JPH0451194B2 - - Google Patents

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JPH0451194B2
JPH0451194B2 JP60026500A JP2650085A JPH0451194B2 JP H0451194 B2 JPH0451194 B2 JP H0451194B2 JP 60026500 A JP60026500 A JP 60026500A JP 2650085 A JP2650085 A JP 2650085A JP H0451194 B2 JPH0451194 B2 JP H0451194B2
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Japan
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light emitting
emitting means
winning
circuit
specific
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Kenkichi Nakajima
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Heiwa Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、特に遊戯において特定の条件が生じ
たときに遊戯者に所定の利益を与えるようにした
パチンコ機における改良に関する。
<従来の技術> 盤面上に複数のランプの各々により指定される
入賞口を幾つか設けて置き、これらを択一的に、
または適当な組合せで点滅させ、丁度点灯したと
きにその点灯した入賞口に入賞する遊戯球があつ
た場合には、遊戯者に所定の利益状態を与えるよ
うにしたパチンコ機は公知である。
所定の利益状態とは、例えば或る一定の時間に
亘り、特定の変動入賞装置を開きつぱなしにする
とか、何回かに亘り開閉動作を繰返させるとか、
更にはまた複数の入賞装置群を一斉に開くとかで
ある。
<発明が解決しようとする問題点> 上記した従来例においては、遊戯者への所定の
利益状態が生起し得る確率は常に一定である。
換言すれば、パチンコ機の制御回路の方でそう
した利益状態の成立確率を状況により変更しよう
とする考えはない。
従つて、釘の調整等により、ランプにより指定
された入賞口に遊戯球が入り易くする等して当該
利益状態の発生確率を高めた台は、釘を再調整し
ない限り、当該確立は概ね高いままとなるし、低
く設定されたものは容易には高くならず、ために
人気台とそうでない台とが大きく片寄る不都合が
出る。
これは勿論、店にとつて遊戯者にとつても望ま
しいことではない。
そうかと言つて、パチンコ店の方でその日毎
に、或いはその目のの中でもその時々の出球具合
を見て、利益状態の発生確率を意図的に操作でき
るようにしたのでは、遊戯者の不信を招くことに
なり、やはり望ましくない。
そこで、本発明はこうした従来の実情にに鑑
み、発光手段の点滅を遊戯に利用するパチンコ機
において、パチンコ店側では、ないしは制御回路
系側で、固定的に遊戯者への利益状態の発生確率
を操作するのではなく、遊戯盤面において遊戯者
を為した遊戯行為の如何により、利益状態の発生
確率が変わるようにしたパチンコ機を提供せんと
するものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記目的を達成するため、 『盤面にn個の発光手段と、該各発光手段によ
り夫々個別的に指定されるm個の入賞口を設ける
と共に、各発光手段が点灯しているときにその発
光手段が指定する入賞口に入賞する遊戯球があつ
た場合には、遊戯者に所定の利益状態を与えるよ
うにしたパチンコ機において; 該n個のの発光手段の中から該nより小さい数
i個の発光手段を選択する組合せを時間Tc毎に
変えながら該時間Tc内にあつてその時に選択さ
れている組合せ中の上記i個の発光手段を点滅さ
せるモードを通常の点滅モードとする一方; 特定の入賞口を設けておき; 該特定入賞口に遊戯球が入賞した場合には、上
