JPH0455544A - ハーフｐｃ板およびその製造方法 - Google Patents
ハーフｐｃ板およびその製造方法Info
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- JPH0455544A JPH0455544A JP16518290A JP16518290A JPH0455544A JP H0455544 A JPH0455544 A JP H0455544A JP 16518290 A JP16518290 A JP 16518290A JP 16518290 A JP16518290 A JP 16518290A JP H0455544 A JPH0455544 A JP H0455544A
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- JP
- Japan
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- reinforcing bar
- concrete
- bar assembly
- concrete plate
- board
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- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims abstract description 71
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 48
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、コンクリート板と該コンクリート板に半埋設
状態で設けられた鉄筋組立体とで構成されたハーフＰＣ
板、およびその製造方法に関するものである。
状態で設けられた鉄筋組立体とで構成されたハーフＰＣ
板、およびその製造方法に関するものである。
従来より、ＰＣ板（プレキャストコンクリート板）の中
には、補強部材がコンクリート板より半分突出して成る
ハーフＰＣ板°と称されるものが提供されている。第
７図はハーフＰＣ板の一構成例を示したもので、符号２
はコンクリート板、３はコンクリート板２に半埋設状態
に設けられた鉄筋組立体である。図示例のものでは前記
鉄筋組立体３は、鉄筋を平行弦または多角形断面に組ん
だトラス筋４となっている。 上記の如きハーフＰＣ４ｉ（１を作成するには、予め前
記トラス筋４ （鉄筋組立体３）を別途作成し、そのト
ラス筋４を、前記コンクリート板２を成型すべき型枠（
図示せず）内に設置し、その後前記型枠内にコンクリー
トＣを前記トラス筋４が半埋設状態となるように打設し
て、打設したコンクリートＣを硬化させればよい。 上記の如きハーフＰＣｉｔは、現場にてコンクリート板
２つまり前記鉄筋組立体３側にコンクリート打ち足すこ
とにより一般的なＲＣ遣（鉄筋コンクリート造）を構成
することができ、またその場合に前記コンクリート板２
が型枠として作用するといった利点がある。
には、補強部材がコンクリート板より半分突出して成る
ハーフＰＣ板°と称されるものが提供されている。第
７図はハーフＰＣ板の一構成例を示したもので、符号２
はコンクリート板、３はコンクリート板２に半埋設状態
に設けられた鉄筋組立体である。図示例のものでは前記
鉄筋組立体３は、鉄筋を平行弦または多角形断面に組ん
だトラス筋４となっている。 上記の如きハーフＰＣ４ｉ（１を作成するには、予め前
記トラス筋４ （鉄筋組立体３）を別途作成し、そのト
ラス筋４を、前記コンクリート板２を成型すべき型枠（
図示せず）内に設置し、その後前記型枠内にコンクリー
トＣを前記トラス筋４が半埋設状態となるように打設し
て、打設したコンクリートＣを硬化させればよい。 上記の如きハーフＰＣｉｔは、現場にてコンクリート板
２つまり前記鉄筋組立体３側にコンクリート打ち足すこ
とにより一般的なＲＣ遣（鉄筋コンクリート造）を構成
することができ、またその場合に前記コンクリート板２
が型枠として作用するといった利点がある。
ところで、上記の如き従来のハーフＰＣ板ｌにおいては
下記の如き不都合があった。 つまり、第８図に示すように前記コンクリート板２に、
