JPH0444076A - 像加熱装置 - Google Patents

像加熱装置

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JPH0444076A
JPH0444076A JP15360390A JP15360390A JPH0444076A JP H0444076 A JPH0444076 A JP H0444076A JP 15360390 A JP15360390 A JP 15360390A JP 15360390 A JP15360390 A JP 15360390A JP H0444076 A JPH0444076 A JP H0444076A
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roller
recording material
heating
heating body
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Takeshi Setoriyama
武 世取山
Akira Kuroda
明 黒田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2058Shape of roller along rotational axis
    • G03G2215/2061Shape of roller along rotational axis concave

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加熱体に圧接させて移動駆動させた耐熱性フ
ィルムの加熱体側とは反対面側に、顕画像を支持する記
録材を導入して密着させてフィルムと一緒に加熱***置
を通過させることで加熱体の熱をフィルムを介して導入
記録に′萌える方式(フィルム加熱方式)の加熱装置に
関する。
この装置は、電子写真複写機・プリンタ・ファックス等
の画像形成装置における画像加熱定着装置、即ち電子写
真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて記
録材(転写材シート・エレクトロファックスシート・静
電記録シート・印刷紙など)の面に間接(転写)方式も
しくは直接方式で形成した、目的の画像情報に対応した
未定着のトナー画像を、該画像を担持している記録材面
に永久固着画像として加熱定着処理する画像加熱定着装
置として活用できる。
また、例えば、画像な担持した記録材を加熱して表面性
を改質(つや出しなと)する装置、仮定着処置する装置
に使用できる。
(背景技術) 従来、例えば画像の加熱定着のための記録材の加熱装置
は、所定の温度に維持された加熱ローラと、弾刊層を有
して該加熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、記
録材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ方式か多用され
ている。
その他、フラッシュ加熱方式、オーブン加熱方式、熱板
加熱方式、ヘルド加熱方式、高周波加熱方式なと種々の
方式のものか知られている。
力、本出願人は例えば特開昭63−3]3]82号公報
等において、固定支持された加熱体(以下ヒータと記す
)と、該ヒータに対向圧接しつつ搬送(移動駆動)され
る耐熱性フィルムと、該フィルムを介して記録材をヒー
タに密着させる加圧部材を有し、ヒータの熱をフィルム
を介して記録層へ(i”j−することで記録材面に形成
担持されている未定着画像を記録月面に加熱定着させる
方式・構成の装置を提案し、既に実用にも供している。
より具体的には、薄肉の耐熱性フィルム(又はシート)
と、該フィルムの移動駆動手段と、該フィルムを中にし
てその一方面側に固定支持して配置されたヒータと、他
方面側に該ヒータに対向して配置され該ヒータに対して
該フィルムを介して画像定着するへき記録層の顕画像担
持面を密着させる加圧部材を有し、該フィルムは少なく
とも画像定着実行時は該フィルムと加圧部材との間に搬
送導入される画像定着すべき記録層と順方向に略凹−速
度で走行移動させて該走行移動フィルムを挟んでヒータ
と加圧部材との圧接で形成される定着部としてのニップ
部を通過させることにより該記録材の顕画担持面を該フ
ィルムを介して該ヒータで加熱して顕画像(未定着トナ
ー像)に熱エネルギーを付与して軟化・溶融せしめ次い
て定着部通過後のフィルムと記録層を分離点て離間させ
ることを基本とする加熱手段・装置である。
この様なフィルム加熱方式の装置においては、昇温の速
い加熱体と薄膜のフィルムを用いるためウェイトタイム
短縮化(クイックスタート)か可能となる、その他、従
来装置の種々の欠点を解決できるなとの利点を有し、効
果的なものである。
第12図に耐熱性フィルムとしてエンドレスフィルムを
使用したこの種方式の画像加熱定着装置の一例の概略構
成を示した。
51はエンドレスベルト状の耐熱性フィルム(以下定着
フィルム又はフィルムと記す)であり、左側の駆動ロー
ラ52と、右側の従動ローラ53と、これ等の駆動ロー
ラ52と従動ローラ53間の下方に配置した低熱容量線
状加熱体54の互いに並行な該3部材52・53・54
間に懸回張設しである。
定着フィルム51は駆動ローラ52の時計方向回転駆動
に伴ない時開方向に所定の周速度、即ち不図示の画像形
成部側から搬送されてくる未定着トナー画像Taを上面
に担持した被加熱材としての記録層シートPの搬送速度
(プロセススピード)と略同じ周速度をもって回転駆動
される。
55は加圧部材としての加圧ローラであり、前記のエン
ドレスベルト状の定着フィルム51の下行側フィルム部
