JPH045121A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

Info

Publication number
JPH045121A
JPH045121A JP10315190A JP10315190A JPH045121A JP H045121 A JPH045121 A JP H045121A JP 10315190 A JP10315190 A JP 10315190A JP 10315190 A JP10315190 A JP 10315190A JP H045121 A JPH045121 A JP H045121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
wind
evaporator
freezing
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10315190A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Otsu
英一 大津
Toshikatsu Ito
伊藤 敏勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10315190A priority Critical patent/JPH045121A/ja
Publication of JPH045121A publication Critical patent/JPH045121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用空気調和装置における風速センサを
用いた蒸発器の凍結検出手段に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、実開昭60−192610号公報の4頁
7行目から16行目に記載のように、蒸発器の凍結し易
い部分に凍結セン、すを設け、凍結検出後は、蒸発器温
度で所定値に保つサーモスタット制御に移行することと
なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、吸込空気温度が低く、蒸発器温度をO
′C以下に冷やして除湿する低外気温時の除湿運転につ
いて考慮がされておらず、蒸発器温度では、プロワモー
タのロックなどで凍結しても、温度が変わらず、判定が
困難である問題があった。
本発明の目的は、吸込空気温度が低い場合でも、蒸発器
の完全凍結を防止し、空気調和を継続させることにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、空気の送風機、
送風空気を冷却する蒸発器、前記蒸発器に冷媒を循環さ
せる圧縮機、前記圧縮機と動力源を断続する制御手段よ
りなる自動車用空気調和装置において、 前記蒸発器の下流に通過空気の風速を検出する手段を設
け、さらに、前記制御手段が、あらかじめ与えられた前
記送風機の送風量と、これに関する送風機の物理量との
関係を使用して、検出した前記物理量から風速の所定値
を定め、前記風速の検出値が前記所定値より少ない場合
、前記圧縮機と動力源を分離する手段をもつようにした
ものである。
〔作用〕
本発明では、送風機の送風量に関する物理量から、吹出
空気の予測風速が求められ、風速センサによる検出値と
比較することにより、蒸発器凍結の判定が行なえる。凍
結との判定によって、前記圧縮機を動力源から分離し、
冷却を停止させるので、完全凍結に至らず、空気調和を
継続することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第13図に基づい
て説明する。
第1図に、本実施例のブロック図を示す。つまり、次の
五つの装置からなる。熱交換装置1.熱交換装W1を制
御する空調用電子制御装置2.冷房用の圧縮機3.圧縮
機3を制御する圧縮機用電子制御装w4、および、エン
ジン制御用電子制御装置5などからなる。
熱交換装置ll及び空調用電子制御装置2は、特開昭6
1−205504号公報の第1図などで、公知の装置で
ある。
本実施例の概要を説明する。熱交換装置1は、次の三つ
のユニットからなる。車室の内気6、あるいは、外気7
の吸込み割合を制御するインテークドア8.そして、モ
ータ9で駆動されるブロワ10からなるインテークブロ
ワユニット11・圧縮機3で循環される冷媒の蒸発潜熱
で、空気を冷却する蒸発器12を内蔵するクーリングユ
ニット13゜冷却した空気を再加熱する割合を制御する
二枚のエアミックスドア14,15.エンジンの冷却水
(温度、約80°C)を利用するヒータ16゜そして、
上体へ吹出すベント吹出17と足元へ吹出すフロア吹出
18の割合を制御するモードドア19を内蔵するヒータ
ユニット20である。
空調用電子制御装置2は、操作盤に設けた温度設定レバ
ーに連動するボリューム21で与えられる目標温度Ts
に、車室内がなるように熱交換装置1を制御する。
