JPH0448427Y2 - - Google Patents
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- JPH0448427Y2 JPH0448427Y2 JP17748387U JP17748387U JPH0448427Y2 JP H0448427 Y2 JPH0448427 Y2 JP H0448427Y2 JP 17748387 U JP17748387 U JP 17748387U JP 17748387 U JP17748387 U JP 17748387U JP H0448427 Y2 JPH0448427 Y2 JP H0448427Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- duct
- mixture
- powder
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は空調用ダクト、換気用ダクト等を形
成するために用いられるダクト形成用ボードに関
するものである。
成するために用いられるダクト形成用ボードに関
するものである。
従来の空調及び換気用ダクトは、綱板をボツク
ス形状に板曲げ溶接してダクト本体を形成し、こ
のダクト本体の外側にグラスウール、ロツクウー
ル、発泡スチロール等の断熱保温材を被覆した
後、この断熱保温材の外側をガラスクロス・アル
ミニウム薄膜の複合シート材よりなる外装材で覆
うことにより構成されていた。
ス形状に板曲げ溶接してダクト本体を形成し、こ
のダクト本体の外側にグラスウール、ロツクウー
ル、発泡スチロール等の断熱保温材を被覆した
後、この断熱保温材の外側をガラスクロス・アル
ミニウム薄膜の複合シート材よりなる外装材で覆
うことにより構成されていた。
しかしながら、前記のようにしてダクトを構成
すると、鋼板の板曲げ溶接によるダクト本体の形
成作業と、このダクト本体外側への断熱保温材の
被覆作業及び前記外装材の被着作業が必要とな
り、所定のダクトを製作するのに非常に時間がか
かること、前記ダクトの断面構成が鋼板・断熱保
温材・外装材の三層構造になり、重量が重くてコ
スト高になること等の問題があつた。
すると、鋼板の板曲げ溶接によるダクト本体の形
成作業と、このダクト本体外側への断熱保温材の
被覆作業及び前記外装材の被着作業が必要とな
り、所定のダクトを製作するのに非常に時間がか
かること、前記ダクトの断面構成が鋼板・断熱保
温材・外装材の三層構造になり、重量が重くてコ
スト高になること等の問題があつた。
前記従来の問題点を解決する本考案のダクト形
成用ボードは、機械的強度及び断熱性に優れ、高
温にさらされても体積変化が少なく且つ脆弱化し
ない適宜の板厚をもつた硬質発泡ボード体の外面
側に、ガラスクロスとアルミニウム薄膜の複合シ
ート材よりなる外装材を全面に渡つて張り付けた
ものである。
成用ボードは、機械的強度及び断熱性に優れ、高
温にさらされても体積変化が少なく且つ脆弱化し
ない適宜の板厚をもつた硬質発泡ボード体の外面
側に、ガラスクロスとアルミニウム薄膜の複合シ
ート材よりなる外装材を全面に渡つて張り付けた
ものである。
前記構成のダクト形成用ボードによると、この
ボードを製作すべき所定ダクトの展開平面形状に
合せて外形切断し、この外形切断ボードの硬質発
泡ボード体側に位置する内面側に前記ボードを所
定断面寸法のボツクス形状に折曲げられるように
するためのV形溝を形成し、且つ前記ボードの長
さ方向両端部にダクト接続用の凹凸嵌合部を形成
するための一端内面側の段状切欠部及び他端外面
側の段状切欠部を切断加工すると共に、前記ボー
ドの一側辺にボツクス閉鎖接合面を形成するため
の内面側の段状切欠部を切断加工して、前記V形
溝のカツト面及びボード一側辺の段状切欠面に接
着剤を塗布し、このボードをボツクス形状に折曲
げて接着することにより、所望断面寸法のダクト
を従来よりも簡単に且つ作業性よく製作すること
ができる。
ボードを製作すべき所定ダクトの展開平面形状に
合せて外形切断し、この外形切断ボードの硬質発
泡ボード体側に位置する内面側に前記ボードを所
定断面寸法のボツクス形状に折曲げられるように
するためのV形溝を形成し、且つ前記ボードの長
さ方向両端部にダクト接続用の凹凸嵌合部を形成
するための一端内面側の段状切欠部及び他端外面
側の段状切欠部を切断加工すると共に、前記ボー
ドの一側辺にボツクス閉鎖接合面を形成するため
