JPH0441760B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441760B2
JPH0441760B2 JP62188902A JP18890287A JPH0441760B2 JP H0441760 B2 JPH0441760 B2 JP H0441760B2 JP 62188902 A JP62188902 A JP 62188902A JP 18890287 A JP18890287 A JP 18890287A JP H0441760 B2 JPH0441760 B2 JP H0441760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
cutter head
bulkhead
shield
ground improvement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62188902A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6433396A (en
Inventor
Hidetsugu Yamazaki
Seiji Tadano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP18890287A priority Critical patent/JPS6433396A/ja
Publication of JPS6433396A publication Critical patent/JPS6433396A/ja
Publication of JPH0441760B2 publication Critical patent/JPH0441760B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トンネルの掘進途上において、地上
の既建設物、河川底部、地中既埋設構築物、埋設
管等の保護または地盤補強が必要となつた場合、
シールド機内から改良材注入による地盤改良施工
を行なう装置に関する。
[従来の技術] 従来は、第12図に示すように、セグメント2
から反力をとつて掘進中のシールド機1の機内か
ら、地上建設物3、地表4、河川底部5、地中埋
設管6、埋設構築物7等の保護または地盤8の補
強のため、削孔機9により、改良材注入用ドリル
ロツドを複数方向10,11,12に順次に打ち
込み、第13図a〜fに示す改良対象範囲13の
いずれかの地盤改良施工を行なう際、第14図、
第15図に示すようにシールド本体15やこれに
固定された隔壁16にあらかじめ設けられている
複数本のドリルロツド案内管17−1,17−
2,17−3に注入用ドリルロツド14を通し、
削孔および改良材注入を行なつていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術では、第14図に示すシールドジ
ヤツキ18、リングガータ19、セグメント組立
用エレクタ20、さらに第15図に示す排土装置
21等のシールド機内に設置されている各種機器
あるいは計器類が障害物となつて削孔機9の設置
箇所に制限を受け、このため、第13図a〜fに
示す改良対象範囲の中から選定された範囲の地盤
改良が想定通りできなくなり、機内の機器や計器
類を取外さなければならない場合がある。また、
削孔、注入に使用するドリルロツド案内管が17
−1,17−2,17−3と変わるたびに、削孔
機9の設置箇所も移動しなければならない。した
がつて、改良材注入1箇所当りの段取り作業に多
大な時間が必要となる。しかも、改良材注入方向
がドリルロツド案内管17−1,17−2,17
−3の取付けられた向きにより決まつてしまい、
シールド本体や隔壁の構造および強度上の制約か
らドリルロツド案内管の本数を余り多くすること
はできないので、施工現場において改良材注入方
向の自在な選択ができないという問題点があつ
た。
本発明に目的は、機内の機器類が障害物となつ
たり、ドリルロツド案内管の本数により制限され
ることなく、より広範囲に改良材注入方向を選定
することができ、かつ改良材注入方向を連続的に
変えて短時間に能率良く施工ができるシールド機
内からの地盤改良装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、シールド
本体の前部に位置して地盤改良施工時にカツタヘ
