JPH0441191A - ロボットのハンド着脱機構 - Google Patents

ロボットのハンド着脱機構

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JPH0441191A
JPH0441191A JP14643290A JP14643290A JPH0441191A JP H0441191 A JPH0441191 A JP H0441191A JP 14643290 A JP14643290 A JP 14643290A JP 14643290 A JP14643290 A JP 14643290A JP H0441191 A JPH0441191 A JP H0441191A
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JP
Japan
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hand
robot
cable
attachment
arm
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Pending
Application number
JP14643290A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kigami
博之 木上
Masateru Yasuhara
正輝 安原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は物品の加工又は組立等の作業を行なうロボット
において、物品を取り扱うハンドをロボット本体に装着
−離脱するための着脱装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、1台のロボットで各種の作業を行なわせる場合
、各種の作業に応じてハンドを交換する必要が生じ、こ
の為、ロボットのアーム先端にハンドを着脱するための
ハンド着脱装置が必要となる。
また、このハンド着脱装置においては、ハンドへのエア
供給、電源供給、通信等のための接続機構を有する構成
も必要とされるものである。
従来において、上述したようなハンド着脱装置としでは
、例えば、特開昭58−186589号公報があり、こ
の従来公報には、Z軸方向(ハンドの抜き取り方向)の
形状を小さく設定するため、ロボットアームに接続され
たハンド着脱装置側に外側テーパ面を介して、係止ボー
ルを半径方向に沿って進退自在に支持し、一方、着脱さ
れるハンド側に、この係止ボールに係合する内側テーパ
面を備える構成が開示されている。
そして、この従来技術においては、外側テーパ面を押し
下げて係止ボールに円筒状の外周面を当接させることに
より、この係止ボールを半径方向外方に突出させ、この
突出させた係止ボールと内側テーパ面とを互いに結合さ
せて、ハンドを着脱機構に結合するようにしており、ま
た、円筒状の外周面を引き上げて、係止ボールの側方に
外側テーパ面が位置するように設定して、係止ボールの
半径方向内方への移動を許容することにより、内側テー
パ面の係止ボールへの結合状態が解除され、ハンドは着
脱機構から取り外されることになる。この結果、このよ
うな従来のハンド着脱装置においては、ハンドを交換す
るに際して、軸方向の移動距離が短くて済み、交換動作
にかかる時間が短(て済む効果が奏せられることになる
(従来技術の問題点〕 従来のハンド着脱装置においてロボット側の制御部とハ
ンド側のアクチュエータ、エンコーダ等との間の通信ケ
ーブルや、吸着ハンドの圧縮空気送信用チューブ・ホー
ス等はハンド側及びロボット側にそれぞれ設けたコネク
タにそれぞれのケーブル・ホース等を固定してロボット
とハンドの接続を行っているのであるが、該ケーブル・
ホースはロボットアームの移動領域を充分カバーする程
度の長さを要し、又、ハンドの旋回、回転運動にともな
って弛緩状態のケーブル・ホースの絡らみ付きを生じる
場合によっては該絡らみ付きのためにコネクタの外れや
、断線を招来してしまうことになる。
従来着脱機構を持つロボットにおいて、ハンド先端部へ
の配管、配線の接続は特許公告昭63−36913号公
報のように、Z軸上端部からアーム側着脱部へとアーム
の外側より接続され、そこからノ\ンド側着脱部へと接
続されていた。この接続方法ではZ軸上端からアーム側
着脱部へと接続された配管、配線がじゃまになり、S軸
や2腕のストロークを縮めてしまう事になる。また、1
腕2腕を駆動させた時に配管、配線が大きくふれ、断線
