JPH0441646A - 耐食性が良好で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金 - Google Patents
耐食性が良好で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金Info
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- JPH0441646A JPH0441646A JP14721290A JP14721290A JPH0441646A JP H0441646 A JPH0441646 A JP H0441646A JP 14721290 A JP14721290 A JP 14721290A JP 14721290 A JP14721290 A JP 14721290A JP H0441646 A JPH0441646 A JP H0441646A
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Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明、自動車めボディーシート材をはじめとする輸送
用機器の製造に特に適した耐食性が良好で成形性及び焼
付硬化性に優れたアルミニウム合金に関するものである
。
用機器の製造に特に適した耐食性が良好で成形性及び焼
付硬化性に優れたアルミニウム合金に関するものである
。
［従来の技術］
従来、Ａｌ−Ｍｇ−５Ｌ系の成形加工用アルミニウム材
料として、ＡＡ８０１Ｂ （Ａ Ｉ −１，０〜１゜５
％Ｓ ｉ −０，２５〜Ｏ，Ｂ％Ｍ ｇ −０，２０％
以下Ｃｕ−０，２０％以下Ｍｎ） ＡＡ６１１１（Ａ
ｌ −０，７〜１．１ ％ ５ｉ−０，５０〜１．０
５Ｍ ｇ −０，５０〜０．９％Ｃｕ −０，１０〜
０．４５％Ｍｎ）が知られており、Ｆｅを必須成分とす
るＡ Ｉ −０，４〜１．２％８１０．４〜１．１％Ｍ
ｇ−０，１〜０．Ｂ％Ｃｕ −０，０５〜０．３５％Ｆ
ｅ −０，２〜０．８％Ｍｎ合金（特公昭５９−３９
４９９号公報参照）や、点溶接性を向上させたＡｌ−０
，３〜１．５２６ Ｓ ｊ Ｏ，４〜１．５％Ｍ
ｇ−０，０３％以下Ｃｕ−０，１％以下Ｍｎ（米国特許
第４４６０４１８号参照）も開発されている。
料として、ＡＡ８０１Ｂ （Ａ Ｉ −１，０〜１゜５
％Ｓ ｉ −０，２５〜Ｏ，Ｂ％Ｍ ｇ −０，２０％
以下Ｃｕ−０，２０％以下Ｍｎ） ＡＡ６１１１（Ａ
ｌ −０，７〜１．１ ％ ５ｉ−０，５０〜１．０
５Ｍ ｇ −０，５０〜０．９％Ｃｕ −０，１０〜
０．４５％Ｍｎ）が知られており、Ｆｅを必須成分とす
るＡ Ｉ −０，４〜１．２％８１０．４〜１．１％Ｍ
ｇ−０，１〜０．Ｂ％Ｃｕ −０，０５〜０．３５％Ｆ
ｅ −０，２〜０．８％Ｍｎ合金（特公昭５９−３９
４９９号公報参照）や、点溶接性を向上させたＡｌ−０
，３〜１．５２６ Ｓ ｊ Ｏ，４〜１．５％Ｍ
ｇ−０，０３％以下Ｃｕ−０，１％以下Ｍｎ（米国特許
第４４６０４１８号参照）も開発されている。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、上記従来の材料は成形加工性において必
ずしも満足すべきものではないとともに、自動車パネル
としてリン酸亜鉛皮膜を形成させた場合、均一な皮膜が
得られないという難点がある。
ずしも満足すべきものではないとともに、自動車パネル
としてリン酸亜鉛皮膜を形成させた場合、均一な皮膜が
得られないという難点がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
重量％で、Ｓｉ：０．６〜１．４％、Ｍｇ： ０．４
〜１．０％、Ｃｕ ： ０．０４％〜０．５０％、Ｍ
ｎ ： ０．０１〜０．０５％未満を含有し、残部はＡ
Ｉと不可避不純物からなることを特徴とる耐食性が良好
で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金であ
る。
重量％で、Ｓｉ：０．６〜１．４％、Ｍｇ： ０．４
〜１．０％、Ｃｕ ： ０．０４％〜０．５０％、Ｍ
ｎ ： ０．０１〜０．０５％未満を含有し、残部はＡ
Ｉと不可避不純物からなることを特徴とる耐食性が良好
で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金であ
る。
上記組成の限定理由は下記のとおりである。
Ｓｉ：高強度を得るために必要で、０．６％未満では所
望の強度が得られず、又、１．４％を超えると、粒界析
出が多く延性が低下し、更に耐食性も悪くなる。
望の強度が得られず、又、１．４％を超えると、粒界析
出が多く延性が低下し、更に耐食性も悪くなる。
Ｍｇ ： Ｓ ｉとともに高強度を得るために必要で、
０．４％未満では所望の強度が得られず、又、１．０％
を超えると、粒界析出が多く、延性が低下し、更に耐食
性も悪くなる。
０．４％未満では所望の強度が得られず、又、１．０％
を超えると、粒界析出が多く、延性が低下し、更に耐食
性も悪くなる。
Ｃｕ：微量添加によりカソード反応を促進し、均一微細
なリン酸亜鉛皮膜を形成する。
なリン酸亜鉛皮膜を形成する。
０．０３％以下では充分な効果を発揮せず、０．５０％
を超えると溶体化処理後に室温時効しやすく、成形性が
劣る。又、耐食性も悪く孔食が発生する。
を超えると溶体化処理後に室温時効しやすく、成形性が
劣る。又、耐食性も悪く孔食が発生する。
Ｍｎ・微量添加により、Ｍｇ−８ｉ系化合物の均一微細
析出に有効で、成形後の加熱時の強度増加に有効であり
、均一微細な結晶粒を得ることができ、高延性を得るこ
とができる。又、Ｓｉの粒界偏析を抑制し、高延性を維
持する。０１吋％未満では効果がなく、０．０５％以上
では溶体化処理後の耐力が高く成形性が劣る。
析出に有効で、成形後の加熱時の強度増加に有効であり
