JPH044545Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】[Detailed explanation of the idea] 【産業上の利用分野】[Industrial application field]

本考案は、迅速に設置でき、しかも獲物を確実
に捕獲できる動物用罠に関するものである。 The present invention relates to an animal trap that can be set quickly and that can reliably capture prey.

【従来技術とその問題点】[Prior art and its problems]

本考案者は、実開昭61−178882号において、動
物用罠を提案している。この動物用罠は、捕獲率
が高いばかりでなく、罠自体やワイヤロープが破
損しにくく、また設置も従来の罠に比較して迅速
にできるという利点がある。 上記装置について第１図を参照して更に説明す
る。ワイヤロープ２１は弾性を有し、通常状態で
は縦長の水滴型になつている。罠設置時には、踏
板Ａを囲むようにしてワイヤロープ２１の捕獲部
２１ａを拡開する必要がある。拡開に当たつて
は、ワイヤロープ２１の弾性による復元力によつ
て捕獲部２１ａの形状が、やや横長の楕円形状か
ら縦長の水滴型に変形しないように、土をのせ固
めてその重みで固定したり、ワイヤロープ２１の
上に石を置いたり、更には上部を縦割りにした小
枝を踏板Ａ両側の地面に差し、その割れ目に捕獲
部２１ａのワイヤロープをはめ込む等して固定
し、その上に土を被せて捕獲獣に罠の設置がわか
らないようにしていた。 ところが、罠を見回りに行くと、捕獲部２１ａ
を拡開していた石や小枝が動かされて、捕獲部２
１ａの形状が、上記楕円形状から水滴型に変形し
たものが見受けられた。 また、捕獲に失敗した、所謂空打ちをしている
罠も見受けられた。 その原因を追求したところ、猪やたぬき等の捕
獲獣が鼻や脚でいたずらし、土を取り除いたり、
石や小枝を動かしていることが分かつた。また、
山鳥が脚で土を掘る等して同様のことをする場合
があることも分かつた。 The present inventor proposed an animal trap in Utility Model Application Publication No. 178882/1982. This animal trap not only has a high capture rate, but also has the advantage that the trap itself and wire rope are less likely to be damaged, and can be set up more quickly than conventional traps. The above device will be further explained with reference to FIG. The wire rope 21 has elasticity and is in the shape of a vertically long water drop in a normal state. When setting the trap, it is necessary to expand the trapping part 21a of the wire rope 21 so as to surround the tread A. When expanding, the shape of the trap 21a is not changed from a slightly horizontally elongated oval shape to a vertically elongated water drop shape due to the restoring force of the elasticity of the wire rope 21. Fix it by fixing it, placing a stone on top of the wire rope 21, or even inserting a twig with the upper part cut vertically into the ground on both sides of the tread A, and fitting the wire rope of the capture part 21a into the crack, etc. The trap was then covered with soil so that the captured animals would not know that the trap had been set up. However, when I went to check on the traps, the trap section 21a
The stones and twigs that were expanding the area were moved, and the capture part 2
It was observed that the shape of 1a was changed from the above-mentioned elliptical shape to a water drop shape. There were also some traps that failed to catch fish, so-called empty traps. When we investigated the cause, we found that captured animals such as wild boars and raccoon dogs were playing tricks with their noses and legs, removing soil,
I could see that they were moving stones and twigs. Also,
It was also found that mountain birds sometimes do similar things, such as digging in the soil with their legs.

【考案の目的】[Purpose of invention]

そこで本考案の目的は、動物のいたずら等によ
つては、設置した罠の捕獲部が変形しない様にし
た動物用罠を提供することにある。 本考案の他の目的は、罠の設置が、より簡単迅
速にできる動物用罠を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION Therefore, an object of the present invention is to provide an animal trap in which the catching part of the set trap is not deformed due to mischief by the animal or the like. Another object of the present invention is to provide an animal trap that can be set up more easily and quickly.