等の恐れがある。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明の課題は前述した通信ケーブルやホースのロボッ
トとハンド間の接続に関し、前述の問題点を解決し得た
着脱機構を提案する。
更に、本発明はロボットとハンド間の電気回路の通信を
行なう場合に、ハンド側の着脱部材内にプリント回路基
板(以下プリント板と称する。)を収納し、該プリント
板上の電気回路によってロボットとハンドの電気信号授
受を行うなように構成し、その際、ロボット側からのケ
ーブルで送られた信号を前記回路に正確に送給又は受信
できる着脱機構を提案する。
更に本発明はロボット側の制御回路の信号とハンド側の
モータ、エンコーダ、センサ等の信号を相互に通信・授
受する信号伝達手段をロボット側の信号によってロボッ
トアーム・ハンドが旋回、回転運動を行なう場合にも相
互に正確に伝達出来る着脱機構を提案する。
〔問題を解決するための手段及び作用〕本発明は前記問
題解決のために、ロボット側に該ロボットと前記ハンド
との制御信号の通信を行なうケーブルを収納する中空垂
直アームを設け、前記中空垂直アームから引き出したケ
ーブルは前記着脱機構の一部を構成するために前記中空
垂直アームに連結した中空円筒体の一部を開口した開口
部から前記ケーブルを導出するようにしたものである。
本発明に依れば、ケーブルは中空垂直アームを通り前記
中空円筒体の開口部からハンド側へ導出される。
〔実施例〕
以下に、この発明をスカラ型ロボットに適用した一実施
例の構成を、添付図面を参照して、詳細に説明する。
〈ロボットシステム〉 先ず、第1図を参照して、この一実施例のハンド着脱装
置10が採用されるロボット(自動組立装置)12の概
略構成を説明する。
このロボット12は、図示しない基台上に固定された支
柱14と、この支柱14の上端に水平面内で回動自在に
支持された第1の水平アーム16と、この第1の水平ア
ーム16の先端に水平面内で回動自在に支持された第2
の水平アーム18と、この第2の水平アーム18の先端
に上下動及び自身の軸線回りに回動自在に支持され、中
空筒体から構成された垂直アーム20とから概略構成さ
れている。ここで、この発明の特徴となるハンド着脱装
置10は、この垂直アーム20の下端に取り付けられて
いる。
そして、第1の水平アーム16は、支柱14内に配設さ
れた図示しない第1の駆動モータにより、支柱14を中
心として旋回駆動されるように設定されている。また、
第2の水平アーム18は、第1の水平アーム16の上面
略中央部に配設された第2の駆動モータ22により、第
1の水平アーム16の先端を中心として旋回駆動される
ように設定されている。一方、垂直アーム20は、第2
の水平アーム18の上面基端部上に配設された第3及び
第4の駆動モータ24.26により、上下方向(Z軸方
向)に沿う移動及び自身の中心軸線回りに回動駆動され
るように設定されている。
これらは第1乃至第4の駆動モータ18.24.26は
、支柱14及び第1の水平アーム16の内部を挿通する
ように配設された接続ライン(図示せず)を介して、ロ
ボットコントローラ28に接続され、このロボットコン
トローラの制御指令に基づき、ハンド着脱装置10に取
り付けられたハンド機構30を所定位置に所定姿勢(回
動位置)で移動するように、夫々回転駆動されるよう制
御されている。
また、ハンド機構30は、接続ケーブル32を介して、
ロボットコントローラ28及び図示しない空圧機構に接
続され、これらロボットコントローラ28及び空圧機構
を介して、駆動されるように制御されている。ここで、
この接続ケーブル32は、支柱14を通り、第1の水平
アーム16の基端部を貫通して、−旦外部に取り出され
、大きくループするように撓んだ状態で、垂直アーム2
0にこれの上端から取り込まれ、この中を貫通し、ハン
ド着脱装置10を介して、ハンド機構30に接続される
ように構成されている。
次に、第2図乃至第7図を参照して、この発明の特徴と
なるハンド着脱装置10の構成を、詳細に説明する。
ム及l このハンド着脱装置10は、ロボット12の垂直アーム
20の下端にハンド機構30を着脱自在に装着するため
設けられており、第2図に示すように、垂直アーム20
の先端に固定されたホルダ34と、このホルダ34に係
脱自在になされ、ハンド機構30が下部に固定されたシ
ャンク36とを基本的に備えている。
このホルダ34は、図示するように、垂直アーム20の
下端外周に固着される固着部37と、この固着部37の
下面にボルト38を介して取り付けられたシリンダ部4
0と、このシリンダ部40内において、上下方向に沿っ
