JPH0440672A - 情報記録再生方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、交代セクタ処理を行って情報の記録又は再生
を行う光デイスク装置等の情報記録再生方法及びその装
置に関する。

従来の技術 従来、光デイスク装置等の情報記録再生装置においては
、多数のセクタにデータを記録したとき、記録直後にデ
ータを読出し、正しく再生できたかを判定（ベリファイ
）し、記録面の欠陥により再生できない欠陥セクタがあ
ると、欠陥処理として、そのセクタに書込むべきデータ
を他の交代セクタに書込むようにした交代セクタ処理を
行うようにしたものがある。これは、例えば文献「光デ
ィスり技術」　（ラジオ技術社発行）中の［第１章　光
ディスク・ドライブｊｐ、２３０〜２３３において示さ
れている。

ここに、このような交代セクタ処理を伴う光デイスク装
置の従来例を第５図を参照して説明する。

まず、データを書込む際には、ホスト（図示せず）から
データをコントローラ１に送り、コントローラｌでクロ
ック発生源２からの書込みクロックに従いレーザダイオ
ード３を発光させて光ディスク３にデータを書込む。一
方、光ディスク４からデータを読取る場合には、レーザ
ダイオード３を発光させ、光ディスク４からの反射光を
フォトダイオード５で受光し、書込みクロックを基にし
てデータに同期したクロックを生成しくＰＬＬ回路によ
る）、データを再生するようにしている。

発明が解決しようとする課題 ところが、従来の交代セクタ方式によると、交代セクタ
と通常のセクタとを特別には区別しておらず、両者とも
同程度のデータ信頼性のものであり、交代セクタにも誤
りかあると別の交代セクタにデータを書込む必要がある
。この結果、最悪の場合には、交代セクタの全てを使っ
てしまい、交代セクタ機能を確保できず、装置の信頼性
か低下してしまう可能性がある。

課題を解決するための手段 媒体に対する情報の記録再生時の欠陥処理として交代セ
クタへの記録処理を行うようにした情報記録再生方法に
おいて、交代セクタ処理時に交代セクタのマーク長を通
常のセクタのマーク長よりも長くして情報の記録を行う
ようにした。

このための装置として、通常のセクタの記録再生時に使
用するクロック周波数を発生する通常用クロック発生源
と、通常時のクロック周波数よりも低くて交代セクタの
記録再生時に使用するクロック周波数を発生する交代用
クロック発生源とを設け、これらの通常用クロック発生
源と交代用クロック発生源とを選択切換えする選択部を
設けた。

作用 記録される情報は、そのマーク長が長いほうがその信頼
性が高い特性を持つので、交代セクタのマーク長を長く
することにより、交代セクタの信頼性向上により交代セ
クタでの再交代処理を激減させることができる。また、
交代セクタがディスクに占める割合が少ないので、全体
での容量低下による影響を少なくできる。よって、交代
セクタを有効に活用でき、装置全体の信頼性も向上する
。

このためにも、通常のセクタと交代セクタとで用いるク
ロックの周波数を異ならせるようにすればよく、簡単に
構成できる。

実施例 本発明の一実施例を第１図ないし第４図に基づいて説明
する。第５図で示した部分と同一部分は同一符号を用い
て示す。本実施例は、交代セクタ処理時には交代セクタ
のマーク長を通常のセクタのマーク長よりも長くして記
録するようにしたものである。

このため、構成としては、第２図に示すように、クロッ
ク発生源２を通常用クロック発生源とし、これとは別個
に交代用クロック発生源６を設け、この交代用クロック
発生源６からは交代セクタ処理時に使用する周波数のク
ロックを発生させるようにしたものである。この交代用
クロック発生源６のクロック周波数は、通常用クロック
発生源２によるクロック周波数よりも低く設定されてい
る。