【考案の構成】[Structure of the idea]

上記の目的を達成するために講じた考案の構成
は次の通りである。即ち本考案は、 基台アームと；この基台アームに跳上げ自在に
設けられている跳上アームと；上記基台アームの
下側に回動可能に設けられた固定棒ホルダーと；
上記基台アームの先端に配設され、上記跳上アー
ムを弾性に抗した状態で掛止する踏板受具と、；
獲物を捕獲する捕獲部を形成するワイヤロープ
と；を備えており、罠設置後に上記踏板受具が支
点を中心として下方に回動することにより上記跳
上アームの掛止が解除され、上記踏板受具は掛止
解除と同時に上記基台アームから離脱し、また上
記基台アーム後部は、上記跳上アームが跳ね上が
ると同時に上記固定棒ホルダーを中心にして跳ね
上がり、これにより上記ワイヤロープの上記捕獲
部は獲物に追従しながら締り、獲物捕獲後は上記
基台アーム及び上記跳上アームが、上記ワイヤロ
ープから取り外れるようにしてある動物用罠にお
いて、上記踏板受具の両側には、罠設置時に上記
ワイヤロープの上記捕獲部を拡開する拡開片が立
設してあり、この拡開片は上記基台アーム側に傾
斜して設けられている、動物用罠である。 The structure of the device devised to achieve the above purpose is as follows. That is, the present invention includes: a base arm; a jumping arm that is provided on the base arm so that it can be raised freely; a fixed rod holder that is rotatably provided on the underside of the base arm;
a treadle holder disposed at the tip of the base arm, and latching the jump arm against elasticity;
and a wire rope forming a capture part for capturing prey, and after the trap is set, the footplate holder rotates downward about the fulcrum, thereby releasing the latching of the jumping arm, and the footplate is released. The receiver separates from the base arm at the same time as the latching is released, and the rear part of the base arm flips up around the fixed rod holder at the same time as the jumping arm flips up, thereby causing the wire rope to be captured. In the animal trap, the base arm and the jumping arm are tightened while following the prey, and are detached from the wire rope after capturing the prey, and the trap is installed on both sides of the treadle holder. At times, an expanding piece for expanding the catching portion of the wire rope is erected, and this expanding piece is inclined toward the base arm side, and is an animal trap.

【実施例】【Example】

本考案を図面に示した実施例に基き、更に詳細
に説明する。 第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２
図は踏板受具の拡大斜視図、第３図は固定棒ホル
ダー部の要部拡大図である。 罠Ｔは、基台アーム１と、跳ね上がつてワイヤ
ー２１を引き上げる跳上アーム２とを備えてい
る。 基台アーム１の先部下側には、固定棒ホルダー
８が回動自在に軸支されている。固定棒ホルダー
８は、基台アーム１を地面に固定するための固定
棒９０（第４図に図示）を取付けるもので、一般
的には円筒形状である。 固定棒ホルダー８の上部には断面形状コ型の取
付部８１が設けられている。固定棒ホルダー８
は、取付部８１を基台アーム１の先部にはめ込
み、軸ピン８２によつて回動自在に取付けられて
いる。軸ピン８２のやや後方には、掛止孔８３が
形成されており、基台アーム１のうち掛止孔８３
と対応する位置にも貫通孔（図示省略）が形成さ
れている。そして第３図に示すように、掛止孔８
３と基台アーム１の貫通孔に掛止ピン８５を差込
むことにより基台アーム１に固定棒ホルダー８を
固定できるようにしている。 基台アーム１の前部下側で、上記取付部８１よ
りやや後方には、後述するコイルバネＳの一方を
取着する取着部４が形成されている。 基台アーム１の後端には跳上アーム２が取付け
られている。跳上アーム２の後部は下方に折曲さ
れ、コイルバネＳの他方を取着する取着部３が形
成されている。跳上アーム２は折曲部よりやや後
部側をピン９１で軸支することにより基台アーム
１に回動自在に取り付けられている。 なお、取着部３と取着部４とにかけ渡して取着
されるコイルバネＳは、カバーＣで被覆されてお
り、土中に埋設した場合に土などが挟まつて引つ
