JPH04507390A

JPH04507390A - ジッパをウェブに取付ける手段を含む再封鎖可能な容器用の形成、充填、シール及び分離を行う包装機械

Info

Publication number: JPH04507390A
Application number: JP3508347A
Authority: JP
Inventors: ボードレイ　ウィリアム　エイ
Original assignee: パッケージ　マシーネリー　カンパニー
Priority date: 1990-05-09
Filing date: 1991-04-11
Publication date: 1992-12-24
Also published as: EP0482156A1; US5036643A; CA2063401A1; EP0482156A4; WO1991017086A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ジッパをウェブに取付ける手段を含む再封鎖可能な容器用の形成、充填、シール及び分離を行う包装機械発明の背景発明の分野本発明は、再封鎖可能な容器内に材料（中身）を包装するのに使用することを本来的に意図した形式の形成、充填、シール及び分離を行う改良された包装機械に関する。本発明の包装機械は、ジッパ材料をウェブに取り付け、次に、容易に開く（開封）ことができ且つ再封鎖可能な複数の容器を形成し、充填シール且つ分離する手段にユニークな特徴を育している従来技術の説明フレキシブルパッケージの分野における近年の最も大きな進歩の１つは、再封鎖可能なジッパ形プラスチックバッグの導入である。このような容器は、多年にわたり一般家庭用として広く利用されているけれとも、例えば食料品等の予包装物品を販売する小売業レベルに導入されたのは極く最近である。

小売業用のそのような再封鎖可能な包装（パッケージ）に対する要望かあるため、この再封鎖可能な容器を自動的に形成、充填及びシールする効率の良い設備に対する要求かある。今日では多数のそのような装置を入手できるけれとも、現在入手できる事実上全ての機械には、主として容器の製造及び充填工程におけるジッパ形ロックストリップの取扱いに関する欠点かある。包装業界では、このようなジッパ形の再封鎖可能なロックは、特に容器内に食料品を充填する場合には、実質的に空気等を通さないものでなくソはならないこと、形成及び充填工程中に再封鎖可能なシールに加えられる不必要な応力を回避しなければならないことを明白に認識している。従って、再封鎖可能な容器の形成、充填、シール及び分離を行う現在の多くの装置は、容器を垂直に配向して、充填工程時にジッパロック（ジッパ形ロック）が１つの垂直縁部に沿うようにしている。このような装置の一例が、Ｔａ１ｂｏｔｔ等の米国特許第４．７４５．７３１号に開示されている。この米国特許の開示によれば、再封鎖可能な容器は、はぼ垂直な充填管の周囲にプラスチックウェブを巻き、ジッパ形ロックの画部分を係合させてチューブを形成し、次に開放端からリセプタクルを充填することにより形成される。しかしながら、ウェブには多くの操作が必要であり、対応する閉鎖部分を係合させて適正に形成され且つシールされた容器を得るには多大の注意を払わなくてはならない。

包装業界においては、容器の形成工程時にジッパ形ロック材料を容器のベースウェブに取り付けることができるように容器製造機械を構成することにも注目している。この結果が得られる装置が米国特許第４．８１２．０７４号に開示されている。

しかしながら、この米国特許の装置は、互いに係合する両半部が一体形のジッパウェブにより互いに結合されたジッパ材料を使用することに限定されている。このため、ジッパの取付けには高精度を要し、更に、ジッパ材料が容器のベースウェブにひとたび取り付けられた後、再封鎖の特徴を適正に機能させるには、ジッパ材料を正確に折り畳む必要がある。また、この容器を開（には、互いに係合している両半部の間に延びている比較的厚く且つ強いジッパウェブを切断する必要シール及び分離を行う包装機械であって、ウェブ（より詳しくは、再封鎖可能なジッパ形ロック）が互いに容易に結合され且つ形成、充填、シール及び分離工程の間に機械的応力による大きな影響を受けない包装機械に対する大きな要望がある。また、このような装置は、比較的簡単な調節により、種々のサイズ及び重量の中身を入れる再封鎖可能な包装の製造に適合できるものでなくてはならない。