ツドと共に回転し得る隔壁に注入用ドリルロツド
を貫通させるドリルロツド案内孔を設け、かつ該
隔壁上の機内側に注入用ドリルロツドを地山に送
り込む削孔機の支持手段を設け、該隔壁の回転に
より、切羽前方のシールド中心のまわりに360°の
範囲にわたつて改良材注入方向の選定ができるよ
うにした。
[作用] 地盤改良施工時に、注入用ドリルロツドは隔壁
上に支持された削孔機から隔壁のドリルロツド案
内孔を貫通し、さらにカツタヘツドのスポークの
間(スポークの間に面板を有するものではスポー
クと面板により形成されるスリツト)を通して前
方地山に送り込まれる。隔壁をカツタヘツドと共
に回転させると、それに伴つて隔壁上の削孔機お
よびドリルロツド案内孔がシールド中心のまわり
を回転移動するので、切羽前方のシールド中心の
まわりに360°の範囲にわたつて改良材注入方向を
選定することが可能となり、かつ改良材注入方向
を連続的に変えられる。また、隔壁を停止させた
状態で、隔壁上の削孔機の設置位置を水平あるい
は垂直方向に移動させることによつても、削孔機
から隔壁のドリルロツド案内孔を通つて地山に送
り込まれる注入用ドリルロツドの方向変換ができ
る。したがつて、隔壁の回転と削孔機設置位置の
移動を組合せることにより、改良対象範囲に合わ
せて改良材注入方向をさらに広範囲に選定するこ
とが可能となる。
地盤改良施工時には、隔壁がカツタヘツドと共
に回転するので、隔壁の回転により注入用ドリル
ロツドがカツタヘツドのスポークや面板に当るこ
とはなく、カツタヘツドを単独に回転させてスポ
ークや面板の位置調整をする必要がない。
[実施例] 以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第6図
により説明する。
第1図および第2図に示すように、シールド本
体15にはベアリング22のステータ側が取付け
られ、隔壁23にはベアリング22のロータ側が
取付けられている。本例では、隔壁23がカツタ
ヘツド24と共にベアリング22により支持さ
れ、常にカツタヘツド24と一体となつて回転す
る。
第3図は面板のないカツタヘツドの正面図で、
切羽面に位置するスポーク25にビツト26が設
けられている。第4図は面板を有するカツタヘツ
ドの正面図で、面板27はビツト26が設けられ
たスポーク25の間にあつて切羽面に位置し、掘
削土砂が流れ込むスリツト28をスポーク25と
の間に形成している。
カツタヘツド24とシールド本体15および隔
壁23との間には掘削土砂を取り込むチヤンバ2
9が形成され、シールド本体15と隔壁23との
間にはシール30があつて、チヤンバ29から機
内への土砂、泥水の浸入を防止する。隔壁23と
カツタヘツド24は、シールド本体15に配設さ
れたカツタ駆動装置31により歯車32を介して
回転駆動される。
削孔機9は、隔壁23から機内に突出した削孔
機支持台33上に削孔機取付具34を介して取付
けられる。削孔機9は、注入用ドリルロツド14
をチヤツク35で把持し、油圧モータと油圧ジヤ
ツキによりドリルロツド14を回転させながら地
山に送り込み削孔する。注入用ドリルロツド14
は、例えば先端部にビツトを有する二重管からな
つていて、1m単位で目標地点にとどくまで順次
継ぎ足してゆき、削孔後はこれを改良材の注入管
として使用する。削孔機取付具34は、支軸36
とターンテーブル37によつて削孔機9を上下、
左右に揺動自在に支持し、後述する削孔機9の水
平および垂直方向の移動によつて注入用ドリルロ
ツド14の方向を自在に変換するために用いられ
る。隔壁23には、注入用ドリルロツド14を機
内側から切羽側へ貫通させるドリルロツド案内孔
38が設けられている。ドリルロツド14がカツ
タヘツド24のスポーク25の間あるいはスリツ
ト28を通過できるように、ドリルロツド案内孔
38は隔壁23の偏心位置に設けられる。
注入用ドリルロツド14を案内するため、ドリ
ルロツド案内孔38の機内側には自在受具39が
設けられている。この自在受具39は、第5図に
示すように、シール押え40−1、ボルト40−
2、ナツト40−3により緊締されるメタルシー
ル40−4,40−5を内蔵し、フランジ40−
6で隔壁23側に取付けられる外筒40と、外筒
40の内側に外球面で嵌合し、ドリルロツド貫通
孔41−1を通過する注入用ドリルロツド14の
方向に追従して自在に傾転する内筒41とからな
つており、メタルシール40−4,40−5によ
