JPH0443251Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0443251Y2
JPH0443251Y2 JP2976587U JP2976587U JPH0443251Y2 JP H0443251 Y2 JPH0443251 Y2 JP H0443251Y2 JP 2976587 U JP2976587 U JP 2976587U JP 2976587 U JP2976587 U JP 2976587U JP H0443251 Y2 JPH0443251 Y2 JP H0443251Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
ball
net
support body
upper edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2976587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63135668U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2976587U priority Critical patent/JPH0443251Y2/ja
Publication of JPS63135668U publication Critical patent/JPS63135668U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0443251Y2 publication Critical patent/JPH0443251Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフ場やゴルフの練習場、その他
学校のグランド等の周部に張設される防球ネツト
の上縁部を支持するための防球ネツト上縁部の支
持装置に関し、詳しくは、一対の支柱の上端部側
にわたつて連結され且つ防球ネツト上縁部の網目
に挿通した索条を巻き付けるための防球ネツトの
上縁部支持装置にのである。
〔従来の技術〕
飛球による危険防止などのために従来から、グ
ランドの周部にネツト支持用の支柱を所定間隔お
きに立設すると共に、互いに合い隣る一対の支柱
に上端部側どうしと上下の中間部どうしとにわた
つてワイヤーを張り渡し、ネツトの網目に挿通し
た索条を前記ワイヤーならびに支柱に巻き付け
て、グランドを囲むように防球ネツトを張設して
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる防球ネツトの上縁部の支持状態について
考察してみるに、前記一対の支柱にわたつて張り
渡したワイヤーそのものの自重による撓みに加え
て、該ワイヤーにネツトの重量と風圧とがかかる
ことにより、当該ワイヤーが大きく下方に撓み、
ネツト張設下において支柱間ごとでネツトの上縁
部が大きく垂れ下がつて、全体を見渡したところ
波打つ状態になり、見た目に体裁が悪いと共に、
強度的に問題がないにもかかわらず一見したとこ
ろ支持強度面で不安感が持たれ、その上、防球ネ
ツト上縁部とその下方の張設ワイヤーとの間のネ
ツト面部分が弛んで一層見栄えが悪くなる欠点が
あつたのである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の欠点を解消すべく創案さ
れたものであつて、構成的に簡単でありながら上
記従来の欠点を一掃し得る、使用面で有用かつ新
規な防球ネツトの上縁部支持装置を提供せんこと
を目的している。
上記の目的を達成するために本考案は、冒頭に
記載した防球ネツトの上縁部支持装置、即ち、一
対の支柱の上端部側にわたつて連結され且つ防球
ネツト上縁部の網目に挿通した索条を巻き付ける
ための防球ネツトの上縁部支持装置において、前
記支柱に対する連結具を鋼管製の支持本体の両端
側に設けると共に、索条巻き付け用の鋼棒製の支
持体をスペーサーを介して前記支持本体の横一側
部に連設し、かつ、当該支持体を前記一対の支柱
に張設される防球ネツトの張設面内或いはこれに
近い面内に位置させた点に特徴がある。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、防球ネツト上縁部の
網目に挿通した索条を相隣る一対の支柱にわたる
支持体に巻き付けることで、該防球ネツトの上縁
部が一対の支柱にわたつて真つ直ぐに張設され
る。
しかも、上記支持体が前記一対の支柱に張設さ
れる防球ネツトの張設面内或いはこれに近い面内
に位置しているので、該防球ネツトが略同一平面
内に綺麗に張設される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第3図は防球ネツトの張設状態
を示し、グランドGの周部に所定間隔を隔てて支
柱1…を立設すると共に、互いに相隣る一対の支
柱1,1夫々の上縁部側にわたつてネツト上縁部
の支持装置2を取り付け、かつ、前記支柱1…の
上下中間部と下端部の夫々にワイヤー連結体3…
を取り付けると共に、同じ高さで対応位置する連
結体3,3の夫々にわたつて横ワイヤー4を張り
渡し、更に、支柱1の夫々において前記支持装置
2の連結具5と上下の前記ワイヤー連結体3…に
わたつて縦ワイヤー6を張り渡すと共に、相隣る
一方の支柱1の前記連結具5と隣る他方の支柱1
の下端連結体3とにわたつてブレースワイヤー7
を張り渡し、そして前記ワイヤー4,6,7の
夫々を、前記相隣る一対の支柱1,1の外周面に
おける同一位相箇所を結ぶ面内或いはこれに近い