最後に、このような装置は、シールされた完成容器が最初に開封されるまでは容器の一体性を維持できる一方、シールされた完成容器を容易に開くことができる手段を有しているものが好ましい。

発明の要約本発明は、再封鎖可能な容器内に材料を包装するのに使用することを本来的に意図した形式の形成、充填、シール及び分離を行う改良された包装機械に関する。

より詳しくは、本発明の包装機械のユニークな特徴は、新しいジッパ材料を容器のベースウェブに供給する手段と、ジッパ材料が取り付けられたウェブを折り畳む手段と、再封鎖可能な完成容器を形成し、充填し、シールし且つ分離すべ（包装機械の加工ステージョンを通して加工する手段とにある。ジッパ材料は互いに係合する１対の再封鎖可能な閉鎖ストリップからなり、本発明の包装機械にはベースウェブにこのジッパ材料を取り付ける手段が設けられている。ジッパ材料の他の特徴は、一方の閉鎖ストリップに沿って形成された引裂き線が設けられていることにあり、これにより、完成容器が最初に開かれるまでは各容器の一体性を維持できる一方で、容易に開封することも可能になる。また、本発明の改良された包装機械により形成された容器を開くには、いかなる外的工具又は器具も不要である。

本発明は、１９８９年、１１月１４付の本件出願人に係る係属中の米国特許出願第０７７４３６、９１１号（その開示を本願に参考として導入している）に記載され且つ特許請求された発明の改良であることに留意されたい。

容器の形成に用いられるプラスチックウェブがウェブ供給手段から供給されるとき、ジッパ供給手段によりジッパ材料が容器のベースウェブ上に供給される。

ジッパ材料は、互いに係合する再封鎖可能な閉鎖ストリップからなり、該閉鎖ストリップはジッパ供給手段から供給されるときに結合される。次に、ウェブ及びジッパ材料は、ジッパ材料をウェブに取り付ける手段に出会う。本発明の好ましい実施例においては、この取付は手段は、一方の閉鎖ストリップをウェブに結合する第１結合手段を備えている。ウェブ及び部分的に取り付けられたジッパ材料は、次に折り畳まれ、この折り畳まれたウェブは包装機械のこの後の加工ステージョンに入る。

ウェブは、折り畳まれたならば、他方の閉鎖ストリップをベースウェブに結合する第２結合手段と係合する。この第２結合手段は、プルタブを形成する手段を更に備えている。このプルタブは、完成した容器を開封して、ジッパにアクセスできるようにするのに使用される。

ジッパ材料を形成する閉鎖ストリップの対は、各閉鎖ストリップがその基部を備えており、該基部がその上縁部と下縁部とにより画定される幅を有している点でユニークに構成されている。一方の閉鎖ストリップの上縁部と下縁部との間に形成された幅は、他方の閉鎖ストリップの上縁部と下縁部との間に形成された幅よりも大きい。他方の閉鎖ストリップ（すなわち幅狭の閉鎖ストリップ）の上縁部に沿って引裂き線が形成されており、この引裂き線は実質的にこの上縁部に隣接している。従って、後で詳述するように、容器がひとたび形成され、充填され且つ分離されたならば、ユーザは単にプルタブを引っ張るだけで、容器の頂部の折り畳まれたセグメントを裂くことができ、これにより、ジッパ材料に容易にアクセスし、意図した態様で容器を使用することができる。

後で詳述する本発明の好ましい実施例には、単一容器の形成、充填、及び分離に適したものが示されているけれども、本発明の包装機械は、機械の加工ステージョンを通して２つ以上の容器の同時形成及び充填が行えるように容易に変更できることに留意すべきである。包装業界において、このような包装機械は、通常、［ツーアップ（“ｔｗｏ−ｕｐ”）」機械と呼ばれている。

