JPH0450083A - 車体のフロントサイドメンバ構造 - Google Patents
車体のフロントサイドメンバ構造Info
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- JPH0450083A JPH0450083A JP15737190A JP15737190A JPH0450083A JP H0450083 A JPH0450083 A JP H0450083A JP 15737190 A JP15737190 A JP 15737190A JP 15737190 A JP15737190 A JP 15737190A JP H0450083 A JPH0450083 A JP H0450083A
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- Japan
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- front side
- side member
- vehicle body
- reinforcement
- car body
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims abstract description 33
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、自動車車体のフロントボデー下部に配設され
たフロントサイドメンバ構造に関する。
たフロントサイドメンバ構造に関する。
従来、フロントボデー下部に配設されたフロントサイド
メンバの車体前側端部は、フロントサブフレームの車体
前側端部よりも車体前方へ突出されており、車体前方か
らの荷重が全てフロントサイドメンバに加わるようにな
っている。
メンバの車体前側端部は、フロントサブフレームの車体
前側端部よりも車体前方へ突出されており、車体前方か
らの荷重が全てフロントサイドメンバに加わるようにな
っている。
このため、フロントサイドメンバのエネルギ吸収性を向
上するだめの構造として実開昭56−64871号公報
にエネルギー吸収車体構造が開示されている。
上するだめの構造として実開昭56−64871号公報
にエネルギー吸収車体構造が開示されている。
第6図に示される如く、このフロントサイドメンバ70
には、フロントサイドメンバ70の軸方向(車体前後方
向)と略直交するビード72が複数本設けられており、
フロントサイドメンバ70に車体前方から荷重Fが作用
した場合には、フロントサイドメンバ70がビード72
により軸方向に圧縮変形し、この軸圧縮によってフロン
トサイドメンバ70に車体前方から作用する荷重Fのエ
ネルギーを吸収するようになっている。
には、フロントサイドメンバ70の軸方向(車体前後方
向)と略直交するビード72が複数本設けられており、
フロントサイドメンバ70に車体前方から荷重Fが作用
した場合には、フロントサイドメンバ70がビード72
により軸方向に圧縮変形し、この軸圧縮によってフロン
トサイドメンバ70に車体前方から作用する荷重Fのエ
ネルギーを吸収するようになっている。
しかしながら、この軸圧縮によるエネルギー吸収性は、
ビード72の幅を広くする、ビード72の数を多くする
等で向上することが考えられるが、ビード72の幅を広
くしたり、ビード72の数を多くシた場合には、フロン
トサイドメンバ72の剛性が低下するという不具合があ
る。
ビード72の幅を広くする、ビード72の数を多くする
等で向上することが考えられるが、ビード72の幅を広
くしたり、ビード72の数を多くシた場合には、フロン
トサイドメンバ72の剛性が低下するという不具合があ
る。
本発明は上記事実を考慮し、フロントサイドメンバの剛
性を低下させることなく、車体前方から作用する荷重の
エネルギー吸収性を向上することができるフロントサイ
ドメンバ構造を得ることが目的である。
性を低下させることなく、車体前方から作用する荷重の
エネルギー吸収性を向上することができるフロントサイ
