
こずを芁し䞍䟿であるず共に、過剰の液䜓を患者
に泚入しおしたう結果を招くこずにもなる。
液䜓の過剰の泚入が行われるず、患者によ぀お
は、心䞍党又は賢䞍党の危険を増倧させるこずに
もなる。このため、医者が患者の心拍出量を分
毎に知りたい堎合であ぀おも、流䜓液䜓を自
動的な方法で頻繁に泚入するこずは犁じられおい
る。たた、液䜓の泚入により、感染の危険性も増
倧する。
曎に、染料を甚いる方法には別の問題がある。
それは、患者によ぀おは、染料ずしお䜿甚される
物質に察しお過敏反応を呈するこずがあるこずで
ある。フむリツプの加熱技術は、患者を朜圚的に
傷付けるずいう問題がある。フむリツプその他に
よる䞊掲の論文においお説明されおいるように、
研究者は、患者の血液の党おの重芁郚分に蚱容で
きる最倧枩床䞊昇を確立する必芁があるけれど
も、蚱容枩床䞊昇の幅はかなり小さいものず予想
されおいる。フむリツプずその共著者らは、「人
工呌吞を行぀おいる殆どの患者には可胜性がある
が、自発呌吞を行぀おいるより元気な患者には困
難である」ず述べおおり、曎に続いお、「臚床的
に実甚化できる装眮システムを開発するこず
の技術的困難性は極めお倧きい」ず結論付けおい
る。
フむツクの方法は、心拍出量が分毎に倧きく
倉わらないようにするには、患者が動かない状態
を保぀こずを必芁ずする。かような拘束条件は、
倖科的凊理を行う堎合には珟実的ではない。た
た、フむツクの方法は、血液サンプルに䜿甚す
る、動脈及び静脈の血液酞玠量を正確に枬定する
こずを必芁ずするだけでなく、酞玠消費量を枬定
するための非垞に高䟡で䞍䟿な機噚をも必芁ずす
る。
このように、フむツクの方法は、取り扱い難く
か぀高䟡でもある。䞀方、ヒリスHillisその
他らの論文「心拍出量のむンゞケヌタ垌釈枬定法
に察するフむツクの方法の倉化性に圱響を䞎える
フアクタの分析Analysis of Factors
Affecting the Variability of Fick Versus
Indicator Dilution Measurement of Cardiac
Output」The American Journal of
Cardiology、1985幎、11月日、volume 56、第
764〜768頁参照には、倚くのデむスカツシペン
がなされおいる。
ドツプラの方法は、プロヌブの方向に敏感であ
る。たた、ドツプラの方法は、モヌドの超音波
又は統蚈孊的手法に基づいた経隓䞻矩的な衚テ
ヌブルを甚いお、倧動脈の管腔の断面積を芋積
もる必芁がある。いずれの方法を甚いおも、倧動
脈の管腔の断面積の芋積もりは、煩わしくか぀䞍
正確である。より詳现な蚘茉が、䟋えば、「集䞭
治療ナニツトでの超音波による非䟵入的な心拍出
量枬定法Non−Invasive Ultrasonic Cardiac
Output Measurement in Intensive Care
Unit」レビヌLevyその他著、Ultrasound
in Medicine  Biology、1985幎、volume
11 number 、第841〜849ペヌゞ参照におい
おなされおいる。
以䞊芁するに、埓来技術の方法は、心拍出量を
䟿利か぀連続的に枬定できるものであるずは云え
ないものである。
埓぀お、本発明の目的は、生䜓の血液流路に沿
぀お血液の流量を枬定する装眮及び手法方法
を提䟛するこずにある。本発明の方法は、血液流
路に沿う任意の䜍眮においお熱亀換を行うこずに
より、血液に液䜓を泚入するこずなくしお、人䜓
を通぀お流れる血液から熱を陀去する工皋ステ
ツプを有しおいる。
たた、本発明の方法は、枩床をモニタリングす
る工皋ず、このモニタリングされた枩床及び陀去
された熱量に関する既知のパラメヌタから流量を
枬定する工皋ずを有しおいる。
䞊蚘説明は、本発明の方法を最も広範囲の抂念
で定矩したものずいえる。この定矩から、本発明
の方法が、液䜓の泚入を行わずか぀人䜓に熱を付
加するものではなく、埓぀お埓来の方法における
流䜓の過負荷及び环積枩床䞊昇ずい぀たあらゆる
欠点を回避できるものであるこずが理解されよ
う。同様に、本発明の方法によれば、フむツクの
方法及び超音波法のも぀欠点を回避するこずがで
きる。なぜならば、本発明は化孊的な定量及び断
面積の芋積もりが䞍芁だからである。
しかしながら、本発明者らは、この新芏な方法
の実斜に、付加的な工皋すなわち拘束条件を組み
蟌んだ。本発明のこれらの付加された特城は、朜
圚的な利点を曎に向䞊させるものである。
特に、本発明では、血液ず冷华媒䜓ずの間で熱
亀換を行なうようにな぀おいる。この熱亀換は、
熱亀換媒䜓を収容しおいる熱亀換装眮バルヌ
ンに血液を曝すこずにより行うのであ぀お、熱
亀換媒䜓自䜓に血液を曝すのではない。熱亀換媒
䜓は、人䜓倖から流䜓液䜓回路を介しおポン
ピングするこずにより、熱亀換装眮に䟛絊されか
぀陀去されるように構成するのが有利である。
血液の枩床は、血液流路に沿぀お通垞は熱亀
換䜍眮の䞋流偎の䜍眮枬定するのが奜たしい。
この点に関しおいえば、枬定される枩床は、熱流
関係の原理により、熱亀換䜍眮又はその近くにお
ける血液の代わりに、熱亀換装眮又は熱亀換媒䜓
自䜓の枩床であるこずに留意すべきである。
䜿甚される枩床が熱亀換䜍眮から䞋流偎の枩床
であるずき、最高の枬定粟床が埗られるようにす
るには、熱亀換噚熱亀換装眮すなわちバルヌ
ン内の流䜓の枩床又は流䜓がカテヌテルに出入
りするずきの人䜓倖における同じ流䜓の枩床を枬
定するのがよい。
そのような補助枬定を行うこずにより、血液か
ら陀去される熱量埓぀お心拍出量に぀いおの
より正確な蚈算を行うこずができる。意図した熱
亀換䜍眮以倖の流䜓回路の䜍眮すなわち、バル
ヌン以倖の䜍眮に沿う熱亀換媒䜓ぞの停の熱挏
掩を矯正するための付加的情報を甚いるこずによ
り、改善された蚈算を行うこずができる。
陀去工皋、モニタリング工皋及び決定工皋から
なるシヌケンスを呚期的に繰り返しお行うのが奜
たしい。この堎合、血液の流れに熱を付䞎するの
が奜たしく、この熱付䞎工皋は、呚期的な各連続
的繰り返しの間に行う。
このようにすれば、人䜓ぞの及び人䜓からの熱
流のバランスを少なくずも倧雑把に保぀こずがで
きる。たた、枩床−時間曲線の䞋の面積に基づい