ぱり力が弱くなることがないようにしている。 基台アーム１先端の中央には、軸方向後端部に
向かつて切欠部９が形成してある。切欠部９に
は、軸方向と直角に掛止ピン６１が貫通してあ
り、後述する踏板受具１１を掛止できるようにし
ている。 基台アーム１の中央部よりやや前端側の側部に
は、断面コ状の滑車軸受６が開放側を下にして取
り付けられており、滑車軸受６には滑車７がピン
７１で軸支されている。滑車軸受６の開放側両端
部には挿通孔７２が形成されており、後述するワ
イヤロープ２１が通常の状態では滑車軸受６から
はずれないように針金７３が掛け渡されている。 基台アーム１の略中央位置には安全装置５が立
設してあり、跳上アーム２を押下げた後にピン
（図示省略）を挿入すれば、跳上アーム２が誤つ
て跳ね上がるのを防止できるようにしている。 跳上アーム２の先端には、跳上アーム２と別体
に形成された掛止キヤツプ７０が着脱可能に取着
されている。掛止キヤツプ７０は、掛止キヤツプ
７０に形成した挿通孔７４と、跳上アーム２に形
成した挿通孔（図示省略）に針金７６を掛け渡し
て跳上アーム２に固定されている。 掛止キヤツプ７０の側部には、断面コ状の滑車
軸受６ａが取り付けられており、滑車軸受６ａに
はピン７１ａによつて滑車７ａが軸支されてい
る。また、掛止キヤツプ７０の先端部は、後述の
踏板受具１１に掛止される掛止部７５となつてい
る。 基台アーム１の先端部に配設される踏板受具１
１は、踏板Ａを受ける断面Ｌ状の受け部１１１を
備え、受け部１１１の両端部には拡開片１１０，
１１０が基台アーム１側に折曲された状態で立設
されている。また、受け部１１１の基台アーム１
側中央部には、両側に案内部１１４が設けられた
台片１１３が、受け部１１１と略直角に連設され
ている。台片１１３には、長さ方向に調整溝１１
５が設けられている。台片１１３は、掛止板１１
６に摺動可能に取り付けられている。 掛止板１１６の一端部には、掛止キヤツプ７０
の掛止部７５が掛止される掛止部１１９が設けて
ある。掛止板１１６には雄ネジ１２０が突設さ
れ、雄ネジ１２０は台片１１３の調整溝１１５を
貫通して蝶ネジ１１２が螺着されている。したが
つて台片１１３をずらして蝶ネジ１１２で固定す
ることにより、獲物がかかつたときの力点である
受け部１１１の位置の調整ができる。 これによれば、受け部１１１の位置を適宜調整
することによつて罠の作動荷重が一定の範囲で
様々に設定でき、例えば大型獣のときは作動し、
小型獣では作動しないようにすることなども可能
である。 掛止板１１６の下部には掛止片１１７が垂設さ
れており、掛止片１１７の先端部には、基台アー
ム１の先端部の掛止ピン６１に掛止する掛止凹部
１１８が形成されている。 この構造によれば、踏板受具１１は罠作動時、
掛止ピン６１を中心として下方に回転した後、跳
上アーム２の先端の掛止が解除されると同時に基
台アーム１から離脱することになる。 符号２１はワイヤロープで、一端側は環状に拡
開して捕獲部２１ａが形成されるようにしてあ
る。また他端側には、立木Ｔ１等に取着けるため
のワイヤロープ２４が猿環２５を介して取りつけ
てある。 ワイヤロープ２４の猿環２５側の一部はたるま
せてあり、そのたるみの前後にはコイルスプリン
グ２６が取りつけられており、ワイヤロープ２４
に引つ張り方向の緩衝機能を持たせている。 ワイヤロープ２１の先端には、通し金具２０が
取り付けられている。通し金具２０は略コ状に形
成されており、両側壁にそれぞれ貫通孔２００，
２０１（図では見えない）が、また奥壁に長円形
の貫通孔２０２が形成してある。 ワイヤロープ２１の先端は、一方の側壁の貫通
孔２００から奥壁の貫通孔２０２を通り、輪状の
捕獲部２１ａを形成できるようにして他方の貫通
孔２０１を通り、先端部にストツパ２０３を固着
している。これによつてワイヤロープ２１は通し
金具２０から取り外れない。 ワイヤロープ２１の元端側は、跳上アーム２の
先端部の滑車７ａと基台アーム１の滑車７に掛け
渡され、更に跳上アーム２の後部に取着されてい
る、環を形成した針金３０に緩く挿通して取付け
られている。針金３０へ挿通した箇所の猿環２５
側にはストツパーピン２３がワイヤロープ２１に
着脱自在に突き刺されている。ストツパーピン２
３は、跳上アーム２が跳ね上がつたときにワイヤ
ロープ２１が引つ張られて針金３０に引掛かり、
ワイヤロープ２１がＷ型を描くようにしてワイヤ
ロープ２１の引き量を多くするものである。この
ように引き量を大きくすることができる為、罠Ｔ
設置時にワイヤロープ２１の捕獲部２１ａの輪の
大きさを大きくできるので捕獲効率が良くなる。
なお、ストツパーピン２３は、ワイヤロープ２１
から着脱自在であり、目的獣の足の大きさに合わ
せて捕獲部２１ａの大きさを調整する場合は、引
き抜くことによつて捕獲部２１ａの大きさを調整
できる。また、誤つて目的獣以外の獣が掛つた場
合は、ストツパーピン２３を引き抜き、捕獲部２
１ａの締まりを緩めることによつて容易に捕獲獣
を解放できる。 上記滑車７，７ａの代りに、ワイヤロープ２１
の滑りがよい掛渡し突起等を形成しても支障はな
い。 （作用） 第４図は罠Ｔの設置状態を示す説明図、第５図
は罠Ｔの作動した状態を示す説明図である。第１
図乃至第５図を参照して本実施例の作用を説明す
る。 罠Ｔの固定棒ホルダー８に固定棒９０を挿入
固定する。 獣道を落し穴３００と設置穴３０１を堀り、
設置穴３０１に固定棒９０を差して罠Ｔを固定
する。罠Ｔを固定する際には取付部８１の掛止
孔８３に掛止ピン８５を差込んでおくと固定棒
ホルダー８が動かないので固定しやすい。もち
ろん罠Ｔ設置後は掛止ピン８５は抜いておく。 落とし穴３００の上に踏板Ａを配置し、踏板
Ａの一端は踏板受具１１の受け部１１１に載置
する。このとき、受け部１１１の取り付け位置
を移動して調整し、目的の獣がかかりやすいよ
うにする。例えば、受け部１１１と掛止ピン６
