JPH044121A - 透明なインモールド用ラベル - Google Patents

透明なインモールド用ラベル

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JPH044121A
JPH044121A JP2104107A JP10410790A JPH044121A JP H044121 A JPH044121 A JP H044121A JP 2104107 A JP2104107 A JP 2104107A JP 10410790 A JP10410790 A JP 10410790A JP H044121 A JPH044121 A JP H044121A
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昌月 山中
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ブリスターの発生を防止した透明なインモー
ルド用ラベルに関する。
〈従来の技術〉 従来、透明のラベルが貼着した合成樹脂成形物を一体成
形により製造するには、結晶性ポリプロピレンの無延伸
の押出フィルムやキャスト法により成形された結晶性ポ
リプロピレンフィルムなどを基材層として、該基材層に
低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体な
どの感熱接着樹脂層を直接押出ラミネートしたり、ポリ
酢酸ビニルやエチレン拳酢酸ビニル共重合体のような低
融点樹脂を溶剤に溶解させた溶液をグラビアコーターな
どでコーティングし乾燥して得られた透明なラベルを、
金型の内壁に予めインサートした後、該金型内にポリプ
ロピレンやポリエチレン樹脂などの成形用樹脂を直接供
給し、射出成形や中空成形成いは、型内ビーズ発泡成形
するなどの方法により行なわれていた。また、ポリプロ
ピレンやポリエチレンのシートにラベルを貼付する場合
も該シートを加熱し差圧に依って成形する差圧成形方法
(真空成形、圧空成形)もほぼ同様の方法により行なわ
れていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような結晶性ポリプロピレンの押出フィルムやキャ
スト法によって得られた結晶性ポリプロピレンフィルム
を基材層とし、接着層としてエチレン系樹脂フィルムを
積層した透明のラベルを用いて、ポリプロピレンの中空
容器を加飾しようとすると、ポリプロピレンのパリソン
温度を230℃以上とし、かつ金型の冷却水温度を10
℃以上にしないと良好な製品を得ることができなかった
また、このようなラベルはポリエチレン中空容器につい
てもポリプロピレンの中空容器と同様のパリソン温度と
金型冷却水の温度条件が不可欠であった。
一般にポリエチレン(融点119〜135℃)容器の中
空成形の高速化条件は、生産コストを考え合わせると、
パリソン温度を低くし、冷却時間を短かくすることが望
ましい。
しかしなから、このような高速化条件を満たすことので
きる180〜210℃位のパリソン温度では、上記ポリ
プロピレンの2軸延伸フイルムやキャストフィルムより
なるラベルを用いたときに、ラベルと中空容器の接着強
度が低く、実用的なものか得られなかった。
〔発明の概要〕
く要 旨〉 そこで、本発明者は上記課題に鑑みて、鋭意研究を重ね
た結果、プロピレン単独重合体のキャストフィルムや二
軸延伸された結晶性ポリプロピレンフィルムを素材とす
るラベルの引張弾性率(ASTM  D−638)が約
8,500〜30、 000kg/cdで、クラーク剛
度が20〜40と高いため、溶融パリソンが膨張してラ
ベルと接着する際、パリソンの表面が曲面であるため、
ラベルにかかるパリソンの圧力か場所によって相違し、
部分的に強い接着部分と弱い接着部分とが存在し、かつ
、パリソンより形成された容器が冷却されたときに、結
晶性のポリプロピレンや結晶性のポリエチレンは寸法収
縮率が1,5〜3%と大きいことから、この収縮応力に
よって弱い接着部分に剥離が生じて、ブリスター発生を
起す原因となっていることが判明した。
しかし、ラベルの引張弾性率やクラーク剛度を下げるに
は、発泡したラベルや、フィラーを配合して二軸延伸し
て得たフィルム内部に微細なボイドを多数有する合成紙