そのコンクリート板２の外方部が前記鉄筋組立体３側に
反る変形現象を生じる場合が多いということである。最
近では建物外壁構成用として上記の如きハーフＰＣ［１
を使用することか多いが、このようにハーフＰＣ板１を
建物外壁に使用した場合には建物外面がフラットとなら
ず、外観が損なわれるといった不都合があった。なお、
第８図において符号５．５．・・・は建物外面を形成す
るために前記コンクリート板２の外面に付設されたタイ
ルを示している。 上記の如きハーフＰＣ板１の反り変形は、該ハーフＰＣ
ｉｆｉ、ｔの作製時における前記コンクリートの収縮に
原因かあると考えられている。つまり、舶記ハーフＰＣ
板１の工場製作時、前記コンクリート板２を構成するコ
ンクリートＣを蒸気養生する際に、打設したコンクリー
トＣの上面が急激に乾燥収縮するためと思われる。また
、ハーフＰＣ板１の反り変形は、現場にて打ち足すコン
クリートの圧力によっても生ずる。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、製作時にお
けるコンクリート板の反りを有効に防止してフラットな
製品となるハーフＰＣ板と、その製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
下記の如き不都合があった。 つまり、第８図に示すように前記コンクリート板２に、
そのコンクリート板２の外方部が前記鉄筋組立体３側に
反る変形現象を生じる場合が多いということである。最
近では建物外壁構成用として上記の如きハーフＰＣ［１
を使用することか多いが、このようにハーフＰＣ板１を
建物外壁に使用した場合には建物外面がフラットとなら
ず、外観が損なわれるといった不都合があった。なお、
第８図において符号５．５．・・・は建物外面を形成す
るために前記コンクリート板２の外面に付設されたタイ
ルを示している。 上記の如きハーフＰＣ板１の反り変形は、該ハーフＰＣ
ｉｆｉ、ｔの作製時における前記コンクリートの収縮に
原因かあると考えられている。つまり、舶記ハーフＰＣ
板１の工場製作時、前記コンクリート板２を構成するコ
ンクリートＣを蒸気養生する際に、打設したコンクリー
トＣの上面が急激に乾燥収縮するためと思われる。また
、ハーフＰＣ板１の反り変形は、現場にて打ち足すコン
クリートの圧力によっても生ずる。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、製作時にお
けるコンクリート板の反りを有効に防止してフラットな
製品となるハーフＰＣ板と、その製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【課題を解決するための手段］
本発明の請求項１記載の発明は、コンクリート板と該コ
ンクリート板に半埋設状態で設けられた鉄筋組立体とで
構成されたハーフＰＣ板において、前記鉄筋組立体は、
前記コンクリート板を形成するコンクリートに埋設され
る前に予めむくりを付与されかつ前記むくりが解消する
ように載荷変形されたものであって、前記コンクリート
板には該鉄筋組立体の前記むくり方向への復帰力により
該コンクリート板の中央部を前記鉄筋組立体側に引っ張
るプレストレスが導入されていることを特徴とするもの
である。 また、本発明の請求項２記載の発明は、上記請求項１記
載のハーフＰＣ板を製造する方法であって、前記鉄筋組
立体に予め該鉄筋組立体の長手方向に沿って湾曲するむ
くりを形成しておく工程と、むくりが形成された前記鉄
筋組立体に前記むくりが解消する方向の開型を加えて該
鉄筋組立体が略直線となるように変形拘束する工程と、
上記拘束された鉄筋組立体を、前記コンクリート板を成
型するための型枠内に設置する工程と、前記型枠内に、
前記拘束された鉄筋組立体が半埋設状態となるようにコ
ンクリートを打設する工程と、前記コンクリートの硬化
後に前記鉄筋組立体への拘束力を解除することにより、
形成されたコンクリート板に該コンクリート板の中央部
を鉄筋組立体側に引っ張るプレストレスを導入する工程
と、を有することを特徴とするものである。 【作用】 鉄筋組立体を予めむくりが付与された状態に組み立て、
この鉄筋組立体に前記むくりが解消する方向の力を加え
て拘束することにより、この鉄筋組立体には元の状態に