ドメンバ構造を得ることが目的である。
本発明は、車体前後方向へ連通する閉断面構造とされ後
端部がダッシュパネルに固着されたフロントサイドメン
バと、このフロントサイドメンバの車体前後方向前側内
部に車体前後方向と直交して設けられた複数枚のバルク
ヘッドと、前記フロントサイドメンバの車体前後方向後
側内部に設けられ車体前方へ向けて凸部が形成されたリ
インフォースと、を有することを特徴としている。
端部がダッシュパネルに固着されたフロントサイドメン
バと、このフロントサイドメンバの車体前後方向前側内
部に車体前後方向と直交して設けられた複数枚のバルク
ヘッドと、前記フロントサイドメンバの車体前後方向後
側内部に設けられ車体前方へ向けて凸部が形成されたリ
インフォースと、を有することを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、フロントサイドメンバに車体前方から
荷重が加わると、フロントサイドメンバが圧縮変形する
。この場合、フロントサイドメンバの車体前後方向後側
内部に設けられたリインフォースの凸部が、フロントサ
イドメンバの車体前後方向前側内部に設けられた複数枚
のバルクヘッドの最後部のバルクヘッドに当接し、最後
部のバルクヘッドとその前側のバルクヘッドとの間が圧
縮変形され前側のバルクヘッドが最後部のバルクヘッド
に当接する。これが最後部のバルクヘッドから前方のバ
ルクヘッドへ向けて順に行われることで、フロントサイ
ドメンバに車体前方から加わる荷重のエネルギーを吸収
することができる。
荷重が加わると、フロントサイドメンバが圧縮変形する
。この場合、フロントサイドメンバの車体前後方向後側
内部に設けられたリインフォースの凸部が、フロントサ
イドメンバの車体前後方向前側内部に設けられた複数枚
のバルクヘッドの最後部のバルクヘッドに当接し、最後
部のバルクヘッドとその前側のバルクヘッドとの間が圧
縮変形され前側のバルクヘッドが最後部のバルクヘッド
に当接する。これが最後部のバルクヘッドから前方のバ
ルクヘッドへ向けて順に行われることで、フロントサイ
ドメンバに車体前方から加わる荷重のエネルギーを吸収
することができる。
従って、本発明ではフロントサイドメンバの剛性を低下
させることなく、車体前方から作用する荷重のエネルギ
ー吸収性を向上することができる。
させることなく、車体前方から作用する荷重のエネルギ
ー吸収性を向上することができる。
本発明の一実施例を第1図〜第5図に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印INは車体
内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
第1図に示される如く、車体のフロント部に配設された
フロントサイドメンバ10は、車体幅方向外側を構成す
るフロントサイドメンバアウタ12と、車体幅方向内側
を構成するフロントサイドメンバインナ14とで構成さ
れている。
フロントサイドメンバ10は、車体幅方向外側を構成す
るフロントサイドメンバアウタ12と、車体幅方向内側
を構成するフロントサイドメンバインナ14とで構成さ
れている。
フロントサイドメンバインナ14の車体前後方向から見
た断面形状は、開口部を車幅方向外側へ向けたコ字状と
されている。フロントサイドメンバインナ14の土壁部
14Aの車幅方向外側端部は、上方へ向けて屈曲されフ
ランジ14Bとされており、フロントサイドメンバイン
ナ14の下壁部14Cの車幅方向外側端部は、上方へ向
けて屈曲されフランジ14Dとされている。これらのフ
ランジ14B1フランジ14Dは、板状とされたフロン
トサイドメンバアウタ12の上端縁部12A、下端縁部
12Bに夫々車幅方向内側から溶着されている。
た断面形状は、開口部を車幅方向外側へ向けたコ字状と
されている。フロントサイドメンバインナ14の土壁部
14Aの車幅方向外側端部は、上方へ向けて屈曲されフ
ランジ14Bとされており、フロントサイドメンバイン
ナ14の下壁部14Cの車幅方向外側端部は、上方へ向
けて屈曲されフランジ14Dとされている。これらのフ