分を挟ませて前記加熱体54の下面に対して不図示の付
勢手段により圧接させであり、記録材シートPの搬送方
向に順方向の反時計方向に回転する。
加熱体54はフィルム51の面移動方向と交差する方向
(フィルムの幅方向)を長手とする低熱容量線状加熱体
であり、ヒータ基板(ベース材)56・通電発熱抵抗体
(発熱体)57・表面保護層58・検温素子59等より
なり、断熱材60を介して支持体61に取付けて固定支
持させである。
不図示の画像形成部から搬送された未定着のトナー画像
Taを上面に担持した記録材シートPはガイトロ2に案
内されて加熱体54と加圧ローラ55との圧接部Nの定
着フィルム51と加圧ローラ55との間に進入して、未
定着トナー画像面か記録材シートPの搬送速度と同一速
度で同方向に回動駆動状態の定着フィルム51の下面に
密着してフィルムと一緒の重なり状態で加熱体54と加
圧ローラ55との相互圧接部N間を通過していく。
加熱体54は所定のタイミングで通電加熱されて該加熱
体54側の熱エネルギーかフィルム51を介して該フィ
ルムに密着状態の記録材シート部側に伝達され、トナー
画像Taは圧接部Nを通過していく過程において加熱を
受けて軟化・溶融像Tbとなる。
回動駆動されている定着フィルム51は断熱材60の曲
率の大きいエツジ部Sにおいて急角度で走行方向か転向
する。従って、定着フィルム51と重なった状態て圧接
部Nを通過して搬送された記録拐シートPはエツジ部S
において定着フィルム51から曲率分離し、排紙されて
ゆく。排紙部へ至る時までにはトナーは十分冷却固化し
記録材シートPに完全に定着Tcした状態となっている
(発明が解決しようとする問題点) このようなフィルム加熱方式の装置は問題点として次の
ようなことか挙げられている。
即ち、このようなフィルム加熱方式の装置において、加
熱体に対するフィルムの移動駆動はフィルムを挟んで加
熱体に圧接しつつ駆動源により回転駆動されてフィルム
内面を加熱体面に摺動させつつフィルムを所定の速度で
記録材搬送方向へ移動駆動させるローラとした場合にお
いて、そのローラか一般的なストレート形状の場合は部
品粒度のバラツキ等により加熱体とのニップ部において
該ローラによりフィルムに加えられるフィルム幅方向に
関する圧力分布はフィルムの幅方向端部よりも中央部の
方か高くなることかあった。つまり該ローラによるフィ
ルムの搬送力はフィルム幅方向端部よりも中央部の方が
大きくフィルムには搬送に伴ない搬送力の小さいフィル
ム部分か搬送力の大きいフィルム部分へ蚕り向う力か働
くので、フィルム端部側のフィルム部分かフィルム中央
部分へ寄っていきフィルムにシワを発生させることかあ
り、更にはニップ部に記録材シートか導入されたときに
はその記録材シートにニップ部搬送通過過程でシワを発
生させることがある。
本発明はエンドレスの耐熱性フィルムを用いたフィルム
加熱方式の加熱装置について上述のような問題点を解消
した加熱装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 固定の加熱体と、 この加熱体に内面か対向圧接されて移動駆動されるエン
ドレスの耐熱性フィルムと、前記加熱体との間に前記フ
ィルムを挟み込んでニップ部を形成し、そのニップ部に
おけるフィルム外面との間に導入された、顕画像を支持
する記録材をフィルムを介して加熱体に圧接させる加圧
ローラと を打し、該加圧ローラはフィルムを挟んで前記加熱体に
圧接しつつ駆動源により回転駆動されてフィルム内面を
加熱体面に摺動させつつフィルムを所定の速度で記録材
搬送方向へ移動駆動させるローラであり、かつ該ローラ
は実質的に逆クラウン形状のものである ことを特徴とする加熱装置。
である。
(作 用) (1)フィルムを駆動させ、加熱体を発熱させた状態に
おいて、フィルムを挟んで加熱体と加圧ローラとの間に
形成させたニップ部のフィルムと加圧ローラとの間に記
録材を顕画像担持面側をフィルム側にして導入すると、
記録材はフィルム外面に密着してフィルムと一緒にニッ
プ部を移動通過していき、その移動通過過程てニップ部
においてフィルム内面に接している加熱体の熱エネルギ
ーがフィルムを介して記録材に付与され、顕画像を支持
した記録材がフィルム加熱方式で加熱処理される。
(2)加熱体にフィルムを圧接させる圧接部材はフィル
ムを挟んて加熱体に圧接しつつ駆動源により回転駆動さ
れてフィルム内面を加熱体面に摺動させつつフィルムを
所定の速度で記録材搬送方向へ移動駆動させるローラ体
とすることで、フィルムにかかる寄り力を低減すること
か可能となると共に、該ローラ体の位置や該ローラ体を
駆動するためのキアの位置精度を向トさせることができ
、装置構成か簡略化され、安価で信頼性の高い装置とす
ることかでき、また使用するエンドレスフィルムの全周
長を短いものとすることができる。
(3)また該加圧ローラ10を逆クラウンの形状にする
ことによって加熱体とのニップ部において該ローラによ
りフィルムに加えられるフィルム幅方向に関する圧力分
布はフィルムの幅方向端部の方か中央部よりも大きくな
り、これによりフィルムには中央部から両端側へ向う力
が働いて、即ちシワのばし作用を受けながらフィルムの
搬送がなされ、フィルムのシワを防止てきると共に、ニ
ップ部へ導入される記録材シートPのシワ発生を防止す
ることか可能である。
(実 施 例) 図面は本発明の一実施例装置(画像加熱定着装置100
)を示したものである。
(1)装置100の全体的概略構造 第1図は装置100の横断面図、第2図は縦断面図、第
3図・第4図は装置の右側面図と左側面図、第5図は要
部の分解斜視図である。
1は板金製の横断面上向きチャンネル(溝)形の横長の
装置フレーム(底板)、2・3はこの装置フレーム1の
左右両端部に該フレーム1に体に具備させた左側壁板と
