JPH0444771A - 液体濾過装置 - Google Patents

液体濾過装置

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JPH0444771A
JPH0444771A JP2153254A JP15325490A JPH0444771A JP H0444771 A JPH0444771 A JP H0444771A JP 2153254 A JP2153254 A JP 2153254A JP 15325490 A JP15325490 A JP 15325490A JP H0444771 A JPH0444771 A JP H0444771A
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Japan
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liquid
drip
space
liquid filtration
section
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JP2153254A
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Osamu Yokono
横野 治
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、液体濾過装置に関し、より具体的には、輸液
剤等の液体中の異物および細菌を除去するだめのフィル
ターを備えるとともに点滴筒を一体に備λた液体濾過装
置番こ関する。 [従来の技術] 従来より、輸液剤等の薬液中の異物および細菌を除去す
ることを目的として、輸液通路の一部に液体濾過装置を
配置することが行われでいる。 特に、中心静脈からの高カロリー輸液療法を行うに際し
ては、薬液から細菌、異物および気体を除去するために
平均孔径が、通常0.2〜0.45μmの濾過膜を用い
た液体濾過装置が使用されている。 このような液体濾過装置を第6図に示す。 第6図において、デユープ71内を通過しまた薬液は、
液体濾過装置73のコネクタ75より流入し、液体濾過
装置73内の親水性濾過膜により細菌、異物および気体
が除去された後、デフーブ77を経て人体へ投!jされ
る。 し、かじ、ながら、この液体濾過装置73を使用Jる際
には、液体濾過装置73内に存在する空気が謂って人体
に投与されないように′づるために、使用iijにあら
かじめ液体濾過装置73内の空気を薬液によ−)て追い
出1、いオ)ゆるブライミング操作が必要である。 このため、看護婦等は、第6図に示1Jうに液体濾過装
置73を通常の使用状態とは上−)を逆にし−で、デユ
ー、ブ77を指で把持し、薬液を液体濾過装置73内に
通過さ+!る操作を行う。 このように薬液を液体濾過装置73内lこ通過させると
、第6図に示す液体濾過装置73を、Vllv■線に沿
う断面とし、さらに拡大した第7図に示すように、まず
液体濾過装置73の上流側が薬液85で満たされ、続い
て薬液85は、徐々に濾過l1K279を通過し、上流
側へ移行し、液体濾過装置73内の空気が外部へ排出さ
れる。 この操作に要する時間は、濾過膜の透水量にもよるが、
通常1〜;3分間である。 さらにデユープ77内の空気も排出さtlてブライミン
グ操作が完
【した後、デユープ77の端部は、第8図に
示すように、別途用意した静脈留置カテー=−1゛ル8
1に接続され、輸液剤入り容器83から流ドした薬液8
5が、デユープ7】、液体濾過装置73.チューブ77
および静脈留置カブ−デル81を経て人体90に投りさ
れること1こ な イ)。 [発明が解決しようとする課題] ト述のよう1・6二この種の液体濾過装置を使用−づる
際には、あらかじめブライミンク゛操作が必要となるわ
けであるが、第6図に示づように、石−5婦等は、ブラ
イミング操作を行−)でいる間中、デユープ77を指で
把持し、空気が液体濾過装置73から排出される過程を
凝視し続けなければならない。 したがって、この操作中は、看護婦等が拘束され、手間
