JPH04500433A

JPH04500433A - 電気コネクタ

Info

Publication number: JPH04500433A
Application number: JP2509639A
Authority: JP
Inventors: リンドマン，リチャード　ジェイ．; ヅァーファー，サイード　ユー．
Original assignee: ラビナル　コンポーネンツ　アンド　システムズ，インコーポレイティド
Priority date: 1989-07-05
Filing date: 1990-06-26
Publication date: 1992-01-23
Anticipated expiration: 2010-04-10
Also published as: DE69016189D1; US4992053A; DE69016189T2; JPH0732047B2; EP0437606A4; EP0437606A1; WO1991001051A1; ES2067773T3; EP0437606B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】電気コネクタ即」出願本願は、アルバート・ニコラス・ホップファー３世、（Ａｌｂｅｒｔ　Ｎ１ｃｈｏｌａｓ　Ｈｏｐｆｅｒ、　ＩＩＩ）および、リチャード・ジェイ・リンデマン（Ｒｉｃｈａｒｄ　Ｊａｙ　Ｌｉｒ＋ｄｅｍａｎ）による米国特許庁に係属中の特許出願（米国シリアル番号０７／３５２．４９９　（出願臼１９８９年５月１６日）において開示された主題に部分的に継続するものである。上記の出願に開示された内容は、上記の特許出願を参照することにより本出願に含まれる。

本発明は、電気コネクタに関し、特に、複数の回路板の間の、または、高周波信号の伝播のための他の部品の間の取りつけのために使用可能な電気コネクタに関する。本発明によるコネクタは、容易に取りつけ可能で、容易で経済的に製造可能であるにも係わらず高度に効率的で信頼性が高いもので従来、多くの異なるタイプの電気コネクタが使用されるか、または、提案されてきている。これらの電気コネクタには、束ねられた導体のコンタクトを使用するもの、または、接続されるべき１つの　の中の複数の穴に置かれる細いワイヤの束を含む［ボタンＪを利用する電気コネクタを含む。このような導電性の束またはボタンは、電気抵抗が非常に小さい点、および、インダクタンスが非常に低く、非常に高い周波数の信号の伝播に非常に適している点においで有利である。

１−かしながら、上記のボタンを使用するものを含む従来技術の利点は、特に、実質的にある距離をもって分離されている、複数の回路板または複数の他の部品を接続するためには、完全に満足できるものではない。

発明の概要本発明は、離れている、複数の回路板または複数の他の部品を接続するために容易に使用され得、効率的で信頼性が高く、合理的な低コストで製造可能なコネクタを提供することを目的とするものである。

本発明により構成されるコネクタにおいては、複数の長く伸ばされた、導電性物質のスラグ（ｓｌｕｇ）が絶縁物質のブロックの中の複数の開口部内に置かれ、これらの複数のスラグのターミナルエンドは、上記のブロックの反対側の表面から内側方向に間隔を於いて置かれ、その中に、複数の、弾力性のある束ねられた導体のコンタクトエレメントまたはボタンが保持されるキャビティ（ｃａｖｉｔｙ）を定める。上記のボタンは、上記の複数のスラグのターミナルエンド表面と、複数のキャビディに揃う位置の複数の導体との間で圧縮され得、上記のブロックの反対表面の方向に押される。このような導体は、要求されるだけ離されて置かれた複数のプリント回路板または複数の他の部品の導体であってもよく、抵抗、コンデンサ、インダクタのための空間を提供し、上記のブロックの厚さは、複数の回路板または複数の他の部品との間に要求される如何なる距離をも提供するために変化される。

重要な特徴は、信頼性のある所定の接触圧および個々の導電性の部品との電気的接続のための、弾性のある、圧縮性の能力を保持しての、キャビティ内のボタンの保持に関する。

上記の複数のスラグの正しい位置付けを得、要求される電気的特性を得つつ、円筒形の壁のみを有する複数のキャビティ内に隙間なくボタンを保持することは困難であることが発見された。