お、枩床倉化は実際に倍に増加する。
䞀般に、比范的倧きな枩床差を甚いお、非垞に
単時間に熱を陀去するこずすなわち、比范的高
速に熱を陀去するこずが奜たしい。これらの条
件は、枬定時の信号察ノむズ比比を向
䞊させるものである。熱を加える堎合には、この
熱が加えられる時間よりも非垞に短い時間で熱を
陀去するのが奜たしい。
別の手順においおは、この熱陀去工皋は党䜓ず
しお䞀定速床で行い、モニタリング工皋においお
モニタリングされた枩床が安定状態すなわち、
流量を衚す安定倀に到達するようにする。かく
しお、この倀「安定倀steady、value」ず呌
ぶは、流量の倉動ず共に倉化する傟向がある。
この別の手順を甚いる堎合には、心拍出量の蚈
算に䜿甚される各枩床倀又は、いかなる堎合で
も心拍出量の各蚈算倀は、枩床の急激な倉動す
なわち「熱ノむズサヌマルノむズ」による䞍
正確さを倧幅に䜎䞋できる充分な時間平均をずる
こずが奜たしい。所望ならば、この平均倀の倍数
を離散倀discrete valueずするこずができ
る。しかしながら、芋出された倀は、枩床入力信
号又はその結果ずしおの心拍出量信号を、適圓な
時定数をも぀䌝達関数に導いた結果埗られる実質
的に連続的な出力信号であるのが奜たしい。
安定状態方法steady−state methodにお
いお最高の粟床が埗られるようにするには、枩床
のモニタリングを時々䞭断しお、熱䌝達がれロず
なるベヌスラむンレベルを再構成するこずが望た
しいこのため、これは、「安定状態」方法であ
぀おも、或る皋床は呚期的であり、或いは少なく
ずも反埩的である。このようなベヌスラむン再
評䟡が必芁であるず思われる堎合には、曲線䞋面
積の修正した蚈算を具合良く行うこずができる。
ベヌスラむンデヌタの集積を回避したり、充分
なベヌスラむン安定性を埗るこずが適圓であるず
考えられる状況においおは、別のアルゎリズム
算法を甚いるこずができる。或る奜たしいデ
ヌタ凊理手順に぀いおは、本願明现曞においお埌
述する。
本発明の範囲内で、非垞に広範囲のデヌタ凊理
方法を利甚できるが、本願明现曞を蚘茉しおいる
珟時点においお、これらのデヌタ凊理方法の党お
を知぀おいるわけではなくか぀それらを論じるこ
ずはできない。
次に、本発明の装眮に぀いお説明する。本発明
によれば、生䜓内の血液流路に沿぀お血液の流量
を枬定する熱亀換媒䜓ず組み合せお䜿甚する心臓
血管蚺断装眮が提䟛される。
本発明の装眮は、人䜓の血液流路内に挿入でき
る先端郚装眮を操䜜する医垫等から芋お先端
郚を備えたカテヌテルを有しおいる。熱亀換装
眮すなわちバルヌンが、カテヌテルの䞀郚の長さ
に沿぀お配眮されおいる。
たた、本発明の装眮は、人䜓倖の堎合に察し
お、熱亀換装眮に又は熱亀換装眮からカテヌ
テルに沿぀お熱亀換媒䜓を移送する手段を有しお
いる。本発明に぀いお抂略的に説明するずき、こ
の手段を「移送手段」ず呌ぶこずにする。
移送手段及び熱亀換装眮は、血液から熱亀換媒
䜓に熱を取り出すべく䜜甚するが、熱亀換媒䜓が
血液䞭に流出するこずは防止されおいる。
たた、本発明の装眮は、枩床をモニタリングす
る手段を有しおいる。本発明の装眮を抂略的に説
明するずき、この手段を「モニタリング手段」ず
呌ぶ。このモニタリング手段はカテヌテルに沿぀
お配眮される。
䞊蚘説明は、本発明の装眮を最も広い抂念すな
わち最も抂略的に定矩したものである。しかしな
がら、䞊蚘以倖の付加的゚レメントすなわち特城
を組み蟌んで、本発明の装眮の性胜を曎に有効な
ものずするこずができる。
特に、熱亀換媒䜓ずしおは、実質的に飜和した
食塩氎溶液又はブドり糖氎溶液であ぀お、冷华手
段によりセルシりス枩床又はそれより数床䜎い
枩床に冷やされたものが奜たしい。特に、熱亀換
媒䜓を、セルシりス枩床以䞋玄10床に冷华する
のが奜たしい。
移送手段は、カテヌテル内に配眮された察の
察向管腔opposing lumensで構成するのが奜
たしい。たた、本発明の装眮には、この察の管
腔同士の間の熱䌝達を最小にする手段抂略的に
云うずきには、「熱䌝達最小化手段」ず呌ぶを
蚭けるのが奜たしい。
この熱䌝達最小化手段は、管腔同士の間に配眮
される断熱構造䜓で構成するのがよい。たた、可
胜な堎合には、この断熱構造䜓を、カテヌテルの
䜿甚時に、倧気圧よりもかなり䜎い圧力のガスで
充填可胜なバリア管腔で構成するのがよい。
この熱䌝達最小化手段の圢態が䞊蚘のいずれの
圢態であ぀おも、その䞻目的は、熱亀換装眮バ
ルヌン倖の血液ず、熱亀換装眮内の熱亀換媒䜓
ずの間の枩床差を最倧にするこずにある。この枩
床差が非垞に倧きいずきに、前述の信号察ノむズ
比埓぀お、枬定粟床を最高にするこずができ
る。
埓぀お、利甚可胜な党䜓的枩床差、すなわち、
人䜓倖のヒヌトシンクから人䜓内の熱亀換装眮に
熱亀換媒䜓が移動するずきの、血液ず倖郚ヒヌト
シンクずの間の枩床差をできる限り倧きくするこ
ずが望たしい。この枩床差は、熱亀換装眮から出
お䞀方の管腔を通぀お流れる暖かい液䜓から、熱
亀換装眮に向か぀お他方の管腔を通぀お流れる冷
たい液䜓ぞの熱䌝達があるず、或る皋床小さくな
぀おしたう。
䞊蚘熱亀換装眮は、カテヌテルの倖面に沿぀お
配眮されるバルヌンの圢態に構成するのが奜たし
い。ここで䜿甚する「バルヌン」なる甚語は、普
通のバルヌンのように倖方に膚匵する構造的特城
をも぀バルヌンだけでなく、バルヌンの䞋に配眮
されるカテヌテルセグメントにぎ぀たりずく぀付
く構造のバルヌン、すなわちカテヌテルセグメン
トず実質的に同じ倖埄をも぀バルヌン埓぀お、
シヌス鞘ず呌ぶに盞応しいバルヌンをも意
味する。
バルヌンがいずれの圢匏であ぀おも、バルヌン
は、䟋えば、シリカの含有量が倧きなプラスチツ
クのように、熱䌝導率の倧きなプラスチツクで䜜
られた薄壁をも぀ものであるのが奜たしい。特に
奜たしい材料ずしお、照射ポリ゚チレン又は「マ
むラMylar」の商品名商暙で垂販されお
いるプラスチツクがある。バルヌンずしおは、5/
〜1/10mmのオヌダの壁厚、非垞に倧雑把に3/1
〜cmの盎埄、及び同じく非垞に倧雑把に〜
10cmの長さを有するものが奜たしい。
或る堎合には、移送手段甚の単䞀管腔を備えた
カテヌテルを甚い、この単䞀管腔を通しお熱亀換
媒䜓をポンピングしお、バルヌンの膚匵及び収瞮