ひとたびジッパ材料がベースウェブに取り付けられ、ベースウェブ及びジッパ材料が互いに折り畳まれて、ジッパ材料が、プルタブの形成と同時にウェブに最終的に取り付けられたならば、この折り畳まれたウェブは包装機械の次の加工ステージョンに入る。包装機械を通ってウェブが間欠的に移動するように調節する制御駆動手段が設けられており、このため、包装機械を通るウェブの流れが周期的に停止するとき、形成工程、充填工程及び分離工程が同時に行われるようになっている。

折り畳まれたウェブは、最初に第１ウェブベルト手段に受け入れられ、該第１ウェブベルト手段は、この折り畳まれたウェブを、他方の閉鎖ストリップをウェブに結合する手段に送る。次に、ウェブは孔パンチ及びシールステーションに送られ、ここで、閉鎖ストリップより上方の箇所（容器の中身を入れる部分ではない）において容器を貫通ずる孔が形成される。この孔は、例えば、完成した包装を展示ラックに吊り下げるのに使用することができる。次に、ウェブは最終的な容器幅に等しい間隔でジッパ材料をスポットシールするステーションに送られる。

完成容器を開封するのに使用されるプルタブが、これと同じステーションで形成される。スポットシール手段の下流側には、閉鎖ストリップに対して垂直なサイドシールを形成する手段が設けられている。サイドシールが形成されると、このサイドシールを部分的に切断して、部分的に形成された容器（第１ウェブベルト手段の間で保持された自由縁部が開いている容器）を作る手段が作動する。

部分的に形成された容器は、次に充填手段へと前進される。ここでは、折り畳まれたウェブの自由縁部か、対向する１対のバッグ開放手段により把持されて外方に引っ張られ、容器に充填するための開いた口が形成される。充填手段の詳細は、本件出願人に係る前記米国特許出願において説明されており、これによれば、制御駆動手段によりウェブと第１ウェブベルト手段とが実際に通勤され、両者に充分な「緩みＪが与えられ、両者が分離されるようになっている。

第１ウェブベルト手段は充填手段の下流側に終端しており、充填され且つ部分的に形成された容器は第２ウェブベルト手段に移送される。この第２ウェブベルト手段により形成される移動経路は第１ウェブベルト手段の移動経路に平行であるが、第２ウェブベルト手段は第１ウェブベルト手段より僅かに下方に配置されている。従って、充填され且つ部分的に形成された容器が第１ウェブベルト手段から第２ウェブベルト手段に移送されるとき、充填された容器（但し、部分的に形成されている過ぎない容器）は、それらの自由縁部が露出されるように保持される。次に、容器は、容器を完全に閉鎖するトップシールを形成する手段に入り、その後、この閉鎖された容器をウェブから切断して個々の再封鎖可能な包装を形成する手段に入る。

充填手段の直ぐ下には荷重支持コンベアが設けられており、該コンベアは、ここから切断手段（従って、完成容器を互いに分離する手段）を越えて延びている。

この荷重支持コンベア手段は、ウェブの折畳み線に対して当接支持関係をなしており、これにより、各容器が充填されるときに再封鎖可能なシールに作用する機械的応力を実際になくさないまでも低減することができる。