右側壁板、4は装置の上カバーであり、左右の側壁板2
・3の上端部間にはめ込んでその左右端部を夫々左!〒
側壁板2・3に対してねし5て固定される。ねし5をゆ
るめ外すことで取り外すことができる。
6・7は左右の各側壁板2・3の略中央部面に対称に形
成した縦方向の切欠き長穴、8・9はその各長穴6・7
の下端部に嵌係合させた左右対の軸受部材である。
10は後述する加熱体との間てフィルムを挟んてニップ
部を形成し、フィルムを駆動する回転体としてのフィル
ム加圧ローラ(圧接ローラ、バックアップローラ)であ
り、中心軸11と、この軸に外装したシリコンゴム等の
離型性のよいゴム弾性体からなるローラ部12とからな
り、中心軸11の左右端部を夫々前記左右の軸受部材8
・9に回転自由に軸受支持させである。
13は、板金製の横長のステーであり、後述するフィル
ム21の内面カイト部材と、後述する加熱体19・断熱
部材20の支持・補強部材を兼ねる。
このステー13は、横長の平な底面部14と、この底面
部14の長手両辺から夫々一連に立ち]二からせて具備
させた横断面外向き円弧カーブの面壁板15と後壁板1
6と、底面部14の左右両端部から夫々外方へ突出させ
た左右一対の水平張り出しラグ部17・18を有してい
る。
19は後述する構造(第6図)を有する横長の低熱容1
讐」線状加熱体であり、横長の断熱部材20に取付は支
持させであり、この断熱部材20を加熱体19側を下向
きにして前記ステー13の横長底面部14の下面に並行
に一体に取付は支持させである。
21はエンドレスの耐熱性フィルムであり、加熱体19
・断熱部材20を含むステー13に外嵌させである。こ
のエンドレスの耐熱性フィルム21の内周長と、加熱体
19・断熱部材20を含むステー13の外周長はフィル
ム21の方を例えば3mmはど大きくしであり、従って
フィルム21は加熱体19・断熱部材20を含むステ=
13に対して周長が余裕をもってルーズに外嵌している
22・23はフィルム21を加熱体19・断熱部材20
を含むステー13に外嵌した後にステー13の左右端部
の各水平張り出しラグ部17・18に対して嵌着して取
(−1け支持させた左右一対のフィルム端部規制フラン
ジ部材である。後述するように、この左右一対の各フラ
ンジ部材22・23の凹座の内面22a・23a間の間
隔寸法G(第8図)はフィルム21の幅寸法C(同)よ
りもやや大きく設定しである。
24・25はその左右一対の各フランジ部材22・23
の外面から外方へ突出させた水平張り、14;しラグ部
であり、前記ステー13側の外向き水平張り出しラグ部
17・18は夫々このフランジ部材22・23の上記水
平張り出しラグ部24・25の肉厚内に具備させた差し
込み用穴部に十分に嵌入していて左右の各フランジ部材
22・23をしっかりと支持している。
装置の組み立ては、左右の側壁板2・3間から上カバー
4を外した状態において、軸11の左右端部側に予め左
右の軸受部材8・9を嵌着したフィルム加圧ローラ10
のその左右の軸受部材8・9を左右側壁板2・3の縦方
向切欠き長穴6・7に上端開放部から嵌係合させて加圧
ローラ10を左右側壁板2・3間に入れ込み、左右の軸
受部材8・9か長穴6・7の下端部に受は止められる位
置まで下ろす(落し込み式)。
次いて、ステー13、加熱体19、断熱部材20、フィ
ルム21、左右のフランジ部材22・23を図のような
関係に予め組み立てた中間組立て体を、加熱体19側を
下向きにして、かつ断熱部材20の左右の外方突出端と
左右のフランジ部材22・23の水平張り出しラグ部2
4・25を夫々左右側壁板2・3の縦方向切欠き長穴6
・7に上端開放部から嵌係合させて左右側壁板2・3間
に入れ込み、下向きの加熱体19がフィルム21を挟ん
で先に組み込んである加圧ローラ10の上面に当って受
は止められるまで下ろす(落し込み式)。
そして左右側壁板2・3の外側に長穴6・7を通して突
出している、左右の各フランジ部材22・23のラグ部
24・25の上に夫々コイルばね26・27をラグ部上
面に設けた支え凸起で位置決めさせて縦向きにセットし
、上カバー4を、該上カバー4の左右端部側に夫々設け
た外方張り出しラグ部28・29を上記セットしたコイ
ルばね26・27の上端に夫々対応させて各コイルばね
26・27をラグ部24・28.25・29間に押し縮
めながら、左右の側壁板2・3の上端部間の所定の位置
まで嵌め入れてねし5て左右の側壁板2・3間に固定す
る。
これによりコイルばね26・27の押し縮め反力で、ス
テー13、加熱体19、断熱部材20、フィルム21、
左右のフランジ部材22・23の全体か下方へ押圧付勢
されて加熱体19と加圧ローラ10とがフィルム21を
挟んで長手各部略均等に例えば総圧4〜7kgの当接圧
をもって圧接した状態に保持される。
30・31は左右の側壁板2・3の外側に長穴6・7を
通して突出している断熱部材20の左右両端部に夫々嵌
着した、加熱体19に対する電力供給用の給電コネクタ
である。
32は装置フレーム1の前面壁に取付けて配設した被加
熱材人口カイトであり、装置へ導入される被加熱材とし
ての顕画像(粉体トナー像)Taを支持する記録材シー
トP(第7図)をフィルム21を挟んで圧接している加
熱体19と加圧ローラ10とのニップ部(加熱定着部)
Nのフィルム21とローラ10との間に向けて案内する
33は装置フレーム1の後面壁に取付けて配設した被加
熱打出ロカイド(分離カイト)であり、上記ニップ部を
通過して出た記録材シートを下側の排出ローラ34と上
側のどンチコロ38とのニップ部に案内する。
排出ローラ34はその軸35の左右両端部を左右の側壁
板2・3に設けた軸受36・37間に回転自由に軸受支
持させである。ピンチコロ38はその軸39を」−カバ
ー4の後面壁の一部を内側に曲げて形成したフック部4