記n以下で上記iよりは大きな数j個の発光手段
を継続的に点滅させる特定点滅モードを生起さ
せ; もつて該特定点滅モード下では点灯している入
賞口へ遊戯球が入賞する確率を高めたことを特徴
とするパチンコ機。』 を提供する。
<作 用> 上記本発明の要旨構成中にあつて用いられてい
る一般数値関係は次のようになつている。
i<j≦n … n=m,or n≠m … しかして、本発明の作用は上記数値関係にあつ
て具体的な数値例を挙げると理解し易い。
発光手段の個数としてn=3個を選び、この中
からi個の組合せを選択するに際してi=1とし
たとしよう。
このようにした場合には、 『該n個の発光手段の中から該nより小さい数
i個の発光手段を選択する組合せを時間Tc毎に
変えながら該時間Tc内にあつてその時に選択さ
れている組合せ中の上記i個の発光手段を点滅さ
せるモードを通常の点滅モードとする一方;』 なる構成要件は、 『通常の点滅モード下では、三個の発光手段の
中から一つの発光手段を選択して時間Tcに亘つ
て点滅させたならば、次の時間Tcに亘つては別
な一つの発光手段を点滅させるようにする』 と読み換えることができる。
次にまた、n個の発光手段が夫々複数の入賞口
を指定することもなく、且つ重複することもない
と想定しよう。即ち、一個の発光手段は夫々他の
指定するものとは異なる一つの入賞口をのみ、指
定するものとする。
こうした場合、当然、n=m、従つて上記数値
例ではm=3になる。
更に、上記数値jにも数値3を選んだものとし
よう。すると、本発明要旨中、特定入賞口に入賞
する遊戯球があつた場合以降の特定点滅モードに
関する限定、 『該特定入賞口に遊戯球が入賞した場合には、
上記n以下で上記iよりは大きな数j個の発光手
段を継続的に点滅させる特定点滅モードを生起さ
せ;』 は、 『特定入賞口に入賞する遊戯球があると、特定
点滅モードが生起し、盤面上にて三つの発光手段
が同時に点滅を始める』 と読み換えることができる。
従つて顕かなように、当該遊戯者への利益状態
が成立する確率は、当該特定モード下においてそ
れ以前の通常の点滅モード下に比し、単純に考え
ても三倍にまで高められる。
上記動作を更に簡単にまとめてみると、普通は
通常点滅モードとして、三つの発光手段の中の一
つが順番に点滅を繰返しており、どれか一つが点
灯したタイミングにその発光手段が指定する入賞
口への入賞球があつた場合にのみ、遊戯者への所
定の利益状態が生ずる。
そして、特定入賞口に入賞する遊戯球があつた
場合には、特定点滅モードが生起して三つの発光
手段が全部、一斉に点滅を始める。
すなわち、本発明の重要な一つの目的である、
「遊戯者の遊戯行為に基いての利益状態成立確率
の変更」が行なわれたことになる。
こうして確率の高まつている三つの入賞口のい
づれか一にでもその点灯タイミングに合致した入
賞が成就すると、再び利益状態が成立する。
このときの利益状態は、通常点滅モード下にお
いて発生した利益状態と同じであつても良いし、
異なつてしても良い。
また、通常の点滅モードにおける時間Tc内で
の点灯時間乃至点滅周期と特定点滅モード下にお
ける点滅周期とは要すれば互いに異なるようにし
ても良い。
更に、特定入賞口の設置部位は、要旨において
は限定されるものではなく、盤面上のどこでも良
いが、例えば通常モード下において発生した利益
状態に基き稼動する変動入賞装置内に設けるよう
にすると、より一層の興味をひくものとなる。
勿論、上記した所における数値例は、単に本発
明の理解をた易くするためだけのものである。
従つて、要旨構成中における通り、一般数値に
置換した結果、一つの発光手段が複数の入賞口を
指定するとか、幾つかの発光手段が重畳して一つ
の入賞口を指定するようになつていても良い。
そうした場合には一般に発光手段の総数nと入
賞口の総数mとは異なつたものとなるし、通常の
点滅モード下においても、複数個の発光手段が交
互に組合せを変えて点滅するようにもできる。
但し、限定的ではないものの、各発光手段とそ
れが指定する入賞口とを互いに隣接する位置に配
したり、或いは物理的に一つの部材として一体に
成形して置くと、どの発光手段がどの入賞口を指
定しているのかを遊戯者に直感的に表示すること
ができ、大いに望ましい。
