JPH0440606Y2 - - Google Patents

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JPH0440606Y2
JPH0440606Y2 JP8201287U JP8201287U JPH0440606Y2 JP H0440606 Y2 JPH0440606 Y2 JP H0440606Y2 JP 8201287 U JP8201287 U JP 8201287U JP 8201287 U JP8201287 U JP 8201287U JP H0440606 Y2 JPH0440606 Y2 JP H0440606Y2
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JP
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lock
button
pot
discharge
inclined surface
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JP8201287U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ポツトにおける吐出ボタンロツク
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
エアーポツトや電気ポツトにおいて、吐出ボタ
ンに不用意に触れた際に湯が吐出することを防止
する手段として、従来からポツト吐出ボタンにロ
ツク装置を設けることが行われている。
従来のロツク装置は、ポツトの上端面に突出せ
しめたロツクボタンを水平面で移動させることに
により、ロツク部材を作動せしめ、吐出ボタンの
ロツクとその解除を行なうようになつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の構造によると、ロツクボタンの操作時に
ポツト本体を傾ける方向の力が作用するので、ポ
ツト本体を押えながら操作しないとポツトの姿勢
が不安定となる問題があつた。
そこで、この考案はロツクボタンの操作時にポ
ツト本体の姿勢の安定に影響を来さないようにし
たロツク装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記の問題を解決するために、ポツ
ト肩体1の一部に露出せしめた吐出ボタン2の下
方にポツト肩体1と一体のロツク受け部材3を取
付け、ロツク受け部材3の上面にスライド自在に
設けたロツク部材4にそのスライド方向の一方に
付勢するバネ5を設け、上記バネ5を圧縮してロ
ツク部材4が前進した際に吐出ボタン2の下面に
当たる突起6をロツク部材4に設け、ポツト肩体
1にロツクボタン7とロツク解除ボタン8を出没
自在に設けると供にそれらの下端部を受け入れる
案内凹所9、10をロツク受け部材3に設け、ロ
ツクボタン7をロツク部材4の後端に形成した貫
通孔11に挿通すると供にそのロツクボタン7に
突出方向のバネを付与し、かつ、ロツクボタン7
にその没入時に上記貫通孔11の内側辺を嵌入せ
しめる係合凹所12を形成し、ロツク解除ボタン
8にその突出時にロツク部材4の先端部が嵌入す
る係合凹所13を形成し、ロツク部材4の先端部
にその先端に至るに従い下降する傾斜面14を形
成すると供に、上記係合凹所13にその傾斜面1
4と当接する傾斜面15を形成した構成としたも
のである。
〔作用〕
湯を吐出させるために吐出ボタン2のロツクを
解除した状態では、ロツクボタン7が突出し、ロ
ツク解除ボタン8が没入した状態にある。
ロツクボタン7を押し込むと、その係合凹所1
2にロツク部材4の貫通孔11の内側辺が嵌入
し、ロツク部材4が前進する。ロツク部材4の前
進によりその突起6が吐出ボタン2の下面に当た
り、吐出ボタン2の操作を不可能ならしめると供
に、ロツク部材4の先端部の傾斜面14がロツク
解除ボタン8の傾斜面15に当たり、ロツク解除
ボタン8を押上げる。
逆に、突出したロツク解除ボタン8を押込む
と、その傾斜面15によつてロツク部材4を後退
せしめ、ロツクを解除する。ロツク部材4の後退
位置においてロツクボタン7の係合凹所12が貫
通孔11の内側辺から外れるため、ロツクボタン
7が再び突出する。
〔実施例〕
