JPH04505843A - 非同期時分割多重セルのスイッチングのための多重路自己経路選択交換網 - Google Patents

非同期時分割多重セルのスイッチングのための多重路自己経路選択交換網

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JPH04505843A JP2508631A JP50863190A JPH04505843A JP H04505843 A JPH04505843 A JP H04505843A JP 2508631 A JP2508631 A JP 2508631A JP 50863190 A JP50863190 A JP 50863190A JP H04505843 A JPH04505843 A JP H04505843A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 非同期時分割多重セルのスイッチングのための多重路自己経路選択交換網 本発明は、非同期時分割多重セルのスイッチングのための多重路自己経路選択型 の交換網に関する。
交換網は、最も広義に定義された構成においては、入接続(input con nection)を接続する人、カポートと、出接続(Ontpl conne xion)を接続する出力ポートと、これらの入力ポートと出力ポートとの間に 設置され、−個以上の段(S+age)に配置され、更に、リンクによって相互 接続されているスイッチング素子とで構成されている。交換網の入力ポートは、 第1段のスイッチング素子の入力端(i n l e I と関連づけられてお り、一方、出力ポートは、最終段のスイッチング素子の出力端(lllel)と 関連づけられている。上記第1段のスイッチング素子の出力端は最終段のスイッ チング素子に対して、リンクによって、可能ならば、中間的なスイッチング素子 段を用いて、接続されている。
リンクは、一般には、スイッチング素子の出力端を他のスイッチング素子の入口 端、あるいは、同じスイッチング素子の入口端に接続させている一個以上の独立 した接続点で構成されている。
かかる交換網は、それが、1つの入力ポートと1つの出力ポートとの間に1つ以 上の交換路(sviHhpath)が提供されているときには、多重路ネットワ ークと呼ばれている。
この場合、入力ポートと出力ポートを識別するだけでは、1つのネットワークか ら他のネットワークへの方路を完全に決定することはできない。このような入力 ポートと出力ポートとの間の交換網によって提示される多重路間で1つの選択の 機会が作られなければならない。
このようなネットワークは、交換路が交換網内において、その交換網の入力ポー トの暗黙の、あるいは又、明示の識別を含むルーティング(rouging)情 報を、出力ポートのかかるルーティング情報によるばかりでなく、その交換網に 特定されるルーティング判断によって決定されるように構成されているとき、最 も広義の意味において、自己経路選択(+elf−roling)ネットワーク と呼ばれている。
交換網に導入される自己経路選択方式のファシリティ(facili+y)は、 経路選択が入力ポートと、出力ポートの識別化のみによって規定されているとき 、多重路ネットワークによって提起される経路選定問題を解決するための独特の 手段を選択してくれる。
多重路で接続志向(connection−oritn+ed)の自己経路選択 方式の交換網は、非同期時分割多重チャンネル交換や非同期時分割多重回路交換 において公知のものである。かかるネットワークにおいては、接続の設定やルー ティング・プロセスは、呼び(cjll)の最初において、すでに完成されてい るので、交換路は決定される。この場合の交換路の素子は、はじめは、自由であ るが、後に呼びによって占有され、従って、ほかの呼びに対しては、使用できな いものとなる。従って、設定されている交換路は、新しい交換路を探索する時に は、チャンネル不足が原因して、ブロッキング(blocking;ブロック化 )を引き起こす原因となる。これらすでに公知の交換網に適用されているスイッ チング・プロセスは、一般には、交換網のすべての又は、主な部分をその適用範 囲に入れている。従って、接続を設定することは、複雑なものとなり、そのため 、個々の制御動作の点から見るとき、相対的に長い時間経過(time 1ap st)が要求される。
一方、この時間経過は、呼びの接続時間と比較すると非常に短いものであり、従 って、交換網のコミュニケーション効率に対しては、損害を与えるものではない 。
セルは、パケット(packet)とも呼ばれているが、これは特に、セルの宛 先(des+inx+1on)を特定するための情報と、呼びデータとを含むタ グ(tag)で構成されているデジタル情報のユニットである。
セルには、長さが固定されているものと、可変なものとがある。長さが可変のセ ルの場合には、セルは長さが相対的に短く固定されており、内部伝送も、メモリ やレジスタへの記憶もできその処理機能も適正化することができる多くのサブセ ルの割込みのないシーケンスの形で伝送される。
非同期時分割多重方式セルによる伝送システムにおいては、同じ接続に伝送され るいくつかの呼びのセルは、お互いになんらかの順序で追従し、従って、特定の 呼びに関係するセルが、不規則な間隔で伝送されることになる。
非同期時分割多重方式セルによる伝送システムの特性を考慮して、非同期時分割 多重方式セルの交換網は、一般には、かかるセルを個々にスイッチングするよう に構成されている。この場合、上記セルの個々のスイッチングとは、次のように してなされる。すなわち、それぞれのセルについての交換路が発見され、それを 、このネットワークの入力ポートから、少(とも一つの出力ポートにルーティン グする。この場合、「セル志向(cell−oriented) Jの交換網で は、経路発見と選択のプロセスを個々のセルに対して実行することができる。更 に、この種のタイプのネットワークにおいては、以下のことが共通事項として受 け入れられている。すなわち、2点間方式(paint−to−paint)と 呼ばれている。一つの入力ポートから他の出力ポートへの従来のルーティング方 式に対してばかりでなく、1つの入力ポートといくつかの出力ポート間の少なく とも、1点対多数点方式(paint−to−muNipoinl のルーティ ング方式に対してもプロビジョンを住宅することが得策であるということである 。
しかしながら、非同期時分割の多重チャンネル方式や、多重回路方式の交換網に ついて上記したような事前の接読設定プロセスは、原理的には、非同期時分割多 重セル方式のスイッチングには、適用できるものであるにもかかわらず、次のよ うない(つかの問題点を有している;すなわち、ネットワークのそれぞれの内部 リンクに設定される接続のビット伝送速度(bit take)の管理が複雑で あること、データ接続の設定に時間がかかりすぎることである。
非同期時分割の多重チャンネル方式又は、多重回路方式のスイッチングにおいて 公知の多重路接続志向の自己経路選択方式の交換網は、非同期時分割多重セル方 式のスイッチングに対して適切な解決策を提示していない。
従って、当業者は、経路発見を含・むスイッチング・プロセスがそれぞれのセル に対して段毎に実行され、そのために、呼びの最初において接続の予備設定とマ ーキングとを必要としない特定の交換網へと移行した。
この種のタイプの交換網の一例については、下記文献に記述されている; Is Tannet ’Dc+ign ofa Broadcast Pxek ej Network’。
IEEE INFOcOM ’86’ 、第5回年次会用前刷、’Comput ers and Coa+munica日ons IntegrNion De sign、Ana17sit and M!Il1geffl!Ill’ ペー ジ668〜673゜このように構成されるネットワークは、入力ポートから、出 力ポートに向けて、1点対多数点方式セルに必要なセルのレプリケーション(r !plicxjion)を専門に行うための段、セルの分配を専門に行い、これ によって異なった入力端からのセルを混合し、統計的に可能とされる限りにおい て、それぞれのリンク当りに等しく、安定した平均ビット伝送速度を得るための 段と、出力ポートへのルーティングを選択的に行うことを専門とする段とから成 っている。かかるネットワークは、2個の入力端と2個の出力端だけを有するス イッチング素子を用いて構成される。それぞれのスイッチング素子の入力端には 、2個のセル用の小さいバッファ・メモリが提供されている。あるセルが、他の セルがすでにこの出力端に伝達されているために利用し得ない出力端を使用しな ければならない時は、このまだ伝達されていないセルは、入力端において、一時 的に記憶することができる。
かかるネットワークの場合、下記のような問題点と制限とが特に指摘される; −人力ポートと出力ポートの数が大きくなると、段数も増大する。
−出力ポートがビジーの時には、セルの入力ポートの記憶装置による効率が制限 される。
−段数の多さ等により、の拡張化することがむずかしい。
− セルのレプリケーシコンを専門に行う段の設置が必要とされるので、コスト 高となる。
−それぞれの入力ポートでのセルの到達のプロセスにかなり敏感である。このこ とは、分配用の段を使用しても完全に解決されるものではなく、従って、交換網 の性能などにも影響することになる。
本発明の一つの目的は、上記した問題点や制限に影響されることがなく、たとえ 、影響されたとしても、極く僅かであるような、非同期セル志向自己経路選択の 時分割多重セル方式の交換網を提供することである。
本発明の交換網は下記の如き特徴を有する;−ネットワークの少なくとも一つの 段のそれぞれのスイッチング素子は、少なくとも、3個の出力端を有している。
−これらの出力端は、ルーティング・グループ(routiBg+oup)と呼 ばれる出力端グループとして配列されている。
−1つの出力端グループは、1つ以上の定められた出力端で構成されている。
−1つの入力端で受け入れられる長さが固定した、あるいは、長さが可変のセル に関連づけられるルーティング情報に基づいて、スイッチング素子は、1つ以上 の上記した出力端グループから成る組を特定するように構成されており、セルの コピー(copy)は、上記特定された出力端グループのそれぞれに伝送される 。
−スイッチング素子は、上記したように受け入れられたセルを、上記績の単一グ ループの出力端のうちの選択された出力端に伝送するか、又は、上記績の出力端 グループのうちの1つの出力端、すなわち、それが属している出力端グループか ら選択された出力端に伝送するように構成されている。
従って、本発明のネットワークは、その段の少なくとも1つの段において、スイ ッチング素子で構成されている。
これらのスイッチング素子は、1つの出力端がその都度選択される、定められた 出力端グループを設定することによって、選択的な経路を得るばかりでなく、ル ーティング・グループの異った出力端へのセルの分配をも実行する。更に、いく つかのグループのそれぞれの出力端へのルーティングができるから、1点対多数 点方式のルーティングにおいて要求されるセルのレブリケーシ3ンをも実行する 。従って、かかるスイッチング素子は、交換網のパーツの専門化が失われてしま っているような統合的な交換網の実行を可能にする。スイッチング素子が含むグ ループ当りの出力端が多くなればなる程、1つのセルに提供される経路の数が多 くなるから、分配はそれだけ良好になってくる。このことは更に、利用しうる出 力端の記憶装置によるブロッキングを減少されることにもなり、スイッチング素 子のルーティング効率、従って、交換網のルーティング効率を向上させることに もなる。同様にして、スイッチング素子は、ある特定の入力端からのセルが、そ れぞれの段において、異った多様の経路にルーティングされるから、セルの到達 プロセスには、敏感なものではない。
多段式交換網においては、少なくとも2つの段のスイッチング素子が特定された ような特性を有しているように配列することが可能である; 従って、グループ における出力端の配列は、少なくとも2つの段において、これら出力端のそれぞ れが必ずしも同じである必要はないので、これらの段のそれぞれのスイッチング 素子は、それぞれ位置情報から得られるそれ自身のルーティング・パラメータを 保持しつるように構成されている。
上記したように出力端を配列することによって、交換網におけるスイッチング素 子のロケーションにおいて、グループとしての出力端の配列と、特に、連続する 二組の段の間のリンクの配列は必ずしも同じではないということとを考慮するこ とができる。
本発明の他の特性によれば、上記したルーティング情報は、それぞれの段におい て翻訳され、それによって、受は入れられたセルをスイッチング素子の出力端に 伝送するモードが決定される。そして、上記翻訳は、スイッチング素子の位置か ら得られる上記ルーティング・パラメータに基づくものである。
このように配列することによって、同種タイプのスイッチング素子を交換網の異 った段に使用することも、単一組のルーティング情報をセルに使用することが可 能となる。
交換網の異った段で使用されるセルの伝送モードが異っているにもかかわらず、 上記の事実は、異ったルーティング・モードの使用により多大のフレキシビリテ ィを与えるものであり、従って、多様の可能な伝達シーケンスによって、交換網 を横切ってセルを転送することが可能となる。
特に有利な適用モードにおいては、ネットワークの少なくともある一定の段のス イッチング素子は、セルのルーティング・タグに収納されているルーティング情 報を翻訳するための手段を有しており、これは、交換網を横切ってセルを伝達す るために要求とされるシーケンスを規定するルーティング制御コード (ton ing control cod!; RCす、2点間ルーティング方式のため の出力ポート・アドレス(RCA)及び/又は、1点対多数点方式のルーティン グのためのマルチキャスト・ツリーの内部基準番号(inH+nal +afe +ence number; IRN)を含んでいる。
スイッチング素子の位置から得られる上記ルーティング・パラメータに基づく上 記ルーティング制御コードを翻訳するスイッチング素子としてはルーティング・ モードを結果として選択するように設計されたものが考えられる。特に、このよ うな素子は、2点間ルーティング方式か、1点対多数点ルーティング方式とする ことができる。
本発明は、すべての段のスイッチング素子が対称であって、入力端と出力端が同 数である場合、更に交換網が結果的には対称であって、入力ポートと出力ポート が同数である場合をカバーするものである。
本発明のもう一つの特徴によれば、少なくとも1つの段のスイッチング素子を非 対称で、それぞれがその段に入るトラフィック(traffic)の拡張を実行 することができ、従って、これらのスイッチング素子のその入力端に対する出力 端のセル・トラフィック負荷(cell traffic 1oad)を減少さ せることができる。
このように配列することによって、スイッチング素子の出口端の負荷を減少させ ることができ、従って、セルの保持や、スイッチング素子における損失や、これ らスイッチング素子での対応するバッファ・メモリの要求条件を減少させること ができる。
一方、少くとも一つの段のスイッチング素子をそれぞれがその段を出ていくトラ フィックの集中(concenHajion)を実行する非対称とすることが可 能であり、この場合、これらのスイッチング素子のその入力端に対する出力端の セル・トラフィック負荷が増加する。