つて外筒40と内筒41の間から機内側への土
砂、泥水の漏れを防止している。なお、平素に掘
進時には内筒41のフランジ41−2に盲蓋を取
付けるなどの方法でドリルロツド貫通孔41−1
を封鎖する。
本実施例の地盤改良装置は以上述べたような構
成を有しており、地盤改良施工が必要となつた時
に削孔機取付具34、削孔機9を削孔機支持台3
3上に設置して使用する。その際、改良材注入方
向の選定は、隔壁23とカツタヘツド24の回転
による削孔機9、削孔機支持台33、削孔機取付
具34、ドリルロツド案内孔38、自在受具39
を含む装置全体の回転、削孔機支持台33上での
削孔機9の水平移動あるいは垂直移動およびそれ
に伴う削孔機9の上下揺動あるいは左右揺動の任
意の組合わせによつて行なうことができる。
まず、削孔機9の水平、垂直移動による方向変
換を第1図および第6図によつて説明する。削孔
機支持台33上での削孔機9の設置位置を第6図
の2点鎖線で示すように左右方向に移動させ、削
孔機取付具34のターンテーブル37によつて削
孔機9を左右に揺動させると、ドリルロツド案内
孔38を通過する注入用ドリルロツド14の方向
が第1図の紙面と直角の方向に変化し、また第1
図および第6図の2点鎖線で示すように取付高さ
の異なる削孔機取付具34′を用いて支持台33
上での削孔機9の設置位置を垂直方向に移動さ
せ、削孔機取付具34の支軸36により削孔機9
を上下に揺動させると、ドリルロツド案内孔38
を通過する注入用ドリルロツド14の方向が第1
図14′のように紙面に沿つて上下に変化し、水
平線に対する傾き角がθから−θへと変化する。
この水平・垂直方向の削孔機の移動は油圧ジヤツ
キ等の駆動装置を用いて連続的に行なうことも可
能である。
一方、削孔機支持台33上に削孔機9を固定し
たまま、隔壁23をカツタヘツド24と共に回転
させることにより、注入用ドリルロツド14の方
向はシールド中心Οのまわりに360°の範囲にわた
つて連続的に変化する。したがつて、上記各部の
動きを組合わせることにより、改良対象範囲に合
せて改良材注入方向を自在に選定することができ
る。
このようにして改良材注入方向を選定した後、
削孔機9を駆動し、第3図に示すカツタヘツド2
4のスポーク25の間あるいは第4図に示すカツ
タヘツド24のスポーク25と面板27との間に
形成されたスリツト28を通して注入用ドリルロ
ツド14を前方地山に送り込み、削孔・注入を行
なう。
上述した第1の実施例では、隔壁23が常にカ
ツタヘツド24と一体となつて回転するものとし
て説明したが、平素の掘進時には隔壁23をカツ
タヘツド24と共に回転させる必要はなく、チヤ
ンバ29の中央部で掘削土砂が停滞することを防
ぐために、隔壁23とカツタヘツド24とを相対
運動させる方が望ましい。以下述べる第2・第
3・第4の各実施例はこの点を配慮したものであ
る。
第7図および第8図に示す本発明の第2の実施
例では、削孔機9を支持する隔壁23が隔壁ホル
ダ43とベアリング44を介して回転可能なよう
にシールド本体15に取付けられている。ベアリ
ング44は、ステータ側が隔壁ホルダ43に、ロ
ータ側が隔壁23にそれぞれ取付けられており、
ロータ側はピン45によつて隔壁ホルダ43に連
結されたり、解放されたりする。一方、カツタヘ
ツド24には機内側に突出した中心軸46が設け
られ、この中心軸46は隔壁23の中央部を貫通
し、隔壁23の軸支持部47、シール48、シー
ル押え49によつて回転可能なように支持されて
いる。50は該中心軸46の機内側端部に固定具
51により装着された回転伝達具であり、ピン5
2によつて隔壁23に連結されたり、解放された
りする。53は隔壁23とカツタヘツド24との
間を密封するシールである。それ以外の構成は第
1図と同じであり、同等部分に同一符号を付して
示すのみで、説明を省略する。
平素の掘進時には、隔壁23をピン45により
隔壁ホルダ43に連結し、カツタヘツド中心軸4
6上の回転伝達具50と隔壁23とは、ピン52
を抜いて切り離しておく。こうすれば、カツタヘ
ツド24の回転による掘進中は、隔壁23が停止
した状態にあつてカツタヘツド24との間に相対
運動が生じるため、両者の間に形成されるチヤン
バ29の中央部に掘削土砂の停滞が発生しない。
地盤改良施工時には、逆に隔壁23をピン52に
より回転伝達具50に連結し、ピン45を抜いて
隔壁ホルダ43から切り離すことにより、隔壁2
3をカツタヘツド24と共に回転させて、前述し