復帰しようとする方向の力が発生する。 よって、ハーフＰＣ板を製造するにあたり、鉄筋組立体
に上記変形拘束を与えた上でコンクリートを打設し、該
コンクリートの硬化後に鉄筋組立体の変形拘束力を解く
ことにより、コンクリートには鉄筋組立体の復帰方向の
プレストレスが導入される。これによって、コンクリー
ト板の反りを防止することができる。
ンクリート板に半埋設状態で設けられた鉄筋組立体とで
構成されたハーフＰＣ板において、前記鉄筋組立体は、
前記コンクリート板を形成するコンクリートに埋設され
る前に予めむくりを付与されかつ前記むくりが解消する
ように載荷変形されたものであって、前記コンクリート
板には該鉄筋組立体の前記むくり方向への復帰力により
該コンクリート板の中央部を前記鉄筋組立体側に引っ張
るプレストレスが導入されていることを特徴とするもの
である。 また、本発明の請求項２記載の発明は、上記請求項１記
載のハーフＰＣ板を製造する方法であって、前記鉄筋組
立体に予め該鉄筋組立体の長手方向に沿って湾曲するむ
くりを形成しておく工程と、むくりが形成された前記鉄
筋組立体に前記むくりが解消する方向の開型を加えて該
鉄筋組立体が略直線となるように変形拘束する工程と、
上記拘束された鉄筋組立体を、前記コンクリート板を成
型するための型枠内に設置する工程と、前記型枠内に、
前記拘束された鉄筋組立体が半埋設状態となるようにコ
ンクリートを打設する工程と、前記コンクリートの硬化
後に前記鉄筋組立体への拘束力を解除することにより、
形成されたコンクリート板に該コンクリート板の中央部
を鉄筋組立体側に引っ張るプレストレスを導入する工程
と、を有することを特徴とするものである。 【作用】 鉄筋組立体を予めむくりが付与された状態に組み立て、
この鉄筋組立体に前記むくりが解消する方向の力を加え
て拘束することにより、この鉄筋組立体には元の状態に
復帰しようとする方向の力が発生する。 よって、ハーフＰＣ板を製造するにあたり、鉄筋組立体
に上記変形拘束を与えた上でコンクリートを打設し、該
コンクリートの硬化後に鉄筋組立体の変形拘束力を解く
ことにより、コンクリートには鉄筋組立体の復帰方向の
プレストレスが導入される。これによって、コンクリー
ト板の反りを防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
なお、説明の便宜上、本実施例では本発明の請求項２に
記載したハーフＰＣ板の製造方法から説明するものとす
る。 第１図ないし第６図はそれぞれ本発明の請求項２に記載
したハーフＰＣ板の製造方法の一実施例を示したもので
ある。 第１図は本発明の係るハーフＰＣ板を構成する鉄筋組立
体３を示すもので、この場合、該鉄筋組立体３は主筋６
ａとラチス筋６ｂとから構成されたトラス筋６となって
いる。このトラス筋６としては、第６図（ａ）に示すよ
うな平行弦トラス６Ａであっても、第６図（ｂ）に示す
ような三角立体トラス６Ｂであっても、また第６図（ｃ
）に示すような四角立体トラス６Ｃであってもよい。こ
のトラス筋６は、前記主筋６ａとラチス筋６ｂとを溶接
することにより組み立てる。ただし、このトラス筋６は
、第１図に示すように、予め該トラス筋６の長手方向沿
って湾曲するむくりＨを付与して組み立てられている。 予め上記の如きトラス筋６ （鉄筋組立体３）を形成し
たら、第２図に示すように該トラス筋６を、製造すべき
ハーフＰＣ板のコンクリート板を成型するための型枠７
内に設置する。その際、トラス筋６は型枠７に対し上方
に湾曲する如く設置する。 上記の如くむくりＨが付与されたトラス筋６が型枠７内
に設置されたならば、そのトラス筋６の長手方向はぼ中
央部に下向きの力を付加することにより前記むくりＨを
解消させる。すなわち、上方に湾曲していたトラス筋６
を第３図に示す如くほぼ直線となるように変形させるわ
けである。上記操作は、トラス筋６の両端部を支持した
上で、その中央最高部をジヤツキで下方に押圧するか、
あるいは中央最高部にワイヤ等のアンボンド緊張材を係
着して該緊張材を下方に引っ張ることなどにより実行さ
れる。 上記操作により前記トラス筋６をほぼ直線状態となるま
で変形させたら、第４図に示すようにその状態を保持し
たまま、つまり変形力を拘束した状態のまま前記型枠７
内にコンクリートＣを打設する。目的とする製造物はハ
ーフＰＣ板であるから、コンクリートＣの打設厚は前記