少な(とも1つの段において、このように非対称の2つのタイプのスイッチング 素子を使用した場合、それぞれのタイプの素子は、入力ポートと出力ポートの数 が異っており、第1のケースでは、より多(の数の出力ポートにトラフィックを 分配し、第2のケースでは、より少ない数の出力ポートにトラフィックを集中さ せるような非対称の交換網を構成することが可能となる。
更に、非対称であるが方向が異っていない段を同じ交換網に組み合せ使用するこ とができる。特に、入力ポートと、出力ポートが同数である非対称の交換網であ って、その第1段の少なくとも1つの段が非対称であり、トラフィックの拡張を 実行し、そして、最終段の少なくとも1つの段が非対称であり、上記拡張された トラフィックを補償するトラフィックの集中を実行するような非対称の交換網を 構成することも可能である。このことは、上記したような利点を有する2つの非 対称段の間の交換網の内部リンクに課されるトラフィック負荷が減少されること を意味する。
本発明のもう一つの目的は、少なくともいくつかの段のスイッチング素子が2つ の相反するトラフィック・ストリーム(trxjfic s+r+am)に属す るセルを経路づけし、しかも、両方向のスイッチング素子と呼ばれるこれらのス イッチング素子のそれぞれにおいて、その入力端が二組の入力端に分割され、そ の出力端は二組の出力端に分割されており、1つのトラフィック・ストリームは 、正常時には、第1の組の入力端から、第1の組の出力端に経路づけされ、その ばかのトラフィック・ストリームは、第2の組の入力端から、第2の組の出力端 に経路づけされるような交換網を提供することである。スイッチング素子におけ るルーティング情報の翻訳は又、ルーティングが「正常」であることを決定する のに関係するトラフィック・ストリーム、つまり、出力端の関連づけられている 組(同一のトラフィック・ストリーム)であるか、又は、「反射(reflec ted) Jであることを決定するのに関係するトラフィック・ストリーム、つ まり、出力端の他の組(相反するトラフィック・ストリーム)であるか考慮して いる。
しかし、本発明は更に、交換網のすべての段のスイッチング素子が単方向性であ り、これらスイッチング素子のそれぞれの入口端から、出口端へと経路づけられ ている単一のトラフィック・ストリームに属するセルのルーティングを実行する ようなケースにまで拡張される。
本発明の一つの実施例によれば、交換網は、少なくとも3個の単方向の段を有し ており、最終段以外の段のスイッチング素子は、それぞれ、1つ以上のリンクに よって、それにつづく段のそれぞれのスイッチング素子に接続されている。更に 、第1段以外の段のスイッチング素子は、それぞれ、1つ以上のリンクによって 、その前の段のそれぞれのスイッチング素子に接続されている。
本発明のもう一つの実施例によれば、交換網は、少なくとも1つの入力端選択ユ ニットと、少なくとも1つの出力端選択ユニットを含んでいる。それぞれのユニ ットは、少なくとも2つの段に配列されているスイッチング素子で形成されてお り、更に、それぞれのユ、ニットにおいて、最終段以外の段のスイッチング素子 は、それぞれ1つ以上のリンクによって、次の段のそれぞれのスイッチング素子 に接続されており、第1段以外の段のスイッチング素子は、それぞれ、1つ以上 のリンクによって、その前の段のそれぞれのスイッチング素子に接続されている 。入力端選択ユニットは、出力端選択ユニットと縦並びに配置されており、入力 ポートは入力端選択ユニットの入力ポートに接続されており、出力ポートは、出 力端選択ユニットの出力ポートに接続されている。
最後の実施例においては、単一の入力端選択ユニットは、第1段の出力端と、第 2段の入力端の間をクロスに接続することによって、直接単一の出力端選択ユニ ットに接続することができる。
入力端選択ユニットと、出力端選択ユニットがいくつかある場合は、本発明によ れば、交換網は更に選択面(selectjon plane) と呼ばれる選 択ユニットを含むことができ、この選択面のそれぞれは入力端選択ユニットの出 力ポートを出力端選択ユニットの入力ポートに接続している。
本発明のもう一つの特徴によれば、少なくとも1つの段のスイッチング素子にお いて、この段に入力される伝達方向のトラフィックをこの段のすべての出力端に 総合的に分配するためには、一つのスイッチング素子の上記出力端グループの1 つが、スイッチング素子が単方向性のものである時は、このスイッチング素子の すべての出力端を含んでおり、あるいは又、これが双方向性のものである時は、 与えられた伝達方向のための二組の出力端のすべての出力端を含んでいるように 構成されている。
本発明のもう一つの実施例によれば、交換網は、拡張可能な折返しネットワーク (!xjensible folded nNvotk) として構成されてい る。これは、少なくとも2つの段を有しており、このうちの少なくとも1つの段 は双方向性である。
入力ポートは第1段のスイッチング素子の上記第1の入力端の組の入力端に接続 されており、出力ポートは、第1段の上記と同じスイッチング素子の上記第2の 出力端の組の出力端に接続されている。これが、双方向性である時には、最終段 は、入(incoming) )ラフイック・ストリームをその前の段のスイッ チング素子に経路づけする単方向のスイッチング素子で構成されている。これに よって、トラフィックの反射機能が実行される。
第1段が双方向性のスイッチング素子で構成されておらず、単方向性のスイッチ ング素子が二組の相対(coonterpan+) (1つの組は各方向への伝 送用)として構成されている場合には、入力ポートは、次のスイッチング素子の 入力端に接続され、出力ポートは前のスイッチング素子の出力端に接続される。
この最後の実施例によれば、折り返し交換網は、少な(とも2つの段で構成され ており、このうちの少なくとも1つは双方向性であり、最終段以外の段のスイッ チング素子は、それぞれ1つ以上のリンクによって、次の段のそれぞれのスイッ チング素子に接続されており、第1段以外の段のスイッチング素子は、それぞれ 、1つ以上のリンクによって、前の段のそれぞれのスイッチング素子に接続され ている。
最後の実施例の代替例によれば、折り返し交換網は、少なくとも3つの段で構成 されており、このうち、少なくとも最初の2つの段は、入力端選択ユニットと、 出力端選択ユニットで構成されており、それぞれのユニットは、少なくとも2つ の段に配列されているスイッチング素子で形成されており、更に、それぞれのユ ニットでは、最終段以外の段のスイッチング素子は、それぞれ、1つ以上のリン クによって、次の段のそれぞれのスイッチング素子に接続されており、第1段以 外の段のスイッチング素子は、それぞれ、1つ以上のリンクによって、前の段の それぞれのスイッチング素子に接続されている。
この最後のケースの場合、段の数を増加しろる大容量の交換網を構成するために は、上記入力端選択ユミットと出力端選択ユニットは、折返し選択面(fold ed +glection plane)と呼ばれるいくつかの選択ユニットに よりて相互接続させることができる。この場合、それぞれの折返し選択面は、要 求される容量に応じて、1つ以上の段で構成される。
少なくとも1つの双方向段を有しているこのような異なったタイプの折返し交換 網は、ネットワーク・ボートの数に基づいて要求される容量に応じて、段の間の 配線を変えることなしに、段の数に応じて拡張しうるという有利な特徴を提供す ることができる。任意の双方向性の段は、その人伝送方向から、自伝送方向へト ラフィックを「反射(re−uact)Jさせる能力によって中間構成の最後に 設置される段を一時的に形成することができる 最後の実施例において利点とされることは、交換網の第1段が可能な経路に、入 力されるトラフィックを総合的に分配することができることである。すなわち、 これら第1段の間のすべてのリンクにわたってトラフィックを総合的に分配でき ることであり、これによって、多重経路上の入力ボート全体にわたって受け入れ たセルを分配することができる。かかる段での単方向性スイッチング素子におい ては、単一のルーティング・グループは、そのスイッチング素子のすべての出口 端で構成されている。一方、かかる段での双方向性スイッチング素子では、人伝 送方向にある出力端の組が単一のルーティング・グループを形成しており、入力 されるトラフィックは、これを通じて分配される。入力されるトラフィックの分 配を実行するためには、本発明によれば、それぞれのセルは、かかるルーティン グ選択グループにおいて、利用可能などの出力端でも選択しうるちのでなければ ならない。
更に、利点とされることは、交換網の第1段の1つ以上の段のスイッチング素子 が、ルーティング・データの2点間伝送モード、及び/又は、1点対多数点の伝 送モードを特定しているときには、上記位置データを考慮しつつ、入トラフィッ クは、第1段に均等に分配されるように構成されていることである。
更に利点とされることは、グループの出力端の選択が、このグループの異なった 出力端へのセル負荷がバランスされるような方法で実行されることである。更に 利点とされることは、このグループの異なった出力端へセル負荷をバランスさせ る方法で実行される上記選択が、スイッチング素子の入力端へのセルの分配と、 出力端へのセルの分配との間を非相関的に実行するための擬似乱数列分配プロセ ス(pceudo−+andom distribution process )に基づいていることである。この擬似乱数列分配は、選択されたルーティング ・グループに属する異なった出力端から1つの出力端を選択する時に実行される 。これは、セルのアイデンテテイ(iden+Ny)が出力端それぞれに割当て られているキュー(queue)に記憶される前に実行することができる。更に 、上記したような2つの配列、つまり、負荷の平衡化(bxlancing)  と乱数列分配とが組合せできることが利点とされる。
本発明になる多重路自己経路選択方式の交換網は、更に、次の如き緒特性をも提 供する。
−呼び(C1ll)の異なったセルを関係する出力端ポートや、不定時用(fo r an unde!1ncd time)にセルを記憶するスイッチング素子 に伝送するために多重路を組合せ使用することによって、これらのセルが、連続 するセルの順序を変えるような可変転送時間で、出力ポートにルーティングされ る。かかる特性は、交換網のそれぞれの出力ポートで、セルの順序を再構成する ための回路が導入使用されていることを意味する。
−人力されるセル・トラフィックが第1の分配段での可能な多重路に分配される ように構成されているために、かかる交換網の内部接続のビット伝送速度が、そ れに接続される外部伝送接続のビット伝送速度、すなわち、これら外部接続に伝 送されるサービス・ビットの伝送速度に依存するものではないという特徴が得ら れる。
ネットワーク内での多重路による分配の原理によって、高いビット伝送速度の外 部接続からのセルの流入が低いビット伝送速度の交換網のいくつかの入力ポート に分配される。例えば、2.4Gbit/sのビット伝送速度の外部接続を16 X 150MbN/sの入力ポートに接続することができる。セルを、交換網の すべての可能な経路に伝送した後、2.40bit/sのビット伝送速度で8外 部接続を必要とするセルは、非同期の多重化が2.4GbN/sの出接続につい て実行される16X 150Mbit/sのビット伝送速度の出力ポートのグル ープにルーティングされ、セルの順序が再構成される。
同じ理由によって、200MbN/sのセルのビット伝送速度が要求されている サービスは、交換網を通じて、それぞれが156MbN/sの外部接続に対応す る多重路に転送することができる。
第1の分配段での入トラフィックの分配は更に、次のような特徴を持っている; すなわち、交換網の内部段のスイッチング素子に関して、外部接続への負荷の平 。
均化が実行されるということである。例えば、トラフィック面から見て最も過大 に負荷されている選択ユニットのすべての外部接続に関する平均トラフィック負 荷に基づいて、可変の数の選択面を設置することが可能である。
−1点対多数方式の転送に関しては、前もって規定されたマルチキャスト・ツリ ー及びセルを複数の経路を横切って転送するための複数の可能な経路に応じて、 自己経路選択スイッチング・ネットワークは、異なった段のスイッチング素子の マルチキャスト拳ツリー・メモリの内容の特徴的編成を必要とする。本発明によ れば、対応する分岐点(branch point)を規定することが可能であ り、従って、どの段においても、不必要なコピーを生成することはない。このこ とは、段の間の内部リンクでの内部的過負荷が防止できるということである。
本発明の上記した目的や利点と、発明それ自身については、添付されている図面 を用いての下記の記述を通じてより明確化され、よりよ(理解されるであろう。
図1は本発明の交換網に用いられているスイッチング素子15Hの回路の公知の 図面である。
図2は、本発明の実行のために設計されたセルのフォーマットの説明図である。
図3は、相反する二つの方向にセルを経路づけするために図1に示されたスイッ チング素子を用いる方法を示した図面である。
図3の2は、図1に示されたサブセル・バッファー・マネージメント・ロジック SEMLの詳細図である。
図4は、本発明によるルーティング・ロジック(+o++Iinglogic  ) RLを示す図面である。このR1,は図3に基づいて、図1に示されたスイ ッチング素子に適用できる。
図4の2は図1に示されたセル出力キューイング・マネージメント−ロジック( cell o+upl BeaiB IIlansgeie++jlogic)  COQMLの詳細図である。
図5は、本発明による対称双方向***換網を示す図面である。
図6は、それぞれが3つの段を有する3つの背面方式(back−to−bac k)の選択ユニットとして配設される四段対称双方向交換網を示す図面である。
図7は図6に示されたネットワークに対応する折返し対称交換網を示す図面であ る。
図8は3つの段を並置して成る対称双方向交換網を示す図面である。
図9は上記ネットワークに対応する三段非対称双方向交換網を示す図面である。
図1Oは、いくつかの二段選択ユニットを有する非対称双方向交換網を示す図面 である。
図11は、いくつかの三段選択面によって相互接続されているいくつかの二段選 択ユニットを有する対称単方向交換網を示す図面である。
図12は図11に示されたネットワークに対応する折返し対称交換網を示す図面 である。
これらの図面において、説明を単純化するために、各種の接続は複数個の導線が 組込まれているが、単線として示されている。更に、これらの図面には、制御回 路は示されてはいない。これらの回路が何を実行するかについては、当業者にと っては、以下の記述内容から容易に理解することができるであろう。
