JPH0442417Y2 - - Google Patents

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JPH0442417Y2
JPH0442417Y2 JP1985002045U JP204585U JPH0442417Y2 JP H0442417 Y2 JPH0442417 Y2 JP H0442417Y2 JP 1985002045 U JP1985002045 U JP 1985002045U JP 204585 U JP204585 U JP 204585U JP H0442417 Y2 JPH0442417 Y2 JP H0442417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はユニツトルームの側壁の一部として組
込まれ入浴用備品類を収納する収納パネルに関す
るものである。
(従来の技術) 従来、此種の収納パネルとして実開昭59−
98027号で知られているように、全高に亘つて多
段状に収納凹部を一体成形したものが知られてい
る。
しかし、この先行技術は収納凹部が多段状であ
ることから、1コの収納凹部が小形化し、シヤン
プー等の小物類は収納できるものの、湯掻棒等の
長尺体は収納できず、不便である。
(考案が解決しようとする課題) ところで、湯掻棒等の長尺体から小物類まで収
納する為に、収納凹部を大形化することが提案さ
れるが、収納凹部の容積が拡張されると、収納量
が増大して全体的に撓み変形して局部的に応力が
集中し、クラツクが生じる虞れがあり、防護策が
必要となる。
又、収納凹部を単に長尺化させただけでは上下
方向に延長した分、内部容積が拡張されるが、建
築躯体壁とのバツク空間との関係で奥行方向を広
く採れず、嵩ばる物品を収容したり、1ケ所に小
物類を集合できず、使用勝手上問題が残る。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、収納量が増大する大形
な収納凹部を有していながら、耐久性に優れ、且
つ収納凹部の奥行寸法を大きく採ることができる
ユニツトルーム用収納パネルを供することであ
る。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は周
縁に形成され、隣設する室壁との連結壁部から室
内側へ突出する突出壁部と、その突出壁部先端か
ら折返され、高さ方向ほぼ全高に亘つて室壁と建
築躯体との間のバツク空間内へ凹設形成された収
納凹部と、前記突出壁部と収納凹部始端の折返し
壁部で構成されている環状の補強突条部と、上記
収納凹部の略中央部の対向する補強突条部間に亘
り連設した継ぎ部と、同収納凹部内面に形成さ
れ、収納棚を出入自在に支持する支持手段とを
各々合成樹脂で一体成形していることを要旨とす
る。
(作用) 上記技術的手段によれば、収納凹部が室壁との
連結壁部から室内側へ突出する突出壁部とその突
出壁部先端から折返された収納凹部のその始端の
折返し壁部とからなる環状の補強突状部と、収納
凹部の略中央部の対向する補強突条部間に亘り連
設された継ぎ部とで補強される。
その為、撓み変形力は、継ぎ部を境にして上半
部の収納凹部と下半部の収納凹部に分散され、そ
の分散された撓み変形力が、上半部、下半部夫々
の収納凹部回りに形成された前記補強突条部で受
圧される。
また、収納凹部は隣設する室壁との連結壁部か
ら室内側へ突出する突出壁部先端で折返されてい
る為、その突出壁部の突出量分、奥行寸法が大き
くなる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
高さ方向ほぼ全高にに亘る長尺な収納凹部であ
りながら、収納凹部回りに一体成形された環状の
補強突条部と、収納凹部の略中央間の対向する補
強突部間と亘り一体成形した継ぎ部とで補強して
いるから、撓み変形が生ぜず、収納量が増大して
も応力集中によるクラツク、切損等の耐久性の劣
化を招く損傷が生じることがない。しかもその補
強突条部の先端を始端として室壁と建築躯体側と
の間のバツク空間内まで収納凹部を凹設している
から、その突条部の突出量分奥行寸法が大きく採
れ、収納空間を奥行方向にも拡開し、高さ方向の
みならず幅方向が嵩ばるものでも収納でき、使用
勝手が向上する。
また、上記環状の補強突条部と継ぎ部との補強
効果によつて、収納パネル本体の厚みを薄くする
ことができ、収納パネルの軽量化を図ることがで
きる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
収納パネル本体Aは防水パン1周縁の壁載せ面
1′と天井壁2との間に壁体として組込んで使用
されるもので、スチロールアクリル、ABS等の
合成樹脂にて長尺板状に一体成形する。
また、収納パネル本体Aは周縁を隣設する壁パ
ネル3、天井壁2とからなる室壁との連結壁部a7
とし、前面部分に形成される収納凹部a1と、その
収納凹部a1を上下に2分割化する継ぎ部a2と、収
納凹部a1内に形成される収納棚a3の支持手段a4
と、収納凹部a1回りに成形された環状の補強突条
部a8とで構成する。
補強突条部a8は連結壁部a7に近接する部位か
ら、室内側で且つ延長させた場合に一点に集中す
るように傾斜状とする突出壁部a8′を突出形成し、
その突出壁部a8′先端から収納凹部a1を折返して、
その突出壁部a8′と、収納凹部a1の折返し壁部
a1′とで形成されている。
収納凹部a1は、前記突出壁部a8′先端から折返
されて壁パネル3で組立形成される室壁と建築躯
体との間のバツク空間100内へ凹設形成してな
り、略中央部分に継ぎ部a2を一体成形して上下に