と時間を要するという問題があった。 本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって
、この神の液体濾過装置が有していたブライミング操作
を簡便ならしめ、時間が節約できるとともに、従来の液
体濾過装置の使用時にしばしば生じていた、液体濾過装
置内に残存する空気による有効濾過膜面積の減少や濾過
膜の破損等が生じることがなく、操作性、安全性の優れ
た液体濾過装置を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 上記問題点を解決する本発明は、液体濾過部と、該液体
濾過部の下方に設けられた点滴筒とを備え、前記液体濾
過部は、上部に位置する液体流入口と、液体が流入しう
る空間部と、該空間部を上流側と下流側に区画する位置
に設けられ、液体中の異物を除去するためのフィルター
とを有し;前記点滴筒は、前記液体濾過部の下流側との
み連通する点滴口と、該点滴口から液体が滴下しうる大
きさの内部空間を有するとともに弾性材料から形成され
た点滴筒本体と、該点滴筒本体の下端に設けられた液体
流出口とを有し;さらに、前記液体濾過部の上流側空間
部と前記点滴筒の内部空間との間の気体の流通のみ許容
する気体流通部を備えている、ことを特徴とする、液体
濾過装置である。 さらに、本発明は、液体濾過部と、該液体濾過部の下方
に設けられた点滴筒とを備え、前記液体濾過部は、上部
に位置する液体流入口と、液体が流入しうる空間部と、
該空間部を上流側と下流側に区画する位置に設けられ、
液体中の異物を除去するためのフィルターと、前記上流
側空間部と外気とを、細菌非透過性フィルターを介して
連通させる脱気口とを有し;前記点滴筒は、前記液体濾
過部の下流側とのみ連通する点滴口と、該点滴口から液
体が滴下しうる大きさの内部空間を有するとともに弾性
材料から形成された点滴筒本体と、該点滴筒本体の下端
に設けられた液体流出口とを有し;さらに、前記液体濾
過部の上流側空間部と前記点滴筒の内部空間との間の気
体の流通のみ許容する気体流通部を備えている、ことを
特徴とする、液体濾過装置である。 なお、前記気体流通部は、前記点滴筒の内部空間から前
記液体濾過部の上流側空間部への流通のみ許容する逆上
弁とするのが、液体が濾過されずに誤って点滴筒へ流下
することを防止するうえで好ましい。 [作 用] まず、本発明に係る液体濾過装置の液体濾過部最上端に
位置する液体通過用瓶針を輸液剤入り容器のゴム栓体に
刺通する。 これにより、輸液剤入り容器中の輸液剤は、液体通過用
瓶針を介して液体濾過部の空間部に流入する。 一方、該空間部内に存在する空気は、気体通過用瓶針を
介して輸液剤入り容器中へ押し出されるか、あるいは脱
気口を介して外気中へ放散される。 続いて液体濾過部中の輸液剤は、液体フィルターにより
濾過された後、点滴筒の点滴口より点滴筒本体内に滴下
し、点滴筒の下端に設けられた液体流80を流下し、チ
ューブを介して、人体側へ移行することになる。 ここで、点滴筒内の空気量が多過ぎるときは、人体側の
チューブをクレンメで閉塞した状態で、点滴筒本体を側
面より指で押圧し、押しつぶす。 すると点滴筒本体内の空気は気体流通部を通過して液体
濾過部へ移行し、さらに気体通過用瓶針あるいは脱気口
を介して液体濾過部より外部へ排出される。 このとき、気体流通部は、液体濾過部の上流側空間部と
点滴筒の内部空間との間の気体の流通のみ許容するため
、点滴筒本体を側面から指で押圧して押しつぶした際に
、点滴筒内の空気は、液体濾過側へ移行するが、液体濾
過部中の液体は、気体流通部を介して点滴筒中へ流下す
ることはない。 このようにして点滴筒本体内を所定量の輸液剤で満たし
た後、人体側チューブのクレンメを開放すると、輸液剤
の流下が始まり、それに伴い人体側チューブ内に残存し
ていた空気は押し出されて輸液剤で満たされ、極めて簡
便に使用前のブライミング操作を行うことができる。 さらに、他の使用法について説明する。 まず、液体濾過装置り端に位置する液体通過I瓶針を輸