従って、本発明は、以下に述べる構成に例示される部品の構造及び組合せに特徴を有しており、本発明の範囲は請求の範囲に記載した通りである。

図面の簡単な説明本発明の特徴及び目的のより良い理解を可能にするため、添付図面に関連して述べる以下の詳細な説明を参照されたい。

第１図は、本発明による包装機械の種々の加工ステージョンを通るウェブ及びジッパ材料の流れ経路を示す概略平面図である。

第２図は、第１図に示した包装機械の側面図である。

第３図は、ウェブを第１ウェブベルト手段がらトップシール手段に移送する手段、切断手段及びこの下の荷重支持コンベア手段のセグメントを示す部分的詳細図である。

第４図は、本発明の包装機械により形成された再封鎖可能な容器を示す平面図である。

第４Ｂ図は、第４図のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。

第４Ｃ図は、第４図のＣ−Ｃ線に沿う断面図であり、第６図と同様に拡大したものである。

第５図は、第４図に示した容器のプルタブ及び引裂き線を示す詳細図である。

第６図は、第４Ｂ図の断面図に示した容器の頂部の拡大図である。

尚、これらの全図面を通じて、同様な構成部品については同じ参照番号が使用されている。

詳細な説明第１図及び第２図には、本発明の包装機械の全体が参照番号１ｏで示されている。包装機械ＩＯは、容器を形成するための熱可塑性材料又は熱可塑性樹脂被覆材料からなるウェブ１２を用いる。第１図及び第２図に示すように、リール１４と、デリバリローラ１６．１８と、ターニングローラ２ｏとからなるウェブ供給手段により、ウェブ１２が包装機械１０の残部に供給される。

ジッパリール１５からなるジッパ供給手段により、ジッパ材料■３が、ウェブ１２の上面上に供給され、更に、ジッパデリバリローラＩ７、デリバリローラ１８及びターニングローラ２０の周囲を通って包装機械１０の残部に供給される。

第１図に最も良（示すように、ジッパ材料１３は、ウェブ１２の表面に実質的に隣接して（但しウェブ１２の折畳み線２２がら間隔を隔てて）供給される。

ウェブ１２及びジッパ材料１３が最終対のデリバリローラ１８の間を通過するとき１両者は、ジッパ材料１３をウェブ１２に取り付ける手段と係合する。この好ましい実施例においては、このジッパ取付は手段は、第１図及び第２図において全体を番号Ｉ９で示す第１結合（ボンディング）手段で構成されている。この第１結合手段１９は、ジッパ材料ｉ３とウエブエ２との間に熱的結合（サーマルボンド）を形成し、これらを部分取付けする。次に、ウェブ１２（該ウェブ１２には少なくともジッパ材料Ｉ３が部分取付けされている）は、ターニングローラ２０を通って包装機械１０の残部に導かれるときに、ウェブＩ２自体の上に折り畳まれる。従って、包装機械１０の残部を通る間、ウェブ１２は、包装機械ＩＯの比較的底部に沿って、実質的に折畳み線２２に隣接した位置にジッパ材料Ｉ３を支持する。

ウェブ供給手段及びジッパ供給手段の下流側には、■対の第１無端ベルト２６．２８からなる第１ウェブベルト手段が取り付けられている。無端ベルト２６．２８は、機械駆動ローラ３０．３２からなる制御駆動手段により矢印の方向に駆動される。

ベルト２６．２８には複数のガイドローラ３４も設けられている。最後に、１対の懸垂ローラ（ｆｅｓｔｏｏｎ　ｒｏｌｌｅｒ）　３６．３８も第１ウェブベルト手段のエレメントを構成している。これらの懸垂ローラ３６．３８は、包装機械ＩＯを通るウェブ１２の移動経路に平行な方向に前後に移動でき、これにより、部分的に形成された容器が充填のために開かれるようになっている（この点については、本件出願人に係る前述の米国特許出願において説明されている）。

第１図に最も良く示すように、ウェブＩ２は、その自由縁部４０が両ベルト２６．２８の間に受け入れられて保持されるように、ターニングローラ２０により方向転換（ターン）される。自由縁部４Ｇは、この自由縁部４０に対向して第１無端ベルト２６に隣接して固定された第１ウェブ保持手段４２と、第１端ベルト２８に隣接して押圧係合するように取り付けられた複数の押圧形第２ウェブ保持手段４４とにより、ベルト２６．２８の間に確実に保持されるようになっている。

第２ウェブ保持手段４４がベルト２８に対して押圧されているため、折り畳まれたウェブ１２の自由縁部４０がベルト２６．２８間で確実に保持され、これらのベルト２６．２８と共に矢印Ａで示す方向に移動する。

折り畳まれたウェブ１２及び部分取付けされたジッパ材料１３は、第１ウェブ保持手段４２と第２ウェブ保持手段４４との間の第１無端ベルト２６．２８と係合して通過するため、駆動ローラ３０．３２を停止するとき、ウェブ１２及びジッパ材料１３が第２結合手段（その全体を番号２１で示す）と係合する。後で詳述するように、第２結合手段２１はジッパ材料１３の残部をウェブ１２に熱的に取り付ける。ジッパ材料１３が結合され且つ折り畳まれたウェブ１２は、次に孔形成手段（その全体を番号２３で示す）と係合する。この孔係合手段２３により穿けられた孔２５及び該孔２５の周囲の孔シール２７が、第３図に最も良く示されている。また、第３図を参照すれば、孔２５及びこの周囲の孔シール２７が、折畳み線２２に対して実質的に隣接し且つジッパ形ロック２４に対して１ｉｆｆ隔を隔てて形成されていることが理解されよう。孔２５は、ウェブＩ２の前後の部分と、一方のストリップ１２０の基部１２４とを貫通して穿けられている。孔２５はストリップ１２０の基部１２４を貫通しており且つ孔シール２７によりシールされているため、充填した容器を吊り下げることができるかなり強い手段が形成され、またシール２７は、容器が最終ユーザにより開けられるまで容器の一体性を維持する。

孔２５が穿けられた容器は、次に、第３図に番号４８で示すスポットシール４８によりジッパ形ロック２４をシールすべく作動されるスポットシーラ４６と係合する。容器の開放を容易にするため、スポットシーラ４６は更に、引裂き線１３６用のプルタブを形成するシーラカッタの機能をもつ手段を有している。プルタブは、第４図及び第５図において、その全体か番号１３８で示されている。

スポットシール４８が形成されるとき、プルタブ１３８を形成する手段により、容器を貫通するシール１４０と、互いに収斂する１対のカット１４２とが同時に形成される。カット１４２により引裂き線１３６が引っ張り上げられて、ジッパロック２４の上方で容器の頂部が開かれ、これにより容器及びその中身を再シール可能な態様で使用できるようになる。

次に、折り畳まれたウェブ１２及びスポットシールされたジッパロック２４が、容器のサイドシールを形成する手段（この手段はサイドシールヒータバー５０を備えている）と係合する。第２図に破線で示すように、サイドシールヒータバー５０は更に切断手段５２を有しており、該切断手段５２は、サイドシールヒータバー５０により形成されたサイドシール５４を実質的に二等分する。従って個々の容器は、第３図に最も良く示すように、切断線５６により互いに部分的に切断される。

部分的に形成された容器は、次に、全体を番号５８で示す充填手段に入る。この充填手段５８の構造及び作動についての詳細は、本件出願人に係る前述の係属中の出願に記載されている。しかしながら、充填手段５８が第１ウエブクランプ６０を有しており、該ウェブクランプ６０が、サイドシールヒータバー５０の下流側で、第１無端ベルト２６．２８と、これらの間に保持された自由端部（自由縁部）４０とに対し係合制限関係をなすように取り付けられている。充填手段５８は更に第２ウエブクランプ６２を有しており、該第２ウエブクランプ６２も、第１ウエブクランプ６０の下流側で、第１無端ベルト２６．２８と、これらの間に保持された自由端部（自由縁部）４０とに対して係合制限関係をなすように取り付けられている。

部分的に切断された容器の開放は、それぞれ全体を番号６６及び６８で示す第１バッグ開放手段及び第２バッグ開放手段により行われる。材料は、供給ホッパ８０から容器内に導入される。ひとたび充填が完了したならば、第１及び第２クランプ６０．６２が開き、両ベルト２６．２８間に保持された容器（すなわち、部分的に切断され且つ充填された容器）が、矢印Ａで示す移動経路に沿って再び移動する。

