JPH0449993Y2 - - Google Patents

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JPH0449993Y2
JPH0449993Y2 JP5148588U JP5148588U JPH0449993Y2 JP H0449993 Y2 JPH0449993 Y2 JP H0449993Y2 JP 5148588 U JP5148588 U JP 5148588U JP 5148588 U JP5148588 U JP 5148588U JP H0449993 Y2 JPH0449993 Y2 JP H0449993Y2
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water supply
hot water
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、給湯と給水を選択的に行うことがで
きる自動水栓に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、自動水栓の一形態として、手洗いボウル
や洗面ボウル等上に設けた吐出金具内にセンサを
設け、同センサによつて水洗器への手の接近、離
脱を検出し、その検出出力によつてコントローラ
に弁駆動装置を駆動させ、自動的に開閉弁を開閉
して、適温の混合湯水を吐出金具から吐出するよ
うにしたものがある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の自動水栓は、未だ、以下
の問題点を有していた。
即ち、かかる自動水栓において、センサはその
検出出力によつて専ら混合湯水の吐出・停止を可
能とするのみであり、高温の湯と水とを混合して
適温の混合湯水を得るためには、別途、湯水混合
栓に設けた温度調節ハンドルを手動操作しなけれ
ばならず、操作が複雑であり、全体として自動水
栓の使用を不便なものとしていた。
本考案は、上記問題点を解決することができる
自動水栓を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、吐出金具に連絡する給湯弁及び給水
弁と、使用者を検出するセンサと、同センサの検
出出力により前記給湯弁又は給水弁を駆動せしめ
るコントローラを備えた自動水栓において、前記
給湯弁と給水弁を選択的に作動せしめて、動作モ
ードを、給水モード又は給湯モードに切り換える
動作モード切換スイツチを備えるとともに、前記
コントローラを、給湯モードにおいて所定時間経
過してもセンサからの検出出力がないときは、自
動的に動作モードを給湯モードから給水モードに
切り換えるようにしたことを特徴とする自動水栓
に係るものである。
(ホ) 作用及び効果 以上述べてきた構成により、本考案は、以下の
作用及び効果を奏する。
本考案において、単に動作モード切換スイツ
チを作動して動作モードを、適温の湯が得られ
る給湯モード又は適温の水が得られる給水モー
ドのいずれかに容易に切り換えることができ、
自動水栓の操作を著しく簡単なものとすること
ができる。
また、本考案において、給湯モードにおける
動作において、センサが所定時間経過してもコ
ントローラに向けて検出出力を発生しない場合
は、動作モードを自動的に給湯モードから給水
モードに切り換えることができるので、使用湯
量を最小限に抑えることができ、省エネルギ化
を図ることができる。
(ヘ) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を詳説する。
第1図にキヤビネツトC上に多数の洗面器Bを
取付けたトイレ内部を示しており、図示するよう
に、各洗面器Bは、本発明に係る自動水栓Aを具
備している。
また、第2図及び第3図には、洗面器B及び自
動水栓Aの全体構成が示されており、図示する如
く、洗面器Bは、キヤビネツトCの上部をなすカ
ウンターに切欠した取付溝内に嵌入固定されてい
る。
また、自動水栓Aは、第3図に示すように、洗
面器Bの洗面ボウル10の奥部載置面10a上に
固定状態に載置した吐出金具11と、洗面ボウル
10の下部に配設し、それぞれ給湯側電磁弁12
と給水側電磁弁13とを取付けた共用管路14
と、同共用管路14と吐出金具11とを連通連結
する連絡配管15と、給湯弁12と給水弁13に
それぞれ連通連結し、適温(例えば40℃)の湯
と、適温の水(例えば18℃)をそれぞれ選択的に
吐出金具11に給送可能な給湯側流路16及び給
水側流路17とから構成されている。
