JPH044756A - Pwmインバータの制御装置 - Google Patents

Pwmインバータの制御装置

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JPH044756A
JPH044756A JP2100366A JP10036690A JPH044756A JP H044756 A JPH044756 A JP H044756A JP 2100366 A JP2100366 A JP 2100366A JP 10036690 A JP10036690 A JP 10036690A JP H044756 A JPH044756 A JP H044756A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は出力トランスを介して交流負荷に可変電圧可変
周波数の電力を供給する電圧形PWMインバータの制御
装置に関する。
(従来の技術) 近年、大容量の自己消弧素子(例えばゲートターンオフ
サイリスタ等)の開発が盛んに行なわれ、インバータ等
の電力変換装置に用いられるようになってきた。特に、
パルス幅変調制御(PWM制御)インバータは、直流を
可変電圧可変周波数の交流に変換することができ、誘導
電動機や同期電動機等の駆動電源として盛んに用いられ
るようになってきた。
このPWMインバータは、交流電動機等の負荷側の大容
量化に伴い、高電圧、大電流のものが必要となり、出力
トランスによって変換器の交流側を絶縁し、複数台の変
換器を多重運転することが行なわれている。
第4図は、従来のPWM制御インバータ装置の構成を示
すもので、出力トランスを介して交流負荷に電力を供給
している。
図中、Vdは直流電源、INVはPWM制御インバータ
、PLはパイロットリアクトル、TRは出力トランス、
LOADは交流負荷である。インバータINVは自己消
弧素子$1〜S4およびフリーホイリングダイオードD
、〜D4で構成されている。
また、制御回路として、電流検出器CT P L vC
TL、比較器C1,C,、加算器A1. A2、制御補
償回路GL(S)、Gp+−(S)、整流器り。、r 
DO2、サンプルホールド回路SH1,SH2およびパ
ルス幅変調制御回路P目が用意されている。
インバータINVは直流電圧VdtrPWM制御によっ
て可変電圧可変周波数の交流電力に変換するもので、出
力トランスTRを介して交流負荷LOADに電力を供給
している。
負荷電流ILは次のようにして制御される。
すなわち、電流検出器CTLにより負荷電流工。
を検出し、比較器Cjに入力する。比較器C4では電流
指令値工L*と上記電流検出値■Lを比較し、その偏差
εL”IL’  ILを求める。当該偏差ε。
は次の電流制御補償回路により増幅され、加算器A 1
.A 2を介して、PWM制御回路PWHに入力される
。PWM制御回路PldMは当該入力信号eiに比例し
た電圧V、を発生させるようにインバータINVをパル
ス幅変調制御する。
■♂> I Lとなった場合、偏差εLは正の値となり
、インバータINVの出力電圧■1を増加させ、負荷電
流ILを増やし、IL≠IL*どなるように制御される
。逆に、I L*< I Lとなった場合、偏差ε。
は負の値となり、インバータINVの出力電圧■ユを減
少させ、負荷電流ILを減らす。故に、やはり■L≠1
−となって落ちつく。電流指令値■己を正弦波状に変化
させれば、実電流工、もそれに追従して正弦波に制御さ
れる。
加算器A、に入力されるもう一つの信号■己は負荷LO
ADの逆起電力等を前向きに補償するもので、上記負荷
電流制御の応答を改善するために加えられる。
出力トランスTRは、直流電源Vclと交流負荷LOA
Dを絶縁する目的で、あるいは、複数台のインバータを
多重運転するときにv1置される。通常、このトランス
の励磁電流はインバータINVの出力電圧に比例した電
圧を2次側に発生するように流れる。出力周波数と電圧
が比例するような負荷、あるいは、定電圧定周波数の負
荷ではこのトランスの励磁電流はほぼ一定値となる。
しかし、実際には、制御回路のドリフトや素子のスイッ
チング特性のアンバランス等により、インバータ側から
若干の直流バイアスが出力トランスに印加されることが
ある。直流電圧のバイアスがトランスに印加された場合
、徐々にトランスTRが偏磁し、最終的に鉄心が飽和し
て過大な励磁電流がトランスTRに流れるようになり、
トランスTRを焼損するだけでなく、インバータINV
