JPH0448517Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0448517Y2 JPH0448517Y2 JP18538985U JP18538985U JPH0448517Y2 JP H0448517 Y2 JPH0448517 Y2 JP H0448517Y2 JP 18538985 U JP18538985 U JP 18538985U JP 18538985 U JP18538985 U JP 18538985U JP H0448517 Y2 JPH0448517 Y2 JP H0448517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- proximity switch
- lightning rod
- lightning
- dynamic balance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Balance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は動釣合試験機に関し、特にワークを回
転させることによつて該ワークに蓄積された電荷
の放電による影響を防止できるようにした動釣合
試験機に関する。
転させることによつて該ワークに蓄積された電荷
の放電による影響を防止できるようにした動釣合
試験機に関する。
［従来技術］
小型DCモータの電機子等の不釣合を測定する
試験機として、テーブルに固定された軸受でワー
クを支持し、該ワークをベルトで駆動して、任意
の速度で回転させつつ、ワークの近傍に設けた近
接スイツチにより回転数を検出するようにした動
釣合試験機がある。
試験機として、テーブルに固定された軸受でワー
クを支持し、該ワークをベルトで駆動して、任意
の速度で回転させつつ、ワークの近傍に設けた近
接スイツチにより回転数を検出するようにした動
釣合試験機がある。
［考案が解決しようとする問題点］
しかしながら、この種の試験機により、特に高
電圧型の小型DCモーターの電機子を試験する場
合、モーターのコアと軸が絶縁されているため、
試験機上でベルトを掛けて回転させると、第２図
に示すようにベルトが電荷を運び、短時間でワー
ク２のコアにかなりの電荷量が蓄積されてしま
う。
電圧型の小型DCモーターの電機子を試験する場
合、モーターのコアと軸が絶縁されているため、
試験機上でベルトを掛けて回転させると、第２図
に示すようにベルトが電荷を運び、短時間でワー
ク２のコアにかなりの電荷量が蓄積されてしま
う。
そのため、近接スイツチ３によりコアの極を検
知して回転数を検出する場合、第３図に示すよう
に、ワーク２のコアと近接スイツチ３との間の間
〓５で頻繁にアーク放電が生じて近接スイツチの
電気信号に悪影響を与えるため、回転数の検出が
不正確なものになつていた。
知して回転数を検出する場合、第３図に示すよう
に、ワーク２のコアと近接スイツチ３との間の間
〓５で頻繁にアーク放電が生じて近接スイツチの
電気信号に悪影響を与えるため、回転数の検出が
不正確なものになつていた。
そこで、本考案はアーク放電により近接スイツ
チがノイズ等の影響を受けないようにし、正確に
回転数を検出できるようにした動釣合試験機を提
供することを目的とする。
チがノイズ等の影響を受けないようにし、正確に
回転数を検出できるようにした動釣合試験機を提
供することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
上記問題点を解決するため、本考案は次のよう
な構成とした。
な構成とした。
すなわち、ワークをベルト駆動して回転させ、
ワーク近傍に設けた近接スイツチで回転数を検出
してワークのアンバランスを測定するようにした
動釣合試験機において、前記ワークに蓄積される
電荷を放電させる避雷針を設けるとともに、前記
近接スイツチを、避雷針への落雷時に、その出力
信号にノイズが生じない距離だけ避雷針との間に
間隔を置いて設置したことを特徴としている。
ワーク近傍に設けた近接スイツチで回転数を検出
してワークのアンバランスを測定するようにした
動釣合試験機において、前記ワークに蓄積される
電荷を放電させる避雷針を設けるとともに、前記
近接スイツチを、避雷針への落雷時に、その出力
信号にノイズが生じない距離だけ避雷針との間に
間隔を置いて設置したことを特徴としている。
［作用］
避雷針は近接スイツチよりも落雷しやすい位置
に設けられているので、ワークのコアに蓄積され
た電荷によりアーク放電が生じるときは、避雷針
に落雷する。
に設けられているので、ワークのコアに蓄積され
た電荷によりアーク放電が生じるときは、避雷針
に落雷する。
避雷針と近接スイツチとは充分な間隔を置いて
設置されているので、避雷針への落雷時に、近接
設置されているので、避雷針への落雷時に、近接
スイツチがノイズ等の影響を受けない。
設置されているので、避雷針への落雷時に、近接
設置されているので、避雷針への落雷時に、近接
スイツチがノイズ等の影響を受けない。
［実施例］
第１図は、本考案の実施例の構成を示す図で、
図中ワーク６は、これに掛けられたベルト７をモ
