JPH045348A - 温水洗浄便座ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、温水洗浄便座ユニットに関するものである
。さらに詳しくは、この発明は、通水部の凍結を確実に
かつ簡便に防止することのできる温水洗浄便座ユニット
に関するものである。

（従来の技術） 従来より、住宅等のトイレ便器についてはその利便性や
衛生面での改善を図ってきており、たとえば第２図に示
したような便器に肛門洗浄ノズルやビデ洗浄ノズルを備
えた温水洗浄式の温水洗浄便座ユニット（ア）が用いら
れてきている。この便座ユニット（ア）の構成を例示し
たものが第３図のブロック図と第４図の配置構成図であ
る。

この温水洗浄便座ユニット（ア）は、第３図および第４
図に示したように、本体外の分岐水栓（イ）および水抜
栓（つ）を介して本体内に水（１）を供給するようにし
ており、供給した水（１）は調圧弁ブロック（オ）を介
して便器（力）内へ送るとともに、温水タンクブロック
（キ）へと供給するようにしている。このような便Ｊｉ
（力）および温水タンクブロック（キ）への給水は、調
圧弁ブロック（オ）近傍に設けた流量調整モーターによ
り行ない、電磁弁によりその流量を制御してもいる。温
水タンクブロック（キ）には、水加熱用の温水ヒーター
（り）および温度調節用の温水サーミスタ（ゲ）を配設
している。また、底部には水抜き用の排水栓（コ）を設
けてもいる。また、この温水タンクブロック（キ）には
、水路切換電磁弁（す）を介して肛門洗浄ノズル（シ）
およびビデ洗浄ノズル（ス）を接続している。肛門洗浄
ノズル（シ）およびビデ洗浄ノズル（ス）からの温水の
噴出は、バキュームブレーカ（り）を介して行う、これ
らのノズル（シ）（ス）は、たとえば第４図に示したよ
うに各々配置したノズルモーター（チ）で所定の位置ま
で移動可能とする。

さらにまた、便座ユニット（ア）の中央部には、温風乾
燥ブロック（ツ）を設けてもいる。

（発明が解決しようとする課Ｂ） たとえば以上の構成を有する温水洗浄便座ユニット（ア
）においては、調圧弁ブロック（オ）、温水タンクブロ
ック（キ）、肛門洗浄ノズル（シ）、ビデ洗浄ノズル（
ス）等の各ブロックやこれらの各ブロックを相互に連結
する通水路などの通水部の凍結を防止するために、従来
では、トイレ室内を暖房したり、夜間に水抜栓（つ）や
排水栓（コ）などを開放して通水部の水抜きを行ってい
た。

しかしながら２．水抜きが完全でない場合には、通水部
が凍結し破損しやすいという問題があると同時に、この
水抜き作業は大変類しいというのが実情であった。また
、トイレ室内を暖房するためには、暖房機器等が必要と
なり、必ずしも安価とはならないという問題もあった。

この発明は以上の通りの事情に鑑みてなされたものであ
り、従来の温水洗浄便座ユニットの欠点を解消し、各ブ
ロックやそれらを相互に連結する通水路等の通水部の凍
結を確実にかつ簡便に行うことのできる、改善された温
水洗浄便座ユニットを提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） この発明は、上記の課題を解決するものとして、温水タ
ンク内に設けた温水サーミスタと電磁弁および通水制御
部からなり、温水サーミスタによって、凍結水温レベル
を検知し、電磁弁を開放して、通水部に水を流して凍結
防止する凍結防止装置を備えてなることを０℃とする温
水洗浄便座ユニットを提供する。

（作　用） この発明の温水洗浄便座ユニ・ｙトにおいては、温水サ
ーミスタにより温水洗浄便座ユニット内部の水温レベル
を検知し、たとえば０℃などの水が凍結しそうな所定の
水温レベルになったときに、便座ユニットに設けた制御
部が作動し、一定時間電磁弁を開放して、水を流し、通
水部の凍結を防止する。このため、従来のような人手に
よる水抜き作業は不要となるとともに、トイレ室内を暖
房する必要もなくなる。

