JPH04424Y2 - - Google Patents

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JPH04424Y2
JPH04424Y2 JP10611487U JP10611487U JPH04424Y2 JP H04424 Y2 JPH04424 Y2 JP H04424Y2 JP 10611487 U JP10611487 U JP 10611487U JP 10611487 U JP10611487 U JP 10611487U JP H04424 Y2 JPH04424 Y2 JP H04424Y2
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JP10611487U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は測定対象物を正確かつ容易に読みとる
ことのできるデジタイザのカーソルに関するもの
である。さらに詳しくは、手動式デジタイザの座
標位置検出にカーソルを用いる場合において、カ
ーソルのクロスラインを測定対象物の目標点に正
確かつ容易に一致させることのできるデジタイザ
のカーソルに関するものである。
「従来の技術」 この種カーソルによる座標位置検出には種々の
方式があるが、例えば、電磁誘導方式の場合、カ
ーソル本体の先端部に直径30mm程度の透明な窓を
形成し、この窓に黒い線でクロスラインを刻印
し、また、窓の周囲には交流電源より励磁された
コイルを巻回し、前記クロスラインの交点を測定
対象物のポイントに一致させて座標位置を検出し
ていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかるに、クロスラインは黒い線で刻印されて
いるため、測定対象物が白色または明るい色で書
かれているときは、前記クロスラインをそのポイ
ントに一致させることは容易であるが、測定対象
物が黒色または暗い色で書かれているときには、
ポイントに一致させることが困難で、正確な位置
検出ができないという問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、蛍光塗料を含むプラスチツクパ
ネルに、蛍光を放射する溝によつてポインタのク
ロスラインを形成してなるものである。
「作用」 ポインタを構成するプラスチツクパネルはまわ
りからの直射光、分散光を吸収し、プラスチツク
の中でこれらの光は蛍光として放射され、内部で
全反射しながら蛍光はプラスチツクのエツジへと
伝わる。クロスラインも溝によつて構成されてい
るので、この溝部分からもエツジと同様に蛍光が
放射され、明瞭な線状に発光する。この発光した
クロスラインとすることによつて測定対象物が白
色系で黒色系でもまた中間色系でも正確かつ容易
に位置検出できる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
1はデジタイザ用のカーソル本体で、このカー
ソル本体1には電磁誘導方式の場合交流電源を内
蔵し、また、先端の窓枠2の内部には前記交流電
源により励磁されたコイル3が埋設されている。
前記窓枠2には直径30mm、高さ10mm程度のポイン
タ4が着脱自在に設けられている。このポインタ
4の材料は透明プラスチツクに蛍光染料5を含ん
だもの(例えばBayer社のLISA−plastic)で、
下端に鍔部6を有する円柱状をなし、下面には、
幅0.1〜0.2mm、深さ0.1mm程度のV字状の溝が中心
を通つて直交して刻設され、いわゆるクロスライ
ン7を構成している。このポイント4を前記窓枠
2に着脱自在に嵌め込むことによつて第3図に示
すように測定対象物8との間に約1mmの隙間が生
じるように浮いた状態となる。このクロスライン
7を有する下面を保護するため第5図に示すよう
に透明な保護シート9を貼つてもよい。
以上のような構成においてカーソル本体1の窓
枠2のポインタ4で測定対象物8を検出する。こ
のとき、ポインタ4は、入射したまわりからの直
射光や分散光を吸収し、プラスチツクの中の蛍光
塗料5で蛍光として放射される。蛍光は内部で全
反射してエツジへ伝わる。このとき、V字状溝か
らなるクロスライン7の部分もエツジとなるか
ら、そこから蛍光を放射してしたがつてクロスラ
イン7の部分だけが他の面と明瞭に区別されるよ
うに発光する。そのため、測定対象物8が白色
系、黒色系、中間色系のいずれの場合も問題なく
ポイントの検知ができる。
前記ポインタ4は窓枠2に着脱自在としたの
で、例えば黒色のクロスラインや白色のクロスラ
インを有するポインタと交換して嵌込んで使用で
きるようにしてもよい。
なお、クロスライン7を含むエツジを輝やかす
ための光の強さはポインタ4の面積に比例するの
でできるだけ大きく面積とすることが望ましい。
また、蛍光塗料による光の吸収、放射を最大限に
して、吸収光と発散光とが重複するのを最小限に
することによつて高い蛍光の光強度を得ることが
できる。
「考案の効果」 本考案は上述のように、カーソルのポインタの
クロスラインが蛍光を放射して発光するように構
成したので、測定対象物が白色系、黒色系、中間
色系のいずれであつても正確にしかも容易に位置
検知できる。したがつて、操作性にすぐれ作業者
の疲労をなくすることができる。また、ポインタ
を着脱自在とすることによつて複数のポインタを
1個のカーソルで使用目的に応じて使い分けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるカーソルの一実施例を示すも
ので、第1図は分解斜視図、第2図はポインタの
底面からみた斜視図、第3図は断面図、第4図は
蛍光の放射の説明図、第5図は他の実施例の断面
図である。 1……カーソル本体、2……窓枠、3……コイ
ル、4……ポインタ、5……蛍光塗料、6……鍔
部、7……クロスライン、8……測定対象物、9
……保護シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蛍光塗料を含むプラスチツクパネルに、蛍光
    を放射する溝によつてポインタのクロスライン
    を形成してなることを特徴とするカーソル。 (2) ポインタはカーソル本体に着脱自在に設けた
    ものからなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のカーソル。
JP10611487U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH04424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10611487U JPH04424Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10611487U JPH04424Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6410836U JPS6410836U (ja) 1989-01-20
JPH04424Y2 true JPH04424Y2 (ja) 1992-01-08

Family

ID=31339335

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JP10611487U Expired JPH04424Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JPS6410836U (ja) 1989-01-20

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