１の距離を長く設定しておけば、受け部１１１
は軽い重量でも動きやすく、うさぎ等の小型獣
でも罠Ｔは作動する。逆に短くしておくと受け
部１１１は、比較的重い重量でなければ動かな
い。従つて小型獣では作動しにくく、主に猪等
の大型獣がかかることになる。 ワイヤロープ２１の捕獲部２１ａを拡開し、
捕獲部２１ａの元部を第１図に示すように受け
部１１１の拡開片１１０，１１０に掛止し、捕
獲部２１ａが確実に踏板Ａを囲むように設置す
る。これにより、従来のように捕獲部２１ａを
拡開するために石や小枝等を使用する必要はな
く、迅速に罠Ｔを設置できる。また、動物がワ
イヤロープ２１に触る等のいたずらをしても、
設置した罠の捕獲部２１ａは変形しない。 そして、近くの立木Ｔ１にワイヤロープ２４
を繋ぎ、罠Ｔ全体に土をかぶせる。 獲物が踏板Ａの上に足を載せると、その重さ
で踏板受具１１は掛止ピン６１を中心として下
方に回転し、跳上アーム２の先端は掛止部１１
９からはずれ、跳上アーム２は跳ね上がる。同
時に踏板受具１１は基台アーム１から離脱す
る。拡開片１１０，１１０は基台アーム１側に
折曲された状態で立設されているが、踏板受具
１１の下方回転によつて垂直となるのでワイヤ
ロープ２１の捕獲部２１ａは容易に取り外れ
る。 跳上アーム２が跳ね上がると同時にワイヤロ
ープ２１の張力で基台アーム１の後方も固定棒
ホルダー８を中心にして上方へ跳上るので、跳
上アーム２の先端部はほぼ垂直方向に跳ね上が
ることになる。また、ワイヤロープ２１の捕獲
部２１ａも締まりながらそれに追従して上昇す
る。このように、捕獲部２１ａは獲物の足を払
うのではなく、獲物の足に沿つて上昇すること
になり、獲物は足を抜く余裕はなく、確実に足
の元部がくくられて捕獲される。 獲物は捕獲されると力の限り暴れるが、それ
によつて針金７２，７６，３０が切れ、基台ア
ーム１及び跳上アーム２は掛止キヤツプ７０だ
けを残してワイヤロープ２１からはずれる。 従つて、掛止キヤツプ７０は紛失することは
なく、また基台アーム１及び跳上アーム２は獲
物が暴れても破損せず、何度でも使用でき経済
的である。 The present invention will be explained in more detail based on embodiments shown in the drawings. Fig. 1 is a perspective view showing one embodiment of the present invention;
The figure is an enlarged perspective view of the footboard holder, and FIG. 3 is an enlarged view of the main part of the fixed rod holder. The trap T includes a base arm 1 and a jumping arm 2 that jumps up and pulls up a wire 21. A fixed rod holder 8 is rotatably supported on the lower side of the tip of the base arm 1. The fixing rod holder 8 is used to attach a fixing rod 90 (shown in FIG. 4) for fixing the base arm 1 to the ground, and generally has a cylindrical shape. At the top of the fixed rod holder 8, a mounting portion 81 having a U-shaped cross section is provided. Fixed rod holder 8
The mounting portion 81 is fitted into the tip of the base arm 1, and is rotatably attached by a shaft pin 82. A locking hole 83 is formed slightly behind the shaft pin 82, and the locking hole 83 is formed in the base arm 1.
A through hole (not shown) is also formed at a position corresponding to . Then, as shown in FIG.
The fixing rod holder 8 can be fixed to the base arm 1 by inserting a locking pin 85 into the through hole of the base arm 1 and the base arm 1. At the lower front side of the base arm 1, and slightly rearward of the mounting part 81, a mounting part 4 is formed to which one of the coil springs S, which will be described later, is mounted. A jumping arm 2 is attached to the rear end of the base arm 1. The rear part of the jump arm 2 is bent downward to form an attachment part 3 to which the other side of the coil spring S is attached. The