JPH0455636A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空気調和機、特に熱交換器等から落Ｆする
露を受け、これを外部に排出する露受は装置を備えた空
気調和機に関するものである。

（従来の技術） 第４図および第５図は、従来の空気調和機の分解斜視図
および組立斜視図である。

図において、１は本体ケーシングで、低壁部か開放され
ている。２および３は本体ケーシング１の相対向する側
壁部にそれぞれ設けられた空気吸込口および空気吹出口
、４は本体ケーシング１内の空気吹出口３に臨む位置に
配設された送風機で、５はそのファン駆動用モータ、６
は本体ケーシング１内の空気吸込口２に臨む位置に配設
された熱交換器、７はエアフィルタ、８は本体ケーシン
グ１を室内天井１２に吊り下げるための吊りホルト１３
取り付けるブラケット、９は本体ケーシング１の下端部
に装着される露受は皿である。

露受は皿９の底壁９ａには水勾配か設けられ、下流側の
周壁９ｂには排水口１０か設けられている。この露受は
皿９は、本体ケーシング１の下端部に被せ、両者９．１
のネジ六を合わせ、取付ねし１１をねし込むことにより
、第５図に示すように本体ケーシング１に取り付けられ
ている。

このように構成された空気調和機は、第５図に示すよう
に、吊りポルト１３により天井１２に取り付けることに
よフて装着される。そして、冷房運転時には、送風機４
により空気吸込口２から本体ケーシング１内に吸い込ま
れた室内空気か、熱交換器６において熱交換され、冷た
い空気となって空気吹出口３から室内に吹き出す。この
とき、熱交換器６等から落下した露は、露受は皿９に落
ち、排水口１０からこれに接続した排水管（図示せず）
を通って室外へ排出される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、従来の空気調和機においては、露受けｉ９の排
水口１０に排水管を接続し、排水勾配をとりなから壁沿
いに横方向に這わせて室外へと配管する場合なとに、そ
の配管の仕方が悪いと、露受は皿９から露たれを起こす
おそれかあった。

例えば、横方向に這わせた排水管が上下に波打った状態
で配管され、山部か複数個てきると、その山部の排水管
内部に溜った空気か、露の流わを妨げる気泡（エアロツ
ク）となって、露の流れを堰止め、ついには露受は皿９
に溜った露か溢れ出るおそれがあった。

このような現象が生ずるのは、数滴程度の僅かな水の流
速では、上記エアロツクの正圧を超える圧力が生しない
ためと考えられる。

この発明は、このような従来の問題点を解決するために
なされたもので、排水管の配管の仕方か悪く、その中に
エアロツクを生ずるようなことかあっても、露受は皿か
ら露たれを起こすおそれのない空気調和機を提供するこ
とを目的とする。

（課題′を解決するための手段） この発明に係る空気調和機は、本体ケースの下部に装着
され、熱交換器等から落下する露を受け、こわを外部へ
排出する露受は装置を備えた空気調和機であって、前記
露受は装置は、本体ケースの下端部に取り付けられ、水
勾配を有し、下流側に開口部を有する上部露受は皿と、
前記開口部に配設され、上部露受は血に回転軸において
シーソー回転可能に取り付けられ、一定量の露が溜るま
では釣り合い錘によって水平に保持される回転露受け皿
と、回転露受は皿の下側に配設され、上部露受は皿に取
り付けられ、水勾配を有し、下流側に排水口を有する下
部露受は血とより構成したものである。

（作用） 熱交換器等から上部露受は皿に落下した露は、その開口
部からその下の回転露受は皿に落下し、ここに溜る。そ
して、回転受は皿が露でほぼ満杯になフて釣り合い錘よ
り重くなると、シーソー回転してその中に溜った多量の
露か一度に下部露受け■に流れ落ち、その排水口からこ
れに連結した排水管の中に流れ出て室外に排出される。

このとき、排水管には多量の露が一度に流れ込むので、
その時の圧力は、排水管内に存在するエアロツクの正圧
を超える。このため、露は排水管内をスムーズに流わ、
下部露受は皿からの露たゎのおそれはなくなる。

なお、回転して空になった回転露受は皿は、元の水平位
置に戻り、上記動作を繰り返す。

（実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図〜第３図によって説
明する。

第１図は実施例の空気調和機の要部を分解して示したも
の、第２図は第１図における露受は装置を分解して示し
たもの、第３図は露受は装置の動作を断面で示したもの
である。

図において、１〜８は第４図および第５図に示す従来の
空気調和機におけると同一の部分を示す。１４は露受は
装置で、上部露受は皿１５と回転露受は皿１６と下部露
受は皿１７とより構成されている。