液剤入り容器のゴム栓体に刺通する。 同時に点滴筒本体の側面を指で押圧し、押し−ぶす。 
このとき、人体側のチューブはクレン)で閉じておかな
いため、点滴筒本体内の空気の一部はチューブ側へ移行
し、一部は液体濾過部の3間部へ移行する。 一方、輸液剤入り容器中の輸液剤は、液体通過用瓶針を
介して液体濾過部の空間部に流入する。 さらに、液体濾過部の空間部に流入した輸液用は、次に
点滴筒本体内に流入する。 ここで点滴筒本体を押しつぶしていた指を離すと、点滴
筒本体内の約半分を空気が占めることになる。 このようにして点滴筒本体内を所定量の輸液剤で満たし
た後、輸液剤の流下が始まり、それに伴い人体側チュー
ブ内に残存していた空気は押し出されて輸液剤で満たさ
れ、極めて簡便に使用前のブライミング操作を行うこと
ができる。 [実施例〕 以下、本発明を図示の実施例に基づき、詳細に説明する
。 第1図の一部に、本発明に係る液体濾過装置の第1の態
様の断面図を示す。 まず、液体濾過部Mlは、大きく分けて上ツノの液体濾
過部3と該液体濾過部3の上方に連結さtまた点滴筒5
とから構成される。 前記液体濾過部3の最上端には、高カロリー輸液剤が内
部に収納されるとともに本体が軟質プラスチックから構
成された輸液バッグ7の排出L19に設けられたゴム栓
体11に刺通可能な鋭利な先端を有する液体通過用瓶針
13を液体流入[Uとして備えている。 なお、第1図
において前記輸液バッグ7の上方部分は、図示を省略す
る。 さらに液体通過用瓶針13に一体的に気体通過用瓶針1
5が併設されている。 ここで、液体通過用瓶針13の
内径は、気体通過用層# i 5の内径よりも大きく設
定しである。 なお、輸液バッグ7本体が柔軟な軟質プラスチックから
形成されている場合は、輸液剤のυ1出に伴い、大気圧
によって輸液バッグ7が変形するため、気体通過用瓶針
15は、必ずしも必要ではない。 これら2つの瓶針は、ポリプロピレン等を射出成形し、
て形成された軟質キャップ部17と一体に成形さねてい
る。 また、前記液体通過用瓶針13には孔径1 、、 0〜
4.0mmの貫通孔I9が穿た11でおり、該貫通孔1
9を介して前記M液バッグ7中の輸液剤が流トすること
になる。 −・力、前記気体通過用瓶針15には、孔径0.5〜2
.0mmの貫通孔21が穿たれており、該貫通孔21を
介して前記液体濾過部3中の空気が輸液バッグ7中へ移
行することになる。 前記液体濾過部3の筒状部23は、ポリ塩化ビニルある
いはプロピレン−a−オレフィン共重合体等を射出成形
して製造され、軟質かつ透明である。 そして、この筒状部23の先端開口部25に前記硬質ギ
ャップ部17が当接され、曲記先端開L1部25におい
て、超行波つェルダーの振動子(図示せず)を作動させ
て超音波融着を行うことにより、両省が結合さねでいる
。 1rii記液体濾過部3の筒状部23内にば、液体中の
u物を除去するための平均孔径o、22μmの液体フィ
ルター 27が配設されでj5す、液体濾過部3中の空
間部28を上流側部分29と下流側部分31どに区画し
ている。 液体フィルター27の膜としては、酢酸セル「1−ス、
ポリフッ化ビニリフ′ン等、従来公知の親水性材料ある
いは親水化処理された材料から形成された除菌ノイルタ
ーを用いることができる。 な4.3、液体フィルター27の平、均孔径は、除去す
べき異物の種類によっても異なるが、通常、02〜04
5μmである。 液体ノイルター27は、ポリ塩化ビニル、ボリブ[1ピ
レン、ABS樹脂等のプラスザックからなる網目(メツ
シフ)状もしくは多数の溝が設けられている円筒形ある
いは多角柱状のf成型品に、フィルター膜を熱または超
音波もしくは高周波によって固着することにより製造さ
れる。 液体フィルター27は、好ましくは第1図に示すように
前記筒状部23に沿った筒状とすることにより、濾過膜
面積を太き(することができ、目詰まりによる濾過効率
の低下等を最小にすることができる。 一方、点滴筒5は、前記液体濾過部3の下流側部分31
とのみ連通する点滴口33と、前記液体濾過部3の筒状
部23と一体に成形されるとともに軟質かつ透明であり