2分割化している。
継ぎ部a2は収納パネル本体Aが長尺体であるが
故に発生し易い撓み変形や収納凹部a1の拡開変形
を前記環状の補強突条部a8と共に阻止する補強リ
ブ的役目を果すもので、収納凹部a1の略中央部分
を遮ぎるように収納凹部a1の略中央部の対向する
補強突条部a8間に亘つて連設してある。
ちなみに、この継ぎ部a2で収納凹部a1を2分割
化したものの、収納パネル本体A自体が、2m程
度の高さであるから、2分割された上位収納凹部
a5、下位収納凹部a6は夫々1m程度の高さとなる。
支持手段a4は上位、下位収納凹部a5,a6夫々の
内面に相対向して多段状に形成した嵌入溝であ
り、この嵌入溝内に収納棚a3を立入れ自在に嵌合
せしめる。
嵌入溝は例えば100mmピツチごとに凹設形成し
て、出入れ自在に支持される収納棚a3が隣接する
壁パネル3のタイル目地3′と合致して内装的美
感を向上させるようにするのが好ましいが、一定
ピツチではなく部分的にピツチ幅をかえても或い
は150,200ピツチでも良い。
尚、支持手段a4は嵌入溝ではなく、支持突部で
あつても良いこと勿論である。ちなみに、防水パ
ン1が洗い場付浴槽であつて、その浴槽部側の壁
載せ面1′と、天井壁2との間に配される収納パ
ネルをも本考案は対象とすることは言うまでもな
い。
収納棚a3は網組体、板状体等である。
第5図は隣接する壁パネル3との接続関係を示
すものである。
この壁パネル3は基台4表面に一面にタイル
5′等の敷設部材5を接着固定すると共に、基台
4両側端全長に渉つて背面方向にスリツト6を開
口した型状の裏打枠7を取付固定して形成して
なるもので、この壁パネル3及び本考案収納パネ
ルを、相互に隣接させて壁載せ面1′夫々に載せ、
連結壁部a7部分を裏打枠7に小ネジ8ナツト8′
にて止着すると共に隣接する壁パネル3,3相互
のフラツトに存在する裏打枠7同志、及び直角に
存在する裏打枠7同士を夫々図示する挟持片9を
介して連結して側周壁を囲繞形成し、上部開口を
天井パネルにて被蓋してユニツトルームの側周壁
の一部として本考案収納パネルを組込む。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案収納パネルの実施例を示し、第1
図は正面図、第2図は2−2断面図、第3図は3
−3断面図、第4図は使用状態を示す正面図、第
5図は5−5拡大断面図である。 尚図中、A……収納パネル本体、a1′……折返
し壁部、a1……収納凹部、100……バツク空
間、a2……継ぎ部、a4……支持手段、a8′……突
出壁部、1……防水パン、1′……壁載せ面、2
……天井壁、a7……連結背肉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防水パン周縁の壁載せ面と天井壁との間に配設
    されたユニツトルーム用収納パネルにおいて、周
    縁に形成され、隣設する室壁との連結壁部から室
    内側へ突出する突出壁部と、その突出壁部先端か
    ら折返され、高さ方向ほぼ全高に亘つて室壁と建
    築躯体との間のバツク空間内へ凹設形成された収
    納凹部と、前記突出壁部と収納凹部始端の折返し
    壁部で構成されている環状の補強突条部と、上記
    収納凹部の略中央部の対向する補強突条部間に亘
    り連設した継ぎ部と、同収納凹部内面に形成さ
    れ、収納棚を出入自在に支持する支持手段とを
    各々合成樹脂で一体成形していることを特徴とす
    るユニツトルーム用収納パネル。
JP1985002045U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0442417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985002045U JPH0442417Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JP1985002045U JPH0442417Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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Publication Number Publication Date
JPS61117814U JPS61117814U (ja) 1986-07-25
JPH0442417Y2 true JPH0442417Y2 (ja) 1992-10-07

Family

ID=30475352

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541440B2 (ja) * 1974-02-27 1980-10-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541440U (ja) * 1978-09-11 1980-03-17
JPS5998027U (ja) * 1982-12-23 1984-07-03 東陶機器株式会社 ユニットバスルーム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541440B2 (ja) * 1974-02-27 1980-10-24

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JPS61117814U (ja) 1986-07-25

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