図示のポツトは、電動式エアーポツトであり、
第1図及び第2図に示すように、肩部材16に肩
カバー17を嵌着することによりポツト肩体1を
構成している。肩部材16は胴18の上端に載せ
られる。内容器19は、その上端に形成した鍔2
0と肩部材16の上端縁との間に介在した割りリ
ング21を介して肩部材16に支持される。内容
器19の底面には発熱体22が装着され、また底
23上には、電動エアーポンプ24が設置され
る。
蓋25は肩カバー17に開閉自在に嵌着され
る。肩部材16と肩カバー17は前方に口ばし状
に突出して形成され、両者の間に分岐箱26、蒸
気弁箱27(第3図及び第4図参照)、蒸気通路
終端箱28、栓ブロツク29及びスイツチ受けを
兼ねた給水管ブロツク30、吐出ボタン2等が組
込まれている。
上記の吐出ボタン2は、給水管ブロツク30の
軸受部31により支持され、その頭部は肩カバー
17の上面に露出している、また吐出ボタン2に
はスイツチ操作腕32が突設され、吐出ボタン2
の操作によりスイツチ33を作動せしめる。また
吐出ボタン2の頭部の下面には、蒸気弁34の弁
棒35が当つている。そのため、吐出ボタン2を
押込むと、蒸気弁34が蒸気通路を閉塞すると共
にスイツチ33を作動せしめエアーポンプ24を
駆動する。エアーポンプ24の駆動により内容器
19の内圧が上昇し、揚水管37及び栓ブロツク
29を経て給水管ブロツク30の給水管38から
湯が吐出される。
さて、上記の吐出ボタン2には、この考案に係
るロツク装置が付設される。ロツク装置を構成す
るロツク受け部材3は、前述の蒸気弁箱27の上
板42と一体に設けられている(第4図及び第5
図参照)。ロツク受け部材3は上板42と共にポ
ツト肩体1の肩カバー17にビス43により、吐
出ボタン2の下方に固定される。
ロツク受け部材3の上面には、ロツク部材4を
平行方向にスライドせしめる案内溝45が形成さ
れ(第5図及び第6図参照)、その案内溝45の
一部にバネ収納溝46を形成している。また、案
内溝45の両端には、ロツクボタン7とロツク解
除ボタン8を受け入れる案内凹所9、10が形成
されている。ロツクボタン7の案内凹所9にはコ
イルバネ52が収納される。
ロツク部材4は、第5図及び第6図2示すよう
に、その先端部に先端に至るほど下降する傾斜面
14が形成され、また中央部分にロツク用の突起
6が突設され、更に後端部にロツクボタン7を挿
通せしめる角形貫通孔11が形成されている。ま
た、ロツク部材4の下面にはバネ受け突起47が
形成され、このバネ受け突起47をロツク受け部
材3のばね収納溝46に嵌めるとともに、そのバ
ネ収納溝46に収納したコイルバネ5をそのバネ
受け突起47に押当てることにより、ロツク部材
4を前進方向、即ちロツク方向(第6図において
右方向)に付勢する。
ロツクボタン7は肩カバー17の上面に突出す
る頭部48を有するとともに、下部にロツク部材
4の貫通孔112挿通させる角軸部49が形成さ
れ、頭部48と角軸部49との間に係合凹所12
が形成されている。ロツクボタン7の角軸部49
の下端は、貫通孔11を拘束されることなく貫通
して前記の案内凹所9に挿入される。
また、ロツク解除ボタン8は、肩カバー17の
上面に突出する頭部50を有するとともに、その
下部にロツク部材4の先端を受入れる係合凹所1
3が形成される。この係合凹所13には、ロツク
部材4の傾斜面14に当接する傾斜面15が形成
される。このロツク解除ボタン8の下部は、もう
一つの案内凹所10に挿入される。
また、吐出ボタン2の下面には、ロツク用の突
起51が形成され、第6図のようにロツク部材4
が後退した状態で突起51は吐出ボタン2の突起
6から離れ、第7図のようにロツク部材4が前進
した状態では、両方の突起51,6が当接するよ
うになつている。
実施例のポツトは以上のように構成され、第6
図のようにロツクボタン7が突出し、ロツク解除
ボタン8が没入した状態では、ロツク部材4が後
退し、突起6から突起51が離れたロツク解除状
態にある。この状態で吐出ボタン2を押すと湯が
吐出する。
また、ロツクボタン7を押込むと、第7図のよ
うにその角軸部49がコイルバネ52を圧縮しな
がらロツク部材4の貫通孔11から下方へ抜け出
す。
これと同時にロツク部材4の先端部は、傾斜面
14,15の相互作用によりロツク解除ボタン8
を押上げる。ロツクボタン7の押込みと、ロツク