、弾性を有する筒状の点滴筒本体35および該点滴筒本
体の下端に設けられた液体流出口37から構成されてい
る。なお、液体流出口37には、チューブ38の一端が
接続され、該チューブ38の他端側において人体に接続
される。なお、チューブ38には、ローラクレンメ40
が付設されている。 前記点滴筒本体35内には、点滴口33から液体が流下
しうる大きさの内部空間39が形成されている。 点滴筒本体35は、前述のように弾性材料から形成され
ており、指により押圧して押しつぶした後、指を離すと
元の形に復元する。 さらに、前記液体濾過部3と点滴筒5との境界部には、
液体濾過部3の空間部の上流側部分29と前記点滴筒の
内部空間39との間の気体の流通のみ許容する気体流通
部41が設けられている。 第2図(a)は、第1図に点線で示す内部分の拡大図で
あり、気体流通部41の一例を示す。 すなわち、気体流通部41は、液体濾過部3と点滴筒5
との境界部分に配設された気体流通部43、合成ゴム等
の弾性材料から形成された弁体45および該弁体45の
一端を前記境界部分に固定するためのプラスチック製固
定部材47から構成されている。 弁体45は、通常、第2図(a)に示すように気体流通
口43の全面を覆って位置しており、気体流通口43を
塞いでいる。 一方、点滴筒本体35を指で押圧することにより点滴筒
5の内部空間39が陽圧となったときは、弁体45が空
気により押し上げられて、固定部材47により固定され
た箇所を支点として、液体濾過部3の上流側部分29方
向へたわみ、第2図(b)に示すように気体流通口43
が開口し、点滴筒5の内部空間39内の陽圧骨の空気が
排出されて液体濾過部3の上流側部分29へ移行する。 このように、弁体45は逆止弁として作用し、前記点滴
筒5の内部空間39から前記液体濾過部3の上流側部分
29への気体の流通のみ許容する。 第3図(a)および(b)には、気体流通部の変形例を
示す。 すなわち、第3図(a)において弁体45は、傘型を呈
しており、第2図の場合と同様、合成ゴム等の弾性材料
から形成され、孔49には弁体45の根部51がはめこ
まれ、気体流通口43を傘型の弁体45の傘部53が塞
いでいる。 ここで、前述のように、点滴筒5の内部空間39が陽圧
となったとき、第3図(b)に示すように弁体45の傘
部53は、空気により押し上げられて、液体濾過部3の
上流側部分29方向へたわみ、気体流通口43が開口し
、点滴WI5の内部空間39内の陽圧骨の空気が排出さ
れて液材濾過部3の上流側部分29へ移行する。 この第3図の態様においても、弁体45は、逆止弁とし
て作用し、前記点滴筒5の内部空間39から前記液体濾
過部3の上流側空間部29への気体の流通のみ許容する
。 なお、弁体45を液体濾過部3と点滴筒5との境界部分
に固定するには、超音波溶着、溶剤接着、高周波融着あ
るいは嵌合等の方法により行うことができる。 以下、上記本発明に係る液体濾過装置の第1の態様の使
用法を第1図を参照しながら説明する。 まず、液体濾過装置lの液体濾過部3の最上端に位置す
る液体通過用瓶針13と気体通過用瓶針15を輸液バッ
グ7の排出孔9に設けられたゴム栓体11に刺通し、前
記液体通過用瓶針13と気体通過用瓶針15の先端間F
]を輸液バッグ7内の薬液収容部8内に位置させる。 第1図に示1゛ように、液体濾過装置1の液体流出口3
7には軟質ポリ塩化ビニル等から形成されたチューブ3
8の一端が接続され、さらに図示はしないが、チューブ
38の他端側において別途連結された静脈留置カアーテ
ルを介して人体に接続されている。 チューブ38には、いわゆるローラクレンメ等のクレン
メ40が付設され、デユープ38を弾性変形させてチュ
ーブ38内の液体流路径を変化させ、流量を規制できる
ようにしている。 上記瓶針の刺通操作時には、チューブ38はクレンメ4
0により閉じておく。 このようにして、液体通過用瓶針13ならびに気体通過
用瓶針15を輸液バッグ7のゴム栓体11に刺通すると
、輸液バッグ7中の輸液剤は、液体通過用瓶針13を介
して液体濾過部3の空間部28の上流側部分29に流入
する。 一方、該空間部28内はifj記輸液剤の流入により陽