<実施例> 以下、第1図から第3図に即し、本発明の実施
例に就いて説明する。
第1図には利益状態の提供装置として、盤面の
中央に変動入賞装置1を有する本発明実施例とし
てのパチンコ機の正面概略構成が示されている。
第2図はこの実施例で用いた第1図示変動入賞装
置1の拡大正面概略構成で、第3図は本発明制御
方法を具現する回路系の一例を示している。
利益状態の提供装置としての変動入賞装置1は
所謂“役物”と呼ばれるものだが、本発明は直接
にこれの具体的構成の如何を限定するものではな
い。逆に言つてどのような変動入賞装置をも使う
ことができる。この実施例に用いるものは、そう
した中でも飛行機を模したものとなつている。
この変動入賞装置1の基本的な構成や大略的な
意匠は既に公知であるので簡単に説明するに留め
るが、第3図中、当該変動入賞装置の駆動制御回
路としてのソレノイド・ドライブ回路2及びソレ
ノイド3により、通常は閉じている一対の翼4,
4が矢印Fに沿つて選択的に第2図中で斜線を付
した位置にまで開くと、遊戯球を受け入れ易い状
態となる。
翼4が開いている間にこの入賞装置に入賞した
遊戯球は、前下がりの“滑走路”5に落ち、ここ
を転動して最下部手前に設けられている三つの通
路口6,7,8のいづれかを介し、機内に取込ま
れていく。
後述のように、本実施例では三つの通路口の
中、両側の入賞口6,8は通常の入賞口と同様
に、単に入賞してきた遊戯球毎に所定の数の賞球
を排出するためにのみ、用いられるが、後述のよ
うに、一回の利益状態発生当たり変動入賞装置に
入賞し得る最大許容球数lを制限する場合には、
そためのカウントには用いることになる。
また、中央の機体模型の固定の翼部4cの上面
に乗つた遊戯球等、或るものは、滑走路5に乗ら
ず、その裏側に直接に落ちるようにすることもで
きるが、そうした場合には、この裏側の通路口も
上記入賞口6,8と同様の機能を営ませるものと
することができる。
これに対して、中央の入賞口7は、この実施例
においては、本発明要旨中で言う特定入賞口7と
して用いている。
この変動入賞装置1の上部には、この種の特定
役物における常套手段として、三つ程の天入賞口
9もあるが、本実施例ではこれらは単に通常の入
賞口としてしか取扱わない。
本実施例のために更に追加になつているのは、
遊戯者に対する所定の利益状態一回当たりの入賞
球数をl個に舌限するに際し、当該利益状態提供
中の変動入賞装置内に入賞してくる入賞球数を可
視表示できる入賞球数表示部10が天入賞口9に
て囲まれた領域に設けられていることである。
この入賞球数表示部10を構成する具体的な部
品には公知既存の適当なものを使用して良いが、
この実施例では通常の7セグメント型デイスプレ
イを用いるものとして置く。
遊戯盤面11には、第1図に示されるように、
通常、この種パチンコ機に用いられている普通の
入賞口12や、“チユーリツプ”と俗称される変
動入賞具13等が設けられているが、更に、本発
明の実現のため、本実施例では、n=3且つn=
mとして、三つの発光手段16−1,16−2,
16−3と、各発光手段の各々により指定される
入賞口15−1,15−2,15−3が設けられ
ている。
この実施例の場合、三つの入賞口15−1,1
5−2,15−3は、共に一枚の共通ベース板1
4上に間隔を置いて平行に固定された後、盤面の
下部に横に並べて備えられるようになつている。
また、三つの発光手段16−1,16−2,1
6−3は、発光手段16−1が入賞口15−1
を、16−2が15−2を、そして16−3が1
5−3を各指定するものとなるが、それら対応関
係にある発光手段と入賞口とは部品的にも一体的
に成形されており、入賞口の直ぐ下に発光手段が
臨むようになつている。尚、発光手段としては通
常の白熱ランプでも良いが、始終稼動しているの
で、エネルギ効率の良い発光ダイオードを選ぶと
望ましい。
他の弾発機構や遊戯球経路、賞球提供機構、ア
ウト球処理等に就いては公知既存のパチンコ機に
おけるそれらを用いて差支えないので、説明は省
略する。
次いで本実施例で用いる制御回路系に就き第3
図に即して説明する。
まず、タイム・ベース回路17は、適当な周波
数のクロツク・パルスを発振している。このクロ
