JPH045854Y2 - - Google Patents

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JPH045854Y2
JPH045854Y2 JP8894787U JP8894787U JPH045854Y2 JP H045854 Y2 JPH045854 Y2 JP H045854Y2 JP 8894787 U JP8894787 U JP 8894787U JP 8894787 U JP8894787 U JP 8894787U JP H045854 Y2 JPH045854 Y2 JP H045854Y2
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JP
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draft tube
furnace body
fuel
nozzle
main body
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JP8894787U
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JPS63197915U (ja
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  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガンタイプバーナに用いられドラフト
チユーブの先端に取付けられる炉体に関する。
〔従来の技術〕
穀物乾燥装置等に用いられるガンタイプバーナ
では、ドラフトチユーブ内に配置されたノズルか
ら燃料を噴射するとともに、このドラフトチユー
ブ内へ空気を送給して噴射された燃料と混合させ
た後に燃焼させている。この燃焼において、一般
的にガンタイプバーナの火炎中には未だ完全に燃
焼しきらない燃料が油滴状あるいは霧化状となつ
て存在している。このためこれらの燃料を完全に
燃焼させ燃焼効率を向上させる目的でドラフトチ
ユーブの先端に炉体が取付けられている。
第5図に示す如くドラフトチユーブ14はこの
炉体50の中央部へ挿入され、火炎が炉体の壁面
に直接当たる程度の位置に固定されている。また
炉体の上部には噴炎口が開口されており、この開
口より燃焼ガスが噴出されるようになつている。
ドラフトチユーブ14先端から発した火炎は炉体
壁面に当たり、これによつて炉体自体が高温にな
るとともに未だ燃焼しきらない燃料ガスが炉体内
で攪拌され、完全燃焼が促進されるようになつて
いる。
〔考案の目的〕
ところで、この完全燃焼促進作用は炉体容積を
広くするほど効果が上り、特にドラフドチユーブ
14よりも上方(第5図B部分)の容積を広げる
と良いことが実験的に知られている。しかしなが
ら、炉体容積を広げるためには炉体50自体を大
型にする必要がある。
また一方、火炎を内壁に当てやすくするために
より一層ドラフトチユーブ14を対向壁面に接近
させるのみでは、十分な燃料ガスの攪拌を図るこ
とができない。
本考案は上記事実を考慮し、形状を大型化する
ことなくガンタイプバーナの燃焼効率を向上する
ことのできる炉体を得ることが目的である。
〔目的を達成するための手段〕
本考案に係る炉体は、ドラフトチユーブよりも
大径の略円筒形に形成された本体と、前記本体の
円筒軸線に対し下方へ偏心して開口しドラフトチ
ユーブが挿入される開口部と、前記開口部に対向
した位置で外方へ向かつて球面形に突出する突出
部と、前記本体の上部に開口し燃焼ガスが噴出さ
れる噴炎口と、を有することを特徴としている。
〔作用〕
上記構成のガンタイプバーナ用炉体では、開口
部から挿入されるガンタイプバーナのドラフトチ
ユーブは炉体の円筒軸線に対し下方へ偏心して取
付けられることになる。このため炉体の外形を大
型にすることなくドラフトチユーブ上方(第4図
A部分)の炉体容積が拡大し燃焼が促進される。
またドラフトチユーブ先端に対向して球面形に形
成される突出部によつて、火炎が攪拌され燃焼が
促進される。
〔実施例〕
第1図には本考案に係る炉体10が適用された
ガンタイプバーナ12の一部破断した側面図が示
されており、第2図には炉体10の正面図が示さ
れている。
ガンタイプバーナ12は円筒形のドラフトチユ
ーブ14を有しており、さらにドラフトチユーブ
14の内部にはノズル16が配置されている。ノ
ズル16は図示しない電磁弁又はニードル弁を介
して電磁ポンプ18へ連結されており、電磁ポン
プ18から圧送される燃料を噴射するようになつ
ている。
ノズル16の前方にはフレームホルダ20が取
付けられており、ノズル16から噴射された燃料
とドラフトチユーブ14に連通するフアン22か
ら送給された空気とを混合させるようになつてい
る。
ノズル16の直上には点火棒24が取付けられ
ており、さらに点火棒24は点火トランス26と
連結されている。点火棒24は高電圧による放電
着火部で噴射された燃料を着火できるようになつ
ている。
さて、ドラフトチユーブ14の先端には炉体1
0が取付けられている。炉体10は略円筒形で、
後部壁28には炉体10の円筒軸線に対して下方
へ偏心して開口部30が形成されている。開口部
30の内径はドラフトチユーブ14の外形と等し
い大きさとなつており、この開口部30へドラフ
トチユーブ14が挿入されその先端が前部壁32
に接近した状態で固定されるようになつている。
このためドラフトチユーブ14の上方には大きな
燃焼容積が確保されるようになつている。
前部壁32のドラフトチユーブ14先端に対向