て摺動自在に収納されたピストン42と、シリンダ部4
0の下端面及び下部内周に渡り一体的に嵌合された内筒
44と、この内筒44内にボルト46を介して固定され
たポール支持筒48と、ピストン42の下端にボルト5
0を介して固定され、ボール支持筒48に支持された複
数のボール52の内側下方部分に下方から係合する外方
テーパ面54aを外周に形成された係止部材54と、ボ
ール支持筒48とピストン42との間に介設され、ピス
トン42を常時上方に付勢するコイルスプリング56と
から概略構成されている。
ここで、上述したシリンダ部40は、第3図に取り出し
て示すように、上下が開放された略中空円筒上に形成さ
れたシリンダ本体40aと、このシリンダ本体40aの
内部空間を上下に分割する仕切壁40b(第2図に示す
。)と、シリンダ本体40aの上端外周に形成された第
1の外方フランジ部40cと、シリンダ本体40aの下
端外周に形成された第2の外方フランジ部40dとから
一体的に形成されている。
そして、このシリンダ本体40aの仕切壁40bよりも
上方部分には、丁度、中心線に沿って垂直に延出する幅
広のスリット40eが第1の外方フランジ部40cに渡
り形成されている。このようにスリット40eが形成さ
れているため、垂直アーム2゜の内部を貫通する接続ケ
ーブル32は、第2図に示すように、この垂直アーム2
0の下端開口からシリンダ部40の仕切壁40bより上
方の内部空間に取り出され、ここから、スリット40e
を介してシリンダ部40の外方に取り出され得ることに
なる。
尚、第2図に示すように、接続ケーブル32は、後述す
るシリンダ室58に圧縮空気を導入するための第1のエ
アホース32aと、ハンド機構3oに圧縮空気を供給す
る3本の第2のエアホース32b(図面の都合上、1本
のみが描かれている。)と、ハンド機構30とロボット
コントローラ28とを電気的に接続するケーブル32c
とから構成されている。そして、第1のエアホース32
aは、第1の接続ポート60aを介して、仕切壁40b
の中央部に接続され、3本の第2のエアホース32bは
、第2の接続ポート60bを夫々介して、第2の外方フ
ランジ部40dの上面に接続されている。また、ケーブ
ル32cは、その先端に接続された第1のコネクタ62
aを介して、第2の外方フランジ部4Od上に、ステイ
64を介して取り付けられた中継基板66に電気的に接
続されている。
一方、上述したシリンダ室58は、仕切壁40bの下面
と、ピストン42の上面と、シリンダ本体40aの内周
面とで囲まれる空間により規定されている。
そして、ピストン42は、シリンダ本体40aの内周面
に摺接するピストン本体42aと、このピストン本体4
2aの下面中央部において、下方に突出するように設定
され、中実円柱状の突出部42bとから一体的に形成さ
れている。
ここで、このように構成されたピストン42は、シリン
ダ室58内に圧縮空気が導入されていない状態において
、コイルスプリング56の付勢力により図示しないスト
ッパに当接する最上位置に弾性的に保持されている。ま
た、このピストン42は、このシリンダ室58内に第1
の接続ポート60aを介して圧縮空気が導入されること
により、コイルスプリング56の付勢力に抗して、下方
に押し下げられ、上述した内筒44の上端に当接するこ
とにより、最下位置に保持されることになる。
また、上述した内筒44は、シリンダ本体40aの下部
の内周面に嵌合するように設定され、上下が開放された
中空路円筒状の内筒本体44aと、この内筒本体44a
の上端に形成された内方フランジ部44bと、内筒本体
44aの下端に形成され、第2の外方フランジ部40d
の下面に接触する外方フランジ部44cとから一体的に
形成されている。ここで、この外方フランジ部44cの
下面が、着脱面PLの上側を規定するように設定されて
いる。即ち、この外方フランジ部4.4 cの下面より
も下方部分において、上述したシャンク36が規定され
ている。
そして、上述したポール支持筒48は、下面が開放され
た筒状に形成されており、詳細には、第4図に取り出し
て示すように、内筒本体44aの上部に嵌合するように
設定された中空円筒状の支持筒本体48aと、この支持
筒本体48aの上面を覆うように形成された天井部48
bとから一体的に形成されている。ここで、この天井部
48bの中心部には、上述したピストン42の突出部4
2bが上下動可能に挿通される挿通孔48cが形成され
ている。
再び第2図に示すように、上述した係止部材54は、挿
通孔48cを介してボール支持筒48の内部空間にまで
突出した突出部42bの下端に固定された略円板状の本