、均一微細な結晶粒を得ることができ、高延性を得るこ
とができる。又、Ｓｉの粒界偏析を抑制し、高延性を維
持する。０１吋％未満では効果がなく、０．０５％以上
では溶体化処理後の耐力が高く成形性が劣る。
Ｃ実施例］
第１表に示す組成の合金を鋳造した後、均質化処理、熱
間圧延、冷間圧延を経て厚さ １■■の板とした。更に
連続焼鈍炉において５４０℃×１１１ｎの溶体化処理を
行ない、続いて強制空冷し、１力月室温時効させたもの
を供試材とした。
間圧延、冷間圧延を経て厚さ １■■の板とした。更に
連続焼鈍炉において５４０℃×１１１ｎの溶体化処理を
行ない、続いて強制空冷し、１力月室温時効させたもの
を供試材とした。
第２表にこれら供試材の評価結果を示す。耐食性の判定
は３０日間の塩水噴霧試験により行なった。リン酸亜鉛
皮膜は全面に均一に皮膜がついているかどうかをＳＥＭ
により判定した。
は３０日間の塩水噴霧試験により行なった。リン酸亜鉛
皮膜は全面に均一に皮膜がついているかどうかをＳＥＭ
により判定した。
実施例１〜３の供試材は本発明の請求の範囲内の組成を
有するため、良好な性能が得られている。比較例１の供
試材はＣｕ量が多いため、塩水噴霧試験により孔食が発
生した。Ｔ４材の耐力が高く、エリクセン値も低いため
、成形性が劣る。比較例２の供試材は、Ｃｕ量が少ない
ため、均一微細なリン酸亜鉛皮膜が得られない。
有するため、良好な性能が得られている。比較例１の供
試材はＣｕ量が多いため、塩水噴霧試験により孔食が発
生した。Ｔ４材の耐力が高く、エリクセン値も低いため
、成形性が劣る。比較例２の供試材は、Ｃｕ量が少ない
ため、均一微細なリン酸亜鉛皮膜が得られない。
比較例３の供試材は、Ｍｎ量が少ないため、Ｓｉの粒界
偏析が生じ、延性が低下する。比較例４は、Ｍｎ量が多
いため、Ｔ４材の強度が高すぎて成形性が劣る。
偏析が生じ、延性が低下する。比較例４は、Ｍｎ量が多
いため、Ｔ４材の強度が高すぎて成形性が劣る。
第２表
第１表 化学成分（ｖｔ％）
注：Ｆｅ、Ｃｒ５Ｔｉは不純物である。
［発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明のアルミニウム合金は、耐
食性、成形性が良好で、又、焼付硬化性に優れた材料で
あり、自動車用ボディーシート材をはじめとする輸送用
機器材料として有用である。
食性、成形性が良好で、又、焼付硬化性に優れた材料で
あり、自動車用ボディーシート材をはじめとする輸送用
機器材料として有用である。
Claims (1)
- 重量％で、Ｓｉ：０．６〜１．４％、Ｍｇ：０．４〜１
．０％、Ｃｕ：０．０４％〜０．５０％、Ｍｎ：０．０
１〜０．０５％未満を含有し、残部はＡｌと不可避不純
物からなることを特徴とる耐食性が良好で成形性及び焼
付硬化性に優れたアルミニウム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14721290A JPH0441646A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 耐食性が良好で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14721290A JPH0441646A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 耐食性が良好で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441646A true JPH0441646A (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=15425107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14721290A Pending JPH0441646A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 耐食性が良好で成形性及び焼付硬化性に優れたアルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441646A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995031580A1 (en) * | 1994-05-11 | 1995-11-23 | Aluminum Company Of America | Corrosion resistant aluminum alloy rolled sheet |
| US10516245B2 (en) | 2014-03-05 | 2019-12-24 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal and method of manufacturing a terminal |
-
1990
- 1990-06-07 JP JP14721290A patent/JPH0441646A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995031580A1 (en) * | 1994-05-11 | 1995-11-23 | Aluminum Company Of America | Corrosion resistant aluminum alloy rolled sheet |
| US10516245B2 (en) | 2014-03-05 | 2019-12-24 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal and method of manufacturing a terminal |
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