なお、給湯弁12と給水弁13とは好ましくは
電磁弁によつて形成する。
かかる構成によつて、給湯弁12又は給水弁1
3のいずれかを駆動して開けることによつて、選
択的に適温の湯又は水を、吐出金具11より洗面
器B内へ吐出することができる。
なお、第3図において、18及び19は、それ
ぞれ給湯側流路16と給水側流路17に取付けた
手動封止弁、14aは給湯弁12と給水弁13と
を取付支持するための取付板である。
また、第4図及び第5図に、吐出金具11の詳
細な構成が示されている。
吐出金具11は、その上部及び下部に、それぞ
れ、先端吐出口20と連通する上部吐水流路21
を下部センサ取付空間22とを形成しており、上
部吐水流路21の基部には、下端を共用管路14
と連通した連絡配管15の上端が装着されてい
る。
下部センサ取付空間22の基部前面にはセンサ
取付開口23が形成されており、同センサ取付開
口23を通してセンサ24が下部センサ取付空間
22内に挿入され、固定ボルト25によつて固定
される。
なお、センサ24としては、デユアルタイプの
焦電型センサ等を用いることができる。
そして、同センサ24は洗面ボウル10内にお
ける使用者の手の挙動を検出して検出出力を発生
し、後述するように、コントローラD(本実施例
では、第1図に示すように、キヤビネツトCの内
部に配設している)に出力信号を送り、動作モー
ド切換スイツチ32による動作モードが給湯モー
ドであるか給水モードであるかによつて、それぞ
れ、給湯側電磁弁12又は給水側電磁弁13を駆
動させることができるものである。
即ち、コントローラDはマイクロプロセツサ、
上記動作をなすためのプログラムを記憶するメモ
リと、入出力インターフエースとからなる。
また、第4図に示すように、吐出金具11は、
その先端上部に動作モード切換スイツチ取付空間
30を形成するとともに、同取付空間30の上方
に、スイツチ挿入用開口31を設けている。
そして、同開口31を通して動作モード切換ス
イツチ32が動作モード切換スイツチ取付空間3
0内に挿入され、接着等によつて同挿入位置に固
定されることになる。
第5図及び第6図に、動作モード切換スイツチ
32の詳細な構造を示す。
図示するように、動作モード切換スイツチ32
は、上部に拡径フランジ部33aを有する筒状の
ケース33と、同ケース33内に配設したプリン
ト基板34と、同基板34上に取付けたスイツチ
本体35、給湯ランプ36及び給水ランプ37
と、所望の記号や文字を記載した表示シート38
とから構成される。
なお、給湯ランプ36及び給水ランプ37は、
後述するように、自動水栓Aの動作モードが給湯
モード及び給水モードである場合にそれぞれ点灯
するものであり、例えば、LEDから形成するこ
とができる。
そして、かかる動作モード切換スイツチ32
は、コントローラDによつて、スイツチ本体35
を押す毎に動作モードを、給湯モードと給水モー
ドに交互に切り換えることができるものである。
なお、第7図に示すように、吐出金具11は、
上部吐水流路21に沿つてリード線等配線空間4
0を形成しており、同配線空間40内に、動作モ
ード切換スイツチ32と連絡するリード線等41
が伸延することになる。
次に、洗面時における、上記自動水栓Aの作動
について、第8図に示すタイムチヤートを参照し
て説明する。
第8図に示すタイムチヤートにおいて、ステツ
プ1は、センサ24が未だ手を感知せず待機中に
ある状態を示す。なお、センサ24は、ステツプ
1の第4段に示すように、悪戯等を防止するため
に、センサ検出時間tが吐水遅延時間T1より短
い場合は検出出力を発生せず、また、一端検出出
力を発生した後、手を止水遅延時間T2より短い
時間t離した後再度手を差し出した場合は、検出
出力を発生しないようにしている。
そして、ステツプ2に示すように、吐水金具1
1の先端上部に設けた動作モード切換スイツチ3
2を押すと、コントローラDによつて動作モード
が給水モードから給湯モードに切り替わり、給水
ランプ37が滅灯するとともに、給湯ランプ36
が点灯し、湯待機状態となる。同時にコントロー
ラDに設けた湯待機制限タイマーが始動する。
そして、ステツプ3に示すように、湯待機制限
タイマーが作動中に、センサ24が手を検出する
と、吐水遅延時間T1後に、給湯側電磁弁12が
コントローラからの駆動信号により駆動され、同
弁12を開き、湯が給湯側流路16→給湯弁12
→共用管路14→連絡配管15→吐出金具11を
経て洗面ボウル10内に吐出されることになる。
また、湯が吐出されると同時に、湯待機制限タイ
マーの経過時間がキヤンセルされることになる。