を行うのが奜たしい。この堎合、熱亀換媒䜓甚の
単䞀管腔の党䜓積は、熱亀換装眮バルヌンの
䜓積よりかなり小さいこずが奜たしい。
このように構成すれば、熱亀換装眮内の液䜓の
䞀郚すなわち、カテヌテル内で前埌に移動する
だけで、ヒヌトシンクには到達しない䞀郚の液
䜓の量を最小限にするこずができる。たた、こ
れにより、熱信号の垌釈を最小限にし、埓぀お枩
床差を最倧にしお、信号察ノズル比及び枬定粟床
を向䞊させるこずができる。
本発明の䞊蚘党おの䜜動原理及び利点は、添付
図面を参照しお以䞋に述べる本発明の実斜䟋に぀
いおの詳现な説明により明らかになるであろう。
第図〜第図に瀺すように、本発明の぀の
奜たしい実斜䟋は、぀の管腔ルヌメンから
なるカテヌテルを䜿甚しおいる。
図瀺のカテヌテルは、察のポヌトを包囲
するように配眮された熱亀換装眮すなわちバルヌ
ンを備えた右心カテヌテルである。カテヌ
テルの盎埄は、バルヌンの郚分を陀き、
7.5フレンチフレンチは1/3ミリメヌトルに盞
圓以䞋にするのが奜たしい。
ポヌトは䞡方共、延長チナヌブた
でカテヌテルの䞋流偎に延びおいる単䞀の共通管
腔に連結されおいる。バルヌンは、該バ
ルヌンが患者の䜓内すなわち右心房内に眮
かれおいる間に、冷たい流䜓で膚匵させるこずが
できる。
氷で冷やした食塩氎のような適圓に冷たい液䜓
は、ペルチ゚クヌラ内で冷やすこずにより
䜜るのが奜たしい。クヌラ内の液䜓を運ぶ
管腔は、液䜓が充満されたチナヌブ
を介しお泚射噚により加圧され、これによ
り、冷たい液䜓が、延長チナヌブ及び該
チナヌブに察しおクヌラの偎に連結
されたチナヌブ′、カテヌテルの手元偎セ
グメント及ポヌトを通぀おバルヌン
内に抌し出される。
熱亀換バルヌンは、照射ポリ゚チレンの
ような非匟性材料で䜜るのが奜たしいが、ラテツ
クス又はシリコヌンのような匟性材料を䜿甚する
こずもできる。倚様性がありか぀䟿利であるずい
う点で、ペルチ゚効果によるクヌラを䜿甚
するのが奜たしいが、本発明はコンプレツサ圢の
冷凍機又は氷を甚いるこずもできる。
泚射噚のプランゞダは、制埡・読
出しナニツトの電子回路図瀺せずによ
り制埡される駆動モヌタにより䜜動するよ
うに構成するのが奜たしい。バルヌンが、
クヌラからの冷たい液䜓で充満されるず、
右心房及び右心宀倧静脈内の血液が冷华される。
電気的な臍郚electrical umbilicusすなわ
ち接続郚は、制埡・読出しナニツト
からのタむミング合わせか぀調節された電力をク
ヌラに䟛絊するためのものである。モヌタ
又は泚射噚のいずれか䞀方或いはこ
れらの䞡方は、図瀺のようにナニツト䞊
又はナニツト内に取り付けるこずがで
きる。この堎合、クヌラも䞀緒に組み蟌
み、接続郚を介しおモヌタに電力を
䟛絊できるようにするのが奜たしい。
肺動脈内の血液の枩床降䞋は、F′で瀺す箇
所においおカテヌテルに沿぀お配眮されたサヌミ
スタにより枬定される。励起電流及び枩床信号
が、電気的延長郚及びコネクタを介しお、
サヌミスタず制埡・読出しナニツトずの
間に䌝達される。
熱垌釈法による埓来の装眮におけるように、枩
床−時間曲線の䞋の面積は、心拍出量に反比䟋す
る。党䜓ずしお埓来ず同様に䜆し、タむムスケ
ヌル、信号レベル及び比䟋定数は異な぀おいる、
制埡・読出しナニツトにより必芁な蚈算が
行われ、心拍出量の適正な読出し倀を埗る
こずができる。
バルヌンからは液䜓を抜き出すこずがで
き、抜き出された液䜓は再冷华されお、再びバル
ヌンに泚入される。液䜓を再泚入するず
き、䞊蚘ず同じ方法により、心拍出量を再床枬定
するこずができる。
第図に瀺すように、カテヌテルのチナヌブ
は、バルヌンが固定されお
いる領域においお、バルヌンの䞡端
郚で僅かにくびれおいる。このため、慣甚的なカ
テヌテル導入噚を甚いお患者の䜓内にカテヌテル
を挿入するずき、萎んだバルヌンをくびれた郚分
に収容しおおくこずができる。バルヌンの
䞡端郚は、その内埄が、カテヌテルのチナ
ヌブのくびれた郚分の倖埄
にほが等しくなるようにくびれおいる。バルヌン
をカテヌテルのチナヌブに
接着するのに、シアノアクリレヌト系接着剀を䜿
甚するこずができる。
倧きな可撓性及び迅速な䌝熱性が埗られるよう
にするには、バルヌンの厚さを1/20〜1/10mmにす
るのが奜たしい。バルヌンが取り付けられる領域
におけるカテヌテルの倖埄の粟床は或る皋床無芖
するこずができる。
バルヌンは、堅い円筒状になるたで完党
に膚匵させる必芁はなく、郚分的に僅かに膚匵さ
せればよい。郚分的に膚匵させるだけで、バルヌ
ンは、円筒状ではなく、良奜な䌝熱特性を
も぀スラブ状厚板状に近い圢状になる。
たた、膚匵されたバルヌンの圢状は、該
バルヌンが通されか぀枬定のために配眮さ
れる血管及び心宀の圢状ず䞀臎する圢状になるの
がよい。このように圢状を䞀臎させるず、血液の
流れを維持できるず共に、血管を損傷する可胜性
を䜎枛できるずいう長所がある。
カテヌテルの管腔を通しおのバルヌンの
膚匵及び収瞮を、所望ならば、単䞀のポヌト䟋
えば、ポヌトを甚いお行うこずができ
る。しかしながら、この第のポヌトず
組み合わせお第のポヌトを䜿甚し、バ
ルヌンを通る連続流路が圢成されるように
構成するのがよい。
この第のポヌトを蚭ける構成の堎合
には、カテヌテルの先端に近い方のポヌト
が液䜓の入口流路を圢成し、手元偎のポヌト
が出口流路を圢成するように構成するこず
ができる。かような構成は、熱亀換媒䜓の埪環装
眮に必芁になるこずがある。
本発明を呚機的に繰り返しお実斜する堎合す
なわち、モニタ装眮甚の熱励起のような、非垞に
簡単な高枩床差熱亀換「スパむク」を甚いる堎
合には、埪環させるこずは任意オプシペナ
ルであるず考えられる。バルヌンの膚匵
及び収瞮を行うのに、単䞀の管腔第図を
甚いお充分な熱信号を発生させるこずができ、そ
のように構成するこずによりカテヌテル
の党䜓ずしおの盎埄を小さくできるので奜
たしい。
しかしながら、準安定状態の䜜動を行うには、
バルヌンを実質的に䞀定枩床に維持するこずが必
芁であるか、或いは少なくずもそうするこずが奜
たしい。この条件は、冷たい液䜓をバルヌンに連
続的に補充する埪環装眮を甚いるこずにより極め
お容易に満たすこずができる。
第図は、シヌス鞘ずしお構成された別
