JPH0445381Y2 - - Google Patents

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JPH0445381Y2
JPH0445381Y2 JP1987106849U JP10684987U JPH0445381Y2 JP H0445381 Y2 JPH0445381 Y2 JP H0445381Y2 JP 1987106849 U JP1987106849 U JP 1987106849U JP 10684987 U JP10684987 U JP 10684987U JP H0445381 Y2 JPH0445381 Y2 JP H0445381Y2
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JP
Japan
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cable
rams
tool
frame body
ram
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JP1987106849U
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JPS6412419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は差込式ケーブル終端・接続函からケー
ブル端末を分離する際に使用するケーブル引抜工
具の改良に関するものである。
[従来の技術] プラスチツクケーブルの終端または中間接続
に、第8図に示すような差込式ケーブル終端・接
続函が用いられており、ケーブル導体の着脱接続
機構には、弾性を有するチユーリツプ型接触子
1′に接続端子2′(ケーブル導体端に圧縮接続)
を圧入係止する方式が用いられている。(第8図
において、3はゴムコーン)。
[考案が解決しようとする課題] このケーブル終端・接続函からケーブルを分離
するには、ケーブル保護金具4′と接続函の函体
端5′とのボルト結着を解除し、同ケーブル保護
金具とケーブルシースとの間の防水テープ巻き
6′を除去したうえで、ケーブルを引抜くが、従
来においては、直接人力によるか、またはチエン
ブロツク等によつてそのケーブルの引抜きを行つ
ており、作業スペース上並びに作業能率上におい
て不都合があり、また、無理な引抜き或は引抜方
向の規制の困難さのためにケーブル自体或はケー
ブル終端・接続函自体の損傷も懸念される。
本考案の目的は、作業スペース上並びに作業能
率上有利となり、しかもケーブル等の損傷を回避
できるケーブル引抜工具を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るケーブル引抜工具は、ラムロツド
端にボルト部を備えたラム二本を、引抜くべきケ
ーブルに対してその側方より装着可能な開口部を
備えた馬蹄型枠体上に、その開口部を挟む対称位
置に前記ラムの底部が位置するように互いに平行
させて立設固定し、前記各ラムロツド端のボルト
部にケーブル挟着用の二つ割れクランプの各分割
片を着脱自在に設けてなるケーブル引抜工具であ
つて、前記馬蹄型枠体には差込式ケーブル終端・
接続部の函体の函体端に当該枠体をボルト固定す
るためのボルト挿通用長孔を同心円上にしかも当
該長孔が放射方向を向くように複数個穿設したこ
とを特徴とする構成である。
[実施例] 以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案に係るケーブル引抜工具を示す
側面説明図である。
第1図において、1,1はシリンダー11とラ
ムロツド12とからなるラムであり、ラムロツド
12の端部にはボルト121を突設してある。2
はラム間の油圧配管、21は油圧ポンプ配管に対
するカツプラーである。ラム1,1には第2図に
示すように復帰用バネ122が内蔵されている。
第1図において、3は前記ラム1,1を支持す
る枠体であり、第3図に図示するように後述する
引抜くべきケーブルに対してその側方より装着可
能とするための開口部33を備えた馬蹄型とされ
ており、その開口部33を挟む対称位置(工具中
心に対して互いに180度隔てた位置)にラム1,
1の各底部(シリンダー1,1端)が位置するよ
うにしてラム1,1を互いに平行させて立設固定
している。31,31はラム固定用の孔である。
上記枠体3には、差込式ケーブル終端・接続函
の函体端面にボルト固定するための複数個のボル
ト挿通用長孔32,……が枠体3の同心円上にし
かもその長孔32,……が放射方向を向くように
穿設してある。
第1図において、4はラム1のシリンダー11
他端を支持する補助枠体であり、第4図に示すよ
うに、半リング体であり、両端にシリンダー支持
用孔41,41を設けてある(支持状態は第2図
にも示されている)。
第1図において、5はケーブル端部に挟着する
クランプであり、ボルト51,……で締付ける二
つ割りであり、各分割片の一端には第5図に示す
ようにホルダー52,52が設けられ、このホル
ダー52,52にはボルト挿通用の長孔53,5
3がケーブル挟着方向を向くようにそれぞれ穿設
されている。上記クランプ5は第1図に示すよう
に、そのボルト挿通用の長孔53,53を上記ラ
ムロツド12端のボルト121に挿通してある。
54はナツトである。
第6図は、本考案工具の使用状態を示してい
る。
第6図において、Aは例えば変圧器等の機器ケ
ースKに取り付けられた差込式ケーブル終端・接
続函(図示のものは機器直結型終端箱におけるエ
ポキシ碍管)であり、この接続函AとケーブルC
の導体とは既述したチユリツプ係止方式により接
続してある。
ケーブル引抜きにあたつては、先ず、本考案工
具Bを当該工具B内にケーブルCを納めるよう
に、ケーブル終端・接続函Aの入口に配置する。
この場合、馬蹄型枠体3には開口部33を設けて
あるので、当該工具BをケーブルCの側部からケ
ーブルCに向けて横方向に移動させるだけでよい
(この段階では、クランプ5の挟着用ボルト51,
……はまだ未装着であり、クランプ5のホルダー
固定用ナツト54,54は緩めてある)。
次いで、第7図に示すように枠体3のボルト挿
通用長孔32,……とケーブル終端・接続函Aの
函体端面のボルト孔a,……との位置合せを行
い、枠体3を函体端面にボルトb,……で固定す
る。この場合、ケーブル終端・接続函Aのサイズ
が多少相違して、函体端面のボルト孔a,……の