ータ１０の回転軸に取付けたプーリ９に巻装し、
モータ１０を駆動することによつて回転させられ
る。ワーク６は軸受１３に支持された状態で回転
されることになり、軸受１３に設けたピツクアツ
プ１１によつて、軸が回転するときに現われる不
つりあいが検出される。また、ワーク６の回転数
はワーク近傍に設けた近接スイツチ１４により、
コアの極を感知することで測定される。これらピ
ツクアツプ１１、近接スイツチ１４からの信号は
計測器本体１５へ入力され、ここで演算処理され
る。
図中ワーク６は、これに掛けられたベルト７をモ
ータ１０の回転軸に取付けたプーリ９に巻装し、
モータ１０を駆動することによつて回転させられ
る。ワーク６は軸受１３に支持された状態で回転
されることになり、軸受１３に設けたピツクアツ
プ１１によつて、軸が回転するときに現われる不
つりあいが検出される。また、ワーク６の回転数
はワーク近傍に設けた近接スイツチ１４により、
コアの極を感知することで測定される。これらピ
ツクアツプ１１、近接スイツチ１４からの信号は
計測器本体１５へ入力され、ここで演算処理され
る。
ワーク６の近傍には、さらに避雷針１６が、設
けられている。避雷針１６の先端部はワーク６の
アーク発生部分に対し、近接スイツチ１４よりも
先行する位置に該スイツチよりもワークに接近さ
と近接スツチ１４とは、互いに十分な間隔を置い
て設置され、近接スイツチ１４と計測器本体１５
とを結ぶ信号線は避雷針１６から遠ざけられてい
る。
けられている。避雷針１６の先端部はワーク６の
アーク発生部分に対し、近接スイツチ１４よりも
先行する位置に該スイツチよりもワークに接近さ
と近接スツチ１４とは、互いに十分な間隔を置い
て設置され、近接スイツチ１４と計測器本体１５
とを結ぶ信号線は避雷針１６から遠ざけられてい
る。
したがつて、ワーク６の回転中に、ワークのコ
アに蓄積された電荷によつてアーク放電が生じる
ときは、近接スイツチに落雷せず、避雷針１６に
落雷することになる。
アに蓄積された電荷によつてアーク放電が生じる
ときは、近接スイツチに落雷せず、避雷針１６に
落雷することになる。
また、避雷針１６に落雷した際、避雷針１６と
近接スイツチ１４とは十分に離れて設置されてい
るので、近接スイツチ１４の出力信号はノイズの
影響をうけない。
近接スイツチ１４とは十分に離れて設置されてい
るので、近接スイツチ１４の出力信号はノイズの
影響をうけない。
［考案の効果］
上記説明した如く、本考案にかかる動釣合試験
機は、近接スイツチへの落雷を防止し、近接スイ
ツチの出力信号に落雷時のノイズの影響を与えな
いように構成されているので、ワークの回転数の
測定が正確に行なえ、アンバランスの測定を確実
なものとすることができる。
機は、近接スイツチへの落雷を防止し、近接スイ
ツチの出力信号に落雷時のノイズの影響を与えな
いように構成されているので、ワークの回転数の
測定が正確に行なえ、アンバランスの測定を確実
なものとすることができる。
第１図は本考案の実施例の構成を示す図、第２
図および第３図は従来例の説明図である。 ６……ワーク、１４……近接スイツチ、１６…
…避雷針。
図および第３図は従来例の説明図である。 ６……ワーク、１４……近接スイツチ、１６…
…避雷針。
Claims (1)
- ワークをベルト駆動して回転させ、ワーク近傍
に設けた近接スイツチで回転数を検出してワーク
のアンバランスを測定するようにした動釣合試験
機において、前記ワークに蓄積される電荷を放電
させる避雷針を設けるとともに、前記近接スイツ
チを、避雷針への落雷時に、その出力信号にノイ
ズが生じない距離だけ避雷針との間に間隔を置い
て設置したことを特徴とする動釣合試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18538985U JPH0448517Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18538985U JPH0448517Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62115116U JPS62115116U (ja) | 1987-07-22 |
| JPH0448517Y2 true JPH0448517Y2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=31133971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18538985U Expired JPH0448517Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0448517Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP18538985U patent/JPH0448517Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62115116U (ja) | 1987-07-22 |
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