の熱亀換バルヌン′を瀺すものである。こ
のバルヌン′は、その高さが非垞に小さい
ため、カテヌテル本䜓にバルヌンを取り付けたず
きのカテヌテル党䜓の盎埄を最小限にするこずが
できる。この幟䜕孊的圢状すなわちシヌスは、
フレンチ以䞋の挿入噚を甚いお容易に患者の䜓内
にカテヌテルを挿入できる点で優れおいる。
この特城をも぀バルヌン′は、安定した
状態の枬定を行う䞊で最適のものである。なぜな
らば、バルヌン′を通぀お流れる䞀定流量
の冷たい食塩氎が倧きな枩床差を維持でき、埓぀
おバルヌンが小さい堎合でも、血液から倧量の熱
を陀去できるからである。第図及び第図
のいずれの実斜䟋の堎合でも、チナヌブ
及び′′ずバルヌン及
び′ずの間の接合郚は、゚ポキシ系又はり
レタン系接着剀′で接着するこずができる
が、図面の明瞭化のため、この接着剀′は
第図にのみ瀺しおある。
曎に別の実斜䟋は、チナヌブ自䜓を熱亀換噚ず
しお䜿甚するものである。この構成においおは、
぀の管腔を通しお冷たい液䜓がカテヌテル内に
匕き蟌たれ、亀差通路を通぀お液䜓が第管腔内
に流れ埗るようにな぀おいる。
第管腔は、カテヌテルに沿぀お液䜓を倖偎に
戻し、最終的にはカテヌテルから排出させるよう
にな぀おいる。この装眮では、冷たい液䜓の安定
した流れにより、血液の流れから、心拍出量の枬
定のための充分な量の熱を運び出すこずができ
る。
熱亀換噚ずしお䜜甚するカテヌテルのセグメン
トには、熱亀換媒䜓を通すための぀又は぀の
管腔が、特別薄い壁により圢成されおおり、この
構成は第図を参照しお埌に説明する。
本発明が䜿甚される環境を明瞭に理解できるよ
うにするため、第図〜第図又は第図に
瀺した奜たしい装眮に぀いお、他の幟぀かの点を
詳现に説明する。
ここに述べる付加的な詳现の倚くは、単に暡範
的なものであ぀お、本発明のカテヌテル装眮は、
無数の方法のうちの任意の方法によ぀おも満足の
いくように䜿甚できるものであるこずを理解すべ
きである。本発明の特城のどれを遞択するかは、
目的ずすべき機胜ず垌望する技術ずによ぀お定た
る。
カテヌテルの手元偎端郚には、倚岐コネ
クタ及び個の単䞀管腔チナヌブが
固定されおいる。これらの個々のチナヌブ
は、その先端偎端郚が、倚岐コネクタを介
しお、カテヌテルの぀の管腔
、、、及びに連通しおおり、
その手元偎端郚が、぀の終端装眮に連通
しおいる。
同様に、先端のカテヌテルセグメントの
先端偎端郚には、モヌルド成圢された先端郚
ず、第環状バルヌンずが固定されおい
る。図瀺のように、この第環状バルヌン
は、その党䜓的圢状が既に説明したバルヌン
の圢状ずは異な぀おおり、か぀異なる目的のた
めに蚭けられたものである。すなわち、この第
環状バルヌンは、カテヌテルの先端郚
が、心臓を通り、血液の流れに沿぀お肺動脈ぞ
ず挿入されるずきに、カテヌテルの先端郚
を浮揚させる働きをなすものである。
先端郚の内郚には、光フアむバ第
図の束の研磚された先端郚F′第図が配眮
されおいる。光フアむバは、カテヌテル
の管腔に挿通されおいる。曎
に、先端郚の内郚には、ポヌトすなわち孔
D′第図が蚭けられおいる。
この先端郚の孔D′は、カテヌテルの先端セグ
メントの぀の管腔第図の先端郚
を構成しおいる。先端郚のオリフむスの残
䜙の空間には、゚ポキシ暹脂等の䞍掻性泚封材料
第図が充填されおいる。
心臓血管の分野においお良く知られおいるよう
に、この䞀般的な皮類のカテヌテルは、患者の倧
静脈を通しお右心房及び右心宀に挿入される。こ
のずき、先端郚及び先端郚の孔D′は、曎
に前方にあ぀お、患者の肺動脈に到達しおいる。
䞀般に、先端郚は肺動脈䞭に保持され、血
圧の枬定を行う。
バルヌンは、短い長さのラテツクスチナ
ヌブで圢成されおおり、カテヌテルの先端郚先
端セグメントのくびれた端郚の呚囲に配
眮されおいる。バルヌンすなわちバルヌンチナヌ
ブの先端郚は二重にな぀おいお、先端郚
の銖郚に接着保持されおいる。
バルヌンチナヌブの手元偎端郚は、くび
れの郚分の手元偎端郚に接着保持されおおり、バ
ルヌンチナヌブに盎ぐ隣接したテヌパ状の
環状空間は、゚ポキシ暹脂等のセメントで充填さ
れおいる。カテヌテルの先端セグメントの
くびれた端郚には、非垞に小さなバルヌン膚匵孔
B′が圢成されおおり、該バルヌン膚匵孔B′は、
管腔第図に連通しおいる。
先端郚から〜cm離れた箇所におい
お、カテヌテルの壁には、孔F′第図が
圢成されおおり、該F′は管腔第図
に連通しおいる。この孔F′は、サヌミスタの
リヌド線第図の先端郚に接続されたサヌ
ミスタT′第図により䞻ずしお占拠されおい
る。孔F′の残郚には、りレタン等の泚封コン
パりンドが充填されおいる。
䜿甚に際し、䞀般に、バルヌン及びサヌ
ミスタT′は、先端郚ず共に患者の肺動脈
に挿通される。埓぀お、本発明の装眮により埗ら
れる枩床情報は、肺動脈に関するものである。
しかしながら、前述のように、血液から熱亀換
媒䜓ぞの熱の抜出すなわち、血液枩床の降䞋
が、バルヌンの倖偎においお、原則ずしお盎ちに
芳察される。たた、血液枩床が降䞋するこずは、
逆に云えば熱亀換媒䜓の枩床が䞊昇するこずでも
ある。
これらの珟象は、他のグルヌプのモニタリング
箇所においおも生じる可胜性がある。これらのあ
らゆる枩床倉化は、互いに緊密な関係を有しおお
り、埓぀お、血液の流量にも関係しおいる。しか
しながら、血液の流量、熱䟡heat rate、䜓枩
の倉化及び他の状態に察する感床は異な぀おお
り、モニタリングの䜍眮の遞択を考慮に入れる必
芁がある。
図面第図には抂略的に瀺したが、サヌミ
スタのリヌド線は、光フアむバず䞀緒に管腔
内に配眮されおいる。この構成に぀いお
は、りむリスWillisその他に付䞎された米囜
特蚱においお説明されおいる。
本発明の䞀郚ずしお甚いるのに有効であ぀お、
䞊蚘米囜特蚱には開瀺されおいない別の管腔配眮
構成は、サヌミスタのリヌド線及び光フアむバ
が配眮されおいる管腔ず同じ管腔又は
光フアむバを䜿甚しない堎合には、サヌミスタ
のリヌド線を通す管腔ず同じ管腔を、熱亀換
媒䜓が通぀お流れるようにするこずである。この
ように構成すれば、埌述のように、管腔を、䟋
えばオプシペンで蚭けるペヌシング歩調合わ
せ・投薬ポヌトのための管腔ずしお甚い
るこずもできる。
先端郚から18〜20cm離れた箇所におい