体部分54bと、この本体部分に54aの下端に形成さ
れ、支持筒本体48aの内周面に摺接する外周面を有す
る外方フランジ部54cとから構成されている。そして
、この外方フランジ部54cの上端縁と、本体部分54
bの下端縁との間に、上述した外方テーパ面54aが規
定されている。この外方テーパ面54aは、下方に向か
うにつれてその直径を増すように傾斜付けられている。
このようにして、これらボール52はボール支持筒48
のボール支持孔48d内において、外方へも内方へも抜
は止めされた状態で支持されることとなる。
尚、この外側テーパ面54aは、ピストン42が最上位
置に持ち上げられた状態において、第4図に一点鎖線で
示すように、対応するボール52の内側部分に当接し、
これらボール52を半径方向外方に偏倚させて、各々の
外側部分が支持筒本体48aの外周面から外方に突出す
るように設定され、また、ピストン42が最下位置に押
し下げられた状態において、第4図に二点鎖線で示すよ
うに、対応するボール52の内側部分との係合を解除さ
れ、これらボール52の半径方向内方への移動を許容し
、各々の外側部分が支持筒本体48aの外周面から突出
しないように設定されている。
匙Jl 一方、第5図Aに示すように、シリンダ部40の第2の
外方フランジ部40dの上面であって、図中、略右半分
の部分には、計9つの接続穴74a〜74iが形成され
ている。ここで、各接続穴74a〜741は、第2の接
続ポート60bが各々接続されるように設定されている
。即ち、この一実施例においては、上述したように、第
2の接続ポート60bは、3本の第2のエアホース32
bに対応して3個だけ配設されており、後述するハンド
機構30のおける圧縮空気の供給位置に応じて、第1、
第5及び第9の接続穴74a、 74e、 74iが用
いられている。
ここで、第2図においては、図面の都合上、この断面位
置において第9の接続穴74iが代表して示されるよう
に描かれているが、各接続穴74a〜74iに各々連通
した状態で、第2の外方フランジ部40dの下面には、
ここに開口して連通室76a〜76iが形成されている
一方、各連通室76a〜76iは、シリンダ部40の第
2の外方フランジ部40dの下面に取り付けられた内筒
44の外方フランジ部44cにより閉塞されている。そ
して、この外方フランジ部44cには、各連通室76a
〜76iの半径方向内方部分に各々開口した状態で、後
述する接続バイブ98a〜98iが夫々挿入される9本
の接続パイプ挿入孔78a〜78iが厚さ方向に貫通し
て形成されている。
また、再び第5図Aに示すように、上述した中継基板6
6上には、複数の、この一実施例においては、15本の
接続ピン80a〜800が起立した状態で固定されてい
る。ここで、各接続ピン80a〜80゜は、上述した第
1のコネクタ62aが各々接続された状態で取り付けら
れるように設定されている。
これら接続ピン80a〜800の配設数である15本は
、このケーブル32cがシリアルインターフェイスケー
ブルとして構成され、これを通してロボットコントロー
ラ28とハンド機構30との間で通信されるように設定
されている。
一方、この中継基板66上の接続ピン80a〜80゜は
、各々、接続ロッド82a〜82oを介して、内筒44
の外方フランジ部44cの下面に形成された接続ブツシ
ュ84a〜84oまで電気的に接続されている。
即ち、外方フランジ部44cには、各接続ブツシュ84
a〜840を収納すべく上下に貫通する透孔44dが形
成されており、各接続ブツシュ84a〜840の内部空
間が後述する接続端子が挿入され、電気的に接続される
規定されている。
また、各接続ロッド82a〜820は、各々に対応して
第2の外方フランジ部40dにこれを上下に貫通するよ
うに形成された貫通孔40fを介して、対応する接続ブ
ツシュ84a〜840の上部に嵌入して電気的に接続さ
れており、之のようにして、各接続ピン80a〜80o
と接続ブツシュ84a〜800とは、各々、電気的に接
続されている。
Zヱ之j このシャンク36は、このハンド着脱装置10を介して
ロボット12の垂直アーム20に取り外し自在に取り付
けられる種々のハンド機構に対して共通に構成され、第
2図に示すように、その上面を着脱面PLの下側を規定
するように設定されたシャンク本体86と、このシャン
ク本体86の下方にボルト88を介して固定された連結
筒90と、この連結筒90の下面にボルト92を介して
固定された取付板94とから主として構成されている。
ここで、このシャンク本体86は、その中央部に、丁度
、ホルダ34のポール支持筒48が緩挿される円形状の
