JPH0440355Y2 - - Google Patents

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JPH0440355Y2
JPH0440355Y2 JP1986182172U JP18217286U JPH0440355Y2 JP H0440355 Y2 JPH0440355 Y2 JP H0440355Y2 JP 1986182172 U JP1986182172 U JP 1986182172U JP 18217286 U JP18217286 U JP 18217286U JP H0440355 Y2 JPH0440355 Y2 JP H0440355Y2
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lower horizontal
ground
horizontal
metal fitting
auxiliary
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JP1986182172U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は金網やエキスパンドメタル等の張設体
を張設したフエンスに関するものであり、詳しく
は、支柱間の横桟及び張設体の垂れ下がりを防止
するフエンスに関するものである。
《従来の技術》 上下に対向して設置した横桟を、地中に埋設し
た基礎台に立設固定した支柱で支持する構造のフ
エンスに於いては、支柱を立設固定する基礎台の
設置に構築費用が重むと共に、作業手数を要する
ため、支柱の間隔をできるだけ広くしで配設して
いる。
しかし、年月が経過したり、又雪国では横桟や
張設体に積雪(付雪)した雪の重量で支柱だけで
は横桟や張設体を支持できず、支柱の中間部で垂
れ下がりを生じるのである。
この垂れ下がりを防止するため、従来は支柱間
の上下横桟の間に補強桟を渡設したもの(例え
ば、実公昭56−15964号)、又は支柱間の下横桟と
地上との間に補助柱を配設したもの(例えば、実
開昭58−3569号)がある。
《考案が解決しようとする問題点》 従来の垂れ下がり防止フエンスのうち、上下横
桟間に補強桟を渡設したものは、張設体の補強に
は作用するけれども、上下横桟で加重を支持でき
ない場合は、支柱間の中央部で上下横桟共に垂れ
下がり現象が生じる問題点が残る。
又、下横桟を補助柱で支承するものは、上横桟
が従来通り支柱のみで支持されているから、上横
桟及び張設体が加重に耐えられない時に垂れ下が
ることとなる。
そこで、本考案は簡易な施工で支柱間の横桟及
び張設体の垂れ下がり防止するフエンスを提供す
ることを目的とするものである。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、上下に対向して設置した横桟桟3
a,桟3b及び横桟3a,3b間に張設した張設
体4を、地中に埋設した基礎台1に立設固定した
支柱2で支持するフエンスに於いて、支持2,2
間に配設した補助支柱5を、上下横桟桟3a,桟
3b間に張設した張設体4に当着固定し、補助支
柱5の下部6は下横桟3bに当接して折曲し、か
つ下端は張設体4の直下に垂下し、地上に載置し
た底金具7に連結支持したものである。
《作用》 次に本考案の作用を説明すると、補助支柱5は
支柱2,2間に位置し、上横桟桟3aと下横桟3
b間の張設体に当着固定しているから、支柱の作
用をなし、張設体を支持すると共に、両横桟の間
隔を一定に保つものである。
そして、補助支柱5の下部6は下横桟3bに当
接して折曲し、かつ張設体4の直下に垂下し、地
上に載置した底金具7に連結支持されているた
め、下横桟3bの支持作用も有すると共に充分な
支持力を有し、上下横桟3a,3bが加重に耐え
られない場合に補助支柱5の張設体4及び下横桟
3bへの支持作用で垂れ下がりを防止し、その結
果、上横桟3aへの加重が減じ、上横桟3aの垂
れ下がりをも防止することとなる。
又、底金具7は地上に載置し、補助支柱5と連
結することで補助支柱5が張設体4及び下横桟3
bに当着し、加重を得ている事を相まつて、底金
具7の定置作用及び支持作用を行つている。
《実施例》 第1図は本考案の一実施例を示す正面図であ
り、地中に埋設した基礎台1を定間隔で施設し、
基礎台1に立設固定した支柱2,2…に上下横桟
3a,3bを架設固定すると共に、金網等の張設
体4を上下横桟3a,3b及び支柱2間に張設し
てある。
支柱2と上下横桟3a,3bとの固定は、適宜
公知手段で連結し、又張設体4の張設も横桟3の
形状に応じた各種取付具を必要により併用して取
り付けるものである。
5は補助支柱であり、第2図の縦断面図に示す
如く、フエンスの前後面に当て、上端は上横桟3
aに近接し、上下横桟3a,3b間に渡つて伸
び、下部6は下横桟3bの円形弧面に沿つて屈曲
しながら当接支承する恰好で垂下し、地上面10
に載置した底金具7に連結部材11で取り付けら
れている。
底金具7は底板8を有し、安定して地上に載置
でき、補助支柱5の下部6との連結部である起立
片9を有し、上下方向に複数の取付孔を穿設して
上下調節可能に補助支柱5を連結できる。
又、フエンスの前後面に当てた補助支柱5,5
は、互いに連結部材11で固定し、張設体4及び
下横桟3bを挾着して一体化することとなる。
第3図はフエンスに当着する補助支柱5を一面
にのみ当接し、他面は補強板13を当てて挾着し
たものであり、第4図は補助柱5を一面にのみ当
接したもので、張設体4と直接連結部材11で一
体化している。
第5図は補助支柱5の下部6の底金具7との連
結部を螺杆6aとし、底金具7の起立片9に挿通
し、螺杆6aに螺合した調節ナツト12,12で
適宜位置で連結固定するものである。
第6図はフエンスの前後面に当着する補助支柱
5を上端で一体としたものであり、又、第7図乃
至第10図はL型の横桟に補助支柱5を設ける一
実施例を示すものである。
《考案の効果》 以上の様に本考案は、支柱2,2間に補助支柱
5を設け、下横桟3b及び張設体4、更に上横桟
3aを間接的に保持するため、各部材の積雪によ
る重圧を受けることができるから、上下横桟3
a,3b及び張設体4の垂れ下がりを防止できる
効果がある。
そして、補助支柱5は下横桟3bに当接し支承
する恰好となるため、補助支柱5のフエンス支承
力を強大にする効果がある。
又、補助支柱5を支承する底金具7は地上に載
置するだけで特別の基礎工事を要しないため、施
工が極めて簡単であり、張設体4及び下横桟3b
と一体と成つた補助支柱5との連結で底金具7も
ネツトと一体と成り、載置位置が安定し、下方向
への荷重に充分耐えられる効果を有するのであ
る。
更に、補助支柱5と底金具7の連結位置の調
節、或は底金具を取り替えることにより、下横桟
3と地上と間隔及びその変化に対応できる効果も
有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図A−A線断面図、第3図乃至第5図は
他の実施例を示す縦断面図、第6図乃至第10図
は他の実施例を示す一部縦断側面図である。 符号、1は基礎台、2は支柱、3は横桟、5は
補助支柱、6は下部、7は底金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に対向して設置した横桟桟a,桟b及び横
    桟3a,3b間に張設した張設体4を、地中に埋
    設した基礎台1に立設固定した支柱2で支持する
    フエンスに於いて、支持2,2間に配設した補助
    支柱5を、上下横桟桟a,桟b間に張設体4に当
    着して折曲し、かつ下端は張設体4の直下に垂下
    し、地上に載置した底金具7に連結支持したこと
    を特徴とするフエンス。
JP1986182172U 1986-11-27 1986-11-27 Expired JPH0440355Y2 (ja)

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JP1986182172U JPH0440355Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JP1986182172U JPH0440355Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JPS6386261U JPS6386261U (ja) 1988-06-06
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JPS5957664U (ja) * 1982-10-06 1984-04-14 帝国産業株式会社 金網柵

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JPS6386261U (ja) 1988-06-06

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