ランジ14B1フランジ14Dは、板状とされたフロン
トサイドメンバアウタ12の上端縁部12A、下端縁部
12Bに夫々車幅方向内側から溶着されている。
従って、フロントサイドメンバ10は、フロントサイド
メンバアウタ12とフロントサイドメンバインナ14と
で、車体前後方向に連通ずる閉断面構造16とされてい
る。
メンバアウタ12とフロントサイドメンバインナ14と
で、車体前後方向に連通ずる閉断面構造16とされてい
る。
フロントサイドメンバインナ14の縦壁部14Eの後部
は、後方へ向けて徐々に車体上下方向の長さが長くされ
ており、フロントサイドメンバアウタ12の後部も、後
方へ向けて徐々に車体上下方向の長さが長くされている
。従って、閉断面構造16の後部16Aは、後方へ向け
て上下方向に拡径された構造とされている。
は、後方へ向けて徐々に車体上下方向の長さが長くされ
ており、フロントサイドメンバアウタ12の後部も、後
方へ向けて徐々に車体上下方向の長さが長くされている
。従って、閉断面構造16の後部16Aは、後方へ向け
て上下方向に拡径された構造とされている。
第4図に示される如く、フロントサイドメンバアウタ1
2の後端部は、車幅方向外側へ向けて屈曲され、フラン
ジ12Cとされており、このフランジ12Cはダッシュ
パネル18に溶着されている。
2の後端部は、車幅方向外側へ向けて屈曲され、フラン
ジ12Cとされており、このフランジ12Cはダッシュ
パネル18に溶着されている。
第3図に示される如く、フロントサイドメンバインナ1
4の土壁部14Aの後端部は、車体上下方向上側へ向け
て屈曲され、フランジ14Fとされており、このフラン
ジ14Fはダッシュパネル18に溶着されている。フロ
ントサイドメンバインナ14の下壁部14Cの後端部は
、ダッシュパネル18に沿って車体前後方向後側下方へ
延設されている。
4の土壁部14Aの後端部は、車体上下方向上側へ向け
て屈曲され、フランジ14Fとされており、このフラン
ジ14Fはダッシュパネル18に溶着されている。フロ
ントサイドメンバインナ14の下壁部14Cの後端部は
、ダッシュパネル18に沿って車体前後方向後側下方へ
延設されている。
第4図に示される如く、フロントサイドメンバインナ1
4の縦壁部14Eの後端部は、車幅方向内側へ向けて屈
曲され、フランジ14Gとされており、このフランジ1
4Gは、ダッシュパネル18に溶着されている。
4の縦壁部14Eの後端部は、車幅方向内側へ向けて屈
曲され、フランジ14Gとされており、このフランジ1
4Gは、ダッシュパネル18に溶着されている。
第1図、第3図及び第4図に示される如く、フロントサ
イドメンバ10の車体前後方向前側10Δの内部には、
車体前後方向と直交する向きに3枚のバルクヘッド30
.32.34が車体前後方向後側から順に平行配置され
ている。これらのバルクヘッド30.32.34は、夫
々矩形状とされている。
イドメンバ10の車体前後方向前側10Δの内部には、
車体前後方向と直交する向きに3枚のバルクヘッド30
.32.34が車体前後方向後側から順に平行配置され
ている。これらのバルクヘッド30.32.34は、夫
々矩形状とされている。
各バルクヘッド30.32.34の上端部は、後側へ向
けて屈曲され、フランジ30A、32A、34Aとされ
ており、これらのフランジ30A132A、34Aは、
夫々フロントサイドメンバインナ14の土壁部14Aに
溶着されている(第1図の符号Xは溶着点を示す)。各
バルクヘッド30.32.34の下端部は、後側へ向け
て屈曲され、フランジ30B、32B、34Bとされて
おり、これらのフランジ30B、32B、34Bは、夫
々フロントサイドメンバインナ14の下壁部14Cに溶
着されている。
けて屈曲され、フランジ30A、32A、34Aとされ
ており、これらのフランジ30A132A、34Aは、
夫々フロントサイドメンバインナ14の土壁部14Aに
溶着されている(第1図の符号Xは溶着点を示す)。各
バルクヘッド30.32.34の下端部は、後側へ向け
て屈曲され、フランジ30B、32B、34Bとされて
おり、これらのフランジ30B、32B、34Bは、夫