トラス筋６がほぼ半分まで埋設される厚さである。 上記の如（コンクリートＣが打設されたならば、従来同
様に蒸気養生により該コンクリートＣの養生を行う。こ
の養生期間中もトラス筋６には上記拘束力を付与してお
く。 上記の養生により前記コンクリートＣに所要の強度が発
現したら、第５図に示すように前記型枠７を脱型すると
共に、上記の拘束力も解除する。 上記コンクリートＣが硬化することによりコンクリート
板２が形成され、これによって前記トラス筋６と該コン
クリート２とからなるハーフＰＣＩｉｌＯが完成される
。 上記ハーフＰＣ板１０では、前記コンクリート２に該コ
ンクリート板２の中央部を前記トラス筋６側に引っ張る
力が働く。すなわち、トラス筋６は、予めむくりＨを付
与されたものであり、かつそのむくりＨが解消するよう
に載荷変形・拘束されたものであるから、拘束を解除さ
れた後の該トラス筋６には原形状に戻ろうとする力、つ
まりむくろうする力が働く。これにより、前記コンクリ
ート２にはトラス筋６のむくり方向へのプレストレスが
導入されたものとなるわけである。以て、上記ハーフＰ
Ｃ板ＩＯでは、従来のハーフＰＣ板ｌ （第８図）の如
くコンクリート板２が反りを生ずることがない。そのた
め、該ハーフＰＣ板１０を建物外壁等に用いた場合でも
、反りの無いフラットな外壁面を形成することができ外
観上の質を向上させることができる。 上記において、トラス筋６の形成の際にに予め付与する
前記むくりＨの量は形成すべきハーフＰＣ板ｌの長さ、
コンクリート板２の厚さ、トラス筋６の曲げ剛性、設置
するトラス筋６の本数等に鑑み適宜設定されるものであ
る。 なお、実施例では、コンクリート２に半埋設状態に設け
る鉄筋組立体３をトラス筋６として説明したが、本発明
に係るハーフＰＣ板において鉄筋組立体３はトラス筋に
限定されない。 また実施例では、本発明に係るハーフＰＣ板を建物外壁
面構成用のものとして説明したが、上記ハーフＰＣ板１
０は、従来よりハーフＰＣ板が適用されている箇所に同
様に用いることができ、かつ上記同様の効果を得ること
ができる。例えば上記ハーフＰＣ板１０を小梁あるいは
スラブに適用すれば、前記トラス筋６の発生する上方へ
のプレストレスにより、それらの曲げ耐力を向上させる
ことができ、かつ撓みを防止することができる。
記載したハーフＰＣ板の製造方法から説明するものとす
る。 第１図ないし第６図はそれぞれ本発明の請求項２に記載
したハーフＰＣ板の製造方法の一実施例を示したもので
ある。 第１図は本発明の係るハーフＰＣ板を構成する鉄筋組立
体３を示すもので、この場合、該鉄筋組立体３は主筋６
ａとラチス筋６ｂとから構成されたトラス筋６となって
いる。このトラス筋６としては、第６図（ａ）に示すよ
うな平行弦トラス６Ａであっても、第６図（ｂ）に示す
ような三角立体トラス６Ｂであっても、また第６図（ｃ
）に示すような四角立体トラス６Ｃであってもよい。こ
のトラス筋６は、前記主筋６ａとラチス筋６ｂとを溶接
することにより組み立てる。ただし、このトラス筋６は
、第１図に示すように、予め該トラス筋６の長手方向沿
って湾曲するむくりＨを付与して組み立てられている。 予め上記の如きトラス筋６ （鉄筋組立体３）を形成し
たら、第２図に示すように該トラス筋６を、製造すべき
ハーフＰＣ板のコンクリート板を成型するための型枠７
内に設置する。その際、トラス筋６は型枠７に対し上方
に湾曲する如く設置する。 上記の如くむくりＨが付与されたトラス筋６が型枠７内
に設置されたならば、そのトラス筋６の長手方向はぼ中
央部に下向きの力を付加することにより前記むくりＨを
解消させる。すなわち、上方に湾曲していたトラス筋６
を第３図に示す如くほぼ直線となるように変形させるわ
けである。上記操作は、トラス筋６の両端部を支持した
上で、その中央最高部をジヤツキで下方に押圧するか、
あるいは中央最高部にワイヤ等のアンボンド緊張材を係
着して該緊張材を下方に引っ張ることなどにより実行さ
れる。 上記操作により前記トラス筋６をほぼ直線状態となるま
で変形させたら、第４図に示すようにその状態を保持し
たまま、つまり変形力を拘束した状態のまま前記型枠７
内にコンクリートＣを打設する。目的とする製造物はハ
ーフＰＣ板であるから、コンクリートＣの打設厚は前記