本発明の重要な特徴は、前記複数のボタンに局所的なりランプ（ｃｌａｍｒ＋）圧を適用し、内部の漢の膨張領域に、前記複数のボタンの外側方向への動きに抵抗するために前記複数のボタンの内側部分が、その中に向かって膨張する前記複数のキャビティの内側の端部を提供するための、前記ブロックの複数の開口部内の内部拡大の手段に関する。こうして、上記の構成は、前記複数のボタンの要求される軸方向の弾性のある可圧縮性を保持しつつ、前記複数のキャビティ内前記複数のボタンを確実に保持するように動作する。上記の複数の内部膨張領域の提供の代わりに、あるいは、該提供に加えて、前記複数のボタンは、前記複数のスラグのター・ミナルエンドに、クリンピング（ｃｒｉｍｐｉｎｇ）、半田付け、溶接、または、他の接続動作による直接接続によって保持されてもよい。

こうして、本発明によれば、前記複数のボタンの何れかが失われるようなことなく前記複数のコネクタが操作されるように前記複数のボタンが確実に保持され、これらのコネクタが複数の回路板の間に取りつけられるときには、要求される電気旧慣＠が、確実に侍られ６．、上記の蛋数のボタンは、軸方向に圧縮するための要求された能力を保持し、前記複数のスラグおよび回路板コネクタの個々の表面との電気的接触を保証するように動作する。

本発明特有の特徴は、前記複数のスラグのターミナルエンドから外側方向へ間隔を於いて置かれた前記複数のキャビティに狭められた部分を提供することにより、内部膨張領域を形成することに関する。他の重要な特徴は、前記狭められた部分を通して前記複数のスラグが動くことを要求することなしに、前記複数の開口部内に前記複数のスラグを組み込むことを許容するための、少なくとも２つの部分から前記ブロックを形成することに関係する。

本発明の他の目的、特徴および効果は、以下の図面を参照しての詳細な説明によって、より明らかになるであろう。

図面の簡単な説明第１図は、１対の回路板の間に取りつけられる、本発明のコネクタの側面図、第２図は、第１図のコネクタの平面図、第３図は、実質的に第２図の線ＩＩＩ− ＩＩＩに沿って切断した拡大断面図、第４図は、キャビティの表面形状を示すためにボタンを外し７た、第３図の上側部分に対応する断面図、第５図は、クリンピングによってスラグに取りつけられたボタンの変形を示す、第４図と同様な断面図、そして、第６図および第７図は、接着剤によっ′Ｃ１あるいは、半田付けまたは溶接によって複数のボタンが１つのスラグに接合される複数の変形を示す図である。

好適な実施例の説明参照符号１０は、本発明の原理によって構成され、２つのボルト１３および１４によって圧縮可能に位置付けられた２つの回路板１１および１２の間に取りつけられて示された、電気コネクタを一般的に示すものである。コネクタ１０は、上記の回路板１１および１２上の複数の回路を相互接続するように機能し、これらの回路板１１および１２の間においてスペーサとして機能する。２つの回路板を接続し間隔を置く際、および／゛または、積み重ねられた関係にある３つまたはそれ以上の回路板を接続し間隔を置く際に、１つまたはそれ以上の付加的なコネクタが使用されてもよい。上記のコネクタの垂直方向の寸法は、上記の回路板上の複数の部品の垂直方向の拡がりに応じて選択されＣもよい。そして１．積み重ねられた３つまたはそれ以上の回路板を接続するために、垂直方向に異なる寸法を有する複数のコネクタが使用されてもよい。各々の場合において、本発明のコネクタは、短い長さを有し高い信頼性を有する複数の信号伝播通路を提供するように動作する。本発明のコネクタは、また、単に、複数の回路板の間に該コネクタを挟み、上記の複数の回路板および複数のコネクタを共にクランプすることにより、容易に取りつけら、れる。

コネクタ１０は、絶縁物質からなり、上側および下側の平坦な表面１７および１８を有するブロック１６を含む。ブロック１６は、好適には、表面１７および１８の中間の１平面において互いに接続する、それぞれ下側および上側表面２１および２２を有する上側および下側部材１９および２０によって形成される。しかしながら、上記の中間の１平面は、表面１７および１８から等しい距離に位置しなくてもよい。