充填され且つ部分的に切断された容器は、次に、第１ウェブベルト手段から、第２無端ベルト８２．８４からなる第２−ウェブベルト手段へと移送される。第３図に最も良（示すように、第２無端ベルト８４は、第１駆動ローラ３２と同じ軸８８に取り付けられた第２駆動ローラ８６により矢印Ｅで示す方向に常時駆動されている。図示しないけれども、対応する第２駆動ローラ制御装置が第２無端ベルト８２の運動を制御し、且つ第１駆動ローラ３０の直ぐ下に同様に取り付けられている。従って、充填され且つ部分的に切断された容器を、第１ウェブベルト手段から第２ウェブベルト手段へと移送する手段は、基本的に、充填手段５８の下流側でベルトをオーバーラツプさせることにより構成されている。第３図から明らかなように、第２無端ベルト８２．８４が第１無端ベルト２６．２８の下に配置されているため、ウェブ１２の自由縁部４０が今では第２無端ベルト８２．８４より上方に位置していることが分かるであろう。このユニークな構造により、充填された容器の最終シール及び分離を大幅に容易にすることができる。

充填され且つ部分的に切断された容器は、次に、第１図において全体を番号９０で示す容器の頂部シール手段と係合する。しかしながら、第１ウェブベルト手段と同様に、第２ウェブベルト手段は、第１ウェブ保持手段４２に相当する第３ウェブ保持手段９２と、押圧された第２ウェブ保持手段４４に相当する第４ウェブ保持手段９４とを有している。最後に、ベルト８２．８４用のガイドローラ９６も設けられている。

頂部シール手段９０は、例えば、露出した自由端部４０を互いに結合させるヒータバー９８．１００等の任意の適当な装置からなる。第３図に最も良（示すように、ヒータバー１００は、充填された容器の幅よりも幾分長い長大部分（長大アーム）と、大形ヘッド１０２とを有している。ヘッド１０２は、部分的に切断されたサイドシール５４と交差し且つヒータバー１００の長大アームと協働して、充填された容器の自由縁部４０を完全にシールする。完成された頂部シールは、第３図においてクロスハツチング１０４で示されている。

充填され且つシールされた容器は、切断手段１０６の作用によりウェブ１２から切断される。切断手段１０６は、比較的鈍い先端部を備えたナイフ１０８からなる。切断手段１０６を作動すると、ナイフ１０８の鈍い先端部が切断線５６に入り、これにより、充填され且つシールされた容器がナイフ１０８によりウェブ１２から切断される。

充填された容器（部分的に切断された容器及び全体的に切断された容器の両方を含む）を支持するため、本発明の包装機械１０は更に、第２図において全体を番号１１２で示す荷重支持コンベア１１２を有している。荷重支持コンベア１１２は無端ベルト１１４を有しており、該無端ベルト１１４の移動方向は、包装機械ＩＯの移動経路（第３図に矢印Ａで示す）と実質的に平行である。ローラ１１６．１１８の回りを周回する無端ベルト１１４の移動は、図示しない手段を介して、駆動ローラ３０．３２及び第２駆動ローラ８６の移動と一致するようになっている。

第２図及び第３図に明瞭に示すように、荷重支持コンベア１１２は、充填された容器の折畳み線２２と係合し、ジッパ形ロック２４並びに頂縁部　４０に作用するであろう応力を緩和する。

次に、容器について第４図〜第６図に関連して説明する。第６図の拡大図に最も良く示すように、ジッパ材料は、互いに係合及び解放可能な１対の閉鎖ストリップで形成されている。一方の閉鎖ストリップはその全体が番号１２０で示されており、他方の閉鎖ストリップはその全体が番号１２２で示されている。一方のストリップ１２０は基部１２４を有しており、該基部１２４の幅は、その上縁部１２６と下縁部１２８とにより画定されている。第２の閉鎖ストリップ１２２も同様に構成されていて、ストリップの基部１３０を有しており、該基部１３０の幅は、その上縁部１３２と下縁部１３４とにより画定されている。一方のストリップ１２０の幅の方が、他方のストリップ１２２の幅より大きい。第１結合手段１９によりウェブ１２に結合されるのは一方のストリップ１２０であることに留意されたい。第２ストリツプ１２２は、第２結合手段２１によりウェブ１２に結合される。