圧となるので、該空間部28内に存在する空気は、気体
通過用瓶針15を介して輸液バッグ7中l\移行する。 前述のように液体濾過装置り1−13は孔径1、O−4
,0mmの貫通孔J9を有し、−力、気体通過用瓶針1
5は、孔径0.5〜2.0Il1mの貫通孔21を有し
2、貫通孔21は貫通孔J9よりも孔径が小さいため、
輸液剤(」一部分な人ぎさを有4゛る貫通孔]9を通っ
て流ドするが5表面張力の関係から、小さな孔径を有す
る貫通孔21は通過しない。 また、液体濾過部30七流側部分29に存在する空気は
貫通孔21を通過−することかでき、かつ、前記上、流
側部分29は陽圧であるので、前記空気は輸液バッグ7
中に押し出されることになる。 続いて、液体濾過部3の上流側部分29に流入した輸液
剤は、液体フィルター 27を通過しで、異物等が除去
された後、液体濾過部3の空間部の下流側部分31へ移
行する。 次に、このようにして濾過さ才Iた輸液剤は、点滴筒5
の点滴[」33から点滴筒本体35の内部空間39に滴
下する。 なお、点滴筒本体35内に存在する空気がデユープ38
を介し7て人体側へ移送されると危険であるため、これ
を防止するために点滴筒本体35の内部空間39には所
定量の輸液剤を常時充填しておく必要がある。そこで、
濾過された輸液剤が点滴1」33から滴トを始める萌に
、あらかじめ点滴筒本体35を指で押圧し、て押し−、
)フしておく。 そうすると、点滴筒本体35の内部空間3?月こ存在す
る空気は陽圧となる。 何故ならば、(コーーブ38はクレンメ40により閉塞
されて43す、さらに液体濾過部3の液体フィルター2
7は親水性であるため、輸液剤によって濡れた後は、液
体フィルター27を空気が通過できないからである。 このように点滴筒本体35の内部空間39は陽圧となる
ので、第2図(b)または第3図(b)に示すように、
弁体45は空気O,″、より押しLげらオ′[て気体流
通l111143が開1」シ、内部空間3εjに存在す
る空気の−・部が排出され、液体濾過部3の1−1流側
部分29へ移行する。 上流側部分29へ移行した空気は、上流側部分29にイ
¥在Jる輸液剤中を汗−4−シ2、気体通過用朋S+1
5の貫通孔21を通過して輸液バッグ7中へ移行する。 続いて、点?@筒本体35をつぶし1でいた指を離−4
と、点滴筒本体35は復元力で元の形:、”戻り、輸液
剤が点滴[133より滴−トし、点滴筒本体35の内部
空間39は約゛44分の空気を残l、2で輸液剤X・満
ださ才する。 な↓)、点滴筒本体35内に導入された輸液剤の量が不
足I7、空気の量が多過ぎる場合には、同様に点滴筒本
体35を指で押しっぷず操作を繰り退すことにより、点
滴筒本体35内に導入する輸液剤の量を調整することが
できる。 次に、デユープ38を閉塞していたクレンメ40を開放
すると、輸液剤の連続的な滴下が始まリ、それに伴い、
チューブ38内に存在していた空気は輸液剤により押し
出されて、チューブ38内は輸液剤で満たされ、極めて
容易に使用前のプライミング操作が完了する。 さらに、第4図に、気体流通部の変形例として、弁体4
5を用いず、液体フィルター27の上端に設けた開口部
58を疎水性フィルター59で被覆した変形例を示す。 この疎水性フィルター59は、気体は通すが輸液剤等の
液体は通さない性質を有している。 この疎水性フィルター59は、ポリエチレン。 ポリプロピレンやナイロン等を粉末にして型に入れた後
、加熱圧縮して成型した焼結体から構成することができ
る。 なお、上記焼結体の代りに、ポリエステル樹脂骨材にポ
リ塩化ビニルをコーティングしたメンブランフィルタ−
を用いてもよい。 メンブランフィルタ−の材質としては、他にポリテトラ
フルオルエチレンをポリエチレンの不織布にラミネート
したもの、アセテート膜にシリコーン樹脂をコートした
もの、多孔質テフロンをポリプロピレン不織布にラミネ
ートしたものなどを使用することができる。 当該疎水性フィルター59と液体フィルター27とは、
互いに溶着する等により一体化することができる。 この疎水性フィルター59を用いた液体濾過装置の使用