jump arm 2 is rotatably attached to the base arm 1 by being pivotally supported by a pin 91 on the slightly rear side of the bent portion. Note that the coil spring S that is attached across the attachment parts 3 and 4 is covered with a cover C, and when it is buried in the soil, soil etc. will get caught in it and the tensile force will be weakened. I try not to let that happen. A notch 9 is formed in the center of the tip of the base arm 1 toward the rear end in the axial direction. A latching pin 61 passes through the notch 9 at right angles to the axial direction, so that a footboard holder 11, which will be described later, can be latched thereto. A pulley bearing 6 having a U-shaped cross section is attached to the side of the base arm 1 slightly toward the front end from the center thereof, with the open side facing down, and a pulley 7 is pivotally supported on the pulley bearing 6 by a pin 71. ing. An insertion hole 72 is formed at both ends of the open side of the pulley bearing 6, and a wire 73 is wrapped around the pulley bearing 6 so that the wire rope 21, which will be described later, does not come off the pulley bearing 6 under normal conditions. A safety device 5 is installed approximately at the center of the base arm 1, and by inserting a pin (not shown) after pushing down the jumping arm 2, it prevents the jumping arm 2 from accidentally jumping up. I'm trying to make it possible. A locking cap 70 formed separately from the jumping arm 2 is detachably attached to the tip of the jumping arm 2. The latch cap 70 is fixed to the jump arm 2 by passing a wire 76 through an insertion hole 74 formed in the latch cap 70 and an insertion hole (not shown) formed in the jump arm 2. A pulley bearing 6a having a U-shaped cross section is attached to the side of the latch cap 70, and a pulley 7a is pivotally supported on the pulley bearing 6a by a pin 71a. Further, the tip of the latch cap 70 serves as a latch portion 75 that is hooked to a footboard holder 11, which will be described later. A tread support 1 arranged at the tip of the base arm 1
1 includes a receiving part 111 having an L-shaped cross section for receiving the tread A, and expandable pieces 110 at both ends of the receiving part 111,
110 is erected in a bent state on the base arm 1 side. In addition, the base arm 1 of the receiving part 111
At the center of the side, a stand piece 113 having guide parts 114 on both sides is connected to the receiving part 111 at a substantially right angle. The table piece 113 has adjustment grooves 11 in the length direction.