車室内の温度T、は、天井に設けた上部車室内温度セン
サ22、及び、足元に設けた下部車室内温度センサ23
で検出し、さらに、外気温度センサ24の検出値Ta、
及び、日射量センサ25の検出値2より、ベント吹出1
7及びフロア吹出18の目標温度T a u o 、 
T a t oを決める。
インテークドア8は、ベント吹出温度センサ26で検出
するベント吹出温度T a uとその目標値Tduoの
温度差Tduo  ’rduが小さい程、内気吸込み割
合が大きくなるように制御する。
ブロワ10のモータ9は、TrとTsの温度差の絶対値
I Ts−TrIが大きい程、風量が増すように電圧■
ヨを増加する。つまり、T、により風速が決まる。
エアミックスドア114は、温度差(Tdu。
Tdu)が小さい程、ヒータ16をバイパスする風量割
合を増加する。
エアミックスドアl115は、後述するフロア吹出風速
センサ27で検出するフロア吹出温度Td1とその目標
値T++toの温度差(T a t o  T da 
)が小さい程、ヒータ16をバイパスする風量割合を増
加する。つまり、風速センサ27により、温度制御を行
なう、第五の発明である。
モードドア19は、Ta、Zより決めた。ベント吹出1
7とフロア吹出18の配風比になるよう。
フロア吹出18に設けたフロア吹出風速センサ27を使
って制御する。つまり、風速センサ27は、配風割合を
決めるモードドア19の下流に設けられ、その検出値に
より、配風制御を行なう、第四の発明である。
風速センサ27は、日産自動車(株)発行のサービス周
報第491号(B L−14)昭和58年10月発行の
■−64頁からll−65頁で公知のエアフローメータ
と同じ原理である。すなわち、二つのサーミスタセンサ
からなり、一つは、吹出空気温度Tdtを計るセンサで
、もう一つは、一定温度になるように発熱させるための
センサである。
風速Gは、後者のセンサに印加した電流を温度Td1で
補正して求める。
圧縮機用電子制御装置4は、空調用電子制御装置2から
受ける情報、蒸発器12の入口空気温度センサ28の検
出値Tt、及び、出口空気温度センサ29の検出値Te
、そして、エンジン回転数センサ30の検出値Neによ
り、圧縮機3のマグネットクラッチ31、及び、制御弁
コイル32を制御する。その詳細は、第2図から第12
図のフローで説明する。
エンジン制御装置5は、5産自動車(株)発行のサービ
ス同報第578号(YAI−1,YBI−1)、昭和6
2年6月発行のB−62頁からB−65頁に記載の装置
と同様の機能を持つ。すなわち、エアフローメータ33
で検出するエンジン吸入空気量で決まる基本噴射量(T
p )に、エンジン回転数センサ30の検出値等で決ま
る補正値Coを加えて、燃料噴射量を決め、エンジンに
燃料を供給するインジェクタ34の燃料噴射時間を制御
している。
次に、圧縮機用電子制御装置4の動作を、制御を行なう
ための演算や判断などを行なう、マイクロコンピュータ
の処理フローを使って説明する。
本実施例のマイクロコンピュータは、中央制御袋W(以
下、cpu)、処理手順(プログラム。
定数)を記憶するリードオンリメモリ(以下、ROM’
)、、データを記憶するランダムアクセスメモリ(以下
、RAM)、入出力端子(以下、l10)、アナログ−
ディジタル変換久方端子(以下。
A/D)、任意幅パルス出力端子(以下、PWM)、そ
して、シリアル通信入呂力端子(以下、5CI)を内蔵
する。たとえば、(株)日立製作所製マイクロコンピュ
ータHD6305Zである。
マイクロコンピュータには、基本サイクルを決める発振
器を構成するI M Hzの周波数をもつ水晶発振子が
接続されている6マイクロコンピユータのプログラムは
、繰返し実行する、第2図のバック・グラウンド・ジョ
ブ(以下、BGJ、本実施例の実行周期、約0.1 秒
)と、時間割込み機能を用い、一定時間間隔(本実施例
では、5ミリ秒)で実行する、第3図のタイマ・ジョブ
(以下、TIMER)よりなる。
第2図のBGJは、エンジンスイッチで起動後、ステッ
プ100で、Ilo及びRAMなどの初期化を行ない、
その後、ステップ101からステップ109の処理を繰
り返す。
ステップ101では、空調用電子制御装置2との間で、
SCIを使ってデータ通信を行なう。空調用電子制御装
置2からは、次の情報を受信する。
インテークドア8の位置、フロア吹出の配風比R,t 
lモータ9の電圧■1.外気温度Ta、ベント吹出17
の目標温度TduO1そして、検出温度Tduである。
ステップ102では、A/Dを介して、入口空気温度セ
ンサ28の検出温度Ts、出口空気温度センサ29の検
出温度Te、そして、エンジン回転数センサ30の検出
回転数Neを入力する。
ステップ103では、第4図に示す計算を行なう。ステ
ップ300では、ヒータ16による加熱割合を温度差(
Tdu−Te)で捕え、図の特性に従って、単位時間当
たりの、T 110上昇の許容値Ta史+mを決める。
ステップ301では、ステップ300と同様に、図の特
