JPH0454151A - エステル化合物 - Google Patents

エステル化合物

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Publication number
JPH0454151A
JPH0454151A JP16610990A JP16610990A JPH0454151A JP H0454151 A JPH0454151 A JP H0454151A JP 16610990 A JP16610990 A JP 16610990A JP 16610990 A JP16610990 A JP 16610990A JP H0454151 A JPH0454151 A JP H0454151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
liquid crystal
expressed
trans
ester compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP16610990A
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English (en)
Inventor
Takeshi Obikawa
剛 帯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH0454151A publication Critical patent/JPH0454151A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示装置に用いられるネマチック液晶組成
物を構成する成分として有用なエステル化合物に関する
〔従来の技術〕
ネマチック液晶を目の電気光学効果を利用した液晶表示
装置には動的散乱型、ゲスト・ホスト型、ねじれたネマ
チック型(TN型)、スーパーツィステッド・ネマチッ
ク型(STN型)など表示15式が実用化されており、
これらのうちTN型か最も広く応用されてきた。しかし
、TN型は表示の画素数に制約がありi[査線の数にし
て約200本が限界であることかわかってきた。そこで
、この限界を打破する表示方式としてSTN型の液晶表
示装置が開発され実用化されつつある。
TN型の液晶表示装置の用途としてはウォッチ、電卓、
オーディオ機器等の巾広い分野に応用されている。また
、STN型の液晶表示装置はワープロやパソコンのデイ
スプレィとして急速にCRTに代りつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
TN型やSTN型の液晶表示装置に用いられるネマチッ
ク液晶に求められる特性は種々あるが、それらの特性を
単一成分で満足させるようなネマチック液晶化合物は知
られていない。そこで、実用的には複数のネマチック液
晶化合物又はその類似化合物を適切な割合に混合した液
晶組成物を用いている。
液晶組成物の主要な成分として従来より広く用いられて
いる次の一般式で表わされるエステル化合物は主として
TN型液晶表示装置用の液晶材料R3舎COO()o 
R’ (ここて、R3およびR4はアルキル基を表わし、シク
ロヘキサン環はトランス配置である。)として大変重要
な成分であった。この化合物の長所としてはネマチック
液晶温度範囲か広く、時分割駆動方式に用いた場合に高
時分割駆動が可能であり、また製造費用か安価なとがあ
るが、また欠点としては粘性か低い割合には応答速度が
遅く、複屈折(八〇)か小さいことも欠点となりうる。
したがって、本発明の目的は上記の欠点である応答性を
改良し、△nか大きなエステル化合物を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は一般式 %式% (ここで、R’は炭素原1″−数か1〜10のアルキル
基、R2はH又は炭素原r数か1〜7のアルキル基、n
は1〜8の整数を表わし、シクロヘキサン環はトランス
配置である。) て表わされるエステル化合物であり、例えば次の製造方
法により得ることができる。即ち、ステップ1において
はハイドロキノン(II)とハロケノアルキン(III
)をエタノール中でナトリウムエトキシドを用いて反応
させ4−アルキニルオキシフェノール(V)を得る。ス
テップ2においてはトランス−4′ −アルキルンクロ
ヘキサンカルボニルクロライド ム中でトリエチルアミンを用いてエステル化して本発明
のエステル化合物(I)を得る。
スキーム (ここで、R1は炭素原子数か1〜10のアルキル基、
R2はH又は炭素原子数が1〜7のアルキル基、nは1
〜8の整数、XはCg又はB「を表わし、シクロヘキサ
ン環はトランス配置Tある。)〔実 施 例〕 以下、実施例と応用例とにより本発明を更に詳細に説明
する。
(実施例1) 4−プロパビニルオキシフェニル トランス4′ −ブ
ロビルンクロヘキサンカルポキンレートの製造方法。
ステップ1 無水エタノール2Ωにナトリウム11 5g(0.5モ
ル)を溶解し、ヒドロキノン110g(1.0モル)と
プロパギルブロマイド59.5g(0.5モル)を加え
10時間還流した。エタノールを留去し、10%NaO
H水溶液5 Q O cm3を加えてからトルエンで抽
出した。水層に濃塩酸200cm’を加えクロロホルム
で抽出し、10%塩酸と水で洗浄した。クロロホルムを
留去し、残渣を減圧蒸留(117°C/1mmHg)し
て4−プロピニルオキシフェノール34g (0。
23モル)を得た。
ステップ2 4−プロピニルオキシフェノール3.  0g (0。
02モル)をクロロホルム30cm’に溶解し、氷水冷
却撹拌下にトリエチルアミン3.0g (0。
03モル)とトランス−4−プロビルンクロヘキサン力
ルポニルクロライド3.  8g (0.  02モル
)を滴下してから室温で1晩放置した。反応液を10%
塩酸、水、5%NaOH水溶液、水の順序で洗浄した。
クロロホルムを留去し、残渣をアセトンとメタノールの
混合溶媒から再結晶して4プロピニルオキシフエニル 
トランス−4′プロピルシクロヘキサンカルボキンレー
ト30g1.01モル)を得た。この化合物の融点をD
SCを用いて測定した結果は次のとうりであった。
にこれらの液晶組成物を封入して20℃において立上り
時間τいと立下り時間τ。イを測定した。
これらの測定結果を第1表に示した。
(ここで、Cは結晶、■は等方性液体を表わす。)実施
例1と同様にして4−プロビニルオキンフェニル トラ
ンス−4′−ブチルシクロヘキサンカルボキシレートを
得た。この化合物の融点は次のとうりであった。
(応用例1) 市販の液晶組成物ZLI−1565(メルク社製)に本
発明の4−プロピニルオキシフェニルトランス−4′−
ブチルシクロヘキサンカルボキシレートおよび比較とし
て4−プロピルオキシフェニル トランス−4′ −ブ
チルシクロヘキサンカルボキシレートを各々20重量%
混合した液晶組成物を作り△nおよびセル厚9μmのT
Nセル〔発明の効果〕 以上述べたように本発明の化合物を混合した液晶組成物
は△nか大きくて応答速度か速いことか明らかとなった
。したかって、本発明の化合物はTN型およびSTN型
に用いられるネマチック液晶組成物の成分として有用で
ある。
以上 出願人 セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、R^1は炭素原子数が1〜10のアルキル基
    、R^2はH又は炭素原子数が1〜7のアルキル基、n
    は1〜8の整数を表わし、シクロヘキサン環はトランス
    配置である。) で表わされることを特徴とするエステル化合物。
JP16610990A 1990-06-25 1990-06-25 エステル化合物 Pending JPH0454151A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102781640A (zh) * 2011-02-09 2012-11-14 三菱工程塑料株式会社 聚碳酸酯树脂粒料的制造方法

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