たように改良材注入方向を連続的に変化させるこ
とができる。
第9図および第10図に示す本発明の第3の実
施例は、削孔機9を支持する隔壁23の切羽側に
独立駆動の切削攪拌装置56を設けた例である。
切削攪拌装置56は、切削攪拌翼57、軸5
8、ベアリング59,60、歯車61からなつて
いて、軸58の中間部分は隔壁23の軸支持部6
2、シール63、シール押え64によつて支持さ
れ、切羽側端部はカツタヘツドセンタ65にシー
ル66、シール押え67を介して支持されてお
り、切削攪拌翼57は隔壁23上に配設された攪
拌翼駆動装置68により歯車61を介して回転駆
動される。
隔壁23は、隔壁ホルダ43とベアリング44
を介してシールド本体15に回転可能なように取
付けられており、隔壁23に固定された歯車55
は隔壁ホルダ43に独立して配設された隔壁駆動
装置54の回転力を隔壁23に伝達する。
本実施例では、平素の掘進時に隔壁駆動装置5
4は始動しないで隔壁23を停止状態としてお
き、カツタヘツド24はカツタ駆動装置31によ
り、また切削攪拌翼57は攪拌翼駆動装置68に
より別駆動する。そして、地盤改良施工時には、
切削攪拌装置56を停止状態とし、隔壁駆動装置
54を始動して隔壁23をカツタヘツド24の回
転に合つた速度で回転させる。それ以外の構成は
第1図と同一であり、同等部分には同一符号を付
して示す。
本実施例によれば、平素の掘進時には隔壁23
が停止状態にあつて切削攪拌翼57との間に相対
運動が生じているため、チヤンバ29内の切削攪
拌翼57後面と隔壁23前面との間で土砂が停滞
することを防止でき、かつ独立駆動の切削攪拌装
置56により、カツタヘツドの周速が低いチヤン
バ中央部での掘削土砂と粘性付与材との攪拌を促
進することができる。
第11図に示す本発明の第4の実施例も削孔機
9を支持する隔壁23の切羽側に独立駆動の切削
攪拌装置56を設けたものであるが、隔壁ホルダ
43をカツタヘツド24に取付け、この隔壁ホル
ダ43とベアリング44により隔壁23を回転可
能に支持している点が第3の実施例と異なる。
本実施例では、平素の掘進時に隔壁ホルダ43
上に配設された隔壁駆動装置54と隔壁23に固
定された歯車55によつて隔壁23を回転させ
る。この時、カツタヘツド24および切削攪拌翼
57もそれぞれの駆動装置31,68によつて回
転駆動する。そして、地盤改良施工時には、隔壁
駆動装置54を停止状態とし、カツタ駆動装置3
1により隔壁23をカツタヘツド24と共に回転
させる。この時、切削攪拌装置56は停止状態に
ある。
本実施例によれば、平素の掘進時に隔壁23の
回転速度および回転方向の選択によつて切削攪拌
翼57との間に相対運動を生じさせることができ
るので、第3の実施例と同様に切削攪拌翼57後
面と隔壁23前面との間における掘削土砂の停滞
を防止できる。
[発明の効果] 本発明によれば、下記の効果が得られる。
(1) 隔壁の回転により切羽前方のシールド中心の
まわりに360°の範囲にわたつて改良材注入方向
の選定ができるため、第13図a〜fに示す
種々の改良対象範囲に合つた地盤改良施工が可
能となる。
(2) 隔壁の回転により改良材注入方向を連続的に
変えられるので、間断なく施工ができ、工期を
短縮できる。
(3) 削孔機を隔壁上に設置できるため、従来、機
内の機器類の取りはずし、削孔機移設などに要
していた改良材注入の段取り時間を大幅に短縮
できる。
(4) 従来のようにドリルロツド案内管を多数設け
る必要がないので、シールド本体および隔壁の
構造の簡素化および強度の安定化がはかれる。
(5) 隔壁をカツタヘツドと共に回転させるため、
カツタヘツドのスポークや面板が削孔・注入の
障害物にならず、カツタヘツドを単独回転して
位置調整をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図のA−A線より矢印方向に見
た側面図、第3図および第4図はカツタヘツドの
正面図、第5図は第1図中の注入用ドリルロツド
を案内する自在受具の断面図、第6図は支持台上
の削孔機の位置変換の説明図、第7図は本発明の
第2の実施例を示す縦断面図、第8図は第7図の
B−B線より矢印方向に見た側面図、第9図は本
発明の第3の実施例を示す縦断面図、第10図は
第9図のC−C線より矢印方向に見た側面図、第
11図は本発明の第4の実施例を示す縦断面図、
第12図は従来のシールド機内からの地盤改良施
工例の説明図、第13図は改良対象範囲の種類を
