JPH0457408A - 可変位相回路 - Google Patents

可変位相回路

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JPH0457408A
JPH0457408A JP2166819A JP16681990A JPH0457408A JP H0457408 A JPH0457408 A JP H0457408A JP 2166819 A JP2166819 A JP 2166819A JP 16681990 A JP16681990 A JP 16681990A JP H0457408 A JPH0457408 A JP H0457408A
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JP
Japan
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phase
circuit
output
signal
flip
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JP2166819A
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English (en)
Inventor
Takehiko Tokoro
武彦 所
Masahiro Goto
眞宏 後藤
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、可変位相回路、特にクロック信号等の位相を
外部制御信号により、連続的にかつ任意に可変できる可
変位相回路に関するものである。
[従来の技術] 信号の位相を変化させるまたは調整する方法としては、
抵抗、コンデンサ、若しくはインダクタンス等の受動素
子で構成される位相シフト回路を用いるのが一般的であ
る0例えば、第6図に示すように、抵抗Rとコンデンサ
CI、及び抵抗R2とコンデンサC2で構成した2つの
積分回路を直列に接続し、その接続点に加えた45°入
力に対して、各積分回路出力から位相のシフトした波形
を得るものである。
また、能動素子を用いた位相シフト回路(可変位相回路
)は、インピーダンスを変化させることにより位相を変
化させるのが一般的である。
デイレーライン(遅延線)を用いて変化させる方法もあ
る。これはストリップライン等の分布定数線路を用いて
、これらの長さを変えることにより行う(第7図)、同
様に同軸ゲーブルの長さ変えることにより、位相を変化
させることもできる。
またディジタル信号の場合には、ゲート回路等へ信号を
通すことにより、ゲート回路の伝搬遅延時間を利用して
、入力信号の位相をその分遅らせることができる。従っ
て、ゲート回路の接続段数を変化させることにより、遅
延時間即ち位相を変化させることができる(第8図)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第6図に示すような、コンデンサやインダクタ
ンス等の受動素子を用いた位相シフト回路の場合、その
位相を変化させるためには、各受動素子の値を変化させ
ることが必要である。そのためには、素子を違った定数
のものと交換するか、あるいは可変素子(ボリューム等
)を用いて調整する方法しか無く、調整が難しいばかり
か、広い範囲に亘って変化させることも困難である。ま
たコンデンサやインダクタンスは、小型化の要請に応え
るIC化に向かない。
次に、能動素子を用いた位相シフト回路では、インピー
ダンスを変化させて行うため、インピーダンスの変化を
嫌う回路には適用することかできない、また位相シフト
量のリニアリティーか悪いという欠点がある。
更に、ストリップラインや同軸ゲーブル等の分布定数線
路の長さを変えて位相を調整する方法では、位相シフト
量を連続的に変化させることか困難であり、また大きな
シフト量を得ない場合には、その分の長さを必要とし、
小型化が困難である。
また、絶対時間の遅延しかできないなめ、例えば位相を
10’ずらしたい場合、信号の周波数毎に遅延時間を計
算し、長さを変えなければならない煩わしさがある。ま
た、外部信号により位相シフト量を制御できない。
第8図に示すゲート回路の伝搬遅延時間により位相をシ
フトさせる方法では、シフト量をステップ的にしか変化
することができず、また温度、電源電圧等の使用条件や
ゲート回路の製造条件(プロセスばらつき)等により、
位相シフト量が変化してしまうという欠点がある。
本発明の目的は、前記した従来の位相シフト或いは位相
可変技術の欠点を解消し、位相を連続的かつ大幅に可変
でき、しかもその量を外部信号により制御することがで
きる、新規な可変位相回路を捷供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の可変位相回路は、入力信号を線形積分する積分
回路と、この積分回路の積分出力を基準電圧と比較して
出力信号を出力する第1および第2の比較器と、この出
力信号をセット、リセット信号とするセット、リセット
端子を有するフリップフロップとを備え、上記基準電圧
の一方を加減して、フリップフロップ回路の出力の位相
シフト量を制御する構成のものである。
上記積分回路を構成する容量には、ダイオードの接合容
量又はバリキャップを用いて積分回路の時定数を変化さ
せるように構成することができる。
また、比較器の基準電圧の他方を加減して、フリップフ
ロップ回路の出力のデユーティ−比を制御する構成とす
ることかできる。
[作用コ 本発明の可変位相回路は、位相を変化させるなめ、入力
信号を積分した信号を外部制御信号たる可変基準電圧と
比較し、その出力をセット、リセット端子を有するフリ
ップフロップ回路へ入力する。外部制御信号により、位
相シフト量を制御でき、更には出力のデユーティ−を任
意に制御できる可変位相回路であるため、位相調整が容
易であり、また位相変化量も大幅に向上する。
尚、比較器、フリップフロップ回路の伝搬遅延時間が、
絶対時間として位相に加わる。位相変化範囲は90〜1
80°であるが、立ち上がり、立ち下がり時間が大きい
と90°、180°近くで動作しなくなる。
[実施例] 本発明の実施例を第1図に示す。この可変位相回路は、
基本的にはトランジスタ等の能動素子を用いて構成され
る。
この可変位相回路は、入力信号を線形積分する積分回路
1と、2個の可変基準電圧源(制u4電圧源)Vl、V
2と、積分器#Ilの積分出力すをこの基準電圧v1と
比較して出力信号Cを得る比較器2と、同じく積分出力
すを基準電圧v2と比較して出力信号dを得る比較器3
と、この比較結果を受けるセット・リセット端子を有す
るフリップフロップ4とで構成される。比較器2の出力
信号Cはフリップフロッグ4のセット信号として、比較
器3の出力信号dはリセット信号として使用される。
積分器1は、オペアンプAと、抵抗RS、 Rf、コン
デンサCfにより構成する。この時定数はCfとRfで
決まり、f=1/2πCf Rfとなる。
この積分器1の出力すは、比較器2.3の非反転入力端
子(+側端子)へそれぞれ入力される。
各々の比較器2.3により、制御電圧V1.V2と積分
器の出力信号とを比較し、結果をフリップフロップ4の
セット端子Sとリセット端子Rへ入力する。
フリップフロップ4は、Dタイプのマスク・スレーブ・
フリップフロップであり、第2図に示す真理衣に従って
動作し、結果はQ、Q端子がら出力e、fとして現れる
次に動作について説明する。
第3図は、上記可変位相回路(第1図)に入力信号とし
て方形波が入力された場合の各部の波形を示す。(a>
は可変位相回路の入力端子aに入力される方形波信号、
(b)は可変位相回路のb点に表れる積分電圧波形、(
c)(d)は比較器2.3の出力波形、そして(e)は
フリップ70ツブ4のQ出力eの波形を示す。
積分器1の出力すに生じる三角波の振幅(ピーク・ピー
ク値)を2Voとし、制御電圧VI V2の基準を、こ
の三角波の振幅の中央、即ち三角波の平均値とする。
まず、b点に表れる積分電圧(第3図(b))、即ち比
較器1.比較器2の非反転入力(+側入力)は、可変位
相回路の入力端子aに入力される方形波信号(第3図(
a))に同期した歪みのない三角波となる。歪みのない
三角波とすることにより、外部制tX]電圧Vl、V2
による比較制御が可能となる。
この2つの比較器2,3のうち、一方の比較器2の出力
(第3図(C))の立上りエツジは、(a)の入力信号
の立ち上がりエツジに対して、90°+90°x (V
l /Vo )たけ遅れる。即ち、外部制御電圧v1が
小さいと遅延量は少なく、外部制御電圧が大きいと遅延
量が大きくなる。即ち、位相を90°〜180°まで可
変できる。
他方の比較器3においては、外部制御電圧V2を、V2
 =−Vlとすることにより、出力Cに対し、1度18
0°ずれた信号dが得られる(第3図(d))。
そこで、両比較器2.3に発生した信号Cとdを7リツ
プフロツプのセット端子S、リセット端子Rに入力する
ことにより、第2図に示す真理衣に従って、e、f点よ
り結果を出力する。e点の出力結果を第3図(e)に示
す。