の内面側の段状切欠部を切断加工して、前記V形
溝のカツト面及びボード一側辺の段状切欠面に接
着剤を塗布し、このボードをボツクス形状に折曲
げて接着することにより、所望断面寸法のダクト
を従来よりも簡単に且つ作業性よく製作すること
ができる。
また、このボードから製作されたダクトは、そ
の断面構成が硬質発泡ボード体と外装材の二層構
造になり、重量が軽くてコストが安く、しかも硬
質発泡ボード体のもつ特質により、機械的強度や
断熱性に優れ、高温にされされても体積が殆んど
変化せず、また亀裂や崩壊等の問題も生じない。
の断面構成が硬質発泡ボード体と外装材の二層構
造になり、重量が軽くてコストが安く、しかも硬
質発泡ボード体のもつ特質により、機械的強度や
断熱性に優れ、高温にされされても体積が殆んど
変化せず、また亀裂や崩壊等の問題も生じない。
以下、この考案の一実施例を第1図に従い説明
すると、このダクト形成用ボードは機械的強度及
び断熱性に優れ、高温にさらされても体積変化が
少なく且つ脆弱化しない適宜の板厚(例えば15mm
位の板厚)をもつた硬質発泡ボード体1の外面側
に、ガラスクロス2aとアルミニウム薄膜2bの
複合シート材よりなる外装材2を全面に渡つて張
り付けたもので、前記硬質発泡ボード体1は特公
昭52−26776号公報に開示の方法、すなわち無機
質粉末に有機溶剤を加えて湿潤させて湿潤粉末A
とし、別に塩化ビニール樹脂粉末と無機質繊維剤
を混合した混合物をBとし、前記湿潤粉末Aと混
合物Bを混合し、このものに有機溶剤と塩化ブタ
ンを加えて混合したゾル状物を常法により発泡成
形するという製造方法によつて得られたものであ
る。
すると、このダクト形成用ボードは機械的強度及
び断熱性に優れ、高温にさらされても体積変化が
少なく且つ脆弱化しない適宜の板厚(例えば15mm
位の板厚)をもつた硬質発泡ボード体1の外面側
に、ガラスクロス2aとアルミニウム薄膜2bの
複合シート材よりなる外装材2を全面に渡つて張
り付けたもので、前記硬質発泡ボード体1は特公
昭52−26776号公報に開示の方法、すなわち無機
質粉末に有機溶剤を加えて湿潤させて湿潤粉末A
とし、別に塩化ビニール樹脂粉末と無機質繊維剤
を混合した混合物をBとし、前記湿潤粉末Aと混
合物Bを混合し、このものに有機溶剤と塩化ブタ
ンを加えて混合したゾル状物を常法により発泡成
形するという製造方法によつて得られたものであ
る。
第2図は前記構成のダクト形成用ボードから作
られたダクトを示すもので、このダクト10は以
下のようにして製作される。
られたダクトを示すもので、このダクト10は以
下のようにして製作される。
すなわち、本考案のダクト形成用ボードを製作
すべき所定ダクトの展開平面形状に合せて第3図
のように外形切断し、この外形切断ボードPの硬
質発泡ボード体1側に位置する内面側に、前記ボ
ードPを所定断面寸法のボツクス形状に第5図想
像線で示す如く折曲げられるようにするためのV
形溝3a,3b,3cを形成し、且つ前記ボード
Pの長さ方向両端部に第2図のようなダクト接続
用の凹凸嵌合部4,5を形成するための一端内面
側の段状切欠部4a及び他端外面側の段状切欠部
5aを切断加工すると共に、前記ボードPの一側
辺にボツクス閉鎖接合面6を形成するための内面
側の段状切欠面6aを切断加工して、前記V形溝
3a〜3cのカツト面及びボード一側辺の段状切
欠部6aに接着剤(図示せず)を塗布し、このボ
ードPをボツクス形状に第5図想像線の如く折曲
げて接着することにより、第2図に示すような所
望断面寸法のダクト10を製作することができ
る。
すべき所定ダクトの展開平面形状に合せて第3図
のように外形切断し、この外形切断ボードPの硬
質発泡ボード体1側に位置する内面側に、前記ボ
ードPを所定断面寸法のボツクス形状に第5図想
像線で示す如く折曲げられるようにするためのV
形溝3a,3b,3cを形成し、且つ前記ボード
Pの長さ方向両端部に第2図のようなダクト接続
用の凹凸嵌合部4,5を形成するための一端内面
側の段状切欠部4a及び他端外面側の段状切欠部
5aを切断加工すると共に、前記ボードPの一側
辺にボツクス閉鎖接合面6を形成するための内面
側の段状切欠面6aを切断加工して、前記V形溝
3a〜3cのカツト面及びボード一側辺の段状切
欠部6aに接着剤(図示せず)を塗布し、このボ
ードPをボツクス形状に第5図想像線の如く折曲
げて接着することにより、第2図に示すような所
望断面寸法のダクト10を製作することができ