示す図、第14図、第15図は従来例における機
内障害物の説明図である。 9……削孔機、14,14′……注入用ドリル
ロツド、15……シールド本体、23……隔壁、
24……カツタヘツド、31……カツタ駆動装
置、33……削孔機支持台、34……削孔機取付
具、38……ドリルロツド案内孔、45……隔壁
とシールド本体の連結ピン、46……カツタヘツ
ド中心軸、52……隔壁とカツタヘツドの連結ピ
ン、54……隔壁駆動装置、55……隔壁駆動用
歯車、56……切削攪拌装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シールド機内から改良材注入による地盤改良
    施工を行なう装置において、シールド本体の前部
    に位置して地盤改良施工時にカツタヘツドと共に
    回転し得る隔壁に注入用ドリルロツドを貫通させ
    るドリルロツド案内孔を設け、かつ該隔壁上の機
    内側に注入用ドリルロツドを地山に送り込む削孔
    機の支持手段を設け、該隔壁の回転により、切羽
    前方のシールド中心のまわりに360°の範囲にわた
    つて改良材注入方向の選定ができるようにしたこ
    とを特徴とするシールド機内からの地盤改良装
    置。 2 削孔機支持手段は、前記隔壁から機内に突出
    した削孔機支持台と、注入用ドリルロツドの方向
    変換が自在な削孔機取付具とからなり、かつ前記
    支持台上の削孔機の設置位置を可変としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載したシー
    ルド機内からの地盤改良装置。 3 前記隔壁が、平素の掘進時にはシールド本体
    に連結されて停止した状態にあり、地盤改良施工
    時に該隔壁をシールド本体から解放し、シールド
    本体側に突出したカツタヘツド中心軸に連結して
    カツタヘツドと共に回転させることができるよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載したシールド機内からの地盤改
    良装置。 4 前記隔壁が、切羽側の掘削土砂を撹拌する独
    立駆動の切削撹拌装置を支持しており、平素の掘
    進時には該隔壁を停止した状態とし、地盤改良施
    工時には該隔壁をシールド本体との間に設けた駆
    動手段によりカツタヘツドの回転に合せて回転さ
    せることができるようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載したシー
    ルド機内からの地盤改良装置。 5 前記隔壁が、切羽側の掘削土砂を撹拌する独
    立駆動の切削撹拌装置を支持しており、平素の掘
    進時には該隔壁をカツタヘツドとの間に設けた駆
    動手段によりカツタヘツドおよび前記切削攪拌装
    置の切削撹拌翼に対して相対的に回転させ、地盤
    改良施工時には該隔壁をカツタヘツドと共に回転
    させることができるようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載したシ
    ールド機内からの地盤改良装置。
JP18890287A 1987-07-30 1987-07-30 Ground improving device from inside of shielding machine Granted JPS6433396A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18890287A JPS6433396A (en) 1987-07-30 1987-07-30 Ground improving device from inside of shielding machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18890287A JPS6433396A (en) 1987-07-30 1987-07-30 Ground improving device from inside of shielding machine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6433396A JPS6433396A (en) 1989-02-03
JPH0441760B2 true JPH0441760B2 (ja) 1992-07-09