トラス筋６がほぼ半分まで埋設される厚さである。 上記の如（コンクリートＣが打設されたならば、従来同
様に蒸気養生により該コンクリートＣの養生を行う。こ
の養生期間中もトラス筋６には上記拘束力を付与してお
く。 上記の養生により前記コンクリートＣに所要の強度が発
現したら、第５図に示すように前記型枠７を脱型すると
共に、上記の拘束力も解除する。 上記コンクリートＣが硬化することによりコンクリート
板２が形成され、これによって前記トラス筋６と該コン
クリート２とからなるハーフＰＣＩｉｌＯが完成される
。 上記ハーフＰＣ板１０では、前記コンクリート２に該コ
ンクリート板２の中央部を前記トラス筋６側に引っ張る
力が働く。すなわち、トラス筋６は、予めむくりＨを付
与されたものであり、かつそのむくりＨが解消するよう
に載荷変形・拘束されたものであるから、拘束を解除さ
れた後の該トラス筋６には原形状に戻ろうとする力、つ
まりむくろうする力が働く。これにより、前記コンクリ
ート２にはトラス筋６のむくり方向へのプレストレスが
導入されたものとなるわけである。以て、上記ハーフＰ
Ｃ板ＩＯでは、従来のハーフＰＣ板ｌ （第８図）の如
くコンクリート板２が反りを生ずることがない。そのた
め、該ハーフＰＣ板１０を建物外壁等に用いた場合でも
、反りの無いフラットな外壁面を形成することができ外
観上の質を向上させることができる。 上記において、トラス筋６の形成の際にに予め付与する
前記むくりＨの量は形成すべきハーフＰＣ板ｌの長さ、
コンクリート板２の厚さ、トラス筋６の曲げ剛性、設置
するトラス筋６の本数等に鑑み適宜設定されるものであ
る。 なお、実施例では、コンクリート２に半埋設状態に設け
る鉄筋組立体３をトラス筋６として説明したが、本発明
に係るハーフＰＣ板において鉄筋組立体３はトラス筋に
限定されない。 また実施例では、本発明に係るハーフＰＣ板を建物外壁
面構成用のものとして説明したが、上記ハーフＰＣ板１
０は、従来よりハーフＰＣ板が適用されている箇所に同
様に用いることができ、かつ上記同様の効果を得ること
ができる。例えば上記ハーフＰＣ板１０を小梁あるいは
スラブに適用すれば、前記トラス筋６の発生する上方へ
のプレストレスにより、それらの曲げ耐力を向上させる
ことができ、かつ撓みを防止することができる。
以上説明したとおり本発明によれば、ハーフＰＣ板の製
造時において、コンクリートの収縮に起因して生ずる反
りを極力防止することができ、これによって反り、撓み
の少ないハーフＰＣ板を縄供することかでき、ハーフＰ
Ｃ板を用いて構成される構造体の外観上の質を向上させ
ることができる。また、ハーフＰＣ板自体の曲げ耐力の
向上も図れるので、現場にて打ち足すコンクリートの圧
力による反り、撓みの少ないハーフＰＣ板となる、とい
った優れた効果を奏する。
造時において、コンクリートの収縮に起因して生ずる反
りを極力防止することができ、これによって反り、撓み
の少ないハーフＰＣ板を縄供することかでき、ハーフＰ
Ｃ板を用いて構成される構造体の外観上の質を向上させ
ることができる。また、ハーフＰＣ板自体の曲げ耐力の
向上も図れるので、現場にて打ち足すコンクリートの圧
力による反り、撓みの少ないハーフＰＣ板となる、とい
った優れた効果を奏する。
第１図ないし第５図はそれぞれ本発明のハーフＰＣ板の
東遣方法の一実施例を工程順に示す側面図、第６図（ａ
）ないし第６図（ｃ）はそれぞれ当実施例に係る鉄筋組
立体を軸に直交した断面で見た断面図、第７図は従来の
ハーフＰＣ板の一例を示す側断面図、第８図は建物外壁
構成用として適用されたハーフＰＣ板を示した側断面図
である。 ２・・・・・・コンクリート板、 ３・・・・・・鉄筋組立体、 ７・・・・・・型枠、 ＩＱ・・・・・・ハーフＰＣ板、 Ｃ・・・・・・コンクリート、 Ｈ・・・・・・むくり。 第１図
東遣方法の一実施例を工程順に示す側面図、第６図（ａ
）ないし第６図（ｃ）はそれぞれ当実施例に係る鉄筋組
立体を軸に直交した断面で見た断面図、第７図は従来の
ハーフＰＣ板の一例を示す側断面図、第８図は建物外壁
構成用として適用されたハーフＰＣ板を示した側断面図
である。 ２・・・・・・コンクリート板、 ３・・・・・・鉄筋組立体、 ７・・・・・・型枠、 ＩＱ・・・・・・ハーフＰＣ板、 Ｃ・・・・・・コンクリート、 Ｈ・・・・・・むくり。 第１図
Claims (2)