々フロントサイドメンバインナ14の下壁部14Cに溶
着されている。
各バルクヘッド30.32.34の車幅方向内側端部は
、後側へ向けて屈曲され、フランジ30C132C,1
4cとされており、これらのフランジ30C132C,
34Cは、夫々フロントサイドメンバインナ14の縦壁
部14Eに溶着されている。各バルクヘッド30.32
.34の車幅方向外側端部は、後側へ向けて屈曲され、
フランジ30D、32D、34Dとされており、これら
のフランジ30D、32D、34Dは夫々フロントサイ
ドメンバアウタ12に溶着されている。
、後側へ向けて屈曲され、フランジ30C132C,1
4cとされており、これらのフランジ30C132C,
34Cは、夫々フロントサイドメンバインナ14の縦壁
部14Eに溶着されている。各バルクヘッド30.32
.34の車幅方向外側端部は、後側へ向けて屈曲され、
フランジ30D、32D、34Dとされており、これら
のフランジ30D、32D、34Dは夫々フロントサイ
ドメンバアウタ12に溶着されている。
第1図に示される如く、フロントサイドメンバ10の車
体前後方向後側10Bの内部には、リインフォース40
が配置されている。
体前後方向後側10Bの内部には、リインフォース40
が配置されている。
第2図に示される如く、リインフォース40はリインフ
ォース40の車幅方向内側部を構成するリインフォース
インナ42と、リインフォース40の車幅方向外側部を
構成するリインフォースアウタ44とで構成されている
。
ォース40の車幅方向内側部を構成するリインフォース
インナ42と、リインフォース40の車幅方向外側部を
構成するリインフォースアウタ44とで構成されている
。
リインフォースインナ42の車体前後方向から見た断面
形状は、開口部を車幅方向外側へ向けたコ字状とされて
いる。リインフォースインナ42の土壁部の後部42A
の車幅方向外側端部は、上方へ向けて屈曲され、フラン
ジ42Bとされており、このフランジ42Bは、フロン
トサイドメンバインナ14のフランジ14Bとフロント
サイドメンバアウタ12の上端縁部12Aの間に溶着さ
れている。また、リインフォースインナ42の下壁部の
後部42Cの車幅方向外側端部は、下方へ向けて屈曲さ
れ、フランジ42Dとされており、このフランジ42D
は、フロントサイドメンバインナ14のフランジ14D
とフロントサイドメンバアウタ12の下端縁部12Bの
間に溶着されている。また、リインフォースインナ42
の立壁部の後部42Gはフロントサイドメンバインナ1
4の縦壁部14Eの後部に溶着されている。
形状は、開口部を車幅方向外側へ向けたコ字状とされて
いる。リインフォースインナ42の土壁部の後部42A
の車幅方向外側端部は、上方へ向けて屈曲され、フラン
ジ42Bとされており、このフランジ42Bは、フロン
トサイドメンバインナ14のフランジ14Bとフロント
サイドメンバアウタ12の上端縁部12Aの間に溶着さ
れている。また、リインフォースインナ42の下壁部の
後部42Cの車幅方向外側端部は、下方へ向けて屈曲さ
れ、フランジ42Dとされており、このフランジ42D
は、フロントサイドメンバインナ14のフランジ14D
とフロントサイドメンバアウタ12の下端縁部12Bの
間に溶着されている。また、リインフォースインナ42
の立壁部の後部42Gはフロントサイドメンバインナ1
4の縦壁部14Eの後部に溶着されている。
リインフォースインナ42の土壁部の前部42Eは後部
42Aに比べ幅が狭くされており、同様に、リインフォ
ースインナ42の下壁部の前部42Fも後部42Cに比
べ幅が狭くされている。
42Aに比べ幅が狭くされており、同様に、リインフォ
ースインナ42の下壁部の前部42Fも後部42Cに比
べ幅が狭くされている。
このリインフォースインナ42の前部の、車幅方向外側
には、リインフォースアウタ44が設けられている。リ
インフォースインナ42の前端部は、車幅方向内側へ屈
曲され、リインフォース40の前壁部4OAを構成して
おり、その先端部は後方へ屈曲されフランジ46Aとさ
れている。このフランジ46Aはリインフォースインナ