0に受は入れさせて自重と押しばね41とにより排出ロ
ーラ34の上面に当接させである。このどンチコロ38
は排出ローラ34の回転駆動に従動回転する。
G1は、右側壁板3から外方へ突出させたローラ軸11
の右端に固着した第1ギア、G3はおなしく右側壁板3
から外方へ突出させた排出ローラ軸35の右端に固着し
た第3ギア、G2は右側壁板3の外面に枢着して設けた
中継キアとしての第2ギアであり、上記の第1キアG1
と第3キアG3とに噛み合っている。
第1キアG1は不図示の駆動源機構の駆動キアGOから
駆動力を受けて加圧ローラ10が第1図上反時計方向に
回転駆動され、それに連動して第1キアG1の回転力か
第2キアG2を介して第3キアG3へ伝達されて排出ロ
ーラ34も第1図上反時計方向に回転駆動される。
(2)動作 エンドレスの耐熱性フィルム21は非駆動時においては
第6図の要部部分拡大図のように加熱体19と加圧ロー
ラ10とのニップ部Nに挟まれている部分を除く残余の
大部分の略全周長部分がテンションフリー(テンション
が加わっていない状態)である。
第1キアG1に駆動源機構の駆動ギアGOから駆動が伝
達されて加圧ローラ10か所定の周速度て第7図上反時
計方向へ回転駆動されると、ニップ部Nにおいてフィル
ム21に回転加圧ローラ10との摩擦力で送り移動力か
かかり、エンドレスの耐熱性フィルム21が加圧ローラ
10の回転周速と略同速度をもってフィルム内面が加熱
体19面を摺動しつつ時計方向へに回動移動駆動される
このフィルム21の駆動状態においてはニップ部Nより
もフィルム回動方向]L流側のフィルム部分に引き寄せ
力fが作用することで、フィルム21は第7図に実線で
示したようにニップ部Nよりもフィルム回動方向上流側
であって該ニップ部近傍のフィルム内面ガイド部分、即
ちフィルム21を外嵌したステー13のフィルム内面ガ
イドとしての外向き円弧カーブ前面板15の略下半面部
分に対して接触して摺動を生しながら回動する。
その結果、回動フィルム21には上記の前面板15との
接触摺動部の始点部0からフィルム回動方向下流側のニ
ップ部Nにかけてのフィルム部分Bにテンションが作用
した状態て回動することて、少なくともそのフィルム部
分面、即ちニップ部Nの記録祠シート進入側近傍のフィ
ルム部分面B、及びニップ部Nのフィルム部分について
のシワの発生か上記のテンションの作用により防止され
る。
そして上記のフィルム駆動と、加熱体19への通′准を
行わせた状態において、人口ガイド32に案内されて被
加熱材としての未定着トナー像Taを担持した記録材シ
ートPがニップ部Nの回動フィルム21と加圧ローラ1
0との間に像担持面上向きて導入されると記録材シート
Pはフィルム21の面に密着してフィルム21と一緒に
ニップ部Nを移動通過していき、その移動通過過程でニ
ップ部Nにおいてフィルム内面に接している加熱体19
の熱エネルギーがフィルムを介して記録材シートPに伺
与されトナー画像Taは軟化溶融像Tbとなる。
ニップ部Nを通過した記録材シートPはトナー温度かガ
ラス転移点より大なる状態でフィルム21而から票れて
出口カイト33て排出ローラ34とビンヂコロ38との
間に案内されて装置外へ送り出される。記録材シートP
かニップ部Nを出てフィルム21而から剛れて排出ロー
ラ34へ至るまでの間に軟化・溶融トナー像Tbは冷却
して同化像化TCして定着する。
上記においてニップ部Nへ導入された記録材シートPは
前述したようにテンションが作用していてシワのないフ
ィルム部分面に常に対応密着してニップ部Nをフィルム
21と一緒に移動するのでシワのあるフィルムかニップ
部Nを通過する事態を生じることによる加熱ムラ・定着
ムラの発生、フィルム面の折れすしを生じない。
フィルム2Jは被駆動時も駆動時もその全周長の一部N
又はB−Nにしかテンションが加わらないから、即ち非
駆動時(第6図)においてはフィルム21はニップ部N
を除く残余の大部分の略全周長部分がテンションフリー
であり、駆動時もニップ部Nと、そのニップ部Nの記録
材シート進入俳1近傍部のフィルム部分Bについてのみ
テンションが作用し残余の大部分の略全周長部分がテン
ションフリーであるから、また全体に周長の短いフィル
ムを使用できるから、フィルム駆動のために必要な駆動
トルクは小さいものとなり、フィルム装置構成、部品、
駆動系構成は簡略化・小型化・低コスト化される。
またフィルム21の非駆動時(第6図)も駆動時(第7
図)もフィルム21には上記のように全周長の一部N又
はB−Nにしかテンションか加わらないので、フィルム
駆動時にフィルム21にフィルム幅方向の一方側Q(第
2図)、又は他方側Rへの寄り移動を生じても、その寄
り力は小さいものである。
そのためフィルム21か寄り移動Q又はRしてその左端
縁が左側フランジ部材22のフィルム端部規制面として
の同座内面22a、或は右端縁か右側フランジ部材23
の同座内面23aに押し当り状態になってもフィルム寄
り力が小さいからその寄り力に対してフィルムの剛性が
十分に打ち勝ちフィルム端部が座屈・破損するなどのダ
メージを生しない。そしてフィルムの寄り規制手段は本
実施例装置のように簡単なフランジ部材22・23て足
りるので、この点ても装置構成の簡略化・小型化・低コ
スト化かなされ、安価て信頼性の高い装置を構成できる
フィルム寄り規制手段としては本実施例装置の場合のフ
ランジ部材22・23の他にも、例えはフィルム21の
端部にエンドレスフィルム周方向に耐熱性樹脂から成る
リブを設け、このリブを規制してもよい。
更に、使用フィルム21としては上記のように寄り力か
低下する分、剛性を低下させることができるので、より
薄肉て熱容量が小さいものを使用して装置のクイックス
タート性を向北させることができる。
(3)フィルム21について。