性に従って、単位時間当たりの蒸発器出口空気の目標温
度Tea上昇の許容値T dt i mを決める。ステ
ップ302では、ステップ101で受信したTa、及び
、インテークドア8の位置の情報より、図の特性でT 
e aを決める。
第2図に戻り、ステップ104では、急速冷房のための
最大容量側固定制御にするか、負荷に応じて制御するノ
ーマル制御にするか、第5図のフローで判定する。ステ
ップ400では、RAMに定義する急速冷房中であるこ
とを示すフラグFcがセット、すなわち、1であるかど
うかを判定する。真のときは、ステップ401で、Td
uが目標値T duoより冷えたかどうかを判定する。
偽の場合は、ステップ402へ進み、Tduoが急速冷
房制御を必要とするレベルT du cより低いか否か
を判定する。偽の場合は、ステップ403で、フラグF
cをクリアし、急速冷房制御終了を示すフラグFsを1
にする。
ステップ400で偽の場合は、ステップ404へ進み、
フラグFsが1であるかどうかを判定し。
真の場合、ステップ405で、フラグFcをOにする。
第2図に戻り、ステップ105では、フラグFcが1で
あるか判定し、真の場合は、ステップ106で、制御弁
コイル32の目標通電電流I 5O1oをOA、最大容
量側固定状態にする。一方、ステップ107では、第6
図に示す制御を行なう。
ステップ500では、蒸発器12の凍結の可能性を温度
差Tea  Teで判定し、ステップ501で、分岐す
る。
ステップ502では、冷却の必要性を、温度差Tduo
  Tduで判定し、T a uが低温の場合は、ステ
ップ503で、Td副制御判定をし、ステップ504で
、Te制御を示すフラグFtをOにする。
ステップ501で、真に判定の場合は、ステップ505
で、フラグF【を1にする。
ステップ506では、フラグF、が1であるか否かを判
定し、1の場合は、ステップ507でTe制御を、Oの
場合は、ステップ508でT。
制御をする。それぞれの制御の詳細は、第7図。
及び、第8図に示す。
第7図のフローを説明する。ステップ600では、フラ
グFtが前回1であるかどうかを判定する。ステップ6
01で、Teaが現在の出口空気目標温度Teozより
上昇しているかどうかを判定する。真の場合は、ステッ
プ602で、Teaの上昇制限処理の実行時間を示すフ
ラグFeが1であるかどうかを判断する。なお、フラグ
Feは、後述する第3図のフロー、TIMERでセット
される。
ステップ603では、フラグFeをOにし、ステップ6
04で温度差T e a  T e o iが上限値T
 e o mを越えるかどうかを判定する。ステップ6
05では、増加分をTeamとして、新たなT e o
 x とし、ステップ606では、Teaを新たなTe
oi とする。
ステップ601で偽の場合は、ステップ607で、フラ
グFeをOにし、ステップ606へ進む。
ステップ600で偽の場合は、ステップ608で、フラ
グFeをOにする。ステップ609では、Teaが現在
の8口空気温度Teより上昇しているかどうかを判定す
る。真の場合は、ステップ610で、温度差(Teo 
 Te)が上限値Teomより高いかどうかを判定する
。ステップ611では、増加分をTeamとして新たな
Teoi とする。
ステップ612では、積分処理の実行時間を示すフラグ
Ft が1であるかどうか判定する。真の場合は、ステ
ップ613で、フラグF+ をOにする。ステップ61
4では、温度差(Tea!−Te)に係数に/Tをかけ
、積分項I+ に加える。
ステップ615では、積分項I+ が上限値11maX
を越えるかどうか判定し、真の場合は、ステップ616
で、LをI 1ma!に置き換える。ステップ617で
は、積分項工1が下限値I l+alnを下回わるかど
うかを判定し、真の場合、ステップ618で、It を
I 1ainに置き換える。
ステップ619では、温度差(T e o t  T 
a )に係数Kをかけ、積分項■、を加えて、制御弁コ
イル32の通電電流I sat を決める。
Ta制御の詳細を、第8図により説明する。ステップ7
00では、フラグF工が前回1であるかどうかを判定す
る。ステップ701で、T duoが現在のベント吹出
目標温度T duoiより上昇しているかどうかを判定
する。真の場合は、ステップ702で、Tduoの上昇
制限処理の実行時間を示すフラグFdが1であるかどう
かを判断する。なお、フラグFdは、後述する第3図の
フローTIMERでセットされる。
ステップ703では、フラグF、を○にし、ステップ7
04で温度差(Tduo−TdUoりが上限値T du
o+aを越えるかどうかを判定する。ステップ705で
は、増加分をT duomとして、新たなT a u 
o iとし、ステップ706では、Tduoを新たなT
duozとする。
ステップ701で偽の場合は、ステップ707で、フラ
グFdをOにし、ステップ706へ進む。
ステップ700で偽の場合は、ステップ708で、フラ
グF、をOにする。ステップ709では、Tduoが現