X個の入力端11〜IX、 Y個の出力端01〜0Y(XとYは同時に1に等し くなり得ない)を有する図1に示された交換網は、長さが固定又は可変のセル又 はパケットにグループ化されたデジタルの信号をスイッチするように構成されて いる。このようなセルは図2に示されているが、これは、例えば、一連の連続す るサブセルで構成されている。つまり、第1サブセルFSC、中間サブセルIS Cと最終サブセルI、SCとで構成されている。これらのサブセルは、例えば、 !62ビットあるいは、2ビツトと20個の8ビツト・キャラクタ−とのように 互いに等しい長さを持っている。それぞれのサブセルはサブセル・コントロール ・ヘッダ(subsell c++nual header)SCHとデータ・ ブOtyりDBI−DBSを有しており、第1サブセルFSCは更にセル・コン トロール・ヘッダCCHを有しており、このCCIIは例えば、同じセルに属す る一連の連続するすべてのサブセルが出力端RGI〜RGYのどのグループに転 送されなければならないかをスイッチング素子に決定させるルーティング情報を 含んでいる。この転送は同一の出力端で実行される。この説明においては、サブ セル・コントロール・ヘッダ5CIIは、明示2進値(erplicij bi naB valueHl、0G又は01を有するものと仮定され、この2進値は 、サブセルがセルの第1サブセルFSCか、中間サブセルlSCか、最終サブセ ルLSCであるかを示している。
セル・コントロル・ヘッダCCHそれ自体、3つの部分、すなわち、ルーティン グ・コントロール・コードRCC、ネットワーク出力アドレスの形での宛先指示 RCA及びマルチキャスト・ツリーの内部基準番号IRNを含んでいる。
ルーティング・コントロール・コードRCCは5ビツトで構成することができ、 2点間力式のルーティング・モードを示すルーティング・モード・データや、ブ ロードキャスト又はマルチキャスト・ルーティング・モード、あるいは、必要と される他のルーティング・モードを含んでいる。これらのモードのうちのいくつ かについては、ひきつづき説明する。ルーティング・コントロール・コードRC Cがスイッチング素子に対して、2点間力式のルーティング・モードを示した場 合、ネットワーク出力アPレスRCAを解析することによって、選択される出力 端グループが特定される。
又、ルーティング・コントロール・コードRCCがブロードキャストやマルチキ ャストのルーティング・モードを示した場合には、マルチキャスト・ツリーの内 部基準番号IRNを使って、その分岐(branch)に対応する出力端のグル ープを特定するメモリーを読み取り、このスイッチング素子内のそのツリーに対 して実行される。
例えば、14ビツトまでで構成されているネットワーク出力アドレスRCAによ って、受は入れられたセルがアドレスされる交換網の出力ポート(又は、出方ボ ートのグループ)が特定される。選択的ルーティング(経路選択)が、交換網の 1つ以上の段で実行される時は、セルを経路づげするためには、それぞれのスイ ッチング素子において、この宛先データ(destination data) の一部分だけが必要とされる。
例えば、14ビツトで構成されている内部基準番号IRNは交換網に用いられる 番号であって、これによって、入力されるどのセルが、出力ポートのうちのいく つに転送されなければならないかによって、マルチキャスト・ツリーが特定され る。本発明によれば、自己経路選択の多重路ネットワークのマルチキャスト・ツ リーは、入力ポートとは無関係であるがために、1点対多数点方式の接続ではな いということ、及びこのツリーが、宛先出力ポートの組によってのみ特徴づけら れているということは、興味ある注目点である。更に、かかる多重路のネットワ ークにおいて、このツリーは、マルチキャスト・ツリーの入力ポートの組と、宛 先出力ポートの組との間の多数の可能性のある1点対多数点方式の経路に対応し ている。事実、与えられたマルチキャスト・ツリーの内部基準番号IRNは、単 一セルに必ずしも特定されるものではなく、それぞれのセルをこのマルチキャス ト・ツリーの宛先出力ポートの組に伝送するのに必要とされるすべての入力ポー トからの呼び(call)によっても使用される。
図3は、作図面での便宜上、双方向の経路選択の場合での図1に示されたスイッ チング素子+sEの使用法を示したものであり、これには、反射ファシリティ  (+ellection Ia−eilN7)が提供されている。これについて は、図7,9゜1(1,12を用いてひきつづき説明する。
この実施例におけるスイッチング素子1sEは32個の入力端11〜+32と、 32個の出力端01〜032で構成されている。
入力端+1−132は、11〜+16と、117〜132の二組に分割されてい る。出力端は01〜016と017〜032の二組に分割されている。内部的に は、反射状態にある以外に、スイッチング素子は、ルーティングを入力端11〜 116から出力端01〜017に向かって正しく左から右に提供されるように構 成され、更に、入力端117〜132から出力端017〜032へのルーティン グは、外部配線法によっているために、右から左へ平行に提供されるように構成 されている。反射状態にあるときは、スイッチング素子は、入力端11〜+16 から出力端017〜032へと、あるいは又、入力端[17〜132から出力端 00〜016へとルーティングされるように構成されている。
このようなスイッチング素子にあっては、入力端のルーティング方向への割り当 ては、前もって決められている。
これの割り当ては、それぞれの入力端に添付されているビット10によって指示 することができ、しかも、それが「入り(incomingN方向(例えば、+ 1〜+16は出力端01〜016に対して正常時に経路付けされるルーティング ・トラフィックである)に属するか、あるいは又、それとは反対の「出(o1g oinglJ方向(上記と同じ例において、117〜+32は旧7〜032に対 して正常1時経路付けされるルーティング・トラフィックである)に属するかを 指示するものである。
それぞれの方向における16個の出力端の組は、例えば、少なくとも2つの出力 端で最大で8個のグループに分割することができる。このように分割されたグル ープのうちの1つの出力端へのセルのルーティングは簡単に識別(iden−+ 1licilion)するだけでよい。ここでの識別は、セルが伝送されるグル ープの8ビツト語(グループ当り1ビツト)によってなされる。セルは、このよ うに識別されたそれぞれのグループの単一出力端に伝送されるものと理解される 。
図1において、スイッチング素子の入力端11〜IXは、それぞれ直列/並列コ ンバータ回路5PRI/5PRXとインターロック回路ILI/ILXのカスケ ード接続(cascade coIlnection)を介して多重化回路MX のそれぞれのデータ入力に接続されている。多重化回路MXのデータ出力CIは 、サブセル・バッファRAM BMのデータ入力部に接続されている。一方、多 重化回路MXの選択出力x1は、サブセルの期間中、多重化回路のX個の入力の それぞれを次々と多重化回路の出力に接続することができる入力クロック回路x Cによって制御される。
ここで言うサブセル期間とは、サブセルが直列/並列コンバータ回路5PRI/ 5PIIXに受け入れられている時間間隔のことである。
バッファ・メモリBMは、全体に共用されており(+o−tal115hare d) 、そのデータ出力は、デマルチプレクサ−(demuNiplergr)  DIのデータ入力に接続されている。デマルチプレクサ−DXのY個のデータ 出力は、直列/並列コンバータ回路PSRI/PSRXを介して、それぞれ出力 端01〜OYに接続されている。デマルチプレクサ−DIの選択入力Ylは、サ ブセル期間中多重化回路の入力を次々に、デマルチプレクサ−のY個の出力に接 続することができる出力クロック回路YCによって制御される。
ここにおいて、162ビツトの長さを有するサブセルに対して、そして更に、入 力および出力で50Mbit/sの同じビット伝送速度に対して、サブセル期間 が次のように示されることに注目すべきである;すなわち、 162150 = 3.24μs 更に正確に言うならば、スイッチング素子が、例えば、32個の入力端を有して おり(X・32)、更に、32個の出力端を有しておる(Y=32)とすれば、 32個の書込み動作と32この読み取り動作、すなわち、64個の動作が3.2 4μ富のサブセル期間中にバッファ・メモリB旧こおいて実行されなければなら ないことになる。従って、これら動作のそれぞれは;3.24/64 =50. 62nsで実行されなければならないことになる。
更に、例えばX=16. Y=32とすれば、48この動作が同じサブセル期間 内に実行されなければならない。このことは、個々の動作は; 3.24/48 ・67、50ns で実行されなければならないことを意味する。
バッファ・メモリBMは0個、例えば、512個に分割される。分割されたそれ ぞれにサブセル・バッファ・メモリが位置しており、それぞれ1つのサブセル、 例えば162ビツトのサブセルを記憶することができる。このメモリBMはアド レス入力ACと、読取り/書き込み選択人力RWとを有しており、それぞれサブ セル・バッファ・マネージメント・ロジックSBMLの同一名称の出力に接続さ れている。
スイッチング素子は更に、サブセル・ロジックSLとルーティング・ロジックR Lとで構成されており、共に多重化回路MXのデータ出力C1に接続されている 。
サブセル彎ロジ・ツクSLは、それぞれのサブセルのサブセル・コントロール・ ヘッダ5CIIを検出し、確認するように設計された検出器であって、そしてサ ブセルが、それぞれ、最終のサブセルLSCであるか、第1のサブセルFSCで あるか、あるいは又、第1のサブセルでないかどうかによって、アクティブな出 力信号LSSFO又は、NFを出力する回路である。
ルーティング・ロジックRLは、セルの各第1のサブセルFSCのセル・コント ロール・ヘッダCCHのルーティング情報を分析して、そのルーティング情報に よって、アクティブな出力信号RMDとRCとを出力する。更に詳しくは、信号 RMDは、セルのサブセルが伝送される出力端の1つ以上の選択されたグループ を特定し、一方、信号RCは、選択された出力端グループの数を明示する。すな わち、2点間方式の伝送に対しては1、そして、1点対多数点方式の伝送に対し ては1より大きい値の数を明示する。ルーティング情報のタイプと、ルーティン グ・ロジックRLによって出力信号RMDとRCを生成するために実行される解 析プロセスは、セルに用いられるルーティング・モードに依存している。
セル・コントロール・ヘッダCCHは、例えば、Y個のビットのルーティング情 報を収容することが可能であって、これらY個のビットのそれぞれは、セルが伝 送される出力端のグループに対応している。出力セル・キュー−マネージメント ・ロジックは、セルのキュー・マネージメントと出力選択機能とを同時に実行す る。すなわち、ルーティング・ロジックRLによって供給されるルーティング・ モードとデータRMDによって、第1の書き込みサブセル・アドレスWISAを 専用のキューBQI/BQ2に記憶し、そして選択された出力端YSの識別と同 時に、第1の読み出しサブセル・アドレスFSAOをロジックSBMLに伝送す る。
サブセル・バッファ・マネージメント・ロジックSBMLは上記した出力LS、 ロジックSLのNF、ロジックRLのRC,入力クロック回路XLのXI、セル 出力キューイング・マネージメント慟ロジックのFSAOと、出力クロック回路 YCのYJと接続されている。この回路は、バッファ・メモリBMの使用位置を 管理するものである。すなわち1.自由位置のアドレスを提供し、もし、これら のアドレスが使用中であるときは、それらを話中(busy)とさせ、使用中で ない時は、それを解放するように管理する。この回路は、入力された信号を制御 し、読み取り/書き込み選択信号RWによって、バッファ・メモリBMにおける 読み取り、書き込み動作を制御し、それと同時に、特定のセルのサブセル・バッ ファ・アドレスをリンクするリンクド・リスト(linked lif+)を形 成する。
この回路は、特定のセルのサブセルがバッファ・メモリBMの非相関的な位置に 記憶されており、一方、これらのサブセルが、それが入力端11〜IXの1つに 入力された時と同じ順序で、何の割込みもなく、同じ選択された出力端01〜O Yに経路づけされなければならないことから必要とされる回路である。
次に、スイッチング素子の動作について簡単に説明する。
図2に示したような可変長セルのサブセルが、このスイッチング素子の入力端1 1〜IXのうちの1つ、例えば11に現れたとすると、これは対応する直列/並 列コンバータ回路5PR1に入力される。このコンバータ回路5PRIに入力さ れることによって、サブセルの並列バージョン(parallelver−+1 on)が対応するインターロック回路11.1に伝送され、ついで、多重化回路 MXに入力される。入力クロック回路XCによって同一名の入力点で提供される クロック信号Xlによって制御され、入力端に対応するサブセルは、直ちにバッ ファ・メモリBMのデータ入力C1と、サブセル・ロジックSLと、ルーティン グ・ロジックRLに入力される。ついで、サブセルが、第1のサブセルFSCで あるか、最終のサブセルISCであるか、あるいは又、第1のサブセルでないか どうかが決定され、ついで、出力端RGI〜RGXのどのグループに、サブセル (および、同一セルに属するそれに引きつづくサブセル)が、それぞれ転送され なければならないかが決定される。これの結果として得られる出力信号LSSN FおよびRCはサブセル・バッファ・マネージメント−ロジックSBMLに入力 され、出力信号RMDはセル出力キューイング・マネージメント・ロジックCO QMLに入力される。
ロジック回路SBMLは、クロック信号XIで制御されて、自由バッファ位置の アドレス、例えばVISAをバッファ・メモリBMのアドレス入力ACに提供す る。結果的には、バッファ・メモリBMのデータ入力CIに存在するサブセルは 、アドレスWISAを有するメモリ位置に記憶される。このアドレスW+SAは 話中(b u s y)とされ、同じセルからすでに入力されているすべてのア ドレスのリンクド・リスト(この場合は、信号NF、 LS、 R,CとRMD が用いられる)に加えられる。このリストでは、アドレスの順序はセルのサブセ ルの順序と全く同じである。
読み取り動作中は、サブセルのアドレス、例えば、ROSAは、出力クロック回 路YCによって同一名の入力点で提供されるクロック信号Ylによって制御され て、バッファ・メモリBMのアドレス入力ACに提供され、対応するメモリ位置 のサブセルが読み取られ、バッファ・メモリBMのデータ出力に伝送される。つ いで、サブセルはデマルチプレクサDIを通じて、セル出力キューイング・マネ ージメント・ロジックCOQMLの信号YSと同一名で示された出力端に入力さ れる。
図3の2は、図1のサブセル・バッファ・マネージメント・ロジックSBMLを 詳細に示したものである。
すでに説明したように、このロジック回路は、入力としテLS、NF、RC,X i、YJ、FSAOとYSを有しており、出力としては、AC,L、 RWとF SAIを有している。この回路は自由メモリ位置マネージメント回路FMLMC とサブセル・リンク・メモリSLMと、入力サブセル・ポインタ・メモリISP Mと、出力サブセル・ポインタ・メモリO5PMとで構成されている。
このうちのFMLMC回路は、例えば、バッファ・メモリBMのすべての自由位 置のアドレスを記憶しているFIFOメモリである自由位置キューイング・メモ リFQで構成されている。
FMLMC回路は、入力ROSAと、出力VISAと制御端末QCとRWを有し ている。
サブセル・リンク・メモリSLMはサブセル・バッファ・メモリBMの0個のメ モリ位置に対応する0個のメモリ位置で構成され、それぞれに対して、次のもの を記憶している;−次のサブセル(NSL)へのリンク・アドレス−読み取らな ければならないサブセルのコピー数(NC)−セルの最終サブセルを指示するフ ラグ(L)サブセル・リンク・メモリ・フィールドSLMは、ダウンカウンタ( dovncounte+3DCと関連づけられており、それによって、上記のN C値が、メモリSLMが読み取られる毎に1だけ減少される。ついで、この新し い値が前の値に代わって記憶される。この新しい値がゼロに達した時、すべての サブセルのコピーが読み取られたことになり、ダウンカウンタDCがサブセル読 み取りアドレス(ROSAIを記憶するのに用いられる信号QCを生成する。こ れは自由メモリー位置マネージメント回路FMLMC内では自由となる。
入力サブセル・ポインタ・メモリIsPMは、X個の入力端に対応してX個のロ ケーションを有しており、X個の入力端の時分割多重化動作を規定する入力クロ ック信号X1と同期して作動する。このメモリが各入力端で記憶するものは;− 人力される最終のサブセルのバッファ’アドレス(LCB) −後で読み取らなければならないサブセルのコピー数(LC) −セルの最終サブセルを指示するフラグ(B)出力サブセル・ポインターメモリ O5PMはYK個の出力端に対応するY個のロケーションを有しており、Y個の 出力端の時分割多重化動作を規定する出力クロック信号YJに同期して作動する 。それぞれに入力端に対して、このメモリ、出力端に伝送されるために待期して いる次のセルのロケーションのアドレスを記憶する(WCB)。
読み取り制御回路は、各種の回路・に対して、入力端(XI)と出力端(YJ) に関して、クロック信号をインターリーブ(inte+l!ave) した結果 として、バッファ・メモ98M内での読み取り、書き込みの交互動作に関連づけ られるSBML回路の交互動作に対応して、適切な信号を提供する。これによっ て、結果として得られる信号RWは、サブセルの書き込みのためのバッファ・メ モ98M内でのそれぞれの書き込み動作中は、アクティブ(active)とな り、サブセルの読み出しのためのバッファ・メモ98M内での読み取り動作中は 、イナクティブ(inaetiマe)となる。
次に、書き込み、読み取り中のサブセル・バッファ・マネージメントφロジック の機能について、その特徴をセルの3つのタイプのサブセルについて説明する。
ここで言う3つのタイプとは、茶1サブセルFSC、中間サブセルISCと最終 サブセルLC3である。
最初は、第1サブセルFSCの場合であって、バッフ7・メモ98M内での書き 込み相について説明する。この場合は、信号FOが提供され、マネージメント俸 ロジックSBMLはロジックSLとロジックRLから、それぞれ次の信号を入力 する;−第1サブセルFSCを示すための信号、NF = 0− 最終サブセル LSCでないことを示す信号、LS = 0− 例えば、2つの出力端グループ に1点対多数点方式で伝送する場合を仮定した信号、RC= 2信号RWがアク ティブである時の書き込みサブセルのアドレスはマネージメント回路FMLCM によって提供され、これは入力されたサブセルが記憶される選択された自由のバ ッファ・ロケーションとなる。アドレスW!SAも又、同一入力端に関する次の サイクルを考慮して、このアドレスを最終サブセルのアドレスとして記憶するた めに、入力端XI用の入力サブセル・ポインタ・メモリISP旧こ記憶される。
更に、アドレスVISAは、これを新しく入力されたセルの基準識別として記憶 するロジック回路COQMLに提供される。この理由は、このセルは値1を有し ている信号FOを受け入れるからである。
サブセル・リンク・メモリSLMについては、それが第1サブセルFSC(NF ・0)であって、この新しいサブセルが、前のセルの最終サブセルにリンクされ る必要がないから、アドレスVISAはNCRフォールドに記憶されない。更に 、このほかのデータ・フィールドは、入力サブセル・ポインターメモリISPM のLC11フィールドによって供給されるアドレスを選択することによって、そ して更に、サブリンク・メモリーSLMのフィールドNCとL内に入力サブセル ・ポインタ・メモリISPMからのアドレスLCとBをそれぞれ記憶させること によって、この前のサブセルに対して用いられる。制御信号ReとLSはそれぞ れ、入力端x1用のメモリIsPMのフィールドLCをBに記憶される。
中間サブセルの場合は、信号FOがイナクティブであって、サブセル・バッファ ・マネージメント・ロジックSBMLはサブセル・ロジックSLとルーティング φロジックRLからそれぞれ次の信号を受ける; −RC信号がNF・1 では使用されない。
上記したように、信号RWがアクティブであって、他のアドレスVISAがマネ ージメント回路FMLMCから供給され、メモリ位置アドレスは; −バッファ・メモリBMをアドレスし、中間サブセルISCをそれに書き込む −セルの新たに入力された最終サブセルのアドレスとしてポインタ・メモリIS PMのLCBフィールド内に記憶される。
−この新しいアドレスVISAが、メモリSLMの選択されたメモリ位置である 前のサブセルとリンクづけられている次のサブセルのアドレスであるということ を書き込むために、メモリIsPMのLCBフィールドの内容によってアドレス されるメモリSLMのIIcBフィールド内に記憶される。
同時に、メモリIsPMのフィールドLCとBのデータは、BがメモリISP’ M内で信号LSからの新しい値と置換される前に、メモリSLMのフィールドN CとLに伝送される。
最終サブセルLSCの場合は、信号FOはイナクティブであって、サブセル・バ ッファ・マネージメント・ロジックはサブセル・ロジックSLとルーティング− ・ロジックRLからそれぞれ次の信号を受ける; −NF=1 −NF=1の時はRCは使用されない。
再度、信号RWはアクティブとなり、アドレスWISAが回路FMLMCによっ て提供され、それに対するバッファ位置アドレスが、中間サブセルlSCを記憶 する上記の場合のように、バッファ・メモυBMと、メモリ[SPMとメモリS LMで使用される。
同時に、メモリISPMの値LCとBが、Bが信号LSからの新しい値と置換さ れる前に、メモリSLMのフィールドNCとLにそれぞれ伝送される。これによ って、セルの最終サブセルが、その時点において、正に入力されていることが示 される。
しかしながら、第1サブセルの記憶に関する説明でも強調したように、入力端I Xに関する次のサイクルの間は、値LC=1. B=1がメモリlsPigのL CBフィールドによって提供される前のセル(最終セル)のアドレス点で、メモ リSLMのフィールドNCとLに伝送される。
ここで、信号RWがイナクティブである状態でのバッファ・メモリBMの読み取 りについて説明する。先ず最初に、第1サブセルFSCの場合を特に考察する。
ここでは、第1サブセルが伝送された時、出力端YXの出力サブセル・ポインタ ・メモリO3PMの内容WCBが、伝送されるセルの第1サブセルのアドレスに よって初期化(initializg)されているものと仮定する。このことは 、セルの最終サブセルが読み取られている時にも成立する。
出力サブセル・ポインタ・メモリ・O5PMは読み取られる出力サブセルのアド レスを提供する。このアドレスは次のことに用いられる; −対応する第1サブセルを読み取るためにバッファ・メモリBMをアドレスする 。
−読み取りモードのメモリSt、Mの選定、この選定によって次のことが提供さ れる。
−出力端YJに関する次のサイクルを考慮して、新しいアドレスWBCとして、 メモリOSPMに伝送され記憶される指示値NCR −値1だけ減少され、それがゼロ以外の値であるときは、新しい指示値として再 記憶される指示値NC;ここでこのサブセルの読み出しくrexd−o+u)数 (それのコピー数を提供する)が要求通りに実行されたことを意味する数値0が 得られた時には、回路DCが信号QCを生成し、この信号によって、回路FML MCは、読み出されたサブセル・アドレスRO3Aのバッファ・メモリ位置が解 放(release) され自由バッファ位置の組の中に含まれることを記録す ることができる。
−値L1これは、そのサブセルが最終サブセルではなく、値NCBのメモリSL Mからの上記したような伝送を、多重化回路SOを通じて、メモリO5PMのフ ィールドWCBに開始している時には、値は0である。
中間サブセル ISCの場合には、メモリO3l’MとメモリSLMおよび、回 路FMLMCでは、第1サブセルFSCの読み取りの時と全く同じ動作がなされ ている。
最終サブセルLSCの場合には、メモリO3PMは再度、伝送されるサブセルの アドレスRO5Aを提供し、これは次のことに用いられる; −最終サブセルの読み取りのためのバッファ・メモリBMをアドレスする − 読み取りモードでのメモリSLMの選定、この選定によって次のことが提供 される; −他のサブセルの読み取りと同じように減少され、処理される値NC −値L=1、これは、最終サブセルLSLが存在していることを示すものであり 、このような特殊な場合においては、最終サブセルLSCの場合には、メモリS LMの値NCBによって提供される次のサブセルへのリンクが存在しないので、 値NCBのメモリSLMからメモリO5PMのフィールドWCBへの伝送は阻止 される;−力値L=1はロジックCOQMLは提供される。このことは、セルの サブセルが現に伝送されているから、次のサイクルにおいて、出力端Yzを次の セルの伝送に使用しつることを示している。
出力端YJに伝送される適切なセルをロジックCOQMLで選択した後、ロジッ クCQQMLは、出力端YJに関してメモリO3PMの値WBCを初期化する。
これは、次のサイクルが出力端Ylにかかわりを持つ前に、選択された次のセル の第1サブセルFSAOのバッファ位置アドレスをそれに書き込むことによって 行う。この初期化プロセスは最終サブセルLSCのクロック期間YJは実行され ないから、ロジックCOQMLによって提供される出力アドレスYSを用いての メモリのOSPMへの同期的アクセスが用いられる。
本実施例でのサブセル・バッファ・マネージメント・ロジックHMLについて説 明しながら、スイッチング素子の入力端と出力端との間がサブセルで構成されて いるセルの伝C送のために用いられるサブセル・バッファ・マネージメントの原 理を例証してきたが、このマネージメント・ロジックSBMLの機能に関するこ のほかの実施例、例えば、自由メ1 モリ位置マネージメント回路FMI、MC も又、本発明に係わるスイッチング素子の種類に含まれる。
図4は図1に示されたスイッチング素子1sHに使用されるように構成されたル ーティング・ロジックRLの実施例と、図3に示された両方向動作をも示す図面 である。
! 図4において、この回路は図1で説明したセル・コント3 ロール・ヘッダ CCIIをレジスターRで受け入れ、制御接続をマークする情報RMDを出力す る。この回路は、セル・マネ′ −ジメント/出力選択ロジック回路に選択され たルーティング−%−ド(RS、 MC,DI、ES、 PH)トルーティン’ ! ・データ(RG、PO)を提供する。
ルーティング・モード情報は次の通りである。
ゝ −「グループ」モード信号R8、この信号は2点間方式のルーティングにお いて、セルを出力端グループのうちの出力端に伝送する時の信号である。
−「マルチキャスト」モード信号MC,これは1点対多数点方式のルーティング においていくつかの出力端グループのそれぞれの出力端にセルを伝送する時の信 号である。
−「分配」モード信号DI、これは、双方向スイッチング素子において、図3に 示された考え方で、セルを出力端の組のうちの1つの出力端に伝送する時、ある いは又、単方向スイッチング素子のすべての出力端のうちの1つの出力端にセル を伝送する時の信号であって、これによって総合的な分配が実行され、交換網が 入力したセルが平均して分配されることになる。
−「サービス」モード信号ES、これは、入力されたセルが特定の制御出力端に 向けられる時の信号である。
−「方向付は転送(dir!cted Hansjer) Jモード信号PH。
これはセルが、例えば、テストを目的として、所定の出力端に伝送されることを 示す信号である。
RMD接続のルーティング・データは以下のものを含んで−グループ識別信号G L、これは、ルーティング・モードがRSおよびMCの場合に、人力されたセル が出方端グループのどの出力端に伝送されるかを識別する信号であ−個々の出力 の識別信号Po1これは、ルーティング・モードP)Iで使用される一宿号であ る。
図4の回路は更に、入力されたセルが到達する入力端によって、入方向指示(i ncoming dirgc日on 1ndication) 10を入力する 。この信号IOは、例えば、図1に示された入力多重化回路上で、セルを供給す る回路によって提供され、図3に示された考え方によって、指定されるべき入方 向を特定する信号である。
図4に示された回路は、以下の構成要素で形成されてぃ−すでに説明したレジス タ回路IR,これは、入力されたそれぞれのセルのセル・コントロール・ヘッタ ccHヲ入力する。これは又、情報11CCと、RCAとIRNとで構成されて いる。
−ルーティング制御コード翻訳メモリIICCTM 、このメモリは、ルーティ ング−パラメータと呼ばれる32個の16ビツト語を記憶しており、それぞれは 、3ビツト・ル−ティング・モード・コードMT、反射フラグ又はビットEF、 16ビツトの「入(incoming) Jグループ・フィールドRPIと6ビ ツトの「出(ontgoing)Jルーティング・グループ・フィールドRPO で構成されている。
−マルチキャスト・メモリMCM 、この回路は出力端の各グループに対して1 ビツトのやり方で複数個の8ビツト・マスク語MSKを記憶しており、それぞれ のマスク語がコピーが伝送される異なったルーティング・グループを特定する。
−ルーティング・モード・デコーダTD、この回路は、ルーティング・モード・ コードMTを復調するためのものであり、これによって、すでに説明した5個の モード信号のうちの1つを提供するものである。
−方向セレクタRD、この回路は、反射フラグEFと、入方向フラグ10によっ てルーティング制御翻訳メモリRCCTMの「入」ルーティング・グループ−フ ィールドRPIか、「出」ルーティング・グループ・フィールドPROを選択す るものである。
−出力端グループ・セレクタMS、この回路は、二つの並列する8ビツト入力を 有しており、8ビツトのグループ識別信号RGを提供する。それぞれのビットは 、可能の8個のルーティング・グループの個々のグループに対応する。
一14ビットのシフト・レジスタSR,この回路は、5個のコンダクタ−出力P Oを有している。ルーティング・モードが「物理(ph7sical)j方法で ある時、これの出力は、入力されたセルがルーティングさるべき出力端を特定す る。
−ルーティング・グループ・デコーダーGD−排他的ORゲートxOR −2個のANDゲートAN1 とAN2゜図4におけるルーティング・ロジック 回路は以下のように動作する。入力されたセルのヘッダが入力多重化回路(図1 )にある時には、これのセル・コントロール・ヘッダCCHはレジスターIRに 入力される。一方、ビット10は入方向ルーティングを示している。上記したよ うに、クロックは、状況に応じて適切に回路を同期させる。
交換網の伝達シーケンスの特性としてのルーティング・コントロール・コードR CCは、スイッチング素子に適用さるべきルーティング・モードを直接指示する ものではない。
ルーティング・モードは、交換網のタイプと、このネットワークにおけるスイッ チング素子の位置とによって決定される。
翻訳さるべきルーティング・コントロール・コードはルーティング・コントロー ル・コード翻訳メモリRCCTM内で、上記定義した構成要素MT、 EF、  RPI とR1’Oで構成されるルーティング・パラメータのための読み出しア ドレスとして用いられている。
ルーティング方法コードRTは、ルーティング方法デコーダーTDで復調され、 その結果、モード信号R3,MC,ES。
Dl、 PHのうちの1つを提供する。
入方向フラグIOは排他的ORゲー) XORの入力のうちの1つに入力され、 一方、反射フラグEFは、そのほかの入力に伝送される。ゲートXORの出力は 、出方向セレクタRDの制御信号を提供する。出方向セレクタRDは、「入」ル ーティング・グループ・フィールドRPIか「出」ルーティング・グループ・フ ィールドRPOかを選択し、それによってルーティング・グループの識別を入力 されたセルが伝送さるべき出力端の1つに提供するための宛先アドレスRCAの 特定部分を出力端のそれぞれの組に対して指定する。これらのフィールドは、そ れぞれ、4ビツト位置フラグPO3と2ビツト次元フラグRGSを含んでいる。
位置フラグPO3はシフト・レジスターSRを制御し、これによって、RCA情 報がレジスターSRにシフトされ、それが含む3ビツトの部分がレジスターSR の図面上、3個の左側段に入力されるか、あるいは、それが含む5ビツトの部分 が、レジスターSRの図面上、5個の左側段に入力される。
次元フラグRGSは、ルーティング・グループの識別を規定するためには、上記 最初に示した3ビツトがどのくらい使用されなければならないかを指示するもの である。従って、これら3ビツトの最左側のビットはレジスタSRから直接グル ープ・ナンバー・デコーダGDに伝送され、次のビットは、信号RGSの一方の G号によって制御されるACIDゲート回路ANIを通じて、そして、第3番目 のビットは信号RGSの他の一方の信号によって制御されるANDゲート回路A N2を通じて、回路CDに伝送される。グループ・ナンバー・デコーダGDは、 ルーティング・グループを識別し、セレクタMSに適用される8ビツト語を提供 する。この語は、1ビツトだけが1で示され、他はすべて0で示される語である 。同時に、14ビツト・マルチキャスト・ツリーの内部基準番号IRNがレジス タIRによってマルチキャスト・メモリMCMに適用される。このメモリ内では 、このIRNは、8ビツトのマスクm MSRを読み取るためのアドレスとして の役目をする以下に説明するように、このマスク語は、1つ以上のビットが1で 示され、他が0で示される8ビツト語で、1つ以上のルーティング・グループを 識別する。このマスク語は更に、セレクタMSにも適用される。
デコーダ丁りによって提供されたモード信号が「グループモード信号R3である 時、セレクタMSは、デコーダTDによって提供された信号であるグループ識別 信号RGを出方する。
一方、「マルチキャスト」モード信号MCの時は、セレクタMSによって伝送さ れる信号RGは信号MSKとなる。
更に、シフト・レジスタSRの左側の5つの段は、位置フラグPOSによってシ フトされた後、「物理」ルーティング・メモリPHの場合は、入力されたセルが 伝送さるべき出方端の識別POを直接提供する。
「分配」モードDIのような特別のモードの場合は、伝達方向での出力端の組は すべて1つのグループに構成されているから、出力端グループを識別する必要は ない。
「サービス」モードESの時は、出方されたセルは、図工に示された特定の制御 出力端に伝送されるから、その出方端は直接知ることができる。
従って、ルーティング会コントロール・コード翻訳メモリRCCTMでの情報は 、それぞれのスイッチング素子において、次の如き翻訳を明示していることがわ たる;すなわち、このスイッチング素子は、ルーティング6コントロール・コー ドRCCによって示される32個の可能な伝達シーケンス」 を有し、これによ って、入力されたセル・ヘッダ内のルーティング・データに基づいて適用される ルーティング・モードが決定される。このことは、交換網の異なった段のスイッ チング素子を通過しても変化しないようなセルからのルーティング情報を、ネッ トワークにおけるその位置から導き出されるスイッチング素子のルーティング・ パラメータとを組み合わせることと同じである。ここで言うルーティング・パラ メータとは、例えば、それぞれのルーティング・シーケンスに対して、それぞれ の段に特有のものであって、そのためそれぞれの段を特定のルーティング・モー ドにするようなパラメータのことである。
ルーティング・コントロール・コード翻訳メモリRCCTMでの情報は、半常駐 的なものであるから、そのため、それぞれのスイッチング素子が使用される時に 書き込めばよい。
しかしながら、マルチキャスト・メモリMCM内の情報は、マルチキャスト・ツ リーを設定するためには、動作中において、改変することが必要である。
図4の2は図1に示されたセル出力キューイング・マネージメント・ロジック回 路CQQMI、の一般図を示したものである。
新たに入力されたセルのスイッチング素子の入力端への経路づけがルーティング ・ロジックRtによって決定される時は、ルーティング・ロジックLRはロジッ クCOQMLに対してルーティングψモード情報と、コントロール接続RMDに 関するルーティング・データを提供する。このことは、回路SLからの制御信号 FOによって確認され、これによって、入力されるセルをルーティングするため の情報を含んでいる茶1のサブセルFSCの存在が明らかにされる。これと同時 に、サブセル・メモリ・マネージメント・ロジックSBMLはロジックCOQM Lに対して、第1サブセルFSCが記憶されているバッファ・メモリBMでのア ドレスVISAを提供する。
スイッチング素子の出力端YJがセルの最終サブセルLSCを伝送し、それによ って、もう1つのセルを伝送するために使用することができるようになった時、 このサブセル・メモリ・マネージメント・ロジックSBMLは、アクティブであ る信号りによって、次のセルの要請を指示する。アクティブ信号りについては、 すでにロジックSBMLの説明において述べた。ついで、COQMLは次のセル を選択し、この出力端に伝送する。これは、SBMLに、出力端YJに伝送され るセルの第1サブセルのアドレスFSAOを提供することによってなされる。出 力端YJに関する同期クロック時間YJ外でこの動作を実行させるための、上記 の指示は、ロジックeOQMLからロジックSBMLに供給される出力端アドレ スYSによって通告される。
セル出力キューイング・マネージメント・ロジック回路COQMLは次の回路に よって構成されている;−キニー回路BQI〜BQ2 、この回路のそれぞれの 入力はデマルチプレクサ−B+から供給され、それぞれの出力は多重化回路BO に接続される。更に、これらの回路は、先入れ先出し方式(first t++ /firg) o+u basis)で、出力を時期しているセルのアイデンテ ティを一時的に記憶する。上記アイデンテティは、例えば、バッファ・メモリ内 のそれぞれのセルの第1サブセルのアドレスによって特徴付けられている。
− キュー人力制御ロジックQICL、この回路は、セルを待期する(queu e)するための要請を受け入れる回路である。
−キュー出力制御ロジックQOCL、この回路は、スイッチング素子の出力端の 1つにそれが使用可能になったら直ちに、伝送される次のセルを選択する回路で ある。
伝送されるセルの一時的の待期を管理するほかに、そのセルのアイデンテティを 記憶することによって、ロジックCOQMLは更に、それぞれの選択されたルー ティング・グループでの個々の出力端の選択を制御する、これによって2点間刃 式のルーティング・モードR9,1点対多数力式のルーティング・モードMCお よび、分配方式のルーティング・モードDIに対して、ルーティング・ロジック RLは、コピーが伝送されるルーティング・グループだけを識別するかあるいは 又、DIモードの方向のすべての出力端を識別する。
第1の実施例においては、この個々の出力端選択機能は、セルのアイデンティテ ィが待期される前に、キュー人力制御ロジックQICLによって実行される。こ の場合、キュー回路BQI〜BQlのそれぞれは、スイッチング素子のY個の出 力端のそれぞれと直接関連づけられる。
他の同等な実施例は、セルのアイデンティティが待期された後でキュー出力制御 ロジックQOCLで実行される同じ出力選択機能にも見ることができる。この場 合には、キュー回路BQI〜BQ2のそれぞれは、スイッチング素子の1つ以上 の出力端で構成されるルーティング・グループと関連づけられるが、スイッチン グ素子の個々の出力端と関連づけられることはない。
いずれの実施例においても、ルーティング・モードR3゜MCおよびDIのため に必要とされる出力端選択デバイスは、セルの特定ルーティング・グループの出 力端へのサイクル的な分配に基づく公知の方法で実行することができる。これに よって、ルーティング・グループのセル拳トラフィック負荷をその出力端のそれ ぞれにわたって均等に分配することができる。このほかに提示されている解決法 は、それぞれのセルに対して出力端を選択するために、擬似乱数列信号ジェネレ ータを用いる方法である。この方法は、少なくともかなりの部分において、それ ぞれのスイッチング素子の入力端と出力端でのセルの流れの間の相関を取除くこ とができる。
ESや、PHモードの場合には、スイッチング素子の出力端は、それぞれ、暗示 選択であるか又は、すでに選択されたものであるから、ロジックCOQMLの役 割は、それぞれの対応する個々の出力端のためのこれら待期されているセルの管 理の機能に制限される。
図5〜図12を参照して、本発明の交換網の多くの実施例が、示されるが、これ らの交換網の異なった段において使用されているスイッチング素子の特性は、図 1〜4に示されたものを基本とされている。
本発明によるスイッチング素子は、スイッチング素子の位置と交換網の形態とか ら導き出される半恒久的ルーティング・パラメータを通じて、基本的には、単方 向性又は双方向性の段の数と、スイッチング素子間のリンクと、入力ポートと出 力ポートとの接続手段とで構成されているから、交換網の特性は、これを形成し ているスイッチング素子の特性によって決められる。
以下に明らかにされるように、本発明は、いろいろの形態で記述でき、しかも、 それから容易に引き出すことができるすべての形態の交換網に適用することがで きる。
更に、あらゆる形態の交換網において、標準化と拡張化の見地から、同じタイプ のスイッチング素子をネットワークのすべての段に使用することが一般的に望ま しいことは明らかである。図1.3.4に示されたスイッチング素子がこれらの 要求を満足しうるものであることは、容易に実証することができる。というのは 、これらのスイッチング素子は、交換網のそれぞれのセル伝送シーケンスに対し て、例えば、段毎に、特定のルーティング・パラメータによって容易に初期化し うるからである。
図5は、単方向対称交換網RCIを示したものである。この回路は図1に示した ようなスイッチング素子で構成されており、つまり、それぞれがn個の入力端を 有するスイッチング素子TSII〜TSITの第1段回路、スイッチング素子A s1〜ASKの中央段回路と、それぞれがn個の出力端を有するスイッチング素 子ASOI〜ASOTの最終段の3つの段で構成されている。このようにして、 交換網は、第1段のスイッチング素子の入力端に接続されたn=n7個の入力ポ ートと、最終段のスイッチング素子の出力端に接続されたn=n7個の出力ポー トを有している。−セル・トラフィックは入力ポートから、一方向のすべてのス イッチング素子を通過して出力ポートにルーティングされる。これが、この素子 が単方向と言われる理由である。出力端の数が入力端の数と同数であるから、対 称的であると言われる。
第1段のT個のスイッチング素子は中央段のに個のスイッチング素子のそれぞれ に1つ以上の(m個)のリンクで結合されている。つまりmXK個の出力端を有 している。
最終段のT個のスイッチング素子は中央段のスイッチング素子から1つ以上の( m個の)リンクで結合されている、つまりmXKの入力端を有している。従って 、中央段のスイッチング素子はTXm個の入力端と、TXm個の出力端を有して いる。これまでに引用された図面、例えば、図3を見ると、3つの段のスイッチ ング素子は、32個の入力端と、32個の出力端を有した、つまりTXm=KX m=32のスイッチング素子である。
中央段のそれぞれのスイッチング素子は、最終段のすべてのスイッチング素子に 達しているから、例えば、スイッチング素子TSIIの入力ポートで交換網に入 力されるセルは、このセルのルーティングが2点間方式であるか、1点対多数点 方式であるかによって、中央段のスイッチング素子AS1−ASKにアドレスす ることができる。本発明によれば、このようなネットワークにあっては、第1段 のスイッチング素子の出力端は、単一グループに配列されており、そして更に、 第1段のスイッチング素子によって受け入れられるセルは、それが2点間方式で あるか1点対多数点方式であるかによって、この単一グループの出力端から選択 された出力端に伝送されることがわかる。
このためには、スイッチング素子TSII〜TSITのルーティング制御コード 翻訳メモリRCCTMが、セルが2点間方式又は1点対多数点方式のルーティン グのために、次の段のどの出力端に分配されるべきかを指すルーティング制御コ ード(RCC)情報の代わりに「分配」モード信号D1を提供することで十分で ある(図4に関する記述を参照)。
一方、第1段のスイッチング素子に含まれる位置データ(ルーティング制御コー ド翻訳メモリのルーティング・パラメータによって暗示的に示されている)によ って、セルのルーティング情報はこの方法によって翻訳できることになる。しか しながら、中央段のスイッチング素子に関しては、それぞれの素子は最終段のそ れぞれのスイッチング素子に向けて1つ以上の(m個)のリンクを有しているだ けである。ルーティングは、宛先出力端のアイデンテティに依存している。1つ 以上の(m個の)リンクのグループはこの目的のためにアクセスしうるちのであ る。従って、中央段の各スイッチング素子は、1つ以上の(m個の)出力端から なるT個のグループを有していることになる。
位置データが異なる時は、これらのスイッチング素子は、2点間方式のルーティ ングにおいては、適切なルーティング・グループを選択しつるように同じセルの ルーティング情報を翻訳し、1点対多数点方式のルーティングでは適切なグルー プを選択しうるようにセルのルーティング情報を翻訳する。これには、最終段の いくつかの異なったスイッチング素子が関係してくる。図4に示した実施例によ れば、上記に考察したルーティング制御コードRCCは、中央段のスイッチング 素子内で、2点間方式の場合には、「グループ」モード信号R3に、1点対多数 点方式の場合には、r MCjモード信号に翻訳される一方で、ルーティング制 御アドレスIICAや、内部基準番号IRNは、選択される出力端グループの識 別に用いられる。
ルーティング状態に関して中央段のスイッチング素子に適用されるものは又、最 終段のスイッチング素子にも適用される。
例えば、m=2のとき、中央段のスイッチング素子は、第1および最終段のそれ ぞれのスイッチング素子と2個のリンクで結合されている。この場合、中央段の スイッチング素子は、T個の2つの出力端グループを有しており、このうちの1 つのグループだけが選択されなければならない。