フィルム21は熱容量を小さくしてクイックスタート性
を向上させるために、フィルム21の膜厚Tは総厚10
0μm以下、好ましくは40μm以下、20μm以上の
耐熱性・離形性・強度・耐久性等のある単層或は複合層
フィルムを使用できる。
例えば、ポリイミド・ポリエーテルイミド(PEI)−
ポリエーテルイミド:、/ (PES)4フッ化エチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂
(PFA) ・ポリエーテルエーテルケトン(PEEK
)  ・ポリパラバン酸(PPA)、或いは複合層フィ
ルム例えば20μm厚のポリイミドフィルムの少なくと
も画像当接面側にPTFE (4フツ化エチレン樹脂)
PAF−FEP等のフッ素樹脂・シリコン樹脂等更には
それに導電材(カーボンブラック・クラファイト・導電
性ウィスカなど)を添加した離型性コート層を10μm
厚に施したもめなどである。
(4)加熱体19・断熱部材20について。
加熱体19は面述第12図例装置の加熱体54と同様に
、ヒータ基板19a(第6図参照)通電発熱抵抗体(発
熱体)19b・表面保護層19c・検温素子19d等よ
りなる。
ヒータ基板19aは耐熱性・絶縁性・低熱容量・高熱伝
導性の部材であり、例えば、厚み1mm・I’110 
m m・長さ240mmのアルミナ基板である。
発熱体19bはヒータ基板19aの下面(フィルム21
との対面側)の略中央部に長手に沿フて、例えば、Ag
/Pd (銀パラジウム)、Ta2N、RuO2等の電
気抵抗材料を厚み約10μm−1] 1〜3mmの線状
もしくは細帯状にスクリーン印刷等により塗工し、その
−七に表面保護層19cとして耐熱ガラスやを約10μ
mコートしたものである。
検温素子19dは一例としてヒータ基板19aの上面(
発熱体19bを設けた面とは反対側の面)の略中央部に
スクリーン印刷等により塗工して具備させたpt膜等の
低熱容量の測温抵抗体である。低熱容量のサーミスタな
ども使用できる。
本例の加熱体19の場合は、線状又は細帯状をなす発熱
体19bに対し画像形成スタート信号により所定のタイ
ミングにて通電して発熱体19bを略全長にわたって発
熱させる。
通電はAClooVであり、検温素子19cの検知温度
に応じてトライアックを含む不図示の通電制御回路によ
り通電する位相角を制御することにより供給電力を制御
している。
加熱体19はその発熱体19bへの通電により、ヒータ
基板19a・発熱体19b・表面保護層19cの熱容量
が小さいので加熱体表面が所要の定着温度(例えば14
0〜200℃)まで急速に温度上昇する。
そしてこの加熱体19に接する耐熱性フィルム21も熱
容量か小さく、加熱体19側の熱エネルギーか該フィル
ム21を介して該フィルムに圧接状態の記録材シート2
側に効果的に伝達されて画像の加熱定着が実行される。
上記のように加熱体19と対向するフィルムの表面温度
は短時間にトナーの融点(又は記録材シートPへの定着
可能温度)に対して十分な高温に昇温するので、クイッ
クスタート性に優れ、加熱体19をあらかしめ昇温させ
ておくいわゆるスタンバイ温調の必要かなく、省エネル
ギーが実現でき、しかも機内昇温も防止できる。
断熱部材20は加熱体19を断熱して発熱を有効に使う
ようにするもので、断熱性・高耐熱性を有する、例えば
pps (ポリフェニレンサルファイド)・FAI(ポ
リアミドイミド)・P■(ポリイミド)・PEEK (
ポリエーテルエーテルケトン)・液晶ポリマー等の高耐
熱性樹脂である。
(5)フィルム幅Cとニップ長りについて。
第8図の寸法関係図のように、フィルム21の幅寸法を
Cとし、フィルム21を挟んで加熱体19と回転体とし
ての加圧ローラ10の圧接により形成されるニップ長寸
法なりとしたとき、C<Dの関係構成に設定するのかよ
い。
即ち上記とは逆にC20の関係構成でローラ10により
フィルム21の搬送を行なうと、ニップ長りの領域内の
フィルム部分が受けるフィルム搬送力(圧接力)と、ニ
ップ長りの領域外のフィルム部分が受けるフィルム搬送
力とが、前者のフィルム部分の内面は加熱体19の面に
接して摺動搬送されるのに対して後者のフィルム部分の
内面は加熱体19の表面とは材質の異なる断熱部材20
の面に接して摺動搬送されるのて、大きく異なるために
フィルム210幅方向両端部分にフィルム搬送過程てシ
ワや折れ等の破損を生じるおそれがある。
これに対してC<Dの関係構成に設定することで、フィ
ルム21の幅方向全長域Cの内面が加熱体19の長さ範
囲り内の面に接して該加熱体表面を摺動して搬送される
のでフィルム幅方向全長域Cにおいてフィルム搬送力か
均一化するので上記のようなフィルム端部破損トラブル
か回避される。
また回転体として本実施例で使用した加圧ローラ10は
シリコンゴム等の弾性に優れたゴム材料製であるので、
加熱されると表面の摩擦係数が変化する。そのため加熱
体19の発熱体19bに関してその長さ範囲寸法をEと
したとき、その発熱体19bの長さ範囲Eに対応する部
分におけるローラ10とフィルム21間の摩擦係数と、
発熱体19bの長さ範囲Eの外側に対応する部分におけ
るローラ10とフィルム21間の摩擦係数は異なる。
しかし、E<C<Dの寸法関係構成に設定することによ
り、発熱体19bの長さ範囲Eとフィルム幅Cの差を小
さくすることができるため発熱体19bの長さ範囲Eの
内外でのローラ10とフィルム21との摩擦係数の違い
がフィルムの搬送に与える影響を小さくすることができ
る。
これによりて、ローラ10によりフィルム21を安定に
駆動することが可能となり、フィルム端部の破損を防止
することが可能となる。
フィルム端部規制手段としてのフランジ部材22.23
フィルム端部規制面22a、23aは加圧ローラ10の