Family

ID=16231881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18890287A Granted JPS6433396A (en) 1987-07-30 1987-07-30 Ground improving device from inside of shielding machine

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6433396A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278691U (ja) * 1988-12-01 1990-06-18
JP5184989B2 (ja) * 2008-06-20 2013-04-17 株式会社奥村組 シールド掘削機
JP5305752B2 (ja) * 2008-06-20 2013-10-02 株式会社奥村組 トンネル掘削時の作業者による作業方法
JP7337454B2 (ja) * 2019-10-21 2023-09-04 株式会社奥村組 シールド掘進機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61261600A (ja) * 1985-05-14 1986-11-19 三菱重工業株式会社 シ−ルド式トンネル掘削機
JPS62220694A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 石川島播磨重工業株式会社 中空センタ−シヤフト式シ−ルド掘進機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069109Y2 (ja) * 1987-06-02 1994-03-09 三菱重工業株式会社 シールド式トンネル掘削機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61261600A (ja) * 1985-05-14 1986-11-19 三菱重工業株式会社 シ−ルド式トンネル掘削機
JPS62220694A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 石川島播磨重工業株式会社 中空センタ−シヤフト式シ−ルド掘進機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6433396A (en) 1989-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7337454B2 (ja) シールド掘進機
JPH07995B2 (ja) 掘進機
JP4783849B2 (ja) シールドトンネル掘進機
JPS5944493A (ja) 特に、液体で保護された切羽をシ−ルドにより掘進する際に使用するための掘削装置
JPH0441760B2 (ja)
JPH07107359B2 (ja) 地下空洞施工法及びトンネル掘削機
JP4061732B2 (ja) シールド掘進機
JP3739982B2 (ja) トンネル施工方法及びトンネル掘削機
JPH1037675A (ja) シールド掘削機のカッタヘッド
JP3821632B2 (ja) シールド掘進機の掘削装置および親子シールド掘進機
JP6746483B2 (ja) トンネル掘進機
JP2002371586A (ja) 地中連続壁の施工機
JPH0244996B2 (ja)
JPS5919205B2 (ja) 地盤の掘削方法
JPH0448898B2 (ja)
JPH04140398A (ja) シールド機
JP2007262820A (ja) 掘削機および掘削システム
KR970002564B1 (ko) 삼각점 3축 로테이터 기어박스
JP2736302B2 (ja) 地盤改良機の混合攪拌装置
JPS5920477Y2 (ja) 彎曲孔穿設装置
JPH0434677B2 (ja)
JPH0732627Y2 (ja) 横穴掘削装置
JP2673158B2 (ja) 地中配管用自動推進ロボット
JP2005163305A (ja) シールド掘進機
JPH03125795A (ja) 地中掘削機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees