JPH045021Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045021Y2 JPH045021Y2 JP1982041794U JP4179482U JPH045021Y2 JP H045021 Y2 JPH045021 Y2 JP H045021Y2 JP 1982041794 U JP1982041794 U JP 1982041794U JP 4179482 U JP4179482 U JP 4179482U JP H045021 Y2 JPH045021 Y2 JP H045021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- transistor
- meter
- current
- input
- Prior art date
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- Expired
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
本考案は、メータの積分作用を利用して良好な
直線性を持つ周波数電流変換回路を提供するもの
である。本考案は例えば、テレメータ量を周波数
に変換して伝送し、その量に応じてメータを振ら
せる装置に応用することが出来、テレメータ量と
しては、海水の温度他各種の物理量が可能であ
る。従来の周波数電流変換回路を第１図に示す。
１は入力端子、２は電源端子、３は接地端子、４
はトランジスタ、５はメータ、６，７は可変抵抗
器の如く構成されている。本回路の動作を以下に
説明する。
直線性を持つ周波数電流変換回路を提供するもの
である。本考案は例えば、テレメータ量を周波数
に変換して伝送し、その量に応じてメータを振ら
せる装置に応用することが出来、テレメータ量と
しては、海水の温度他各種の物理量が可能であ
る。従来の周波数電流変換回路を第１図に示す。
１は入力端子、２は電源端子、３は接地端子、４
はトランジスタ、５はメータ、６，７は可変抵抗
器の如く構成されている。本回路の動作を以下に
説明する。
入力端子１に一定パルス幅の矩形波が印加され
ると、トランジスタ４で電流増幅された矩形波電
流はガルバノメータ５の駆動コイルに流れメータ
の積分作用により指針が振れる。いま、第２図の
ごとく入力信号が一定パルス幅の矩形波で周期の
みが変わるとすると矩形波の平均電流iavは(1)式
で表わされる。
ると、トランジスタ４で電流増幅された矩形波電
流はガルバノメータ５の駆動コイルに流れメータ
の積分作用により指針が振れる。いま、第２図の
ごとく入力信号が一定パルス幅の矩形波で周期の
みが変わるとすると矩形波の平均電流iavは(1)式
で表わされる。
iav＝１／Ｔ∫T 0ｉ(t)＝１／Ｔ∫〓0ipdt＝i0τ／Ｔ…
…(1) この時i0は電流最大値、τはパルス幅、Ｔは周
期である。ここでτ，i0は一定値なので、矩形波
の平均電流iavは周期の逆数に比例する。すなわ
ち周波数に比例する。この回路では零周波数から
使用最大周波数までの変換直線性を必要とし、ゼ
ロレフトのメータを使用するため使用最小周波数
の平均電流の設定を可変抵抗器６を変化させるこ
とによりi0を変化させて行ない、使用最大周波数
の平均電流の設定を可変抵抗７を変化させてi0を
変化させて行なうという具合に可変抵抗器６，７
が互いに影響し合い平均電流の設定が非常にむず
かしく、時間がかかるという欠点があつた。又、
可変抵抗器６，７が互いに影響し合うため設定値
の誤差を零にできないという欠点があつた。
…(1) この時i0は電流最大値、τはパルス幅、Ｔは周
期である。ここでτ，i0は一定値なので、矩形波
の平均電流iavは周期の逆数に比例する。すなわ
ち周波数に比例する。この回路では零周波数から
使用最大周波数までの変換直線性を必要とし、ゼ
ロレフトのメータを使用するため使用最小周波数
の平均電流の設定を可変抵抗器６を変化させるこ
とによりi0を変化させて行ない、使用最大周波数
の平均電流の設定を可変抵抗７を変化させてi0を
変化させて行なうという具合に可変抵抗器６，７
が互いに影響し合い平均電流の設定が非常にむず
かしく、時間がかかるという欠点があつた。又、
可変抵抗器６，７が互いに影響し合うため設定値
の誤差を零にできないという欠点があつた。
（考案の課題）
本考案の目的はこれらの欠点を解決するため
に、ゼロセンターのメータを使用し、反転した出
力を取り出してメータに半周期交互に逆方向の電
流を流すことにより、使用周波数の設定を容易に
するとともに設定誤差をなくしたものである。
に、ゼロセンターのメータを使用し、反転した出
力を取り出してメータに半周期交互に逆方向の電
流を流すことにより、使用周波数の設定を容易に
するとともに設定誤差をなくしたものである。
以下に詳細に説明する。
（考案の構成および作用）
第３図は本考案の実施例である。８は入力端
子、９は電源端子、１０は接地端子、１１は反転
増幅器又はインバータ（入力が０のときは正電圧
を出力し、入力が正電圧のときは０を出力する）、
１２と１３はトランジスタ、１４と１５は抵抗
器、１６はメータ、１７は可変抵抗器の如く構成
されている。
子、９は電源端子、１０は接地端子、１１は反転
増幅器又はインバータ（入力が０のときは正電圧
を出力し、入力が正電圧のときは０を出力する）、
１２と１３はトランジスタ、１４と１５は抵抗
器、１６はメータ、１７は可変抵抗器の如く構成
されている。
本回路の動作を以下に説明する。
入力端子８に一定パルス幅の矩形波が印加され
るとトランジスタ１２のベースにはそのまま印加
され、１３はベースには反転増幅器を通つて反転
した矩形波が印加される。入力波形がプラス電位
の時トランジスタ１２はON、トランジスタ１３
はOFFとなり電流は抵抗１５、メータ１６、可
変抵抗器１７、トランジスタ１２を通つて流れ
る。この時抵抗１４を流れる電流はメータを通ら
ないのでメータを振らすことには寄与しない。
又、入力波形が零電位の時トランジスタ１２は
OFF、トランジスタ１３はONとなり電流は抵抗
１４、メータ１６、可変抵抗１７、トランジスタ
１３を通つて前述の電流とは反対にメータの駆動
コイルに流れ指針を振れさせる。
るとトランジスタ１２のベースにはそのまま印加
され、１３はベースには反転増幅器を通つて反転
した矩形波が印加される。入力波形がプラス電位
の時トランジスタ１２はON、トランジスタ１３
はOFFとなり電流は抵抗１５、メータ１６、可
変抵抗器１７、トランジスタ１２を通つて流れ
る。この時抵抗１４を流れる電流はメータを通ら
ないのでメータを振らすことには寄与しない。
又、入力波形が零電位の時トランジスタ１２は
OFF、トランジスタ１３はONとなり電流は抵抗
１４、メータ１６、可変抵抗１７、トランジスタ
１３を通つて前述の電流とは反対にメータの駆動
コイルに流れ指針を振れさせる。
いま第４図のごとく入力信号が一定パルス幅の
矩形波で周期のみが変わるとすると矩形波の平均
電流iavは(2)式で表わされる。
矩形波で周期のみが変わるとすると矩形波の平均
電流iavは(2)式で表わされる。
iav＝１／Ｔ∫〓0ｉ(t)dt−１／Ｔ∫T-〓0ｉ(t)dt
＝１／Ｔ｛∫〓0i0dt−∫T-〓0i0dt｝
＝１／Ｔ｛i0τ−i0（Ｔ−τ）｝
＝（2τ／Ｔ−１）i0 ……(2)
この時i0は電流最大値、τはパルス幅、Ｔは周
期である。ここでτ，i0は一定値なので、矩形波
の平均電流iavは2τ／Ｔ＝１の時に０となり、０点か らの偏移は周期の逆数に比例する。すなわち周波
数に比例する。この時パルス幅τは周期が一番大
きいものと、一番小さいものの中間に設定する。
使用最大周波数の平均電流の設定は可変抵抗器１
７を変化させることによりメータに流れるi0を変
化させて行なう。最大電流i0は抵抗１４，１５を
同一値とすると互に逆方向に流れる電流は同じに
なる。
期である。ここでτ，i0は一定値なので、矩形波
の平均電流iavは2τ／Ｔ＝１の時に０となり、０点か らの偏移は周期の逆数に比例する。すなわち周波
数に比例する。この時パルス幅τは周期が一番大
きいものと、一番小さいものの中間に設定する。
使用最大周波数の平均電流の設定は可変抵抗器１
７を変化させることによりメータに流れるi0を変
化させて行なう。最大電流i0は抵抗１４，１５を
同一値とすると互に逆方向に流れる電流は同じに
なる。
従つて使用最小周波数の設定も同時に行なわれ
る。
る。
実際の調整手順は次のようになる。まず使用最
小周波数をL、使用最大周波数をHとすると、こ
の中間の周波数n（＝（L＋H）／２）の基準信号
（デユーテイ50％）を入力し、このときメータ１
６の振れがセンターになるようメータ１６を零点
調節する。次に前記基準信号と同じパルス幅で周
波数のみが前記最小周波数Lまたは最大周波数H
の信号を入力し、この時メータ１６の振れが左端
（Lの場合）または右端（Hの場合）にくるよう
に可変抵抗器１７を加減する。
小周波数をL、使用最大周波数をHとすると、こ
の中間の周波数n（＝（L＋H）／２）の基準信号
（デユーテイ50％）を入力し、このときメータ１
６の振れがセンターになるようメータ１６を零点
調節する。次に前記基準信号と同じパルス幅で周
波数のみが前記最小周波数Lまたは最大周波数H
の信号を入力し、この時メータ１６の振れが左端
（Lの場合）または右端（Hの場合）にくるよう
に可変抵抗器１７を加減する。
以上のようにして調整すると、メータ１６によ
つて最小周波数Lから最大周波数Hまでの周波数
変化をメータ１６の振れ角に変換できる。
つて最小周波数Lから最大周波数Hまでの周波数
変化をメータ１６の振れ角に変換できる。
（考案の効果）
以上説明したように本実施例ではゼロセンター
のメータを使い、パルス幅τを使用最大周波数と
使用最小周波数の中間に決定することにより、使
用周波数の設定は中心周波数での零位置調整と最
大周波数で可変抵抗の調整だけで済み非常に容易
になる。又、設定が従来の回路のように可変抵抗
器２つに相互に依存していないので設定誤差がな
いという利点がある。
のメータを使い、パルス幅τを使用最大周波数と