長さ範囲内であり、フィルムが寄り移動してもフィルム
端部のタメージ防止がなされる。
(6)加圧ローラ10について。
加熱体19との間にフィルム21を挟んでニップ部Nを
形成し、またフィルムを駆動する回転体としての加圧ロ
ーラ10は、例えば、シリコンゴム等の#型性のよいゴ
ム弾性体からなるものであり、その形状は長平方向に関
してストレート形状のものよりも、第9図(A)又は(
B)の誇張模型図のように逆クラウン形状、或いはその
逆クラウンの端部なカット12aした実質的に逆クラウ
ン形状のものかよい。
逆クラウンの程度dはローラ10の有効長さHか例えば
230mmである場合においてd−100〜200μm に設定するのがよい。
即ち、ストレート形状の場合は部品精度のバラツキ等に
より加熱体19との二・ツブ部Nにおいて該ローラによ
りフィルム21に加えられるフィルム幅方向に関する圧
力分布はフィルムの幅方向端部よりも中央部の方が高く
なることがあった。つまり該ローラによるフィルムの搬
送力はフィルム幅方向端部よりも中央部の方が大きくフ
ィルム21には搬送に伴ない搬送力の小さいフィルム部
分が搬送力の大きいフィルム部分へ寄り向う力か働くの
で、フィルム端部側のフィルム部分がフィルム中央部分
へ寄っていきフィルムにシワを発生させることかあり、
更にはニップ部Nに記録材シートPが導入されたときに
はその記録材シートPにニップ部搬送通過過程でシワを
発生させることがある。
これに対して加圧ローラ10を逆クラウンの形状にする
ことによって加熱体19とのニップ部Nにおいて該ロー
ラによりフィルム21に加えられるフィルム幅方向に関
する圧力分布は上記の場合とは逆にフィルムの幅方向端
部の方が中央部よりも大きくなり、これによりフィルム
21には中央部から両端倶1へ向う力が働いて、即ちシ
ワのばし作用を受けながらフィルム21の搬送がなされ
、フィルムのシワを防止できると共に、導入記録材シー
トPのシワ発生を防止することか可能である。
回転体としての加圧ローラ10は本実施例装置のように
加熱体19との間にフィルム21を挟んで加熱体19に
フィルム21を圧接させると共に、フィルム21を所定
速度に移動駆動し、フィルム21との間に被加熱材とし
ての記録材シートPが導入されたときはその記録材シー
トPをフィルム21面に密着させて加熱体19に圧接さ
せてフィルム21と共に所定速度に移動駆動させる駆動
部材とすることによりフィルムにかかる寄り力を低減す
ることか可能となると共にローラ10の位置や該ローラ
を駆動するためのギアの位置精度を向上させることかて
きる。
即ち、加熱体19に対してフィルム21又はフィルム2
1と記録材シートPとを加圧圧接させる加圧機能と、フ
ィルム21を移動駆動させる駆動機能とを夫々別々の加
圧機能回転体(必要な加圧力はこの回転体を加圧するこ
とにより得る)とフィルム駆動機能回転体で行なわせる
構成のものとした場合には、加熱体19とフィルム駆動
機能回転体間のアライメントが狂った場合に薄膜のフィ
ルム21には幅方向への大きな寄り力が働き、フィルム
21の端部は折れやシワ等のダメージを生じる右それか
ある。
またフィルムの駆動部材を兼ねる加圧回転体に加熱体1
9との圧接に必要な加圧力をバネ等の押し付けにより加
える場合には該回転体の位置や、該回転体を駆動するた
めのギアの位置精度かだしすらい。
これに対して前記したように、加熱体19に定着時に必
要な加圧力を加え回転体たる加圧ローラ10により記録
材シートPをフィルム21を介して圧接させると共に、
記録材シートPとフィルム21の駆動をも同時に行なわ
せることにより、前記の効果を得ることができると共に
、装置の構成が簡略化され、安価で信頼性の高い装置を
得ることができる。
ローラ10にフィルム21を加熱体19に圧接させる機
能と、フィルム21を駆動させる機能を持たせる構成は
、本実施例装置のようなフィルムテンションフリータイ
プの装置(フィルム21の少なくとも一部はフィルム非
駆動時もフィルム駆動時もテンションが加わらない状態
にあるもの)、フィルムテンションタイプの装置(前述
第13図例装置のもののように周長の長いフィルムを常
に全周的にテンションを加えて張り状態にして駆動させ
るもの)にも、またフィルム寄り規制手段かセンサ・ソ
レノイド方式、リブ規制方式、フィルム端部(両側また
は片側)規制方式等の何れの場合でも、適用して同様の
作用・効果を得ることかできるか、殊にテンションフリ
ータイプの装置構成のものに適用して最適である。
(7)記録材シート排出速度について。
ニップ部Nに導入された被加熱材としての記録材シート
Pの加圧ローラ10(回転体)による搬送速度、即ち該
ローラ10の周速度な■10とし、排出ローラ34の記
録材シートυ1出搬送速度、即ち該排出ローラ34の周
速度なVB2としたとき、VIO>VB2の速度関係に
設定するのかよい。その速度差は数%例えば1〜3%程
度の設定でよい。
装置に導入して使用できる記録材シートPの最大幅寸法
をF(第8図参照)としたとき、フィルム21の幅寸法
Cとの関係において、F<Cの条件下てはVtO≦V3
4となる場合にはニップ部Nと排出ローラ34との両者
間にまたがって搬送されている状態にある記録材シート
Pはニップ部Nを通過中のシート部分は排出ローラ34
によって引フ張られる。
このとき、表面に離型性の良いPTFE等のコーティン
グがなされているフィルム21は加圧ローラ10と同一
速度で搬送されている。
方記録祠シートPには加圧ローラ10による搬送力の他
に排出ローラ34による引っ張り搬送力も加わるため、
加圧ローラ10の周速よりも速い速度で搬送される。つ
まりニップ部Nにおいて記録材シートPとフィルム21
はスリップする状態を生じ、そのために記録層シートP
かニップ部Nを通過している過程で記録材シートP上の