位置がある程度変わつても(函体径方向の位置が
変わる)、枠体3のボルト挿通孔が長孔32とし
てあるので、上記ボルトbによる固定を良好に行
い得る。
このようにして枠体3をケーブル終端・接続函
Aの函体端面に固定した後は、第6図においてク
ランプ5のホルダー固定用ナツト54,……を締
付けてクランプ5と各ラム1,1とを最終的に結
着すると共にクランプ5に挟着用ボルト51,…
…を装着し、これらを締付けてクランプ5をケー
ブル端部に挟着する。この場合、クランプ5とケ
ーブルCとの間にゴムスペーサ(ゴムシート)を
介在させることができる。
このようにして本考案工具Bを取付けた後は、
ラム1,1のカツプラー21に油圧ポンプの配管
を接続し、ラム1,1を加圧すればよい。このラ
ム1,1の加圧により、第6図において、ラムロ
ツド12,12が矢印D方向に移動し、その加圧
力でケーブルCをケーブル終端・接続函Aより引
抜くことができる。
この場合、第6図にeで示すように、ケーブル
シース端にマークテープを巻付けておけば、ケー
ブルシースのケーブルコアに対するずれを容易に
監視できる。また、クランプ5端にマークテープ
fを巻付けておけば、クランプ5のケーブルシー
スに対するずれを容易に監視できる。
[考案の効果] 本考案に係るケーブル引抜工具は、上述した通
り、ラムロツド端にボルト部を備えたラム二本
を、引抜くべきケーブルに対してその側方より装
着可能な開口部を備えた馬蹄型枠体上に、その開
口部を挟む対称位置に互いに平行させて立設固定
し、各ラムロツド端のボルト部にケーブル挟着用
の二つ割れクランプの各分割片を着脱自在に設け
てなる構成としたから、引抜工具のコンパクト化
を図ることができ、作業スペース的に有利とな
る。
また、ケーブル両サイドから、ケーブルにケー
ブル長さ方向の引抜力を加えることができ、その
力の作用方向がラムにより規制された一定方向で
あるので、ケーブルに捩れ等の無理な力を作用さ
せずに済み、しかも、引抜力をラムによる油圧で
与えているから、、衝撃も排除でき、ケーブル並
びに接続函の損傷も回避できる。
殊に、本考案工具においては、馬蹄型枠体に穿
設するケーブル終端・接続部の函体端にボルト固
定するための複数個のボルト挿通孔を、長孔とし
且つこの長孔を同心円上にしかも当該長孔が放射
方向を向くように構成したから、ケーブル終端・
接続函のサイズが多少相違して函体端面のボルト
孔の位置がある程度変わつても枠体固定を頗る良
好に行い得るという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケーブル引抜工具にを示
す説明図、第2図は本考案工具におけるラムを示
す説明図、第3図は本考案工具における馬蹄型枠
体を示す説明図、第4図は本考案工具における補
助枠対を示す説明図、第5図は本考案工具におけ
るクランプを示す説明図、第6図は本考案工具の
使用状態を示す説明図、第7図は第6図における
部分的詳細説明図、第8図は差込式ケーブル終
端・接続函を示す説明図である。 図において、1,1はラム、3は馬蹄型枠体、
32,……はボルト挿通用長孔、33は開口部、
5はクランプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラムロツド端にボルト部を備えたラム二本を、
    引抜くべきケーブルに対してその側方より装着可
    能な開口部を備えた馬蹄型枠体上に、その開口部
    を挟む対称位置に前記ラムの底部が位置するよう
    に互いに平行させて立設固定し、前記各ラムロツ
    ド端のボルト部にケーブル挟着用の二つ割れクラ
    ンプの各分割片を着脱自在に設けてなるケーブル
    引抜工具であつて、前記馬蹄型枠体には差込式ケ
    ーブル終端・接続部の函体の函体端に当該枠体を
    ボルト固定するためのボルト挿通用長孔を同心円
    上にしかも当該長孔が放射方向を向くように複数
    側穿設したことを特徴とするケーブル引抜工具。
JP1987106849U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH0445381Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987106849U JPH0445381Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JP1987106849U JPH0445381Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6412419U JPS6412419U (ja) 1989-01-23
JPH0445381Y2 true JPH0445381Y2 (ja) 1992-10-26

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ID=31340730

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JP1987106849U Expired JPH0445381Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537188Y2 (ja) * 1990-08-27 1997-05-28 株式会社フジクラ プレハブ接続部の組立工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941011B2 (ja) * 1976-11-17 1984-10-04 ウエスチングハウス エレクトリツク コーポレーシヨン ガスタ−ビン

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JPS5941011U (ja) * 1982-09-06 1984-03-16 株式会社安田製作所 接続体用ケ−ブル着脱器
JPS5978818U (ja) * 1982-11-18 1984-05-28 昭和電線電纜株式会社 電力ケ−ブル終端部の組立て解体工具

Patent Citations (1)

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JPS6412419U (ja) 1989-01-23

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