(特開昭58−69015号公報およびヨーロッパ公開
特許第254923号明細書参照)を用いれば、内部に
微細な空隙を多数含んでいるためにラベル内に延伸フィ
ルムを含んでいてもラベル自体に適度の圧縮性か杓−り
、又、金型内壁に装着された時に金型の表面温度かラベ
ル表面へ熱伝導され難く、ラベルの表面温度が低下する
ことを防いてラベルの変形やブリスタの発生を防止する
ことかできるか、これらのラベルは不透明のものであり
、透明なラベルとはならない。
また、透明ラベルにおいては、光沢の向上、印刷の保護
の理由から容器と接着されるラベルの接着面に印刷が施
こされることが多いので、不透明ラベルを用いたときは
かかる印刷が読みとれないなどの欠点を有していた。
一方、従来の結晶性ポリプロピレン製の不透明度が10
%以下の透明ラベルは前記合成紙のような微細な空隙が
無いためにラベル自体のクラーク剛度が20〜40と硬
く、また熱伝導も大きいのでラベル表面が高温や低温に
なり易く、溶融樹脂によるラベル表面の接着層の樹脂を
短時間で溶融化させて貼着させるための条件の幅が狭い
そこで、本発明者は更に研究を重ねた結果、該透明な基
材フィルム層と接着層との間に、引張弾性率が2,00
0〜6,000の弾性樹脂層を設けることによりラベル
全体のクラーク剛度を下げて、溶融パリソンの熱膨張や
容器の寸法収縮を該弾性樹脂層によって吸収すれば、ラ
ベルの変形やブリスターの発生が生じないラベル付きの
成形物が得られるとの知見を得て本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明の透明なインモールド用ラベルは、厚
さが50〜250μtmで、不透明度か10%以下、縦
方向及び横方向のクラーク剛度が2〜15の樹脂フィル
ムより形成されていること、を特徴とするものである。
く効 果〉 本発明の透明なインモールド用ラベルは、X材層と接着
層の間に弾性樹脂層を設けてラベル全体のクラーク剛度
を低下させて形成したことから、溶融パリソンを成形加
工してラベルを貼着する際の熱膨張や容器の寸法収縮を
生じても、弾性樹脂層が貼着した状態で容易に変形する
ことができるので、ラベルの剥離が起らず、また接着強
度の強いラベルか得られる。
従ってポリプロピレンやポリエチレンの成形加工条件に
おいても樹脂温度の設定か低温側に設定したり、又金型
の冷却温度を下げて成形サイクルを短くすることができ
るので、生産性が大巾に向上し、かつ、得られる成形物
のラベルにブリスターの発生が少ない外観に優れ、しか
もラベルと容器との密着性の優れた、ラベルの貼着され
た一体成形品を製造することが出来る。
〈発明の具体的説明〉 [1]インモールド用ラベル (1)構造 本発明の透明なインモールド用ラベルは、縦方向及び横
方向のクラーク剛度が2〜15の厚さ50〜250μt
mの樹脂フィルムであれば、単層であっても、或いは2
層以上の構造のものであってもよいか、好適には二軸延
伸された基材層と、その少なくとも片面に積層された弾
性樹脂層と、該弾性樹脂層の基材層と反対側の面に形成
された感熱接着層とから基本的に構成される3層構造以
上のものである。
以下にその好適な場合の構造について具体的に記載する
(a)基材層 基材層に用いられる樹脂フィルムとしては、ポリプロピ
レン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリ
アミド樹脂、ポリエステル樹脂などの成形体用樹脂を一
軸延伸又は二軸延伸して得られた延伸フィルムである。
このような基材層の厚みは、ラベル全体の厚みの一般に
50%未満、好ましくは15〜48%の範囲内で用いら
れる。
この基材層の厚みがラベル全体の50%を超えるとクラ
ーク剛度が15を超えるようになるので、ブリスター適
性や接着強度が著しく低下して来る。
また、15%未満の場合はラベルの引張強度が低下して
印刷が困難となったり、吸引パッドで金型内に自動的に
供給することが困難となる。
(b)弾性樹脂層 前記基材層のみで構成されるラベルはクラーク剛度が2
0を超えるものであることから、その−部に弾性樹脂層
を設けてラベル全体のクラーク剛度を低下させることが
重要である。
このようなラベル全体のクラーク剛度を低下させる弾性
樹脂として用いられる素材としては、引張弾性率が2.