回路板１１および１２の複数のコネクタを相互接続するために、１連の導電性のボタン２５が、前記回路板１１の下側上で複数の導電性パッドと係合するための前記ブロック１６の上側表面１７における複数のキャビティ内に取りつけられる。そして、対応する１連の導電性のボタン２６が、回路板１８の上側上で複数の導電性パッドと係合するための前記ブロック１６の下側表面１８における複数のキャビティ内に取りつけられる。上記のボタンの各々は、典型的には、弾性的でランダムに束ねられた細い標準の電気的伝導性のワイヤを有する長く伸ばされた円筒形のコンタクトエレメントの形状であり得る。このような複数のボタンは、このようなボタンと、これらと係合するコンタクト表面との間において適当な接触圧が保持されるとき、低インピーダンスの接続を提供する。

上記のような複数のボタン２５および２６を接続するためには、銅または他の導電性の物質からなる、長く伸ばされた複数のスラグが、ブロック１６内に提供される。上記のようなボタン２５および２６のうち２つの取りつけ、および、上記のようなスラグ２８の１つによる、それらの接続は、第３図の断面図に示される。

スラグ２８は、前記上側および下側部材１９および２０内の、互いに揃った開口部２９ｉ６よび３０によって定められる、ブロック１６内の開口部内に位置する。このスラグは、該スラグの上側および下側のターミナルエンド表面が、複数のボタン２５および２６を受容し、参照符号３１および３２によって示される複数のキャビティを提供するためにブロック１６の上側および下側表面１７および１８の下方および上方に、それぞれ実質的に等しい距離に位置するように、置かれている。図示されているスラグ２８の上側端におけるキャビティ３１のみについて詳細に説明する。コネクタの下側端におけるキャビティ、および、他のキャビティは実質的に同じ形状を有している。

上側部材１９におけるキャビティ３】は、砂時計型を有【７、中間の首部３３、内側のフレア部分（ｆ　Ｉａｒｅｄ）　３４、および、外側のフレア部分３５を含む複数の表面部分によって定められる。上側部材１９の開口部２９の残りの部分は、上記のキャビティの下側表面部分３４の下側端から下方に延びる正円筒形の部分３６によって定められる。

上記の首部３３は、軸方向に非常に短い長さを存し、確実な低抵抗の接続を得るためにボタン２５の自由で弾性的な軸方向の圧縮を許容する間に、ボタン２５が、その位置に確実に保持されるように取りつけられるとき、上記の首部３３は、局所的な圧縮圧をボタン２５に印加する。ボタンの自由で弾性的γλ軸力同の圧縮を評容する間、ボタンの確実な保持を付加的に確実にするために、上記の内部フレア部分３４は、上記のボタンが取りつけられるときに該ボタンの下側部分がその中に向かって膨張する膨張領域を提供する。外側のフレーｒ部分３５は、ボタンの取りつけを容易にし、上記のボタンの細いワイヤが突き出した部分が、当該コネクタの複数のフェイう／ング表面および回路板の間に挟まることを防止する。」−記の外側のフレア部分３５は、また、上記のボタンが取りつけられたときに自由な軸方向の圧縮を容易にし、組み立て中または後に起こるかも知れないコネクタと回路板との間の、横の僅かな相対的なシフトの動きを許容する。上記の外側のフレア部分３５は、また、非常に滑らかな形状を有し、ボタンの取りつけを容易にし、ボタンのワイヤ部分を挟むかも知れない鋭いエツジができないようにしている。

コネクタの組み立ての際には、表面２１および２２において部材１９および２０の開口部にスラグ２８を入れるように位置付ける間、部材１９′Ｊ６よび２０は共に動く５．その結果、スラグ２８がキャビディを定める表面を通って通過しないようにする。好適には、スラグは、その正確な位置付けを得るための取りつけ具を使用するブレスフィッ）　（ｐｒｅｓｓ　ｆｉｔ）を用いて取りつけられる。スラグ２８は、好適には、そのターミナルエンドに隣合う位置に、クロック（ｃｌｏｃｋ）部材１９および２０との局所的な圧力係合を提供する、カラー（ｃｏｌｌａｒ）部分２８Ａおよび２８Ｂを有する。スラグ２８が第３図おＪ、び第４図に示されるように、取りつけられるときには、参照符号２３Ｃで示される、その上側ターミナルエンド表面は、その首部３５の下側端の下に位置付けられる。また、その反対側のターミナルエンド表面は、同様に、キャビティ３２の対応する表面に対して同様に位置付けられる。これにより前記膨張領域が提供される。前記ブロック部材１９および２０は、表面２１と２２の間において接着材を使用する等、何らかの適当な手段によって一緒に固定される。有利なことに、開口部２９および３０内のスラグのプレスフィツトの係合は、スラグを所定の位置においてコネクタの基本アセンブリを形成するために部材１９および２０を互いに固定するために利用されてもよい。