在のベント吹出温度TdlIより上昇しているかどうか
を判定する。真の場合は、ステップ710で、温度差(
T’、+uo  T−u)が上限値T duomより高
いかどうかを判定する。ステップ711では、増加分を
T duoIlとして新たなTauoiとする。
ステップ712では、積分処理の実行時間を示すフラグ
F、が1であるかどうか判定する。真の場合は、ステッ
プ713で、フラグF1を0にする。ステップ714で
は、温度差(T duon −T du)に係数に/T
をかけ、積分項工、に加える。
ステップ715では、積分項■盪が上限値I imaX
を越えるかどうか判定し、真の場合は、ステップ716
で、11をI imaXに置き換える。ステップ717
では、積分項工1が下限値I 1411を下回わるかど
うかを判定し、真の場合、ステップ718で、IIをI
 t+ainに置き換える。
ステップ719では、温度差(T、+uor  Tdu
)に係数Kをかけ、積分項工、を加えて、制御弁コイル
32の通電電流I SQL を決める。
第2図に戻り、ステップ108へ進む。第9図に、その
詳細を示す。
ステップ800では、エンジン回転数センサ30の検出
値Neにより、図示特性でアイドル安定処理の必要性を
判定する。要の場合は、フラグF、を1にし、ステップ
801の判定を経て、ステップ802へ進む。
ステップ802では、蒸発器12の熱負荷を、入口空気
温度Teとモータ9の電圧v1の積で求め、圧縮機3の
オン・オフに応じて、l5oaU を求める。ステップ
803では、ステップ106、あるいは、ステップ10
7で決めたI sowが、l5oaU より大きいかど
うか判定する。真の場合は、ステップ804で、マグネ
ットクラッチ31をオフさせ、ステップ805で、I 
son を最大電流Is。9.xにする。
ステップ806では、蒸発器12の熱負荷に応じて、I
 sow L  を求める。ステップ807では、I 
socがI sow L以上かどうかを判定する。真の
場合は、ステップ808で、マグネットクラッチ31を
オンさせることを可とするマグネットクラッチ31をオ
ンさせることを可とするフラグRAMに記憶させる。
ステップ809では、l5otU をI sotとし、
ステップ810では、I socに応じて、マグネット
クラッチ31をオンさせることが可であるかどうかを判
定する。
第2図に戻り、ステップ109へ進む。第10図に、そ
の詳細を示す。
ステップ900では、ステップ108の判定がオンであ
るかどうかをRAMに記憶したフラグで判定する。ステ
ップ901では、温度差(Tea!−Te)により、凍
結の可能性を判定し、ステップ902では、その結果に
より分岐する。
ステップ903では、吹出口とモータ9の電圧■、によ
り、あらかじめ与えられた図の特性により、風速センサ
27が検出するべき風速に、所定の係数(本実施例では
、0.6)をかけた風速G。
を算出する。ステップ904では、風速差(GGJ)で
、凍結の有無を判定し、ステップ905では、その結果
により分岐する。
つまり、GJが送風量に関する物理量V鳳より決める所
定値であり、検出値GがGJより少ない場合、後述する
ステップ907で圧縮機を停止する。
ステップ906では、マグネットクラッチ31をオンし
、制御弁コイル32の電流がI satになるようにP
WM出力で制御する。
本実施例の圧縮機3は、制御弁コイル32の電流I s
onが増加する程、吐出容量が減少するように動作する
ステップ907では、マグネットクラッチ31をオフと
、ステップ908で、制御弁コイル32の電流が最大I
 satmaxになるようにPWM出カで制御する。
次に、第3図により、TIMER処理を説明する。ステ
ップ150では、積分処理の実行周期(本実施例では、
500ミリ秒)を計数する、RAMに設けたカウンタc
lをカウントアツプする。ステップ151では、カウン
タC,が実行周期に相当する数Coo(本実施例では、
100=50015)になったかどうか判定する。真の
場合は、ステップ152で、フラグF、を1にし、カウ
ンタC1をOに戻す。
ステップ153では、Tduoの上昇制限処理の実行周
期を計数するカウンタCa をカウントアツプする。ス
テップ154では、カウンタCdが実行周期に相当する
数CdOになったかどうかを判定する。真の場合は、ス
テップ155で、フラグFdを1にし、カウンタC4を
0に戻す。
ステップ156では、 ’reoの上昇制限処理の実行
周期を計数するカウンタCeをカウントアツプする。ス
テップ157では、カウンタC6が実行周期に相当する
数Ceoになったかどうかを判定する。真の場合は、ス
テップ158で、フラグFeを1にし、カウンタCeを
Oに戻す。
以上の処理が終了すると、第2図のフローに戻り、タイ
マ割込みがかかった次のステップから、処理を再開する
本実施例によれば、車室内への吹出空気の温度制御や配
風量制御を行なう風速センサにより、蒸発器の凍結を検
出でき、安価なコストで、検出精度の優れたシステムを