を構成する素子を過電流によって、破壊するおそれさえ
ある。
そこで、出力トランスと並列にパイロットリアクトルP
Lを接続し、このパイロットリアクトルPLの偏磁を監
視し、その偏磁量に応じてインバータINνの出力電圧
を補正してトランスTRの偏磁を防止している。
すなわち、まず、パイロットリアクトルPLに流れ込む
電流IPLを電流検出器CTPLによって検出する。こ
の電流検出値IPLを整流回路り。、およびDo2に入
力し、正側電流I PL’+ゝと負側電流I PL” 
に分離する。次のサンプルホールド回路SH0およびS
H2により上記正側電流IP%+1のピーク値IPL”
PE靜と負荷電流IPL’−ゝのピーク値I PL”’
PE^、を出力周波数の半サイクル毎にホールドしてお
く。さらに、比較器C7により上記正側電流ピーク値工
P♂+’ PEAKと負荷側電流ピーク値I PL”P
EAKを比較し、その偏差E PEAKI PL”PE
AK−I PL”PEAKを求める・当該偏差f PE
AKを次の制御補償回路GPL(S)で反転積分し、前
記トランスの偏磁を補正するための直流バイアス電圧△
vDcを加算器A2 を介してPWM制御回路PνHに
入力する。
例えば、インバータINVを構成する素子のバラツキに
より、出力電圧に正側の直流バイアス△■B工^Sが印
加された場合、トランスTRおよびパイロットリアクト
ルPLは共に徐々に正側に偏磁して行く。その結果、サ
ンプルホールド回路SH1の出力I PL”’PIEA
KがSH,の出力I PL”PI!AKより大きくなっ
て偏差εPEAKは正の値となり、制御補償回路GPL
(S)で反転積分され、補償電圧△■Dcを負の値にす
る。故に、この補償電圧△Vocが前記直流バイアス電
圧△VBIASを打ち消すように働き、トランスTRお
よびパイロットリアクトルPLの偏磁を防止することが
できる。
上記従来のPWMインバータ装置は、出方トランス付イ
ンバータの台数を増やすことにより、容量の増大を図る
ことができ、かつ、インバータを多重化パルス幅変調制
御することにより高瀾波の少ない正弦波出力が得られる
という特徴がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この従来の電力変換装置は次のような問題点が
ある。
すなわち、出力トランスTRの偏磁を検出するためにパ
イロットリアクトルPLを用いているが、偏磁が発生し
たとき、このパイロットリアクトルPLに流れ込む電流
IPLと出力トランスTRの励磁電流工0とが完全に比
例せず、どちらかが先に偏磁してしまうことがある。こ
のため、まだトランスTRが偏磁していないのに補償電
圧ΔVocを加えてしまったり、逆に、トランスTRの
偏磁が発生しているのにまだ補償電圧△■Dc登与える
ことができないという矛盾が発生する。このように、パ
イロットリアクトルPLの鉄心の飽和特性と出力トラン
スTRの鉄心の飽和特性を合わせることが難しく、適正
な偏磁防止制御ができない欠点があった。また、このパ
イロットリアクトルPLの容量は出力トランスTRの1
割程度の容量となり、装置全体に占める割合も大きく、
コストを上げる原因にもなっていた。
さらに、上記従来の偏磁防止制御は出力周波数の半サイ
クル毎に電流のピーク値をサンプルホールドしているた
め、当該出力周波数が低くなると、検出のための時間遅
れが長くなり、その間に偏磁が拡大し、トランスを焼損
したり、過電流によりインバータを構成する素子を破壊
させてしまうことがある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、従来
装置で用いていたパイロットリアクトルを省略し、かつ
、インバータの出力周波数の高低にかかわらず、瞬間瞬
時出力トランスの偏磁を補正できるようにしたPWMイ
ンバータの制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(111題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために1本発明装置は、交流負荷
と、当該負荷に出力トランスを介して可変電圧可変周波
数の電力を供給するパルス幅変調制御(PWM)インバ
ータと、前記交流負荷に流れる電流を制御する手段と、
前記出力トランスの一次電流を制御する手段と、当該一
次電流制御および前記負荷電流制御手段からの各出力信
号の和に基づいて前記電力変換器のゲート信号を与える