中央段のスイッチング素子の数は、もう1つの形態によれば、もしも、ほかのこ とが同じであるならば、2つの両端段のスイッチング素子の数と同じである。こ のことは、交換網の内部リンクにかかるトラフィック負荷を減少させることにな る。上記のm・2の例において、中央段は64個のスイッチング素子を含む場合 があり得る。従って、これと相関して、2つのm個の段のスイッチング素子は、 128個の出力端又は、入力端を持つことになる。
図5のネットワークの与えられた容量に対して、段当りのスイッチング素子の数 と、スイッチング素子間のリンク接続点の数の点からみるとき、交換網で実用さ れている伝送速度より速い伝送速度で動作する入力接続を外部接続のセルが分配 されるいくつかの入力ポートに結合することができることがわかる。この場合、 これら分配されたセルは、可能な多重路によって、宛先出力ポートに伝送される 。従って、交換網をそのスイッチング速度と伝送速度とが、それが奉仕する外部 伝送接続におけるよりも低い速度になるように構成することができる。勿論、入 力接続の課題について言及したことは、同時に、いくつかの出力ポートのセルが 出(ontgoing)外部接続に多重化される出力接続に同時にあてはめるこ とができる。
図6の対称単方向交換網は、4つの段で構成されている。
両端の2つの段のスイッチング素子の名称は図5のものと同じである。2つの中 央段のスイッチング素子は、それぞれASII〜ASIKと、ASOI〜ASO Kで示されている。
最初の2つ段のスイッチング素子が入力端選択ユニットUSIを形成しており、 後の2つの段のスイッチング素子が出力端選択ユニットUSOを形成している。
これら2つの選択ユニットは、相対する出力端と入力端を接続するリンクによっ て結合されている。図5に示されたネットワークに関して説明してきた上記のこ とは、すべてここでも適用でき、従って、ここでは2つの中央段の2つの相対す るスイッチング素子がただ1つの段のみを形成するものであることについて考察 する。しかし、制御という点から考えると、スイッチング素子^Sll〜ASf Kは、ルーティングφモードが2点間力式であるか、1点対多数点方式であるか によって、分配に影響するように構成されているという利点がある。
一方、スイッチング素子ASOI〜ASOKは、制御という点から見ると、図5 に示されたスイッチング素子ASI〜ASKと同じ方法で処理される。
図7に示された交換網は、図6のものと同じである。しかし、折返し方式、つま り、両方向性であり、両端段のスイッチング素子TSII 〜TSOKおよび、 TSGI 〜TSOKが第1段のスイッチング素子子SI〜TSTに併合(me rge) され、一方、図5の第2段のスイッチング素子ASI〜ASKの表示 法が図7の第2段のスイッチング素子に対しても保持されている。
第1段のスイッチング素子の入力端は、交換網の入力ポートと出力ポートとの間 に共用される(拡張/集中機能を有しないネットワークに対しては同じ部品で) 。内部リンクは重複的であって、それぞれのルーティング方向に対して、1つ以 上の接続点を持っている。スイッチング素子は双方向性であって、第1段か、第 2段のいずれかの段で、反射機能を有する。
スイッチング素子TSIの入力端から、他のスイッチング素子TSTの1つ以上 の出力端へのセルのルーティングにおいて、それが2点間力式のルーティングの 内容であるか、1点対多数点方式のルーティングの内容であるかによって、スイ ッチング素子TSIは、次の段のすべてのスイッチング素子への分配を実行する 。一方、セルをルーティングする第2段のスイッチング素子は、「グループ」又 は、「マルチキャスト」ルーティング・モードを使い、スイッチング素子TST に関しても、このルーティング・モードが適用される。スイッチング素子TSI の入力端から同じスイッチング素子TSIの1つ以上の出力端にセルを伝送する 時は、第1段において伝送反射機能を直接実行することができる。
つまり、両方向スイッチング素子子SIにおいて、セルを分配のために次の段へ 伝送するのではなくて、その宛先出力端に直接伝送する。
図5に示されたネットワークについて言及したことは、すべて図7のものにも適 用される。この場合、2つの段のスイッチング素子でのトラフィックの2つのル ーティング方向と第1段又は第2段のスイッチング素子での反射機能の実行との 重複を考慮して、必要な変換(conve+5ion)がなされる。
図3において、第1段のスイッチング素子は、16個の入力端と、1にの出力端 を有しており、それぞれが入力ポートと、出力ポートに接続構成されている。更 に、16個の入力端と16個の出力端を有しており、第2段の167m個のスイ ッチング素子に接続されている。ここで、mは、これら2つの段のそれぞれに属 する2つのスイッチング素子間の内部リンクの数である。第1段が16個のスイ ッチング素子を有している時(m−1)、第2段の16個、の入力端と、16個 の出力端は、それぞれが、それぞれのルーティング方向の単一接続点で構成され ている両方向リンクによって、第1段の16個のスイッチング素子に、それぞれ 接続されている。これら16個の入力端からのトラフィックは、16個の出力端 に反射される。第2段のスイッチング素子のこのほかの16個の入力端と16個 の出力端は使用されず、これは、第3段を追加することによって、ネットワーク を拡張化するために使用される。
第1段が32個のスイッチング素子で構成されている時は、第2段のスイッチン グ素子の32個の入力端と、32個の出力端が各ルーティング方向に1つづつの 割合いで、合計32個の2接続リンクを有している。これらのリンクは、これら 第1段のスイッチング素子を受け入れるのに必要なものである。
2つのルーティング方向を処理する場合のスイッチング素子の作動モードについ ては、図3.4を参照しながらすでに説明した。
図8は、図5から導き出される交換網を示したものである。ただし、図8におい ては、2つの分離されているが、しかし相対の(coun[erpart)単方 向交換網を段毎に並置することによって得られるネットワークである。それぞれ のネットワークは、与えられた方向への伝送を行う。つまり、一方の側における N1個の入力端から他の側におけるN2個の出力端へと、あるいは又、後者の側 のN2個の入力端から前者の側N1個の出力端へと伝送する。事実、このような 交換網は、一方の側でのN1個の両方向接続点を他方の側でのN2個の両方向接 続点とを相互接続して構成される非対称アセンブリを形成するのに用いられてい る。ここで、N1はN2よりも大である。従って、N1からN2への一方向ネッ トワークは、トラフィック集中機能を実行し、N2からN1への一方向ネットワ ークは、トラフィック拡張機能を実行する。従って、これらの一方向ネットワー クはそれぞれ、少な(とも1段の非対称スイッチング素子を有しているから、非 対称であるという点だけが図1のそれと相違している。つまり、スイッチング素 子の入力端と出力端の数が、例えば、それぞれ32X 16又は、16×32と いうように相違している。このような形状的相違とは別に、図5に示されたネッ トワークの各段に対してすでに説明されたルーティング原理は、これら2つの非 対称単方向ネットワークのそれぞれにおいて、対応する段に対しても適用できる 。
図9は図8に示された交換網と等価のネットワークを示したものである。形態的 には双方向性である。この場合、非対称交換網は、一方の側において、N1個の 入力ポートとN1個の出力ポートとを相互接続し、他方の側においては、N2個 の入力ポートとN2個の出力ポートとを相互接続して構成されている。N1がN 2より大きいものとすれば、このようなネットワークは、N1個の比較的低いト ラフィックの接続点から、N2個の高いトラフィックの接続点に集中させるのに 用いられる。従って、セルの伝送は、ポートN1とN2のこれら2つの組の間に おいて、Nl (又はN2)の組の入力ポートからN2 (又はNl)の組の出 力ポートに単方向的に実行されるか、あるいは又、アセンブリNlの入出力ポー トと、アセンブリN2の入出力ポートとの間で双方向的に実行される。
更に、少な(とも1つの両方向段が存在することによって、セルは、同じ組に1 (又はN2)の入力ポートと、出力ポートの間でも伝送することが可能となる。
つまり、双方向段における反射機能が実行される。形態的に見ると、このネット ワークの容量は図8に示されたものと同様であって、少なくとも1つの段が非対 称であるから、この交換網は、その両側における入力ポートN1と出力ポートN 2の数は違っている。
異なった伝達シーケンスは以下のように利用される;−ネットワーク(組N1又 はN2)の一方の側における入力ポートと、ネットワーク(組N2又はNl)の 他方の側における出力ポートとの間の非反射セルの伝送。ここで、第1段は、入 力されるトラフィックを中間段のスイッチング素子に分配する。ついで、中間段 は、このセルを最終段の1つ以上のスイッチング素子に伝送することによって、 最終段への選択的ルーティングを形成する。最終段においては、選択的ルーティ ングによって、セルは宛先出力ポートに伝送することができる。
−同じ組N1又はN2の入力ポートと出力ポート間の反射的伝送。反射機能は、 ポートが同じスイッチング素子に接続されており、かつ、それが単方向性である ならば、第1段のスイッチング素子内で実行される。さもなくば、第1段のスイ ッチング素子は、セルを中間段のスイッチング素子のうちの1つに分配する。こ れによって、双方向性になるという利点があって、第1段のスッチング素子に対 して実行されるルーティングを選択することによって、この種のタイプの反射的 伝送が可能となる。第1段において、この選択的ルーティングによって、セルの 宛先出力ポートへの伝送が可能となる。
図10は、図9に示された交換網を拡張化したものを示す図面であって、これに は、選択段が追加設置されている。
更に、入出力ポートNl側での最初の2つのスイッチング素子は、m個の二段双 方向ルーティング選択ユニットで構成されている。これらのユニットは、図7に 示したものと、容量が違う以外は、同じものである。スイッチング素子は、図7 のものと同じ名称で示されている。
ポートNl側の最初の2つの段の編成に第4の段を追加設置することとは別に、 このような非対称両方向交換網で可能となる伝送方式は、図9に示されたネット ワークから、容易に外挿(ex++apolxje)することができるニー 人 力ポートN1と出カポ−)+12と間の非反射のセル伝送は、選択ユニットの第 1段から第2段のスイッチング素子にセルを分配することによって実行される。
ついで、選択ユニットが、第3段のスイッチング素子に、このセルを分配する。
第3段においては、スイッチング素子によって、第四段の1つ3以上のスイッチ ング素子への選択的ルーティングが実行される。第四段では、N2のポートの組 のうちの1つ以上のポートへの選択的ルーティングが実行される。
−N2からN1への方向での非反射のセル伝達では、第1段が、それぞれのセル を次の段のスイッチング素子のうちの1つに分配する。この伝送方向では、この 次の段において、m個の二段選択ユニットのうちの1つ以上のユニットへの選択 的ルーティングが実行されると同時に、それぞれの宛先選択ユニットの方1段の スイッチング素子のうちの1つの素子が自由に選択される。
第3段のスイッチング素子では、選択的ルーティングによって、セルが第四段の 1つ以上のスイッチング素子に伝送され、第四段において、Nlに置ける1つ以 上の出力ポートへの選択的ルーティングがなされる。
−選択ユニットの同じ組N2又は、同じサブセットN’lの入力ポートと出力ポ ートの間の反射的のセル伝送にあっては、この反射機能は、図9に示されたネッ トワークと同様、第1段又は第2段において発生される。
−一方、同じ組N1の入力ポートと出力ポートとの間の(2つの異った選択セル の間の)反射的セル伝送にあっては、反射機能は、m個の選択ユニットに相互接 続している第3段においてのみ発生される。この場合、第1段は、セルの第2段 のスイッチング素子への分配を実行し、この第2段は更に、第3段のスイッチン グ素子へのセルの分配を実行する。ついで、第3段は、伝送を反射し、1つ以上 の宛先選択ユニットへの選択的ルーティングを実行すると同時に、関係するそれ ぞれの選択ユニットにおける第2段のスイッチング素子間での自由選択が残され る。ついで、東2段のスイッチング素子が第1段の1つ以上のスイッチング素子 への選択的ルーティングを実行し、それによって、第1段が、サブセットN’l の宛先出力ポートへの選択的ルーティングを実行する。
ここに例示した交換網は、本発明によれば、セルのルーティング情報は、すべて の段に同じく保持されるけれども、交換網のスイッチング素子に構成される出力 端グループは、これら素子が属する段によって同じものではなく、そのため、そ れぞれの段において実行されるルーティング・モードが考慮されていることを再 度、例証するものである。
図11は、選択ユニットで構成された単方向交換網を示すものである。ここでの 選択ユニットは、入力端末ユニットTSI:Iと、選択面PSと出力端末ユニッ トTS[IOで構成されている。それぞれの選択ユニットにおいて、スイッチン グ素子はこれまでに説明したタイプの数字(figure)で示されている。そ れぞれの素子はスイッチング・マトリックスの習慣的な記号で示されている。つ まり、左側には、素子の入力端の数を、右側には、出力端の数を示している。こ れらの素子は、リンクによって相互接続されている。
入力端末ユニットTSUIは、例えば、スイッチング素子TS11〜TS116  と、スイッチング素子TSII −TSII6から成る二段のスイッチング素 子を有している。一般には、第1段のスイッチング素子の出力端と、第2段のス イッチング素子の入力端との間には、1つ以上のリンクがある。例えば、第1段 のスイッチング素子の4つの出力端TS11は、それぞれ、第2段の4つの各ス イッチング素子の1つ以上の入力端に接続されている。単一リンクの場合には、 例えば、第2のスイッチング素子上の16個の入力端AS11はそれぞれ、第1 段の16個のスイッチング素子のそれぞれの出方端に接続されている。 第1段 のスイッチング素子の16×4個の入力端は、64個の入カポ−) pH〜PI 64に接続されている。
他の入力端末ユニットについても、指示されている数値以外は同じである。この 例においては、出力端末ユニットは、同じ方法で、しかも対称的に構成されてい るものとする。
従って、例えば、出力端末ユニットTSIIOIは、スイッチング素子AS01 〜ASO4とTSOI〜TSO16で構成されている2つの段を通じて、出力ポ ートP01〜PO64にアクセスする。
BUllは又、入出力端末ユニット丁SUI]28とTSO]2Bを示している 。これは、この交換網での端末ユニットの数を示すものである。
図11でPSで示される選択面はPSII〜PS132と、PSCI〜PSC1 6と、PSOI〜PSO16で形成される3つの選択段で構成されている。1つ の段と次の段の間の内部リンクは、選択端末ユニットと同一原理のものであって 、本実施例においては、スイッチング素子間のリンクの数は1であり、これにつ いてはここでは詳述しない。