面内に位置させると共に、前記支持装置2と前記
ワイヤー4,6の夫々に、例えば合成樹脂製のロ
ープから成る索条aを介して防球ネツト10を取
り付けてある。
尚、各ワイヤー4,6,7の一端側には、夫々
ターンバツクル14が設けられている。
第4図乃至第6図に前記支持装置2の詳細を示
す。かかる支持装置2は、夫々が亜鉛メツキされ
た鋼管製の支持本体8と、これの両端側に溶接さ
れた連結具5,5、及び、スペーサー11を介し
て前記支持本体8の横一側部に溶接された索条巻
き付け用の鋼棒製の支持体9から成る。
より具体的には、前記支持本体8は、第6図乃
至第13図に示すように、長尺の中間支持部材8
aと、第6図乃至第8図に示すように、中間支持
部材8aの両端側に外嵌連結される短尺の端部支
持部材8b,8bから成り、かつ、各端部支持部
材8b,8bの長手中間部には、軸芯を水平方向
に向けた連結用の透孔bが穿設されている。
尚、前記端部支持部材8b,8bの一方の端部
には、透孔eが穿設された連結部材15が設けら
れ、かつ他方の端部には、第4図に示すように、
下方で開口する連結用スリツトfが形成された連
結部材15が設けられている。
前記支持体9は、第6図乃至第13図に示すよ
うに、前記中間支持部材8aよりも短い長さ(具
体的には、中間支持部材8aの長さから前記端部
支持部材8b,8bの嵌合代を差し引いた長さ)
の中間支持体9aと、第6図乃至第8図に示すよ
うに、合計の長さが前記端部支持部材8bに略対
応する長さで且つ前記連結用透孔bの穿設箇所で
分割された端部支持体9b,9bとから成り、そ
して各中間支持体9aと端部支持体9b,9bの
夫々は、前記支持本体8の横一側部で且つ前記防
球ネツト10の張設面内或いはこれに近い面内
(つまり、前記相隣る一対の支柱1,1の外周面
における同一位相箇所を結ぶ面内或いはこれに近
い面内)に位置するように、スペーサー11を介
して前記中間支持部材8aと端部支持部材8b,
8bの夫々に設けられている。
尚、前記連結具5は、第4図及び第5図に示す
ように、両側に連結用フランジ部16を備えた一
対の半円状のバンド17,17と、各バンド17
に付設のボルト18によつて止着されたワイヤー
取付金具19、及び、前記一対のバンド17,1
7を連結するためのボルトナツト20とナツト2
1から成る。
而して、前記グランドGに立設された相隣る支
柱1,1の中心間寸法を測定し、その寸法を勘案
して且つ前記中間支持体9aと端部支持体9b,
9bとを略一直線にする状態で、前記中間支持部
材8aに端部支持部材8b,8bを嵌合すると共
に、第8図に示すように、該端部支持部材8b,
8bに穿設の透孔bに合致する透孔dを前記中間
支持部材8aの両側に穿設し、かつ、これらの透
孔b,dの夫々にボルト12を挿通しナツト13
を螺合して支持本体8を構成するのである。
そして、前記一方の端部材支持部8bに連設し
た連結部材15の透孔eに一方のボルト20を挿
通させる状態で、前記支柱1…夫々の上端部側に
連結具5…を取り付けると共に、前記他方の端部
支持部材8bに連設した連結部材15のスリツト
fを前記連結具5の他方のボルト20に上方から
嵌合連結させて、前記相隣る一対の支柱1,1に
わたつて前記支持装置2を取り付けるのである。
然る後、前記支柱1…の夫々にワイヤー連結体
3…を取り付け、かつ、この連結体3…と前記連
結具5とにわたつてワイヤー4,6,7を張り渡
し、そして、防球ネツト10の網目に索条aを挿
通して、この索条aを前記略同一面内にある前記
ワイヤー4,6と前記支持装置2の支持体9の
夫々に巻き付けることによつて、相隣る一対の支
柱1,1にわたつて防球ネツト10を張設するの
である。
尚、前記スペーサー11を介して支持本体8に
支持体9を連設するのに、その支持体9の連設箇
所としては、相隣る一対の支柱に張設される防球
ネツト10の張設面内或いはこれに近い面内で、
且つ、前記支持本体8の上下寸法間の横一側部で
あれば何処であつても良く、このように連設箇所
を特定することで、防球ネツト10を全面にわた
つて略同一面内に位置させて張設することができ
るのである。
また実施例では、支持本体8ならびに支持体9
の夫々を分割する構成をとつて、支持装置2の長
さを前記支柱1の立ち具合に合わせられるように
しているが、分割構成をとらずに支持本体8なら
びに支持体9の夫々を1本物の構造にして実施す
るも良きものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による防球ネツトの
上縁部支持装置は、鋼管製の支持本体と、これの
横一側部にスペーサーを介して連設された鋼棒製
の索条巻き付け用支持体とから成り、かつ、当該
支持体を前記一対の支柱に張設される防球ネツト
の張設面内或いはこれに近い面内に位置させた点
に特徴があり、而して、防球ネツト上縁部が剛性
の高い構成の支持装置で支持されることで、当該
防球ネツトの上縁部を相隣る一対の支柱にわたつ
て見栄え良く真つ直ぐに張設できる上、ネツト上
縁部が真つ直ぐに張設されることで該支持装置の
下方におけるネツト部分の弛みが生じなくなり、
延いては、防球ネツトの全面を略同一面内に位置
させることができて仕上がりが極めて綺麗とな
り、全体として、構成的に簡単でありながら従来
欠点の悉くを一掃し得る、使用面で有用かつ新規
な防球ネツトの上縁部支持装置を提供できるに至
つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は防球ネツトの張設状態を示
し、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
平面図である。第4図は主として支持装置を示す