ブロック部材１９および２０およびスラグ２８の組み立ての後、ボタン２５および２６はキャビティ３１および３２内にインストールされる１、その初期の公称、または、応力をかけない条件において、ボタン２５は一般に、前記外側フレア部３５の径より実質的に小さく、首部３３の径より僅かに大きい径を有し、電気的に効率的なコンタクト圧を得るために、その軸方向に自由な圧縮を許容しつつ、ボタンを所定の位置に確実に保持するために充分な正円筒形であ、ってよい。

このようなコンタクト圧は、第１図においてボルト１３がクランプ力を与えるように、コネクタ１０が回路板間の操作位置においてクランプされるとき、あるかは、接続されるべき他の部品の間の操作位置においてクランプされるときに提供される。このような組み立てられた組み合わせにおいては、個々の間隔を置かれた複数の部品上の複数の導電性のバッド頭載は、個々のボタンおよびスラグの導電体バスのボタン２５および２６の複数の露出された末端表面に対して軸方向に圧縮される。これにより、個々の間隔を置かれた複数の部品上の複数の導電性のパッド領域は、電気的な伝導性コンタクトにおいて、当該コネクタ１０を通して互いに接続される。

第５図に示される変形においては、１つのボタン４０は、ブロック部材４４の１つの開口部４３に位置付けられた１つのスラグ４２のホロー・エンド部分に挿入される。電気的に効率的なコンタクト圧を得るためにボタンの自由な軸方向の圧縮を許容する間に、スラグ４２のターミナルエンド４２Ａは、ボタン４０を確実に保持するためにボタンの内側端部とＯツクによる噛み合い（ｌｏｃｋｉｎｇ　ｅｎｇａｇｅｍｅｎｔ）がなされるように、内側にクリンプ（ｃｒｉｍｐ）される。図示されるように、開口部４３は、ボタン４０の径より大きい一様な径を有している。この場合、ブロックは、スラグ４２の反対端をクリンプすることにより１つのボタンが取りつけられた状態で、１つの部材４４によって形成される。

第５図のクリンプする構成の代わりに、第６図および第７図で示されるような構成が使用されてもよい。ここで、１つのボタンが１つのスラグに結合される。第６図において、１つのボタン４６は、参照符号４７によって示される溶接または半田付けの結合によって、ブロック部材５０における開口部４９内に露出されたスラグ４９の端部に固定される。第７図においては、１つのボタン５２は、接着材５３によって、ブロック部材５６における開口部５５内に露出されたスラグ５４の端部に固定される。ボタン５２の主要部とプラグ５４のターミナルエンド表面との間の電気的接触を許容するために、接着材５４は、スラグの表面内の中央に位置する小さいポケット内に置かれてもよい。あるいは、接着材を電気的伝導性接着材としてもよい。

もし、複数のスラグ２８が、壁の開口部２９あ′よび３０からは間隔を置かれてはいないならば、あるいは、もし、複数のスラグ２８が、第３図に示されるようにカラー（ｃｏｌｌａｒ）　２８Ａおよび２８Ｂを使用するときに壁の開口部２９および３０から間隔を置かれているならば、相対的な動径方向の寸法は、複数のスラグを通しで複数の導電性バスのインピーダンスに影響を与える。このことは、上記の影響される接続のインピーダンスを制御するために、所定の寸法値の選択を許容する。更に、コネクタ１０の廻りにシールドが置かれてもよい。この場合、ＥＭＩおよびＲＦＩ干渉に対するシールドおよびインピーダンス値の付加的な制御のために、複数の中央アース面の使用を伴ってもよく、また、伴なわなくてもよい。