0点の出力において位相は既に遅延しているが、信号の
デユーティ−比が位相により変化してしまう、従って、
位相を遅延させてもデユーティ−比の変化しない信号を
得る場合には、第1図に示すように、第2の比較器3と
、フリップフロップ4及び制御#電圧v2を用い、V2
の電圧を制御することにより、デユーティ−比を調整す
る。Vl =−V2の時、デユーティ−比は50%とな
る。
位相変化量は、Vlが o<vi <voの範囲で可変
でき、従って約90’〜18o゛まで可変できる。従っ
て、この回路を4段以上接続できることによりO°〜3
60°の位相調整も可能となる。
上記第1図に示した積分器1.比較器2.3は、差動増
幅回路によっても構成することができる。
それを第4図に示す。
また第1図、第4図中のコンデンサCfは、第5図に示
すようなダイオードの接合容量を用いて、そのダイオー
ドに印加する電圧を制御することで容量を可変する構成
としても良い。またバリキャップを用いても同様の効果
が得られる。このようにすると、外部電圧により広範囲
な周波数に渡って、時定数を最適に制御することができ
る。従って、積分器、比較器、フリップフロップをモノ
リシックIC化することができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、受動素子や能動素
子による位相イシフト回路では成し得ない、位相シフト
量の連続的変化を可能とし、広い入力周波数範囲に渡っ
て同じ位相可変幅を持ち、且つ外部から容易に位相シフ
ト量を制御することができる。
また、回路を容易にモノリシックIC化することができ
、従来の位相シフトに比べ大幅に小型化でき、電源電圧
変動、ICプロセス変動に対してもバラツキの少ない可
変位相回路を実現できる。
従ってこの可変位相回路は、例えば、光通信用クロック
とデータの位相調整用として適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による可変位相回路の一実施例を示す図
、第2図はそのDタイプ・マスタースレーブ・フリップ
フロップの真理衣を示す図、第3図は本発明による可変
位相回路に方形波が入力された場合の各部の信号波形を
示す図、第4図は本発明による他の実施例を示す図、第
5図はダイオード接合容量の一例図、第6図は従来の受
動素子を用いた位相シフト回路図、第7図は従来のデイ
レーラインを用いた位相シフト回路図、第8図は従来の
ゲート回路による位相遅延方法を示した図である。 図中、1は積分器、2.3は比較器、4はフリップフロ
ップを示す。 特許出願人  日立電線株式会社 代理人弁理士  絹 谷 信 雄 第1図 領分器 比較器 比較器 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力信号を線形積分する積分回路と、この積分回路
    の積分出力を基準電圧と比較して出力信号を出力する第
    1及び第2の比較器と、この出力信号をセット、リセッ
    ト信号とするセット、リセット端子を有するフリップフ
    ロップとを備え、上記基準電圧の一方を加減して、フリ
    ップフロップ回路の出力の位相シフト量を制御するよう
    にしたことを特徴とする可変位相回路。 2、上記積分回路を構成する容量にダイオードの接合容
    量又はバリキャップを用いて積分回路の時定数を変化さ
    せるように構成した請求項1記載の可変位相回路。 3、上記基準電圧の他方を加減して、フリップフロップ
    回路の出力のデューティー比を制御することを特徴とす
    る請求項1記載の可変位相回路。
JP2166819A 1990-06-27 1990-06-27 可変位相回路 Pending JPH0457408A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6847243B2 (en) 2000-07-21 2005-01-25 Nec Electronics Corporation Clock controlling method and circuit

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6847243B2 (en) 2000-07-21 2005-01-25 Nec Electronics Corporation Clock controlling method and circuit
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