お、カテヌテルの壁には別の孔M′が
圢成されおおり、この孔M′は、管腔
に連通しおいる。この管腔及び孔
M′は、管腔内の流䜓カラムfluid columnを
介しお右心宀内の圧力を枬定できるように、劚げ
られないようにしおおく所望の堎合には、埌述
のように、心臓のペヌシングに䜿甚するこずもで
きる。
管腔には同軞状ワむダが挿通され
おおり、該同軞状ワむダは、孔M′を
通぀おカテヌテルの倖に匕き出されおい
る。䜿甚に際し、このワむダは、䞀般に患
者の右心宀内に配眮され、心筋局又は心筋の䞊に
眮かれる。
孔M′の倖に出おいるワむダの郚分
の先端郚近くにおいお、該ワむダの䞭心の
導䜓郚が露出しおいる。埓぀お、倖偎及び内偎の
導䜓により、心筋局にペヌシング電圧パルスを䞎
える電極察が圢成されるようにな぀おいる。管腔
内の間隙空間及び孔M′は、薬剀の点
滎投䞎に䜿甚するこずができる。
かような薬剀ずしお、䟋えば、垌釈ヘパリン溶
液又は他の抗凝血薬がある。抗凝血薬は、管腔を
凝血が無い状態に維持しお、ペヌシングの維持が
必芁にな぀た堎合にはペヌシングワむダを
容易に再配眮できるようにする䞊で重芁である。
管腔には、ペヌシング・投薬孔
M′を盎ぐ前方においお、ステンレス鋌補の非垞
に短いばねワむダ図瀺せずが挿入されおい
る。このばねワむダは、この管腔の䜿甚されおい
ない先端郚の栓をする機胜を有するず共に、適正
なペヌシングを行うため患者の右心宀内に、孔
M′を備えたカテヌテルを䜍眮決めするずき
の助けをなす方射線䞍透過性マヌカヌを圢成する
機胜を有しおいる。
カテヌテルの先端郚から
箄24〜28cm離れた箇所においお、前述の熱亀換バ
ルヌンが蚭けられおおり、該熱亀換バルヌ
ンは、ポヌト又は、第図及び
第図におけるポヌト、又
はa′b′を介しお管腔に連通し
おいる。䜿甚に際し、これらの特城郚分は䞀般に
患者の右心房内に配眮され、本発明の心拍出量
流量の枬定を行うための熱亀換法においお、
実質的に知られた熱量を排出させるのに䜿甚され
る。
所望ならば、連通管腔、延長チナヌブ及びフむ
ツテングこれらの぀は図瀺されおいないを
備えた孔をオプシペンずしお蚭けおおき、
泚入液䜓の排出又は右心房の近くの圧力枬定に䜿
甚するこずができる。この付加孔は、カテ
ヌテルの先端郚から玄31cmの箇所に蚭けるのが有
効である。
かような付加孔を蚭けるのに必芁な内郚
導管は、぀の管腔を備えたカテヌテル抌出䜓を
甚いお構成するこずができる。所望ならば、別の
方法ずしお、心宀ポヌトM′を省略するか、
管腔を前述のように区分するこずにより、管腔
圢のチナヌブにより構成するこずができる。
管腔には、熱亀換孔又はa′を
盎ぐ前方の箇所においお、䞭実のポリ塩化ビニル
等で䜜られた非垞に短いロツド図瀺せずが挿
入されおいる。この短いプラスチツクロツドは、
管腔の䜿甚されおいない先端郚を閉塞するのに䜿
甚される。
カテヌテル法の最初の局面においお、患者の䜓
内にどれ皋の長さのカテヌテルを挿入すべきであ
るかの決定を助けるため、カテヌテルの倖面に沿
぀お適圓な間隔で目盛りを付しおおくのが有効で
ある。䟋えば、先端郚から10cmの䜍眮に目
盛りを、20cmの䜍眮に目盛りを、30
cmの䜍眮に目盛りを蚭けおおく。
これらの目盛りは、簡単な现幅の線又は耇数の
線を甚い、぀の線が10cmの間隔を衚すようにす
るのがよい。しかしながら、線が本以䞊になる
ず迅速に数えるのが困難になるため、先端から50
cmの箇所には本の広幅の線を甚い、次に、10cm
長くなる毎に、この広幅の線に加えお本ず぀现
幅の線を増加しおいくようにしお、䟋えば本の
広幅の線ず本の现幅の線ずからなる目盛りが60
cmを衚すように衚瀺するのがよい。このようにす
れば、100cmは、察すなわち本の広幅の
線からなる目盛りで衚すこずができる。
カテヌテルの手元偎端郚に蚭けられた個々の終
端装眮ずしお、先端に近い方のバルヌン
先端郚を浮揚させるためのバルヌン
甚の管腔に連通しおいるストツプコツク
ず、先端に近い孔の管腔に連通しおいる第
ハブすなわち延長ポヌトずがある。スト
ツプコツクは、先端に近い方のバルヌン
の膚匵又は収瞮を行うのに䜿甚する。た
た、延長ポヌトは、肺動脈内の圧力の枬定
又は肺動脈内ぞの薬剀の泚入又は点滎或いは泚
入及び点滎の䞡方を行うのに䜿甚される。
曎に終端装眮ずしおは、サヌミスタのリ
ヌド線に連結するための電気コネクタが
ある。コネクタのキダツプの手元偎にはね
じ郚が蚭けられおおり、サヌミスタT′の
励起及び通蚳を行うための前述の制埡・読出し電
子モゞナヌル制埡・読出しナニツトの
盞手コネクタに確実に接続できるようにな぀おい
る。
これらの終端装眮の間には、他の぀の
ハブすなわちポヌトがある。これ
らのポヌトのうちの䞀方のポヌトは、前述
の管腔に連通しおいお、熱亀換バルヌン
に冷たいボヌラスを泚入し、前述の心臓キダパシ
テむ詊隓が行えるようにな぀おいる。
他方のポヌトは、ペヌシング・投薬甚管
腔に連結され、同軞ペヌシングワむダ
及び点滎薬剀を右心宀に導くようにな぀お
いる。Touy−Borst圢コネクタを䜿甚すれば、
ワむダ及び薬剀の泚入の䞡方の電気的接続を行う
こずができる特にオプシペンずしおの管腔
を省略した堎合に、所望ならば、右心房又は右
心宀の圧力を枬定する代わりに、又は、ポヌト
で液䜓を泚入する代わりに、この管腔内の流
䜓カラムを䜿甚するこずができる。
ストツプコツク及びハブすなわち延長ポ
ヌトの党おは、それぞれ
の液䜓䟛絊フむツテむング金具
に終端しおおり、これらのフ
むツテむングには、所望ならば、皮䞋泚射装眮を
圧力により取り付けるこずができるようにな぀お
いる。
慣甚的なシヌラント、ポツテむング泚封、
セメンテむング及び固定コンパりンドは垂堎から
入手できる。たた、皮々の郚品䟋えば、倚岐コ
ネクタ、カテヌテル、単䞀
管腔チナヌブが䞀緒に保持されおいる箇
所を含む本発明の党䜓に亘぀お、心臓血管カテヌ
テルの良く知られた技工が甚いられおいる。この
分野においお良く知られおいるように、患者の心
臓血管系に曝されるあらゆるコンポヌネンツ及び
材料は、適圓に䞍掻性であり、消毒するこずがで
きか぀殺菌されたものでなくおはならない。
第図及び第図には、本発明の別の奜たしい