このシールドは、前述の米国特許庁に係属中の特許出願（米国シリアル番号０７／３５２．４９９）および米国特許第４．７１０．１３３号および米国特許第４．８０６．１１０号に記載された線に沿って行われる。

尚、以−ト述べた本発明の主旨に従って、種々の変形が、当業者にとって容易に考えられるであろう、。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】

１．間隔を置かれた一般に平行な複数の平面内に複数の対向する表面を有する絶縁物質からなる１つのブロックであって、前記複数の対向する表面に対して横向きに、該対向する複数の表面の間に該ブロックを通って延び、間隔を置かれた平行な複数の開口部を有するブロックと、導体物質からなり、前記複数のスラグの各々の対向する複数の端部における各開口部内に１対のキャビティを提供するために、前記ブロックの前記対向する複数の表面と各スラグの対向する複数のターミナルエンドとの間に複数の内向きの間隔を有するように、前記複数の開口部内に位置する、長く延びた複数のスラグと、前記複数のキャビティと揃った位置にある複数の導体エレメントと係合するために前記複数のキャビティの前記複数の対の各々の中に配置され、前記ブロックの前記複数の対向する表面に対して圧縮される、弾性的で束ねられた１対の導体コンタクトエレメントと、前記複数のキャビティに揃って位置し、前記ブロックの前記複数の対向する表面に向かって圧縮される複数の導体の複数の表面を有して、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの自由で弾性的で軸方向の圧縮を許容する間に、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントが前記複数のキャビティ内に確実に保持されることを許容する保持手段とを有してなる電気コネクタ。
２．前記保持手段が、前記複数のキャビティ内に前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントを保持するために該弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの複数の部分との係合をグリップ（ｇｒｉｐ）するための表面グリップ手段を含む請求項１記載の電気コネクタ。
３．前記表面グリップ手段の軸方向の寸法は、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの前記自由で弾性的で軸方向の圧縮を許容する、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの軸方向の寸法の、小さい１部分である請求項２記載の電気コネクタ。
４．前記表面グリップ手段は、前記複数のキャビティへ前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントを挿入する際に、該弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントに圧力係合するように、動径方向に内側に向かって延びる前記ブロックの複数の表面部分からなる形状をを有している請求項２記載の電気コネクタ。
５．前記ブロックが、前記複数のスラグが前記複数の開口部を通って動くことなしに前記複数のスラグの前記複数の開口部内への組み込みを許容する少なくとも２つの部分を含む請求項４記載の電気コネクタ。
６．前記保持手段は、前記表面グリップ手段から軸方向に内向きに、そして、前記複数のスラグの前記複数のターミナルエンドから軸方向に外向きに位置する、複数の内側の横方向への膨張領域を含み、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの前記複数のキャビティヘの挿入に際して、該弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの複数の内側部分が、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの外側への動きに対してその後抵抗するために、横方向に前記複数の領域に膨張するように構成された請求項５記載の電気コネクタ。
７．前記保持手段は、前記複数のスラグの複数のターミナルエンドに、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの複数の部分を固定するためのホールド手段を含む請求項１記載の電気コネクタ。
８．前記ホールド手段は、前記複数のキャビティ内に前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントを保持するために、該弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの複数の内向きの部分とグリップ（ｇｒｉｐ）する係合をするようにクリンプ（ｃｒｉｍｐ）された、前記複数のスラグの複数の部分を含む請求項７記載の電気コネクタ。
９．前記保持手段は、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの複数の部分を、その内側の複数の端部において、前記複数のスラグの前記複数のターミナルエンドに接合するための手段を含む請求項１記載の電気コネクタ。