特に注目すべきことは、他方のストリップ１２２の上縁部１３２に沿って引裂き線１３６が設けられていることである。この引裂き線１３６はストリップ１２２の基部１３０と一体であり、この引裂き線１３６を引っ張ることにより容器を裂くことができるほど強いものである。容器の引き裂きは、両カット１４２間のプルタブ１３８のセグメントを掴んで引っ張ることにより達成される。

従って、本発明の包装機械ｌＯは、事実上いかなるウェブ素材からでも、充填でき、シールでき、分離でき且つ再封鎖できる容器を形成するユニークで効率的な手段を提供することが明らかであり、これは、容器にユニークなジッパロック材料を取り付ける手段が設けられていることによる。また、ジッパ材料の両半部のうちの一方の半部に引裂き線を設けた構造により、充填された容器の一体性は何らの妥協もないものとなった。また、既に述べたように、容器を最初に開いてジッパ形ロックにアクセスすることは、いかなる外的器具を用いることな（容易に達成される。包装技術において良（知られた手順によれば、本発明の包装機械ＩＯは、食料製品及び薬剤の包装を行うための閉鎖された本質的な無菌環境内で極めて容易に作動できるものであることが理解されよう。また、前述のように、本発明の包装機械ＩＯは、充填及び分離可能な容器を一度に１つ以上形成するのに適用できる。最後に、本発明の包装機械１０のより詳細な作動及び別の構成については、本件出願人に係る係属中の上記出願を参照されたい。

本発明の前述の目的は上記説明から明らかなように本発明により効率的に達成されるであろう。また、本発明の範囲を逸脱することなく本発明の上記構成に変更を施すことができることから、上記説明又は添付図面に示されたあらゆる事柄は例示的なものであって本発明を限定するものではないものと理解すべきである。

また、請求の範囲の記載は、ここに記載された本発明の全体的且つ特別な特徴の全てをカバーするものである。

再封鎖可能な容器用の形成、充填、シール及び分離を行う包装機械（１０）は、互いに係合し且つ再シール可能な１対の閉鎖ストリップを熱可塑性ウェブ（１２）に取り付ける手段（１９）を含む、ウェブ（１２）の移動経路に沿って配置された複数のステーションにより構成される。本発明の包装機械（１０）はその作動が間欠的であり、包装機械（１０）を通るウェブ（１２）の移動は、閉鎖ストリップの取付は工程、再封鎖可能な容器の形成工程、充填工程、シール工程及び分離工程を、包装機械（１０）が周期的に停止する間に行なうように制御される。本発明の包装機械（１０）の他の特徴は、２対のウェブベルト（２６，２８及び８２．８４）を使用してウェブ（１２）を包装機械（ｌＯ）に通して移動させることである。第１対のウェブベルト（２６，２８）は、折り畳まれたウェブ素材を最初に受け入れて、容器を部分的に形成し且つ完全に充填する作業を行う。

第２対のウェブベルト（８２，８４）は、第１対のウェブベルト（２６，２８）の下流側で該第１対のウェブベルト（２６，２８）より低い位置にオーパーラ・ツブして配置されている。充填され且つ部分的に形成された容器が第１対のウェブベルト（２６，２８）から第２対のウェブベルト（８２，８４）に導かれると、容器の未だシールされていない自由端部が露出されて、最終的にシールされ且つ切断される。