- （１）コンクリート板と該コンクリート板に半埋設状態
で設けられた鉄筋組立体とで構成されたハーフＰＣ板に
おいて、 前記鉄筋組立体は、前記コンクリート板を形成するコン
クリートに埋設される前に予めむくりを付与されかつ前
記むくりが解消するように載荷変形されたものであって
、該鉄筋組立体の前記むくり方向への復帰力により前記
コンクリート板には該コンクリート板の中央部を前記鉄
筋組立体側に引っ張るプレストレスが導入されているこ
とを特徴とするハーフＰＣ板。 - （２）コンクリート板と該コンクリート板に半埋設状態
で設けられた鉄筋組立体とで構成されるハーフＰＣ板の
製造方法であって、 前記鉄筋組立体に予め該鉄筋組立体の長手方向に沿って
湾曲するむくりを形成しておく工程と、むくりが形成さ
れた前記鉄筋組立体に前記むくりが解消する方向の荷重
を加えて該鉄筋組立体が略直線となるように変形拘束す
る工程と、 上記拘束された鉄筋組立体を、前記コンクリート板を成
型するための型枠内に設置する工程と、前記型枠内に、
前記拘束された鉄筋組立体が半埋設状態となるようにコ
ンクリートを打設する工程と、 前記コンクリートの硬化後に前記鉄筋組立体への拘束力
を解除することにより、形成されたコンクリート板に該
コンクリート板の中央部を鉄筋組立体側に引っ張るプレ
ストレスを導入する工程と、を有することを特徴とする
ハーフＰＣ板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16518290A JPH0455544A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | ハーフｐｃ板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16518290A JPH0455544A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | ハーフｐｃ板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0455544A true JPH0455544A (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=15807406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16518290A Pending JPH0455544A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | ハーフｐｃ板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0455544A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06346541A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-12-20 | Takenaka Komuten Co Ltd | 床たわみコントロール法と鉄骨造多層建物の構築方法 |
| US8763892B2 (en) | 2007-12-31 | 2014-07-01 | Oridon Medical 1987 Ltd. | Tube verifier |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP16518290A patent/JPH0455544A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06346541A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-12-20 | Takenaka Komuten Co Ltd | 床たわみコントロール法と鉄骨造多層建物の構築方法 |
| US8763892B2 (en) | 2007-12-31 | 2014-07-01 | Oridon Medical 1987 Ltd. | Tube verifier |
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