 000〜6. 000kg/cd、好ましくは2.5
00〜4,800kg/cm2のものである。
このような引張弾性率の値を示す樹脂としては、例えば
、プロピレンか80〜97重量%、エチレンが2〜20
重量%、ブテン−1が1〜12重量%を2P!又は3種
含有するランダム又はブロック状の共重合体もしくはそ
れらの混合物を挙げることができ、具体的には、プロピ
レンを80〜95重量%、エチレンを20〜5重量%含
有するプロピレン・エチレン共重合体、プロピレンを8
0〜95重量%、ブテン−1を20〜5重量%含有する
プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレンを80〜
95重量%、エチレンを0.5〜12重量%、ブテン−
1を2〜10重量%含有するプロピレン・エチレン・ブ
テン−1共重合体などまたはその混合物である。
また、これら共重合体成分を構成するモノマーとして、
上記プロピレン・エチレン、ブテン−1の他に更に少j
l(0,5%〜5重量%)のヘキセン−1、ペンテン−
1,4−メチルペンテン−1などのα−オレフィンより
選ばれた一種又は二種以上を含んだものとのランダムも
しくはブロック共重合体が使用できる。
これら弾性樹脂層の厚みは一般にラベル肉厚の50〜8
5%である。また、不透明度(JIS−P8138)が
10%以下のものが好ましい。
さらに、これら弾性樹脂層は積層されたものより構成さ
れていても良い。
(c)接着層 前記弾性樹脂層を介して基材層に積層される接着層とし
ては、接着される成形体材料の融点よりも10℃以上、
好ましくは15〜100℃低い、融点が70〜155℃
、好ましくは80〜130℃の熱可塑性樹脂か利用され
る。
例えば、接着される成形体材料かポリプロピレン系樹脂
である場合には、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、もし
くはその金属塩などのエチレン系樹脂が用いられる。
また、接着される成形体材料かポリエチレン系樹脂であ
る場合には、該ポリエチレン系樹脂より融点の低いエチ
レン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重
合体、もしくはその金属塩などが用いられる。
これらの感熱樹脂接着層は弾性樹脂層上に押出ラミネー
トして形成したり、それら接着用樹脂を溶剤に溶解した
液をグラビアコーターによりコーティングし、乾燥して
成形させる。押出ラミネートの場合は弾性樹脂層を形成
する際に別々の押出機を用いてダイ内で接着層樹脂が外
側にくる様にラミネートして形成する方法と一般的な押
出ラミネート法によるラミネートの方法がある。いずれ
の押出ラミネートの場合も容器に貼着された場合に接着
強度の強いラベルを得ることができる。また、グラビア
コーターによるコーティング方式はグラビア印刷と同時
に接着層のコーティングも一挙にてき、また、薄肉とす
ることができるので経済的に有利なラベルを得ることが
できる。
これら接着層はラベルと溶融した樹脂との間の空気の逃
げを良好にしてブリスターの発生を防止する為に、ラミ
ネートの際にはエンボス加工を施したり、グラビヤコー
ティングの際にはグラビヤのパターンが表面に残る様な
コーティング方法を施すことが望ましい。
また、このような接着層の厚みは一般的にはグラビアコ
ーティングの場合は0.05μ〜12.5μ、好ましく
は0. 5μ〜10μである。
また、押出ラミネートの場合は0. 5μ〜25μ、好
ましくは1〜20μ、なお、押出ラミネート品は延伸に
より、0.5μ〜10μの薄い接着層とすることができ
る。
(d)積層 前記基材層、弾性樹脂層および接着層は、接着層が弾性
樹脂層を介して基材層に積層することか重要である。
積層は一般に押出ラミネート法、グラビアコーティング
法などの方法によって行なわれる。
また、前記基材層の接着層か積層される側と反対の側に
は更に他の樹脂層を積層することもてきる。
(2)印刷 前記弾性樹脂層は接着層を設ける前に印刷を施してその