透孔86aが形成された円板状の着脱部材86bを備え
ている。そして、この着脱部材86bの上面には、この
透孔86aを取り囲み、この開口周縁から起立した状態
で、円筒状の係止筒部86cが一体的に形成されている
。この係止筒部86cの上端には、内方フランジ部86
dが形成され、この内方フランジ部86dの内面には、
上述したポール支持筒48に支持されたボール52の外
側上方部分に掛止可能な掛止用内方テーパ面86eが形
成されている。
一方、シャンク本体86の着脱部材86bの外周部の下
面には、全周に渡り所定厚さの立ち下がり部86fが一
体的に形成され、この立ち下がり部86fの外周面には
、ハンド置台(第6図に示す。)96に係止される係止
溝86gが全周に渡り形成されている。
このハンド置台96は図示するように、各シャンク36
の係止溝86gに嵌入される厚さを有する板状のラック
本体96aを備え、このラック本体96aの前端面には
、シャンク36を大きく受けるための凹部96bが形成
されている。
尚、このように構成されたシャンク本体86において、
第4図に拡大して示すように、内方フランジ部86dの
上面外周縁には、シャンクホルダ96に掛止されたンヤ
ンク36に、ホルダ34が上方から下降して来た際に、
シャンク本体86の内方フランジ部86dが、内筒44
の内筒本体44aの内周面内に摺接した状態で容易に嵌
入することが出来るように、外方テーパ面86hが全周
に渡り形成されている。
一方、内方フランジ部86dの上面内周縁には、内筒4
4内にシャンク本体86が嵌入された後において、更に
ホルダ34が下降する状態において、今度は、シャンク
本体86の内方フランジ部86dの内周面が、係止スリ
ーブ68の外周面に摺接した状態で勝実に嵌入すること
が出来るように、挿入用内方テーパ面86iが全周に渡
り形成されている。
ここで、シャンク本体86の上面には、第5図Bに示す
ように、上述した各接続パイプ挿入孔78a〜78iに
対応した位置に、各々に下方から挿通され得るように上
方に向けて突出した状態で接続パイプ98a〜98iが
配設されている。そして、ホルダ34が下降して来て、
ホルダ34とシャンク36とが互いに結合した状態にお
いて、即ち、内筒44の外方フランジ部44cの下面と
シャンク本体86の着脱部材86bの上面とが互いに当
接した状態において、各接続パイプ98a〜98iの上
端は、対応する接続パイプ挿入孔78a〜78iを通っ
て、連通室76a〜76i内に挿入されるように設定さ
れている。
また、シャンク本体86の上面には、第5図Bに示すよ
うに、上述した各接続ブツシュ84a〜840に対応し
た位置に、各々下方から挿入され得るように上方に向け
て突出した状態で接続端子100a〜100oが配設さ
れている。そして、ホルダ34が下降して来て、ホルダ
34とシャンク36とが互いに結合した状態において、
各接続端子100a〜1001の上端は、対応する接続
ブツシュ84a〜84iに各々挿入され、電気的に接続
されるように設定されている。
更に、シャンク本体86の上面には、第5B図に示すよ
うに、ボルト92を上方から回動して、連結筒90に取
付板94を固着せしめるための4本の透孔102a〜1
02dが周方向に沿って等間隔に、厚さ方向に貫通した
状態で形成されている。
掛止用内方テーパ面86eは、その形状及びサイズを正
確に規定され、このようにして、第2図に示すように、
正確に位置決めされた状態で、外方テーパ面54aとの
間に6個のポール52を挟持する状態が達成され、従っ
て、この一実施例によれば、ノ\ンド着脱装置10にお
いて結合状態が規定された場合に、その着脱面PLにお
いて、ホルダ34側における内筒44の外方フランジ部
44cの下面と、シャンク36側におけるシャンク本体
86の上面とは、互いに密着状態となり、ガタの無い良
好な結合状態が達成されることになる。
電気回路用プリント回路基板 一方、シャンク36を構成する連結筒90は、上下か開
放された円筒状に形成され本体部分90aと、この本体
部分90aの上端に形成された内方フランジ部90bと
から一体的に形成されている。この連結筒90内には、
上下一対の回路基板106a、 106bがスペーサ1
08を介して内方フランジ部90bの下面に吊持された
状態で配設されている。ここで、上方の回路基板106
aと上述した各接続端子100a〜100oとは、シャ
ンク本体86の着脱部材86b及び連結筒90の内方フ
ランジ部90bを上下に貫通した状態で配設された接続
ロッド110a−110oを各々介して電気的に接続さ
れている。尚、上方の回路基板106aと下方の回路基