42の縦壁部の前部42Hに車幅方向内側から溶着され
ている。
には、リインフォースアウタ44が設けられている。リ
インフォースインナ42の前端部は、車幅方向内側へ屈
曲され、リインフォース40の前壁部4OAを構成して
おり、その先端部は後方へ屈曲されフランジ46Aとさ
れている。このフランジ46Aはリインフォースインナ
42の縦壁部の前部42Hに車幅方向内側から溶着され
ている。
また、リインフォースアウタ44の上端部は、リインフ
ォースインナ42へ屈曲されフランジ44Bとされてお
り、このフランジ44Bは、リインフォースインナ42
の土壁部の前部42Eに車体上下方向上側から溶着され
ている。リインフォースアウタ44の下端部は、リイン
フォースインナ42へ屈曲されフランジ44Cとされて
おり、このフランジ44Cは、リインフォースインナ4
2の下壁部の前部42Fに車体上下方向下側から溶着さ
れている。
ォースインナ42へ屈曲されフランジ44Bとされてお
り、このフランジ44Bは、リインフォースインナ42
の土壁部の前部42Eに車体上下方向上側から溶着され
ている。リインフォースアウタ44の下端部は、リイン
フォースインナ42へ屈曲されフランジ44Cとされて
おり、このフランジ44Cは、リインフォースインナ4
2の下壁部の前部42Fに車体上下方向下側から溶着さ
れている。
従って、リインフォース40の前部は、リインフォース
インナ42とワインフォースアウタ44とで、車体前方
へ向けて突出した車体前後方向に若干長手状とされた矩
形状の凸部40Bとされている。
インナ42とワインフォースアウタ44とで、車体前方
へ向けて突出した車体前後方向に若干長手状とされた矩
形状の凸部40Bとされている。
また、第1図及び第4図に示される如く、リインフォー
ス40の凸部40B近傍の、フロントサイドメンバイン
ナ14の縦壁部14E及びフロントサイドメンバアウタ
12には、夫々車体上下方向に延びるクラシュビード2
2が平行に形成されている。
ス40の凸部40B近傍の、フロントサイドメンバイン
ナ14の縦壁部14E及びフロントサイドメンバアウタ
12には、夫々車体上下方向に延びるクラシュビード2
2が平行に形成されている。
以下に本実施例の作用を説明する。
フロントサイドメンバ10に車体前方から荷重Fが加わ
ると、フロントサイドメンバ10がクラッシュビード2
2によって座屈変形される。この場合、フロントサイド
メンバ10の車体前後方向後側内部に設けられたリイン
フォース40の凸部40Bが、フロントサイドメンバ1
0の車体前後方向前側内部に設けられたバルクヘッド3
0.32.34の最後部のバルクヘッド30に当接する
。
ると、フロントサイドメンバ10がクラッシュビード2
2によって座屈変形される。この場合、フロントサイド
メンバ10の車体前後方向後側内部に設けられたリイン
フォース40の凸部40Bが、フロントサイドメンバ1
0の車体前後方向前側内部に設けられたバルクヘッド3
0.32.34の最後部のバルクヘッド30に当接する
。
これにより第5図に示される如く、最後部のバルクヘッ
ド30とその前側のバルクヘッド32との間が圧縮変形
され、前側のバルクヘッド32が最後部のバルクヘッド
30に当接する。これが最後部のバルクヘッド30から
前方のバルクヘッド32.34へ向けて順に行われるこ
とで、フロントサイドメンバ10に車体前方から加わる
荷重Fのエネルギーを吸収することができる。
ド30とその前側のバルクヘッド32との間が圧縮変形
され、前側のバルクヘッド32が最後部のバルクヘッド
30に当接する。これが最後部のバルクヘッド30から
前方のバルクヘッド32.34へ向けて順に行われるこ
とで、フロントサイドメンバ10に車体前方から加わる
荷重Fのエネルギーを吸収することができる。
従って、本発明ではフロントサイドメンバの剛性を低下
させることなく、車体前方から作用する荷重Fのエネル
ギー吸収性を向上することができる。
させることなく、車体前方から作用する荷重Fのエネル
ギー吸収性を向上することができる。
なお、本実施例においては、バルクヘッド30.32.