上に接着層を設ける方法や、該接着層と反対側の基材層
の表面に印刷を施す方法がある。
また、この基材層の印刷層面には、予め印刷適性を向上
させる為にコロナ放電処理やポリエチレンイミンの様な
アンカーコーティング剤や帯電防止剤等を塗工しておく
ことが好ましい。
印刷はグラビヤ印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、
スクリーン印刷などの印刷方法で接着層側に印刷したり
又はその反対側に印刷を施すことができる。
本発明の詳細な説明ラベルの場合は成形物の色と同色の
色をラベル地として使用されて、弾性樹脂層の接着層が
積層される側に印刷されることが多く、このような印刷
は印刷面がラベルの内側になるために、商品となった時
に成形物どうしのこすれや成形物を入れる函等とのこす
れ等に依る印刷インキの脱落が起らないなどの利点があ
る。
(3)ラベル このようにして形成された透明なインモールド用ラベル
は不透明度(J I 5−P8138)が10%以下の
ものが好ましい。しかも縦方向及び横方向のクラーク剛
度が2〜15で、厚さが50〜250μtm1好ましく
は50〜150μtmであることから、該ラベルは成形
物が成形加工されて貼着された後の製品容器の収縮にも
ラベル自体が貼着された状態で容易に対応することがで
きるので、該ラベルと成形物表面において強固に接着さ
れて剥離が生じ難く、ラベルの変形やブリスターの発生
が生じない。
前記クラーク剛度が2未満では印刷を行なうことが困難
であり、また、ラベルを金型の内壁にインサートするこ
とができない。また、クラーク剛度が15を超えるとブ
リスター適性や接着強度か低下する。
また不透明度(J l5−P8138)が10%を超え
ると美麗な印刷を施しても不鮮明なものとなり、ラベル
の実用性を低下させる。
[11)貼着 本発明の透明インモールド用ラベルを一体成形して貼着
する際に用いられる成形法は、一般的に知られた中空成
形法や射出成形法、差圧成形法、型内ビーズ発泡成形法
、プレス成形法などによるものであり、公知の成形法と
何ら変わりな〈実施することができる。
具体的には中空成形法の場合は予め前記ラベルの接着層
側を金型内壁面の内側に向けてインサートした後、該金
型内に押出機によって溶融混練させたポリプロピレン樹
脂あるいはポリエチレン樹脂などの成形用樹脂のパリソ
ンを180℃〜230℃の温度で垂下して、その一端を
型締めにより封止した後、該パリソンの内部に0.5〜
10kg/cdG、好ましくは2〜5kg/cシGの圧
縮ガスを導入することによりパリソンを膨張させる。
これによってパリソンの外側の面を金型の内壁に押圧し
て、該パリソンの金型の形状に沿った形状に成形すると
共に、前記金型の内壁にインサートされたラベルの接着
層に溶融したパリソンを接着させて、ラベルの接着層の
樹脂を溶融してパリソンとラベルの接着層とを融着させ
た後、冷却して、金型を開き、ラベル付きの中空成形容
器を得る。
〔実験例〕
本発明の透明インモールド用ラベルについて、以下に実
施例および比較例を挙げて具体的に説明する。
実施例1 1〉積層配向フィルムの製造 メルトフローレート(MFR)4g/l 0分、エチレ
ン5重量96、プロピレン95重量9oのポリプロピレ
ン系ランダム共重合体を250℃に設定した押出機のダ
イより押し出し、ロール群の周速差を利用して縦延伸を
145℃で、縦延伸倍率を5倍にして延伸を行なった。
一方、kiFR4g/10分、エチレン5重;%、プロ
ピレン95重量%のポリプロピレン系ランダム共重合体
を、250℃に設定した2台の押出機のダイより押し出
し、前記縦延伸フィルムの表裏面にラミネートし、−旦
、50℃まで冷却後、155℃まで加熱し、同温度でテ
ンターを用い、横方向に9倍延伸し162℃でアニーリ
ング処理し、再び30℃まで冷却し、耳部をスリットし
て三層構造の積層配向フィルムを得た。
2)印刷及び接着層(1d)の製造 上記三層構造の積層配向フィルム(1軸/2軸/1軸)
の両側にコロナ放電処理を施した後、アグリル系帯電防