未定着トナー像Ta(第7図)もしくは軟化・溶融状態
となったトナー像Tbに乱れを生じさせる可能性がある
そこて前記したように加圧ローラ10の周速度VIOと
排出ローラ34の周速度V34をVIO>VB2 の関係に設定することで、記録材シートPとフィルム2
1にはシートPに排出ローラ34による引っ張り力か作
用せず加圧ローラ10の搬送力のみが与えられるので、
シートPとフィルム21間のスリップにもとすく上記の
画像乱れの発生を防止することかできる。
排出ローラ34は本実施例では加熱装置100側に配設
具備させであるが、加熱装置100を組み込む画像形成
装置等本機側に具備させてもよい。
(8)フィルム端部規制フランジ間隔について。
フィルム端部規制手段としての左右一対のフランジ部材
22・23のフィルム端部規制面としての同座内面22
a・23a間の間隔寸法をG(第8図)としたとき、フ
ィルム21の幅寸法Cとの関係において、C<Gの寸法
関係に設定するのかよい。例えばCを230mmとした
ときGは1〜3mm程度大きく設定するのである。
即ち、フィルム2工はニップ部Nにおいて例えば200
℃近い加熱体19の熱を受けて膨張して寸法Cか増加す
る。従って常温時におけるフィルム21の幅寸法Cとフ
ランジ間隔寸法GをC=Gに設定してフィルム21の両
端部をフランジ部材22・23で規制するようにすると
、装置稼働時には上述したフィルムの熱膨張によりC>
Gの状態を生じる。フィルム21は例えば50μm程度
の薄膜フィルムであるために、COGの状態ではフラン
ジ部材22・23のフィルム端部規制面22a・23a
に対するフィルム端部当接圧力(@部用)か増大してそ
れに耐え切れずに端部折れ・座屈等のタメーシを受ける
ことになると共に、フィルム端部圧の増加によりフィル
ム21の端部とフランジ部材22・23のフィルム端部
規制面22a・23a間での摩擦力も増大するためにフ
ィルムの搬送力が低下してしまうことにもなる。
C<Gの寸法関係に設定することによって、加熱により
フィルム21が膨張しても、膨張量以上の隙間(G−C
)をフィルム210両端部とフランジ部材のフィルム端
部規制面22a・23a間に設けることによりフィルム
21の両端部か同時にフランジ部材のフィルム端部規制
面22a・23aに当接することはない。
従ってフィルム21が熱膨張してもフィルム端部圧接力
は増加しないため、フィルム21の端部タメーシを防止
することが可能になると共に、フィルム駆動力も軽減さ
せることかできる。
(9)各部材間の摩擦係数関係について。
a、フィルム21の外周面に対するローラ(回転体)1
0表面の摩擦係数なμm、 b フィルム21の内周面に対する加熱体19表面の摩
擦係数をμ2、 C8加熱体19表面に対するローラ10表面の摩擦係数
なμ3、 d、被加熱材としての記録材シート2表面に対するフィ
ルム21の外周面の摩擦係数をμ4、e 記録旧シー1
− P表面に対するローラ10表面の摩擦係数なμ5、 f、装置に導入される記録材シートPの搬送方向の最大
長さ寸法を21、 g、装置か画像加熱定着装置として転写式画像形成装置
に組み込まれている場合において画像転写手段部から画
像加熱定着装置としての該装置のニップ部Nまでの記録
材シート(転写材)Pの搬送路長を℃2、 とする。
而して、μmとμ2との関係は μm〉μ2 の関係構成にする。
即ち、この種のフィルム加熱方式の装置では前記μ4と
μ5との関係はμ4〈μ5と設定されており、また画像
形成装置では前記に1と℃2との関係は、I21〉f1
2となっている。
このとき、μm≦μ2ては加熱定着手段の断面方向でフ
ィルム21と記録材シートPがスリップ(ローラ10の
周速に対してフィルム21の搬送速度が遅れる)して、
加熱定着時に記録材シート」−のトナー画像か乱されて
しまう。
また、記録材シートPとフィルム21が一体でスリップ
(ローラ10の周速に対してフィルム21と記録材シー
トPの搬送速度が遅れる)した場合には、転写式画像形
成装置の場合では画像転写手段部において記録拐シート
(転写材)」二にトナー画像か転写される際に、やはり
記録材上のトナー画像か乱されてしまう。
」二記のようにμm〉μ2とすることにより、断面方向
てのローラ10に対するフィルム21と記録材シートP
のスリップを防止することができる。
また、フィルム21の幅寸法Cと、回転体としてのロー
ラ10の長さ手法Hと、加熱体19の長さ寸法りに関し
て、C<H,C<Dという条件において、 μm〉μ3 の関係構成にする。
即ち、μm≦μ3の関係では加熱定着手段の幅方向で、
フィルム21とローラ10かスリップし、その結果フィ
ルム21と記録材シートPがスリップし、加熱定着時に
記録材シート上のトナー画像か乱されてしまう。
上記のようにμm〉μ3の関係構成にすることで、幅方
向、特に記録材シートPの外側てローラ10に対するフ
ィルム21のスリップを防止することができる。
このようにμm〉μ2、μm〉μ3とすることにより、
フィルム21と記録材シートPの搬送速度は常にローラ
IOの周速度と同一にすることが可能となり、定着時ま
たは転写時の画像孔れを防止することができ、μm〉μ
2、μm〉μ3を同時に実施することにより、ローラi
oの周速(=プロセススピード)と、フィルム21及び
記録材シートPの搬送速度を常に同一にすることが可能
となり、転写式画像形成装置においては安定した定着画
像を得ることができる。
(10)フィルムの寄り制御について。
第1〜9図の実施例装置のフィルム寄り制御はフィルム
21を中にしてその幅方向両端側にフィルム端部規利用
の左右一対のフランジ部材22・23を配設してフィル
ム21の左右両方向の寄り移動Q−Hに対処したもので
あるが(フィルム両側端部規制式)、フィルム片側端部
規制式として次のような構成も有効である。