ここでは、Psi〜PS15の16個の選択面がある。例えば、入力選択端末ユ ニット TSUllの第2段のスイッチング素子の16個の出力端は、それぞれ 、16個の選択面のそれぞれの入力端に16個のリンクによって接続されている 。例えば、入力端末ユニットTSU11の4つのスイッチング素子の同一列の4 つの出力端は、選択面PS1の同じスイッチング素子、例えば、P!i11の入 力端に次々と接続されている。従って、例えば、選択面PSIの512個の入力 端は、128個の入力端末ユニットのそれぞれの第2段の4つのスイッチング素 子に、4つずつの組で接続されている。
例えば、選択面PS1の選択面PSOI〜PSO32の第1段のスイッチング素 子の出力端と出力端末ユニットの第1段のスイッチング素子の入力端との間のリ ンク構成は、以下に示すように対称性のものである。
全体的な交換網が、選択面の中央段に関して対称であるのは、スイッチング素子 の入出力端の数と、相対するリンクの数とが同数の時であって、等価な折返し方 式交換網を構成することができる。これは、少なくとも、段の一部において双方 向スイッチング素子を有するものであり、これについては図12に示されており 、以下で説明する。各中央スイッチング素子、例えば、PSolは、それぞれの 3つのスイッチング段によって、すべての入力ポートと、すべての出力ポートに リンクされている。
逆に、入力ポートと出力ポートの間には、例えば本実施例においては、4000 個の分離路(sepx+aje path)が存在し、これらの経路は「入」選 択ユニットの4つのスイッチング素子の1つ(ASI)と、16個の選択面の1 つ(ps)と、この面における16個の中央スイッチング素子の1っ(PSC)  と、「出」選択ユニットの4つのスイッチング素子の1つ(ASO)を通過し ている。各入力ポートのすべての選択面の中央スイッチング素子PSCのすべて に対する全体的なアクセス性を考慮して、このネットワークの第1の部分におけ る伝送では、+6XI6個の中央スイッチング素子PSCに入力されるトラフィ ックをすべて総合的に分配している。従って、入力されるセルのト?フィックは すべて完全に分配されることになる。
ついで、中央段PSCから出力ポートへのルーティングは、選択的であることが 要求され、これによって、宛先出力ポートに伝送されることになる。2点間刃式 でのルーティング・モードにおいて、セルがいくつかの分離した出力ポートに送 送されることが望まれる時は、この選択ルーティングは、1つ以上の段を有する 多くの分岐(branch )で構成されなければならない。
特に図1と3に関する記述を参照しながら、以下に異なったルーティング・モー ドを図11に示されたネットワークのスイッチング素子に対して、いかにして適 用するかについて説明する。
先ず、2点間刃式のルーティング・モード、例えば、入力ポートPHと、出力ポ ートPOIの間のルーティングについて考察する。セル・ヘッダにおいて、ルー ティング制御コードRCCでのルーティング・モード・データが、2点間刃式の ルーティングであることを指定する。出力アドレスRCAは、端末ユニットTS tlO1を示す7個のビットと、この端末ユニットの出力ポートを示す6個のビ ットで構成されている。
交換網の第1段のスイッチング素子、例えばTSllにおけるルーティング・パ ラメータは、セルがスイッチング素子のすべての出力端の組のうちの1つに伝送 されるということである。この選択の条件については、すでに検証してきた。例 えば、セルが、スイッチング素子AS11に伝送される場所である。
交換網の第2段のスイッチング素子、例えばAS!1におけるルーティング・パ ラメータも篤1段での場合と同じ効果を持っており、従って、セルは、スイッチ ング素子のすべての出力端の組のうちの1つに伝送される。ここで例示したAS IIは、選択面 FAIにリードされるものであり、従って、PHの選択面は、 スイッチング素子PS11に伝送される。
同様のことが、第3段のスイッチング素子においても用いられ、従って、セルは 、例えば、スイッチング素子PS1に送送される。
中央段から、ルーティングは、少なくとも部分的には、選択的となる。
中央段のスイッチング素子のルーティング・パラメータは、スイッチング素子P SCIが、端末選択ユニットを示す7個のビットのうちの5個のビットに基づい て宛先端末ユニットの位置する4つの端末ユニットのグループを選択することで ある。上記した7個のビットは、本実施例では、単一出力端でのルーティング・ グループを示しており、選択面PSIにおいて、宛先端末ユニットにアクセスす る第四段の32個のスイッチング素子のリンクにリードされる。このようにして 、リンクが選択され、スイッチング素子PSOIにリードされる。
動作モードは、交換網の第四段のスイッチング素子で検証したものと同じである 。ルーティング・パラメータは異なっている。従って、宛先端末ユニットを識別 する2個の残されたビットを選択されることになる。このパラメータによって、 本実施例では、4つの出力端から成るルーティング・グループを識別し、これを 4つのスイッチング素子ASOI −ASO4にリードする。これら4つの出力 端のうちの1つはすでに説明したようにして選択される。このようにして選択さ れた出力端によって、セルは、例えば、スイッチング素子AS旧へとリードされ る。
交換網の第五段のスイッチング素子では、ルーティング・パラメータが、出力ポ ートを示す6ビツトのアドレスRCAから、この出力ポートのための最終段のス イッチング素子を識別する4個のビットを選択する。これによって、セルはスイ ッチング素子TSOIにリードされる。
同様の方法で、最終的に、最終段のスイッチング素子において、このルーティン グ・パラメータによってセルは、出力ポートP01に転送される。
このような2点間力式の伝送シーケンスの間に、異なった段のスイッチング素子 のルーティング・パラメータによって、まず最初に、セルが、中央段のスイッチ ング素子に非選択的に伝送され、ついで、出力アドレスRC^の連続した部分を 用いて指定された宛先へと伝送される。
中央段のすべてのスイッチング素子が、この選択面の第五段の32個のスイッチ ング素子に同じく向けられている限り、それぞれにおけるルーティングが同じで あることは容易に検証できる。同様にして、選択面がすべて、出力端末ユニット に同じく向けられている限り、中央段のすべてのスイッチング素子がルーティン グを実行すると結論づけることができる。同様の理由によって、第五段から最終 段への段のスイッチング素子についても同じように結論することができる。折返 し方式の交換網での上記したような実施例においては、ルーティング・パラメー タは、段におけるその位置にではなくて、そのスイッチング素子が位置する段の アイデンテティにのみ依存していると結論することができる。
しかしながら、このタイプのネットワークのある種の変形においては、例えば、 選択面の組の端末ユニットの組が同一形態の選択ユニットで構成されていないよ うなネットワークにおいては、ルーティング・パラメータは、段でのスイッチン グ素子の位置に依存することがあり得る。例えば、交換網の拡張動作中に、1つ の形態のものから他のものへと次々に転換することが要求されるような場合であ る。
更に、同じソース(source)からのもので、その上、同じ宛先を有してい る連続したセルは、主として、交換網の第1段で実行される分配ルーティングを 通じて、多数の異なった経路を取ることができる点が強調されるべきである。
これによって、規則的/不規則的トラフィック流れの分配が可能となり、交換網 に提示される様々なセル出力をより均等に処理するのに好都合であり、従って、 セルの伝送機能の相対的性能が向上する。
このようなネットワークにおいては、1点対多数点方式のルーティングは、いく つかの、あるいは、すべての選択的ルーティング段において、セルがレプリケー ) (repli−catυされ、いくつかの出分岐(’ou’+going  t++anch)が次の段で要求されることがマルチキャスト・ツリーによって 指示されている段のスイッチング素子の異なった出力端グループに伝送されると いう点を除いては、同じ原理に基づいて実行される。
本実施例は、所定のマルチキャスト・ツリーによる1点対多数点方式の伝送が、 多重路自己経路選択ネットワークにおける本発明に基づいてどのように実行され るかを例示するものである。このネットワークにおいては、この種の伝送に対し て、異なった段のスイッチング素子のマルチキャスト・ツリー・メモリの内容を 通じて、1つのポートからいくつかのポートへの経路を交換網の可能な多重路か ら選定しうる可能性が保持されている。本発明によれば、対応する分岐点を規定 することができ、そのため、不必要なコピーが段において形成されることがない 。これによって、段の間の内部リンクの内部過負荷を防ぐことができる。この特 性は下記の原理による; −分配段にコピーが存在しない。
−セルを次の段のスイッチング素子グループにルーティングするための特定組の 多重路に属する段のすべての等価のスイッチング素子のマルチキャスト・ツリー ・メモリの内容(分岐点)が同じである。
−異なったルーティング・グループおよび、分離ルーティング・グループについ て、選択的ルーティングを実行するこれら「等価の」スイッチング素子において 、いくつかの所定のルーティング拳グループへの分岐(マルチキャスト・ツリー ・メモリ内の)は、入力されたセルのコピーを可能なルーティング・グループの 組のうちのスイッチング素子に要求される分岐としてマークされたルーティング ・グループにだけ伝送される。このため、不必要なコピーはいずれの段にも生成 されない。
図12は図11に示されたネットワークの折返し方式のバージョンを示したもの である。このネットワークは、単方向性を保持する中央段PSCに対する以外に 、双方向性スイッチング素子の少なくとも一部分段に対してバージョンすること によって得られた回路である。用いられている表記法から類推すると、相対する (、coun+e+par+)スイッチング素子は、以下のように一方向段に併 合させることができる;−図11の段1と7 (TSI とTSO)は第1の単 方向段(ST)となる。
−図11の段2と5 (ASIとASO)は第2の双方向段(AS)となる。
−図11の段3と5 (1’S11とPSOI)と第3の双方向段(PSA)と なる。
しかし、中央段PSCは単方向性のままであり、第四段は、ミラ一段(強制反射 ; mxndator7 reflection)と呼ばれる。
図11での一方向ネットワークの特性群は、この折返しバージョンに容易に移行 させることができる;−下記に説明する中間反射機能によって可能となる追加経 路の数を入れないならば、可能な経路の数は同じである。
−セルの伝送における2つの主なプロセス、つまり、総合的分配と選択的ルーテ ィングは、第1伝送部を入方向に反射段まで含めて実行され、第2の伝送部は出 方向に反射段から第1段まで含めて実行される。それぞれの段におけるルーティ ング動作は、対称性によって容易に転換することができ更に、これは図11に示 されたネットワークと同じ原理に基づくものである。
しかしながら、図12に示した折返し方式のものでは、これまでに説明してきた 両方向スイッチング素子で可能な固有反射ファシリティ (intrinsic  refection jacilN7)から導き出される次のような特性を有 している; − セルが次の段のスイッチング素子の1つに入方向で容易に分配される2点間 方式伝送の第1部分では、それぞれの双方向段において、つまり、TS、 AS やPSA段において、宛先出力ポートがそのスイッチング素子によってアクセス できるときは、早期反射(p+emalurereN!ction)が可能とな り、更に、このことは、次の段が双方向性であれば、勿論可能である。従って、 早期反射は以下のように可能となる; −宛先ポートがスイッチング素子TSXに接続されているポート・グループに属 している時は第1段TSにおいて、−宛先ポートが、スイッチング素子ASXが 位置されている端末ユニットに属している時は、第2段ASにおいて、−宛先ポ ートがスイッチング素子TSXが接続されている4つの端末ユニットのグループ に属しているときは、第3段PSAにおいて、 −上記の早期反射の可能性が以下の特性を生み出している; −セル・トラフィックの一部が交換網のすべての段を通過しない限り、内部−リ ンクへの負荷は相対的に減少される、 −可能な経路数、つまり早期反射される経路数が増加する、 −それぞれの両方向段1.2又は3が最終段を一時的に形成することができ、更 にミラ一段での強制反射機能を実行しうるちのである限り、図12の交換網は、 段数によって構成化され、段間の配線を変えることなしに次々と拡張することが 可能となる。
本発明の原理について、その特定装置と、特定の数字に関連づけて上記のように 記述したが、この記述は、ここでの実施例のみについてなされたものではなく、 更に、本発明の範囲は、これに限定されるものではないことは明らかである。
FIG、3 FIG、12 国際調査報告 IIIW−−^−−鵬−PCT/F’R90100365国際調査報告

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.入力ポートと、出力ポートと、いくつかの段に相互に接続されて配列された スイッチング素子とを有し、各スイッチング素子が入力端と出力端とを有し、そ の入力端の1つに固定長又は可変長のセルを該セルに関連づけられたルーティン グ情報に応じてその1つもしくはそれ以上の出力端に転送するように配置されて おり、ネットワークの入力ポートが第1段のスイッチング素子の入力端に対応し ネットワークの出力ポートが最終段のスイッチング素子の出力端に対応しており 、ネットワークの少なくとも1つの段の各スイッチング素子は、少なくとも3個 の出力端を有しており、これらの出力端は出力端グループとして配列され、1つ の出力端グループは1つ又はそれ以上の定められた出力端を含み、その入力端の いずれか1つで受け入れられたセルに関連づけられたルーティング情報データに 基づいて、スイッチング素子が上記出力端グループのうちの1つ又はそれ以上の グループを含む組を識別し、前記スイッチング素子が前記受け入れられたセルを 前記組の単一のグループの出力端のうちから選択された出力端、又は前記組の出 力端グループ毎に、所属するグループの出力端から選択された1つの出力端に転 送するように構成されていることを特徴とする時分割多重セルをスイッチングす るためのセルラ多重路自己経路選択交換網。
  2. 2.少なくとも2つの段のスイッチング素子が請求の範囲第1項の特徴部に示さ れた特徴を有し、グループにおける出力端の配列が、これらの少なくとも2つの 段のそれぞれにおいて必ずしも同じではなく、更に、これらの段のそれぞれのス イッチング素子が、それが位置する段に依存する位置情報から導き出されるそれ 自身のルーティング・パラメータを保持するように構成されており、これら異な ったパラメータは、2つの注目段のスイッチング素子における異なった配列を適 用するために用いられる請求の範囲第1項に記載の交換網。
  3. 3.少なくとも2つの段のスイッチング素子が請求の範囲第1項に記載の特徴部 に示された特徴を有し、出力端のグループ配列は、これらの少なくとも2つの段 のそれぞれで必ずしも同じくはなく、これらの段それぞれのスイッチング素子が 、それが置かれている段とその段におけるその位置とに依存する情報位置から導 き出されるそれ自身のルーティング・パラメータを保持しするように構成され、 これら異なったパラメータが2つの注目段のスイッチング素子における異なった 配列を適用するために用いられる請求の範囲第1項に記載の交換網。