ツク・パルスを受ける時間関数信号発生回路18
は、内部に適当な分周比の分周器とかタイマ回路
を含む等しており、発光手段16−1〜16−3
の点滅周期を決める例えばデユーテイ50%でパル
ス幅1秒のパルス列を出力できる外、後述するよ
うにその時々に適当な周波数の信号、例えば0.2
秒間隔でパルス幅0.8秒の最大18発のパルス列や、
更に要すれば変動装置単発稼動用のパルス幅0.8
秒の単発パルスと後述のデモンストレーシヨンに
用いる0.2秒周期のパルス列等も各適当な出力線
路に出力することができる。
時間関数信号発生回路18は、タイム・ベース
17の発するクロツク・パルスを適当に加工した
後、シフト回路19及びLED駆制御回路20に
対し、上述のようにデユーテイ50%でパルス幅1
秒のパルス列を送給し、これを受けるLED駆動
制御回路20では、通常の点滅モード下にあつて
そのパルス列中のパルスを一発受ける度に、#1
から#3までの出力を順番に1秒置きに1秒だ
け、論理“H”にしていく。
換言すれば、通常の点滅モード下では、LED
駆動制御回路20の#1から#3までの出力にお
いてはどれか一つの出力に1秒間、論理“H”の
信号が現れたなら、次の1秒間は全ての出力が論
理“L”となり、更にその次の1秒間に亘つてそ
の前に論理“H”が現れていた出力の次の番号の
出力が論理“H”になり、その論理“H”も更に
次の1秒間は論理“L”になるという動作が繰返
されていく。但し、#3出力の次の番号の出力は
#1出力となるように、リング・カウンタ状の構
成が採用されている。
こうしたLED駆動制御回路20の各出力は、
各対応する発光手段16−1〜16−3を選択
的、択一的にドライブするために使われる。
便宜上、第1図において左側の発光手段16−
1を#1発光手段とし、順に右に向かつて中央の
発光手段16−2を#2発光手段、最右端の発光
手段16−3を#3発光手段とすると、通常の点
滅モード下では#1発光手段が1秒点灯して0秒
消灯した後に#2発光手段が1秒点灯して1秒消
灯し、更にその後、#3発光手段が1秒点灯して
1秒消灯した後には再び#1発光手段が1秒点灯
して1秒消灯するというように、順に左から右に
移り、左に戻つてまた右に進むサイクリツクな動
作が起きている。
一方、シフト回路19においても同様のメカニ
ズムが同期的に生起しており、リング・カウンタ
状の関係にある#1から#3の出力には、各順番
に1秒置きに1秒間継続する論理“H”の信号が
現れ、こうした関係にある各出力は一致検出回路
22の第一入力群#1〜#3に与えられている。
こうした通常の点滅モード下において、各発光
手段16−1〜16−3が各指定する入賞口15
−1〜15−3に入つた入賞球は、夫々に設けて
ある接触式または非接触式の入賞検出スイツチで
その旨検出され、当該各入賞検出スイツチが入賞
を検出すると、その旨の信号は適当な入力回路2
1を介して一致検出回路22の他方の#1から
#3までの各入力端子群の対応する番号の端子に
入力される。
一致検出回路22は、入力回路21からの入力
信号と既述したシフト回路19からの入力信号と
が同じ回路端子番号#1〜#3同志においてタイ
ミング的に一致した場合、一致信号を“利益状
態”記憶回路23に送出する。
今、#1から#3までの発光手段の中、いづれ
か一つ15−k(k=1,2,3)が発光してい
るタイミングにおいて当該発光している発光手段
15−kが指定する入賞口16−kに入賞する遊
戯球があり、もつて“利益状態”の成立条件が満
たされたものとする。
すると、一致検出回路22は一致検出信号を
“利益状態”記憶回路23に送出し、当該記憶回
路23は内蔵の利益状態に関する記憶内容部分を
時間関数信号発生回路18に与え、時間関数信号
発生回路18をして利益提供指令信号、例えば
0.2秒間隔でパルス幅0.8秒の18発のパルス列を発
生させてこれをソレノイド・ドライブ回路2に与
えさせる。
これにより、ソレノイド3が上記間隔で18回に
亘る翼4の開閉動作をし、利益状態の成立結果が
遊戯者に還元される。
しかし仮に、いづれかの指定入賞口15−1〜
15−3に入賞する遊戯球があつても、それがそ
の入賞口15−kを指定している発光手段16−
kの発光タイミングと合致しなかつた場合には、