板106bとは、接続基板106cを介して電気的に接
続されている。
また、この連結筒90の本体部分90aの外周面には、
上述した9本の接続パイプ98a〜981に夫々対応し
た状態で、9本の接続ポート用接続孔112a〜112
1が開口した状態で形成されている。ここで、各接続孔
112a〜1121は、シャンク本体86の着脱部材8
6b及び連結筒90の内方フランジ部90bを上下方向
に沿って貫通した状態で配設された連結通路114a〜
1141を介して、接続パイプ98a〜984と夫々連
通するように接続されている。
そして、上述した9本の接続孔1.12a〜1121の
中で、第1、第5及び第9の接続ブツシュ74a、74
e1744に対応した接続孔112a、 112e、 
112iには、第5図Vに示すように、3本の接続ホー
ス115a、115b、115cが夫々接続ポート11
.6a、116b、116cを介して接続され、これら
3本の接続ホース115a〜115cは、ハンド機構3
0にもたらされている。
ここて、第2図に示すように、上述した上下一対の回路
基板106a、 106bには、ロボットコントローラ
28から送られてきたシリアル信号をパラレル信号に、
また、ロボットコントローラ28に送る信号をパラレル
信号からシリアル信号に夫々変換するための回路が構成
されており、両回路基板106a。
106bからの信号は、第7図に示すように、一端に第
2及び第3のコネクタ62b、62cが設けられた第1
及び第2の接続ライン群118a、118bを夫々介し
て、ハンド機構30に接続されている。
この第1及び第2の接続ライン群118a、118bを
連結筒90から一旦外方に取り出すために、第5図Cに
示すように、本体部分90aを構成する周壁には、厚さ
方向に貫通した状態で一対の開口120 a %120
bが形成されている。このように開口120a1120
bを形成することにより、上述した第1及び第2の接続
ライン群118a、 118bは、これら開口120a
120bをを通って、シャンク36の外方に取り出され
た上で、ハンド機構30に接続されることになる。
一方、上述したボルト92は全部で4本配設されており
、これら4本のボルト92を装着するために、上述した
透孔92a〜92dの直下方に位置して夫々に連通した
状態で、連結筒90の本体部分90aの外周面には、4
本の凹部122a〜122dが形成されている。ここで
、各凹部122a〜122dの高さは、各ボルト92の
高さよりも僅かに長く設定されている。
このように構成することにより、各ボルト92は、−旦
、側方から対応する凹部112a〜112dに収納され
た後に、対応する透孔102a〜102dを介して上方
から挿通された図示しないドライバを介して回転され、
取付板94に螺合し得る状態となり、このようにしてこ
の取付板94を連結筒90に固着せしめることが出来る
ことになる。
尚、第2図に示すように、シャンク36の内部空間は、
シャンク本体86と連結筒90との間に挟持された状態
で配設された仕切板124により上下に隔離された状態
で仕切られている。この仕切板124を備えることによ
り、このシャンク36がホルダ34から切り離された状
態でハンド置台96に保持された状態において、即ち、
シャンク36が外部に露出する状態において、回路基板
106a、106bは、依然として閉塞された空間内に
位置することとなり、これら回路基板106a、106
bの防塵効果が達成されることになる。
ここで、このように仕切板124を備えるように構成さ
れているので、第2図から明らかなように、シャンク3
6にホルダ34が結合された状態において、ピストン4
2の下部が位置する空間、即ち、仕切板124とシャン
ク本体86とボール支持筒48とで囲まれる空間の容積
は小さく限定されることになる。そして、後述する着脱
動作に際してピストン42の下降に伴ない上述した空間
が密閉された状態であると、この密閉空間内にピストン
42の下部が突出し、この密閉空間内の空気が圧縮され
た、所謂弾性効果を発揮して、ピストン42の下降動作
に対して対向力として作用することになる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の着脱機構はロボットアーム側の第
1の結合手段(ホルダ34)と前記第1結合手段と結合
するハンド側の第2の円筒状の結合手段(シャンク36
)を有し、前記第2の結合手段の円筒内に仕切部材24
を配設し、前記第11第2結合手段の結合による着脱動
作を行なう際に、前記仕切部材によってシャンク本体を
気圧気密室を形成するようにしたことにより、シャンク