１０．１対の回路板等の間にインストールするために、前記複数のスラグの複数の端部と前記複数の回路板上の複数の導体エレメントとの間において、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントを圧縮し、これにより、各スラグおよび前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの関係する対が、前記複数の導体エレメントの対の間で直接の複数の電気接続を提供するように構成される請求項１記載の電気コネクタ。
１１．前記ブロックは、該ブロックの前記複数の開口部を定めるための該ブロックを通る整列された複数の開口部と共に形成された少なくともとつの部分を含み、該部分は、前記複数のスラグの軸方向の動きを限定するため、および、前記ブロック内に前記複数のスラグの前記部分を実質的に固定するための、前記ブロックを通る前記複数の開口部の範囲内に複数の表面を有して形成される請求項１記載の電気コネクタ。
１２．前記一様に分布された複数の接触圧を発現する際に前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの自由で弾性的な軸方向の圧縮を容易にするために、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの公称の緩められた断面寸法および配置と少なくとも同じ大きさの断面寸法および配置を、前記複数のキャビティの外側端部が有し、さらに、該複数のキャビティの外側端部が、前記複数のキャビティに揃って置かれ、前記ブロックの前記複数の対向する表面に向かって圧縮される複数の導体の表面を存する請求項１記載の電気コネクタ。
１３．前記複数のキャビティの前記外側端部は、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントをその中に挿入することを容易にするようにテーパー付けられている請求項１２記載の電気コネクタ。
１４．間隔を置かれた一般に平行な複数の平面内に複数の対向する表面を有する絶縁物質からなる１つのブロックであって、前記複数の対向する表面に対して横向きに、該対向する複数の表面の間に該ブロックを通って延び、間隔を置かれた平行な複数の開口部を有するブロックと、導体物質からなり、前記複数のスラグの各々の対向する複数の端部における各開口部内に１対のキャビティを提供するために、前記ブロックの前記対向する複数の表面と各スラグの対向する複数のターミナルエンドとの間に複数の内向きの間隔を有するように、前記複数の開口部内に位置する、長く延びた複数のスラグと、前記複数のキャビティと揃った位置にある複数の導体エレメントと係合するために前記複数のキャビティの前記複数の対の各々の中に配置され、前記ブロックの前記複数の対向する表面に対して圧縮される、弾性的で束ねられた１対の導体コンタクトエレメントとを有してなり、組み立て中に前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの複数の部分が挟まることを防ぐため、および、前記一様に分布された複数の接触圧を発現する際に前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの自由で弾性的な軸方向の圧縮を容易にするために、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの公称の緩められた断面寸法および配置と少なくとも同じ大きさの断面寸法および配置を、前記複数のキャビティの外側端部が有し、さらに、該複数のキャビティの外側端部が、前記複数のキャビティに揃って置かれ、前記ブロックの前記複数の対向する表面に向かって圧縮される複数の導体の表面を有する電気コネクタ。
１５．前記複数のキャビティの前記外側端部は、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントをその中に挿入することを容易にするようにテーパー付けられている請求項１４記載の電気コネクタ。
１６．複数の導電性エレメントの間の電気的接続を得るための複数の回路板の組み立て方法において、一般に平坦な複数の対向する裏面を有する、絶縁性物質からなる１つのブロックを提供するステップであって、該ブロックは、該ブロックを通って前記複数の平坦な表面の間を、該複数の平坦な表面に対して横方向に延びる、間隔を置かれた平行な複数の弱目部を有するステップと、前記複数のスラグの各々の複数の対向する端部において各開口部内に１対のキャビティを提供するために、各スラグの各端部と、前記ブロックの前記一般に平坦な複数の表面の隣の１つとの間に所定の内向きの間隔を存するように、前記複数の開口部内に位置する、長く延びた複数のスラグを提供するステップと、前記複数のキャビティの各対内に、弾性的で束ねられた１対の導体コンタクトエレメントを取りつけるステップであって、該ステップにおいては、該弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントの軸方面の圧縮が自由であるようにして、前記複数のキャビティ内に、該弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントが確実に固定されるようにするステップと、前記複数の回路板の間に前記ブロックを位置付けるステップであって、前記接続されるべき複数の回路板の前記複数の電導性エレメントに揃うように前記複数のスラグが置かれるステップと、前記複数の回路板の複数の電導性エレメントに圧力係合するよっに、前記弾性的で束ねられた導体コンタクトエレメントを、軸方向に弾性的に圧縮するために、前記複数の回路板にクランプ圧を印加するステップとを有する方法。