JPH0454444A

JPH0454444A - 結露センサー

Info

Publication number: JPH0454444A
Application number: JP16462990A
Authority: JP
Inventors: Kenji Kusano; 賢次草野; Yasuhiro Sato; 安広佐藤
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1990-06-22
Filing date: 1990-06-22
Publication date: 1992-02-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、結露が多く発生する壁表面、天井面。

押入れ等に、このセンサーを取りつけ、結露を発生以前
にこれを予測する事により、結露による被害を回避する
ための結露センサーに関する。

（従来の技術）従来の結露センサーは、結露が発生した場合に結露検出
部の電極間の抵抗値の変化により結露を検出するもので
、結露発生の有無のみを確認するものである。

（発明が解決しようとする課題）これまでの結露センサーは、結露発生の有無のみを確認
するもので、実際に結露が発生してから判断するもので
あり、施工上の問題などを検出するためには、多く利用
されているが、結露の発生を予測し防止するための結露
センサーはいまだ提案されていない、そのために、本発
明は結露の発生を予測し、結露が発生する以前に注意を
促す結露センサーを提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するため本発明は、櫛型の形状の対向
する電極よりなる結露検出部と、前記結露検出部に接し
て配置される冷却パネル及び加熱パネルと熱電対とを備
えることを特徴とする結露センサーを発明の要旨とする
ものである。

換言すれば、本発明は櫛型のパターンを有する結露検出
部、露点温度およびセンサー全体の温度の上昇・降下を
制御するための熱電対、センサー全体の温度を上下させ
、結露を促進あるいは、櫛型のパターンについた水滴を
除去するための、冷却・加熱パネルから構成される装これにより、結露の有無の判定だけではなく、露点との
差の比較により結露発生の予測ができる結露センサーが
提供できる。

（作用）本発明の結露センサーを用いることにより、結露の発生
が予測でき、壁表面だけではなく、天井面、押し入れな
どの目に見えない部位の結露による被害を未然に防止す
ることができる。また、結露防止技術開発において、そ
の効果を定量的に把握する検出器として使用できる。

（実施例）次に本発明の実施例について説明する。なお、実施例は
一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲で
、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまでも
ない。

第１図に結露センサーの構成を示す。

櫛型の電極からなる結露検出部１、温度を測定および制
御するための熱電対２．２°、この中２は結露検出部に
設けられ、２゛は冷却パネルと加熱パネルの間に設けら
れている。加熱パネル４、冷却パネル３、および固定面
からの影響をカットするための断熱材層５からなってい
る。

結露の検出は、第２図に示す櫛型の電極１ａ。

ｌｂ間に結露による水滴が付着することにより、抵抗値
が変化することを利用して行う、つまり、抵抗値が急激
に変化する点を結露発生と判定する。

結露発生の予測は、雰囲気温度を基準にして、センサー
の温度を、第３図に示すように、冷却・加熱パネルによ
り上下させる（温度範囲および上下させる時間は、任意
に設定できるものとする。）。

センサーの温度が冷却パネルの影響で下がってくると、
ある温度で結露が始まる。これがその環境条件下での露
点である。雰囲気温度と、露点とが近接している（差が
小さい）場合は、結露発生の危険性が大きいと言える。

また逆に、差が大きければ、危険性が小さいと言える。

この差を判定することにより、結露予知を行い、判定し
、注意を促すものである。

第４図においてΔは露点温度と雰囲気温度との差が小さ
く結露発生の危険性大、・は露点温度と雰囲気温度との
差が大きく、結露発生の危険性は小である。

冷却パネル３は、ペルチェ効果（電子冷却）を利用して
冷却させる。加熱パネルは、面発熱体を組み込んだ構成
にする。

下地材は、センサーを所定の場所に張りつけるなどして
固定するための、接着副層および、張りつけた面のから
の熱の影響をなくし、かつ、冷却・加熱を効率的に行う
ため、断熱材層からなっている。

なお、加熱する意味は、結露した水滴を強制的にとばす
ためである。冷却・加熱を繰り返すのは、連続的に結露
予知をするためである。

（発明の効果）叡上のように本発明によれば、櫛型の形状の対向する電
極よりなる結露検出部と、前記結露検出部に接して配置
される冷却パネル及び加熱パネルと熱電対とを備えるこ
とにより、結露の発生を予測できるので、通気、乾燥等
の措置を講じ、壁表面、天井面、押し入れなど、特に目
に見えない場所の結露による被害を未然に防止すること
ができる。また、このセンサーは研究開発面にも活用で
きる。すなわち、結露防止の施工法１条件などの検討に
利用できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の結露センサーの断面図、第２図は櫛型
検出部の電極のパターン、第３図及び第４図は結露予測
方法を示す。１・・・結露検出部　　２，２゛・熱電対３・・・冷却
パネル　　４・・・加熱パネル５・・・断熱材層第図第図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

　櫛型の形状の対向する電極よりなる結露検出部と、前
記結露検出部に接して配置される冷却パネル及び加熱パ
ネルと熱電対とを備えることを特徴とする結露センサー
。