る。
この考案のダクト形成用ボードは、前記のよう
なものであるから、所望断面寸法のダクトを従来
よりも簡単に且つ作業性よく製作することがで
き、またこのボードから製作されたダクト10
は、その断面構成が硬質発泡ボード体1と外装材
2の二層構造になり、重量が軽くてコストが安
く、しかも硬質発泡ボード体1のもつ特質によ
り、機械的強度や断熱性に優れ、高温にさらされ
ても体積が殆んど変化せず、また亀裂や崩壊等の
問題も生じないという効果を奏する。
なものであるから、所望断面寸法のダクトを従来
よりも簡単に且つ作業性よく製作することがで
き、またこのボードから製作されたダクト10
は、その断面構成が硬質発泡ボード体1と外装材
2の二層構造になり、重量が軽くてコストが安
く、しかも硬質発泡ボード体1のもつ特質によ
り、機械的強度や断熱性に優れ、高温にさらされ
ても体積が殆んど変化せず、また亀裂や崩壊等の
問題も生じないという効果を奏する。
第1図は本考案のダクト形成用ボードを示した
要部断面図、第2図はこのボードから製作された
空調及び換気用ダクトの斜視図、第3図はこのダ
クト製作用としてカツトされたボードの平面図、
第4図は第3図の右側面図、第5図は第3図の下
側面図である。 1……硬質発泡ボード体、2……外装材、2a
……ガラスクロス、2b……アルミニウム薄膜。
要部断面図、第2図はこのボードから製作された
空調及び換気用ダクトの斜視図、第3図はこのダ
クト製作用としてカツトされたボードの平面図、
第4図は第3図の右側面図、第5図は第3図の下
側面図である。 1……硬質発泡ボード体、2……外装材、2a
……ガラスクロス、2b……アルミニウム薄膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機械的強度及び断熱性に優れ、高温にさらさ
れても体積変化が少なく且つ脆弱化しない適宜
の板厚をもつた硬質発泡ボード体の外側面に、
ガラスクロスとアルミニウム薄膜の複合シート
材よりなる外装材を全面に渡つて張り付けたダ
クト形成用ボード。 (2) 硬質発泡ボード体は、無機質粉末に有機溶剤
を加えて湿潤させて湿潤粉末Aとし、別に塩化
ビニール樹脂粉末と無機質繊維剤を混合した混
合物をBとし、前記湿潤粉末Aと混合物Bを混
合し、このものに有機溶剤と液化ブタンを加え
て混合したゾル状物を常法により発泡成形して
得られたものであることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項に記載のダクト形成用ボ
ード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17748387U JPH0448427Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17748387U JPH0448427Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0182442U JPH0182442U (ja) | 1989-06-01 |
JPH0448427Y2 true JPH0448427Y2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=31469144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17748387U Expired JPH0448427Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448427Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002156152A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-31 | Sanpo Kobunshi Kk | ダクト |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP17748387U patent/JPH0448427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0182442U (ja) | 1989-06-01 |
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