実斜䟋が瀺されおおり、この実斜䟋は、熱亀換バ
ルヌンず倖郚のヒヌトシンク吞熱噚
ずの間で熱亀換媒䜓を移送するのに、぀の
぀ではないの管腔P1P2を有しおいる。こ
れらの管腔P1P2を甚いおの熱の陀去及び付䞎
は前述ず同様にすればよく、たた、これらの぀
の管腔P2P2は、熱亀換バルヌンず倖郚
熱源ずの間で熱亀換媒䜓を移送するのにも
䜿甚するこずができる。
倖郚熱源は、ペルチ゚クヌラの熱亀換媒
䜓コむルを包囲する同じベツドサむドモゞ
ナヌルの別区分の䞭に入れられた熱亀換コ
むルの圢態をなしおいる。断熱ブロツク
により、熱い区域ず冷たい区域ずに区分され
おいる。チナヌブからの熱亀換媒䜓は、電
気䜜動圢の分流匁により、冷华されたコむ
ルか、移送通路を通぀お、加熱されたコむ
ルのいずれか䞀方ぞず分流される。
加熱されたコむルからの戻り通路
により、冷华されたコむルからの出口ラむ
ンが延長チナヌブに連結されおいる。良奜
な断熱が行えるようにするため、この接続郚には
第流量埡埡匁を蚭けるこずができる。埡
埡匁、ヒヌタの配線図瀺せず
及びペルチ゚クヌラの配線図瀺せずには、接
続郚を介しお電力が䟛絊される。
第図及び第図に瀺すカテヌテルの倖芳は、
戻り管腔P2に連結するための手元偎端郚に付加
的な延長チナヌブが蚭けられおいる点を陀
き、第図に瀺すカテヌテルず実質的に同じであ
る。第図及び第図に関しお瀺唆された管腔の
配眮の曎に別の倉圢䟋ずしお、熱亀換媒䜓の䞀方
の通路を、サヌミスタのリヌド線光フアむバ
が存圚する堎合は、光フアむバもが占拠する
管腔ず同じ管腔ずし、他方の熱亀換媒䜓の
通路を別の管腔第図にするこずもできる。
管腔構成にするず、装眮に、冷たい又は熱
い熱亀換液䜓媒䜓を有効にど぀ず流すこず
ができるずいう利点がある。぀の管腔を䜿甚す
るず、熱源又はヒヌトシンクからの熱亀換媒䜓の
特別のスラグを、所望通りに、バルヌンぞ
ず確実に前進させるこずができる。このようにし
お、入力偎管腔及びバルヌンの枩床を、ヒヌトシ
ンクコむル又は熱源コむルの枩
床により近付けるこずが可胜になる。
前述のように、血液ず冷たい熱亀換媒䜓ずの間
の枩床差を倧きくする技術により、信号察ノむズ
比比を改善するこずができる。この枬
定を行うずきは、枩床の曝すこずに察する患者の
耐力を含む通垞の医療的な配慮がなされる。
患者の血液の流れから抜出される熱゚ネルギの
枬定をより正確に行うには、熱亀換バルヌン
内の熱亀換媒䜓の枩床を正確に芋積もるこずが
必芁である。これは、前に瀺唆したように、次の
ような぀のサヌミスタビヌドを甚いるこずによ
り達成される。
぀のサヌミスタビヌトは入口延長チナ
ヌブの管腔内に配眮し、カテヌテルを通぀
お最終的にバルヌン内に流入する液䜓の枩
床枬定に䜿甚する。同様に、他方のサヌミスタビ
ヌドは、戻り延長チナヌブの管腔内
に配眮しお、カテヌテルを出る液䜓の枩床枬定に
䜿甚する。䞡サヌミスタビヌド
は、絶瞁電線によりモニタ・コン
ピナヌタに接続されおいる。
患者からの熱流heat flowは、カテヌテル
に流入しか぀カテヌテルから流出する熱亀換媒䜓
の枩床、及びカテヌテルを通぀お確立された質量
流量mass flow rateから、正確か぀自動的
に芋積もるこずができる。この正確さは、心拍出
量を蚈算する堎合の助けずなる。なぜならば、肺
動脈においお、管腔F′内に配眮されたサヌミ
スタビヌドにより枬定された枩床−時間曲線の䞋
の面積は、䌝達された党熱゚ネルギに正比䟋する
ず共に、心拍出量に反比䟋するからである。
熱亀換媒䜓は、ポンプピストンポンプ
syringe pump又は粟密連続ポンプに
より、カテヌテルの手元偎郚分を通しお䟛
絊され、バルヌンず、倖郚ヒヌトシンク
又は倖郚熱源のコむルずの間で埪環さ
れる。
぀の管腔1P2が蚭けられおいるため、モヌ
タ、ポンプ及び熱亀換媒䜓を垞に同
䞀方向に駆動させればよい点においお、䜜動を簡
単化するこずができる。このようにしお、特定枩
床の熱亀換媒䜓を、非垞に迅速にバルヌンに送り
出し、所望通りにバルヌン内に確実に䟛絊するこ
ずができる。
呚期的な熱陀去工皋を実行するため、蚈時され
た呚期的な間隔〜分毎が奜たしいで、熱
亀換媒䜓がポンプにより装眮に圧送され、バルヌ
ンの枩床調節が行えるようにな぀おいる。単数又
は耇数のサヌミスタ信号前述のように、サヌミ
スタの数は、぀、぀又は぀にするこずがで
きるが、制埡・読出しナニツト内の
コンバヌタ図瀺せずに通されお、デゞタル
信号化される。぀又は぀のサヌミスタを䜿甚
する堎合には、これらの信号は、倚重化しお単䞀
のコンバヌタに導くこずができる。
読出し・制埡ナニツト内のコンピナヌタ
図瀺せずによりデヌタが分析され、枩床−時
間曲線の䞋の蚈算された面積で実隓比䟋定数を割
るこずにより、デゞタル化された信号から心拍出
量の倀を蚈算するこずができる。䞀䟋ずしお、
cm3のキダパシテむをも぀バルヌンにcm3のボヌラ
スを泚入した堎合、比䟋定数は、1.5〜2.2リツト
ル分セルシりス床・秒又は、25〜37ミリリ
ツトル秒2セルシりス床になる。
前述のように、この比䟋定数は、倖郚サヌミス
タ、熱亀換バルヌンの補助
サヌミスタ、熱亀換媒䜓の泚入速床及び泚入時
間、及び熱亀換媒䜓の熱容量及び密床を含む他の
パラメヌタ等から埗られる情報により、䞀局正確
に芋積もるこずができる。特に、流量が䞀定の堎
合には、比䟋定数自䜓は、(1)戻り枩床センサ
及び入口枩床センサにより枬定された時
間平均枩床間の差、及び(2)流䜓熱䌝達媒䜓の流量
に比䟋する。
前述のように、もしも安定状態方法を甚いよう
ずするならば、肺動脈血液の最初の枩床は、熱䌝
達工皋の開始前に芋積もるべきである。この芋積
もりは、〜10秒間の枩床を平均化するこずによ
り、又はベヌスラむンの枩床傟向を芋積もるこず
により行うこずができる。
次に、ポンプを付勢しお、15〜40秒の範囲内の
䞀定秒数の間、冷たい食塩氎を熱亀換カテヌテル
に流し続ける。冷たい食塩氎が流され続け
られる間、肺動脈内の枩床降䞋を枬定すべきであ
る。
次いで、冷たい食塩氎の流れを停止させれば、
カテヌテル及び肺動脈血液は、ベヌスラむン枩床
に戻る。次に、新しいベヌスラむン枩床を芋積も
る。最初のベヌスラむン枩床ず埌のベヌスラむン
枩床ずの間を補間するこずにより、熱ノむズサ
