JPH0443680A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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JPH0443680A
JPH0443680A JP15215990A JP15215990A JPH0443680A JP H0443680 A JPH0443680 A JP H0443680A JP 15215990 A JP15215990 A JP 15215990A JP 15215990 A JP15215990 A JP 15215990A JP H0443680 A JPH0443680 A JP H0443680A
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diaphragm
transmission rod
sensor
pressure
semiconductor pressure
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Osamu Ina
伊奈 治
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は半導体圧力センサに関し、詳しくはダイアフラ
ムに作用する荷重を伝達ロッドを介して、センサエレメ
ントに伝達する半導体圧力センサに関する。
[従来の技術] 従来のこの種の半導体圧力センサに、ダイアフラムをス
テンレス鋼(SUS631)等の金属材料により形成し
、ダイアフラムの受圧面の反対面に、セラミックスから
なる伝達ロッドを接着したものが知られている。接着剤
には低融点ガラスやエポキシ等が用いられる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の構成では、個々のセンサによ
って圧力−出力特性にばらつきが生じた吠使用状況によ
っては圧力−出力特性が変化するという問題がある。
例えば、従来の構成では、ダイアフラムと伝達ロッドと
が接着されるが、接着剤自体に物性値の大きなばらつき
があることと、接着剤の層の厚みを均一に形成できない
ことから、ダイアフラムから伝達ロッドまでの力の伝達
系のばね定数が、センサの個々でばらついてしまう。こ
の結果、センサ個々によってセンサエレメントに伝達さ
れる力に差が生じ、圧力−出力特性がばらつくのである
また、上記接着剤の層が、長期の使用や、高温環境下で
の使用により、クリープ等の経時変化を起して、センサ
の圧力−出力特性が変化することがある。
さらに、ダイアフラムが金属であるのに対して、伝達ロ
ッドはセラミックスからなり、両材料の線膨張率が相違
するから、ダイアフラムと伝達ロッドどの間に、体積変
化の違いに起因する歪が発生して、圧力−出力特性が変
化することがある。
本発明の半導体圧力センサは上記課題を解決し、圧力−
出力特性のばらつきや、変化を軽減するすることを目的
とする。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の半導体圧力センサは、 ダイアフラムの受圧面の反対面に、該ダイアフラムに作
用する荷重を伝達する伝達ロッドを設け、該伝達ロッド
を介して前記作用する荷重を、作用力の大きさに応じ出
力信号を変化するセンサエレメントに伝達する半導体圧
力センサにおいて、前記ダイアフラムと前記伝達ロッド
とをジルコニアの一体成形により構成したことを特徴と
する。
[作用] 上記構成を有する本発明の半導体圧力センサにおいて(
友 ダイアフラムの受圧面に作用する荷重を、ダイアフ
ラムに一体成形した伝達ロッドを介して、センサエレメ
ントに伝達する。センサエレメントは伝達された力の大
きさに応じて出力信号を変化する。
上述のようにダイアフラムと伝達ロッドとはジルコニア
の一体成形により構成さね寸法精度がよいから、ダイア
フラムから伝達ロッドまでの力の伝達系のばね定数がセ
ンサの個々で均一化する。
この結果、センサ個々の圧力−出力特性のばらつきが小
さくなる。
また、ジルコニアは機械的強度に優れかつ耐熱性が高い
から、長期の使用や高温環境下での使用によっても、経
時変化が微小である。したがって、センサの圧力−出力
特性の変化がほとんどない。
さらに、ダイアフラムと伝達ロッドとが同一材料(ジル
コニア)からなり、線膨張率が同じであるから、温度変
化によって体積変化が生じても、ダイアフラムと伝達ロ
ッドとの間1こ、体積変化による歪がほとんど発生ぜず
、圧カー呂力特性の変化がほぼない。
「実施例] 以下本発明の半導体圧力センサの実施例について説明す
る。第1図は第1実施例の半導体圧力センサの縮断面図
である。
半導体圧力センサはバルク型のセンサであって、ダイア
フラム]と、伝達ロッド3と、センサエレメント5と、
ハウジング7とを備える。
ダイアフラム]および伝達ロッド3は、部分安定化ジル
コニアの一体成形により構成される。部分安定化ジルコ
ニアは曲げこわさが大きく、かつ耐熱性と熱絶縁性とに
優れる材料である。熱伝導率は2.5W/mKであり、
極めて小さい。
ダイアフラム1の外周部には円筒部9が部分安定化ジル
コニアの一体成形により構成される。円筒部9の下端部
には、メタライジング層]]が形成される。このメタラ
イジング層]]ヲ介して、ダイアフラム]等の一体成形
品が、ろう付は部13によりハウジング7に接合される
。メタライジング層]]は、タングステン等により形成
される。
ろう付は部13は銀ろうによりなさ札耐熱性が与えられ
る。なお、ハウジング7は鉄、〕バール、各種ステンレ
ス材等から形成される。
センサエレメント5はセンサチップ15と、センサチッ
プ]5に接合された台座]7とを備える。
合作]7の底面は接着剤19によりハウジング7の内部
の底に取り付けられる。接着剤19には、通常、エポキ
シ系またはフェノール系樹脂の接着剤が用いられる。
このセンサエレメント5乞、第2図(A)の正面図、第
2図(B)の平面図に示す。
センサチップ]5は所定の結晶軸、所定の導電型(P型
)、所定の抵抗率を有する単結晶シリコンから形成され
た電圧−電流直交型歪ゲージである。平面形状は正方形
または長方形である。厚みは数μmから数百μmである
センサチップ]5の上面には、4辺の各々にそって、4
個の電極2]がアルミニウム等の薄膜により形成される
。4個の電極21のうち、図示するように、2個が入力
電極、2個が出力電極である。入力の+、−電極は、所