（実施例） 以下、図面に沿って実施例を示し、この発明の温水洗浄
便座ユニットについてさらに詳しく説明する。

第１図は、この発明の温水洗浄便座ユニットの構成を例
示したブロック図である。

たとえば第１図に示したように、この発明の温水洗浄便
座ユニット（１）においては、水（２）を本体外の分岐
水栓（３）および水抜栓（４）を介して供給する。供給
した水（２）は、調弁ブロック（５）により便器（６）
または温水タンクブロック（７）へと給水される。温水
タンクブロック（７）の温水タンク（８）の内部には、
加熱用の電気ヒーター等からなる温水し一ター（９）と
温度調節を行う温水サーミスタ（１０）とを内蔵してい
る０、ｔな、温水タンク（８）の底部には水抜き用の排
水栓（１１）を設けてもいる。この温水タンクブロック
（７）には、水路切換電磁弁（１２）を介して肛門洗浄
ノズルブロック（１３）およびビデ洗浄ノズルブロック
（１４）を接続しており、各々の流路に、バキュームブ
レーカ（１５）を配設している。

たとえば以上のように例示される温水洗浄便座ユニット
（１）において、この発明では、調圧弁ブロック（５）
の電磁弁（１６）および、調圧弁ブロック（５）、温水
タンクブロック（７）、肛門洗浄ノズルブロック（１３
）、ビデ洗浄ノズルブロック（１４）等の各ブロックと
、これらのブロックを連結する通水路とからなる通水部
（１７）に接続した通水制御部（１８）を配設すること
を特徴としている。制御部（１８）は、温水タンク（８
）内の温水サーミスタ（１０）による水温レベルの検出
により作動する。温水タンク（８）内の水温レベルがた
とえば０℃の凍結しそうな温度になると、制御部（１８
）が作動し、電磁弁（１６）を一定時間開放し、通水部
（１７）へ水を流す。こうすることで、各ブロックやそ
れらを連結する通水部（１７）が凍結するのを防止する
。

このため、従来必要として水抜きを省略することができ
、トイレ内を暖房する必要もなくなる。温水便座ユニッ
ト（１）の凍結防止を確実に、しかも簡便に行うことが
できる。　一定時間経過した後には、電磁弁（１６）は
再び閉鎖する。なお、以上の通水過程において、温水タ
ンク（８）の排水栓（１１）や水路切換電磁弁（１２）
を−時的に開放することも可能である。温水タンク（８
）内の水量に応じて適宜な動作を行うことができる。

もちろんこの発明は、以上の例に限定されるものではな
い、温水洗浄便座ユニットの内部構成や構造、また制御
部の回路構成などの細部については探々な態様が可能で
あることはいうまでもない。

（発明の効果） 以上詳しく説明した通り、この発明によって、通水部の
凍結を確実に、かつ、簡便に行うことのできる温水洗浄
便座ユニットが提供される。従来必要としていたトイレ
室内の暖房や水抜き作業を省略することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の温水洗浄便座ユニットの構成を例
示したブロック図である。 第２図は、温水洗浄便座ユニットを示した斜視図である
。 第３図および第４図は、各々、温水洗浄便座ユニットの
構成を示したブロック図および配！梢成図である。 １・・・温水洗浄便座ユニット ２・・・水 ３・・・分岐水栓 ４・・・水　　抜　　栓 ５・・・調圧弁ブロック ６・・・便　　　器 ７・・・温水タンクブロック ８・・・温　水　タ　ン　り ９・・・温水ヒーター ０・・・温水サーミスタ ト・・排　　水　　栓 ２・・・水路切換電磁弁 ３・・・肛門洗浄ノズルブロック ４・・・ビデ洗浄ノズルブロック ５・・・バキュームブレーカ ６・・・電　　　磁　　　弁 ７・・・通　　水　　部 ８・・・制　　御　　部 第　　２　　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）温水タンク内に設けた温水サーミスタと電磁弁お
   よび通水制御部からなり、温水サーミスタによって凍結
   水温レベルを検知し、電磁弁を開放して、通水部に水を
   流して凍結防止する凍結防止装置を備えてなることを特
   徴とする温水洗浄便座ユニット。
2. （２）凍結水温レベルを０℃とする請求項（１）記載の
   温水洗浄便座ユニット。