JPH0452952Y2 - - Google Patents

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JPH0452952Y2
JPH0452952Y2 JP12135787U JP12135787U JPH0452952Y2 JP H0452952 Y2 JPH0452952 Y2 JP H0452952Y2 JP 12135787 U JP12135787 U JP 12135787U JP 12135787 U JP12135787 U JP 12135787U JP H0452952 Y2 JPH0452952 Y2 JP H0452952Y2
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JP
Japan
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sealing member
metal tube
end surface
terminal
sheathed heater
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JP12135787U
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JPS6427885U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシーズヒータの両端開口部を封口する
ために用いるシーズヒータの封口部材に関する。
[従来の技術] 従来、シーズヒータは、第6図に示すように、
発熱線1とこの発熱線1の両端部に接続した端子
3とを金属管5内にて、この金属管5の軸上方向
に設け、無機電気絶縁材料7を介して充填固着し
たものである。このシーズヒータにおいては金属
管5の内部から外部までに端子3が突出して設け
られている。
金属管5の両端部内には封口部材9が設けられ
ている。封口部材9はシリコーンゴムなどのゴム
材料が用いられ、筒形状に形成されている。
したがつて、封口部材9は、その封口部材9の
軸方向の孔内に端子3を貫通した後に、金属管5
の両端部の内側に圧入される。
このようにして作られたシーズヒータでは、金
属管5内の無機電気絶縁材料7と外気との間が封
口部材9によつて遮断されるため、無機電気絶縁
材料7の外部への流出や外気の吸湿を防いでい
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、封口部材9はゴム材料が用いら
れているため軟らかく、端子3が偏心して金属管
5と端子3との間の絶縁距離が保てず、耐電圧不
良の要因となつていた。
また、このシーズヒータでは無機電気絶縁材料
7の充填密度を高めるために金属管5の外周から
ロールを用いて引き伸ばしが行われるが、この際
封口部材9が金属管5の内方向にもぐり込んだ
り、端子3が金属管5の内方向に引かれてしま
い、金属管5から突出している端子5の規定長が
得られなくなるという問題がある。
さらに、端子3は偏心を繰り返すと、端子3、
金属管5及び封口部材9のそれぞれの間に隙間が
できるため、金属管5の内部の無機電気絶縁材料
7が外部に流出してしまうという問題がある。
[考案の目的] 本考案の目的は、端子の偏心を防ぐとともにシ
ーズヒータの両端部に封口部材を強固に嵌合した
シーズヒータの封口部材を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案によれば、発熱線と該発熱線の両端部に
接続した端子とを金属管内にて該金属管の軸上方
向に無機電気絶縁材料を介して充填固着し、該金
属管の内部から外部にまで上記端子を突出したシ
ーズヒータと、上記金属管の内側端部面と上記端
子との間の空間部分に封入される筒形状の封口部
材において、該封口部材は軸方向に上記端子を貫
通する孔と、上記金属管の内側端部面に当接する
テーパ形状の側周面とを有し、上記封口部材の大
きな直径の一方端面から該一方端面より小さな直
径の他方端面に向け、かつ上記孔及び上記側周面
にかけて放射状に溝部を形成したことを特徴とす
るシーズヒータの封口部材が得られる。
[作用] このシーズヒータの封口部材によれば、シーズ
ヒータの両端部に封口部材を圧入すると、封口部
材の放射状の溝部が金属管により押されて狭まり
端子を強固に挟み込む。封口部材の圧入後には、
金属管の内面と端子の側周面との方向に常に力が
加わる状態となる。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案のシーズヒータの封
口部材の一実施例を示している。
実施例において、シーズヒータは、従来例にて
示した第6図のシーズヒータと同様なものを用い
るため図符号を同様にして詳しい説明は省略す
る。
図示のシーズヒータの封口部材11は、ポリエ
チレンあるいはポリプロピレン等の樹脂材料を用
いて筒形状に形成されている。
封口部材11には、軸上方向に端子3を貫通す
る孔13と、金属管5の内側端部面に当接するテ
ーパ形状の側周面15とが形成されている。
封口部材11の一方端面17は他方端面19よ
りも大きな直径を有している。封口部材11の他
方端面19の直径は金属管5の内径とほぼ等し
い。この封口部材11の一方端面15には孔13
から一方端面15の外周端にかけて放射状の溝部
21が形成されている。
溝部21はこの封口部材11の他方端面19に
向けて封口部材11の軸方向長の1/2以上の深さ
にまで形成されている。
今、封口部材11は、第2図に示すように、封
口部材11の孔13と端子3との軸方向を一致さ
せるとともに、封口部材11の他方端面19を金
属管5の端部に向けて、端子3を孔13に貫通さ
せる。そして金属管5の内側端部面5aとこの内
側端部面5a内に位置する端子3との間の空間部
分には、封口部材11が圧入される。
圧入された封口部材11は、第3図及び第4図
に示すように、溝部21が挟まるように、金属管
5の内側端部面5aによつて押圧されて、封口部
材11の孔13の内面が端子3の外周面を挟み込
む。
このように、シーズヒータの端部に嵌合された
封口部材11は、第5図の矢印にて示すように、
金属管5の内側端部面5aの向きと、端子3の外
周面との向きに力が加わり、金属管5の端部を強
固に封口する。
[考案の効果] 以上、実施例により説明したように本考案のシ
ーズヒータの封口部材によれば、封口部材に放射
状の溝部を形成して、この封口部材をシーズヒー
タの金属管の端部に圧入したため、金属管の端部
内側面と端子の外周面とを強固に保持出来る。
このため、端子は偏心が防げるとともに、端子
の軸方向での引つ張りが発生せずシーズヒータの
端部をしつかりと封口することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシーズヒータの封口部材の一
実施例を示す斜視図、第2図は第1図の封口部材
とシーズヒータとを示す断面図、第3図は第2図
の封口部材をシーズヒータに圧入した状態の平面
図、第4図は第3図の−断面図、第5図は封
口部材の圧力方向を示す説明図、第6図は従来の
封口部材をシーズヒータに圧入した状態の断面図
である。 1……発熱線、3……端子、5……金属管、7
……無機電気絶縁材料、11……封口部材、13
……孔、21……溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱線と該発熱線の両端部に接続した端子とを
    金属管内にて該金属管の軸上方向に無機電気絶縁
    材料を介して充填固着し、該金属管の内部から外
    部にまで上記端子を突出したシーズヒータと、上
    記金属管の内側端部面と上記端子との間の空間部
    分に封入される筒形状の封口部材において、該封
    口部材は軸方向に上記端子を貫通する孔と、上記
    金属管の内側端部面に当接するテーパ形状の側周
    面とを有し、上記封口部材の大きな直径の一方端
    面から該一方端面より小さな直径の他方端面に向
    け、かつ上記孔及び上記側周面にかけて放射状に
    溝部を形成したことを特徴とするシーズヒータの
    封口部材。
JP12135787U 1987-08-07 1987-08-07 Expired JPH0452952Y2 (ja)

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JP12135787U JPH0452952Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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JP12135787U JPH0452952Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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JPS6427885U JPS6427885U (ja) 1989-02-17
JPH0452952Y2 true JPH0452952Y2 (ja) 1992-12-11

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JP12135787U Expired JPH0452952Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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JP3702257B2 (ja) 2002-08-23 2005-10-05 ファナック株式会社 ロボットハンドリング装置

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JPS6427885U (ja) 1989-02-17

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