JPH0453352Y2 - - Google Patents

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JPH0453352Y2
JPH0453352Y2 JP6229987U JP6229987U JPH0453352Y2 JP H0453352 Y2 JPH0453352 Y2 JP H0453352Y2 JP 6229987 U JP6229987 U JP 6229987U JP 6229987 U JP6229987 U JP 6229987U JP H0453352 Y2 JPH0453352 Y2 JP H0453352Y2
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air
air guide
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headlight
path
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JP6229987U
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動二輪車のヘツドライト装置に関
し、ヘツドライトが格納される収容空間の暖気を
積極的に放出するようしたものである。
〔従来の技術〕
従来の自動二輪車では、例えば、特開昭59−
128068に開示されているように、後輪には水冷式
エンジンを搭載したスイング方式のパワーユニツ
トが装着され、ハンドルと前輪とを連結するヘツ
ドパイプの前方にはヘツドライトとラジエタとが
設けられ、これらをフロントカバー内に格納して
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の構造では、ヘツドライ
トがフロントカバー内に形成された収容空間に格
納されていたので、その発熱により温められた収
容空間内の暖気処理が必ずしも十分に行われてい
ないという問題があつた。特に夏季においてはフ
ロントカバー内の温度が高くなり易かつた。
本考案はこのような事情に基づいてヘツドライ
トの収容空間内の暖気を積極的に放出しようとす
るもので、その目的とするところは収容空間内の
暖気のよどみを防止できる自動二輪車のヘツドラ
イト装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ラジエタ用冷却風がラム圧によつて
導風路内を一定の流速で案内されていることに着
目し、その流速を巧みに利用して上記従来の問題
点を除去するものである。
これがため車体カバー内に形成されたヘツドラ
イトの収容空間とラジエタ用冷却風を導風口から
排風口へ案内する導風路とを離隔配設するととも
に収容空間と導風路とを連通する放気路を設け、 該導風路内の風流速を利用して該収容空間内の
暖気を放出促進できるように構成し前記目的を達
成するのである。
〔作用〕
以上の構成による本考案ではヘツドライトの発
熱による収容空間内の暖気は放気路を通し導風路
内に放出されるので収容空間内に暖気がよどむこ
とがない。
〔実施例〕
本考案に係る自動二輪車のヘツドライト装置の
一実施例を図面を参照して説明する。
(第1実施例) この実施例は第1図〜第3図に示される。
第3図において、自動二輪車は、前輪3と後輪
4との間に足載板7が設けられるとともに後輪4
に水冷式エンジンを搭載したスイング型のパワー
ユニツト6が設けられたスクータ型である。車体
2の前面にはフロントカバー9が設けられてい
る。なお、5はシート、8はハンドルである。
ここに、本ヘツドライト装置はヘツドライト2
0と収容空間30と放気路40およびラジエタ冷
却風の導風路50との関係において構成されてい
る。
ヘツドライト20は第1図に見られるようにラ
ンプ21、カツプ状の反射鏡体22、ケース23
およびこのケース23の開放部を覆う透窓24か
ら形成され、フロントカバー9の下方側に設けら
れた収容空間30に格納されるとともにヘツドパ
イプ12に固定された支持部材27によつて透窓
24がフロントカバー9の開口部11Dに臨みか
つフロントカバー9と同一面上に在するようして
取り付けられている。収容空間30は隔壁31と
支持板32とフロントカバー9とで囲まれた空間
であり、ヘツドライト20の環境保全のために略
密閉状態に形成されている。
一方、モータ17、フアン16が一体的に設け
られたラジエタ15は、フロントカバー9の上方
側に設けられた導風路50内に取り付けられてい
るい。導風路50は上記隔壁31と折板53とか
ら形成されるとともに車体2の下方側に向けて2
つのダクト55a,55bで分岐されている。
導風路50の一方側はフロントカバー9の上部
側に設けられ開口部11Uに臨む導風口51に連
なり、他方側は各ダクト55a,55bの終端に
形成される排風口56a,56bに連なる。ま
た、導風口51には整流と泥よけ機能をもたせた
整流板52,52,……,が設けられている。従
つて、ラム圧によつて形成された一定の流速をも
つ冷却風は途中でラジエタ15を冷却しつつ導風
口51から排風口56a,56bへ導風路50内
を案内される。フアン16は流速を一段と助長す
る。ここに、ヘツドライト20の収容空間30と
導風路50とは隔壁31によつて離隔配設されて
いるから、導風路50内に侵入した泥等が収容空
間30に侵入することがない。
しかし、このような構成ではヘツドライト20
の発熱に基づく暖気は収容空間30内によどみ不
都合である。これがため放気路40が設けられて
いる。
放気路40は収容空間30内の暖気を導風路5
0内の風流速を利用して積極的に放出させるため
のもので、この実施例では収容空間30と導風路
50とを離隔する隔壁31に設けられた貫通穴4
1とやや〓間をもつて配設された保護板42とか
ら形成されている。すなわち、保護板42はベン
チユリ効果を発揮させて暖気の放出促進を図ると
ともに導風口51から流入した泥等が収容空間3
0内に侵入することを阻止するものである。この
ため保護板42は導風路50の上流側を折り曲げ
て隔壁31に固定されている。
このように構成された本実施例においては、走