提供することができる。
第二の実施例は、ステップ101で、V mに代わり、
車室内気温度Tr及び目標温度Tsを受信する。そして
、ステップ903で、第11図の特性により、GJ を
算出する。つまり、第二の発明である。ブロア10のモ
ータ9は、前述のように、TsTrlにより、印加電圧
■、が決まるので、第一の実施例と実質的に等しい効果
が得られる。
第三の実施例は、第10図のクラッチ制御を、第12図
のようにしたものであり、第三の発明に対応する。ステ
ップ900からステップ904、及び、ステップ907
.ステップ908は、変わらないので、説明を省略する
ステップ905で、風速Gにより、蒸発器12が凍結し
たと判定したとき、ステップ909で、制御弁コイル3
2の電流I Sol を最大I SOffimaいとす
る。ステップ906では、制御弁コイルの電流がI s
atになるよう、PWM出力で制御する。
圧縮機3が吐出容量をほぼ0になる場合は、第三の実施
例でも凍結の進行を止めることができ、しかも、クラッ
チ31の断続による揺動を防ぐことができる。
第四の実施例は、SCI端子を使った、空調用電子制御
装置2との通信であるステップ101で、ステップ90
9実行の有無を送信するものであり、第六の発明に対応
する。
空調用電子制御装置2は、5産自動車(株)発行の新型
車解説書インフィニティQ45 (G50型系車、G5
0−1)、1989年10月発行のE−62頁からE−
64頁に記載のような自己診断機能をもっており、受信
した凍結発生情報を表示することにより、市場における
修理の手助けができる。
第五の実施例は、第2図のステップ109のクラッチ制
御を第13図の処理としたものであり、第七の発明に対
応する。
ステップ950では、ステップ102で入力したTeが
、所値定TepC本実施例では、3℃)より高く、全く
凍結していないかどうかを判定する。
真の場合、ステップ951で、モータ9の電圧V、を係
数Rgoで割り求めた標準風速と検出風速Gとの比を求
め、後述するステップ952の係数Rg を求める。
ステップ900からステップ903まで、第10図と同
じ処理を実行し、ステップ952て、GIに補正のため
の係数R3をかけ、検出風速Gとの差で、マグネットク
ラッチ31のオン・オフを判定する。
本実施例によれば、モータ9の電圧■、と吹出し風速の
関係が随時、校正されるので、凍結の誤判定を防止する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、蒸発器の凍結を風速センサで検出する
ので、吸込空気温度がO″CC以下凍結の問題を起こす
ことなく除湿できるので、窓ガラスの曇りを低外気温ま
で防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図から第
13図は第1図のマイクロコンピュータに記憶させるフ
ローチャートである。 3・・・圧縮機、4・・圧縮機用電子制御装置、9・・
・モータ、12・・蒸発器、27・・・風速センサ、3
1・・フグネットクラッチ、32・・・制御弁コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.空気の送風機、送風空気を冷却する蒸発器,前記蒸
    発器に冷媒を循環させる圧縮機、前記圧縮機と動力源と
    を断続する制御手段よりなる自動車用空気調和装置にお
    いて、 前記蒸発器の下流に通過空気の風速の検出手段を設け、
    前記制御手段が、あらかじめ与えられた前記送風機の送
    風量とこれに関する前記送風機の物理量との関係を使用
    して、検出した前記物理量から風速の所定値を定め、前
    記風速の検出値が前記所定値より少ない場合、前記圧縮
    機と動力源とを分離する手段を設けてなることを特徴と
    する自動車用空気調和装置。
JP10315190A 1990-04-20 1990-04-20 自動車用空気調和装置 Pending JPH045121A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10315190A JPH045121A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 自動車用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10315190A JPH045121A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 自動車用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH045121A true JPH045121A (ja) 1992-01-09

Family