止剤とポリエチレンイミンが配合された水溶液をO,1
g/rdの塗工量となる様に塗布した。この基材層(A
)の片面に容器の内容物、商品名、成分、製造元、販売
元等をグラビヤインキで印刷した後、この印刷面に、更
にグラビヤコーターによって塗工量か3g1rdとなる
様にエチレン・酢酸ビニール共重合体を主成分とする溶
剤型感熱接着剤(東洋モートン社製アトコート33P5
商品名)をグラビヤロールを用いて塗工し、乾燥して印
刷され、接着層を施したフィルムを得た。このフィルム
の物性を第1表に示す。
3)ラベルの製造 前記フィルムを縦70關、横9011I11に断裁して
ラベルを製造した。
4)ラベル貼着中空容器の製造 前記ラベル1を第1図に示す中空成形容器製造用成形機
2の金型3内に、印刷層1c側を41℃に加熱された金
型3の内壁3aの真空減圧作用によりラベル1を金型内
壁3aに定着させた後、三菱油化■製ポリプロピレン「
三菱ノーブノンMA−6J(融点−164℃、MFR−
0,8)をダイ4より210℃の温度で、内径20關、
肉厚3 mmのパリソン5として押出し、このパリソン
5を金型3て挾みつけた後、ノズル6より圧力3 、 
5 kg / cdの圧縮空気をパリソン5内に供給し
て、ブロー成形すると共に、パリソン5の外面5aによ
り前記ラベル1を押圧してラベル1の接着層1d而を溶
融させてパリソン5にラベル1を融着させた後、金型3
を10℃に冷却して成形体を固化させ、型開きして、ラ
ベル1を貼着した胴直径が 60mm、高さが200m
mの中空容器(肉厚llll11)を得た。
また、同様の方法でパリソンの温度を230℃に変更し
て実施した。
さらに、三菱油化■製 高密度ポリエチレン(HDPE
)r三菱ポリエチJ(D  BZ−53AJを180℃
のパリソン温度で行なってラベル貼着中空容器を得た。
得られたラベル貼着中空容器についてブリスターの発生
及びラベルの接着強度を検査した結果を第1表に示す。
なお、これらの検査は次に示す方法により行なった。
ブリスターの測定 容器1個につき、貼着されたラベルにブリスターの発生
か全くなかったものを5点、ラベル面積の10%以下で
ブリスターの発生のあったものを4点、10%以上、2
0%未満の面積でブリスターの発生があったものを3点
、20%以上、50%未満の面積でブリスターの発生の
あったものを2点、50%以上の面積の割合でブリスタ
ーの発生があったものを1点として容器の20個の総点
数で評価した。
ラベルと容器との間の帯青強度 ラベルの貼着された部分の容器を15mm1’llに切
り取り、引張試験機にてラベルの剥離強度を測定した。
実施例2〜8及び比較例1〜4 第1表に示す基材層、表面層、裏面層の樹脂成分、延伸
軸数および肉厚に変更した以外は実施例1と同様の方法
で実施した。
その結果を第1表に示す。
なお、裏面及び表面層のホモポリプロピレンの引張弾性
率は9. 000kg/cd、プロピレン(98%)・
エチレンランダム共重合体のそれは7.000kg/c
d、プロピレン(9596)・エチレンランダム共重合
体のそれは4,900kg/cd、プロピレン(95%
)・ブテン−1ランダム共重合体のそれは3. 500
kg/cd、プロピレン(85%)・エチレン(10%
)ブテン−1ランダム共重合体のそれは2,500kg
/cシてあった。
実施例9 [)ラベル基材層(1a)の製造 メルトフローレート(MFR)4g/l 0分、エチレ
ン5重量%、プロピレン95重量%のポリプロピレン系
ランダム共重合体を250℃に設定した押出機のダイよ
り押し出し、縦延伸を145℃で、5倍に縦延伸を行な
って一軸延伸フィルムを得た。
2)ラベル弾性樹脂層(表面層(1b)裏面層一方、M
FR4g/10分、エチレン5重量%、プロピレン95
重量%のポリプロピレン系ランダム共重合体と、エチレ
ン80重量%、アクリル酸メチルエステル20重量%の
エチレン系ランダム共重合体を230℃に設定した別々
の2台の押出機のダイ内で積層し、エチレン系ランダム
共重合体が外側になるように前記l)の基材層に押出ラ