これらのクロック発生源２，６は選択部となる切換えス
イッチ７を介して前記コントローラ１に接続されている
。

このような構成において、通常セクタに対する記録再生
時には切換えスイッチ７により通常用クロック発生源２
が選択され、そのクロックに応じて記録再生が行われる
。一方、あるセクタについて欠陥が発見されると、交代
セクタ処理に移行するが、この時、切換えスイッチ７も
交代用クロック発生源６側に切換えられる。よって、交
代セクタ処理は通常時よりも低い周波数のクロックに基
づき行われる。この結果、各々のセクタ内でのマーク長
を、同一データ書込み例で比較すると、第１図に拡大し
て示すように、通常セクタ８のマーク９の長さよりも交
代セクタ１０のマーク１１の長さのほうが長くなる。図
示例は、マーク９側の長さａに対してマーク）１側の長
さｂはｂ＝１゜５８とした例である。

ここに、交代セクタ１０についてはマーク長が長くなる
ため、交代セクタ１０自身の物理的な長さも長くなるが
、光デイスク４上での交代セクタ領域は予め決まってい
るので、光ディスク４を製造する際に第３図に示すよう
にセクタ８，１０の物理的長さを予め変えればよい。本
例では、マーク長さの違いに対応させてセクタ長も１．
５倍とされている。なお、このようにマーク長を長くす
ると、容量は低下するが、光デイスク４上に占める交代
セクタ１０の割合が、通常セ々り８に比べて十分に小さ
いので、全体の容量低下は少ないものといえる。

ところで、交代セクタ１０のマーク長を長くするのは、
交代セクタ１０の信頼性を高くし、交代セクタでの再交
代処理を極力減らすためである。

二二に、マーク長を長くするとデータの信頼性が向上す
る点について、第４図を参照して説明する。

図示例は、シアニン色素膜の記録特性を示すもので、例
えばマーク長くビット長）が０．６μｍ程度であっても
十分実用的なＣ／Ｎが得られるが、マーク長（ビット長
）がこの値以上に長い程、Ｃ／Ｎが高くデータの信頼性
が向上することがわかる。

よって、本実施例のように、交代セクタ１０側のマーク
長を長くすると、交代セクタ１０のデータの信頼性が向
上し、交代セクタでの再交代処理は激減する。

発明の効果 本発明は、上述したように記録される情報は、そのマー
ク長が長いほうがその信頼性が高い特性を持つ点に着目
し、交代セクタのマーク長を通常のセクタのマーク長よ
りも長くしたので、交代セクタの信頼性向上により交代
セクタでの再交代処理を激減させることができ、また、
交代セクタがディスクに占める割合が少ないので、全体
での容量低下による影響を少なくでき、よって、交代セ
クタを有効に活用でき、装置全体の信頼性も向上させる
ことができ、このようなマーク長制御も、通常のセクタ
と交代セクタとで用いるクロックの周波数を異ならせる
ようにすればよく、簡単に構成できるものである。

の説明図、第４図はシニアン記録膜のマーク長依存記録
特性図、第５図は従来例を示す概略ブロック図である。

２・・・通常用グロック発生源、４・・媒体、６・・交
代用クロック発生源、７・・選択部、８・・・通常セク
タ、９・・・マーク、１０・・・交代セクタ、１１・・
・マーク 出　願　人　　　株式会社　　　リ　コ

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、媒体に対する情報の記録再生時の欠陥処理として交
   代セクタへの記録処理を行うようにした情報記録再生方
   法において、交代セクタ処理時に交代セクタのマーク長
   を通常のセクタのマーク長よりも長くして情報の記録を
   行うようにしたことを特徴とする情報記録再生方法。 ２、媒体に対する情報の記録再生時の欠陥処理として交
   代セクタへの記録処理を行うようにした情報記録再生装
   置において、通常のセクタの記録再生時に使用するクロ
   ック周波数を発生する通常用クロック発生源と、通常時
   のクロック周波数よりも低くて交代セクタの記録再生時
   に使用するクロック周波数を発生する交代用クロック発
   生源とを設け、これらの通常用クロック発生源と交代用
   クロック発生源とを選択切換えする選択部を設けたこと
   を特徴とする情報記録再生装置。