その後、センサ24による手の検出がなくなる
と、再び、湯待機制限タイマーが始動する。な
お、水待機状態では、湯待機制限タイマーはリセ
ツト状態にある。
次に、ステツプ4に示すように、動作モード切
換スイツチ32を再度押すと作動モードが給湯モ
ードから給水モードになり、その後、センサ24
が手を検出すると、吐水遅延時間T1後に、給水
側電磁弁13がコントローラからの駆動信号によ
り駆動され、同給水側電磁弁13を開き、水が給
水側流路17→給水側電磁弁13→共用管路14
→連絡配管15→吐出金具11を経て洗面ボウル
10内に吐出されることになる。
また、水を吐出金具11より吐水中に動作モー
ド切換スイツチ32が押されると、コントローラ
によつて給水弁13が閉じるとともに、給湯弁1
2が開き、湯が上記した要領によつて吐出金具1
1より吐出され、給水ランプ37が滅灯するとと
もに、給湯ランプ36が点灯する。
一方、ステツプ5に示すように、動作モードが
湯側モードを保持している状態で、再度センサ2
4が手を検出すると、その検出出力によつて給湯
弁12が駆動されて同弁12が開き、湯が吐出金
具11より吐出されることになる。
そして、かかる湯吐出中に、動作モード切換ス
イツチ32が押されると、コントローラDによつ
て給湯弁12が閉じるとともに、給水弁13が開
き、水が上記した要領によつて吐出金具11より
吐出され、給湯ランプ36が滅灯するとともに、
給水ランプ37が点灯する。
また、ステツプ6に示すように、動作モード切
換スイツチ32によつて動作モードを給湯モード
にした後、センサ24がタイマーによつて設定し
た湯待機制限時間T3内に手を検出しなかつた場
合は、給水モードに自動的に切り替わる。
また、何らかの事故によつて、物体がセンサ2
4の検出範囲に長時間停滞する場合は、センサ2
4が物体を検出しつづけ、タイマーによつて設定
した吐水遅延時間T4を経過すると、吐水は停止
されることになる。
以上述べてきた如く、本実施例は、以下の作用
及び効果を奏する。
単に動作モード切換スイツチ32を作動して
動作モードを、適温の湯が得られる給湯モード
又は適温の水が得られる給水モードのいずれか
に容易に切り換えることができ、自動水栓Aの
操作を著しく簡単なものとすることができる。
また、給湯モードにおける動作において、セ
ンサ24が所定時間経過してもコントローラに
向けて検出出力を発生しない場合は、動作モー
ドを自動的に給湯モードから給水モードに切り
換えることができるので、使用湯量を最小限に
抑えることができ、省エネルギ化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動水栓を具備する洗面
器を多数有するトイレ内部の斜視図、第2図は同
洗面器の斜視図、第3図は同自動水栓の全体構成
を示す側面図、第4図は吐出金具の断面側面図、
第5図は動作モード切換スイツチの平面図、第6
図は第5図−線による断面図、第7図は第4
図−線による断面図、第8図は自動水栓の動
作手順を示すタイムチヤートである。 図中、A……自動水栓、B……洗面器、C……
キヤビネツト、D……コントローラ、11……吐
出金具、12……給湯弁、13……給水弁、24
……センサ、32……動作モード切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吐出金具11に連絡する給湯弁12及び給水弁
    13と、使用者を検出するセンサ24と、同セン
    サ24の検出出力により前記給湯弁12又は給水
    弁13を駆動せしめるコントローラDを備えた自
    動水栓において、 前記給湯弁12を給水弁13を選択的に作動せ
    しめて、動作モードを、給水モード又は給湯モー
    ドに切り換える動作モード切換スイツチ32を備
    えるとともに、前記コントローラDを、給湯モー
    ドにおいて所定時間経過してもセンサ24からの
    検出出力がないときは、自動的に動作モードを給
    湯モードから給水モードに切り換えるようにした
    ことを特徴とする自動水栓。
JP5148588U 1988-04-16 1988-04-16 Expired JPH0449993Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2841704B2 (ja) * 1990-05-14 1998-12-24 松下電器産業株式会社 吐水装置

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