行中、導風口51から取り入れられた冷却風は導
風路50内においてラム圧によつて流速が高めら
れラジエタ15を冷却しつつ排風口56a,56
bに排出される。とともに貫通穴41と保護板4
2との〓間には冷却風の流速によつて負圧が形成
されるから収容空間30の暖気は放気路40を通
し能率よく導風路50内に放出される。
しかして、この実施例では、離隔配設されたヘ
ツドライト20の収容空間30と導風路50とは
放気路40によつて連通されているので収容空間
30内に暖気のよどむ余地はなくなり停車時に暖
気が乗員に吹きかかるという心配はなく、かつ収
容空間30内に空気は他の微小な〓間を通し流入
した新気(外気)と置換されるのでヘツドライト
20やその電気回路部品等の性能維持にも有益で
ある。
また、放気路40は、貫通穴41と保護板42
とから形成されているので導風路50内の流速を
巧みに利用して能率よく収容空間30内の暖気を
放出することができるとともに導風路50内に流
入した泥等が放気路40を通し収容空間30内に
侵入することがない。この点からもヘツドライト
20の環境保全の万全を期することができる。
また、ヘツドライト20は導風路50の下方側
に設けられているから、低速走行時はもとより停
止中であつても収容空間30の残暖気を放気路4
0を通し導風路50内に放出することができる。
なお、放気路40を貫通穴41の他保護板42
を含み構成して積極的な負圧形成を図つたが、導
風路50の形態をもつて一層の負圧を形成するこ
ともできる。この場合には保護板42を設けなく
ともよい。
(第2実施例) この実施例は第4図に示され、自動二輪車は第
1実施例の場合と同様なスクータ型である。第1
実施例と異なるところは、ヘツドライト20がフ
ロントカバー9内の上方側に設けられ、かつラジ
エタ15が下方側に設けられている。また、放気
路40はフロントカバー9内において収容空間3
0の上方側と導風路50とを連通するホースから
形成されている。その他の点については第1実施
例の場合と変わりはないので同一部分については
同一の符号を付するとともに説明を省略する。
したがつて、この第2実施例の場合にも導風路
50内の流速を利用して能率よく収納空間30内
の暖気を放出することができる。さらに、導風路
50内に流入した泥等が収納空間30内に侵入す
ることを完璧に防止することができる。
なお、以上の実施例では、放気路40はラジエ
タ15の上流側に設けたが、要は導風路50内の
流速を利用して暖気放出できればよいからその下
流側に設けて実施することもできる。
もとより自動二輪車はスクータ型に限定されず
ラジエタ冷却用導風路を備えた車種であればその
型式は不問である。
〔考案の効果〕
本考案は、車体カバー内にヘツドライトとラジ
エタとの収納空間を区画配設するとともに両者を
放気路で連通したのでヘツドライトの収納空間内
への泥等の侵入防止効果を阻害することなくヘツ
ドライトの収容空間内の暖気を能率よく放出でき
る、もつて車体カバーの容積を小さくでき外形の
自由度を向上できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動二輪車のヘツドライ
ト装置の第1実施例を示す要部側断面図、第2図
は同じく要部外観を示す斜視図、第3図は同じく
自動二輪車の全体外観図および第4図は第2実施
例を示す装置の要部側断面図である。 15……ラジエタ、20……ヘツドライト、3
0……収容空間、40……放気路、50……導風
路、51……導風口、56a,56b……排風
口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体カバー内に形成されたヘツドライトの収容
    空間とラジエタ用冷却風を導風口から排風口へ案
    内する導風路とを離隔配設するとともに収容空間
    と導風路とを連通する放気路を設け、 該導風路内の風流速を利用して該収容空間内の
    暖気を放出促進できるように構成したことを特徴
    とする自動二輪車のヘツドライト装置。
JP6229987U 1987-04-23 1987-04-23 Expired JPH0453352Y2 (ja)

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JP6229987U JPH0453352Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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JP6229987U JPH0453352Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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JPS63168177U JPS63168177U (ja) 1988-11-01
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JP6229987U Expired JPH0453352Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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JP6845766B2 (ja) * 2017-08-22 2021-03-24 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両及びラジエータ導風装置
JP7390238B2 (ja) * 2020-03-31 2023-12-01 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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JPS63168177U (ja) 1988-11-01

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