5 is provided. The stand piece 113 is the hanging plate 11
6 is slidably attached. A latching cap 70 is attached to one end of the latching plate 116.
A latching portion 119 to which the latching portion 75 is latched is provided. A male screw 120 is provided protruding from the locking plate 116, and the male screw 120 passes through an adjustment groove 115 of the base piece 113, and a thumb screw 112 is screwed therein. Therefore, by shifting the table piece 113 and fixing it with the thumbscrew 112, the position of the receiving part 111, which is the point of force when prey is hooked, can be adjusted. According to this, by appropriately adjusting the position of the receiving part 111, the operating load of the trap can be set variously within a certain range.
It is also possible to prevent it from operating on small animals. A latching piece 117 is provided vertically at the lower part of the latching plate 116, and a latching recess 118 is provided at the tip of the latching piece 117 to be latched to the latching pin 61 at the tip of the base arm 1. It is formed. According to this structure, when the tread plate holder 11 is activated,
After rotating downward around the latching pin 61, the tip of the jumping arm 2 is released from the latching and simultaneously separates from the base arm 1. Reference numeral 21 denotes a wire rope, one end of which is expanded into an annular shape to form a capture portion 21a. Further, a wire rope 24 for attaching to a tree T1 or the like is attached to the other end via a ring ring 25. A part of the wire rope 24 on the side of the ring 25 is slackened, and a coil spring 26 is attached before and after the slack, and the wire rope 24
It has a buffering function in the tensile direction. A threading fitting 20 is attached to the tip of the wire rope 21. The through fitting 20 is formed in a substantially U-shape, and has through holes 200,
201 (not visible in the figure), and an oval through hole 202 is formed in the back wall. The tip of the wire rope 21 passes from a through hole 200 in one side wall to a through hole 202 in the back wall, passes through the other through hole 201 so as to form a ring-shaped capture portion 21a, and a stopper 203 is fixed to the tip. are doing. As a result, the wire rope 21 cannot be removed from the threading fitting 20. The base end side of the wire rope 21 forms a ring that is wrapped around the pulley 7a at the tip of the jumping arm 2 and the pulley 7 of the base arm 1, and is further attached to the rear part of the jumping arm 2. It is attached by being loosely inserted into the wire 30. Monkey ring 25 at the point inserted into the wire 30
A stopper pin 23 is detachably stuck into the wire rope 21 on the side. Stopper pin 2
3, when the jumping arm 2 jumps up, the wire rope 21 is pulled and caught on the wire 30;
The amount of pull of the wire rope 21 is increased by making the wire rope 21 draw a W-shape. Since the amount of pull can be increased in this way, the trap T
Since the size of the loop of the capture portion 21a of the wire rope 21 can be increased during installation, the capture efficiency is improved.
Note that the stopper pin 23 is connected to the wire rope 21
When adjusting the size of the trapping part 21a according to the size of the target animal's feet, the size of the trapping part 21a can be adjusted by pulling it out. In addition, if a beast other than the target animal is accidentally caught, pull out the stopper pin 23 and
The captured animal can be easily released by loosening 1a. A wire rope 21 is used instead of the pulleys 7 and 7a.