パルス幅変調制御回路とを具備している。
(作用) PWMインバータは、直流電力を可変電圧可変周波数(
VVVF)の交流電力に変換する。インバータと交流負
荷の間には出力トランスが設置される。
まず、前記交流負荷に流れ込む負荷電流を検出し、当該
負荷電流を指令値に従って制御する。これはP’WMイ
ンバータの本来の役目である。一方、出力トランスの一
次電流を検出し、当該トランスから必要な電圧を発生す
るような励磁電流の指令値と上記負荷電流の指令値の和
をとって一次電流の指令値として与え、当該指令値と一
次電流検出値を瞬間瞬時比較しながら適正な値に制御す
る。
このように、本発明装置では、負荷電流と出力トランス
の一次電流を常に適正な値に制御しているため、例え、
素子のアンバランス等により出力トランスに直流バイア
ス電圧が印加されても、直ちに補正制御され、トランス
の偏磁を防止できる。
なお、負荷電流制御の信号と一次電流制御の信号が並列
にインバータに与えられるため、両制御系が干渉し合う
ことが懸念されるが、2つの制御系のうち、どちらか一
方の制御ゲインを小さくすることにより干渉をなくすこ
とができる。特に、出力トランスの偏磁は急激には進行
しないので。
トランスの一次電流制御系のゲインを下げる方が現実的
である。
このようにして、本発明装置は、パイロットリアクトル
を用いることなく出力トランスの偏磁を防止することが
でき、インバータの出方周波数の高低にかかわらず、ト
ランスの一次電流を適正な値に制御することが可能とな
り、信頼性の高いPWM制御インバータ装置を提供でき
る。
(実施例) 第1図は、本発明のPWMインバータ装置の一実施例を
示す構成図である。
図中、Vdは直流電圧源、INVはPWM制御インバー
タ、TRは出力トランス、LOADは交流負荷である。
インバータINVは自己消弧素子(例えば、ゲートタン
オフサイリスタ:GT○)81〜s4とフリーホイーリ
ングダイオードD工〜D4で構成されている。
また、制御回路として、電流検出器CTいCT1、比較
器C,,C2、電流制御補償回路G□(S)、GL(S
)、加算器A1.A、、およびパルス幅変調制御回路P
WMが用意されている。
以下説明を簡単にするため、出力トランスTRの1次/
2次巻数比を1として説明する。
まず、この多重インバータINVのPWM制御動作を説
明する。
第2図は、第1図のインバータINVのPWM制御動作
を説明するためのタイムチャート図を示す。
PWM制御の搬送信号(三角波)x、y (xの反転値
)と制御入力信号eiを比較し、ゲート信号gi+ g
zを作る。すなわち、 ei≧Xのとき、g1=1で、素子S、:オン、S2:
オフe(<Xのとき、g x = Oで、素子S、:オ
フ、S2:オンとなる。また、 e、≧Yのとき、gz”1で、素子S3:オフ、S4=
オンel<Y のとき、gz=0で、素子S3:オン、
S4:オフとなる。
インバータINVの出力電圧■1は、素子81〜S4の
オン、オフによって次のように決定される。
Slと84がオンのとき、■□=十Vd52とS、がオ
ンのとき、V1=−Vdその他のモードのとき、■□二
〇 となり、第2図の最下段の波形が得られる。その平均値
V 1 (破線で示す)は前述の制御入力信号e1に比
例した値となる。
このように、インバータINVの出力電圧■1は、PW
M制御の搬送波周波数の2倍の周波数で制御されること
になる。
トランスTRが飽和しない限り、負荷LOADに印加さ
れる電圧V2は上記電圧v1に等しくなる。
次に、負荷電流制御の動作説明を行なう。
電流検出器CTLにより、負荷LOADに流れ込む電流
(負荷電流)ILを検出し、比較器C1に入力する。比
較器C□は上記電流検出値■Lと負荷電流指令値工♂を
比較し、その偏差εL”IL’  ILを求める。当該
偏差εLを次の電流制御補償回路at、(S)で増幅し
、加算器A、、A2を介してPWM制御の入力信号ei
としている。
I I−”> I Lとなった場合、偏差εLは正の値
となり、インバータINVの出力電圧■工を増加させ、
負荷電流工、を増やし、IL4IL*どなるように制御
される。
逆に、IL’<ILとなった場合、偏差ILは負の値と
なり、インバータINVの出力電圧■1を減少させ、負
荷電流ILを減らす。故に、やはりIL≠1己となって
落ちつく。電流指令値1己を正弦波状に変化させれば、
実電流■、もそれに追従して正弦波に制御される。
加算器A、に入力されるもう一つの信号■己は負荷LO