本体内の電気回路用プリント基板106a、106bを
塵・埃から保護することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるハンド着脱機構の一実施例が
適用されるロボットの構成を概略的に示す正面図; 第2図は第1図に示す着脱機構を結合状態で示す縦断面
図; 第3図はシリンダ体を取り出して示す斜視図;第4図は
ボール支持筒を取り出して示す縦断面図;第5図Aはハ
ンド着脱機構を、第2図におけるA−A線に沿って切断
した状態で示す横断面図;第5図Bはハンド着脱機構の
シャンク本体の上面構成を示す平面図: 第5図Cはハンド着脱機構を、第2図におけるBB線に
沿って切断した状態で示す横断面図;10・・・ハンド
着脱機構、12・・・ロボット、14・・・支柱、16
・・・第1の水平アーム、18・・・第2の水平アーム
、20・・・垂直アーム、22・・・第2の駆動モータ
、24・・・第3の駆動モータ、26・・・第4の駆動
モータ、28・・・ロボットコントローラ、28a・・
・ロボット側インターフェース回路、28b・・・主制
御回路、30・・・ハンド機構、32・・・接続ケーブ
ル、32a・・・第1のエアホース、32b・・・第2
のエアホース、32c・・・電気コード、34・・・ホ
ルダ、36・・・シャンク、37・・・固着部、38・
・・ボルト、40・・・シリンダ部、40a・・・シリ
ンダ本体、40b・・・仕切壁、40c・・・第1の外
方フランジ部、40d・・・第2の外方フランジ部、4
0e・・・スリット、40f・・・貫通孔、42・・・
ピストン、42a・・・ピストン本体、42b・・・突
出部、44・・・内筒、44a・・・内筒本体、44b
・・・内方フランジ部、44c・・・外方フランジ部、
44d・・・透孔、46・・・ボルト、48・・・ボー
ル支持筒、48a・・・支持筒本体、48b・・・天井
部、48c・・・挿通孔、48d・・・ホール支持孔、
50・・・ボルト、52・・・ボール、54・・・係止
部材、54a・・・外方テーパ面、54b・・・本体部
分、54c・・・外方フランジ、106a、106b・
・・プリント基板、124・・・仕切部材 侭C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロボット側に該ロボットと前記ハンドとの制御信
    号の通信を行なうケーブルを収納する中空垂直アームを
    設け、 前記中空垂直アームから引き出したケーブルは前記着脱
    機構の一部を構成するために前記中空垂直アームに連結
    した中空円筒体の一部を開口した開口部から算出するよ
    うにしたことを特徴とするロボットのハンド着脱機構。
  2. (2)加工または組立の作業を行なうハンドを着脱機構
    を介してロボットアームに着脱するロボットにおいて、 前記ロボットアーム側に、ロボットを制御する制御回路
    からの信号を前記ハンド側に電送するケーブルと前記着
    脱機構の作動を制御する駆動力を伝送する供給手段を中
    空アームを経て導出し、 前記着脱機構は前記ロボットアーム側に備えた略円筒状
    第1結合手段と、前記ハンド側に備え前記第1結合手段
    と結合する略円筒状第2結合手段を有し、前記駆動力供
    給手段は前記第1結合手段に連結し、 前記電送ケーブルは前記ハンドの複数のアクチュエータ
    を制御する複数の信号線から成り、前記複数の信号線は
    前記第1結合手段の円筒外周に配置した信号伝達手段に
    よって前記ハンドとロボットアーム間の信号授受を行な
    うようにしたことを特徴とするロボットのハンド着脱機
    構。
  3. (3)前記第1結合手段の円筒部外周に配置し前記ケー
    ブルからの各信号線と接続する略円弧状に配した複数の
    接続端子を有した中継基板と、前記ハンド側に備えた回
    路基板から伸び前記ロボットとハンドの信号授受に要す
    る数の第1の接続ロッドと、 前記中継基板から延びた第2の接続ロッドと、を有し、 前記第1・第2の結合手段の結合によって前記第1・第
    2接続ロッドの接続を保ってロボットアームとハンドの
    信号伝達を行なうようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載のロボットのハンド着脱機構。
JP14643290A 1990-06-04 1990-06-04 ロボットのハンド着脱機構 Pending JPH0441191A (ja)

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