There is no problem even if a connecting protrusion or the like is formed with good sliding properties. (Function) FIG. 4 is an explanatory diagram showing the installed state of the trap T, and FIG. 5 is an explanatory diagram showing the trap T in an activated state. 1st
The operation of this embodiment will be explained with reference to FIGS. 5 to 5. A fixing rod 90 is inserted and fixed into the fixing rod holder 8 of the trap T. Dig a pitfall 300 and installation hole 301 along the animal path,
A fixing rod 90 is inserted into the installation hole 301 to fix the trap T. When fixing the trap T, inserting the latching pin 85 into the latching hole 83 of the mounting part 81 prevents the fixing rod holder 8 from moving, making it easier to fix. Of course, after setting the trap T, remove the latching pin 85. A footboard A is placed on the pit 300, and one end of the footboard A is placed on the receiving part 111 of the footboard holder 11. At this time, the mounting position of the receiving part 111 is moved and adjusted so that the target animal can easily catch it. For example, the receiving part 111 and the latching pin 6
If the distance of 1 is set long, the receiving part 111
It is easy to move despite its light weight, and the Trap T will work even with small animals such as rabbits. On the other hand, if it is made short, the receiving part 111 will not move unless it is relatively heavy. Therefore, it is difficult to operate on small animals, and it is mainly used on large animals such as boars. Expand the capture part 21a of the wire rope 21,
The base of the catch part 21a is hooked to the expansion pieces 110, 110 of the receiving part 111 as shown in FIG. 1, and the catch part 21a is installed so as to reliably surround the footboard A. Thereby, there is no need to use stones, twigs, etc. to expand the trap 21a as in the conventional case, and the trap T can be quickly set up. In addition, even if an animal does mischief such as touching the wire rope 21,
The trap portion 21a of the installed trap is not deformed. Then, wire rope 24 is attached to nearby tree T1.
Connect them and cover the entire trap T with soil. When the prey places its foot on the tread A, the weight of the prey causes the tread holder 11 to rotate downward around the latching pin 61, and the tip of the jumping arm 2 is attached to the latching portion 11.
9, and the jumping arm 2 jumps up. At the same time, the footboard support 11 is separated from the base arm 1. The expansion pieces 110, 110 are bent and erected on the side of the base arm 1, but since they become vertical due to the downward rotation of the footboard support 11, the capture portion 21a of the wire rope 21 can be easily attached. It can be removed. At the same time that the jumping arm 2 jumps up, the rear of the base arm 1 also jumps upward around the fixed rod holder 8 due to the tension of the wire rope 21, so that the tip of the jumping arm 2 jumps up almost vertically. Become. Further, the catching portion 21a of the wire rope 21 also tightens and rises accordingly. In this way, the capturing part 21a does not sweep the legs of the prey, but rises along the legs of the prey, and the prey has no room to pull out its legs, and the base of the legs are definitely tied and captured. Ru. When the prey is captured, it runs wild with all its might, which breaks the wires 72, 76, and 30, and the base arm 1 and the jumping arm 2 are separated from the wire rope 21, leaving only the latching cap 70. Therefore, the latch cap 70 will not be lost, and the base arm 1 and the jumping arm 2 will not be damaged even if the prey gets wild, and they can be used any number of times, making it economical.

【考案の効果】[Effect of the idea]

本考案は上記構成を備え、次の効果を奏する。 (1) ワイヤロープは弾性を有し、通常状態では縦
長の水滴型になつている。罠の設置時には、ワ
イヤロープの弾性に抗してワイヤロープを変形
させ、この状態を維持して踏板を囲む捕獲部を
形成する必要がある。 本考案によれば、踏板受具の両側には、捕獲
部を拡開する拡開片が立設してある為、捕獲部
を構成するワイヤロープの元部を拡開片に掛止
することによつて踏板を囲む捕獲部の形成が迅
速にできる。 また、ワイヤロープは拡開片によつて掛止さ
れるので、動物が鼻や脚等でいたずらしても、
捕獲部はその状態を維持でき、空打ち等、捕獲
の失敗が防止できる。 (2) 拡開片は基台アーム側に傾斜して設けられて
いるので、動物が捕獲部のワイヤロープに触つ
たりしても拡開片からはワイヤロープが容易に
取り外れないが、踏板受具の下方回転によつて
拡開片は垂直となる側に移動するのでワイヤロ
ープは容易に取り外れ、捕獲の妨げにはならな
い。 The present invention has the above configuration and has the following effects. (1) Wire rope has elasticity and is shaped like a vertical droplet in its normal state. When installing a trap, it is necessary to deform the wire rope against its elasticity and maintain this state to form a trap that surrounds the treadle. According to the present invention, since the expansion pieces for expanding the capture portion are erected on both sides of the treadle support, the base of the wire rope that constitutes the capture portion can be hooked to the expansion pieces. This allows the formation of the capture portion surrounding the treadle quickly. In addition, since the wire rope is hung with an expanding piece, even if the animal does something with its nose or legs, it will not be damaged.