使用最小周波数の中間に決定することにより、使
用周波数の設定は中心周波数での零位置調整と最
大周波数で可変抵抗の調整だけで済み非常に容易
になる。又、設定が従来の回路のように可変抵抗
器２つに相互に依存していないので設定誤差がな
いという利点がある。
本考案は簡単な調整で設定誤差がなく表示でき
る利点があり、記録機構と組合わせれば記録も可
能であり、BT（バシイサーモグラフ）記録器な
ど周波数変化を表示記録する装置に利用できる。
る利点があり、記録機構と組合わせれば記録も可
能であり、BT（バシイサーモグラフ）記録器な
ど周波数変化を表示記録する装置に利用できる。
第１図は従来の周波数電流変換回路、第２図は
従来の回路における電流波形、第３図は本考案の
周波数電流変換回路、第４図は本考案の回路にお
ける電流波形である。 １……入力端子、２……電源端子、３……接地
端子、４……トランジスタ、５……メータ、６，
７……可変抵抗器、８……入力端子、９……電源
端子、１０……接地端子、１１……反転増幅器、
１２，１３……トランジスタ、１４，１５……抵
抗器、１６……メータ、１７……可変抵抗器。
従来の回路における電流波形、第３図は本考案の
周波数電流変換回路、第４図は本考案の回路にお
ける電流波形である。 １……入力端子、２……電源端子、３……接地
端子、４……トランジスタ、５……メータ、６，
７……可変抵抗器、８……入力端子、９……電源
端子、１０……接地端子、１１……反転増幅器、
１２，１３……トランジスタ、１４，１５……抵
抗器、１６……メータ、１７……可変抵抗器。
Claims (1)
- パルス幅τが一定の周波数信号を受容する入力
端子と、エミツタを接地する１対のトランジスタ
と、各トランジスタのコレクタと電源との間に挿
入される抵抗と、前記入力端子と一方のトランジ
スタのベースを直接接続する手段及び入力端子と
他方のトランジスタのベースとの間に挿入される
反転増幅器と、各トランジスタのコレクタの間に
接続されるゼロセンターの電流計と、該電流計の
両端に接続される可変抵抗器とを有し、入力周波
数信号の半周期毎に電流計に逆方向の電流を流
し、入力周波数に対応する電流計のふれを与える
ことを特徴とする周波数−電流変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179482U JPS58145570U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 周波数−電流変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179482U JPS58145570U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 周波数−電流変換回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58145570U JPS58145570U (ja) | 1983-09-30 |
| JPH045021Y2 true JPH045021Y2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=30052971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4179482U Granted JPS58145570U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 周波数−電流変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58145570U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5383452A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-22 | Torio Kk | Tuning meter circuit for pulse counting fm demodulator |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4179482U patent/JPS58145570U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5383452A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-22 | Torio Kk | Tuning meter circuit for pulse counting fm demodulator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58145570U (ja) | 1983-09-30 |
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