方法は前述の使用方法と同様である。 次に、第5図に、本発明に係る液体濾過装置の第2の態
様の断面図を示す。 第2の態様が前記第1の態様と異なるのは、第1の態様
における気体通過用瓶針15が設けられておらず、その
代わりとして軟質キャップ17の上部に、液体濾過部3
の空間部の上流側部分29と外気とを連通させる脱気口
61が設けられている点である。 脱気口61には、細菌非透過性フィルター63が配設さ
れ、空気は通すが、外気中の細菌等は液体濾過装置内に
入り込むことがないようにしている。 細菌非透過性フィルター63は、細菌が通り抜けない大
きさの平均孔径を有する多孔質体からなり、その材質は
、前述の疎水性フィルター59と同様の材質を用いるこ
とができる。 この第2の態様の使用方法は、前記第1の態様と同様で
あるが、液体濾過部3の空間部の上流側部分29内の空
気は、輸液バッグ7中へ排出されるのではな(、脱気口
61を介して外気へと放散される点が異なる。 この第2の態様においても、第1の態様と同様、使用前
のブライミング操作を極めて簡便に行うことができる。 [発明の効果1 以上、詳述したように本発明は、液体濾過部と、該液体
濾過部の下方に設けられた点滴筒とを備え、前記液体濾
過部は、上部に位置する液体流入口と、液体が流入しう
る空間部と、該空間部を上流側と下流側に区画する位置
に設けられ、液体中の異物を除去するためのフィルター
とを有し:前記点滴筒は、前記液体濾過部の下流側との
み連通する点滴口と、該点滴口から液体が滴下しうる大
きさの内部空間を有するとともに弾性材料から形成され
た点滴筒本体と、該点滴筒本体の下端に設けられた液体
流出口とを有し:さらに、前記液体濾過部の上流側空間
部と前記点滴筒の内部空間との間の気体の流通のみ許容
する気体流通部を備えていることを特徴とする液体濾過
装置である。 さらに、本発明は、液体濾過部と、該液体濾過部の下方
に設けられた連結された点滴筒とを備え、前記液体濾過
部は、上部に位置する液体流入口と、液体が流入しうる
空間部と、該空間部を上流側と下流側に区画する位置に
設けられ、液体中の異物を除去するためのフィルターと
、前記上流側空間部と外気とを、細菌非透過性フィルタ
ーを介して連通させる脱気口とを有し:前記点滴間は、
前記液体濾過部の下流側とのみ連通する点滴口と、該点
滴口から液体が滴下しうる大きさの内部空間を有すると
ともに弾性材料から形成された点滴筒本体と、該点滴筒
本体の下端に設けられた液体流出口と、を有し;さらに
、前記液体濾過部の上流側空間部と前記点滴筒の内部空
間との間C気体の流通のみ許容する気体流通部を備えて
いることを特徴とする液体濾過装置である。 したがって、本発明によれば、液体濾過装置4使用する
前に行う、液体流路中の空気の排出筒σブライミング操
作を極めて簡単に行うことができ、看護婦等がブライミ
ング操作に拘束される開開が少なくて済む。また、液体
濾過装置から空シが十分に排出されないことに伴う有効
濾過膜面積の減少や濾過膜の破損といった従来の技術が
有し。 ていた問題も解決することができるという優れた効果を
奏するものである。 さらに、本発明によれば、液体濾過部と点滴筒が一体化
しているので、操作性に優れ、安全性も高い。 また、
気体流通部は、前記点滴筒の内部空間から前記液体濾過
部の上流側空間部への流通のみ許容する逆止弁から構成
することにより、濾過されない液体が点滴筒中へ誤って
流Fすることがなく、安全性が高いという効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る液体濾過装置の第1の態様の断
面図を一部に含む説明図、 第2図(a)は、第1図に点線で示す内部分の気体流通
部の拡大断面図、 第2図(b)は、第2図(a)に示す気体流通部の作動
状態を示す拡大断面図、 第3図(a)は、第2図(a)に示した気体流通部の変
形例を示す拡大断面図、 第3図(b)は、第3図(a)に示す気体流通部の作動
状態を示す拡大断面図、 第4図は、本発明に係る液体濾過装置の第1の態様の変
形例を示す断面図、 第5図は、本発明に係る液体濾過装置の第2の態様の断