The trapping section can maintain its state, and failures in trapping, such as empty firing, can be prevented. (2) Since the expansion piece is installed at an angle toward the base arm side, even if an animal touches the wire rope of the capture part, the wire rope cannot be easily removed from the expansion piece. The downward rotation of the footboard holder moves the expansion piece to the vertical side, so the wire rope can be easily removed and does not interfere with capture.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２
図は踏板受具の拡大斜視図、第３図は固定棒ホル
ダー部の要部拡大図、第４図は罠の設置状態を示
す説明図、第５図は罠の作動した状態を示す説明
図である。 Ｔ……罠、１……基台アーム、２……跳上アー
ム、１１……踏板受具、１１１……受け部、１１
０，１１０……拡開片。 Fig. 1 is a perspective view showing one embodiment of the present invention;
Figure 3 is an enlarged perspective view of the step board holder, Figure 3 is an enlarged view of the main parts of the fixed rod holder, Figure 4 is an explanatory diagram showing the trap installed, and Figure 5 is an explanatory diagram showing the trap in operation. It is. T...Trap, 1...Base arm, 2...Jumping arm, 11...Tread holder, 111...Receptacle, 11
0,110... Expansion piece.

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】 基台アーム１と； この基台アーム１に跳上げ自在に設けられてい
る跳上アーム２と； 上記基台アーム１の下側に回動可能に設けられ
た固定棒ホルダー８と； 上記基台アーム１の先端に配設され、上記跳上
アーム２を弾性に抗した状態で掛止する踏板受具
１１と； 獲物を捕獲する捕獲部２１ａを形成するワイヤ
ロープ２１と； を備えており、罠設置後に上記踏板受具１１が支
点を中心として下方に回動することにより上記跳
上アーム２の掛止が解除され、上記踏板受具１１
は掛止解除と同時に上記基台アーム１から離脱
し、また上記基台アーム１後部は、上記跳上アー
ム２が跳ね上がると同時に上記固定棒ホルダー８
を中心にして跳ね上がり、これにより上記ワイヤ
ロープ２１の上記捕獲部２１ａは獲物に追従しな
がら締り、獲物捕獲後は上記基台アーム１及び上
記跳上アーム２が、上記ワイヤロープ２１から取
り外れるようにしてある動物用罠において、 上記踏板受具１１の両側には、罠設置時に上記
ワイヤロープ２１の上記捕獲部２１ａを拡開する
拡開片１１０，１１０が立設してあり、この拡開
片１１０，１１０は上記基台アーム１側に傾斜し
て設けられている、 動物用罠。[Claims for Utility Model Registration] A base arm 1; A jumping arm 2 which is provided on the base arm 1 so as to be able to be raised freely; A jumping arm 2 which is rotatably provided on the underside of the base arm 1. a fixed rod holder 8; a treadle holder 11 disposed at the tip of the base arm 1 to hang the jumping arm 2 against elasticity; a wire forming a capture part 21a for capturing prey. The rope 21 is equipped with a rope 21, and when the above-mentioned tread plate holder 11 rotates downward about the fulcrum after setting the trap, the latching of the jumping arm 2 is released, and the tread plate holder 11
is detached from the base arm 1 at the same time as the latch is released, and the rear part of the base arm 1 is attached to the fixed rod holder 8 at the same time as the jumping arm 2 is lifted up.
As a result, the capturing part 21a of the wire rope 21 tightens while following the prey, and after capturing the prey, the base arm 1 and the jumping arm 2 are detached from the wire rope 21. In this animal trap, expanding pieces 110, 110 are erected on both sides of the step board holder 11 to expand the catching portion 21a of the wire rope 21 when setting the trap. The pieces 110, 110 are provided to be inclined toward the base arm 1 side.An animal trap.