する位置には外方へ向つて球面形に突出する突出
部34が形成されており、ドラフトチユーブ14
から噴出する火炎が直接当たるようになつてい
る。
上部壁36には噴炎口38が形成されており、
炉体10内で完全燃焼した高温の燃焼ガスが噴出
するようになつている。
次に本実施例の作用を説明する。
運転ボタンを操作してガンタイプバーナ12を
始動させると、フアン22が駆動して空気をフレ
ームホルダ20方向へ送給し始めると共に点火ト
ランス26が作動して点火棒24が放電を始め
る。さらに設定時間経過後に電磁ポンプ18が作
動して燃料が供給され始める。電磁ポンプ18か
ら供給された燃料はノズル16から噴射されフレ
ームホルダ20によつて空気と混合されて着火体
制に入り、点火棒24によつて着火される。着火
後は、点火棒24による放電は停止されて次回の
点火に備え、ノズル16からの燃料噴射及びフア
ン22からの空気送給は連続して行なわれる。
噴射された燃料による火炎はドラフトチユーブ
14先端から噴出し、前部壁32に形成された突
出部34の内壁に直接当たる。このため炉体10
の温度が燃焼に適するように上昇する。また突出
部34は球面形状となつているため、当たつた火
炎は第4図矢印にて示す如く炉体10内を攪拌す
るように反射し、炎の滞留時間が長くなる。さら
に、ドラフトチユーブ14の上方には十分な燃焼
室としての容積が確保されているため、火炎中に
存在する未だ燃焼しきつていない油滴状の燃料の
燃焼が促進され、燃料の完全燃焼が行われる。
燃焼によつて発生した高温の燃焼ガスは噴炎口
38から炉体10外へ噴出される。この場合、燃
焼効率が向上されているため噴炎口38付近にカ
ーボンが付着することがなく、異臭の発生も低減
される。
このように炉体10は燃焼効率が向上されるた
め、燃料の噴射圧力が低いために不完全燃焼とな
りやすい小燃焼時やあるいは噴射燃料が多量のた
めに霧化されにくく不完全燃焼となりやすい大燃
焼時であつてもカーボンや異臭の発生をおさえ不
完全燃焼させることができ、ガンタイプバーナ1
2の性能を補填向上させることができる。
なお、炉体10はすべての形式のガンタイプバ
ーナに適用することができ、例えばノズル16か
ら噴射される燃料量の調節を複数の電磁弁を切替
えることにより行うガンタイプバーナでも用いる
ことができ、あるいはニードル弁により連続して
無段階に調節するガンタイプバーナであつても用
いることができる。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案に係るガンタイプバー
ナ用炉体は、ドラフトチユーブよりも大径の略円
筒形に形成された本体と、前記本体の円筒軸線に
対し下方へ偏心して開口しドラフトチユーブが挿
入される開口部と、前記開口部に対向した位置で
外方へ向かつて球面形に突出する突出部と、前記
本体の上部に開口し燃焼ガスが噴出される噴炎口
と、を有しているので、形状を大型化することな
く燃料を完全燃焼させて燃焼効率を向上させ、カ
ーボンの付着や異臭の発生を低減することができ
るという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る炉体が適用されたガンタ
イプバーナの一部破断した側面図、第2図は炉体
の正面図、第3図は炉体の斜視図、第4図は本考
案に係る炉体内の火炎の状態を示す概略図、第5
図は従来の炉体内の火炎の状態を示す概略図であ
る。 10……炉体、12……ガンタイプバーナ、1
4……ドラフトチユーブ、16……ノズル、30
……開口部、34……突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドラフトチユーブ内にノズルを配置しこのノズ
    ルから燃料を噴射すると共にドラフトチユーブへ
    空気を送給して噴射された燃料と共に燃焼させる
    ガンタイプバーナに用いられ、前記ドラフトチユ
    ーブ先端が挿入されてこれを被い包み燃料の完全
    燃焼を促進する炉体であつて、 前記ドラフトチユーブよりも大径の略円筒形に
    形成された本体と、前記本体の円筒軸線に対し下
    方へ偏心して開口し前記ドラフトチユーブが挿入
    される開口部と、前記開口部に対向した位置で外
    方へ向かつて球面形に突出する突出部と、前記本
    体の上部に開口し燃焼ガスが噴出される噴炎口
    と、 を有することを特徴とするガンタイプバーナ用炉
    体。
JP8894787U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH045854Y2 (ja)

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JP8894787U JPH045854Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JP8894787U JPH045854Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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Publication Number Publication Date
JPS63197915U JPS63197915U (ja) 1988-12-20
JPH045854Y2 true JPH045854Y2 (ja) 1992-02-19

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