解除ボタン8の上昇が行なわれると、コイルバネ
5の作用によりロツク部材4が前進し、貫通孔1
1の内側辺が係合凹所12に嵌入すると共に、そ
の先端部もロツク解除ボタン8の係合凹所13に
嵌入する。また、ロツク部材4の前進により、そ
の突起6が吐出ボタン2の突起51の下面に当た
ると、吐出ボタン2はロツクされる。
逆に、ロツク解除ボタン8を押込むと傾斜面1
5,14の相互作用によりロツク部材4はコイル
バネ5を圧縮して後退し、同時に貫通孔11の内
側辺もロツクボタン7の係合凹所12から外れ
る。この結果、ロツクボタン7がコイルバネ52
により押上げられ、その角軸部49が貫通孔11
に挿入され、ロツク部材4を後退位置に保持す
る。これによつて、ロツクボタン7が突出し、ロ
ツク解除ボタン8が没入したロツク解除状態にな
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案はロツクボタン7及び
ロツク解除ボタン8を下向きに押込むだけで吐出
ボタン2のロツクとその解除が行えるため、ポツ
ト本体の姿勢の安定性を損なうことなく、ロツク
操作及びその解除操作を行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図に実施例の電動式エアーポツトの斜視
図、第2図は同上の一部省略拡大断面図、第3図
は肩カバー下面の一部省略斜視図、第4図は第3
図の分解斜視図、第5図はロツク装置の分解斜視
図、第6図はロツク装置のロツク解除状態の断面
図、第7図は同じくロツク状態の断面図である。 1……ポツト肩体、2……吐出ボタン、3……
ロツク受け部材、4……ロツク部材、5……バ
ネ、6……突起、7……ロツクボタン、8……ロ
ツク解除ボタン、9,10……案内凹所、11…
…貫通孔、12,13……係合凹所、14,15
……傾斜面、16……肩部材、17……肩カバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポツト肩体1の一部に露出せしめた吐出ボタン
    2の下方にポツト肩体1と一体のロツク受け部材
    3を取付け、ロツク受け部材3の上面にスライド
    自在に設けたロツク部材4にそのスライド方向の
    一方に付勢するバネ5を設け、上記バネ5を圧縮
    してロツク部材4が前進した際に吐出ボタン2の
    下面に当たる突起6をロツク部材4に設け、ポツ
    ト肩体1にロツクボタン7とロツク解除ボタン8
    を出没自在に設けると供にそれらの下端部を受け
    入れる案内凹所9,10をロツク受け部材3に設
    け、ロツクボタン7をロツク部材4の後端に形成
    した貫通孔11に挿通すると供にそのロツクボタ
    ン7に突出方向のバネ力を付与し、かつロツクボ
    タン7にその没入時に上記貫通孔11の内側辺を
    嵌入せしめる係合凹所12を形成し、ロツク解除
    ボタン8にその突出時にロツク部材4の先端部が
    嵌入する係合凹所13を形成し、ロツク部材4の
    先端部にその先端に至るに従い下降する傾斜面1
    4を形成すると供に、上記係合凹所13にその傾
    斜面14と当接する傾斜面15を形成してなるポ
    ツトにおける吐出ボタンロツク装置。
JP8201287U 1987-05-27 1987-05-27 Expired JPH0440606Y2 (ja)

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JP8201287U JPH0440606Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JP8201287U JPH0440606Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JPS63189124U JPS63189124U (ja) 1988-12-05
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JPH0748199Y2 (ja) * 1991-01-21 1995-11-08 タイガー魔法瓶株式会社 電動注出可能な電気貯湯容器

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