ミネートした。また前記基材層の反対面にはMFR4g
/10分、エチレン5重量%、プロピレン95重量%の
ポリプロピレン系ランダム共重合体を230℃に設定し
た押出機のダイより押し出し、基材層にラミネートし、
次いて、155℃の温度で9倍に横延伸を行なって四層
構造のフィルムを得た。
3)印刷 上記四層構造の積層フィルムの裏面層(IC)面にコロ
ナ放電処理を施した後、アクリル系帯電防止剤とポリエ
チレンイミンとが配合された水溶液を0.1g/dの塗
工量となる様に塗布した。
この面に商品名、成分、製造元、販売元などをグラビア
インキで印刷した四層構造の積層フィルムを得た。この
フィルムの物性を第1表に示す。
実施例10 ■)ラベル基材層(1a)の製造 メルトフローレート(VFR)4g/10分、エチレン
5重量%、プロピレン95重量%のポリプロピレン系ラ
ンダム共重合体を250℃に設定した押出機のダイより
押し出し、縦延伸を145℃で、縦方向に5倍延伸した
一方、MFR4g/10分、エチレン5重量%、プロピ
レン95重量96のポリプロピレン系ランダム共重合体
を250℃に設定した2台の押出機のダイより押し出し
、前記!)のフィルムの両面にラミネートし、次いで、
155℃の温度で横方向に9倍延伸を行なって162℃
でアニーリング処理した後、30℃まで冷却して三層構
造のフィルムを得た。
3)印刷及び接着層(1d)の製造 上記三層構造の積層フィルムの両側にコロナ放電処理を
施した後、アクリル系帯電防止剤とポリエチレンイミン
が配合された水溶液を0.1g/ゴの塗工量となる様に
塗布した。この基材層(A)の片面に容器の内容物、商
品名、成分、製造元、販売元などをグラビアインキで印
刷した後、この印刷面に低密度のポリエチレン(三菱ポ
リエチLK−40)を230℃に設定された押出機のダ
イより20μtmの膜厚となるようにラミネートして接
着層を施したフィルムを得た。このフィルムの物性を第
1表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のラベル付き中空成形容器の製造
方法において用いた成形機の断面図である。 1・・・ラベル、1a・・・基材層、1b・・・表面層
、1C・・裏面層、1d・・・接着層、2・・・中空成
形容器製造用成形機、3・・・金型、3a・・・金型内
壁、4・・・ダイ、5・・・パリソン、5a・・・パリ
ソンの外面、6・・・ノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、厚さが50〜250μtmで、不透明度が10%以
    下、縦方向及び横方向のクラーク剛度が2〜15の樹脂
    フィルムより形成されていることを特徴とする、透明な
    インモールド用ラベル。 2、樹脂フィルムが、ラベル全体の肉厚の 15%〜50%未満を占め、引張弾性率 8,000〜40,000kg/cm^2の基材層と、
    該基材層の少なくとも片面に積層したラベル全体の肉厚
    の50〜85%を占め、引張弾性率 2,000〜6,000kg/cm^2の弾性樹脂層と
    からなる請求項1に記載の透明なインモールド用ラベル
    。 3、樹脂フィルムが、ラベル全体の肉厚の 15%〜50%未満を占め、引張弾性率 8,000〜40,000kg/cm^2の基材層と、
    該基材層の少なくとも片面に積層したラベル全体の肉厚
    の50〜85%を占め、引張弾性率 2,000〜6,000kg/cm^2の弾性樹脂層と
    、該弾性樹脂層の前記基材層と反対の側の面に積層した
    ラベル全体の肉厚の0.1〜5%を占め、該基材層を形
    成する樹脂の融点よりも10℃以上低い融点を有する樹
    脂より形成された接着層とから構成されたものである請
    求項1に記載の透明なインモールド用ラベル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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