34を矩形状の板材としたが、バルクヘッド30はこれ
に限定されることはなく、リインフォース40の凸部4
0Bが当接した場合に、エネルギー吸収を行うものであ
れば良く、例えば、バルクヘッドに孔、切欠等が形成さ
れていても良く、またボルト等をフロントサイドメンバ
10に貫通させバルクヘッドとしても良い。また、本実
施例においては、バルクヘッド30.32.34を計3
枚としたが、バルクヘッドの枚数は3枚に限らず他の枚
数としても良い。
34を矩形状の板材としたが、バルクヘッド30はこれ
に限定されることはなく、リインフォース40の凸部4
0Bが当接した場合に、エネルギー吸収を行うものであ
れば良く、例えば、バルクヘッドに孔、切欠等が形成さ
れていても良く、またボルト等をフロントサイドメンバ
10に貫通させバルクヘッドとしても良い。また、本実
施例においては、バルクヘッド30.32.34を計3
枚としたが、バルクヘッドの枚数は3枚に限らず他の枚
数としても良い。
本発明は上記構成としたので、フロントサイドメンバの
剛性を低下させることなく、車体前方から作用する荷重
のエネルギー吸収性を向上することができるという優れ
た効果を有する。
剛性を低下させることなく、車体前方から作用する荷重
のエネルギー吸収性を向上することができるという優れ
た効果を有する。
第1図は本実施例に係る車体のフロントサイドメンバ構
造を示す車体前方内側から見た斜視図、第2図は本実施
例に係る車体のフロントサイドメンバ構造のリインフォ
ースを示す車体前方内側から見た分解斜視図、第3図は
第1図I−III線断面図、第4図は第1図■−IV線
断面図、第5図は本実施例に係る車体のフロントサイド
メンバ構造の圧縮状態を示す概略図、第6図は従来の車
体のフロントサイドメンバ構造を示す車体前方内側から
見た斜視図である。 10・ ・ ・フロントサイドメンバ、16・・・閉断
面構造、 18・・・ダッシュパネル、 30.32.34・・・バルクヘッド、40・・・リイ
ンフォース、 40B・・・凸部。
造を示す車体前方内側から見た斜視図、第2図は本実施
例に係る車体のフロントサイドメンバ構造のリインフォ
ースを示す車体前方内側から見た分解斜視図、第3図は
第1図I−III線断面図、第4図は第1図■−IV線
断面図、第5図は本実施例に係る車体のフロントサイド
メンバ構造の圧縮状態を示す概略図、第6図は従来の車
体のフロントサイドメンバ構造を示す車体前方内側から
見た斜視図である。 10・ ・ ・フロントサイドメンバ、16・・・閉断
面構造、 18・・・ダッシュパネル、 30.32.34・・・バルクヘッド、40・・・リイ
ンフォース、 40B・・・凸部。
Claims (1)
- (1)車体前後方向へ連通する閉断面構造とされ後端部
がダツシユパネルに固着されたフロントサイドメンバと
、このフロントサイドメンバの車体前後方向前側内部に
車体前後方向と直交して設けられた複数枚のバルクヘッ
ドと、前記フロントサイドメンバの車体前後方向後側内
部に設けられ車体前方へ向けて凸部が形成されたリイン
フォースと、を有することを特徴とする車体のフロント
サイドメンバ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15737190A JPH0450083A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 車体のフロントサイドメンバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15737190A JPH0450083A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 車体のフロントサイドメンバ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450083A true JPH0450083A (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=15648197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15737190A Pending JPH0450083A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 車体のフロントサイドメンバ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450083A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07149255A (ja) * | 1993-11-29 | 1995-06-13 | Toyota Motor Corp | 車体前部構造 |
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