  4. 4.前記ルーティング情報がそれぞれの段において翻訳され、これによって受け 入れられたセルのスイッチング素子の出力端への転送モードが決定され、更に前 記翻訳が前記ルーティング・パラメータに基づくものである請求の範囲第2項又 は第3項記載の交換網。
  5. 5.ネットワークの少なくともいくうかの段のスイッチング索子がセルのルーテ ィング・タグに含まれるルーティング情報を翻訳するための手段を含み、該手段 が2点間ルーティングのためのセルを交換網を横切って転送するのに必要なシー ケンスを規定するルーティング制御コード(RCC)と出力ポート・アドレス( RCA)及び/又は、1点対多数点ルーティングのためのマルチキャスト・ツリ ー内部基準番号(IRN)を含む請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に 記載の交換網。
  6. 6.前記ルーティング・パラメータに基づく前記ルーティングコマンドコードを 翻訳する注目スイッチング素子がルーテイング・モードを実行するように構成さ れ、この結果が、とりわけ、2点間方式のルーティング又は1点対多数点間方式 のルーティングであることが可能である請求の範囲第5項に記載の交換網。
  7. 7.少なくとも1つの段のスイッチング素子が非対称であって、それぞれの素子 が段に入ってくるトラフィックの拡張を実行し、これらスイッチング素子の出力 端のそれらの入力端に関するセル・トラフィック負荷を減少させる請求の範囲第 1項から第6項のいずれか一項に記載の交換網。
  8. 8.少なくとも1つの段のスイッチング素子が非対称であって、それぞれの素子 が段を出て行くトラフィックを集中させ、これによって、これらスイッチング素 子の出力端のそれらの入力端に関するセル・トラフィック負荷を増大させる請求 の範囲第1項から第6項のいずれか一項に記載の交換網。
  9. 9.前記拡張が少なくとも1つの第1の段で実行され、前記集中が少なくとも1 つの最終段で実行され、これによって、これら2つのタイプの非対称スイッチン グ段の間において交換網内のトラフィック負荷の減少が得られる請求の範囲第7 項又は第8項に記載の交換網。
  10. 10.少なくとも1つの第1の段におけるトラフィック拡張速度が、少なくとも 1つの最終段における集中速度によって正確に補償され、これによって、同数の 入力ポートと出力ポートとを有する非対称交換網を実行する請求の範囲第9項に 記載の交換網。
  11. 11.すべての段のスイッチング素子が対称であって、同一数の入力端と出力端 とを有しており、このために、交換網も又、対称であって、同一の数の入力ポー トと出力ポートとを有する請求の範囲第1項から第6項のいずれか一項に記載の ネットワーク。
  12. 12.多段式交換網の少なくともいくつかの段のスイッチング素子が2つの相反 するトラフィックストリームに属するセルをルーティングし、双方向スイッチン グ素子と呼ばれるこれらスイッチング素子のそれぞれにおいて、入力端は2組の 入力端に、出力端は2組の出力端に分割され、一方のトラフィックストリームが 、通常、第1の組の入力端から第1の組の出力端にルーティングされており、他 方のトラフィックストリームが第2の組の入力端から第2の組の出力端にルーテ ィングされており、スイッチング素子におけるルーティング情報の翻訳は、それ が関係するトラフィックストリームが考慮される請求の範囲第5項から第11項 のいずれか一項に記載の交換網。
  13. 13.交換網のすべての段のスイッチング素子が単方向性であって、これらスイ ッチング素子のそれぞれの入力端からそれらの出力端に向けてルーティングされ る単一のトラフィックストリームに属するセルをルーティングする請求の範囲第 4項から第11項のいずれか一項に記載の交換網。
  14. 14.少なくとも3つの段を有しており、最終段以外の1つの段の各スイッチン グ素子が、1つ又はそれ以上のリンクによって、次の段の各スイッチング素子に 接続されており、第1の段以外の1つの段の各スイッチング素子が、1つ又はそ れ以上のリンクによって、前の段の各スイッチング素子に接続されていることを 特徴とする請求の範囲第13項に記載の交換網。
  15. 15.少なくとも1つの入力端選択ユニットと少なくとも1つの出力端選択ユニ ットとを有しており、それぞれのユニットが、少なくとも2つの段に配列された スイッチング素子で形成されており、それぞれのユニットにおいて、最終段以外 の段の各スイッチング素子が、1つ又はそれ以上のリンクによって、次の段の各 スイッチング素子に接続されており、第1の段以外の段の各スイッチング素子が 、1つ又はそれ以上のリンクによって、前の段の各スイッチング素子に接続され ており、入力端選択ユニットが、出力端選択ユニットと縦列に配置されており、 入力ポートが入力端選択ユニットの入力端に接続され、出力ポートが出力端選択 ユニットの出力端に接続されていることを特徴とする請求の範囲第13項に記載 の交換網。
  16. 16.選択面と呼ばれる選択ユニットのそれぞれが入力端選択ユニットの出力端 を出力端選択ユニットの入力端に接続する請求の範囲第15項に記載の交換網。
  17. 17.少なくとも1つの段のスイッチング素子において、入トラフィックを入の 転送方向の段のすべての出力端に総合的分配するために、前記出力端グループの 1つが、単方向スイッチング素子の場合には、スイッチング素子のすべての出力 端を含んでおり、双方向スイッチング素子の場合には、2つの転送方向の1方の ための2組の出力端のうちの1方のすべての出力端を含んでいる請求の範囲第5 項から第16項のいずれか一項に記載の交換網。
  18. 18.拡張可能な折返しネットワークとして構成されており、少なくとも1方が 双方向性である少なくとも2つの段を有しており、第1段では、入力ポートが第 1段のスイッチング素子の前記第1の入力端の組の入力端に接続されており、出 力ポートが、第1段のこれらの同じスイッチング素子の前記第2の出力端の組の 出力端に接続されており、最終段が、入トラフィックストリームを前の段のスイ ッチング素子にルーティングする単方向スイッチング素子で構成されており、こ れにより、トラフィック反射機能が実行されることを特徴とする請求の範囲第1 2項に記載の交換網。
  19. 19.少なくとも1方が双方向性である少なくとも3つの段を有する拡張可能な 折返しネットワークで構成されており、第1段以外では、一方が入、他方が出で ある2組の相対の単方向スイッチング素子で構成されており、入力ポートが第1 段の前記単方向入スイッチング素子の組の入力端に接続されており、出力ポート が、同じ第1段の前記単方向出スイッチング素子の組の出力端に接続されており 、最終段が、入トラフィックストリームを前の段のスイッチング素子にルーティ ングする単方向スイッチング素子で構成されており、これにより、反射機能が実 行されることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の交換網。
  20. 20.最終段以外の段の各スイッチング素子は、1つ又はそれ以上のリンクによ って、次の段の各スイッチング素子に接続されており、第1段以外の1つの段の 各スイッチング素子は、1つ又はそれ以上のリンクによって、前の段の各スイッ チング素子に接続されていることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の交換 網。
  21. 21.少なくとも3つの段を有しており、このうちの少なくとも最初の2つの段 が、少なくとも2つの段に配列されているスイッチング素子でそれぞれ形成され ている入力端選択ユニットと出力端選択ユニットとで構成されており、それぞれ の段において、最終段以外の1つの段の各スイッチング素子が、1つ又はそれ以 上のリンクによって、次の段の各スイッチング素子に接続されており、第1段以 外の1つの段の各スイッチング素子が、1つ又はそれ以上のリンクによって、前 の段の各スイッチング素子に接続されていることを特徴とする請求の範囲第18 項又は第19項に記載の交換網。
  22. 22.入力端選択ユニットと出力端選択ユニットとが、少なくとも2つの選択面 によって相互接続されており、それぞれが交換網に要求される容量に応じて、1 つ又はそれ以上の段の配列を有していることを特徴とする請求の範囲第21項に 記載の交換網。
  23. 23.前記拡張可能なネットワークの容量の増加が、段間の配線を変更すること なしに連続する段を追加することによって得られ、少ない数の段の各中間段が、 折返しネットワークの最終段において反射機能を実行することができる双方向ス イッチング素子の段をその最終段として用いる請求の範囲第22項に記載の交換 網。
  24. 24.入トラフィック・ルーティング方向において、ルーティング・データが2 点間ルーティング・モード、及び/又は、1点対多数点のルーティング・モード を特定し、前記ルーティング・パラメータが考慮される際に、入トラフィックが 総合的に分配されるように、交換網の1つ又はそれ以上の段のスイッチング素子 が配列される請求の範囲第4項から第12項および第18項から第23項のいず れか一項に記載の交換網。
  25. 25.スイッチング素子において、選択された出力端グループの出力端の1つか ら転送されるべき任意のセルがこのグループの任意の出力端に与えられることを 特徴とする前出の請求の範囲のいずれか一項に記載の交換網。
  26. 26.ルーティング・グループの出力端間の前記選択が、セル負荷をこのグルー プの異なった出力端でバランスさせるように実行されることを特徴とする請求の 範囲第25項に記載の交換網。
  27. 27.セル負荷を前記グループの異なった出力端でバランスさせるように実行さ れる前記選択が、スイッチング素子の入力端上のセルの分布と出力端上のセルの 分布との間の非相関を得るための疑似乱数分布処理に基づいている請求の範囲第 24項又は第26項に記載の交換網。
  28. 28.3つの相対段を有する2つの非対称単方向ネットワークを含み、第1段が N1個の入力ポートをN2個の出力ポートに相互接続し、第2段がN2個の入力 ポートをN1個の出力ポートに接続し、両トラフィック方向に相互接続している 交換網の等価が達成されるように、一方の側におけるN1個の入力ポート及び出 力ポートと他方の側におけるN2個の出力ポートと入力ポートとが並置されてい ることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の交換網。
  29. 29.少なくとも3つの段を有し、そのうちの少なくとも1つの段が双方向性で あり、第1の組のN1個の入力ポート及び出力ポートと第2の組のN2個の出力 ポート及び入力ポートとを相互接続する非折返し双方向ネットワークを形成する ように配設され、内部段の各スイッチング素子が、1つ又はそれ以上のリンクに よって、前の段及び次の段のスイッチング素子に接続されており、最終段の各ス イッチング素子が、一方では、相隣接する段のスイッチング素子に接続され、他 方では、入力ポート及び出力ポートの組の1つに接続されており、3つの段を横 切る転送を介して、2つの異なる組に属するか又は双方向段のスイッチング素子 の1つにおける反射伝送を介して、同じ組のポートに属する入力ポートと出力ポ ートとの間でセルが転送され、これら2つのポートの相互接続が可能となること を特徴とする請求の範囲第12項に記載の交換網。
  30. 30.少なくとも4つの段を有し、このうち、N1個の入力ポート及び出力ポー トに近い少なくとも最初の2つの段が、少なくとも2つの段に配列されたスイッ チング素子からそれぞれ形成されている入力及び出力端選択ユニットで構成され ており、N2個の入力ポート及び出力ポートの組に近い少なくとも1つの段が、 最初に、このN2個の入力及び出力ポートの組を相互接続し、次に、選択ユニッ トが前記N1個のポートヘのアクセスを与え、連続する段のスイッチング素子が 1つ又はそれ以上のリンクによって相互接続されていることを特徴とする請求の 範囲第29項に記載の交換網。
  31. 31.交換網を介する転送後に異なった経路に追従して変更されることがあるセ ルの順番が、交換網の各出力ポートに備えられているセル順序再設定回路によっ て再設定される前出の請求の範囲のいずれか一項に記載の交換網。
  32. 32.比較的高速の外部接続が交換網のいくつかのポートに接続され、これらの ポートは低速で動作し、この高速接続の入セルは、それが接続される異なった入 力ポートに分配され、この高速の出接続が意図されるセルは、交換網を通じて、 それが接続される出力ポートのグループに向かってルーティングされ、これらの 出力ポートのセルは、注目出接続の出力ポートの組におけるセル順序の再設定の 後、出接続の最大速度で多重化される請求の範囲第31項に記載の交換網。
  33. 33.前記選択面の数が、それぞれの選択ユニットの入力ポート及び出力ポート の組に平均化された最大セル・トラフィック負荷に基づいて選択され、これらの 平均値を除外した計算における使用が各選択ユニットの多重路にトラフィックを 分配することによって可能となる請求の範囲第16項又は第22項に記載の交換 網。
  34. 34.分岐点メモリを有するスイッチング素子を含み、スイッチング素子に実行 されるべき分岐に対応する出力端グループのアイデンティティが、2点間方式の ルーティング・モードで作動する時には、前記マルチキャスト・ツリー内部基準 番号(IRN)を用いて、前記分岐点メモリを読み取ることによって得られるこ とを特徴とする請求の範囲第6項に記載の交換網。
  35. 35.異なった段のスイッチング素子の分岐点メモリの内容が、選択的ルーティ ングを行うスイッチング素子だけが注目マルチキャスト・ツリーのための注目段 に必要な分岐指示を含むようにマークされており、従って、トラフィックの総合 的な分配を行う段のスイッチング素子においては分岐指示がマークされず、段間 の内部経路の面における等価なスイッチング素子の組に属する異なったスイッチ ング素子が、それぞれのマルチキャスト・ツリーに対して同じ分岐点内容を有し ており、これにより、交換網において、セルの望ましくないコピーの生成が阻止 される請求の範囲第24項又は第34項に記載の交換網。
  36. 36.前記分配ツリーは、入力ポートに依存せず、任意の入力ポートからのセル が転送されるべき出力ポートの組にのみ依存する請求の範囲第34項に記載の交 換網。
  37. 37.スイッチング素子の少なくとも一部が、それぞれがいくつかのスイッチン グ素子で構成され、その入出力アクセス点において、入力端及び出力端の数の面 で大形サイズの単一の仮想スイッチング素子の特性と性能とを示し、前記の機能 性を有するスイッチング・モジュールで置き換えられる前出の請求の範囲のいず れか一項に記載の交換網。
  38. 38.前記セルがパケットである前出の請求の範囲のいずれか一項に記載の交換 網。
  39. 39.前記セルがいくつかの固定長のサブセルで構成される固定長又は可変長の セルである前出の請求の範囲のいずれか一項に記載の交換網。
  40. 40.セルに関連する前記ルーティング情報がセル自身に含まれている前出の請 求の範囲のいずれか一項に記載の交換網。
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