定の結晶軸方向の2辺にそって配置される。出力の+、
−電極は、入力電極の配置された辺に隣接し直交する2
辺のそれぞれにそって配置される。入力の+、−電極間
に1表 あらかじめ定電圧または定電流が印加される。
出力の+、−電極間には、センサチップ]5の圧縮歪に
比例した電圧出力が発生する。
上記各電極21(上 第1図に示すように、ボンディン
グワイヤ23により、信号取出用のリード端子25に接
続される。リード端子25は、第1図に示すように、ハ
ウジング7を貫通して外部に突出する。
一方、台座17は耐熱ガラス(商品名パイレックス#7
740など)や、結晶化ガラス、シリコン等から形成さ
れる。なお、台座]3の材料としては、その材料の線膨
張率が、シリコン(センイノーチップ]5の材料)の線
膨張率に近い値のものが選択される。
センサチップ]5の上面にはロッド27が接合される。
ロッド27は伝達ロッド3の伝達する力を、センサチッ
プ15の所定部分に伝達する。ロッド27の材料として
は、台座13と同様の材料が選択される。
上記台座13とロッド27とは、いずれもセンサチップ
15に、陽極接合等の直接接合により接合される。直接
接合されていても、上述のように台座13と伝達ロッド
27とに、線膨張率に配慮した材料が用いられるから、
台座13とセンサチップ]5との間や、伝達ロッド27
とセンサチップ]5との間には、熱による歪が発生しな
い。なお、陽極接合は、接着剤を用いずに静電力で接合
する方法である。高温、高電圧印加にて、接合部材の界
面が融合することを利用する。陽極接合によれ(f−接
合部の歪や熱応力が小さくなり、接合強度が高くなる。
上記構成を有する半導体圧力センサにおいては、ダイア
フラム1の受圧面に作用する荷重が、ダイアフラム]に
一体成形した伝達ロッド3と、ロッド27どを介して、
センサエレメント5に伝達する。センサエレメント5の
センサチップ15は、伝達された力の大きさに応じて圧
縮歪を生する。
この結果、伝達された力に応じた電圧出力、即ち被測定
対象の圧力に応じた電圧出力がリード端子25から検出
される。
既述したように、ダイアフラム]と伝達ロッド3とは部
分安定化ジルコニアの一体成形により構成されるから、
寸法精度がよい。したがって、ダイアフラム]から伝達
ロッド3までの力の伝達系のばね定数は、センサの個々
でほぼ一定になる。
センサの個々の圧力−出力特性がばらつかず、そろう。
ヒステリシス特性の向上も図られる。
また、部分安定化ジルコニアは曲げこわさが大きく、耐
熱性に優れるから、長期の使用や高温環境下での使用に
よっても、経時変化がほとんど発生せず、センサの圧力
−出力特性が変化しない。
さらに、ダイアフラム]と伝達ロッド3とが部分安定化
ジルコニアからなり、線膨張率が同じであるから、温度
変化にともなってダイアフラムと伝達ロッドとが体積変
化しても、歪がほとんど発生せず、圧力−出力特性が変
化しない。
以上説明したように、第1実施例に示す半導体圧力セン
サによれば、ダイアフラム1と伝達ロッド3とを部分安
定化ジルコニアの一体成形により構成したから、センサ
の個々で圧力−出力特性りくそろうとともに、セ〉・す
の圧力−出力特性がほとんど変化1〜ないという優れた
効果乞奏する。
また、部分安定化ジルコニアは熱絶縁性があるから、被
測定物の温度が500°Cり越える場合でも、センザエ
レメン)・5の温度上昇が抑えら札良好な測定精度が得
られる利点がある。もちろん、500″Cを越える場合
でも、部分安定化シルコアからなるダイアフラム]の機
能は損なわれない。
従来のセンサでは、ダイアフラムが金属製であったため
、このような高温下では、その機能が熱応力やクリープ
によって損なわれてしまい、測定できず、使用温度範囲
が制約された。
加えて、部分安定化ジルコニアは曲げこわさが大きいの
で、高圧力の測定が可能である。
こうしたことからこの半導体圧力センサは、高温環境下
での高圧力の測定に適用できる。例えば自動車エンジン
の燃焼圧力の検出など、過酷な測定条件においても良好
に働く。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、例えば伝達
ロッドの断面形状は円形でも多角形でもよく、伝達ロッ
ドやダイアフラムの形状は問わないなど、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の半導体圧力センサによれ
ば、ダイアフラムと伝達ロッドとをジルコニアの一体成
形により構成したから、センサ個々の圧力−出力特性の
ばらつきや、センサの圧力出力特性の変化を軽減できる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体圧力センサの第1実施例を示す
縮断面図、第2図(A)はそのセンサエレメントの正面
図、第2図(B)はセンサエレメントの平面図である。 1・−・ダイアフラム 3・・・伝達ロッド 5・・・センサエレメント 7・・・ハウジング ]5・・・センサチップ 21・・・電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ダイアフラムの受圧面の反対面に、該ダイアフラム
    に作用する荷重を伝達する伝達ロッドを設け、該伝達ロ
    ッドを介して前記作用する荷重を、作用力の大きさに応
    じ出力信号を変化するセンサエレメントに伝達する半導
    体圧力センサにおいて、前記ダイアフラムと前記伝達ロ
    ッドとをジルコニアの一体成形により構成したことを特
    徴とする半導体圧力センサ。
JP15215990A 1990-06-11 1990-06-11 半導体圧力センサ Expired - Lifetime JP2822613B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266441A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Lsi Corp 電子圧力センシングデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010266441A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Lsi Corp 電子圧力センシングデバイス

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