即ち、フィルムの幅方向への寄り方向は常に左方Qか右
方Rへの一方方向となるように、例えば、第10図例装
置のように左右の加圧コイルばね26・27の駆動側の
ばね27の加圧力f27か非駆動側のばね26の加圧力
f26に比べて高くなる(f27>f26)ように設定
することでフィルム21を常に駆動側である右方Rへ寄
り移動するようにしたり、その他、加熱体19の形状や
ローラ10の形状を駆動端側と非駆動端側とて変化をつ
けてフィルムの搬送力をコントロールしてフィルムの寄
り方向を常に一方向のものとなるようにし、その寄り側
のフィルム端部をその側のフィルム端部の規制部材とし
てのフランジ部材や、フィルムリブと係合案内部材等の
手段で規制する、つまり第10図例装置においてフィル
ム21の寄り側R0′)端部のみを規制部材27て規制
することにより、フィルムの寄り制御を安定にHつ容易
に行なうことか可能となる。これにより装置が画像加熱
定着装置である場合では常に安定し良好な定着画像を得
ることができる。
また、エンドレスフィルム21はニップ部Nを形成する
加圧ローラ10により駆動されているため特別な駆動ロ
ーラは必要としない。
このような作用効果はフィルムに全周的にテンションを
かけて駆動するテンションタイプの装置構成の場合でも
、本実施例装置のようにテンションフリータイプの装置
構成の場合でも同様の効果を得ることかできるが、該手
段構成はテンションフリータイプのものに殊に最適なも
のである。
(11)画像形成装置例 第11図は第1〜9図例の画像加熱定着装置100を組
み込んだ画像形成装置の一例の概略構成を示している。
本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用のレ
ーザービームプリンタである。
60はプロセスカートリッジであり、回転ドラム型の電
子写真感光体(以下、ドラムと記す)61・帯電器62
・現像器63・クリーニング装置64の4つのプロセス
機器を包含させである。このプロセスカートリックは装
置の開閉部65を開けて装置内を開放することで装置内
の所定の位置に対して着脱交換自在である。
画像形成スタート信号によりドラム61が矢示の時計方
向に回転駆動され、その回転ドラム61面が帯電器62
により所定の極性・電位に一様帯電され、そのドラムの
帯電処理面に対してレーザースキャナ66から出力され
る、目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対
応して変調されたレーザビーム67による主走査露光か
なされることで、ドラム61面に目的の画像情報に対応
した静電潜像が順次に形成されていく。その潜像は次い
で現像器63でトナー画像として顕画化される。
方、給紙カセット68内の記録材シートPが給紙ローラ
69と分剛パッド70との共働て1枚宛分削給送され、
レジストローラ対71によりドラム61の回転と同期取
りされてトラム61とそれに対向圧接している転写ロー
ラ72との定着部たる圧接ニップ部73へ給送され、該
給送記録材シート2面にドラム1面側のトナー画像が順
次に転写されていく。
転写部73を通った記録材シートPはドラム61面から
分離されて、ガイド74で定着装置100へ導入され、
前述した該装置100の動作・作用で未定着トナー画像
の加熱定着が実行されて出ロア5から画像形成物(プリ
ント)として出力される。
転写部73を通って記録材シートPが分離されたドラム
61面はクリーニング装置64で転写残りトナー等の付
着汚染物の除去を受けて繰り返して作像に使用される。
本発明の加熱装置は上述例の画像形成装置の画像加熱定
着装置としてだけでなく、その他、画像面加熱つや出し
装置、仮定着装置としても、効果的に活用することがで
きる。
(発明の効果) 以1−のように本発明のフィルム加熱方式の加熱装置は
フィルムのシワ発生を防止し得、安定性・信頼性のある
装置となる。加圧ローラによりフィルムを加熱体に圧接
・移動駆動することにより装置の構成が簡略化・小型化
されると共に、コストの低減か可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例装置の横断面図。 第2図は縦断面図。 第3図は右側面図。 第4図は左側面図。 第5図は要部の分解斜視図。 第6図は非駆動時のフィルム状態を示した要部の拡大横
断面図。 第7図は駆動時の同上図。 第8図は構成部材の寸法関係図。 第9図(A)・(B)は夫々回転体としてのローラ10
の形状例を示した誇張形状図。 第10図はフィルム片側端部規制式の装置例の縦断面図
。 第11図は画像形成装置例の概略構成図。 第12図はフィルム加熱方式の画像加熱定着装置の公知
例の概略構成図。 19は加熱体、21はエンドレスフィルム、13はステ
ー、10は回転体としてのローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定の加熱体と、 この加熱体に内面が対向圧接されて移動駆動されるエン
    ドレスの耐熱性フィルムと、 前記加熱体との間に前記フィルムを挟み込んでニップ部
    を形成し、そのニップ部におけるフィルム外面との間に
    導入された、顕画像を支持する記録材をフィルムを介し
    て加熱体に圧接させる加圧ローラと を有し、該加圧ローラはフィルムを挟んで 前記加熱体に圧接しつつ駆動源により回転駆動されてフ
    ィルム内面を加熱体面に摺動させつつフィルムを所定の
    速度で記録材搬送方向へ移動駆動させるローラであり、
    かつ該ローラは実質的に逆クラウン形状のものである ことを特徴とする加熱装置。
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