ADの逆起電力等を前向きに補償するもので。
上記負荷電流制御の応答を改善するために加えられる。
次に、トランスTRの一次電流制御の動作説明を行なう
電流検出器CT1によりトランスTRの一次電流11を
検出し、比較器C2により一次電流指令値IL*と比較
する。その偏差ε1==工、* +1を次の電流制御補
償回路G□(S)で増幅し、加算器A2を介して、パル
ス幅変調制御回路PWMに入力する。
I 1”> I 、となった場合、偏差E1は正の値と
なリ、PWM制御回路PW)Iの入力信号eiを増加さ
せる。故に、インバータINVの出カ゛電圧■、が増え
てトランスTRの一次電流11を増加させる。
逆に、I 、’< I 、となった場合、偏差E1は負
の値となり、PWM制御回路PWMの入力信号eiを減
少させる。故に、インバータINVの出力電圧V□が減
って、トランスTRの一次電流11は減少する。
従って、■よ=1−となるように制御される。
ここで、上記一次電流指令値1□町よ、負荷電流の指令
値■♂とトランスの励磁電流の指令値■。束の和によっ
て与えられる。当該励磁電流の指令値工。町よ、負荷側
に必要な電圧vLをトランスTRから発生するように、
次式の如く与えられる。ただし、MはトランスTRの相
互インダクタンス、ωは出力角周波数である。
I O’= VL”/ jωM        ・・・
(1)従って、一次電流指令値■1*は、次式のように
与えられる。
■、*=■、東+IO東= I L*+VL”/ j 
 ωM    ・=  (21このように、本発明装置
では、負荷電流■L及び出力トランスの一次電流11を
常に適正な値に制御しているため1例え、素子のアンバ
ランス等により呂カドランスに直流バイアス電圧が印加
されても、直ちに補正制御され、トランスの偏磁を防止
できる。
なお、負荷電流制御の信号と一次電流制御の信号が並列
にインバータに与えられるため1両制御系が干渉し合う
ことが懸念されるが、2つの制御系のうち、どちらか一
方の制御ゲインを小さくすることにより干渉をなくすこ
とができる。特に、出力トランスの偏磁は急激には進行
しないので、一次電流制御系のゲインを下げる方が現実
的である。
第3図は、本発明のPWM制御インバータ装置の別の実
施例を示す構成図である。
図中、Vdは直流電圧源、INV−1、INV−2は第
1および第2のPWM制御インバータ、TR1,TR2
は出力トランス、LOADは負荷である。インバータI
NV−1,INV−2は第1図と同様に構成されている
また、負荷LOADは抵抗RいインダクタンスLLおよ
び逆起電力■。からなっている。また、制御回路として
、電流検出器CTL、CT1、CT、、比較器C0〜C
3、電流制御補償回路G、(S)、G、(S)。
Gt、(S)、加算器A1〜A2およびパルス幅変調制
御回路PldM1. PWM2が用意されている。
この装置では、2台のインバータINV−1,INV−
2をトランスTR1,TR2を介して多重運転している
。すなわち、第1のPWM制御回路PIIIM1に与え
る搬送波信号X、、Y、(X、の反転値)と第2のPw
M制御回路PtIIM2に与える搬送波信号X2.Y2
(X2の反転値)との位相を90”ずつずらしてPWM
制御を行なっている。ここで、トランスTR□の1次/
2次巻数比を1:1と仮定すれば、当該トランスTR1
の2次電圧■1□はインバータINV−1の出力電圧V
 11に一致する。同様に、トランスTR2の出力電圧
v2□もv21に一致する。
負荷LOADには当該トランスTR,、TR2の2次電
圧■1□と■2□の和が印加される。該負荷電圧■L−
■、2+■、2の等価キャリア周波数は上記多重運転の
効果により、PWM制御搬送波周波数の4倍の値が得ら
れる。故に、負荷LOADに供給される電流の脈動はき
わめて小さな値となる。
負荷電流工りは2台のインバータINV−1,INV−
2の出力電圧を同時に調整することにより制御している
すなわち、電流検出器CTして負荷電流ILを検出し、
比較器C3により負荷電流指令値■己との偏差εt=I
c* ILを求める。その偏差ELを電流制御補償回路
GL(S)で増幅し、加算器A1を介してPWM、の入
力信号e□、とし、加算器A2を介してPIIM2の入
力信号e、2としている。
IL*>ILとなった場合、偏差εLは正の値となり、
入力信号eiite工、を増やし、負荷電圧■L=■□
2+v22を増加させる。故に、負荷電流ILが増加し
、1.:I己に制御される。逆に、工♂〈工。どなった