面図、 第6図は、従来の液体濾過装置を示す説明図、第7図は
、第6図に示す液体濾過装置の■−児線に沿う断面を拡
大して示す説明図、 第8図は、従来の液体濾過装置の使用状態を示ず閃であ
る。 (主要部分の符号の説明) 1・・・液体濾過装置 3・・・液体濾過部 5・・・点 滴 筒 13・・・液体通過用瓶針 15・・・気体通過用瓶針 27・・・液体フィルター 28・・・空間部 33・・・点 滴 口 35・・・点滴筒本体 37・・・液体流出口 41・・・気体流通部 45・・・逆止弁 61・・・脱気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体濾過部と、 該液体濾過部の下方に設けられた点滴筒と、を備え、 前記液体濾過部は、 上部に位置する液体流入口と、 液体が流入しうる空間部と、 該空間部を上流側と下流側に区画する位置に設けられ、
    液体中の異物を除去するためのフィルターと、 を有し; 前記点滴筒は、 前記液体濾過部の下流側とのみ連通する点滴口と、 該点滴口から液体が滴下しうる大きさの内部空間を有す
    るとともに弾性材料から形成された点滴筒本体と、 該点滴筒本体の下端に設けられた液体流出口と、 を有し; さらに、前記液体濾過部の上流側空間部と前記点滴筒の
    内部空間との間の気体の流通のみ許容する気体流通部を
    備えている、 ことを特徴とする、液体濾過装置。
  2. (2)液体濾過部と、 該液体濾過部の下方に設けられた点滴筒と、を備え、 前記液体濾過部は、 上部に位置する液体流入口と、 液体が流入しうる空間部と、 該空間部を上流側と下流側に区画する位置に設けられ、
    液体中の異物を除去するためのフィルターと、 前記上流側空間部と外気とを、細菌非透過性フィルター
    を介して連通させる脱気口と、 を有し; 前記点滴筒は、 前記液体濾過部の下流側とのみ連通する点滴口と、 該点滴口から液体が滴下しうる大きさの内部空間を有す
    るとともに弾性材料から形成された点滴筒本体と、 該点滴筒本体の下端に設けられた液体流出口と、 を有し; さらに、前記液体濾過部の上流側空間部と前記点滴筒の
    内部空間との間の気体の流通のみ許容する気体流通部を
    備えている、 ことを特徴とする、液体濾過装置。
  3. (3)前記気体流通部は、前記点滴筒の内部空間から前
    記液体濾過部の上流側空間部への流通のみ許容する逆止
    弁からなる、請求項1または2記載の液体濾過装置。
JP2153254A 1990-06-11 1990-06-11 液体濾過装置 Pending JPH0444771A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009219798A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Jms Co Ltd 点滴筒及び輸液セット
JP2009273775A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Jms Co Ltd 空気流入防止装置、点滴筒、及び輸液セット
JP2012527913A (ja) * 2009-05-29 2012-11-12 エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー 凍結乾燥、貯蔵、再構成のための二重チャンバーシリンダー−ピストンユニット及び注射器用の注射液の適用及びシリンダー−ピストンユニットの充填方法
JP2012527914A (ja) * 2009-05-29 2012-11-12 エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー 無針注射器用の注射液を保存するために適するシリンダー−ピストンユニット及び無気泡の自動又は手動での、また大気圧下でのシリンダー−ピストンユニットの充填方法

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