これらのうち、上部露受は皿１５は、方形の底壁板１５
ａに低い周壁板１５ｂを一体に設けた■状のもので、本
体ケーシング１の下端部に被せて取付ねじ１８で取り付
けられる。上記底壁板１５ａには、水勾配かとってあり
、その下流側には、周壁板１５ｂ沿いに長方形の開口部
１９が設けられている。２０はこの開口部１９の長さ方
向両端部の上流側に設けた軸受部で、回転露受は皿１６
の回転軸２２（後述）の軸受となる部分である。

回転露受は皿１６は、板状の釣り合い錘２１を取り付け
、両者１６．２１の中間部に回転軸２２を設けたものて
、回転軸２２を前記上部露受は皿１５の軸受部２０に嵌
めることによって、同露受け１１１１５にシーソー回転
可能に取り付けられる。

取付状態においては、回転露受けｆｆ１１１６は、上部
露受は皿１５の開口部１９の中に位置し、熱交換器６か
ら落下する露を直接受けて溜める露溜めＩとして機能し
、釣り合い錘２１は、熱交換器６とその他の部分から落
下する露を受けて、これを回転露受は皿１６に流し込む
露受は板として機能する。

この回転露受は皿１６は、一定量の露が溜るまて（この
実施例では満杯になるまて）は、釣り合い錘２１によっ
て、常時水平に保持されるようになっている。

下部露受は皿１７は、方形の底壁板１７ａに周壁板１７
ｂを一体に設けた皿状のもので、回転露受は皿１６の下
に配設して、上部露受けｌｌ１１１５に取付ねし２３で
取り付けられる。上記底壁板１７ａには、水勾配かとっ
てあり、その下流側の周壁板１７ｂには、排水管（図示
せず）を連結する排水口２４が設けられている。

次に、上記構成に基つく作用を第３図によって説明する
。

第３図（ａ）のように、熱交換器６からの露は、回転露
受けｆｆ１ｌ１６の上に落下して、ここに溜り、その他
の部分からの露は、主として板状の釣り合い錘２１の上
に落下して、ここから回転露受は皿１６の中に流入する
。

回転露受は皿１６に露か満杯になり、釣り合い錘２１よ
り重くなると、第３図（ｂ）のように、シーソー回転し
て露受けｆｆ１１６の多量の露が一度に下部露受は皿１
７に流れ落ち、排水口２４からこれに連結した排水管の
中に流れ込んで、室外に緋呂される。

このとき、排水管には、上述のように、多量の露か一気
に流れ込むので、その時の圧力は充分に大きなものとな
る。このため、排水管の配管の仕方か悪いために、その
中にエアロツクが生ずることかあっても、これに妨げら
れることなく、露は排水管の中をスムーズに流れて室外
へ排出される。したかって、下部露受は皿１７からの露
だれのおそれはなくなる。

溜った露が流れ落ちて空になった回転露受け１１６は、
第３図（ｃ）のように、復元して水平に保持され、上記
動作を繰り返す。

なお、上記実施例では、回転露受は皿１６を開口部１９
の中に入れ、釣り合い錘２１部分においても熱交換器６
等からの露を受けるようにしたか、回転露受は皿が上部
露受は皿の下側においてシーソー回転するようにして、
上部露受は皿１５の開口部１９から落下する露を回転露
受は皿で受けるようにしてもよい。

〔発明の効果） 以上のように、この発明によれば、上部露受は皿に落下
した露を回転露受けＩに溜め、これを度に下部露受は皿
に流して排水口から排水管へ流すようにしたのて、排水
管の配管の仕方が悪く、その中にエアロツクを生ずるよ
うなことかあっても、露をスムーズに排出することがで
き、したかって、露受は皿から露たれを起こすおそれの
ない空気調和機を得ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例による空気調和機の分解斜視
図、第２図は第１図における露受は装置の分解斜視図、
第３図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は露受は装置の動作を説
明するための断面図、第４図は従来の空気調和機の分解
斜視図、第５図は同調和機の取付状態を示す斜視図であ
る。 １は本体ケーシング、６は熱交換器、１４は露受は装置
、１５は上部露受けＩ、１６は回転露受は血、１７は下
部露受は血、１９は開口部、２０は軸受部、 １は釣り合い錘、 ２２は回転 軸、 ２４は排出口である。 なお、 図中、 同 符号は同一または相当部分を 示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体ケースの下部に装着され、熱交換器等から落下する
   露を受け、これを外部へ排出する露受け装置を備えた空
   気調和機であって、前記露受け装置は、本体ケースの下
   端部に取り付けられ、水勾配を有し、下流側に開口部を
   有する上部露受け皿と、前記開口部に配設され、上部露
   受け皿に回転軸においてシーソー回転可能に取り付けら
   れ、一定量の露が溜るまでは釣り合い錘によって水平に
   保持される回転露受け皿と、回転露受け皿の下側に配設
   され、上部露受け皿に取り付けられ、水勾配を有し、下
   流側に排水口を有する下部露受け皿とより構成したこと
   を特徴とする空気調和機。