正面図、第5図は支持装置の平面図である。そし
て第6図は支持装置の一端側の縦断平面図であ
り、第7図は要部を破断した支持装置一端側の分
解平面図、第8図はその側面図である。第9図乃
至第13図は中間支持部材ならびに中間支持体の
詳細を示し、第9図は平面図、第10図は正面
図、第11図は背面図、第12図は縦断平面図、
第13図は端面図である。 a……索条、1……支柱、5……連結具、8…
…支持本体、8a……中間支持部材、8b……端
部支持部材、9……支持体、9a……中間支持
体、9b……端部支持体、10……防球ネツト、
11……スペーサー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の支柱の上端部側にわたつて連結され且
    つ防球ネツト上縁部の網目に挿通した索条を巻
    き付けるための防球ネツトの上縁部支持装置に
    おいて、前記支柱に対する連結具を鋼管製の支
    持本体の両端側に設けると共に、索条巻き付け
    用の鋼棒製の支持体をスペーサーを介して前記
    支持本体の横一側部に連設し、かつ、当該支持
    体を前記一対の支柱に張設される防球ネツトの
    張設面内或いはこれに近い面内に位置させてあ
    ることを特徴とする防球ネツトの上縁部支持装
    置。 (2) 前記支持本体が、長尺の中間支持部材と、こ
    れの両側に外嵌連結される短尺の端部支持部材
    とから成り、かつ、前記連結具を前記端部支持
    部材の夫々に連設すると共に、前記支持体を前
    記端部支持部材の長さに対応する位置で分割し
    てある実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載し
    た防球ネツトの上縁部支持装置。
JP2976587U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0443251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2976587U JPH0443251Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2976587U JPH0443251Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135668U JPS63135668U (ja) 1988-09-06
JPH0443251Y2 true JPH0443251Y2 (ja) 1992-10-13

Family

ID=30833949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2976587U Expired JPH0443251Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0443251Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5136922B1 (ja) * 2011-08-30 2013-02-06 東田商工株式会社 防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシートの製造方法
JP2013113134A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Ipi:Kk 再生可能エネルギー発電機の設置構造および防球ネットフェンス並びに再生可能エネルギー発電機設置用の架台部材
JP6231798B2 (ja) * 2013-07-18 2017-11-15 積水樹脂株式会社
JP7327000B2 (ja) * 2019-08-29 2023-08-16 株式会社大林組 飛散防止装置及び飛散防止方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135668U (ja) 1988-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4078772A (en) Stockade fence fixture therefor
JPH0443251Y2 (ja)
CN202104088U (zh) 一种树木支撑装置
JPS5853500Y2 (ja) 配管用管枕の結合構造
JPS62383Y2 (ja)
JPH0715409Y2 (ja) 組立式のペット囲い柵
JPH1014414A (ja) 移植樹木の安定装置
JP3542076B2 (ja) フェンス
KR101044516B1 (ko) 수목 지지용 밴드 결속체
JPS5853403Y2 (ja) 金網柵
JPH02219527A (ja) 樹木の支持旋工方法
JP2514024Y2 (ja) フェンス
CN215485221U (zh) 一种农业围栏铁丝网安装柱
JPH0323491Y2 (ja)
JPS6030372Y2 (ja) 金網柵
JP3430312B2 (ja) 防風,防砂,防雪等用柵
JPH0623309Y2 (ja) 防球ネットの吊り下げ金具
JPS6023397Y2 (ja) フエンス
JP5122870B2 (ja) フェンス及びフェンス用接続部材
JP2609999B2 (ja) 樹木の根鉢保持装置
JPS5922192Y2 (ja) 金網柵
JPS6243093Y2 (ja)
JPH0341731Y2 (ja)
JPH0372789B2 (ja)
JP2695616B2 (ja) 樹木支持装置の台座部材