場合、偏差ε、は負の値となり、入力信号e11.e1
2を減らし、負荷電圧vL=v1□+■2□を減少させ
る。故に、負荷電流工、が減少し、やはり、■L≠IL
*に制御される。ここで、加算器A3 に加えられる信
号vLNよ上記負荷電流制御の応答を改善するためのも
ので、負荷側の電圧を前向きに補償している。このVL
”は次式のように与えられる。
VL”= (VC*+ j (11L L ” I L
京+Rt、 ・I L*)/ 2− (3)さて、第3
図の装置において、インバータINV1、 INV−2
を構成する素子のスイッチング特性のバラツキ等により
若干の直流バイアスがトランスTR1,TR2に印加さ
れ、直流偏磁を発生させる可能性がある。そこで、この
第3図の装置では、2台のトランスの一次電流を検出し
、各インバータによって一次電流制御を行なっている。
まず、電流検出器CT1によってトランスTR1の一次
電流工、を検出し、比較器C工に入力する。比較器C1
では一次電流指令値工、*と上記検出値工、とを比較し
、偏差εx”L’  Ixを求める。二の偏差ε1を次
の電流制御補償回路a X (S )で増加し、加算器
A1を介してPwM、に入力する。
1 、’> 1.どなった場合、偏差E、は正の値とな
り、PWM制御回路PWM、の入力信号ei□を増加さ
せる。故に、インバータINV−1の出力電圧V 11
が増えて、トランスTR1の一次電流12増加させる。
逆に、I x”< r 、となった場合、偏差ε1は負
の値となり、PWM制御回路PvM−1の入力信号ei
を減少させる。故に、インバータINV−1の出力電圧
V1□が減って、トランスTR1の一次電流工、は減少
する。従って、■、41.’となるように制御される。
トランスTR7の一次電流12も同様に制御される。
同様に、3台以上のインバータの多重運転でも各出力ト
ランスの一次電流を制御しながら負荷電流を制御するこ
とができる。
以上は単相出力のインバータについて説明したが、2相
以上のPWMインバータでも同様に実施できることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明のPWMインバータの制御装置に
よれば、パイロットリアクトルを用いることなく出力ト
ランスの偏磁を防止することができ、装置の小型軽量化
およびコストの低減が図れる。また、インバータの出力
周波数の高低にがかわらず、負荷電流およびトランスの
一次電流を適正に制御することが可能となり、信頼性の
高いPWM制御インバータ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のPWM制御インバータ装置の一実施例
を示す構成図、第2図は第1図の装置のPWM制御動作
を説明するためのタイムチャート図、第3図は本発明装
置の別の実施例を示す構成図、第4図は従来のPWM制
御インバータ装置の構成図である。 Vd・・・直流電圧源 INV・・・PWM制御インバータ TR・・・トランス   LOAD・・・交流負荷S1
〜S4・・・自己消弧素子 D1〜D、・・・フリーホイーリングダイオードCTL
、CT1・・・電流検出器 C1,C2・・・比較器  A1. A2・・・加算器
G1(s)・・・一次電流制御回路 GL(S)・・負荷電流制御補償回路 PWM・・・パルス幅変調制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流負荷と、当該負荷に出力トランスを介して可
    変電圧可変周波数の電力を供給するパルス幅変調制御(
    PWM)インバータにおいて、前記交流負荷に流れる電
    流を制御する手段と、前記出力トランスの一次電流を制
    御する手段と、当該一次電流制御手段および前記負荷電
    流制御手段からの各出力信号の和に基づいて前記電力変
    換器のゲート信号を与えるパルス幅変調制御回路とを具
    備してなるPWMインバータの制御装置。
  2. (2)前記負荷電流制御手段の制御ゲインを前記一次電
    流制御手段の制御ゲインより高くしたことを特徴とする
    請求項1記載のPW Mインバータの制御装置。
JP2100366A 1990-04-18 1990-04-18 Pwmインバータの制御装置 Expired - Lifetime JPH0728538B2 (ja)

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