国際ｖ４査報告

Claims

【特許請求の範囲】

１．ウェブから形成される再封鎖可能な容器内に材料を包装するのに使用することを本来的に意図した形式の形成、充填、シール及び分離を行う改良された包装機械において、前記ウェブの供給源を形成するウェブ供給手段と、前記ウェブヘのジッパ材料の供給源を形成するジッパ供給手段とを有しており、前記ジッパ材料が、互いに係合し且つ再シール可能な１対の閉鎖ストリップからなり、前記ジッパ材料を前記ウェブに取り付ける取付け手段と、前記ウェブを該ウェブ自体の上に折り畳む折畳み手段とを有しており、折り畳まれたウェブは、その折畳み線及び該折畳み線とは反対側の自由縁部に実質的に隣接して配置された前記ジッパ材料を備えており、前記折り畳まれたウェブを受け入れ且つ前記包装機械を通る１つの経路に沿って前記折り畳まれたウェブを搬送する第１ウェブベルト手段と、少なくとも一部が前記第１ウェブベルト手段の下流側且つ下に配置された第２ウェブベルト手段とを有しており、該第２ウェブベルト手段が前記折り畳まれたウェブを受け入れ且つ前記経路に沿って前記折り畳まれたウェブを搬送し、前記ウェブ供給手段の下流側で前記閉鎖ストリップをスポットシールする手段と、該スポットシール手段の下流側で前記閉鎖ストリップに対して実質的に垂直にサイドシールを形成する手段とを有しており、前記サイドシールの各々が前記スポットシールのうちの対応する１つのスポットシールと交差し、前記折り畳まれたウェブが前記経路に沿って移動するときに部分的に形成された一連の容器が作られ、前記１つのスポットシールから前記第１ウェブベルト手段に隣接する前記サイドシールの部分まで延びている線に沿って前記各サイドシールを実質的に二等分することにより、前記部分的に形成された容器を部分的に切断する手段と、該部分的切断手段の下流側で前記部分的に切断された容器に充填する手段と、充填され且つ部分的に切断された前記各容器のセグメントを前記第２ウェブベルト手段の上に配置すべく、前記充填され且つ部分的に切断された容器を前記第２ウェブベルト手段に移送する手段と、該移送手段の下流側で前記充填され且つ部分的に切断された容器の前記自由縁部をトップシールする手段と、前記充填され且つ部分的に切断された容器を前記ウェブから切断する手段とを更に有していることを特徴とする形成、充填、シール及び分離を行う包装機械。
２．前記取付け手段が、前記折畳み手段の上流側で一方の前記閉鎖ストリップを前記ウェブに結合する第１結合手段と、前記折畳み手段の下流側で他方の前記閉鎖ストリップを前記ウェブに結合する第２結合手段とを備えていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の包装機械。
３．前記閉鎖ストリップの各々がストリップの基部を備えており、該基部がその上縁部と下縁部とにより画定される幅を有しており、前記一方の閉鎖ストリップの幅の方が前記他方の閉鎖ストリップの幅よりも大きいことを特徴とする請求の範囲第２項に記載の包装機械。
４．前記両閉鎖ストリップが、前記下縁部に隣接して互いに係合することを特徴とする請求の範囲第３項に記載の包装機械。
５．前記両閉鎖ストリップの前記上縁部が、互いに自由であることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の包装機械。
６．前記他方の閉鎖ストリップの前記上縁部が、該上縁部に実質的に隣接して閉鎖ストリップに形成された引裂き線を備えており、該引裂き線を引っ張ることにより前記充填され且つ分離された容器を開くことができることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の包装機械。
７．前記スポットシール手段が、前記引裂き線用のプルタブを形成する手段を更に備えていることを特徴とする請求の範囲第６項に記載の包装機械。
８．前記折畳み線に実質的に隣接する位置で前記容器を貫通する孔であって、前記一方の閉鎖ストリップの前記基部の上縁部を貫通する孔を形成する手段を更に有していることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の包装機械。
９．前記孔を形成する手段が前記第２結合手段の下流側に配置されていることを特徴とする請求の範囲第８項に記載の包装機械。
１０．前記孔を形成する手段か前記スポットシール手段の上流側に配置されていることを特徴とする請求の範囲第９項に記載の包装機械。