一致検出回路22の出力には有意の信号が現れ
ず、従つて、利益状態は成立しない。
但しその場合にも、望ましくは、少なくとも通
常の入賞口への入賞と同様には取扱い、所要個数
の賞球を排出させるとか、或いは更に積極的に、
時間関数信号発生回路18からソレノイド・ドラ
イブ回路2に例えばパルス幅0.8秒の単発パルス
を送り、ソレノイド3によつて変動入賞装置1の
翼4を一回だけでも開くようにする等が良い。勿
論、入賞口群にあつても例えば中央の入賞口15
−2に入賞した場合には、特別に二回の開閉を認
めるようにする等もできる。
しかして、前記したように、利益状態が生成し
た結果、乃至は例え一回とか二回だけでも変動入
賞装置の翼4が開いた結果、当該変動入賞装置1
内に入賞する遊戯球があり、しかもそれが特定入
賞口7に入賞すると、その旨の信号は当該特定入
賞口に付属の検出スイツチから入力回路21を介
して“利益状態”記憶回路23に与えられる。
すると、“利益状態”記憶回路23は、シフト
回路19及びLED駆動制御回路20を介して全
出力端子を同時に1秒置きに0秒間、論理“H”
にする特定点滅モード下に変えさせる。
従つて、この時以降、一致検出回路22により
一致が採れる確率は大いに増すことになる。
そしてまた、このような特定点滅モード下を生
起させた“利益状態”記憶回路23中の記憶内容
が、その時に末だ利益提供動作中であつて、時間
関数信号発生回路18から利益状態を満たすため
のパルス列が出力され続けているときには、その
ままに保持され、且つ、その状態下において一致
検出回路から一致信号が送出されてきても、これ
は無効とする。
しかし一方、利益状態動作中でない場合、乃至
なくなつた場合には、当記憶回路23は、時間関
数信号発生回路18から送られてくるその旨の信
号に応答し、その時点以降、発生確率の増してい
る一致検出回路22からの出力に応答して再度、
時間関数信号発生回路18から利益提供動作のた
めのパルス列を出力させ得る状態となる。但し、
そのことにより、新たに利益状態が生起した場合
には、その時点で利益状態記憶回路23の当該内
容はクリアされ、その結果がLED駆動制御回路
20やシフト回路19に与えられて通常の点滅モ
ードに戻る。
勿論、上記動作に若干の改変をして、或る回の
利益提供動作中に特定入賞口に入賞があつたこと
により定点滅モードが生起、しかもその回の利益
提供動作が終了しない中に一致検出回路22によ
る一致が採れたときには、その時点から再度、利
益提供動作を更新し、同時に“利益状態”記憶回
路23の“一致”記憶内容をクリアするようにし
ても良い。
また、遊戯機の雰囲気を派手にするためには、
各入賞口に入賞がある度に、時間関数信号発生回
路1から適当なパルス幅、例えば0.2秒の単発パ
ルス列を発生させ、電子音発生回路26から具体
的には図示ていない発音体27を駆動したり、特
定点滅モードに入つた時には、同じく時間関数信
号発生回路18から0.2秒間隔のパルス列を出力
させてこれで適当なランプ駆動制御回路24を駆
動し、例えば第1図中のベース板14の両脇に設
けたランプ25,25を速い周期で点滅させた
り、加えて電子音発生回路26からも速い周期の
音波を生じさせる等して、遊戯機が利益状態の成
立確率の高い状態にあることを遊戯者の目と耳に
訴えるようにしても良い。
また、利益状態を具現している変動入賞装置1
の翼4の開閉動作中は、その開閉回数を表示する
ようにしても良く、この実施例の場合は先に少し
触れたように、利益提供状態指令信号に基いてラ
ンプ駆動制御回路24を介して一つづつ順番に点
灯されていく複数の発光ダイオード31a,…の
群から成る表示手段31を用いている。
これに加えて、同じく時間関数信号発生回路1
8の発する利益提供指令信号に基き、第1図中に
例示するように、盤面11の目立つ位置に設けた
利益状態ランプ30を点滅駆動することさえ、考
えられる。
勿論、この利益提供動作稼動中も、発音体27
から利益提供作に固有の音響表示をなすようにし
て良い。
上記構成に加えて、変動入賞装置1内への入賞
球を、いづれの入賞口に入つたにしても、その度
毎に入力回路21を介してlカウント回路28で
カウント、当該計数球数が所定のl個、例えば十