ID=14346506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10315190A Pending JPH045121A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 自動車用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH045121A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030041564A (ko) * 2001-11-20 2003-05-27 기아자동차주식회사 자동차용 에어콘 증발기의 아이싱 방지 장치
KR100398265B1 (ko) * 2001-09-06 2003-09-19 현대자동차주식회사 차량 에어콘의 증발기 결빙 방지 시스템
KR100737156B1 (ko) * 2006-10-31 2007-07-06 주식회사 두원공조 냄새 개선을 위한 공조 송풍기 속도 제어 장치 및 그 방법
US7451610B2 (en) 2004-02-16 2008-11-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Vehicle air conditioning system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398265B1 (ko) * 2001-09-06 2003-09-19 현대자동차주식회사 차량 에어콘의 증발기 결빙 방지 시스템
KR20030041564A (ko) * 2001-11-20 2003-05-27 기아자동차주식회사 자동차용 에어콘 증발기의 아이싱 방지 장치
US7451610B2 (en) 2004-02-16 2008-11-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Vehicle air conditioning system
KR100737156B1 (ko) * 2006-10-31 2007-07-06 주식회사 두원공조 냄새 개선을 위한 공조 송풍기 속도 제어 장치 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070209789A1 (en) Air-conditioning system
JPH0754207B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JPH07198236A (ja) ヒートポンプ系統における空気流れ遮断検出方法
JP2000094942A (ja) 電気自動車用空調装置
JPS6241134B2 (ja)
US20020069656A1 (en) Air- conditioning device for a vehicle and device for controlling an engine for a vehicle
US5335514A (en) Vehicle air conditioner refrigeration, automatic variable set point evaporator system therefor
US8181473B2 (en) Refrigeration cycle device, and air conditioner for vehicle
JPH045121A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH09210516A (ja) 熱ポンプ式空気調和機の除霜方法
JPH0914735A (ja) マルチシステム空気調和機
US7181922B2 (en) Automotive air conditioner
JPH0438219A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS62181910A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0438223A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH05178061A (ja) 車両用空調装置の補助ヒータ制御装置
JPH048625A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH09109653A (ja) 車両用空調装置
JP2000247127A (ja) 車両用空調装置の制御装置
KR20040102882A (ko) 증발기 아이싱 방지 제어방법
JP3264062B2 (ja) 車両用空調装置
JPS62178415A (ja) 車両用空気調和装置
JPH086989B2 (ja) 冷凍サイクル制御装置
JPS61102306A (ja) 車輛用空気調和装置
KR100237927B1 (ko) 공기 조화기 구동 방법