ヌマルノむズが存圚する堎合でも、冷华工皋に
よる枩床の降䞋をより正確に芋積もるこずができ
る。
第図は、安定状態での冷华液泚入前、泚入䞭
及び泚入埌の時間ず枩床ずの関係を瀺すものであ
る。盎線状のベヌスラむンが、泚入前のベ
ヌスラむン時間の間における枩床曲線
を通じお適合しおいる。このベヌスラむン時間
は、15〜30秒間に亘぀お続けるこずができ
る。
冷たい食塩氎を流し始めた瞬間における
適合ベヌスラむンfitted baselineによ
り衚される枩床は、開始ベヌスラむン枩床の芋積
もりに䜿甚するこずができる。点は、この
倀を衚しおいる。
冷たい流れを停止した埌、冷华された血液が右
心宀から抌し流されるずき、装眮はベヌスラむン
の挙動に戻り、熱亀換噚すなわちカテヌテル
はラむンに沿぀お昇枩りオヌムア
ツプする。この枩床回埩を完了するのに芁する
時間は、熱亀換噚の実隓的りオヌムアツプ
速床及び冷华の立䞊がり時における枩床枛衰時間
の長さから定められる。
このようにしお、回収機胜の公称端郚ず
しおの適圓な瞬間が遞択される。この瞬間
時点は、泚入埌のベヌスラむン時間
の始点ずなる。泚入埌のベヌスラむン時間
の終時は、15〜30秒埌に起きる。
泚入埌のベヌスラむン時間の間の枩床デ
ヌタを通じおの別の盎線状ベヌスラむン
を適合させれば、泚入埌のベヌスラむン時間
の立䞊がりが生じる時点が確立され
る。この時点により衚される枩床の倀は、
瞬間に぀いおの平均枩床倀である。
始点ベヌスラむン枩床倀ず終点ベヌスラ
むン枩床倀ずの間の盎線を補間すれ
ば、冷たい液䜓を流す工皋䞭の適床に正確な枩床
ベヌスラむンが確立される。䞀旊かような
ベヌスラむンが確立されるず、心拍出量
ず、時間の関数ずしおモニタリングされた枩床ず
の間の適圓な数孊的関係を甚いお、心拍出量を党
䜓ずしお連続的に蚈算するこずができる。
぀のかような数孊的関係は、心拍出量ず「曲
線䞋の面積」ずの間の反比䟋の関係を適合したも
のである。この比䟋は、埓来の冷たいボヌラスを
泚入する方法に関連しお前に説明したものであ
る。埓぀お、面積は、冷たい液䜓を流す䞀
定時間この時間は、ポンプが停止
されるずきに、瞬間時点においお終了す
るず、熱亀換噚すなわちバルヌンから䟛
絊される䞀定の熱量ずに぀いおの、心拍出量の正
確な倀に反比䟋する。
粟床は僅かに改善されるが、第図に瀺すよう
に、泚入前のベヌスラむンず泚入埌のベヌ
スラむンずは共䞀線colinear䞊にな
い。この点の改良は、湟曲したベヌスラむン
を補間し、埓぀お、珟に泚目しおいる面積内に
付加的セグメントを包含させるこずによ
り、達成するこずができる。
図瀺の堎合には、湟曲した補間ベヌスラむン
、埓぀お湟曲したセグメント領域が䞊
凞状にな぀おいる。明らかなように、他の堎合に
おいおは、湟曲した補間ベヌスラむンが䞊
凹状で、セグメントを負にする曲線である
か、或いは、迅速に倉化する状態の䞋では、正味
の正しい面積正の堎合も負の堎合もあるを圢
成する耇合曲線ずなる。
最も玔粋な原理においおは、この方法は、ポン
プを䜜動し続けた状態にしお、曲線
の䞋第図の堎合には、これらの曲線の䞊
の党面積を耇数回に亘぀お再蚈算するこずによ
り、実質的に連続的に心拍出量が求められるよう
に拡匵するこずができる。しかしながら、ポンプ
が䜜動しおいるずきには新鮮なベヌスラむンデヌ
タを入手できないため、かような連続的拡匵は制
限される。
矩圢波励振、すなわち、熱亀換噚䞭の冷たい液
䜓の流れず暖かい液䜓の流れずの間の関係を倉え
るこず又は暖かい液䜓が流れないようにするこ
ずに぀いお、別のアルゎリズムを甚いるこずも
できる。そのような状況䞋では、心拍出量は、肺
動脈の血液枩床枬定における基本呚波数成分の倧
きさに反比䟋する。
この方法には、䜎呚波数ドリフトによるノむズ
を、励振の基本呚波数近くの呚波数を䞭心ずする
バンドパスフむルタにより濟過陀去できるずいう
利点があるず考えられる。この点に぀いおは、前
掲のフむリツプその他の論文の別項呚期的抵抗
加熱においお、かなり詳现に論じられおいる。
安定状態方法は、幟぀かの利点、特に、小さな
バルヌンを甚いるこずができるこず、又は過枡方
法よりも䜎効率の熱亀換方法を䜿甚できるこず等
の利点を有しおいる。比范的長時間15〜50秒
に亘぀お倧きな募配を維持すべきこずを考える
ず、䞊蚘利点は本質的に重芁なものである。
定定状態技術の圢態ずは僅かに異なるけれど
も、別の特城は、ポンプをゆ぀くりず倉化させな
がら連続的にサヌボ埡埡しお、モニタされた枩床
を極めお䞀定した状態に保぀こずができるこずで
ある。このようにしお陀去された熱量埓぀お血
液の流量は、サヌボ機構の䜜動プロフむヌルか
ら連続的に蚈算される。たた、この装眮は、最適
呚期法よりも粟床が䜎い。
最高の信号察ノむズ比は、挟い領域でか぀短い
時間間隔で、血液の流れず熱亀換するこずにより
埗られるず考えられる。しかしながら、このこず
は絶察的な条件ではない。
血液の流れからの熱の陀去及び熱の付䞎
は、カテヌテルのかなりの長さ郚分䟋えば、カ
テヌテルの先端郚の玄20cmの郚分に亘぀お行う
こずもできるが、このように構成するず、熱垌釈
効果が幟䜕孊的に拡散され、埓぀お信号察ノむズ
比が䜎䞋される。
しかしながら䞊蚘構成は、暪方向に比范的倧き
いバルヌンを必芁ずするこずなく、比范的倧きな
熱亀換面積を埗るこずができるずいう点で非垞に
優れおいる。すなわち、この詊みは、党長な亘぀
お现い盎埄をも぀通垞のカテヌテルの䜿甚を可胜
にするものである。
第図は、長手方向に延びたこの皮類の熱亀換
郚を備えたカテヌテルの暪断面図である。図瀺の
ように、この熱亀換装眮は、カテヌテルの殆どの
手元偎セグメントに、非垞に薄い壁W1W2を備
えた熱亀換媒䜓甚の管腔P1′P2′を蚭けるこずに
より圢成される。
所望ならば、䌝熱防止手段ずしお働く断熱管腔
を、入口管腔P1′ず出口管腔P2′ずの間に蚭ける
こずができる。最高の断熱効果が埗られるように
するため、この管腔は、䜿甚時に僅かに真空に
しおおくか、又は硬化時に発泡䜓状のフむラヌを
圢成するポリマヌ材料を補造時に充填しおおくこ
ずができる。
曎に良奜な断熱䜜甚が埗られるようにするた
め、断熱管腔の察向壁を別個に金属溶射しお
おき、真空空間又は発泡充填材の䞡偎に、鏡面を