個になつたら、“利益状態”記憶回路23を介て
時間関数信号発生回路18の最大18発に及ぶパ
ルス出力系にリセツトを掛け、その回の利益提供
動作をそこで終了させるようにしても良い。
そのようにした場合には、現在、幾つまで、変
動入賞装置への入賞球があるかを表示するため、
変動入賞装置1の天下に設けた7セグメント・デ
イスプレイ10をlカウント回路28の内容出力
をデコードする7セグメント・デコーダ・ドライ
バ29でドライブすると良い。勿論、これは加算
表示であつて良いし、最大許容入賞球数lからの
減算方式でも良い。
以上の実施例においては、通常の点滅モード下
では三つの入賞口の一つを択一的に指定していた
が、三つの中の二つにしてその組合せを変えると
か、そもそも、入賞口の数をもつと増やす等して
一向に差支えない。
また、変動入賞装置1の構成自体も本発明が直
接にこれを規定するものではなく、図示実施例中
にて用いた“飛行機”型のものは単なる一例に過
ぎない。開閉部乃至開放部等の変動部があり、電
気信号により制御可能なものであれば、なべて本
発明を適用することができる。
更に、通常の点滅モード下において発光と入賞
との一致が取れたときに遊戯者に提供すべき利益
状態と、特定点滅モード下において発光と入賞と
の一致が取れたときのそれとは、互いに異なるよ
うにしても良い。これは、通常の点滅モードと特
定点滅モードとでは対象とする変動入賞装置が異
なつても良いことを意味するか、同一の変動入賞
装置であつてもその稼動態様を異ならせて良いこ
とを意味する。
<発明の効果> 本発明によれば、遊戯者にとつて大きな利益と
なる利益状態を生起させるための確率を遊戯途中
で変更することができる。即ちその機械に固有の
確率にのみ、縛られることがない。
しかも、この確率の変更は店側で意図的に行な
うのでもなく、機械側で固定的に為すものでもな
くて、遊戯者の遊戯の結果に負うものであるか
ら、遊戯者の不信を買うこともなく、逆に自分で
確率を高められることになり、より一層、遊戯の
興趣をそそるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのパチンコ機
の概略正面構成図、第2図は当該実施例に用いる
変動入賞装置の拡大正面概略構成図、第3図は同
じく実施例における電気的な制御回路系の一例の
概略構成図、である。 図中、1は変動入賞装置、3は変動入賞装置駆
動用のソレノイド、4は変動入賞装置の変動部乃
至開閉部としての翼、7は特定入賞口、10は入
賞球数表示部、15−1〜15−3は発光手段に
より指定される入賞口、16−1〜16−3は発
光手段、18は時間関数信号発生回路、19はシ
フト回路、20はLED駆動制御回路、22は一
致検出回路、23は“利益状態”記憶回路、28
はlカウント回路、29はデコーダ・ドライバ回
路、31は翼の開閉回数表示部、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 盤面にn個の発光手段と、該各発光手段によ
    り夫々個別的に指定されるm個の入賞口を設ける
    と共に、各発光手段が点灯しているときにその発
    光手段が指定する入賞口に入賞する遊戯球があつ
    た場合には、遊戯者に所定の利益状態を与えるよ
    うにしたパチンコ機において; 該n個の発光手段の中から該nより小さい数i
    個の発光手段を選択する組合せを時間Tc毎に変
    えながら該時間Tc内にあつてその時に選択され
    ている組合せ中の上記i個の発光手段を点滅させ
    るモードを通常の点滅モードとする一方; 特定の入賞口を設けておき; 該特定入賞口に遊戯球が入賞した場合には、上
    記n以下で上記iよりは大きな数j個の発光手段
    を継続的に点滅させる特定点滅モードを生起さ
    せ; もつて該特定点滅モード下では点灯している入
    賞口へ遊戯球が入賞する確率を高めたことを特徴
    とするパチンコ機。
JP60026500A 1985-02-15 1985-02-15 パチンコ機 Granted JPS61187881A (ja)

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