JPH0446537Y2 - - Google Patents

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JPH0446537Y2
JPH0446537Y2 JP11261588U JP11261588U JPH0446537Y2 JP H0446537 Y2 JPH0446537 Y2 JP H0446537Y2 JP 11261588 U JP11261588 U JP 11261588U JP 11261588 U JP11261588 U JP 11261588U JP H0446537 Y2 JPH0446537 Y2 JP H0446537Y2
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handle
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cover pieces
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JP11261588U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は植木の剪定等を行うための刈込鋏に関
する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来のこの種の刈込鋏は、何れも柄本体丸型で
あるため、滑り易く、力を入れにくいという問題
点があつた。
本考案は、上記問題点を解決すると共に、軽量
であつて、しかも、強度・剛性の大きい刈込鋏を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の刈込鋏に
於いては、対向する短辺部が湾曲凸状に形成され
ていると共に、長辺部の表面に浅溝が形成されて
なる横断面略中空長方形状のアルミ型材によつて
柄本体を構成し、さらに、一対のプラスチツク製
グリツプ用カバー片を、該浅溝の内底面に当接状
として取付け、柄部材のグリツプ部の横断面形状
を略楕円型に形成したものである。
〔作用〕
柄本体を、横断面略中空長方形状のアルミ型材
によつて構成し、さらに、両長辺部に浅溝を形成
したことにより、柄本体は、軽量でありながら、
その断面係数が大きく、強度・剛性が大となる。
カバー片を浅溝の内底面に当接状として取付け、
グリツプ部の横断面形状を略楕円型に形成したこ
とにより、力を入れて握り易く、手が滑りにく
い。
〔実施例〕
第1図に於いて、本考案に係る刈込鋏の柄部材
9,9を示し、該柄部材9,9は、アルミ型材か
らなる柄本体5と、該柄本体5に取付けられた一
対のプラスチツク製グリツプ用カバー片7,7
と、柄本体5の先端部10に取付けられると共に
ナイロン等の材料にて形成される取付連結具11
と、を備えている。該連結具11には、金属刃1
2の挿入用柄部13が圧入等により固着されてい
る。
しかして、第2図に示すように、柄本体5,5
は、横断面が略中空長方形状であり、具体的に
は、該断面形状における対向する短辺部2,2が
湾曲凸状に形成されていると共に、対向する長辺
部3,3の表面1に浅溝4が形成されている。ま
た、一対のカバー片7,7を浅溝4,4に取付け
ることにより、柄部材9,9のグリツプ部8の横
断面形状を、若干角張つた略楕円型に形成してい
る。カバー片7,7は、柄本体5を両側から挟持
しており、具体的には、浅溝4の内底面に当接状
として取付けられ、カバー片7,7を柄本体5に
固着するには、両カバー片7,7の裏面の複数箇
所に設けられた結合用突起部15…を、長片部
3,3の挿通孔に挿入したうえ、セルフタツピン
グネジ等の固着具16…により、該突起部15…
を相互に結合することによつて行う。
カバー片7の横断面形状は、第3図に示すよう
に、外周面が緩やかな円弧状に形成され、その長
手方向には、一定間隔にて滑り止め溝14…が設
けられている。カバー片7の両側面17,17
は、浅溝4の形状に対応して傾斜状とされ、浅溝
4の内側面に当接している。
一対のカバー片7,7は、多少その形状が相違
しており、第4図と第5図に示すように、一方の
カバー片7は、その基端部18に位置決め用突起
19が形成されているのに対し、第6図に示すよ
うに、他方のカバー片7の基端部18には、該突
起19が嵌合する係止用小筒部20が形成されて
いる。さらに、固着具用の突起部も図のように相
違する。なお、このような、一対のカバー片7,
7は、各基端部18,18の対向面21,21を
当接状として相互に結合され、柄部材9,9の略
半球状の基端部22を構成している。カバー片
7,7の材料については、ABS樹脂その他の軟
質・硬質プラスチツクを用いる。
第7図と第8図に示すように、取付連結具1
1,11は、柄本体5の先端部に嵌込まれる嵌着
部23と、金属刃12,12を閉じたときにクツ
シヨンとして働く突設部24と、を有しており、
また、金属刃12の柄部13が挿通、固着される
取付孔25が貫設されている。なお、該取付孔2
5へ柄部13を固着するのに、接着剤を用いても
差し支えない。このように、取付連結具11,1
1は、クツシヨン材を金属刃12取付用部材とを
兼用したものである。
上記実施例によれば、柄部材9を複数の部品、
つまり連結具11、柄本体5、カバー片7,7に
よつて、夫々構成したので、柄本体5をアルミ押
出成形して均一な横断面形状とすることが出来
る。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
柄部材9,9のグリツプ部8の横断面形状を
略楕円型に形成したので、人間工学上から見て
握つた手が滑りにくく、力を入れやすい。従つ
て、通常長時間に渡つて行われる剪定作業に好
適といえる。
柄本体5を横断面略中空長方形状のアルミ型
材によつて構成したので、軽量、且つ、強度・
剛性が大となる。
柄本体5の長辺部3,3に浅溝4を設けるこ
とにより、カバー片7,7を浅溝4に強力に固
着するのが容易となり、また、重量を増加させ
ることなく柄本体5の断面係数を大きくする点
でも有利である。
カバー片7,7を取付けたことにより、柄本
体5自体の横断面は略中空長方形状でありなが
ら、グリツプ部8の横断面形状を、握り易い略
楕円型にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、
第2図は柄部材の拡大横断面図、第3図はカバー
片の拡大横断面図、第4図は一方のカバー片の一
部を省略した拡大平面図、第5図はその断面側面
図、第6図は他方のカバー片の一部省略した拡大
断面側面図、第7図は取付連結具の拡大正面図、
第8図は一部断面とした拡大側面図である。 1……表面、2……短辺部、3……長辺部、4
……浅溝、5……柄本体、7……カバー辺、8…
…グリツプ部、9……柄部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する短辺部2,2が湾曲凸状に形成されて
    いると共に、長辺部3,3の表面1に浅溝4が形
    成されてなる横断面略中空長方形状のアルミ型材
    によつて柄本体5を構成し、さらに、一対のプラ
    スチツク製グリツプ用カバー片7,7を、該浅溝
    4,4の内底面に当接状として取付け、柄部材
    9,9のグリツプ部8の横断面形状を略楕円型に
    形成したことを特徴とする刈込鋏。
JP11261588U 1988-08-26 1988-08-26 Expired JPH0446537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11261588U JPH0446537Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26

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JP11261588U JPH0446537Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26

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Publication Number Publication Date
JPH0234138U JPH0234138U (ja) 1990-03-05
JPH0446537Y2 true JPH0446537Y2 (ja) 1992-11-02

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JP11261588U Expired JPH0446537Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26

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JPH0234138U (ja) 1990-03-05

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