圢成するこずができる。しかしながら、圓然のこ
ずではあるが、そのような凊理を行うこずは経剀
的なこずではない。
本発明のカテヌテルは、特に子䟛その他の小さ
な患者の静脈及び心房に容易に挿入できるもので
ある。たた、本発明のカテヌテルは、獣医孊的な
分野にも適甚できるものである。
以䞊、本発明の実斜䟋に぀いお説明したが、こ
の説明は䟋瀺的なものであ぀お、本発明の範囲を
限定するものではないこずを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第図は、本発明の奜たしい実斜䟋に係るカテ
ヌテル装眮の抂略を瀺す平面図であり、該カテヌ
テル装眮がかなり長いものであるため、䞀郚を陀
去した状態が瀺されおいる。第図は、第図の
−線に沿う断面図である。第図は、第図
のカテヌテル装眮に䜿甚される心臓血管蚺断装眮
の抂略を瀺す斜芖図である。第図は、第図の
−線方向からカテヌテルの先端郚を芋た端面
図である。第図及び第図は、第図のカ
テヌテルの実斜䟋に䜿甚される぀の圢態の熱亀
換バルヌンに぀いおの圢状及び取付け構造の詳现
を瀺す拡倧図である。第図は、぀の管腔を備
えた別の実斜䟋に係るカテヌテルに぀いおの第
図ず同様な暪断面図である。第図は、第図の
カテヌテル本䜓を䜿甚する心臓血管蚺断装眮の第
図ず同様な抂略斜芖図である。第図は、バル
ヌンの代わりに、薄い倖壁をも぀぀の管腔を䜿
甚するように構成された別の実斜䟋に係るカテヌ
テルの暪断面図である。第図は、時間の経過に
埓぀おモニタリングした枩床の぀の代衚的倉化
ず、特に本発明の方法による安定状態圢態に関す
るデヌタハンドリングに぀いおの固有デヌタずを
瀺す幟分抂略的なグラフである。  カテヌテルチナヌブ、 カ
テヌテルの先端郚、 第環状バルヌン、
 倚岐コネクタ、 終端装眮、
 ストツプコツク、 延長ポヌト、
 ポヌト、 バルヌン熱亀換バルヌ
ン、熱亀換噚、 ペルチ゚クヌラ、
 泚射噚、 プランゞダ、 駆動
モヌタ、 制埡・読出しナニツト、
 分流匁、 第流量制埡匁、
 サヌミスタビヌド、P1P2
P1′P2′ 管腔、 光フアむ
バ、 サヌミスタ。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  生䜓の流路に沿぀お血液の流量を枬定する熱
    亀換媒䜓ず組み合わせお䜿甚する心臓血管蚺断装
    眮においお、 生䜓の血液流路内に挿入する先端郚ず、かかる
    生䜓の倖郚にある手元偎端郚ずを有するカテヌテ
    ルず、 かかる生䜓内でカテヌテルに沿぀お配眮され、
    前蚘先端郚から間隔を隔おお配眮された熱亀換装
    眮ず、 かかる熱亀換媒䜓を熱亀換装眮に導入する前
    に、かかる熱亀換媒䜓の枩床を生䜓内の血液枩床
    よりも高い又は䜎い枩床に調敎する手段ず、 かかる熱亀換媒䜓を前蚘カテヌテルに導入し、
    前蚘熱亀換媒䜓が血液流路に入るのを蚱すこずな
    く、前蚘カテヌテル内に圢成された少なくずも
    ぀の管腔を通しお前蚘熱亀換装眮ぞ、或いは前蚘
    熱亀換装眮から前蚘熱亀換媒䜓を移送する手段
    ず、を含み、 前蚘熱亀換装眮および移送装眮は血液ずかかる
    熱亀換装眮内のかかる熱亀換媒䜓ずの間で熱を䌝
    達するようにな぀おおり、 さらに、カテヌテルの先端郚に配眮され、かか
    る先端郚でかかる血液の枩床をモニタリングする
    手段を含むこずを特城ずする心臓血管蚺断装眮。  前蚘枩床モニタリング手段が、前蚘熱亀換装
    眮から間隔を隔おた䜍眮における血液の流れの枩
    床をモニタリングする手段を備えおいるこずを特
    城ずする請求項に蚘茉の装眮。  前蚘移送手段が、前蚘カテヌテル内に圢成さ
    れた察の管腔を備えおおり、 該察の管腔同士の間に熱䌝達を最小限にする
    手段を曎に備えおいるこずを特城ずする請求項
    に蚘茉の装眮。  前蚘熱䌝達最小化手段が、前蚘管腔同士の間
    に配眮された断熱構造䜓を備えおいるこずを特城
    ずする請求項に蚘茉の装眮。  前蚘熱亀換装眮が、前蚘カテヌテルの倖面に
    沿぀お配眮されたバルヌンを備えおいるこずを特
    城ずする請求項に蚘茉の装眮。  前蚘バルヌンが、照射ポリ゚チレン又はマむ
    ラヌ「Mylar」の商暙で垂販されおいる材料で
    䜜られた薄い壁を備えおいるこずを特城ずする請
    求項に蚘茉の装眮。  生䜓の流路に沿぀お血液の流量を枬定する熱
    亀換媒䜓ず組み合わせお䜿甚する心臓血管蚺断装
    眮においお、 生䜓の挿入するこずができるカテヌテルであ぀
    お、生䜓の血液流路内に挿入できる先端郚ず、生
    䜓倖でのメむンテナンスを行う手元偎端郚ずを有
    するカテヌテルず、 該手元偎端郚よりも前蚘先端郚に近い箇所にお
    いお前蚘カテヌテルに沿぀お配眮されたバルヌン
    ず、 該バルヌンの内郚ず前蚘手元偎端郚ずの間を連
    通し、前蚘熱亀換媒䜓が血液流路に入るこずを蚱
    すこずなく生䜓倖からバルヌンぞの、或いはバル
    ヌンから生䜓倖ぞのかかる熱亀換媒䜓甚の通路を
    提䟛するようにな぀たカテヌテル内に蚭けられた
    少なくずも぀の管腔ず、 カテヌテルの手元偎端郚の導入されおバルヌン
    に通される熱亀換媒䜓の所定枩床を確立するよう
    にな぀た生䜓倖に眮かれたヒヌトシンクず、 かかるバルヌンぞの熱亀換媒䜓の流量を調敎す
    る手段ず、 カテヌテルの先端郚又はその近くの血液の枩床
    を感知し、かかる枩床を指瀺する信号を提䟛する
    ためカテヌテルの先端郚又はその近くに配眮され
    た枩床センサず、 前蚘枩床センサから少なくずも前蚘信号を受け
    取り、流路における血液の流量を枬定するため生
    䜓倖で䜿甚される電子装眮ずを含むこずを特城ず
    する心臓血管蚺断装眮。
JP1224314A 1988-08-30 1989-08-30 血液流量枬定方法及び心臓血管蚺断装眮 Granted JPH02134132A (ja)

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